ハマグリ 潮汁。 ひな祭りに、なぜはまぐりのお吸い物を食べるの?意味や由来、冷凍保存もできる!

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スポンサードリンク はまぐりの砂抜き基本のやり方は? はまぐり、こうして文字にするだけでもよだれが出そうになるほど、はまぐりが大好きです(笑)。 はまぐりの旬は2~3月。 4月からは産卵期に入るので、その直前が身もたっぷり太くなって美味しいのです。 はまぐりは縁起物で、 ひなまつりに食べると「良縁」を招くとされています。 お雛さまのときは、お吸い物などによく用いられますよね。 海のミネラルたっぷりのはまぐりは、どんな料理にも使える優れものの食材ですが、美味しいはまぐり料理を作る為の、重要な第一歩は 砂抜き。 はまぐりは調理する前に、スーパーで買ってきた『砂抜き済み』ものでも、念のために砂抜きをします。 店頭で砂抜き不要等とあっても、砂抜きが不十分であれば、例の「ジャリッ!」という嫌な現象にあたることも。 基本のはまぐりの砂抜き 砂抜きをする時のポイントは、はまぐりが暮らしていた場所と同じ環境にしてあげることです。 海水程度の塩水というのは、 塩分3%を目安にします。 目安として、水300mlに対して塩が9~10gで約3%。 精製塩と自然塩で同じ小さじ1でも若干重さが違ってきます。 はまぐりが重ならずに広げられる大きさのバットを用意し、水と塩を加え、塩を溶かし混ぜます。 塩水の量は、貝が水に浸る程度で大丈夫。 はまぐりを入れる前に、この時の塩水を味見しておきましょう。 3%の海水に近い塩加減を味見で覚えておくと、次から塩の量が目分量でも作ることができますね。 塩水を作ったら、はまぐりをバットに入れ、はまぐりの頭が少し出るくらい、 ひたひたに塩水を調整します。 塩水は多すぎないほうが、はまぐりがよく砂を吐き出します。 もし塩水が多い場合は、ひたひたになるように余分な塩水を捨てます。 塩水が濃すぎると、貝が呼吸できなくなるので注意しましょう。 また、水が冷たすぎると口を閉ざしてしまい、上手く砂を吐かなくなります。 はまぐりは暗くて、静かな場所で活発に呼吸するのです。 わたしはいつもバットに四つ折りの『 新聞紙』を上にかぶせて、冷蔵庫か室内の冷暗所(室内)で保存しています 新聞紙はとても便利です。 新聞紙は光を遮断してくれる上、はまぐりが吐き出す塩水を外に飛び散ることも防いでくれます。 新聞紙がない場合は、 アルミホイルを使うのがおすすめです。 保管場所は、夏場など室温の高いときは必ず冷蔵庫に保存しましょう。 寒い時期は特に冷蔵庫に入れなくてもOKです。 はまぐりの砂抜きの時間は、スーパーなどお店で買ったものなら最低2~3時間、潮干狩りのものなら一晩ほど塩水につけておきます。 冷蔵庫に入れて砂抜きがきちんとできていなかったとしたら、もしかすると庫内が、はまぐりとって寒すぎる可能性があります。 調理の1~2時間前くらいに冷蔵庫から出しておくなどするとよいですよ。 5分程度で砂を吐かせる方法があるのでご紹介しますね。 はまぐりの砂抜きを超時短でする方法 用意する容器は基本のやり方と同じように、バットなどで大丈夫です。 違うのは入れる水。 塩水ではなく、真水を使います。 お湯の量は、ひたひたではなく、はまぐりが浸かる(沈む)くらい。 5分ほど放置して砂出し終了です。 浸けた後は、貝の表面の汚れを流水でもみ洗いをして、軽く流し準備完了。 50度のお湯ではまぐりを浸けるため、鮮度が極端に落ちます。 ということは、その後の 保存が効かないということです。 なので、この砂抜き方法をしたら最後まで調理しきってください。 また、わたしの経験からいうと、塩水を使って砂抜きをするよりも、若干、砂が残りやすい気がします。 時間に余裕がある場合は、基本の塩水を使う方法で砂抜きをするのがおすすめです。 はまぐりの砂抜き後の注意点と保存の仕方 砂出し後の貝の表面には汚れが付いている事が多いため、調理前には流水で貝と貝をこすり合わせながらしっかり洗います。 はまぐりの表面にヌルヌルを感じることがあるかもですが、これの正体は、はまぐりがエサを食べたり、呼吸をしたりするときに出る分泌液です。 貝と貝をぶつけて、コンコンといい音がすれば、生きているので心配なし。 生きているはまぐりは、ヌルヌル・ネバネバといった分泌液を出すことはよくあります。 腐ってるわけではないので、安心してくださいね。 毒ではないので、そのままでも食べられます。 気になる場合は、洗い流すといいですね。 はまぐりの砂抜き後の保存はどうするの? 基本的な方法で砂抜きしたはまぐりで、使わなかった分の保存方法については、出来れば 1日に1回は中の塩水を交換します。 放置しすぎると塩水が汚れ、はまぐりが死んでしまう原因となります。 夏場は冷蔵庫、それ以外は暗い所に置いてあげてください。 はまぐりの身がやせてしまわないうちに、なるべく、早く使い切るようにします。 食べきれない場合は、塩水から上げて流水でもみ洗いしたのち、 ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。 はまぐりが平らになるように入れ、しっかり空気を抜いてから、冷凍庫に入れます。 冷凍保存の場合は、保存期間が長くなるにつれて殻が開くのに時間がかかるようになるため、できれば2週間程度で使い切るようにしましょう。 はまぐりの砂抜き基本のやり方と砂出しを短時間でする裏技 保存方法は?まとめ はまぐりの砂抜きは、『海水程度の塩水』で行います。 塩分3%を目安にした塩水ではまぐりをひたひたにして、バッドの上に新聞やアルミホイルなどをかぶせて、冷蔵庫か室内の冷暗所(室内)で保存します。 あまり砂を吐かないな、と思ったら調理の1~2時間前くらいに冷蔵庫から出しておきます。 はまぐりのヌルヌル・ネバネバは分泌物なので食べても大丈夫。 基本のやり方で砂抜きをしたはまぐりは冷凍保存することが可能です。 はまぐりは旬の期間も限られているし、けっして安いとはいえない食材です。 きちんと砂出しをして、無駄なく美味しくいただきたいですね。 ・ ・.

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はまぐりのお吸い物のレシピ/作り方:白ごはん.com

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おひな祭りとは おひな祭りは、 女の子の健康を願いお祝いする行事ですね。 ひな人形を飾り、菱餅や雛あられをお供えし、ちらしずしや白酒、ハマグリの潮汁などのごちそうを食べてお祝いします。 ひな祭りには、将来娘が 良い伴侶に巡り合い、幸せな結婚ができますようにとの願いも込められています。 ハマグリを食べる理由はこれらの願いとつながりがあります。 ハマグリの特徴 ハマグリは 二枚貝です。 この貝殻を一枚ずつにはがし、他のものと対にしようとしても、ぴったり合いません。 もともとの対のもの以外は合わないんです。 平安時代にはハマグリの貝殻を使った 「貝合わせ」と呼ばれる対の貝殼を見つけるゲームがありました。 今でいう、 神経衰弱みたいな遊びですね。 そういったことから、ハマグリには 一生1人の人に添い遂げる という意味にたとえられました。 将来 ステキな伴侶に巡り合いますようにとの親の願いが込められていたのですね。 今でも結婚式の披露宴ではハマグリの潮汁がでることがあります。 ハマグリは 縁起の良い食べ物として食べられているんですね。 潮汁ってなぁに? ひな祭りのときはお吸い物ではなくて 潮汁が定番ですよね。 潮汁というのは、魚介のおだしに 塩のみまたはそれにお酒を加えただけの味付けの汁ものです。 2 「ちょっとしょっぱいかな」くらいの塩水を作り、貝が隠れるくらいまで注ぎます。 3 蓋を少しずらしてかぶせ(通気口をつくる)、冷蔵庫にいれます。 貝は暗い所が好きです。 冷蔵庫の開け閉めが多いとそのたびに明るくなってストレスになるので、その場合は透明のタッパーより、光を通さないお鍋がお勧めです。 4完全に砂抜きができるのは6時間。 少なくても3~4時間待ちましょう。 簡単!5分でできるハマグリの砂抜き 砂抜きに6時間かかるんじゃ、困るーという方の為に、5分でできる砂抜き方法をご紹介します。 point料理用温度計がない場合 沸騰したお湯に同量の水を加えると50~55度になります。 これに様子を見ながら少しずつ水を加えて45~50度のお湯が作れます。 2 ハマグリを水道水でもみ洗いし、鍋にハマグリを重ならないように並べます。 3 2の鍋に 1のお湯を貝がすべて隠れるくらいになるまで注ぎ、暗くするために新聞紙をかぶせるか蓋をします。 通気口を忘れずに。 息ができなくなってしまうので、くれぐれも密閉はしないように。 そうすると30秒くらいですぐに砂を吐き出す様子が確認できるはずです。 こんな簡単に砂抜きができるなんて驚きでしたね。 ただ、やはりぬるま湯だと貝にストレスがかかることが考えられますので、味の良さで言ったら、6時間かけて砂抜きをしたハマグリには勝てないかもしれません。 どうしても時間がなくて・・・という時にはおすすめの方法なのでぜひやってみてくださいね。 ハマグリの潮汁の調理法 《材料(2名分)》 ハマグリ 4個 昆布(だし用)5㎝ 酒 大さじ1 塩 ひとつまみ 水 500ml 1 鍋に砂抜きをしたハマグリ・水・昆布を入れ中火にかけます。 2 沸騰したら昆布を取り出しあくをとります。 3 ハマグリの貝が開いたら取り出しお椀に盛ります。 point ハマグリは長く火にかけると硬くなるので注意! 4 塩とお酒で味を整えます。 まとめ ハマグリって縁起物だったんですね。 知りませんでした。 ただ高いからと敬遠していたことを反省します・・・ いつもあさりのお吸い物とかでごまかしていたけど、今年からは「ハマグリの潮汁」を作り、娘の幸せを願いたいと思います。 伝統的な年中行事にはキチンと意味や由来があるんですよね。 それらを理解したうえで、お祝いをおこなえば、何倍も楽しくなりますね。

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はまぐりの砂抜き基本のやり方と砂出しを短時間でする裏技 保存方法は?

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おひな祭りとは おひな祭りは、 女の子の健康を願いお祝いする行事ですね。 ひな人形を飾り、菱餅や雛あられをお供えし、ちらしずしや白酒、ハマグリの潮汁などのごちそうを食べてお祝いします。 ひな祭りには、将来娘が 良い伴侶に巡り合い、幸せな結婚ができますようにとの願いも込められています。 ハマグリを食べる理由はこれらの願いとつながりがあります。 ハマグリの特徴 ハマグリは 二枚貝です。 この貝殻を一枚ずつにはがし、他のものと対にしようとしても、ぴったり合いません。 もともとの対のもの以外は合わないんです。 平安時代にはハマグリの貝殻を使った 「貝合わせ」と呼ばれる対の貝殼を見つけるゲームがありました。 今でいう、 神経衰弱みたいな遊びですね。 そういったことから、ハマグリには 一生1人の人に添い遂げる という意味にたとえられました。 将来 ステキな伴侶に巡り合いますようにとの親の願いが込められていたのですね。 今でも結婚式の披露宴ではハマグリの潮汁がでることがあります。 ハマグリは 縁起の良い食べ物として食べられているんですね。 潮汁ってなぁに? ひな祭りのときはお吸い物ではなくて 潮汁が定番ですよね。 潮汁というのは、魚介のおだしに 塩のみまたはそれにお酒を加えただけの味付けの汁ものです。 2 「ちょっとしょっぱいかな」くらいの塩水を作り、貝が隠れるくらいまで注ぎます。 3 蓋を少しずらしてかぶせ(通気口をつくる)、冷蔵庫にいれます。 貝は暗い所が好きです。 冷蔵庫の開け閉めが多いとそのたびに明るくなってストレスになるので、その場合は透明のタッパーより、光を通さないお鍋がお勧めです。 4完全に砂抜きができるのは6時間。 少なくても3~4時間待ちましょう。 簡単!5分でできるハマグリの砂抜き 砂抜きに6時間かかるんじゃ、困るーという方の為に、5分でできる砂抜き方法をご紹介します。 point料理用温度計がない場合 沸騰したお湯に同量の水を加えると50~55度になります。 これに様子を見ながら少しずつ水を加えて45~50度のお湯が作れます。 2 ハマグリを水道水でもみ洗いし、鍋にハマグリを重ならないように並べます。 3 2の鍋に 1のお湯を貝がすべて隠れるくらいになるまで注ぎ、暗くするために新聞紙をかぶせるか蓋をします。 通気口を忘れずに。 息ができなくなってしまうので、くれぐれも密閉はしないように。 そうすると30秒くらいですぐに砂を吐き出す様子が確認できるはずです。 こんな簡単に砂抜きができるなんて驚きでしたね。 ただ、やはりぬるま湯だと貝にストレスがかかることが考えられますので、味の良さで言ったら、6時間かけて砂抜きをしたハマグリには勝てないかもしれません。 どうしても時間がなくて・・・という時にはおすすめの方法なのでぜひやってみてくださいね。 ハマグリの潮汁の調理法 《材料(2名分)》 ハマグリ 4個 昆布(だし用)5㎝ 酒 大さじ1 塩 ひとつまみ 水 500ml 1 鍋に砂抜きをしたハマグリ・水・昆布を入れ中火にかけます。 2 沸騰したら昆布を取り出しあくをとります。 3 ハマグリの貝が開いたら取り出しお椀に盛ります。 point ハマグリは長く火にかけると硬くなるので注意! 4 塩とお酒で味を整えます。 まとめ ハマグリって縁起物だったんですね。 知りませんでした。 ただ高いからと敬遠していたことを反省します・・・ いつもあさりのお吸い物とかでごまかしていたけど、今年からは「ハマグリの潮汁」を作り、娘の幸せを願いたいと思います。 伝統的な年中行事にはキチンと意味や由来があるんですよね。 それらを理解したうえで、お祝いをおこなえば、何倍も楽しくなりますね。

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