素因数分解(そいんすうぶんかい)とは、自然数を素数の積になるまで分解することです。 また自然数は、正の整数のことです。 今回は素因数分解の意味、素数、約数との関係について説明します。 関係用語として、実数、整数、有理数の意味も勉強しましょう。 下記が参考になります。 素因数分解とは? 素因数分解(そいんすうぶんかい)とは、自然数を素数の積になるよう分解することです。 素数は、「1とその数自身でしか割り切れない数」です。 なお、2と3は素数です。 10は素数では無いです。 自然数は、正の整数を意味します。 整数の意味は、下記が参考になります。 また整数は、実数と有理数に含まれます。 実数、有理数の詳細は下記が参考になります。 素因数分解の計算の流れを下記に示します。 次に60を素因数分解しましょう。 素因数分解と素数の関係 素因数分解は、 自然数を素数の積に分解 することです。 素数とは、1とその数自身でしか割り切れない数です。 素数の意味は、必ず覚えてください。 なお、1〜10までの自然数の素数は、 2 3 5 7 です。 素因数分解と約分の関係 約分とは、分数の分母と分子を同じ数で割り、できるだけ小さい数(簡単な数)にすることです。 例えば、 は、下記のように簡単な数で表せます。 約分をするとき、分母と分子で共通する約数(割り切れる数)を見つける必要があります。 最大公約数を見つけることができれば、すぐに約分できますが中々見つからないこともあります。 そんなとき前述した、素因数分解を行います。 16、32を素因数分解しました。 約分の詳細は、下記が参考になります。 まとめ 今回は素因数分解について説明しました。 意味が理解頂けたと思います。 素因数分解は、自然数を素数の積になるよう分解することです。 素因数分解の方法、自然数、整数の意味など、併せて勉強しましょう。 下記が参考になります。
次の1:素因数分解とは? まずは素因数分解とは何かについて解説します。 素因数分解とは、「自然数を素数の掛け算で表現すること」です。 1や10、200などが自然数です。 0は自然数ではないので注意してください。 2や5、11の約数は1と自分自身(2、5、11)だけなので、素数です。 6や8は、1と自分自身(6、8)以外に2などの約数を持つので素数ではありません。 1は素数ではないので注意してください。 素因数分解の例を1つ紹介します。 例えば、 30という自然数を素因数分解すると、2・3・5となります。 (2も3も5も全て素数なので、素因数分解できています。 なぜなら、6は素数ではないからです。 (6の約数は1、2、3、6なので、1と自分自身である6以外に約数2と3を持っているからです。 ) 以上が素因数分解とは何かについての解説です。 次の章では、素因数分解のやり方について解説します。 2:素因数分解のやり方 では、素因数分解のやり方を解説します。 例えば、 20を素因数分解することを考えてみます。 素因数分解のやり方としては、 素因数分解したい数を素数で割ることを繰り返します。 そして、最後にアルファベットLのように数字を見立てて、それらを掛け合わせると、素因数分解の完成です。 素因数分解のやり方の解説は以上です。 次の章では、素因数分解の問題をいくつかご用意しています。 以上より、 50を素因数分解すると、2・5 2となります。 130という少し大きな数です。 まずは素数5から割っていきましょう! よって、 130を素因数分解すると、2・5・13となります。 素因数分解の問題は以上になります。 たくさんの問題を解いて、ぜひ素因数分解に慣れてください!.
次の素数と素因数分解の説明 素数、素因数分解という単語を聞いたことがある方は多いと思いますが、きちんと理解できている方は少ないのではないでしょうか? 素数、素因数分解は出題率はそれほど高くないですが、高校入試でもちらほら見かけます。 出題率が低い分問題のパターンは限られており、複雑な計算もないので短い勉強時間で比較的点数のとりやすい分野です。 高校になってからも出てくるので、この記事を読んでしっかり理解・対策しましょう。 まずはじめに素数、素因数分解とは何か説明していきます。 以下に素数、教科書などでよく見かける素数、素因数分解の説明を書きます。 その数自身より小さい自然数の積で表すことのできない自然数を素数という。 自然数を素因数だけの積の形に表すことを 素因数分解する といいます。 なのでこれが正解です。 条件を守りながら実際に基本問題を解いていきます。 手順1. やり方さえ覚えたらすぐにできると思います。 このあたりは間違いやすいので、特に気を付けましょう。 最後によく見かける素因数分解を使う問題を紹介します。 素因数分解を使う問題と言ったらほとんどこのパターンです。 必ずマスターしましょう。 この問題で平方という見慣れない言葉が出ていますね。 平方という言葉をどこかで見たことはありませんか。 そうです【 ㎡】です。 問題文の意味は理解できましたか。 まだよくわからないですね。 何をかけたか答えなさい。 こう言い換えると、イメージしやすいと思います。 ここまで来ればピンときた人もいるのではないでしょうか。 問題に戻ってみましょう。 問題を解く手順をまとめます。 素因数分解をする。 仲間外れになっているものをかけたものが答えです。 答え方に注意 最後にいくつか練習問題をしてみましょう。 手順1. 素因数分解をします。 仲間はずれを探します。 手順1. 素因数分解をします。 仲間はずれを探します。 これが何の平方になっているか考えます。 の中を計算します。
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