化粧水(ローション)を手作りするにあたっては、大きく5つのメリットがあります。 まずはコストを抑えることができます。 基本のローションは、グリセリンと精製水だけでできます。 ドラッグストアなどで、2つ合わせても数百円程度で購入することが可能です。 また、ご自身の肌の状態に合わせて、濃度や配合するものなどを自由に変えることができることもメリットです。 好きな香りのアロマオイルや、使い心地に応じてヒアルロン酸などを加えることができると同時に、不要なものを入れないので、肌に優しくすることができます。 自分自身で、自分の肌に合わせて作る化粧水(ローション)を使うことで、より肌への意識が高まりますので、美肌への道も進みやすくなるでしょう。 そして、シンプルなケアによって、お金も時間も節約することができます。 グリセリンと精製水の手作り化粧水(ローション)のデメリット デメリットとしては、長い時間の保存ができませんので、こまめに作る必要があることが挙げられます。 これは保存料等を入れないというメリットも一緒にありますが、冷蔵庫等で保存をし、作るときは最大でも1週間分程度の量にしておきましょう。 作る際に、自分の好きな成分を配合できることはメリットではありますが、使う成分によっては、材料を揃える段階での支出が、市販品を買うよりも高くなってしまう場合もあります。 最初は、様子を見ながら、少しずつ揃えて行くと良いでしょう。 また、作る際や使う際の衛生管理にも注意が必要です。 道具はアルコール消毒、煮沸消毒などをする必要がありますし、容器の口には手を触れない様に注意する必要があります。 誤った作り方や使用法は、逆にお肌を傷めてしまう結果になる場合がありますので、注意が必要です。 材料は、グリセリンと精製水だけですので、ドラッグストアなどで簡単に揃えることができます。 最初に作る場合は、精製水に対して5〜10%のグリセリンがおすすめですが、お好みに合わせて調整してください。 あまり入れすぎると肌荒れの原因になりますので、ご注意ください。 手作り化粧水(ローション)作りには、雑菌が一番の敵です。 化粧水作りに入る前に、手をしっかりときれいに洗い、容器や道具はしっかりと煮沸消毒しておきましょう。 煮沸できない場合は、アルコール消毒します。 また、作っている途中も、容器の口部分などに手を触れない様に注意して作りましょう。 グリセリン+精製水の基本化粧水(ローション)• 精製水100mlを計ります。 グリセリングリセリン5mlを計り、精製水に混ぜます。 容器の口部分などに手を触れない様に注意しながら、容器に移してできあがりです。 乾燥肌の改善とともに、アトピー性皮膚炎を改善する効果があるとも言われています。 お使いの場合は、まずはパッチテストなどを行ってからにしましょう。 基本のグリセリン化粧水と同じく、手はしっかり洗ってから、容器や道具は煮沸消毒またはアルコール消毒してから使い、希釈した化粧水は1週間以内に使い切りましょう。 原液は冷蔵庫で保存します。 グリセリン+尿素の化粧水(ローション)• 精製水100ml、グリセリン2. 5ml、尿素25gを計ります。 煮沸した容器に入れ、しっかりと混ぜます。 精製水で8〜10倍に希釈して使います。 ヒアルロン酸は、パウダーなどで販売されていますので、化粧水に入れることも可能です。 入れすぎるとジェル状になってしまいますので、入れる量には注意しましょう。 グリセリン+ヒアルロン酸の化粧水(ローション)• 精製水100ml、グリセリン5mlを計ります。 消毒した容器に精製水、グリセリン、ヒアルロン酸を入れます。 しっかり混ざるのに1〜2日かかります。 何度か振りながら待ちます。 アロマオイルによって様々な効能が見込めます。 ローズは、新陳代謝を活発にし、肌のハリをアップさせる効果、ローズウッドは、肌の細胞を再生させ、ハリとツヤをアップさせる効果などがあります。 ゼラニウムは、皮膚を引き締め、弾力をアップする効果、パルマローザは、脂性肌のニキビ改善の効果、パチュリーは、リンパの流れの促進効果があります。 それ以外の物の場合、人工香料である場合も多く、アロマオイルとしての効果は見込めず、せっかくの手作り効果が見込めなくなってしまう場合があります。 グリセリン+アロマオイルの化粧水(ローション)• 精製水100ml、グリセリン5mlを計ります。 グリセリンにアロマオイルを2〜3滴加えて混ぜます。 消毒した精製水に、アロマオイルを加えたグリセリンを、数度に分けて混ぜます。 リン酸型アルコルビン酸などをドラッグストアや通販などで購入することができます。 ビタミンCといえば、レモンが有名ですが、レモン汁やレモンのアロマオイルなどを、化粧水に直接入れるのは避けましょう。 これらの成分を肌に直接つけた場合、紫外線の影響を受けやすくなり、シミの原因になってしまう可能性がありますので、注意しましょう。 グリセリン+ビタミンC誘導体の化粧水(ローション)• 精製水100ml、グリセリン5mlを計ります。 消毒した容器に精製水、グリセリン、ビタミンC誘導体を入れよく混ぜます。 シミは肌の中のメラニン色素によって発生します。 しかし、このメラニンは紫外線を吸収したり、摩擦による刺激から肌を守ろうとするもので、肌にとって大事な役割を担っています。 このメラニンを排除してしまうと、よりダメージを受けやすい肌になってしまいます。 そこで。 ビタミンC誘導体の化粧品を継続的に資料することで、メラニン色素が過剰にできるのを防ぎ、シミ・しわの改善が期待できます。 ビタミンCを効果的にアプローチするVIOTERAS Cセラム しかし、ビタミンCはとてもデリケートな成分。 空気に触れると酸化してしまい効果を得られなくなってしまいます。 ただのビタミンC化粧品では、肌の奥深くへアプローチすることが難しいのです。
次の市販の缶詰やジュースは不可。 熟す前の若い果実が最適。 まずはパイナップルをミキサーにかけるのでざくざく切っていきますー。 まな板、包丁はしっかり消毒して下さいね。 我が家は家族が少なく、一個丸々買うのは勿体ないのでスーパーにて既にカットしてあるパイナップルを購入しました。 パイナップルの重さを計量します。 皮つきでこんなぐらい。 皮をむいて測ると348gになりました。 もう少し大きいサイズを買ったら良かったかな?まぁ、こんなもんかな? 我が家はミキサーしか無いのでこのままザラーッと入れて回していきます。 水を入れないのでなかなか回りづらいです・・・が、トロトロになるまで頑張って撹拌してください。 トロトロになるとこんな感じ。 甘くてとってもいい匂い。 あの量で180ml程取れました。 ハイ、そしてこれでパイナップルの果汁の用意は終了です。 ここまでの工程ですが ジューサーをお持ちの方はもーっと楽~にできますのでそちらををお使いください。 ジューサーだと 絞る過程が不要になります。 では次にいつも通り豆乳ローションを作りまーす。 清潔な鍋に豆乳を入れて火にかけます。 スプーンでかき混ぜながら温度計で温度をチェック。 布巾とキッチンペーパーを重ねたザルに豆乳ローションを流して(ザルの下にはボウルを重ねてね)通常通り絞っていきます。 一度絞って、1、2分置いてから再度絞るとまだまだ豆乳ローションが搾れたりします。 出来上がった豆乳ローションに絞ったパイナップルの果汁を混ぜます。 これでパイナップル豆乳ローションの出来上がりです。 よく洗った保存容器に移し替えます。 保存方法は通常の基本の豆乳ローションと同じです。 パイナップル豆乳ローションは効き目は高いですが刺激もあるのでご使用前のパッチテストはしっかり行ってください。 少しでも異常がみられた場合は無理せず基本の豆乳ローションの利用をおすすめします。 さて、今回使ったパイナップルはほぼ完熟だったので黄色味がめちゃくちゃ濃いですね。 本当はもっと透明感のある薄い黄色が理想だったんですが。 有効成分のブロメライン酵素は未熟な果肉、芯に多いので若いパイナップルを1個で買った方が効果は高いかもしれません。 基本、カットフルーツって完熟してるものがほとんどだと思うので(笑)。 特にパイナップルの芯にタンパク酵素が多く含まれるので、御家族の多い方はカットされてない丸々一個のパイナップルがおすすめです~。
次の手作り化粧水の基本マスター ここでは手作り化粧水の基本を簡潔にまとめています。 初めての方もマスターできると思います。 化粧水の役割は「水分補給」 化粧水を作る前に、知っておきたいことは、そもそもの化粧水の役割です。 それは「 水分補給」をすること。 洗顔後の肌は、肌に必要な栄養分も一緒に流れてしまっている状態です。 そのままにしておくと角質層の中にある水分がどんどん出てしまい、乾燥や毛穴の開きにつながってしまいます。 それを防ぐために、水分補給としての化粧水を洗顔後に行うことが大切です。 そのおかげで角質層の中の水分が保たれ、乾燥やシワ、ニキビなどの肌トラブルを防ぐことができます。 また、洗顔後のアルカリ性の肌を弱酸性に戻す役割もあります。 化粧水だけではすぐに水分が蒸発してしまうので、その後肌にふたをするイメージで、クリームを使用することが一般的です。 2種類のシンプルすぎる化粧水 これから紹介する2種類は、とにかく手間をかけたくない人向けの、簡単すぎる化粧水の手作りレシピです。 レシピとも言えないくらい簡単です。 もう少し植物の有効成分を取り入れるのは、次項以降のレシピを参照ください。 レシピ1: フローラルウォーター 肌に合ったフローラルウォーターをそのまま化粧水として使用します。 市販の化粧水に比べると、脂分がないのでさっぱりした使い心地になります。 下記は化粧水としてよく使われる代表的なフローラルウォーターの紹介です。 注意点などのフローラルウォーターの詳細はこちら レシピ2: 精製水+グリセリン 精製水とグリセリンを混ぜて化粧水を作ります。 目安は精製水100mlに対し、グリセリン5~10mlです。 グリセリンが多いほどしっとり感が強くなります。 直前に良く振って使用します。 アロマを使った手作り化粧水のベースレシピ2種 前項の2つの化粧水は、本当にシンプルさを追求したものです。 それで肌の調子が良くなれば、それに越したことがありませんんが、そうでない方も沢山いらっしゃると思います。 植物の成分を活用して、より有効成分を含んだ化粧水を作るなら、下記の2レシピがおススメです。 これらもとても簡単に作れます。 2つの違いはしっとりかさっぱりか。 自分の肌質や好みによってどちらをベースにするか選んでください。 具体的にどのエッセンシャルオイル、キャリアオイル、フローラルウォーターを使うかは、次項のブレンドレシピから選んでください。 精製水又はフローラルウォーター: 45ml• グリセリン又はキャリアオイル: 5ml• 精油:5滴• 保存用容器• グリセリン、又はキャリアオイルに精油を混ぜる• 精製水、又はフローラルウォーターも混ぜる• 使用する直前によく振ってから塗布する レシピ4: さっぱりタイプ さらにさっぱりしたい場合は、グリセリン5mlを入れずに、精製水、又はフローラルウォーターを45mlにしてください。 精製水又はフローラルウォーター: 40ml• 無水エタノール: 5ml• グリセリン: 5ml• 精油:5滴• 保存用容器• 無水エタノールに精油を混ぜる• 精製水、又はフローラルウォーターとグリセリンも混ぜる• 使用する直前によく振ってから塗布する 肌の悩み別ブレンドレシピ30種類 下記の材料を上記のレシピのフローラルウォーターと精油の部分に当てはめてください。 フローラルウォーターがない場合は精製水に変えても大丈夫です。 また、色々な種類のフローラルウォーターが手に入りづらいときは、多くの症状に合うやを代用してください。 キャリアオイルが手に入りづらい場合は、クセが少なく、色々な肌に合いやすいを代用してください。 使用する前はパッチテストを行ったり、医師に確認するなど、自己責任にて使用をお願いいたします。 1, 2. 保湿に 乾燥肌の人や乾燥しやすい時期におすすめの、保湿用化粧水のブレンドです。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 3. 肌の引き締め たるみが気になる肌、弾力や引き締め効果が欲しいときにいい化粧水のブレンドです。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 4~8. ニキビの改善に 白ニキビ 白ニキビは、ニキビの一番書記の状態です。 毛穴に汚れが詰まっている状態なので、殺菌し綺麗に保つことが大切です。 精油 2滴、2滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 黒ニキビ 黒ニキビは、毛穴に詰まった汚れが空気に触れ酸化し、表面が黒くなっている状態です。 炎症を起こさないうちに汚れを取り、毛穴を引き締めることが大切です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 赤ニキビ 赤ニキビは、毛穴が汚れでふさがれ、中で炎症を起こしてしまっている状態です。 炎症を取り除き、後が残らないように治すことが大切です。 精油 2滴、2滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 黄ニキビ 黄ニキビは、赤ニキビが悪化し毛穴の中で膿んでしまい、黄色に見えるニキビです。 熱を持っています。 精油 1滴、2滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 紫ニキビ 毛穴の奥で膿と血液が混ざり、しこりのようになってしまっているニキビです。 痛く、跡になりやすいことも特徴です。 血行を良くすることが大切です。 精油 2滴、1滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 9. 美白 シミやくすみが気になるひとにおすすめの美白の化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 10, 11. 老化防止 シワ、たるみ、乾燥といった老化に関わる悩みを持つ人におすすめの化粧水です。 精油 2滴、2滴、1滴 芳香蒸留水 オイル 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 12. 皮膚を柔らかくする 皮膚を柔らかく保つための化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 13. 皮脂の調整 混合肌の人に、皮脂を調整してくれる作用が期待できる化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 14. 肌のキメを整える 肌の調子を整え、キメを細かくしてくれる化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 15. 皮脂抑える 脂性肌の人に、皮脂を抑える働きのある化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 16. ノーマル肌 一般的な普通肌の人に向いている、肌の状態を保つための化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 17. ターンオーバー助ける 皮膚のターンオーバーの機能を高める化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 18. ピーリング効果 古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進する化粧水です。 精油 2滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 19. 日焼け後の肌に 紫外線にあたった肌や、日焼けの炎症を抑える化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 20. 皮膚炎の緩和 皮膚の炎症に効果的な化粧水です。 精油 2滴、2滴、1滴 芳香蒸留水 オイル 21. アレルギーを抑える アレルギーを抑える効果が期待できる化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 22. かゆみを抑える かゆみを抑えてくれる化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 23. 湿疹の緩和 湿疹の緩和にいい化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 24. 疲れた肌に 疲れた肌にハリをとり戻してくれる化粧水です。 精油 2滴、3滴 芳香蒸留水 オイル 25. 血行がわるい 血行が悪く、顔色が悪いときに、血行を促進してくれる化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 26. 敏感肌 敏感肌の人にも比較的刺激が少ない材料を使った化粧水です。 精油 5滴 芳香蒸留水 オイル 27. 乾癬の緩和 乾癬の症状を緩和する化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 28. 感染症の予防 感染症を予防する効果のある化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 29. 発汗過剰を抑える 発汗の過剰を抑えてくれる化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 30. 傷の緩和に 傷のある肌に優しく働きかけてくれる化粧水です。 精油 3滴、2滴 芳香蒸留水 オイル 次はこれを要チェック 注意点&免責事項:アロマセラピーは医療ではありません。 ここに掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。 事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。 持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。
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