種の大きさ、重さ 普通のとうもろこしの1粒です。 それを乾燥させたものが種となります。 とうもろこしの実は乾燥すると、とてもしわくちゃになり干からびて、薄っぺらくなってしまいます。 軽くて、固くなっていて、手で潰そうとすると簡単に割れてしまいます。 壊さないように取り扱いは慎重にした方がいいです。 まるで、皮だけが残って干からびた感じですが、中にはちゃんと、胚が入っていて、次の植物体の生長源がそこにはあります。 また、水に戻すとすぐに元のとうもろこしの状態に戻ります。 この時には、とうもろこしなので、やはり、柔らかくなっています。 この時点ではもう日持ちはしません。 発芽させないと腐るだけです。 種の構造 種まきの発芽の難しさ 発芽適温:25度〜35度、発芽日数:4日〜1週間 とうもろこしの種まき方法 一気に発芽させることが大事です。 そうしないと、水をやったとうもろこしの種は、ただの生とうもろこしと同じです。 これを土の中に埋めておいたらすぐに、カビや雑菌に食べられてしまいます。 なんといってもとうもろこしです。 栄養豊富ないいエサです。 適温にして、加湿をきらうので最小限、なるべく、少数回の水やりできっちりと発芽させます。 長期間発芽してこないものはとっくに腐敗しています。 一日の気温、種をまいた容器、土の温度が発芽適温を上回っていることを確認して、余裕を見て十分に暖かくなってから種まきをしたほうがいいかもしれません。 とうもろこしはかなりの高温性植物です。 また、種の尖っている方を下向きにして土に刺して、薄く土をかぶせるとといいようです。 種には腐敗防止のため、その他、保存中の保管のためか、農薬がまぶしてありますが、それでも、うまく発芽しないことがよくあります。 また、十分に気温が上がったときに、地面に直播きするのが一番、楽で確実です。 ただ、この時もとうもろこしは、動物たちの大好物、微生物も大好物です。 まず、鳥に、害虫、そして、発芽間際の雨による腐敗などがあります。 どちらかというと、鳥や小動物が一番の敵です。 ネットを張って、種まき後のとうもろこしを守ります。 とうもろこしは、種も、収穫する実も大変、害虫、鳥、動物に弱いもので、かなり手厚くガードしないと上手く、人が手に入れることはできません。 赤い色の粉が多いですが、農薬をつけているという証拠のようなものです。 この粉自体が農薬をつけていますよというサインのようなものです。 無農薬種子などは、かなり難しそうですが、自家採種していくと、意外とこういう市販のものよりも発芽率が良かったりするかもしれません。 トウモロコシは寒い方がいいのか?暑いほうがいいのか? それは、涼しいところです。 トウモロコシといえば、北海道が思い浮かぶように、涼しい所がいいです。 でも、太陽は当たる夏にならないとできません。 コーンの糖質は太陽が光合成しないとできないものであり、収穫後すぐに糖度が落ちるというのは、トウモロコシが光合成をせずに、呼吸をしてエネルギーを消費してしまうからではないかと思いますが、どういう原理なのかは分かりません。 ところで、ここで、涼しい=寒い、かんき、さむけ? これらの用語はセットになっていて、天気予報では、寒いとは絶対に言いません。 とくにこれが厳しくなってからはほとんど厳寒期以外は絶対に認めないぞという感じで言わないのです。 それは、全国放送で関東ごときの東京ごときのものがその程度の温度で寒いと言ったら、北海道などの寒さはどうするんだ?甘えるな?? と言われてしまいます。 それでは、なぜ、寒いのか? ひとは寒さを感じると、さむけがするといいます。 ここで、一番、よくあたる、寒いか、暑いかという天気予報があります。 それは週間寒気予報です。 上空の寒気(かんき)を見れば、寒いか寒くないかがわかります。 昔は夏と言われていた時期でも、寒気(かんき)がきていれば寒いのです。 もうお気づきでしょう。 さむけ=寒気です。 寒気(かんき、さむけ)と書きます。 つまり、さむけとはかんきのことだったのです。 と、数年たって気が付きました。 だから、どうりでさむけがするはずです。 じょうくうにかんきが来た時には。。。。 もう、感じではかけません。 これからは、TVでかんきが来ていますと言われたら、さむけがするから気をつけろ、風邪をひいたり、肩首の筋肉がちじこまり、血圧が急に上昇するから、寝るときには暖房をつけなさいと、考えたほうがいいかもしれません。 とくに日本の寝室はめちゃくちゃ寒いらしいです。 統計では、信じられない耐え難い寒さで寝ている人が大半を占めているという結果になっています。 これはもちろん、断熱性のなさと、夜間の灯油ストーブが利用できない、うえに、電気エアコンが電気代が異様に高いために自由に使えない、それが限られた年金生活であると、もう節約するしか無いっていう感じが極まったときに、統計に現れているのでしょう。 ほんとうは、電気代は安いものですし、日本のエアコンは世界でもトップレベルのものです。 快適な健康的に生活できる必須のインフラだと思います。 話はそれましたが、とうもろこしは、そう、夏でもさむけがするような所がいいようです。 寒気、つまり、夏でもシベリアからの寒気が流れてくる所がいいのではないでしょうか。。。 ちなみに、一年で一番、昼が長い日でしたが、夜、暖房をつけてみると、24度設定にしていても、ごーーごーーと動き始めました。 部屋の中も外も大差ないという温度だということのようです。 断熱の意味がない。。 上空には、北海道と同じレベルの寒気が日本列島を覆い尽くしています。 夏ですよね??たしか、昔はそう言っていたような、、、 これで9月も寒ければ、、もう、、、すでに、米の不作が疑われていて、また、輸入した年のことを話し始めています。 多分、今年は本気で冷夏でしょうね。 冬は、想像さえしたくない。。。
次の苗植えの場合は、GW明けからが適期。 中南米原産のトウモロコシは、高温を好むため、種から始める場合はある程度暖かくなってからがおすすめ。 4月頃にまく場合は、黒マルチを用意します。 苗から始める場合は、ゴールデンウィーク明け頃からが植えつけの適期です。 トウモロコシ栽培では、たい肥と肥料の2つだけ準備する! 種をまく予定の土には、あらかじめたい肥と有機肥料をすき込んでおきます。 根が深い位置にまで到達するので、肥料は深めに入れておくのがポイント。 また、もともと、荒れ地でも育つ作物なので、「不耕起栽培」といって、いっさい土を耕さない方法でも育てることができます。 深いところまで到達する根が、土を耕す効果を生み、次年度以降の土壌改良に役立ってくれるというメリットもあります。 トウモロコシの種を植えるときのポイントは「固めて植える」こと! 茎の先端のモップのようなものが雄花 タネは、1つの上穴に3粒ずつまいていきます。 芽が出て、丈が20cmくらいになったら、1ヵ所につき1本ずつになるよう間引きます。 この際、根っこごと引き抜くのが難しければ、地上部だけをハサミで切り取ってしまってもOKです。 高さが50cm程度になったら、マルチをしている場合はマルチを外し、列の両サイドの土を根元に寄せる、「土寄せ」をします。 マルチをしていない場合でも、周囲の雑草を取り除き、「土寄せ」をします。 土を根元に寄せることで、急激に背が伸びはじめるトウモロコシが風などで倒れないようにする作業です。 また、生育にともなって、本やマニュアルによっては「わき芽かきをする」と書いてあることもありますが、最近の品種では、わき芽かきをしてもしなくても収穫量に影響はなく、わき芽かきは特にする必要はありません。 トウモロコシの特徴!別々の雄花と雌花。 ひげ状の雌花の1本1本が実につながっている トウモロコシは、雄花と雌花が別々の、ちょっと変わった植物です。 茎の先端にモップのように生えているのが雄花で、実の部分の先端からひげのように出ているのが雌花です。 雄花の花粉が風で飛んで雌花に到達し、雌花の1本1本が実につながっていて、受粉することで中の実がふくらんでいきます。 雌花のひげが茶色くなったら、収穫のサインです。 もぎたての瞬間が一番甘い! スウィートコーンは、収穫後も生きて呼吸をしており、それに必要なエネルギーとして、自分の糖分を使ってしまうので、収穫時間とともに糖分が落ちていき、収穫後数時間で甘みが半減してしまうと言われています。 農家の方は、「お鍋にお湯を沸かしてから収穫に行く」と言われるほど、収穫した瞬間とそうでないものとでは格段に甘みがちがうものなのです。 収穫したてを味わえるのは、家庭菜園ならではの醍醐味! ぜひ、収穫されてから何時間も経ってお店に並んでいるものと、ご自分の菜園で収穫した瞬間にゆでたものとの違いを味わってみて下さい。 また最近は、「フルーツコーン」といって、生で食べられる品種も数種類出ています。 これまで、トウモロコシを何度も栽培したことがあるという方は、次回は、フルーツコーンに挑戦してみるのも良いでしょう。 【関連記事】•
次の種まき前の畑の準備 トウモロコシは、連作しても良いそうです。 遅霜にあうと枯れるので、早まきの場合には注意が必要です。 肥料をよく食うので、元肥をしっかりやると良いそうです。 畝は、幅が約1m、高さが約10cmほどにします。 トウモロコシの種まき 種は、前日に水に漬けて十分吸水させておくと良いようです。 種をまいたら土をかけて手の平で軽く土を押さえておきます。 その後、寒冷紗か不織布をベタがけします。 カラスなどの鳥害も防いでくれますね。 楽天 は、他の株の花粉がつかないと実ができないので、1列植えにせずに複数列にすると良いそうです。 ポットでの育苗の場合 ポットでの育苗は、畑の準備がまだできていない時、鳥害対策の時に便利です。 植え付け時期が遅れると、苗が痛むので注意が必要です。 2013年は、タキイ種苗の「甘さビックリ とうもろこし」一代交配 キャンベラ86 をまきました。 発芽率は100%のようです。 左の写真は、時期をずらしてまいて2回目のものです。 1本だけ芽が出ている脇に小さな芽が出ています。 1回目の苗は、畑に馴染んだ所です。 無事に育って甘い実が食べられますように。 移植しない時には、根元からハサミで切ります。 追肥後には、株が倒れないように、通路の土を取って株元に土を盛ります。 雌穂が大きくなる時には、水分がたくさん必要です。 不足すると実がシワシワになります。 甘い品種ほどシワシワになりやすいそうです。 トウモロコシは、水やりと追肥がポイントです。 一番上の雌花を残し、下の雌花はかきとります。 1株に1果が基本です。 かき取った実は、ヤングコーンとして食べられます。 株元の脇芽を取ると、根のはりが悪くなり倒れやすくなるので、最近はとらないようにするのが主流だそうです。 倒れたら無理に起こすと根が切れるので、土寄せをすれば、自然に立ち上がるようです。 カラスなどからの食害を防ぐには トウモロコシの実が膨れ出したら、トウモロコシの上に、何本かの支柱を立てその上部に黒い木綿糸を張ると効果があるそうです。 また、直接実を黄色の網袋でくるむという方法もあります。 黄色はカラスには見えないと言われています。 トウモロコシの収穫 トウモロコシの先にある雌しべが茶色くゴワゴワになってきたら、収穫の時期です。 トウモロコシを握って下に倒すとポキッと折れます。 頭の部分の皮を剥いて、実入りの状態を確認してから、取っても良いですね。 取り遅れると、甘みが少なくなるので適期を見逃さないようにしてください。 2012年7月11日、初めての収穫 今年は、追肥と土寄せの時期が遅れてしまいました。 2本めのトウモロコシをまぶく時期も遅かったかもしれません。 ヤングコーンとしてたべましたが。 ということで、収穫したトウモロコシは小さかったです。 ヒゲが茶色になって乾燥していたから収穫しましたが、少し早すぎたかもしれません。 粒が小さかったです。 甘みはありましたが。 4回に分けて種をまきました。 だから、最初のトウモロコシの収穫でした。 が、いまいちでした。 肥料も少なかったようです。 次の収穫に期待しましょう。 トウモロコシにつく病害虫 アワノメイガは、雄花を食べた後に実に移動して食害を起こします。 葉の付け根にオガクズのような塊があれば、アワノメイガがいます。 雄花が出始め時、雌しべが出始め時に殺虫剤の粒剤をひとつまみずつ、雄花と雌花にかけると良いそうです。 が、農薬が嫌な人は、雌しべが出揃ったら雄花を折り取ってしまうと良いようです。 トウモロコシの栄養、効能と健康効果 トウモロコシの主成分はでんぷんで、他にはたんぱく質、脂質、糖質をバランスよく含んでいます。 トウモロコシの黄色い部分には、ゼアキサンチンがあり、活性酸素の除去、肝臓がん防止効果があるようです。 トウモロコシには、食物繊維も多く含まれているので、脂質の吸収を抑え便秘の予防・改善、大腸がん予防、コレステロール値の吸収抑制に効果があります。 また、疲労回復効果のあるビタミンB群、血圧上昇を抑えるカリウム、老化防止、血行の改善、更年期障害の緩和に役立つビタミンEも含んでいます。 実の胚芽部分には、リノール酸が多く含まれていて、血圧降下、コレステロール値の降下作用、動脈硬化の予防などがあります。 トウモロコシのひげの部分は、漢方でも利用され、糖尿病、高脂血症、高血圧などの薬として用いられているようです。
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