今回紹介する単語帳は 『システム英単語』(シス単)シリーズです。 この単語帳は一般的な単語帳とは少し違います。 シス単の特徴!それは 複数の単語の集合の中(フレーズ)で単語を覚えていくというスタイルの単語帳になっています。 通常、単語帳というと、単語の訳があって、その単語にまつわる例文(しかも受験問題の英文から抜粋)があるものが多いようです。 それも良いかもしれませんが、その例文を覚えようと思うと、かなり大変です。 1単語覚えるために、いちいち受験レベルの長い例文を覚えないといけないの?ということになります。 それをシステム英単語では、 節レベルのフレーズにしています。 これがシステム英単語が支持される理由ではないでしょうか?このフレーズだと覚えようとした時に、あまり重たくはないです。 さらに、このフレーズがよく 一緒に使われる前置詞なども含んだフレーズとなっているため、単語の使われ方も意識次第で一緒に把握できるようになるのです。 ここの部分、実は重要だと思います。 動詞につく前置詞はある程度決まっているケースが多々あるからです。 例えば、prevent といったら、何か思い浮かびますか?そうです。 from ですね。 prevent O from 〜ing です。 すんなりと意味が入ってくるフレーズにしてくれていますよ。 これは「ミニマルフレーズ」と言われるものです。 単語だけで覚えるよりもつながりの中で覚えたほうが 長期的な記憶に役立つということが言われています。 また、 シス単はとにかくよく出ますよ。 笑 結果的に、よく出てくる単語が掲載されていて、比較的覚えやすい、だから支持率が高い単語帳になっていると思います。 それではいきましょう!長いので、知っている内容は飛ばしていっても結構です。 【システム英単語】シリーズ(駿台)の効果的な使い方 1-1. 「ミニマルフレーズ」について システム英単語(シスタン)では, すべての見出し単語が「ミニマルフレーズ」という簡潔な語句の形で提示されています。 英単語をただ訳せるということだけではなく、フレーズ単位で覚えることによって、文中でも英単語の意味がすぐに出てくるようにします。 単純に単語の意味だけを覚えるのがかなり苦手という場合には、ミニマルフレーズ単位で覚えてしまうのも良いでしょう。 英単語を覚える時には、常に長文を読んでいる時に単語の意味が把握できなくて止まってしまうことがない、ということを常に意識して覚えると英語が読めるようになります。 英単語のためのテストはほとんどありません。 あるとしたら、学校の小テストぐらいです。 本質は長文を素早く日本語並みに読めるということです。 本質を見失わないようにしましょう。 1-2. 「ポイントチェッカー」について 単語があるページの左寄りには「ポイントチェッカー」というものが並んでいます。 これはその単語について、特に重要な派生語・反意語同意語、出題頻度の高い発音・アクセントについて記されています。 それぞれの単語で赤字の意味が一通りすぐに意味が出てくるようになってから、この「ポイントチェッカー」で、その単語について深堀りしていきましょう。 派生語や反対語なども覚えていくと、語彙力が数倍になります。 1-3. これはその単語の語法や意味に関する重要事項をチェックするためのコーナーです。 答を自分で考えてから右側の解答や解説を見てチェックしてください。 ここも赤字の訳がすぐに出てくるようになったら、取り組んでみましょう。 【単語の勉強の仕方】について なかなか覚えられないという人がいますが、勉強の仕方そのものを工夫している人が少ないように思えます。 単語は数十周して良いのです。 机に向かってうんうんうなって覚えるものではありません。 システム英単語がなかなか覚えられないという受験生がいました。 その受験生「なかなかシス単を覚えられません。 」 その子に某MARCHに行っている大学生は何と言ったか? MARCHに行っている大学生「シス単を何回見た? 100回は見たぐらいになっていると覚えられているんじゃないかな。 」 こんな感じですよ。 だいたい、全然覚えられないという受験生に限って、回数が少なかったりしているものです。 細切れな時間を有効活用しましょう。 通学時間、休憩時間、あまりヤル気が出ない時などに単語帳を開いて音読しながら、 赤シートで意味の部分を隠してすぐに意味が言えるかどうかをチェックすれば良いのです。 英単語は書いて覚えるとあまりに時間がかかるため、おススメしません。 単語帳を開きながら音読して、目・口・耳を使って覚えていきましょう。 英単語をなかなか覚えられないという人もいるようです。 単純暗記が苦手なタイプです。 この手のタイプの方は特に理系で多いようです。 このような方は、値ははりますが、単語カードが別に販売されているので、単語カードで覚えてしまいましょう。 なかなか覚えられない人でもこの単語カードを使って楽に覚えられるようになったという人は多いです。 また、発音記号がよくわからなくて、アクセントが苦手という方は別売りになりますが、CDを買って、覚えていくと良いでしょう。 CDの音で印象に残して、記憶に残すという戦略です。 配点は少なくてもアクセントやヒアリングも意識した勉強がしたい方には、CDもおススメです。 単行本: 332ページ• 言語: 日本語• ISBN-10: 4796110909• ISBN-13: 978-4796110907• 商品パッケージの寸法: 18. 2 x 12. 単体ではなくて塊で覚えることで暗記がしやすいと、受験生に人気の1冊です。 見出し語だけでなくて、多義語に関する解説も充実しているため、他の単語帳よりも優れています。 あと、空白の取り方がよくて見たやすいです。 シス単のファンが多いのもわかります。 3-2. 対象レベル システム英単語(シスタン)Basicの対象レベルは 「3000語レベル」です。 つまり、共通テストのレベルです。 このシス単Basicは共通テスト対策に特化しているような感じの基本単語帳であると考えてよいでしょう。 3-3. 使用上のメリット ・平易な単語が覚えやすい 英語が苦手な受験生の多くが、暗記を苦手としているでしょう。 その問題の解決のためにも、単語単体で覚えてしまうのではなく語のつながりとして覚えてしまいましょう。 この1冊全て覚えてしまえば、センター試験に関してはほとんど対策出来てしまうほどの単語帳です。 ・収録語数が適度 システム英単語ベーシック1冊の収録語数は 1500語です。 他の単語帳と比べて少ないぐらいの収録語数でしょう。 1日100個づつだと、15日で1周できます。 そうすると、1ヶ月で2周できるのです。 早く終わらせることができます! 英語の初学者には一番良い単語帳だと思います。 しかも!この1500個からは本当によく出ますよ! ・システム英単語Basicはこんな人におススメ! 模試などを受けて英語の偏差値がまだ40台という方はシステム英単語(シスタン)Basicから入ると、英語の勉強が加速するでしょう。 どうして加速するのかというと、1500語のうち、最初の単語1~300は中学生レベルです。 ここはすぐに終えることができるでしょう。 そうすると、残り1200語です。 効率良く頑張って進めていくと1ヶ月以内に終えることができます。 逆に言えば、センター試験レベルで必要とされる英単語が1ヶ月で終わるということです。 無駄に、本格的な英文法の参考書をやるよりも先に、システム英単語(シスタン)Basicを猛スピードで終わらせる方が英語の勉強の仕方としては効率が良いでしょう。 英語の勉強はまずは英単語からです。 そうすると、間違いなくわからない単語を調べる時間が減ります。 ちなみに、システム英単語Basic(シス単ベーシック)レベルの単語は どんな長文でもよく出てきます。 英文を見て、なんとなくしかわかっていない読み方を続けるよりも、 シ ステム英単語(シスタン)Basicレベルはすぐに確実に意味が言えるレベルにしておきたいところです。 それだけでめちゃくちゃ英語ができるようになります。 めちゃくちゃです。 普通の高2ぐらいであれば、単語のテストはかなり良い点数が取れて、英語の勉強は楽になるはずです。 本当に完璧にしましょう。 このシステム英単語(シスタン)Basicに併せて、英文そのものを読める力を身に付けましょう。 基礎的な英文構造を瞬時に把握できますか? YES!と言い切れない人は薄い基礎的な英文法の参考書をさっさと1冊やってしまいましょう。 これだけでも以前とは見違えるように英文が読めるようになります。 絶対に、やっておいて損はないおススメの参考書はです。 やり方次第で、かなり結果が変わります。 どの参考書も同じですが。。。 笑 この大岩の英文法はすらすら読めて、早く終わることができるので、モチベーションも上がりやすいです。 笑 英文法はネクステやビンテージではないの?という方もいますが、長文を読んで止まるケースが多い、SVOCを確実に触れない場合がある方は、まずは大岩をオススメします。 3-4. 使用上のデメリット ・語彙レベルが低い センター試験レベルの単語帳ではあるものの、「3000語レベル」というのは少し物足りません。 基本的にセンター試験の英単語は「4000語レベル」と言われているので、触れることのできる単語が少ないかもしれません。 もともと、センター試験から最難関大までの幅広いレベルの受験を対策している「シスタン」の基礎バージョンなので、レベルが低いことは言うまでもありません。 3-5. 前向きな口コミ・評価 「システム英単語(シスタン)Basic」の前向きな口コミ・評価はこちらです。 「ミニマルフレーズで暗記できる点が良い」• 「フレーズ集がとても役に立ちました」• 「英単語を含む熟語までカバーしていて、コストパフォーマンスに優れていると思う」• 「例文もあり、使い方の解説が丁寧なので暗記しやすい」• 「よく出る順になっていて覚えやすい」 4-2. 対象レベル この単語帳はターゲットの幅が非常に広いです。 「4000~12000語レベル」という広い受験者層をターゲットにした単語帳はあまりありません。 具体的には、センター試験から最難関大まで対策出来るということが語彙レベルから分かります。 4-3. 使用上のメリット ・圧倒的な収録語数 システム英単語(シスタン)の特徴と言えば、圧倒的な収録語数です。 同レベルの単語帳と比較しても圧倒的な収録語数であることが分かります。 見出し語だけでなくて多義語も学習すれば、おそらくトップクラスの単語力が身に付くことでしょう。 このシステム英単語(シスタン)を本格的に覚えられると、MARCHクラスは突破できると考えて勉強して良いでしょう。 MARCHの中でも、立教・青学あたりでは、掲載されていないシステム英単語(シスタン)に掲載されていない単語も必ず出てきます。 そこは過去問などをやりながら、掲載されていない単語が知らないと解けないのか、システム英単語(シスタン)で対応できるのか分析してみましょう。 MARCHクラスではシステム英単語に掲載されていない単語については、文構造・知らない単語の前後からの類推などで対応できるような力を身に付けるという訓練もしておきたいところです。 早慶上智レベルの場合、もう1冊・2冊単語帳を入れて良いでしょう。 4-4. 使用上のデメリット ・周辺教材が高価 あまり目立ったデメリットとは言えませんが、周辺教材の価格が購入へのボトルネックと考えられます。 英単語帳に加えて、CDを購入したり、 や を購入したりすることでかなりの高価格になってしまいます。 私の一意見では、英単語帳とCDのみを購入ししてしまえば他はことが足りると考えています。 4-5. 前向きな口コミ・評価 「システム英単語(シスタン)」の前向きな口コミ・評価はこちらです。 「とにかくシスタンは英単語の量が豊富。 これだけ覚えられば受験にかなり役立つ」• 「ミニマルフレーズで使い方まで一緒に覚えられるのがグッドです」• 「システム英単語=ベストセラーだけあって、説明がしっかりしている」• 「単語帳とCDを合わせることで抜群の効果あり。 フレーズが頭に残って単語と合わせて記憶できます」• 「英語と言えばまずは英単語から。 入試に頻出な英単語が多いので、早いうちからこなすのがよい」• 「何気なく見て、聞いているだけでフレーズが頭に入ります」• 「まずはこの単語帳一冊を完璧にして、他の有名な単語帳へ進むのが良いと思います」• 「シスタンをこなすことで、センター試験から難関大まで、一通りいける」• 「なんと言ってもミニマルフレーズが他の単語帳にはないポイントなんだと思います」 前述のメリット等でも書きましたが、やはり英単語の量が豊富で、ミニマルフレーズで覚えるのが高評価のようです。 シスタン一冊をしっかりクリアできれば、センターからMARCHクラスまで対策できるのもポイントですね。 4-6. 後ろ向きな口コミ・評価 「システム英単語(シスタン)」の後ろ向きな口コミ・評価はこちらです。 「単純に暗記が向いている場合、かえってシスタンのミニマルフレーズは向かない」• 「CD別売りというのはいただけない。 特にシスタンではCDは絶対必要なので、せめて付属か音声ダウンロードにしてほしい」• 「好みの問題だけど、自分にはシステム英単語より、鉄壁やLEAP、DUOのほうがよい」• 「どの単語帳にも例文はあるので普通です」• 「とにかくシスタンはレイアウト的に分かりづらく、頭に入らない」• 「CDが必要と言われていますが、とにかく長くてうんざり」 5. 最も効率的な使い方を考える システム英単語(シスタン)は4章で構成されていますが、重要なのは 2章までです。 今回紹介する使い方は2章までの使い方になっています。 余力がある人は3~4章に取り組んでも良いですが、まずは2章まで完璧に学習しましょう。 シス単の2章までがいわゆる「共通テスト」レベルです。 1、2章で1200語が収録されているため、今回は1200語を集中的に暗記する使い方になります。 また、システム英単語(シスタン)には別売りのCDがありますが、 できる限り購入してください。 音読の際に音声を聴いているかどうかによって、効果にかなりの差が生じてしまいます。 100語に絞って、それを5周行うことでかなりの効果が期待できます。 1章、2章のどちらも600語が収録されているため、1つの章を終えるには6日間かかります。 7日目には、その復習として全ての単語を音読していきます。 1、2章を終えるまでに2週間かかるので、これを3回繰り返してください。 何回も音読しているので、この段階の音読は確認作業になります。 そのため、3周で十分と考えています。 音読しながら、これまで触れていなかった派生語の学習を行っていきましょう。 これを1、2章合わせて2週間で行い、2回繰り返します。 最後の2週間は、自分が苦手な英単語を徹底的に音読してください。 余力がある人は2章より先も暗記してみてください。 電子辞書から調べる受験生がいるようですが、そうではありません。 自分の英単語の知識の源泉はシス単なんですから。 この順序は勉強の効率を上げていくのに非常に重要です。 システム英単語(シスタン)の関連情報 システム英単語カード 1.
次のポイントチェッカー その単語について特に重要な派生語や反意語同意語、出題頻度の高い発音・アクセントについてチェックをうながすサインです。 記号がついている場合、答は記号の右側に書かれています。 答を自分で考えてから右側を見てチェックしてください。 答を自分で考えてから右側の解答や解説を見てチェックしてください。 コロケーション機能 語法とコロケーション(連語関係)の出題頻度や、重要ポイントの解説を豊富に収録しています。 多義・語法マーク 重要な意味が2つ以上ある単語や、注意が必要な語法・構文です。 ポイントチェッカー その単語について特に重要な派生語や反意語同意語、出題頻度の高い発音・アクセントについてチェックをうながすサインです。 記号がついている場合、答は記号の右側に書かれています。 答を自分で考えてから右側を見てチェックしてください。 答を自分で考えてから右側の解答や解説を見てチェックしてください。 コロケーション機能 語法とコロケーション(連語関係)の出題頻度や、重要ポイントの解説を豊富に収録しています。 本書の初版が出版されてからはや20年以上になりますが、その間にも新しい単語や語法が生まれています。 また、大学入試の英文の話題も時代と共に変わってゆきます。 今回の改訂では、新しいトレンドはいち早く取り入れていますから、インターネットや新聞・雑誌で見られる最新の英単語が自然と身につけられます。 さらに今回は、最新の大学入試問題に加えて、中高の教科書全種類、各種のCEFRの語彙レベル、各種資格試験の入手可能な全ての公開資料や過去問題などを全調査し、基礎的なレベルから順序よく配列しました。 特に前半(~Fundamental Stage)では単語の頻度だけでなく学習の順序を考慮しています。 そして後半(Essential Stage~)では大学入試問題での頻度を重視して編集しています。 本書の順序どおりに進めれば、基礎レベルから段階を踏んで最難関の大学入試まで到達できますから、安心して学習を進めてください。 霜 康司.
次の今回紹介する単語帳は 『システム英単語』(シス単)シリーズです。 この単語帳は一般的な単語帳とは少し違います。 シス単の特徴!それは 複数の単語の集合の中(フレーズ)で単語を覚えていくというスタイルの単語帳になっています。 通常、単語帳というと、単語の訳があって、その単語にまつわる例文(しかも受験問題の英文から抜粋)があるものが多いようです。 それも良いかもしれませんが、その例文を覚えようと思うと、かなり大変です。 1単語覚えるために、いちいち受験レベルの長い例文を覚えないといけないの?ということになります。 それをシステム英単語では、 節レベルのフレーズにしています。 これがシステム英単語が支持される理由ではないでしょうか?このフレーズだと覚えようとした時に、あまり重たくはないです。 さらに、このフレーズがよく 一緒に使われる前置詞なども含んだフレーズとなっているため、単語の使われ方も意識次第で一緒に把握できるようになるのです。 ここの部分、実は重要だと思います。 動詞につく前置詞はある程度決まっているケースが多々あるからです。 例えば、prevent といったら、何か思い浮かびますか?そうです。 from ですね。 prevent O from 〜ing です。 すんなりと意味が入ってくるフレーズにしてくれていますよ。 これは「ミニマルフレーズ」と言われるものです。 単語だけで覚えるよりもつながりの中で覚えたほうが 長期的な記憶に役立つということが言われています。 また、 シス単はとにかくよく出ますよ。 笑 結果的に、よく出てくる単語が掲載されていて、比較的覚えやすい、だから支持率が高い単語帳になっていると思います。 それではいきましょう!長いので、知っている内容は飛ばしていっても結構です。 【システム英単語】シリーズ(駿台)の効果的な使い方 1-1. 「ミニマルフレーズ」について システム英単語(シスタン)では, すべての見出し単語が「ミニマルフレーズ」という簡潔な語句の形で提示されています。 英単語をただ訳せるということだけではなく、フレーズ単位で覚えることによって、文中でも英単語の意味がすぐに出てくるようにします。 単純に単語の意味だけを覚えるのがかなり苦手という場合には、ミニマルフレーズ単位で覚えてしまうのも良いでしょう。 英単語を覚える時には、常に長文を読んでいる時に単語の意味が把握できなくて止まってしまうことがない、ということを常に意識して覚えると英語が読めるようになります。 英単語のためのテストはほとんどありません。 あるとしたら、学校の小テストぐらいです。 本質は長文を素早く日本語並みに読めるということです。 本質を見失わないようにしましょう。 1-2. 「ポイントチェッカー」について 単語があるページの左寄りには「ポイントチェッカー」というものが並んでいます。 これはその単語について、特に重要な派生語・反意語同意語、出題頻度の高い発音・アクセントについて記されています。 それぞれの単語で赤字の意味が一通りすぐに意味が出てくるようになってから、この「ポイントチェッカー」で、その単語について深堀りしていきましょう。 派生語や反対語なども覚えていくと、語彙力が数倍になります。 1-3. これはその単語の語法や意味に関する重要事項をチェックするためのコーナーです。 答を自分で考えてから右側の解答や解説を見てチェックしてください。 ここも赤字の訳がすぐに出てくるようになったら、取り組んでみましょう。 【単語の勉強の仕方】について なかなか覚えられないという人がいますが、勉強の仕方そのものを工夫している人が少ないように思えます。 単語は数十周して良いのです。 机に向かってうんうんうなって覚えるものではありません。 システム英単語がなかなか覚えられないという受験生がいました。 その受験生「なかなかシス単を覚えられません。 」 その子に某MARCHに行っている大学生は何と言ったか? MARCHに行っている大学生「シス単を何回見た? 100回は見たぐらいになっていると覚えられているんじゃないかな。 」 こんな感じですよ。 だいたい、全然覚えられないという受験生に限って、回数が少なかったりしているものです。 細切れな時間を有効活用しましょう。 通学時間、休憩時間、あまりヤル気が出ない時などに単語帳を開いて音読しながら、 赤シートで意味の部分を隠してすぐに意味が言えるかどうかをチェックすれば良いのです。 英単語は書いて覚えるとあまりに時間がかかるため、おススメしません。 単語帳を開きながら音読して、目・口・耳を使って覚えていきましょう。 英単語をなかなか覚えられないという人もいるようです。 単純暗記が苦手なタイプです。 この手のタイプの方は特に理系で多いようです。 このような方は、値ははりますが、単語カードが別に販売されているので、単語カードで覚えてしまいましょう。 なかなか覚えられない人でもこの単語カードを使って楽に覚えられるようになったという人は多いです。 また、発音記号がよくわからなくて、アクセントが苦手という方は別売りになりますが、CDを買って、覚えていくと良いでしょう。 CDの音で印象に残して、記憶に残すという戦略です。 配点は少なくてもアクセントやヒアリングも意識した勉強がしたい方には、CDもおススメです。 単行本: 332ページ• 言語: 日本語• ISBN-10: 4796110909• ISBN-13: 978-4796110907• 商品パッケージの寸法: 18. 2 x 12. 単体ではなくて塊で覚えることで暗記がしやすいと、受験生に人気の1冊です。 見出し語だけでなくて、多義語に関する解説も充実しているため、他の単語帳よりも優れています。 あと、空白の取り方がよくて見たやすいです。 シス単のファンが多いのもわかります。 3-2. 対象レベル システム英単語(シスタン)Basicの対象レベルは 「3000語レベル」です。 つまり、共通テストのレベルです。 このシス単Basicは共通テスト対策に特化しているような感じの基本単語帳であると考えてよいでしょう。 3-3. 使用上のメリット ・平易な単語が覚えやすい 英語が苦手な受験生の多くが、暗記を苦手としているでしょう。 その問題の解決のためにも、単語単体で覚えてしまうのではなく語のつながりとして覚えてしまいましょう。 この1冊全て覚えてしまえば、センター試験に関してはほとんど対策出来てしまうほどの単語帳です。 ・収録語数が適度 システム英単語ベーシック1冊の収録語数は 1500語です。 他の単語帳と比べて少ないぐらいの収録語数でしょう。 1日100個づつだと、15日で1周できます。 そうすると、1ヶ月で2周できるのです。 早く終わらせることができます! 英語の初学者には一番良い単語帳だと思います。 しかも!この1500個からは本当によく出ますよ! ・システム英単語Basicはこんな人におススメ! 模試などを受けて英語の偏差値がまだ40台という方はシステム英単語(シスタン)Basicから入ると、英語の勉強が加速するでしょう。 どうして加速するのかというと、1500語のうち、最初の単語1~300は中学生レベルです。 ここはすぐに終えることができるでしょう。 そうすると、残り1200語です。 効率良く頑張って進めていくと1ヶ月以内に終えることができます。 逆に言えば、センター試験レベルで必要とされる英単語が1ヶ月で終わるということです。 無駄に、本格的な英文法の参考書をやるよりも先に、システム英単語(シスタン)Basicを猛スピードで終わらせる方が英語の勉強の仕方としては効率が良いでしょう。 英語の勉強はまずは英単語からです。 そうすると、間違いなくわからない単語を調べる時間が減ります。 ちなみに、システム英単語Basic(シス単ベーシック)レベルの単語は どんな長文でもよく出てきます。 英文を見て、なんとなくしかわかっていない読み方を続けるよりも、 シ ステム英単語(シスタン)Basicレベルはすぐに確実に意味が言えるレベルにしておきたいところです。 それだけでめちゃくちゃ英語ができるようになります。 めちゃくちゃです。 普通の高2ぐらいであれば、単語のテストはかなり良い点数が取れて、英語の勉強は楽になるはずです。 本当に完璧にしましょう。 このシステム英単語(シスタン)Basicに併せて、英文そのものを読める力を身に付けましょう。 基礎的な英文構造を瞬時に把握できますか? YES!と言い切れない人は薄い基礎的な英文法の参考書をさっさと1冊やってしまいましょう。 これだけでも以前とは見違えるように英文が読めるようになります。 絶対に、やっておいて損はないおススメの参考書はです。 やり方次第で、かなり結果が変わります。 どの参考書も同じですが。。。 笑 この大岩の英文法はすらすら読めて、早く終わることができるので、モチベーションも上がりやすいです。 笑 英文法はネクステやビンテージではないの?という方もいますが、長文を読んで止まるケースが多い、SVOCを確実に触れない場合がある方は、まずは大岩をオススメします。 3-4. 使用上のデメリット ・語彙レベルが低い センター試験レベルの単語帳ではあるものの、「3000語レベル」というのは少し物足りません。 基本的にセンター試験の英単語は「4000語レベル」と言われているので、触れることのできる単語が少ないかもしれません。 もともと、センター試験から最難関大までの幅広いレベルの受験を対策している「シスタン」の基礎バージョンなので、レベルが低いことは言うまでもありません。 3-5. 前向きな口コミ・評価 「システム英単語(シスタン)Basic」の前向きな口コミ・評価はこちらです。 「ミニマルフレーズで暗記できる点が良い」• 「フレーズ集がとても役に立ちました」• 「英単語を含む熟語までカバーしていて、コストパフォーマンスに優れていると思う」• 「例文もあり、使い方の解説が丁寧なので暗記しやすい」• 「よく出る順になっていて覚えやすい」 4-2. 対象レベル この単語帳はターゲットの幅が非常に広いです。 「4000~12000語レベル」という広い受験者層をターゲットにした単語帳はあまりありません。 具体的には、センター試験から最難関大まで対策出来るということが語彙レベルから分かります。 4-3. 使用上のメリット ・圧倒的な収録語数 システム英単語(シスタン)の特徴と言えば、圧倒的な収録語数です。 同レベルの単語帳と比較しても圧倒的な収録語数であることが分かります。 見出し語だけでなくて多義語も学習すれば、おそらくトップクラスの単語力が身に付くことでしょう。 このシステム英単語(シスタン)を本格的に覚えられると、MARCHクラスは突破できると考えて勉強して良いでしょう。 MARCHの中でも、立教・青学あたりでは、掲載されていないシステム英単語(シスタン)に掲載されていない単語も必ず出てきます。 そこは過去問などをやりながら、掲載されていない単語が知らないと解けないのか、システム英単語(シスタン)で対応できるのか分析してみましょう。 MARCHクラスではシステム英単語に掲載されていない単語については、文構造・知らない単語の前後からの類推などで対応できるような力を身に付けるという訓練もしておきたいところです。 早慶上智レベルの場合、もう1冊・2冊単語帳を入れて良いでしょう。 4-4. 使用上のデメリット ・周辺教材が高価 あまり目立ったデメリットとは言えませんが、周辺教材の価格が購入へのボトルネックと考えられます。 英単語帳に加えて、CDを購入したり、 や を購入したりすることでかなりの高価格になってしまいます。 私の一意見では、英単語帳とCDのみを購入ししてしまえば他はことが足りると考えています。 4-5. 前向きな口コミ・評価 「システム英単語(シスタン)」の前向きな口コミ・評価はこちらです。 「とにかくシスタンは英単語の量が豊富。 これだけ覚えられば受験にかなり役立つ」• 「ミニマルフレーズで使い方まで一緒に覚えられるのがグッドです」• 「システム英単語=ベストセラーだけあって、説明がしっかりしている」• 「単語帳とCDを合わせることで抜群の効果あり。 フレーズが頭に残って単語と合わせて記憶できます」• 「英語と言えばまずは英単語から。 入試に頻出な英単語が多いので、早いうちからこなすのがよい」• 「何気なく見て、聞いているだけでフレーズが頭に入ります」• 「まずはこの単語帳一冊を完璧にして、他の有名な単語帳へ進むのが良いと思います」• 「シスタンをこなすことで、センター試験から難関大まで、一通りいける」• 「なんと言ってもミニマルフレーズが他の単語帳にはないポイントなんだと思います」 前述のメリット等でも書きましたが、やはり英単語の量が豊富で、ミニマルフレーズで覚えるのが高評価のようです。 シスタン一冊をしっかりクリアできれば、センターからMARCHクラスまで対策できるのもポイントですね。 4-6. 後ろ向きな口コミ・評価 「システム英単語(シスタン)」の後ろ向きな口コミ・評価はこちらです。 「単純に暗記が向いている場合、かえってシスタンのミニマルフレーズは向かない」• 「CD別売りというのはいただけない。 特にシスタンではCDは絶対必要なので、せめて付属か音声ダウンロードにしてほしい」• 「好みの問題だけど、自分にはシステム英単語より、鉄壁やLEAP、DUOのほうがよい」• 「どの単語帳にも例文はあるので普通です」• 「とにかくシスタンはレイアウト的に分かりづらく、頭に入らない」• 「CDが必要と言われていますが、とにかく長くてうんざり」 5. 最も効率的な使い方を考える システム英単語(シスタン)は4章で構成されていますが、重要なのは 2章までです。 今回紹介する使い方は2章までの使い方になっています。 余力がある人は3~4章に取り組んでも良いですが、まずは2章まで完璧に学習しましょう。 シス単の2章までがいわゆる「共通テスト」レベルです。 1、2章で1200語が収録されているため、今回は1200語を集中的に暗記する使い方になります。 また、システム英単語(シスタン)には別売りのCDがありますが、 できる限り購入してください。 音読の際に音声を聴いているかどうかによって、効果にかなりの差が生じてしまいます。 100語に絞って、それを5周行うことでかなりの効果が期待できます。 1章、2章のどちらも600語が収録されているため、1つの章を終えるには6日間かかります。 7日目には、その復習として全ての単語を音読していきます。 1、2章を終えるまでに2週間かかるので、これを3回繰り返してください。 何回も音読しているので、この段階の音読は確認作業になります。 そのため、3周で十分と考えています。 音読しながら、これまで触れていなかった派生語の学習を行っていきましょう。 これを1、2章合わせて2週間で行い、2回繰り返します。 最後の2週間は、自分が苦手な英単語を徹底的に音読してください。 余力がある人は2章より先も暗記してみてください。 電子辞書から調べる受験生がいるようですが、そうではありません。 自分の英単語の知識の源泉はシス単なんですから。 この順序は勉強の効率を上げていくのに非常に重要です。 システム英単語(シスタン)の関連情報 システム英単語カード 1.
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