赤ちゃんや小さいお子さんを育てているママさんの中には「うちの子本当に水もお茶も飲んでくれない・・・」と悩んでいる方が多いと思います。 特に夏場は困りますよね。 そんな私も、息子が全く水や麦茶を飲んでくれず悩んだ時期がありました。 息子が10ヶ月頃だった当時が真夏だったこともあり「母乳以外にも水をしっかり飲ませたい」と思いあらゆる手段でマグで水を飲ませようとしましたが、まったく飲んでくれずお手上げ状態でした。 ですがそんな私を悩みに悩ませまくった息子も、1歳2,3ヶ月頃からは自分で上手にストローマグで水を飲むようになり、1歳7ヶ月になった今では自分でマグを探して一人でゴクゴク飲んでいます。 お水を飲んでくれない時期は何をやってもダメで本当~に悩みましたので、私が息子のためにやった対処法、たくさん悩んだ結果今になって思うことをご紹介したいと思います。 これで飲んだ!子供が水・麦茶を飲まない時に私がやった方法とは? そんな私が試行錯誤をして、やっとお水を自分で上手に飲むようになった息子の経験から、子供がお水を飲むようになるまでやったことをご紹介したいと思います。 夏場の赤ちゃんは母乳やミルク以外の水分補給が大事 赤ちゃんは汗っかきで代謝も良いので、 赤ちゃんは大人よりも脱水症状になりやすいとも言われています。 (これを聞くとなかなか水を飲まないお子さんのママはゾッとしてしまいますよね。 でもそうなんです。 ) そのため、ある程度の月齢になると母乳やミルク以外に水分補給をしてあげることが大事になります。 ですが、新生児から~生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは母乳やミルク以外水分補給は必要ないと言われているので、水分補給はしなくても大丈夫です。 その後の2~6ヶ月頃前でも基本的にはミルクや母乳を優先して与えることが大事ですし、母乳はいくらでもあげても良いと言われているので、喉が渇いていそうだったら母乳で水分補給をしてあげましょう。 その後の6ヶ月以降は離乳食も始まるので、少しづつママも断乳・卒乳を考え出しますし、補助的に水筒を持ち歩くママが増えてきます。 うちはCombiのテテオマグセットで麦茶デビュー 息子が7ヶ月くらいの頃に冬が終わり、春になったことを境に息子に麦茶デビューをさせました。 その時に使ったのが「Combi コンビ テテオ パーティーマグ 離乳ナビセット Neo」です。 このセットはこれだけのものがセットになっています。 (300ml用のストローは紛失してしまいましたが、これだけ揃っています!) このセットは、生後5ヶ月頃からを対象に 月齢に合わせてボトルの口を変えることができます。 最初は口を哺乳瓶タイプのものに、その後はストローの練習にもなるスパウトタイプのもの 細いタイプと太いタイプの2種類 、コップで飲む練習用の直飲みができるタイプ、ストロータイプ、またスプーンまでついています。 これを出産祝いでくれた友人はすでにママだったこともあり「うちの子もこれ一式使ったんだけど、これ全部揃っててすっごい良かったから!」と言ってこのセットをくれました。 だけど口を変えても全然水を飲んでくれない息子 最初はこのCombiのマグセットの、口が哺乳瓶のタイプのものを使って麦茶をあげていました。 (写真左下のピンクのキャップ) だけど全然減っていないし、息子も途中で飲むのをやめてしまう。 「それなら!」と思いストローの練習も兼ねてスパウトタイプ(写真の紫キャップ)に挑戦するも、最初だけ飲んでだんだん飲まなくなる。 そして ストロータイプも試すものの、最初は珍しいようで上手に吸ってゴクゴク飲むのに、慣れてくると飲まなくなる。 マグで飲めないわけじゃないのに飲まない、という日が続きました。 卒乳に向けてしっかり水分補給はして欲しいし、せっかくあるんだからマグでしっかり飲んで欲しい。 そんな息子が10ヶ月頃から私と息子の水分補給戦争は始まったのです。 子供に水を飲ませるために私がやった8つの方法 うちの息子は10ヶ月頃から離乳食が3回食になり、そして母乳もだんだんと欲しがらなくなりました。 それなのにお水や麦茶は嫌がって飲まないのです・・・。 当時の息子の水・麦茶イヤイヤ症状はこんな感じでした。 ・ストローマグを嫌がって口をつけない ・口をつけても少し飲んでやめる(本当に1ゴクリくらい)、 ・ストローマグをもはやおもちゃだと思って遊ぶ(でも飲まない) 結局、1日5ゴクリしたらいい方でしたし、1日に30mlくらいしか減っていないこともよくありました。 そこから私は、ありとあらゆる手段で息子に水分補給をさせようと必死になりました。 その結果、私がいろんなことを試しに試した試行錯誤の末、 いろんなことをやって息子に「水を飲む」ということを教え込みました。 それは直飲みタイプ。 「ストロータイプを嫌がるのなら、いっそのこと直飲みタイプでもいいのでは?これをマスターしてくれたらコップでも飲めるだろうし!」と思い、マグの口を直飲みタイプにも変えてみました。 ですが、この頃の息子はまだ1歳になる前ということもあり直飲みだと上手に飲めず、ダラダラ~~~と口から麦茶が溢れてきてしまいました。 その後何度か練習させましたが、やっぱり溢れて洋服が水浸し。 少量の水を少しづつ口に含ませても、やっぱりダラ~~~。 この月齢の子に直飲みはまだ難しかったです。 使っていた麦茶はこちらです。 この和光堂の粉末麦茶には「袋1包あたり100mlの水で作る」と書いてありましたが、それで作ると濃すぎるんですよね・・・ 明らかに色も濃いし、味も濃い。 なので普段はかなり薄めて作っていましたが、その味が嫌だったのか? 「むしろ私が薄め過ぎていた?もっと味が濃い方が飲むのか?」と思い、和光堂の麦茶を箱に書いてある通りの濃さで作ってみました。 そこで2Lのペットボトルの天然水を買ってきて、それを与えてみることに。 最初は中身が透明だし今までのような麦茶色をしていないからか、少し珍しそうに見て飲んでくれました! だけどやっぱり少しすると「イヤイヤ!」が始まり、結局水もダメでした。 他のママ友からは「りんごジュースをあげてみたら?」と言われることもありましたが、 私の中ではジュースは最終手段だと思っていました。 「ジュースをあげたらもう麦茶や水は飲んでくれなくなる!」と思っていたので、ひとまずジュース案は後に回すことに。 そこで考えたのが、水に少し味をつけてみること。 それは 水に果物を混ぜるという方法です。 当時息子はキウイが大好きだったので、キウイを細かく刻んで水に混ぜてみることに。 するとおしゃれなカフェで置いてあるようなフルーツたっぷりのデトックスウォーターのようになり、私も作っていてテンションが上がりました。 笑 それを「キウイだよ!」と教えて飲ませると、 ゴッッックゴク飲みました!!!! 「やっぱり味か!しかも大好きなキウイなら飲んでくれるのか!」と思い、ゴクゴク飲んでくれる息子の姿に感動。 その後はしばらくはキウイウォーターを飲んでくれていたので、息子にはキウイウォーターを毎日作ってあげるようにしました。 ですがしばらくすると味に飽きてくるのか、次第に飲まなくなり「イヤイヤ!」が始まりました。 その後はオレンジを混ぜたりしましたが、最初は飲むけどまた嫌になる時期が来るという感じでした。 「大好きなキウイでもダメか・・・」と凹み、次の案を考えることに。 (もうこの頃から思考がおかしくなっていた) そこで、子供用マグメーカーでおなじみの Richell(リッチェル)の「おでかけストローマグ200」を買ってみることに。 だけど時間が経つと毎度のことながらやはり「イヤイヤ!」が始まる。 ですがやっぱりまだ1歳ちょっとだと、 こぼす!濡れる!投げる!びちゃびちゃになる! これは親の見張りが必要だし、本当に大変なので速攻でやめました。 「これは外ではあまりできないけど、家の中だけでもきちんと水分補給をしてくれればなんでもいいや!」と思い、哺乳瓶で麦茶をあげてみるものの、哺乳瓶自体を嫌がられる。 もうこの頃には1歳2ヶ月くらいだったため、横になって飲むということが嫌なようでした。 すると ゴックゴク飲む!!! 水が200mlに対してミルクをほんの少ししか入れていないのに、それでも一気飲みするくらいに飲む。 「ちゅ~~~ゴクゴク。 チャチャ(お茶のこと)美味しいね!」と息子に話しかけながら私がストローで飲んでいるところを見せ、「一緒に飲もう!」とストローマグを差し出すと、息子も同じようにしたいのか一緒に飲んでくれるようになりました。 「そうか!やっぱり大人と同じことしたいよね!」と思い、しばらくこれを続けていると、 次第に息子が何も言わなくても自分からストローマグで水を飲んでくれるようになりました。 そしてその後は「チャチャは?」と聞くと、自分で麦茶の入ったストローマグを探しに行き、ゴクゴク飲むようになってくれました! ママが子供と同じことをする・話しかけながら一緒に飲むことが息子にとってよかったのかなと思います。 「やっぱり大人の真似って大事なんだな」と改めて思いました。 ちなみに一緒に「カンパイ」も大ヒット! また、一緒に飲むということに加えて、息子に「カンパイ(乾杯)」を覚えさせました。 私と息子がそれぞれコップを持って「カンパ〜イ!」とお互いのコップを軽く当て、私がお茶を飲むフリをすると、息子が「カンパイ」を面白がって「もう1回!」とねだるようになりました。 その後、何度か続けていくうちに 「乾杯をしたらコップに口をつける(=水を飲む)」ということを覚え、乾杯をするたびにゴクゴク飲んでくれるようになりました。 これも「ママと一緒に同じことをする」という意味では、子供にとってはかなり面白く興味を持つことだったようです。 一緒にストローでお茶を飲むということに加え、 乾杯を覚えさせるということもおすすめです。 今振り返って思うことは「私が神経質すぎだっただけかも」 上でご紹介した通り、うちの息子の場合は 「私が息子と同じことをする」ということが当たり、やっと自分からお水を飲んでくれるようになりました。 ですが、当時は本当~に水を飲んでくれませんでした。 当時はもう母乳は自分からは欲しがらず、月齢的にももういいかなと思い卒乳もしましたが、卒乳後も1日50mlしか飲まないという日もありました。 他の子が上手にマグボトルで麦茶を飲んでいると「いいな~ちゃんとお水を飲んでくれて・・・」と思ってしまうし、いろんなママ友にもどうやったらお水を飲んでくれるようになるかをたくさん相談していました。 その結果、上で書いたようないろ〜んなことをやり、最終的にはうちの息子は1歳2,3ヶ月頃から自分でゴクゴクお水を飲むようになりました。 だけど息子がやっとお水をゴクゴク飲むようになってくれてから思うことは、 私が神経質すぎたなということ。 当時、栄養士さんや保健師さんにも相談したところ、 「おしっこの回数も問題はないしご飯はきっちり量もしっかり食べるから、そんなに心配しなくていいよ」と言われました。 そして先輩ママからは 「そういう時期あるけど、歩いて動くようになって汗かけば勝手に飲むから大丈夫!」とも。 その言葉に「ほんとに???」と思っていましたが、確かにその通りだと思います。 1歳2ヶ月くらいまでだと歩いてもヨチヨチなので息が上がるほど動き回らないから、そこまで水分を欲しないのかもしれません。 また、3食食べているご飯にも大人が思っている以上に水分は含まれているそうです。 ご飯をしっかり食べるだけでも、子供によってはそこまで喉が乾かないんだとか。 当時は「どうしようどうしよう。 全然水を飲んでくれない。 他の子はみんなゴクゴク飲んでるのに」と悩むことも多かったですが、子供は子供のペースで成長をするし、少しづつマグボトルの使い方も水の飲み方も知って、水を欲するようになります。 あんなに悩んでいたのがバカバカしいくらいに、今では息子は自分から飲み終わったボトルを私の方に持ってきておかわりをねだるようになりました。 (現在1歳7ヶ月) だって 水を飲めない大人はいないし、コップを使えない大人はいない!!! 「いずれはみんな飲めるようになるんだから、それを無理やり飲ませようとすること自体が良くなかったな~」と今は思います。 (今は・・・当時は考えられなかったですけど) 私が当時やっていたどうしても飲まない時の対処法 それでもやっぱり「子供が全く水を飲んでくれないから不安!」という人はいると思います。 そんな時、私が上で紹介した以外でもやっていたことがあるのでご紹介します。 「水分補給をさせる」と思うとどうしてもストローマグやコップで水を飲ませることを優先に考えてしまいますが、1日3回の食事でスープを作って食べさせるだけでも、これも立派な水分補給です。 当時の私は水分補給にはかなり神経質になってしまっていたので、その頃の息子の月齢で必要な量の水分量を3で割って、その量のスープを食事ごとに与えていました。 また、スープでなくてもご飯にダシ汁やお味噌汁の上澄みをかけて食べさせたりもしていました。 今思えばこれだけでも十分です。 夏場は息子も冷たいものが口に入ると面白いようで喜んでいました。 ですがやりすぎるとお腹が冷えてしまうのでやりすぎには注意ですし、必ず小さく溶かしてから与えるようにしてください。 みかんやオレンジ、キウイ、イチゴなど、月齢に合わせて子供が食べやすいフルーツをちょこちょこ食べさせるという方法もおすすめです。 私はお昼ご飯から夜ご飯まで時間が空くおやつの時間帯や、なかなか水を飲んでくれない時間帯が続いた時にフルーツを食べさせたりしていました。 ママは子供の水分補給で悩むけど大丈夫!温かく見守ってあげて ママとしては、子供がなかなか水分補給をしてくれないと悩んでしまいますよね。 特に水を飲ませようとした時に「イヤイヤ!!」と泣いて拒否をされてしまうと、もうお手上げ状態になってしまいます。 ですが大丈夫です。 いつか子供は絶対に水を飲みます。 これは悩みに悩んだ私がすごく実感しています。 子供であっても人間は絶対に水分を欲する時が来るし、マグボトルを近くに置いておけば喉が乾けば勝手に飲みます。 私は悩んでいた最後のほうは「もう勝手にして!」と思い、マグボトルを息子の近くに置くだけという時期もありましたが、気づけば勝手に息子がマグボトルを自分で持って飲んでいたりしていました。 (今となっては私から息子に飲ますことは少なく、家では常にそうしています) 当時、息子の水分補給のことで悩んで何度も息子の口にストローマグを運んでいた私ですが、今思えば あの頃は息子と私の水分補給のタイミングが合わなかっただけなんだと思います。 ママとしては水分が取れているか心配になってしまいますが、水を飲めない大人はいません。 いずれ時間がかかっても必ず飲めるようになるので、今はお子さんが自ら水分補給をするまで温かく見守ってあげてください!.
次の赤ちゃんって触ると温かくてしっとりしてお肌がプニプニですよね。 赤ちゃんのプニプニの癒し効果は抜群で、いつまででも触っていられるたまらない気持ちよさ! 2歳の息子もまだプニプニですが、生まれて数か月の頃のぷくぷくした感じはめちゃくちゃ懐かしいです。 このプニプニこそが水分量たっぷりの証! 赤ちゃんの水分量は体重の80%を占めるといわれています。 つまり飲ませた水分がほとんど赤ちゃんを作り上げているといっても過言ではありません。 となると、飲ませる水分の質や量のチョイスは責任重大! 赤ちゃんを健やかに成長させるためのカギを握っているはず! ということで、今回は赤ちゃんの水分補給を掘り下げてみたいと思います! もくじ• 赤ちゃんの水分補給はいつから?こまめな水分補給が必要なワケ 赤ちゃんは大人に比べて脱水症状を起こしがちなため、こまめな水分補給が必要です。 なぜ脱水症状を起こしやすいかというと、 赤ちゃんは体の80%が水分なのに、しょっちゅうおしっこや汗で水分を失い続けているからです。 ちなみに、大人の場合、体重1キロ当たり1日40ccの水が必要なのに対し、 赤ちゃんの場合は体重1キロあたり1日100~150ccで、なんと 大人の3~4倍の水分が必要といわれています。 それだけ必要なのにおしっこや汗ででていってしまうので、水分補給が欠かせないというわけです。 ではなぜそんなに水分がたくさん必要かわかりますか? 実は水分は目まぐるしく成長する赤ちゃんのために必要なエネルギー源なんです。 というのも、生まれてから1歳を迎えるまでの1年間は最も成長が著しく、身長は1.5倍、体重は3倍くらいになります。 ものすごい勢いです!大人だと、体重が1年で3倍になったらえらいことです。 ごっつあんです 笑 その成長スピードを賄うのが水分というわけ。 ここまでくると、わぁ!しっかり飲ませなくっちゃ!! と思うかもしれませんが、 基本的に母乳やミルクを飲んでいる時期はほかの水分を無理に飲まなくても大丈夫です。 離乳食がスタートし始めたら、母乳やミルク以外の水分を少しずつ試してみるといいですね。 ちなみに8か月で離乳食をスタートした息子は、離乳食を始める1週間前くらいから、お白湯を一さじ飲んでもらってスプーンを受け入れる練習をしていましたが、それまでは母乳以外の水分を一切飲んでいませんでした。 離乳食がスタートしても、水分補給はあくまで母乳がメインでしたが、暑い日や汗をたくさんかいた時で、すぐに授乳できない時は一口お茶やお水を飲んでもらうことが徐々に増えていきました。 母乳以外の水分をある程度水分補給として飲むことが定着し始めたのは離乳食がはじまって2~3か月たってから。 日中の授乳が少しずつ水分と置き換わっていく形で水分補給が増えていきました。 水分補給は大切ですが、母乳やミルク以外の水分は飲ませすぎると赤ちゃんに負担がかかります。 実際どれくらい飲めばいいのか、順番にお伝えしていきますね。 赤ちゃんの水分補給!量はどれくらい?飲ませるときに大切なポイントとは? ・赤ちゃんの水分補給の一回量 赤ちゃんの水分補給は離乳食を開始しても 1回あたりの水分補給は20~30ccまでで大丈夫です。 30ccというと大さじ2杯分。 大人が見ると結構少ない気がしてしまいますが、この頃の赤ちゃんのご飯(お粥)の量が30gくらいなのでご飯と同量の水分と考えると、十分すぎるな、という気もしてきますね。 我が家では水分は押し付けず、飲みたいときに飲める位置に置いておいて、勝手に飲んでいるということが多かったですね 笑 名付けて給水ポイント方式 笑 夏の暑い日は親がこまめに水分補給を促して管理する必要がありますが、普段は飲みたいときに一口飲んでたらそれで十分。 給水ポイント方式にしていると、飲みたいときにちょっとだけ飲むことに慣れるので、一度にごくごくとがぶ飲みすることがなくなるような気がします。 さらに食事中の水分補給ではもうひとつ気を付けたいことがあります。 ・食事中の水分補給で気を付けたいこと 食事中の水分補給はズバリ!マストではありません。 よく離乳食の食事とともに水分を与えている方がいらっしゃいますが、実はこれはあまりお勧めしません。 その理由は2つあって、 1つ目は 赤ちゃんの消化の妨げになるからです。 赤ちゃんはまだ消化液が未発達で胃液も殆ど出ていません。 そこに水分がたっぷり入ってきてしまうと、ただでさえ薄い消化液がさらに薄まって消化の妨げになるのです。 2つ目は 消化力が育たないからです。 水分を飲んでしまうと、簡単に食べ物を胃の方へ流し込んでしまいます。 大人だったら、水分を全部持っていかれるクッキーを食べいてのどに詰めそうだから慌ててコーヒーを飲んだ、なんていうことがありますが、赤ちゃんの離乳食は基本トロトロ。 もともと水分たっぷりで飲み込みやすいようにしていますよね。 食べ物を口に入れたらまずは唾液と混ざることで消化の第一歩が始まります。 離乳食を始めたての赤ちゃんはまだ飲み込むだけで精一杯なのですが、少しずつ「噛む」というスキルを上げていって、唾液と混ぜることをしていきます。 それが、食事のたびにサーっと水分で流し込む習慣がつくと、消化のスキルがなかなか上がっていかないんですね。 ちなみに私の旦那は食事の時に絶対飲み物が欲しい派のお茶飲み星人なんですが、胃腸弱め男子なのに対し、わたしは食事中ほとんど水分なしで行けちゃうタイプで(お酒は別 笑 )よっぽどのことがない限りお腹の調子を壊さない胃腸強め女子です 笑 もちろん、のどに詰まりそうだったり、飲み込めずに苦しそうな時のために水分をスタンバイしておくのはいいのですが、 必ず飲ませないといけない、というものではないと覚えておいてくださいね。 ・水分を飲ませるときに大切なポイント 水分量よりも何よりもこれだけは押さえてほしい!と思っているポイントがあります。 それは 「温度に気を付けること」です!! 何を飲むにしてもこの温度だけはめちゃくちゃ気を使ってほしいんです。 考えてみてください。 離乳食が始まるまで一生懸命調乳していた時、あっついお湯を人肌になるまで頑張って冷ましていましたよね。 母乳はもちろんママの体温で温められてちょうどいい温度で提供しているわけです。 夏の暑い日も、お風呂上がりでホッカホカの時も常温以上を飲んでいた赤ちゃんに、常温より冷たい飲み物を与えてしまうと、胃腸が冷えて消化吸収機能がうまく働きません。 体の中に消化吸収事務所があったとして、クーラーガンガン、極寒の環境下だったと考えると、手がかじかんで仕事(食べ物の処理)が進まなさそうですよね。 冷たい飲み物はそんな極寒の状況を作り上げてしまうんです。 冷たい飲み物を飲みなれてしまっている大人にとって、夏の暑い日にぬるめの飲み物なんて、汗だくを助長する拷問かな、とか思ってしまいますが、赤ちゃんには冷たい飲み物は思いのほか負担になってしまいます。 そんなわけで 常温以上を徹底してほしいな、と思います。 赤ちゃんのうちはこの温度管理をできるだけ徹底しておくことで、胃腸に負担がかからず、消化吸収機能(中医学では脾の機能といいます)が整っていくので風邪をひきにくくなったり、免疫力が上がったりといいことがあります。 (ちなみに大人でも、同じように効果が期待できます。 ) 2歳になる息子のストローマグには今でもぬるめのお白湯を入れていることが多かったです。 すぐに冷たくなってしまう冬は魔法瓶にお湯も一緒に持ち歩いていました。 (今も) そうすると外食の時に出してくださるおひやが冷たくて飲めないみたいで拒否されます(苦笑)が、お腹はめちゃくちゃ強い気がします。 息子の飲み物はほとんどお白湯なのはこぼされても被害が少ないから、という裏話は置いておいて、一応他の飲み物も飲ませていました。 そんな飲み物の種類についてもお話ししていきましょう。 赤ちゃんの飲み物はどれがいい?飲み物選びでの注意点! スーパーやドラッグストアのベビーフードコーナーには様々な赤ちゃん用の飲み物が売られています。 基本は赤ちゃんに刺激の少ないもの、という観点でつくられているので大体は ・ノンカフェイン ・ミネラル分の少ない軟水(純水) ・糖分が入っているジュース類は甘さ控えめ こんな感じのものが多いですね。 赤ちゃん用と書いてあるから、どれでもいいんじゃないの、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、飲み物を選ぶときに是非押さえておいてほしいことがあります。 ・ジュース類に手を出さない お白湯やお茶ばかりでは飽きちゃうから…とつい手を出してしまったら最後、赤ちゃんはジュースが大好きになってしまいます。 少量とはいえお砂糖が入っている飲み物は、虫歯の原因になるばかりか、どんどん依存してしまう傾向にあります。 お砂糖への依存は結構強力で、切れやすい子、落ち着きのない子になりやすいといわれています。 私は赤ちゃん向けのジュースは売らないでほしいと思っているくらい 笑 水分補給で甘いものを飲むのはまだ10年早い!と思っています。 ・添加物に注意 ベビー用のものなので、保存料が入っていることはほぼありませんが、割とお茶に酸化防止剤(ビタミンCという表記)が入っているんです。 お茶の保存性を高めるために入っていて、ビタミンCと書いてあると、なんかお肌によさそうとか思ってしまいますが、添加物には変わりありません。 ビタミンCそのものは水溶性のビタミンで、たくさん摂ってしまってもおしっことして排泄される比較的安全なものではあるのですが、問題なのはそのビタミンCが合成されたものであることです。 原料に遺伝子組換のジャガイモやトウモロコシを使用していることもあるそうですが、原料の原料は表示義務がないのでその辺も赤ちゃんにあげる飲み物としてはちょっと心配なところ。 レモンを絞って入れているならともかく(そんなお茶もいらないですが 笑 )赤ちゃんのうちは不自然なものや無理にとらなくていいものは極力避けたいです。 しっかり探していくとビタミンCが入っていないお茶もあるので、良く成分表示を見て選んでくださいね! 赤ちゃんといえば麦茶なのはなぜ?麦茶以外の選択肢は? 赤ちゃんのジュース以外の飲み物といえば、圧倒的なシェアを誇るのが麦茶です。 なぜ 赤ちゃんに麦茶なのかというとノンカフェインであること以外にミネラルが豊富で脱水症状対策になるからです。 夏の暑い日に麦茶を飲む鶴瓶さんのCMがありますよね。 脱水気味になりやすい赤ちゃんにとってばっちりな飲み物。 やはりトップシェアには訳がある! しかし、麦茶薬膳的には少し体を冷やす効能を持ちます。 寒い冬はこれ以上身体を冷やしたくないので他の選択肢も欲しいですよね。 そこで、 BABY薬膳的にはお茶も効能を比べながらチョイスしてほしい!と思います。 ノンカフェインのお茶は授乳中や妊娠中のママにもうれしいお茶なので、母子でシェアできるお茶を中心にご紹介します。 ・コーン茶 韓国でメジャーなとうもろこしの粒とひげを炒ったものでつくられたお茶です。 トウモロコシはお腹の調子を整えてくれる食材です。 特に梅雨時期の重だるい時や、夏の暑い時の水巡りを良くするのが得意。 体も冷やさないので、麦茶が苦手な赤ちゃんにはコーン茶を試してみましょう。 トウモロコシのひげにはおっぱいを出しやすくする効能も持つので、まだ授乳中のママは母子でシェアするといいですね! ・ルイボスティ ルイボスティは南アフリカが原産のマメ科の植物で、ビタミンやミネラルが豊富なお茶です。 抗酸化作用があるのでママの美肌対策にもなって、妊婦さんにも安心して飲めるお茶として最近有名になってきました。 赤い色をしているので、薬膳的には血の巡りをサポートしてくれる働きもあるといわれています。 ほのかな甘みが赤ちゃんにも受け入れやすく、身体も冷やさないのでこちらもオールシーズン使えるお茶です。 ママが疲れやすいな、というときや、赤ちゃんが寝てくれなかったり、疳の虫が強い場合は血の巡りを改善できるルイボスティを試してみましょう。 ・黒豆茶 黒豆茶は黒い皮の部分に血を増やす効果があります。 また 黒い食材は薬膳的に生命エネルギーの底上げができるといわれています。 成長発育が著しい赤ちゃんのサポートにもってこいのうれしい効能ですね。 黒豆はタンパク質に分類されるので、赤ちゃんがタンパク質を始めたら試してみましょう。 アンチエイジング効果もあるのでママにもうれしいお茶です! まとめ ここまでをまとめてみましょう!.
次の麦茶はコーヒーや緑茶などのようにカフェインを含まないことから、体に優しくて赤ちゃんでも水分補給がしやすい飲み物ですね。 特に母乳やミルクから離乳食へ移行した時に飲ませるにはうってつけの飲み物ですよね。 でも赤ちゃんはそれまでの母乳やミルクの甘さに慣れちゃっていますから、急に麦茶を渡されても 嫌がって飲まない!ということがよくありますよね。 飲ませようとしても口から吐き出してしまったり・・・もったいない! まあ慣れないものというのは急に渡されてもなかなか受け入れられないというのがありますよね。 私も初めて「炭酸」や「わさび」を食べたり飲んだりした時は「 なにこれっ!?」って子供ながらに衝撃を受けた覚えがあります。 赤ちゃんにとっての麦茶というのはそういうものなのでしょう。 こちらではそんな麦茶を嫌がって飲まない赤ちゃんへの麦茶の飲ませ方というのをお話していきたいと思います。 なぜ赤ちゃんに麦茶が良いのか 麦茶がなぜ赤ちゃんに良いのかということをまずお話していきましょう。 まず一つ挙げられるのは「 ノンカフェイン」であること。 カフェインはご存知のように 覚醒作用や 解熱鎮痛作用があります。 これは適量ならば眠気や疲労を回復してくれる効果がありますが、あまり多く飲ませると 情緒不安定になってイライラしたり、寝付きが悪くなって 夜泣きしたり、落ち着きがなくなってしまったりするので赤ちゃんに飲ませるのは要注意。 特に大人と違って体が小さいですから少量でも影響が出ることが考えられます。 なるべくカフェイン含有の飲み物を飲ませるのは避けたいところです。 二つ目に挙げられるのは 虫歯予防の効果があるということ。 ジュースなどと違って 糖分が含まれていないことは当然ですが、それと同時に離乳食を食べた直後に麦茶を飲ませる子でまだ歯磨きが出来なくても食べかすを洗い流してくれるという効果も期待できます。 三つ目に挙げられるのはミネラルが含まれているということ。 まあ正直言って麦茶に含まれるミネラルというのはたかが知れてるんですけど、マグネシウム、カリウム、亜鉛などのミネラルを含んでいることからミネラル補給の効果もある程度期待できます。 とりあえず、体に悪い物が入っていないということで水分補給の目的で飲ませるのには良いということがわかりますね。 水分補給ならジュースでも良いのでは? 麦茶がダメならジュースを飲ませればいいじゃない! そんなマリー・アントワネットママの声も聞こえてきそうですが、これはあまりオススメしません。 それは 赤 ちゃんがジュースの甘さに味を占めてしまう可能性があるから。 ジュースには赤ちゃんに飲ませるには余計な 糖分が多すぎます。 しかしその糖分による甘さに赤ちゃんが依存してしまうのです。 そうするとジュースしか飲まなくなってしまって、お茶をあげてもジュースの美味しい味に慣れてしまっているから「 ジュースがいい!」とグズりだしてしまいます。 糖分が多ければ当然、虫歯や肥満のリスクにもつながりますしね。 赤ちゃんというのは自制が効きませんから、与えすぎるとどんどん飲んでしまいますよ。 そういえば以前、タイに「 ヘビースモーカーの赤ちゃん」なんてのがいましたよね。 正にこれは 自制が効かなくなってしまった赤ちゃんの典型例。 この赤ちゃんが今どうしているのかわかりませんが・・・きっとタバコをやめるのに苦労しているんじゃないでしょうか。 まあこれは極端な例かもしれませんが、赤ちゃんのうちからガバガバジュースを飲ませるというのは赤ちゃんを将来こんな子供にしてしまう可能性があるということ。 だから ジュースの美味しさは教えてはいけないのです。 となるとやはり、赤ちゃんに水分補給で飲ませるものはノンカフェインの 麦茶が一番安心なんですよね。 まあたんぽぽコーヒーとかもノンカフェインですけど、そのへんのコンビニで買えるかといったらそれは無理ですしね。 結局は麦茶を飲ませるのが一番良いってことになります。 赤ちゃんが麦茶を飲まない理由は「苦味」! 赤ちゃんが麦茶を嫌がって飲まない理由は、当然ですがその「 苦味」にあります。 それまでミルクや母乳といったマイルドな口当たりの飲み物で水分補給していたのですから当然ですね。 元々赤ちゃんというのは本能的に甘いものを好んで飲みます。 だからこの世に生を受けてすぐにお母さんのお乳を飲むことができるのです。 対して「苦味」や「酸味」というのは本能的には「毒」として吐き出そうとします。 大人になってからビールとか漬物みたいな苦いものや酸っぱいものを美味しく感じるのは「 慣れ」「 経験」によるところが大きいです。 麦茶は比較的苦味が薄いお茶の部類だとは思いますが・・・それでも赤ちゃんにとっては苦いんです。 そこで苦味を和らげるために、世のママさんたちは「麦茶に 白湯を混ぜて薄めて飲ませる」なんて飲ませ方もしていますね。 白湯って要は ただの煮沸したお湯なんですけど、これが水道水やミネラルウォーターで薄めるのでは赤ちゃんに負担がかかるから、わざわざ煮沸したお湯を加えているのだそうです。 なかなか手間がかかる! 私は横着者なので、わざわざ白湯を作って混ぜる・・・という発想には至りません。 しかも白湯を混ぜて薄めて飲ませても2回に1回飲んでくれるかどうかだったなんて話もあります。 もちろんそれで赤ちゃんに麦茶を飲ませることができれば良いですが、私が考える「もっと良い麦茶の飲ませ方」は、ズバリ 甘さを加える!ということです。 麦茶に甘さを加える飲ませ方とは? これまで散々ジュースは太るだの依存症になるだの言ってきたのに麦茶に甘さを加えるなんて・・・ そうお思いになった方もいらっしゃるかもしれません。 しかし私が言う「麦茶に甘さを加える飲ませ方」というのは、 ジュースのように過剰に甘くするのではありません。 そして 砂糖を使うわけでもありません。 じゃあ何を使うのかというと、それは オリゴ糖です。 オリゴ糖は砂糖ほどの甘さではありませんし、 カロリーもあまり気にしなくていいです。 何よりもただ白湯を混ぜるのと違って、オリゴ糖は赤ちゃんの体にも 良いことがいっぱいあるんですよ! 赤ちゃんにオリゴ糖って飲ませていいの? 単純な疑問として「 赤ちゃんにオリゴ糖は飲ませていいの?」というものがありますよね。 というか実は、赤ちゃんに飲ませる母乳にはすでに 100種類以上のオリゴ糖が含まれています。 オリゴ糖というのは体に消化酵素を持たず消化できない糖類なのですが、面白いことに現存する哺乳類の母乳には全部「 赤ちゃんが消化できないオリゴ糖」が含まれているんです。 消化できないのになぜオリゴ糖が母乳に含まれているのか?という疑問が湧いてきますが、それは「オリゴ糖によってもたらされる健康効果が 種の生存を有利にしてきた」ということの証でもあるのです。 具体的にオリゴ糖って何が赤ちゃんに良いの? オリゴ糖の健康効果として「整腸作用がある」という風に言われていますが、これをもっと詳しく言うと 「 腸内のビフィズス菌のエサになる」 ということになります。 ビフィズス菌は善玉菌の代表的な存在で、大腸内に占める善玉菌のうち 99. このビフィズス菌は「 消化されない糖質」が大好物で、消化されずに大腸へ届いたオリゴ糖なんかは正にうってつけのエサになってくれます。 オリゴ糖がビフィズス菌に届けられると、それをエサにしてビフィズス菌が増殖したり、代謝して 短鎖脂肪酸を生み出してくれます。 「整腸作用」という風にざっくりと言われているのは、実はすべてこの「 短鎖脂肪酸を生み出すこと」によってもたらされます。 短鎖脂肪酸が生み出されると ・腸の蠕動運動を活性化して 便秘を解消する ・腸内を酸性に保って 悪玉菌の繁殖を防ぐ ・余分な 糖質や 脂肪の蓄積を抑制する ・体の 免疫機能を調整してアレルギーに強くする ・ 大腸がんを防ぐ といった様々な効果をもたらしてくれるのです。 ただ「整腸作用」と一言で表すのは惜しいくらい、 いろんな効果が期待できますよね! 特に 腸内環境というのは幼少の頃からのケアが大事です。 人の腸内に住む腸内細菌の割合というのは個人差がありますが、それは 3歳までに腸内に住む細菌の割合がある程度決まってしまうからです。 これによって便秘しやすいとか下痢しやすい体質が決まってしまうんだとしたら、 なるべく小さいうちから腸のケアをしてあげるのが親の責務にも思えますよね。 もちろん、大人になってからケアすることも出来るんですけどこれは「 英語の習得」と同じ話で、子供の頃からケアしてあげるほうがずっと楽です。 大人になってから英語を話そうと思ってもなかなか苦労しますよね・・・ だから私は「 麦茶を飲まない赤ちゃんにはオリゴ糖を混ぜた飲ませ方が良い!」と思います。 単に麦茶で水分補給がしやすくなるだけでなく、他にも色々な効果が期待できるなんて一石二鳥・・・いやいや 一石五鳥くらいのお得感はありますよね! 母乳やミルクの時は問題なかったのに、離乳食に移行した途端に 便秘になってしまった!なんて赤ちゃんも結構います。 そういった オリゴ糖って虫歯とか肥満にはならないの? オリゴ 糖という名前から、砂糖のように虫歯や肥満を誘発するのではないか?という心配もありますよね。 しかし肥満や虫歯の心配には全く及びません。 オリゴ糖というのは前段の説明でもあるように、「消化されずに大腸へ届く糖質」です。 消化されないのですから砂糖のように口の中で分解されて 酸を発生させたり、吸収されて 脂肪に変わるということはありません。 むしろ 虫歯予防や 肥満防止に効果があります。 例えばキシロオリゴ糖という、とうもろこしやたけのこに含まれるオリゴ糖がありますが、これは糖アルコールの一種でもあり虫歯予防の効果が期待できます。 「 キシリトール」と名前が似ていますよね。 要はこのキシリトールが含まれたオリゴ糖だからです。 さらに、オリゴ糖というのは肥満防止やダイエットにも効果があります。 オリゴ糖の成分表示を見ると、大体 砂糖の半分くらいのカロリーであるということがわかるのですが、実はこのカロリー換算にはからくりがあって、 短鎖脂肪酸換算でのカロリーになっているのです。 なぜならば、 短鎖脂肪酸というのは大腸のエネルギーになるから。 だからカロリー数値だけ見れば砂糖の半分ということになりますが、実際にはオリゴ糖を摂取することで 肥満にはなりませんし、むしろ短鎖脂肪酸が余計な脂肪の蓄積を抑制してくれるので ダイエット効果すら期待できるのです。 赤ちゃんのために良いオリゴ糖とは? では赤ちゃんのためにどんなオリゴ糖を選んだら良いのか? まず1つ言えるのは、 スーパーやドラッグストアなどで売られている市販のオリゴ糖シロップはオススメできません。 それはオリゴ糖以外に余計な物が入っていてオリゴ糖の 純度が低いものが多いから。 そして、こういったオリゴ糖は純度が低いだけでなく「 一種類のオリゴ糖しか含まれていない」という問題点もあります。 なぜ一種類のオリゴ糖しか含まれていないことが問題なのかというと、 ビフィズス菌には色々な種類があって好んで食べるオリゴ糖の種類が異なるからです。 つまりビフィズス菌を最大限活性化させるためには、一種類ではなく 色々な種類のオリゴ糖を同時に取る必要があるということ。 実際に一種類のオリゴ糖よりも複数のオリゴ糖を同時に取ったほうがビフィズス菌活性効果が高いことが論文などで示されています。 母乳に 100種類以上のオリゴ糖が含まれているというのはその裏付けですね。 ただ現実的には100種類以上のオリゴ糖を母乳以外で取ることは不可能です。 しかし、100種類には及ばないものの「 特定の比率でオリゴ糖を組み合わせることでビフィズス菌を満遍なく活性化させる」ことが出来るオリゴ糖があるのです。 これは私が現在使っているオリゴ糖でもあります。 私がオススメするオリゴ糖はこちらです! 私自身も使っていて赤ちゃんにも使える理想のオリゴ糖・・・それはというもの。 これは色々な種類のオリゴ糖を 特定の比率で混ぜ合わせることで最も高いビフィズス菌活性効果を示すオリゴ糖です。 この最もビフィズス菌が活性化する 黄金比率は EOS理論と呼ばれていて、販売会社が特許申請中です(特許番号: 2011-091362)。 このオリゴ糖は、その黄金比率で高い効果を示すだけでなくその使いやすさも目を見張ります。 まず、粉末状で吸湿性がないので ベタつかないのです。 シロップなどはその性質上、どうしてもベタついたりするんですがカイテキオリゴにはそういった煩わしさもなく使いやすさの上でも「カイテキ」。 余計な水分を吸ってベチャベチャになることもなく、サラサラしていて非常に使いやすいのです。 このあたりはなどもしていますので、もしよければ参考にしていただければと思います。 また 冷たい飲み物でも温かい飲み物でも、あるい離乳食に混ぜても、といった具合に使い方を選びません。 今回は「 麦茶を飲まない赤ちゃんへの飲ませ方」という話なので麦茶に混ぜることを推奨しますが、それに限らず使っていただいても全く構いません。 麦茶に混ぜる際、冷たい麦茶だと溶け残りが出る可能性もあるのでそういった場合は少量の白湯で溶かしてから混ぜてあげると良いですね。 まとめ:赤ちゃんが麦茶を飲まない!どうやって水分補給したらいい?飲ませ方は 赤ちゃんが麦茶を飲まない時の飲ませ方についてお話してきましたが、まとめると ・麦茶は離乳食に移行した赤ちゃんに飲ませる飲み物としてはうってつけ ・麦茶を飲まないからといってジュースを飲ませると依存してしまう可能性がある ・赤ちゃんは麦茶の苦さを嫌がって飲まないので、オリゴ糖で甘さをプラスしてあげると良い ・オリゴ糖には赤ちゃんに様々な効果が期待できる! ということですね。 私自身もコーヒーに入れて使っているのですが、ブラックコーヒーよりかなりマイルドな口当たりになります。 是非麦茶に入れて「麦茶を飲まない赤ちゃん」に飲ませて上げてくださいね。
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