肩 甲骨 痛み 更年期。 肩甲骨体操で「肩こり」を根こそぎスッキリ!【更年期は人生が輝くチャンス #7】

どうしても肩が上がらない! 貴方の肩は五十肩ではないかもしれません。:現場レポート|骨と関節が痛い方をサポートするWebサイト|関節ライフ

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肩甲骨や背中の痛みやコリの症状でお悩みの患者さんの話を聞いていると、今まで通院した病院や整骨院、整体院などで 「あなたの背中の症状は更年期障害や自律神経失調症が原因です」 というような事を言われた事があるという話をよく聞きます。 確かに、更年期障害や自律神経失調症などで背中の症状の発生に関わる事もあると思いますが、その原因の多くが更年期障害や自律神経失調症と考えるのは少し乱暴な考え方だと私は考えています。 そこでこのページでは、更年期障害や自律神経失調症と肩甲骨や背中の症状との関係について説明させていただきます。 ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です 医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。 スポンサーリンク 背中の症状を更年期や自律神経が原因と考えるのは少し乱暴 まず簡単に更年期障害や自律神経失調症について簡単に説明させていただきます。 知っている人も多いと思いますが、更年期(40代や50代ぐらい)の女性は女性ホルモンの分泌が不安定になります。 女性ホルモンは体の様々な機能の調整に関わっており、この女性ホルモンのバランスが崩れると体調が悪くなるというのが更年期障害の主な考え方です。 ちなみに更年期障害によって発生する症状の事を自律神経失調症と呼ばれる事が多く、この2つの病名はほぼ同じ意味だと思って下さい。 さて、ではこの更年期障害や自律神経失調症と背中の痛みやコリの症状の発生には関係はあるんでしょうか? 関係があるのかないのかの話であれば、更年期障害や自律神経の問題は背中の症状の発生に関係します。 「痛覚」というのは脳が作り出している感覚ですので、精神的なストレスなども実は大きく関わります。 更年期障害や自律神経失調症は精神的に不安定になりやすい病気ですので、そういった意味では少しは関連しているでしょう。 また、首や肩、背中周辺の血行不良が症状の発生にも関わっていますので、血圧が上昇したり代謝の異常が発生する事もある更年期や自律神経の問題は、背中の症状の発生にも関わっていると言えるでしょう。 しかし、背中の症状の発生に最も大きな影響を与えるのは家事や仕事など、生活環境から発生する物理的な負担です。 特に普段から体をあまり動かさない生活環境にある人が背中の症状を発生させやすい傾向があります。 実は筋肉は動かしているよりも、ずっと同じ姿勢を維持する動作の方が疲労が溜まりやすい傾向があります。 実際に試してみると分かりやすいと思うのですが、腕を上げたり下げたりを繰り返すよりも、ずっと上げっぱなしの方がしんどいですよね? また、筋肉は血行の流れを良くするためのポンプの役割も果たしています。 筋肉が動く事によってポンプのように血を全身に巡らせてくれているんです。 筋肉の動きが少ない状態だと血の流れが悪くなってしまい、血の中に溜まっている疲労物質が流れてくれなくなってしまう訳です。 そのため、普段から動きの少ない状態が続いている人の場合は、血の中に疲労物質が蓄積され、その影響で筋肉が緊張して首に痛みなどを発生させてしまいます。 血行の促進は筋肉が動く事によって発生しますので、血行が悪くなるという事はそれだけ首や肩、背中周辺の筋肉が動いていないという事になるんですね ちなみにこの時に最も動かさなければいけないのが肩甲骨になります。 肩甲骨には首の動きに関わる筋肉や、腕や手を動かす筋肉も付着しており、首の動きや上半身の動きのほぼ全てに関わっています。 つまり、肩甲骨がしっかり動いているという事は首や肩や背中、腕に関わる筋肉が正常に動いているという事になり、背中の症状の予防に繋がります。 逆に普段から肩甲骨があまり動かない状態が続くと、背中の痛みの原因にもなってしまうんですね。 腕や指を動かしていても肩甲骨を動かしていないという状況は日常生活で頻繁に発生しています。 例えばデスクワークでパソコンを触っている時は腕や指は動いていますが、肩甲骨の位置はずっと動かずに同じ状態で維持されている事が多いと思います。 肩甲骨は首や肩、背中周辺の動きのほとんどの起点になる場所ですので、この肩甲骨を動かさないと背中の痛みの大きな原因になってしまうんですね。 このように、背中の症状を発生させている人の多くは、肩甲骨をあまり動かさずに作業をするような生活環境が関わっている事が多く、そういった負担が背中の痛みの大きな原因になっています。 更年期や自律神経の乱れも背中の症状の発生には関わっていると思いますが、こういった生活環境上の負担に比べると影響は少なく、更年期や自律神経の問題だけで背中の症状が継続するという事は考えにくい現象だと思います。 更年期障害は治療家の言い訳に使われる事が多い また、私は個人的に更年期障害や自律神経失調症という病名が大嫌いです。 更年期障害や自律神経失調症の症状というのは、非常に様々な症状が発生すると言われています。 逆に言えば、人によって症状が違いすぎてよく分からない病気なんです。 更年期の女性に発生する何だか原因が分からない体の不調の事を、とりあえず更年期障害や自律神経失調症と病名をつけておこうという風潮もあります。 もちろん、更年期に女性ホルモンのバランスが崩れて精神的に不安定になったり、体の不調で苦しんでいる人達が実際にいる事は理解しています。 しかしこの時期の女性の体の不調が、何でもかんでも更年期障害や自律神経失調症のせいの訳ないじゃないですか。 実は更年期障害や自律神経失調症というのは、よく治療家の言い訳としても使われる事の多い病名でもあるんです。 「あなたの症状は更年期障害や自律神経失調症が原因ですので我慢して下さい」 こういった言い訳ですね。 私はいつも次のように思います。 更年期の女性に発生する体の不調や痛みを、何でもかんでも更年期障害や自律神経失調症のせいにするなよ!! 治せない言い訳に更年期障害や自律神経失調症を利用しているだけだろ!! (もちろん私にも治せない疾患は存在しますが) 何だか愚痴の様な文章になってしまい申し訳ありません。 ただ、本当にこういった事って多いんですよ。 更年期障害や自律神経失調症という病気が全く痛みに関係していない!と極論を言うつもりはありません。 しかし、背中の症状の原因を更年期障害や自律神経失調症だと断定する様な病院や治療院なら他の所に変えた方が良いと思います。 「あなたの背中の症状の原因は老化が原因です」と言っているのとほとんど同じですから。 スポンサーリンク そもそも何ヶ月も改善しない背中の症状は頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニアかもしれない そもそも、こういった更年期や自律神経が関わっていると言われた事のある患者さんの場合、何週間も何ヶ月も症状が改善せずに苦しんでいる人が多い印象を持っています。 肩こりのような背中の症状はどんなに強くても、その正体は血行不良から発生する筋肉痛のようなものです。 はっきり言ってこういった症状が何週間も何ヶ月も継続するという事は考えににくく、その背中の症状の正体は単なる肩こりのような筋肉痛じゃない可能性もあります。 そういった症状の正体で一番可能性が高いのは頚椎症や頚椎ヘルニア、ストレートネックなど、首の骨や変形によって近くの神経を圧迫して発生している神経痛だと思います。 頚椎症や頚椎ヘルニアとは、首の骨や軟骨が変形する事によって近くの神経を圧迫し、その神経が支配している領域に痛みや痺れなどの症状を発生させる疾患です。 (必ずしも痺れが発生する訳ではありません) 軽症から重症例までの症状がかなり幅広く、重症であれば夜も疼いて寝れないなどの強い症状を発生させる事もありますが、軽症であれば肩こりに似た痛みや筋肉の張り感だけを感じる場合もあります。 このように重症であれば、ただの肩こりでは考えられない症状を発生させますので分かりやすいんですが、頚椎症や頚椎ヘルニアなどで症状が発生していたとしても、軽症であれば肩こりに近い背中の症状を発生させますので勘違いされやすいんですね。 実際に頚椎症や頚椎ヘルニアと診断された人の話を聞いていると、過去に長年に渡って背中の症状に悩まされていたという話をよく聞きます。 つまり、なかなか治らないしつこい背中の痛みやコリの症状の正体は、頚椎症や頚椎ヘルニアなどの初期症状の可能性が非常に高いんです。 こういった話をすると 「肩甲骨や背中の痛みやコリの症状で何ヶ月も悩んでいる人なんて大勢いるんじゃないですか?」 という質問をよくいただきます。 その通りです。 こういった人は本当に大勢いると思いますし、実際にこういった人で色々な治療院や病院に相談したけど改善しなかったという人も大勢おられるでしょう。 少し極論になってしまうかもしれませんが、その大勢の人の多くは、首の骨の変形などが背中の症状に大きく関わっていると大真面目に私は考えています。 先ほども説明したように、通常の肩こりは血行不良から発生する筋肉痛のようなものです。 はっきり言って通常の肩こりが、何ヶ月も安静にしていて改善しないなんてあり得ないんです。 症状がそれだけしつこく長引くという事は、何かしらの組織損傷や変形がなければ考えにくい現象でしょう。 骨の変形などが症状に大きく関わっており、尚且つ肩こりのような背中の症状を発生させる疾患で最も可能性が高いのは、頚椎症や頚椎ヘルニアなどの疾患で間違いないと思います。 それを無理やり更年期や自律神経失調症のせいにするよりは、こういった頚椎症や頚椎ヘルニアの可能性を疑った方が合理的な考え方だと思います。 頚椎症や頚椎ヘルニアであっても、初期であれば異常なしと診断される事が多い もし頚椎症や頚椎ヘルニアを疑った場合、病院へ行ってレントゲンやMRIなどの画像検査をされると思いますが、初期の頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は「異常なし」と診断される事も決して珍しくありません。 お医者さんの診断基準はどうしても手術をするべきかどうかで判断される事が多く、首の骨や軟骨の変形、神経の圧迫などの問題点があったとしても、手術するほどの大きい問題じゃなければ「異常なし」と言われる事が多いんですね(こういった事は実際にお医者さんに聞いた事のある話です) また、実際に異常があったとしても神経を圧迫している場所や角度によっては、MRIの検査でも写りにくい、写らない事も決して珍しい事ではないようです(これも実際にお医者さんに聞いた事があります) しかし、このページで何度も説明させていただいたように、何かしらの組織の問題(骨の変形など)が無い限り何ヶ月も背中の症状が継続する事は考えにくい現象ですので、やはり頚椎の問題を疑うようにしてくださいね。 頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している背中の症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的 もしあなたが現在感じている背中の症状が頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生しているのであれば、残念ながら一般的な整骨院や病院などで行われているマッサージや電気治療では改善しにくい症状のはずです。 実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は非常に治療が難しく、お悩みの人が非常に多い疾患でもあります。 頚椎症や頚椎ヘルニアのように、首の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。 炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。 感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。 つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。 どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。 逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。 弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。 もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。 どこに行っても治らないしつこい背中の痛みや、頚椎から発生している症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。 以上で「更年期障害や自律神経失調症と肩甲骨や背中の痛みやコリの症状との関係」のページの説明を終了させていただきますが、下記に背中の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。 おすすめ記事 スポンサーリンク 背中や肩甲骨の痛みに関しての記事 このページを読んで頚椎症や頚椎ヘルニアの疑いがある人は以下のページも参考にして下さい。

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肩こり・腰痛・背中の痛みの原因・症状と対処方法|更年期障害・更年期のなやみのことなら更年期ラボ

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肩甲骨や背中の痛みやコリの症状でお悩みの患者さんの話を聞いていると、今まで通院した病院や整骨院、整体院などで 「あなたの背中の症状は更年期障害や自律神経失調症が原因です」 というような事を言われた事があるという話をよく聞きます。 確かに、更年期障害や自律神経失調症などで背中の症状の発生に関わる事もあると思いますが、その原因の多くが更年期障害や自律神経失調症と考えるのは少し乱暴な考え方だと私は考えています。 そこでこのページでは、更年期障害や自律神経失調症と肩甲骨や背中の症状との関係について説明させていただきます。 ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です 医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。 スポンサーリンク 背中の症状を更年期や自律神経が原因と考えるのは少し乱暴 まず簡単に更年期障害や自律神経失調症について簡単に説明させていただきます。 知っている人も多いと思いますが、更年期(40代や50代ぐらい)の女性は女性ホルモンの分泌が不安定になります。 女性ホルモンは体の様々な機能の調整に関わっており、この女性ホルモンのバランスが崩れると体調が悪くなるというのが更年期障害の主な考え方です。 ちなみに更年期障害によって発生する症状の事を自律神経失調症と呼ばれる事が多く、この2つの病名はほぼ同じ意味だと思って下さい。 さて、ではこの更年期障害や自律神経失調症と背中の痛みやコリの症状の発生には関係はあるんでしょうか? 関係があるのかないのかの話であれば、更年期障害や自律神経の問題は背中の症状の発生に関係します。 「痛覚」というのは脳が作り出している感覚ですので、精神的なストレスなども実は大きく関わります。 更年期障害や自律神経失調症は精神的に不安定になりやすい病気ですので、そういった意味では少しは関連しているでしょう。 また、首や肩、背中周辺の血行不良が症状の発生にも関わっていますので、血圧が上昇したり代謝の異常が発生する事もある更年期や自律神経の問題は、背中の症状の発生にも関わっていると言えるでしょう。 しかし、背中の症状の発生に最も大きな影響を与えるのは家事や仕事など、生活環境から発生する物理的な負担です。 特に普段から体をあまり動かさない生活環境にある人が背中の症状を発生させやすい傾向があります。 実は筋肉は動かしているよりも、ずっと同じ姿勢を維持する動作の方が疲労が溜まりやすい傾向があります。 実際に試してみると分かりやすいと思うのですが、腕を上げたり下げたりを繰り返すよりも、ずっと上げっぱなしの方がしんどいですよね? また、筋肉は血行の流れを良くするためのポンプの役割も果たしています。 筋肉が動く事によってポンプのように血を全身に巡らせてくれているんです。 筋肉の動きが少ない状態だと血の流れが悪くなってしまい、血の中に溜まっている疲労物質が流れてくれなくなってしまう訳です。 そのため、普段から動きの少ない状態が続いている人の場合は、血の中に疲労物質が蓄積され、その影響で筋肉が緊張して首に痛みなどを発生させてしまいます。 血行の促進は筋肉が動く事によって発生しますので、血行が悪くなるという事はそれだけ首や肩、背中周辺の筋肉が動いていないという事になるんですね ちなみにこの時に最も動かさなければいけないのが肩甲骨になります。 肩甲骨には首の動きに関わる筋肉や、腕や手を動かす筋肉も付着しており、首の動きや上半身の動きのほぼ全てに関わっています。 つまり、肩甲骨がしっかり動いているという事は首や肩や背中、腕に関わる筋肉が正常に動いているという事になり、背中の症状の予防に繋がります。 逆に普段から肩甲骨があまり動かない状態が続くと、背中の痛みの原因にもなってしまうんですね。 腕や指を動かしていても肩甲骨を動かしていないという状況は日常生活で頻繁に発生しています。 例えばデスクワークでパソコンを触っている時は腕や指は動いていますが、肩甲骨の位置はずっと動かずに同じ状態で維持されている事が多いと思います。 肩甲骨は首や肩、背中周辺の動きのほとんどの起点になる場所ですので、この肩甲骨を動かさないと背中の痛みの大きな原因になってしまうんですね。 このように、背中の症状を発生させている人の多くは、肩甲骨をあまり動かさずに作業をするような生活環境が関わっている事が多く、そういった負担が背中の痛みの大きな原因になっています。 更年期や自律神経の乱れも背中の症状の発生には関わっていると思いますが、こういった生活環境上の負担に比べると影響は少なく、更年期や自律神経の問題だけで背中の症状が継続するという事は考えにくい現象だと思います。 更年期障害は治療家の言い訳に使われる事が多い また、私は個人的に更年期障害や自律神経失調症という病名が大嫌いです。 更年期障害や自律神経失調症の症状というのは、非常に様々な症状が発生すると言われています。 逆に言えば、人によって症状が違いすぎてよく分からない病気なんです。 更年期の女性に発生する何だか原因が分からない体の不調の事を、とりあえず更年期障害や自律神経失調症と病名をつけておこうという風潮もあります。 もちろん、更年期に女性ホルモンのバランスが崩れて精神的に不安定になったり、体の不調で苦しんでいる人達が実際にいる事は理解しています。 しかしこの時期の女性の体の不調が、何でもかんでも更年期障害や自律神経失調症のせいの訳ないじゃないですか。 実は更年期障害や自律神経失調症というのは、よく治療家の言い訳としても使われる事の多い病名でもあるんです。 「あなたの症状は更年期障害や自律神経失調症が原因ですので我慢して下さい」 こういった言い訳ですね。 私はいつも次のように思います。 更年期の女性に発生する体の不調や痛みを、何でもかんでも更年期障害や自律神経失調症のせいにするなよ!! 治せない言い訳に更年期障害や自律神経失調症を利用しているだけだろ!! (もちろん私にも治せない疾患は存在しますが) 何だか愚痴の様な文章になってしまい申し訳ありません。 ただ、本当にこういった事って多いんですよ。 更年期障害や自律神経失調症という病気が全く痛みに関係していない!と極論を言うつもりはありません。 しかし、背中の症状の原因を更年期障害や自律神経失調症だと断定する様な病院や治療院なら他の所に変えた方が良いと思います。 「あなたの背中の症状の原因は老化が原因です」と言っているのとほとんど同じですから。 スポンサーリンク そもそも何ヶ月も改善しない背中の症状は頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニアかもしれない そもそも、こういった更年期や自律神経が関わっていると言われた事のある患者さんの場合、何週間も何ヶ月も症状が改善せずに苦しんでいる人が多い印象を持っています。 肩こりのような背中の症状はどんなに強くても、その正体は血行不良から発生する筋肉痛のようなものです。 はっきり言ってこういった症状が何週間も何ヶ月も継続するという事は考えににくく、その背中の症状の正体は単なる肩こりのような筋肉痛じゃない可能性もあります。 そういった症状の正体で一番可能性が高いのは頚椎症や頚椎ヘルニア、ストレートネックなど、首の骨や変形によって近くの神経を圧迫して発生している神経痛だと思います。 頚椎症や頚椎ヘルニアとは、首の骨や軟骨が変形する事によって近くの神経を圧迫し、その神経が支配している領域に痛みや痺れなどの症状を発生させる疾患です。 (必ずしも痺れが発生する訳ではありません) 軽症から重症例までの症状がかなり幅広く、重症であれば夜も疼いて寝れないなどの強い症状を発生させる事もありますが、軽症であれば肩こりに似た痛みや筋肉の張り感だけを感じる場合もあります。 このように重症であれば、ただの肩こりでは考えられない症状を発生させますので分かりやすいんですが、頚椎症や頚椎ヘルニアなどで症状が発生していたとしても、軽症であれば肩こりに近い背中の症状を発生させますので勘違いされやすいんですね。 実際に頚椎症や頚椎ヘルニアと診断された人の話を聞いていると、過去に長年に渡って背中の症状に悩まされていたという話をよく聞きます。 つまり、なかなか治らないしつこい背中の痛みやコリの症状の正体は、頚椎症や頚椎ヘルニアなどの初期症状の可能性が非常に高いんです。 こういった話をすると 「肩甲骨や背中の痛みやコリの症状で何ヶ月も悩んでいる人なんて大勢いるんじゃないですか?」 という質問をよくいただきます。 その通りです。 こういった人は本当に大勢いると思いますし、実際にこういった人で色々な治療院や病院に相談したけど改善しなかったという人も大勢おられるでしょう。 少し極論になってしまうかもしれませんが、その大勢の人の多くは、首の骨の変形などが背中の症状に大きく関わっていると大真面目に私は考えています。 先ほども説明したように、通常の肩こりは血行不良から発生する筋肉痛のようなものです。 はっきり言って通常の肩こりが、何ヶ月も安静にしていて改善しないなんてあり得ないんです。 症状がそれだけしつこく長引くという事は、何かしらの組織損傷や変形がなければ考えにくい現象でしょう。 骨の変形などが症状に大きく関わっており、尚且つ肩こりのような背中の症状を発生させる疾患で最も可能性が高いのは、頚椎症や頚椎ヘルニアなどの疾患で間違いないと思います。 それを無理やり更年期や自律神経失調症のせいにするよりは、こういった頚椎症や頚椎ヘルニアの可能性を疑った方が合理的な考え方だと思います。 頚椎症や頚椎ヘルニアであっても、初期であれば異常なしと診断される事が多い もし頚椎症や頚椎ヘルニアを疑った場合、病院へ行ってレントゲンやMRIなどの画像検査をされると思いますが、初期の頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は「異常なし」と診断される事も決して珍しくありません。 お医者さんの診断基準はどうしても手術をするべきかどうかで判断される事が多く、首の骨や軟骨の変形、神経の圧迫などの問題点があったとしても、手術するほどの大きい問題じゃなければ「異常なし」と言われる事が多いんですね(こういった事は実際にお医者さんに聞いた事のある話です) また、実際に異常があったとしても神経を圧迫している場所や角度によっては、MRIの検査でも写りにくい、写らない事も決して珍しい事ではないようです(これも実際にお医者さんに聞いた事があります) しかし、このページで何度も説明させていただいたように、何かしらの組織の問題(骨の変形など)が無い限り何ヶ月も背中の症状が継続する事は考えにくい現象ですので、やはり頚椎の問題を疑うようにしてくださいね。 頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している背中の症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的 もしあなたが現在感じている背中の症状が頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生しているのであれば、残念ながら一般的な整骨院や病院などで行われているマッサージや電気治療では改善しにくい症状のはずです。 実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は非常に治療が難しく、お悩みの人が非常に多い疾患でもあります。 頚椎症や頚椎ヘルニアのように、首の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。 炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。 感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。 つまり、こういった症状の方にマッサージなどの強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。 どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。 逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。 弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。 もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。 どこに行っても治らないしつこい背中の痛みや、頚椎から発生している症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。 以上で「更年期障害や自律神経失調症と肩甲骨や背中の痛みやコリの症状との関係」のページの説明を終了させていただきますが、下記に背中の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。 おすすめ記事 スポンサーリンク 背中や肩甲骨の痛みに関しての記事 このページを読んで頚椎症や頚椎ヘルニアの疑いがある人は以下のページも参考にして下さい。

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左の腕の付け根が痛い!肩の前方に症状が出た場合の原因と対処法は?

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ページコンテンツ• 右肩や二の腕が痛いのは内臓や更年期が原因?内臓から重要なサインかも? 右肩や二の腕の痛み【5つの原因】 右肩や二の腕が痛い、という場合の原因は、次の5つが考えられます。 1.疲労 仕事の疲れや家事・育児の疲れなどは、1日の疲労度は少なく思えますが、 毎日、毎日の疲れが蓄積していくことで、肩や二の腕が痛くなります。 また、仕事の業務のプレッシャーや職場の人間関係、 育児が思うようにいかなかったり、体のバイオリズムなどで 精神的な疲れでも、肩や二の腕が痛くなるのです。 さらに、疲れてくると 姿勢も悪くなり、肩や腰、目への負担が増し、 その結果として 肩を痛くすることがあります。 体の疲労は、 十分な睡眠や少しぬるめのお風呂を 長めに入ると 疲労回復になります。 精神的な疲労は、 運動や趣味、音楽を聴く、 お酒など自分なりの ストレス解消法が効果的です。 2.スポーツ 前日や前々日に、• 野球など肩を使うスポーツ• 筋トレ• 引越しなど、重たい荷物を数回運んだ などで肩を酷使すると、筋肉が炎症を起こし、 右肩や二の腕がいたくなることがあります。 筋肉痛であれば、 筋肉をほぐすようなストレッチや 冷湿布などで 幹部を冷やすといいでしょう。 3.目の疲れ 長時間のパソコン作業などで目を酷使すると、 肩コリや首がこることがあります。 この場合、 目を蒸しタオルで暖めるか、肩や首のストレッチなどで 固まった筋肉をほぐすことをお勧めします。 4.更年期 肺が悪い場合は、 「ちょっと様子を見るか・・・」と楽観視するのは禁物です。 四十肩とか言われたらやだし。 RT : 背中が痛い。 背筋痛かな?内臓疾患かな?痛い。 — nagai. yumi. nyagai 「痛いものは痛い」、「ずっと痛い」、「右肩ばっかり!」 肩が痛いのって辛いですよね~。 しかも右肩だけ! ハードな運動をした、とか、 重たい荷物をいくつも運んだ、とか、 転んでぶつけた、とか、 理由が思い浮かべば、痛みが引くのを待てばいいけど、 右肩が痛い原因が分からない!って、やっぱ不安ですよね。 内装体制反射 内臓が疲れたり、悪くなると、自然治癒の力が働き、 内臓を守ろうとして体の筋肉が反射的に硬くなってしまうのです。 これを、医学的に 「内臓体制反射」といいます。 また、体を守ろうと、 筋肉を固くなることで、体が丸まってしまいます。 体が丸くなると、姿勢が悪くなり、その結果、 肩や腕が痛くしてしまうのです。 内臓が右肩を引っ張る 内臓が悪くなると、下へ垂れるようになります。 内蔵が垂れるようになると、他の筋肉や組織も一緒に下へ引っ張られ、 肩や二の腕も引っ張られることで、痛みが出てしまいます。 このため、 体の右側にある肝臓や胆のうが悪くなると、 右肩が痛くなるのです。 例えていうなら、スーパーのビニール袋に、買ったものを入れすぎると、 重たくなってビニール袋が伸びてしまうような感じです。 右肩と内臓、切っても切れない関係なんですね。 右肩が痛くなるのは内臓からのイエローカード!絶対見逃さないように! 2つのストレッチ• タオルを両手で引っ張っりながら、手を上下する簡単ストレッチ• 手をクロスして組んで、肩に上げるストレッチ いずれも、ゆっくり、痛みの出ない範囲で動かしてください。 ただし、ストレッチをすると 痛さが増す!という場合は、 無理をしないで、安静にしてください。 内臓と右肩の関係 内臓が悪くなると、からだが内臓を守ろうとして、筋肉が反射的に硬くなります。 その結果として、肩の筋肉などが固くなってしまい、 肩コリの原因となり、 肩が痛いと感じてしまうのです。 これは、医学的に 「内臓体制反射」といい、 体を守るためのものすごい機能なんです。 また、内臓が悪くなると、臓器が下へ垂れ、 他の筋肉や組織もつられて下に引っ張られてしまいます。 このため、肩や二の腕も引っ張られることで、 肩などが痛いということになってしまうのです。 スーパーのビニール袋に、重たいものを入れすぎると、 ビニール袋が下に伸びてしまうような感じです。 右肩と内臓は、切っても切れない密接な関係なんですね。 右肩が痛くなるのは、内臓からのイエローカード! 右肩や二の腕が痛くなるということは、 内臓からの危険サインかもしれません。 この危険サインを見逃すと、大病の危険性も・・・.

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