vip2ch. 今回の敵の動きは通信の後に急激に変化、こちらの警戒網をかいくぐっての襲撃でした」 大淀「もしも、通信の傍受がなされているのなら。 提督が死んだという噂を流して相手の出方を見る、というのはいかがでしょうか」 提督「それは……良いのか?」 大淀「混乱による誤報であれば、叱責程度で済むかと」 提督「それを受けるのは俺だろう……まあ、いいさ。 だが俺が姿を隠す間の報告はどうする?」 大淀「間宮さんと伊良湖さんを経由しましょう。 あの二人ならほかの艦娘とかかわる時間は少ないですから」 提督「そうか……わかった。 愉快な芝居ではないだろうが、ひとつ打ってみるとしよう」 大淀「では実際の伝達は各艦隊及び後詰めの旗艦までにして、後は全体放送で死亡を臭わせる報を出しますね」 提督「任せたよ。 さて、そうなると俺の隠れ場所とここからの脱出か」 大淀「艦娘達が報告に来る前に移動しましょう。 幸い、こそこそ逃げるには十分隙間がありますから」 提督「ああ……なにせ、建物自体がボロボロだからな。 全く夜の闇に乗じてとはいえ、鎮守府が攻められるとはとんだ失態だよ。 さすがにクビかな」 大淀「私には分かりかねますが、少しでも取り戻せば違うかもしれません。 では行きましょう。 ちょうど裏の雑木林まで通れるように崩れていますし、敵も撤退したようです」 提督「着替えだけは後で持ってきてくれよ。 執務室は半壊状態です』 『執務室には血痕がありましたが、遺体の確認はされていません。 もし提督を発見したら、すぐに司令部まで連絡を』 『また、昨日の今日ですから鎮守府近海に深海棲艦が滞留している可能性があります。 後方支援を含め全艦隊は厳戒態勢、予備隊及び非番予定だった艦娘のみで瓦礫の撤去、提督の捜索にあたります』 『では現時刻をもって長門秘書官を提督代理とし、艦隊の指揮を執ります。 以上、緊急放送終わり』 加賀「……」 赤城「加賀さん、顔色が悪いですよ。 少し休んだ方が」 加賀「いえ、大丈夫。 少し寝不足なだけ……行きましょう、直ちに抜錨して哨戒にあたります」 加賀「ええ、少し、頭が痛いだけ。 少し、息が、しにくいですが、大丈夫です」 赤城「加賀さん……」 赤城(酷い顔ね。 足取りも良くない、体も震えてる。 前線に出るのは難しいかしら) 赤城(誤情報による敵部隊のかく乱。 半分は司令棟へ向かい提督の捜索へ向かってください」 鳳翔「残り半分をさらに分割。 最優先は入渠施設、工廠です。 残りは運動場に帰還した艦隊の休む場所を設営します」 鳳翔(予備隊は駆逐艦が多いせいか動揺も大きいですね。 けれど本当の事を話しては……せめて深海棲艦が動きを見せるまでは) 鳳翔「では各自、全力を尽くすように! 私は間宮さん達と炊き出しの準備をしますから、何かあれば運動場へ来てくださいね」 鳳翔「……あら、朝潮さん。 どうかしましたか?」 朝潮「せ、僭越ながら、あの、よろしいでしょうか。 なぜ、司令棟を全員で探さないのですか? い、今すぐに、早く探さないと!」 鳳翔(涙はとっくに流した後……それはみなさん同じですね) 鳳翔「ええ、ですから半分の人員をあてがいます。 けれど、大淀さんの放送通り深海棲艦が近海に潜んでいる可能性もあります。 露払い程度ならともかく、大艦隊が居座っていた場合、入渠や補給ができないと嬲り殺しにされてしまいます」 朝潮「それは……ですが、司令官がいないと、指示が!」 鳳翔「既に長門さんが代理で指揮を執っています。 今は一刻一秒を争う時。 お喋りをする暇はありませんよ」 朝潮「っ……わ、わかり、ました……失礼します……」 鳳翔「……大丈夫、提督は無事ですよ。 あの人はこんな簡単に死ぬような人ではないでしょう?」 鳳翔(言えるのはここまで、ですね。 本当に人が悪い。 どれだけ好かれているか、自覚が薄いんですから) 鳳翔(本当に通信が傍受されているのなら、敵の動きも早いでしょう。 提督不在なら相手には好機のはず) 鳳翔「炊き出しも急がないといけませんね。 怒り狂ってたり意気消沈してたり、色々みたいね」 長門「『網』の方は?」 陸奥「そっちは順調よ。 幸いというか、こっちは湾だもの。 侵攻方向は一方向しかないから、島風を中心に高速艦でありったけの機雷を設置してもらってるわ」 長門「分かった……そろそろ時間だな」 陸奥「そうね。 どうする? 事情を知ってる旗艦だけに絞って、殉職確定の無線でも出してみる?」 長門「いや、どの無線が傍受されているか分からん。 今は誘い込みのために全体に出すべきだろう」 長門「まったく、嫌になるな。 さっき出て行った第五遊撃部隊の顔を見たか?」 陸奥「吹雪ちゃん達のところね。 金剛、北上、大井が殺気立ってるって泣きながら連絡が来たわ。 逆に加賀と瑞鶴は調子が悪いみたい」 長門「球磨型は全員姉妹だな。 どの部隊も手が付けられんらしい」 陸奥「お葬式で使えないよりはマシよ。 さ、提督の死亡の可能性が高まったことにしましょう。 艦隊の配置もそろそろ終わるわ」 長門「電撃決戦、か。 日暮れまでに終われると良いが」 陸奥「あら、もしかしたら通信傍受なんてなくて、敵さんも全員撤退してるかもしれないわよ?」 長門「それで終わればそれでよし。 警戒しつつ通信の変更、提督も見つかって一段落だ」 長門『定時連絡をおこなう。 提督の捜索状況だが芳しくない、全体の修復作業も遅れ気味だ』 長門『それと多少鎮守府の守りが薄くなるが哨戒中の艦隊は警戒網を広げるように。 イライラするんだよね、凄く、ねえ大井っち」 大井「ええ、それはもう! 引きずり出して引き千切っても足りないくらいです!」 加賀「……」 瑞鶴「……」 吹雪「あ、あの……加賀さん、瑞鶴さん、大丈夫ですか?」 加賀「大丈夫よ。 ええ、私は大丈夫。 頭が、少し、痛いけれど」 瑞鶴「……大丈夫な奴がいたら頭イカれてるわよ。 でも、仕事はするわ」 吹雪「は、はい。 握り飯だ、一つでも食べておけ」 大和「ありがとう、いただきます。 敵艦発見の報は?」 武蔵「まだらしいな。 しかし、ここに留まらねばならんのは口惜しいものだ。 もう少し足が速ければな」 大和「仕方ないわ。 私たちにできることは固定砲台として、敵が来たら叩き潰すまで。 機が来るまでは身を隠し、守りが薄いように見せないと」 武蔵「それはそうだ。 どれ、私も座禅でも組んでおくか……どうした?」 大和「……何か、空気が変わった気がする。 来るわ」 武蔵「そうか。 よし、抜錨準備と行くか」 大和「ええ、一匹たりとも逃がさないわ。 生意気な鼠は、すべて駆除しないとね」 武蔵「ふ、こそこそしている提督もそろそろ表に出してやらねばいかんからな。 司令官への愛情が薄いんちゃう?」 扶桑「そうかしら? これでもはらわたは煮え滾っているのだけれど……」 扶桑(私が旗艦じゃなくて提督の無事を知らされていなかったら、悲嘆したかもしれないわね) 龍驤「ま、その方がええよ。 愛宕もパンパカ言わへんし、隼鷹も酒飲む気にならなへんっちゅーし。 こっちまで気が滅入るわ」 扶桑「そうね。 でもそれくらい真剣に鎮守府と提督を想っているということでしょう?」 龍驤「んー……ちょい待ち、来よった! 五時の方向、一直線に鎮守府に向かっとる! 艦種は……あかん、戦艦、空母、重巡に鬼や姫までおる!」 扶桑「私も確認したわ。 こちら扶桑、敵艦隊を発見。 構成は姫級や鬼級の混在した全艦種。 数は確認されただけで40!」 長門『了解した。 既に大和型が抜錨している。 機雷設置部隊は後退、補給部隊に再編だ』 島風「りょーかい! 行くよ、急がないと敵が来るってさー」 天津風「ふうん……いい風。 これなら勝てるんじゃない?」 島風「なにそれ? てゆーか余裕じゃん、朝は提督がいなくて泣いてたのに」 天津風「ばっ!? ぐ、だ、だって生きてるんでしょ。 よくわかんないけど、作戦ってことだろうし」 島風「あー。 やっぱりそーだよね」 天津風「じゃなかったら朝まで無茶苦茶キレてた大和さんが、長門さんに呼ばれた後いきなり大人しくなったりしないでしょ」 島風「あれ怖すぎだったし……っと。 機雷設置部隊、後退完了です! これより補給部隊に合流します!」 大和「お疲れ様でした、後は任せてくださいね……一匹残らず吹き飛ばしてやるわ」 島風「はい! ……でもさー、やっぱりキレてるよね?」 天津風「キレてるキレてる。 11 ID:OPCbeEDk0 暗号…ミッドウェー…うっ!頭が….. 姫はほとんど倒せず、鬼も半分残して逃がすか……ここまでか……」 提督「すまん遅れた! 長門、今すぐ抜錨しろ。 アイオワ、ビスマルク、伊勢、ローマは護衛艦とともに包囲を維持したまま扶桑の穴を埋めるよう時計回りに移動!」 長門「提督! ここは任せた! 長門、抜錨する!」 大淀「後方にいる艦娘達への装備換装、抜錨も完了しました。 これで鎮守府は予備隊を残して文字通りもぬけの殻ですね」 提督「こちら提督、全艦隊に告ぐ! 驚く者も多いだろうが悪いが後にしろ!」 提督「こっちは轟沈なし、敵は姫と鬼を残して壊滅。 このまま逃がしても打撃を与えたには変わりない」 提督「だが、お前達の家を壊した敵をみすみす見逃せるか? お前らの中に、ぶん殴ったらそれで満足な奴がいるか?」 提督「敵は潰せ。 一匹逃がせば蛆のように湧いて出る。 わたくしはまだまだ忙しいのですけど、貴方はどうしますの?」 鈴谷「……言ってくれるじゃん。 どうもなにも、やれって言われたらやるだけでしょ」 熊野「あらあら、それなら良いのですけど。 さっきまで府抜けたツラでしたから、てっきり泣きべそ掻いて提督の所まで戻るかと思ってましたわ」 鈴谷「そんなの駆逐艦じゃあるまいし……っよし! 全力全開、行くしかないっしょ!」 熊野「あらまあ、本当に分かりやすい。 なら競争ですわ! より多くの敵を沈めた方が提督に抱き着く権利でどうですの?」 鈴谷「いや、意味わかんないんだけど。 っていうか敵って、後はほとんど鬼か姫じゃん?」 熊野「淑女たるもの姫の一匹も吹き飛ばしてナンボですわよ。 投げちまったらもう刀も使えなくなっちまったじゃねーか。 戦えないならさっさと戻れよな」 睦月「天龍さん! あ、あの、如月ちゃんが全弾撃つまではって」 天龍「あ? あー、なら他の駆逐艦に弾渡してさっさと戻れよ。 あのバカ提督、オレ達には心配させるくせに、自分が心配させられると怒りやがるからさ」 睦月「そうだよ如月ちゃん……早く戻ろう?」 如月「……そう、よね。 司令官に会えなくなる方がずっと嫌……ごめんなさい。 如月、離脱します」 天龍「おう。 睦月は戻ってくるときに弾の補充ありったけ頼む。 敵の、戦艦棲姫を討ち取ったぞ……鬼どもも、皆が倒してくれた』 提督「ご苦労さん、一旦引いて体を休めてくれていいぞ」 長門『心配ない、と言いたいところだが難しいな。 言葉に甘えさせて貰おう。 では、また後で』 提督「ああ……全艦隊、こちら提督だ。 長門が戦艦棲姫を撃破、これで残るは五体だ! 敵も疲弊している、現時点で戦線にいる者は包囲及び牽制を怠るな!」 神通『提督、敵は波に潜んで脱出口を探っているようです。 牽制弾で押し戻してはいますが、どうしますか?』 提督「破れかぶれの突撃はありそうか?」 神通『今のところその兆候はありませんが、この状態が続けばおそらく打って出るでしょう。 けど、私達もほとんど中破か大破で、とどめを撃つには……』 提督「分かった、そのまま包囲を続けてくれ」 提督「……予備隊! 後はお前たちに任せる。 川内以下六名、直ちに抜錨し敵艦隊を沈めてこい!」 川内『了解! こんなに良い夜戦なんてそうそう無いからね、一匹たりとも獲物は逃がさないよ!』 望月『ぅあー、めんどくせー……一発で沈んでくんないかなー』 文月『よぉーし、頑張るよぉ~!』 提督「……というわけだ。 それとも神通、お前に任せた方が良かったか?」 神通『ふふ、いいえ。 何か言いたい事ある?」 駆姫『ク……ミンナ……!』 川内「お、仲間が大事だった? でも残念、喧嘩を売ったからには仕方ない。 悪いとは言わないよ。 当たり前の反撃だもん」 川内「じゃ、おやすみ」 駆姫『ガ……ッ! ア、アア……あ、ああ……月が、きれい……』 川内「お、夜戦の良さがわかってるじゃん。 そうだよ、今日は月がとっても綺麗……もう沈んじゃったか」 川内「こちら川内。 提督、敵艦隊の全滅を確認したよ」 提督『そうか。 酒も食い物も解禁とする! みんな、よくやってくれた!」 提督「入渠施設のバケツも全て開放するから、帰還次第入渠、その後運動場に来てくれ。 以上、通信終わり」 提督「……やれやれ、本当に忙しい一日だったな」 大淀「ええ、まったくです。 それより提督、何人もの艦娘からいろいろな問い合わせが来ていますよ」 提督「……中身は」 大淀「生きていて良かった、という娘もいれば、怒り心頭の子もいますね。 上への報告は私が準備しておきますから、艦娘の説得はお任せします」 提督「おいおい……まあいいか」 大淀「あ、それともう一つ。 どうしてもという艦娘がいたので、一人だけ今お会いしていただけますか?」 大淀「なにぶん一番練度の高い艦娘ですから……カッコカリとはいえ、奥さんの怒りは旦那様が解いてあげてくださいね」 大淀「それでは失礼します。 78 ID:5QWVMBIk0 これでおしまいです。 徹頭徹尾突然で尻切れトンボ。 ありがとうございました。 DMM GAMESのを行う 2. DMMにクレジットカードの情報を登録する 3. にアクセスして「初回無料500pt取得はこちら」のボタンをクリックする まだ艦これ、やってないの? 艦これはDMM GAMESから配信されているゲームで、アニメ化もされた有名タイトルです。 アニメで初めて知った人も多く、まだゲームをやったことがない人も多いと思います。 DMM GAMESのにアクセスします。 アクセスしたら、「 今すぐ出撃」をクリック。 DMMアカウントをまだ持っていない人は、を行います。 既にDMMアカウントを持っている人はログインして、DMM GAMESのを行います。 DMM GAMESアカウント登録画面 ニックネーム、性別、生年月日を入力したら、「 登録してゲームを開始する」をクリックして登録完了です! スマホ版 艦これの始め方 艦これは実は、スマホ(Android)でもプレイすることができるんです。 PC版とデータ連動しているので、PCとスマホ、両方で楽しむことができます。 DMMゲームズのアカウントが未登録の場合、を行う。 DMMゲームズストアのアプリをダウンロードします。 DMMGAMESストアのアプリを起動、艦これのアプリを検索、ここからダウンロードします。 カテゴリー• 783• 304• 125• 223• 139• 121• 187• 258• 483• 3 アーカイブ• メタ情報•
次の叢雲「バレンタイン?!」 甲高い声が部屋に響く。 話しかけていた吹雪は驚いた様子で叢雲の顔を見つめる 吹雪「う、うん、司令官にあげないのかなって」 叢雲「私が?あげるわけないでしょ」 吹雪「そっかぁ。 あげるなら一緒に作ろうと思ったんだけど……しょうがないよね。 一人で作るよ」 自分の予想が外れ消沈する吹雪。 叢雲はその様子を見ながら 叢雲(言えない。 実ははすでに準備万端でラッピングまで完璧に仕上げてるなんて言える筈ない) と、実は図星だった事を隠しつつ、うなだれ部屋からでていく吹雪を見送った 叢雲(去年も結局渡せなかったし……素直に吹雪のノリについていけばよかったかも) 後悔後先に立たず。 素直になれない彼女は、吹雪へ再度声をかける勇気などない 叢雲(っとこんな事してる場合じゃないわね。 気にしなくていいからさっさと作業終わらせなさいよ」 提督「ふむ。 今日は機嫌が悪いようだな。 仰せのままに作業を進めるとしよう」 普段の彼女らしい一と言ったら十で返り殴ってくるような口調を聞いて、とりあえず体調が悪い訳ではないと確認し安心する提督 叢雲のギロリと睨んでくる様な目線を感じつつも、そしらぬ顔で作業を進める 叢雲(あーーもうっ。 なんでこう……ツンツンしちゃうんだろう) 彼が心配して声をかけてくれたのになぜ自分はこうなのか、彼女は意にそぐわぬ反応をしてしまった事に後悔を感じた 叢雲「……あんたさ」 提督「ん?」 叢雲「二月十四日って何の日か分かる?」 提督「急にどうした?何かの謎かけか?」 叢雲「質問に質問で返すんじゃないわよ。 何の日か知ってるかって聞いてるの」 提督「十四日か……うーん」 提督は作業を止め、手を額にあてる。 その姿はさながら「考える人」のようなポーズだ 提督「思い出した。 バレンタインだな」 叢雲「よく分かったじゃない。 あんたみたいのには関係ないイベントでしょうに」 フフンと鼻で笑う叢雲 提督「そんな事はないぞ。 これでも毎年、結構な数を貰う」 叢雲はその言葉に驚きと嫉妬を感じつつ、「嘘つきなさいよ」と提督に強い口調で言うと 提督「……といっても艦娘達からの義理チョコだがな。 社交辞令というやつだ」 叢雲「そ、そういう事ね。 そりゃあんたみたいのに本命あげるモノ好きなんている筈ないもの」 提督「はは、でもまぁ……一度でいいから貰ってみたいな、本命チョコとやらを」 叢雲「叶わない夢程儚い事ったらないわ」 提督「厳しいなぁまったく」 提督は苦笑しつつ、休めていた手にペンを取り作業を始めた 叢雲(そんなモノ好きが近くにいる事……気づきなさいよ、バカ) 素直になれない自分が悪い、そんな事は分かっている 叢雲(何かきっかけがあれば……私だって……) ・ ・ ・ ・ ・ 二月、海沿いの鎮守府は強く吹き荒れる冷たい風にさらされていた 提督(寒い寒い。 部屋の暖房の利きが悪すぎる。 明石あたりにいえばよくなるかな) 提督は備え付けの暖房機器を自身の部下に修理させようと目見つつ、いつものように机に座り執務をすすめる 提督(しかしこの前の叢雲……なんだったのだろう) 急にバレンタインがいつかという質問をしてきた事 いくらが基本的に俗世から離れ軍に従事し、戦場以外へは鎮守府からほとんどでない生活をしているとはいえ そのような公然たる行事を知らない筈がない しかも自分は男だ。 回りにいる部下達が艦娘とはいえ元は人間であり、性別は女子 いやがおうにも意識してしまうであろう 提督(もしかして……) 提督(俺にチョコを?) 悶々と考え始めるとその妄想は止まらなくなる 提督(叢雲が俺にチョコをくれたら……飛び上がる程嬉しい) 期待がどんどん膨らむ。 というのもこの男、態度にはでないが叢雲に好意を抱いていたのである 提督(今思えばあいつに出会ったのは一昨年か。 最初はなんて我の強い奴かと思ったが) キツイ性格、提督の叢雲に対しての簡単な第一印象だった 何がキツイかというととにかく、物腰がキツイ 何をやれだの、何をやるなだの指図するだけでも上から目線でかつ高圧的 正直、付き合いが浅い内は叢雲の事をあまりよく思っていなかった 提督(けど、本当は誰よりも責任感が強くて仲間思いだ) 少し前の事である。 自身の組んだ艦隊が劣勢になりピンチであった時、真っ先に支援に向かった艦娘 それが叢雲だった 彼女は前回の戦いで損傷しているにも関わらず、弾薬も持たず槍一本で戦場へとかけつけたのである 叢雲「もう大丈夫よ。 私が来たからには安心なさい」 深海棲艦の攻撃が激しい中、彼女が一人でやってきて艦娘達にかけた第一声がそれだった その言葉は嘘では無く、只一人で深海棲艦の群に立ち向かい一隻、又一隻と次々に槍で敵の体を貫いていき 敗戦の色濃かった艦隊に勇気を与え、そして勝利に導いたのである それ以来叢雲は他の艦娘にも慕われる様になり、キツイ口調も彼女なりの照れ隠しだとわかると 逆にそれを茶化す者まで現れるようになった 提督(いつしかあいつの事を気にかけるようになって……今ではずっと秘書艦にしているが) 無謀な事をまたしでかさないかと心配になった提督は、叢雲を自身の秘書艦へと任命する 最初は気乗りしていなかった彼女だが、提督が親身に接っしたおかげか 今では率先して作業を手伝っている 提督(好きだから秘書艦か、我ながらあさましい) 自身の欲望を満たす為にだけ、重要な役職を与える事に対して罪悪感を感じつつも 隣で真剣にペンを動かしている彼女をみて満足する日々 提督(恋情というのは、人を駄目にする節があるというがその通りだ) 一旦、作業を止めコーヒーを一口飲む。 ほろ苦い味が口いっぱいに広がる 提督(まぁ……待つとするか。 占領海域に遊弋する深海棲艦を討伐に向かった水雷戦隊が、想定していた数より多い敵と遭遇する 数でおしてくる相手に歯が立たず、負傷し陣形もバラバラ、士気も下りいよいよ全滅かと諦めかけていたその刹那 単身で仲間たちの元へとかけつけ槍一本で相手の陣地に切り込んでいく一人の少女がそこにいた 叢雲「もう大丈夫よ。 私が来たからには安心なさい」 深海棲艦達は思わぬ形で陣形に入り込まれとまどったのか動きが鈍くなる それを見逃さない叢雲の槍は次々と獲物を仕留めていった しかし、それでも数の暴力は覆される事は無かった 一旦体制を整えた深海棲艦達は冷静に叢雲へその矛先を向けたのである 叢雲「キャァッ!」 避けても避けても次々と砲撃を繰りだされる。 無論、全てを避けきれる筈もなく ドカァン 叢雲「こ、こんなの……痛く……ないわよ」 強がりを吐きつつ被弾しながらも深海棲艦へと特攻をかけるが 動きが鈍くなった彼女へ容赦ない砲撃が浴びせられる 叢雲(ハァッ…ハァッ……いよいよ足も動かなくなってきたわね) そして、彼女は口にこもる血をペッと吐き出しながら言う 叢雲(戦いの中で死ぬなら本望だわ……) 死を覚悟したその時である 遠方から大きな砲撃音が鳴り響く ドォォン 目の前の深海棲艦達が次々と爆発していく 叢雲(……良かった、間に合ったのね) 叢雲の読み通りだった。 正規の増援による砲撃。 あの距離から深海棲艦を一撃で沈めるといえば恐らく戦艦なのだろう、と彼女は悟る 叢雲「遅いのよ……まったく……」 彼女は元々、増援がくるまでの時間を稼ぐ為だけに戦っていたのだった そして 叢雲「…………っ」 バシャン 彼女は心地よい砲撃音に包まれながら気を失い倒れこんだ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ~入渠室~ 入渠室、艦娘達が戦場で負った傷を癒す場所 そこで横たわり治療している叢雲に一人の男が近づき、彼女の手をとって呟く 提督「……叢雲」 叢雲「ん……何よ……」 呼吸するだけでも痛い全身の傷 彼女は痛みに耐えながらかすれた声で返答した 提督「良かった、良かった……生きてて……」 それを知ってから知らずか彼女の手を強く握りしめ、提督は涙を流す 叢雲「ちょ、離しなさいよ……って」 叢雲「あんた……泣いてるの?」 提督「……」グスッ 叢雲「大の男が……泣くんじゃないわよ。 司令官がそんなんじゃ示しがつかないわ」 叢雲は初めて見る異性の泣き顔にとまどいつつ吐き捨てるように言った 提督「示しなんてどうでもいい。 俺の部下が無事で……それだけ分かればそれで」 叢雲(……自分の部下だから、たったそれだけの理由で?) 叢雲「なによそれ……」 今まで何人も司令官を見てきたがこんな奴いなかった 自分の為に涙を流す、そんな司令官は 提督「頼むからもう自分を犠牲にする様な事はやめてくれ」 提督「もしするんだったら俺にいえ。 その時は俺も一緒に行く」 叢雲「一緒に行くっていったって……あんたは艦に載ってるだけでしょ」 提督「そんな事はない。 部屋の中がまだ寒いのか、少し白みが掛かっている 叢雲(今度こそ渡そう。 すごくうれしいよ」 提督は言いながら二人の幼い艦娘の頭をなでる 電「喜んでもらえてよかったのです」 響「……ハラショー」 コンコン ガチャ 吹雪「失礼します!司令官、チョコレートをお渡しに参りました」 金剛「へーい提督ゥ!たっぷり愛を込めて作ったデスヨ!」 次々と鎮守府に所属している艦娘から提督へチョコレートが手渡される 提督は艦娘達一人一人へ丁寧にお礼を言う 提督「そうか。 わざざわすまないな」 照れた様子で言う提督の横で、秘書艦の叢雲は執務を進めていた そして行事の様子を横目で見ながら 叢雲(なによデレデレしちゃって) ヤキモチを焼いていた 提督「みんなありがとう。 おかげで今後もがんばれるよ」 積まれたチョコレートの束が今にも倒れそうなのを手で支えながら、提督は大きな声で言った ・ ・ ・ ・ ・ ・ 午後、女子から男子へお菓子が渡される儀式も終わった様で 提督と叢雲は粛々と書類作業を行っていた 提督「さて今日の分の作業は大分済んだし、叢雲は部屋に戻っていいぞ」 叢雲「……そう」 明るい声の提督とは裏腹に、叢雲は覇気のない返事をする 提督「どうした?体調でも悪いのか?」 叢雲「そんなんじゃ……無いわよ」 提督「ふむ?」 叢雲「随分、もらったわね。 それ」 叢雲は塔の様に積まれたチョコレートを見ながら言った 提督「まぁな。 去年よりも多いんじゃないかな。 艦娘も増えたから当たり前かもしれんが」 活き活きと語る提督 叢雲「よ、良かったじゃない」 提督「ああ、司令官冥利に尽きる……なぁんて言い方は変かな」 提督は少しはにかみながら、本当に嬉しそうな様子でチョコレートの塔を見る 叢雲(はぁ……やっぱり無理。 用意していたチョコレート。 恥ずかしいからやっぱり渡さないと決めていたのに あそこで逃げてしまったせいで逆に変に思われたかもしれない。 逃げずにそのまま渡せば…… いや、適当に私がもらったのよとか言って弁明すれば良かったのかも 彼女の脳内で様々な思考が躍る 叢雲(そうだ。 知らないフリしよう。 適当に落ちてたとか言って無理やりしらばっくれてやるのよ) 叢雲(機嫌が悪いフリをして怒鳴り散らしてやればいいんだわ。 そしたらいつもの様にあいつも黙るわよね) 叢雲はよしっと呟きベンチを立つ。 これで今回はしのげる。 そう思って後ろを振り返ると ジャリッ 提督「こんなところにいたのか」 小石を踏み歩く音と共に、提督がそこに現れた 叢雲「へ?」 提督「急に飛び出していったから心配したぞ」 叢雲「あ、え、あ、えっと……なんでここが」 戸惑い焦る叢雲を見ながら、提督は優しく語りかける 提督「空母組に教えてもらったよ。 艦載機で探してくれたようでな」 良く耳を澄ますとたしかに艦載機のエンジン音がする 叢雲「そ、そういう事ね……」 提督「で、どうしたんだ?何があったんだ?」 叢雲「うるさいわね!人がどこへ行こうが勝手でしょ!あんたには関係ない!」 提督「関係ある!」 提督は怒った表情で言う 叢雲「……っ」ビクッ 提督「関係あるさ。 絶対に」 叢雲「どういう、ことよ」 提督「……さっき部屋で隠してたのさ、もしかしてそれ俺にくれる予定だったんじゃないか?」 叢雲「ち、違うわよ……こ、これは私のじゃなくて」 叢雲「これっ、部屋の外に落ちてたのよっ!あ"っ、私が買ってきたもんじゃないからっ!あんたのじゃないのっ? …はやく、持って行ってよ!」 叢雲は言いながら先程持ち去ったチョコレートを乱暴に提督へと差し出す 提督「……そっか」 提督はゆっくりとした動作でそれを受取った。 そして可愛くラッピングされたそれを愛おしそうに見つめる 提督「良かった。 本当に貰いたい子から貰えたよ。 まぁ本人は自分のじゃないって言ってるけど」 提督「俺はそれでも……嬉しいよ」 提督は口ごもりつつ言う 叢雲「は?じゃあ、貰いたかった相手って……あ、あたし?」 提督が口まわりを人差し指で浅くぽりぽりと掻いて叢雲をじっと見つめると、彼女は手をバタバタさせて慌てた 提督「ありがとな、叢雲」 叢雲「~~~っ!」 叢雲は口を金魚の様にパクパクさせて顔を真っ赤にする 叢雲「なんなのよ、ほんっと、あんた……なんなの!」 叢雲「一人で恥ずかしがって全力で空回って……バカみたい」 叢雲「こんな事なら最初から素直に渡せばよかったわよ!」 提督「すまなかった。 口でちゃんと伝えるべきだったな。 俺はお前が好きで……だ、だからチョコをもら」 叢雲「すとーーーっぷ!駄目!それ以上は!」 提督「なんなんだ。 人が折角正直に言おうとしてるのに」 叢雲「は、恥ずかしくてジッと聞いてらんないのよ!このバカ!」 提督「むぅ……ならどうしろというんだ」 叢雲「あーちょっと待ってなさい私も心の準備が……ふぅ……うん。 よし」 叢雲は何かを決心した様に息を吐くと、提督の方へスタスタと歩いて近づく 少しでも動いたらぶつかり合う様な距離。 叢雲は身体を少しちぢこませて、俯きながらじっとする 提督「叢雲?」 叢雲「ほら、好きにしなさいよ」 提督「えっと、じゃあ」 提督がそっと手を叢雲の頭に載せて、優しく撫でると 叢雲「あんた……バカにしてるの?撫でてどうするのよ!」 提督「す、すまん。 どう対応したらいいか分からなくてな。 何分女性と付き合った事がないもので」 叢雲「ほんっと駄目ねあんたは!ったく……」 叢雲「抱きしめなさい」 提督「え?」 叢雲「抱きしめなさいっていってんのよ!」 提督「あ、ああ」 提督は繊細なガラスを触るかのように、腕をそっと彼女の背中に回した 叢雲「…………悪くないわ」 提督「そ、そうか、なら良かった」 叢雲「あんたの心臓、すごいバックンバックンしてるわよ」 提督「緊張してるんだ。 しょうがないだろう」 叢雲「……可愛い所あるじゃない」 叢雲はいいながら、提督を抱きかえす 外に座っていたせいで冷え切った身体がどんどん暖かくなっていくのがわかる 彼女はそのぬくもりを与えてくれる相手を見据える為、顔を上にあげると 叢雲「あ……雪」 ふわっと降りてくる白い塊が提督の肩に落ちてくるのを見て呟く 提督「ほんとだ。 最近降らなかったのに」 少しずつ雪のふる量が増えてくる。 このままいけばそれなりに積もる様な降り方である 提督「寒いだろう。 中に入るか?」 叢雲「……いい。 vip2ch.
次のメニュー• アップデート等• 外部イベント• 佐世保関連• 瑞雲 サバト祭り -• コミケ企業ブース 委託• 三越伊勢丹• 騒動等 艦これ関係者• クソアニメ関連• 人物関連• 派生タイトル• C2・艦王関連• ネタ各種• 艦これ以外のゲーム関連• 日本艦• 騒動等 他艦船擬人化ゲー• アズレン関係• 現在進行• リンク• ゲームコラボのリアルイベントの場合、開催から一か月くらい前には詳細な告知が必要になってくる。 一応チケット申し込み諸々の けんちょんの一存で先送りできない問題があるため1~2か月くらい前にはチケット販売自体は開始されるのだが、 「具体的に何をするのか」「誰が出演するのか」「物販の有無」と言ったこの手のイベントにおける重要事項がその時点では明らかにされない。 この手の情報が段階的に公開される事自体は他のイベントでも十分あり得るのだが、 艦これではひどい時は開催されるその時まで詳細がわからないことも珍しくない。 またの場合、 完全予約制なのに開催3日 厳密には2日と21時間 前に開催日を予約を開始したケースすらあった。 このようなイベントの場合、社会人・ 大 学生はコラボに日程を合わせるのが大変なのは言うまでもない。 本ゲームが18歳以上を対象とし6年間続いているゲームであり、しかもこれだけリアイベを乱発しているのでどのような年齢層の人がリアイベに訪れているかは外野が見ても大体分かるぐらいになっている。 その「年齢層」を考えると、直前に予約を開始することが良くないのは分かるはずなのだが…… やはり艦これはニート向けなのか 高いくせに詐欺同然の品質の低さ コラボ商品の場合、版権だの何だのでコストが上がってしまうため、元となった物より多少値段が上がってしまうのは仕方がないことではある。 が、艦これコラボの商品、特に食品系はそれを考慮したとしても異常なまでに値段に品質が追いついていないものが多い。 食品については、初期の頃は現在のアズールレーンのようにコラボカフェを使用していたためまともなメニューを出していたのだが、予算をケチり出してから 及び二次創作ネタを節操なく取り入れだしてから は異様な程低品質、 というか食品で遊ぶなと怒られても仕方ないようなものが顔を揃えるようになった。 その極地が特にで「下水カレー」と揶揄された「深海カレー【黒】」だろう。 これら屋台系のイベントで出される物は1000円近く、時には1000円の大台を突破したものでも100円のレトルトよりも不味そうな物が珍しくない。 というか不味いのしかない。 金の無駄。 動植物たちに対する、命の冒涜。 毎回リアルイベントでは 余りもののグッズの物販が行われるのだが、運営が客入りを良く見せるためにレジの数を絞る上に会計も異常に時間がかかるため、 物販に並ぶとメインイベントに間に合わないことが多発する。 酷い時は、 朝から並んだのにめぼしいものは何も買えなかった報告もある。 これについてはスタッフ側の不得手という点もなくはないが、艦これ運営というかけんちょんの朝改暮変によって急遽現場で対応しなければならなくなった事を仄めかす証言が多数確認されている。 この手のイベント運営に不慣れなら最初のうちはやむを得ないかもしれないが、艦これ運営は 本業を放置してまでリアルイベントばかりやっているのに抜本的な改善の気配は見られないので、改善する気が無いか能力が無いかのどちらかであると思われる。 あるいは、その両方か。 コラボ先に対してあまりにも失礼な告知 の項目が詳しいのだが、完全予約制にも関わらずリアル秋刀魚祭りでの対応があまりにも杜撰で詐欺同然の低品質料理、更にそれさえも半分も出てこない、グッズを買おうにもサイコロで指定された目を出さないと買えない、予約時間から数時間経っても入店できない、それらのせいで店員の労働時間が明らかにブラック…など数多の問題が発生した。 …のだが、これらの対応を 店舗に丸投げするという暴挙に出た。 無能プロデューサーのお前が始めた事なのに、お前がヤケクソになってどうするよ。 責任くらいきちんと取れや このような対応を見て、今後艦これとコラボしようとする企業がどれほど出るだろうか。 ローソンや三越なども早く目を覚まさないとKの法則によってもっと堕ちてしまうぞ コラボの予定先に全てお断りされ、リアイベという名の現実逃避が出来なくなって詰むのが先か。 ブラゲが完全終了するのが先か。 ちなみに全日本女子プロレスは野外巡業の際に、代表の松永会長が自ら会場の屋台で焼きそばを焼いていたそうである。 けんちょんもキッチンカーでカレー盛り付けるぐらいしようよ。 地元交通機関に報告なし 艦これはそのヒットに関する歪な経緯などもあり、その信奉者 俗に言う「艦豚」「謙兵」「キ艦員」ども)が様々な騒動・トラブルを起こしている。 更に艦これ運営についても、の登場前からも含めおおよそジャンルの「中興の祖」(「草分け」ではない点に注意)とは思えないぐらい目を疑うような杜撰かつ非常識極まりない対応が多い。 ゲーム内外を問わず現在の艦これが抱える、ひいてはジャンル全体にまで大なり小なり負の影響を及ぼしている極めて劣悪かつ凄惨な環境は 全て艦これ運営が作り出したと言っても過言ではない。 故に愚痴スレでは「艦これ最大のアンチは公式だ」と揶揄されることもある。 そして艦これについてはDMMのスタートページ以外の公式サイトが存在しない。 しかもただでさえ更新内容やイベントの期限などの内容が謙介語録に変換され読解が困難なのに、告知の最中に「あう、噛みましたクチャア」と 意図的か否かに関わらず 誤字脱字を起こすことが少なくないため、更に読みづらいものとなってしまう。 ちなみに公式サイトで当該項目を掲載せずゲーム内で参照できる作りになっている作品もあり、艦これも一見するとそうなっているように見えるのだが、実際はTwitterへのリンクとなっているため同じことである。 これがいわゆるブロック真拳。 どこの独裁国家だよ。 でもリアイベや各種嫌がらせはやめない。 そして新たな艦これアンチが生まれるのだ。 他作品への攻撃的な態度 そうこうしている間にが次々と日本へ上陸し、特に3番手で2017年9月に日本版がスタートした『アズールレーン』が大ヒットして以降、艦豚の競合タイトルへの常軌を逸した攻撃はより顕著な問題として認識されるようになった。 「単に悪質なユーザーが騒いでいる」だけならばまだしも、艦これの場合 「公式が率先して他作品に対して喧嘩を売る」ため、その悪質さはもはや比較にならない。 お前が先頭に立って喧嘩売りにいくとか何考えてんだ、常識ないのか? この妄信的な艦豚共と団結しての問題行動が戦争ごっこ、軍隊ごっこと言われる所以の一つ。 更に、2018年6月末に4番手として日本で先行リリースされた『アビス・ホライズン』に至っては「艦これアーケードのパクリムギャッ!! 」と一方的に言いがかりをつけ、にまで持ち込んだ末、実質的に艦これ側が敗北する形での和解を余儀なくされた。 そして当時の悪行を反省したりと言った素振りは微塵もない。 そして2020年になると再び攻撃的な言及を日々強めており、これについては6番手の『蒼藍の誓い ブルーオース』に対する迎撃態勢という意見がある一方で、自らには前回のように法廷闘争を吹っ掛ける目論見 余力 がなく、そう仄めかせば信者が前回同様勝手にターゲッティングして潰してくれるだろうと考えているのではないか、という意見もある。 いずれにせよこのような状況に対し艦これ運営が 劇的な改善、バズるキャラの実装などゲーム内容の充実で対抗したとされるケースは一切確認されていない。 つまり真っ当な方法で他作品に対抗するのではなく、 悪質なデマを煽ったりネガキャンで他作品を潰そうとする方向に走っていると言われても反論しようのない状況である。 また、擬人化ではないがの大失敗後に海洋系萌えミリの代表作品として扱われるようになった 角川肝煎りのアニメ聖地では横須賀に艦これと合同でスタンプが設置されている「はいふり」こと『ハイスクール・フリート』に対しても嫉妬を剥き出しにしており、噛み付くことが多かった。 現在ではこれらをまとめてアズレンへの叩き棒とすべく勝手にチーム という名の下僕 認定するなど非常識極まりない行為を続けており、それに協力しようとしない者 を執拗に攻撃するなどした結果多方面に大量のアンチを生み出している。 正直なところ、 サブカルジャンル全般が殺伐としている元凶の1つを担っていると言っても過言ではない。 艦豚が何故ここまで攻撃的な狂信者と化してしまったのかは様々な理由 が考えられるが、 少なくとも艦これ運営はこういうやべー奴らを抱えているという自覚はあると思われる。 だが……(後述) 実艦および現役護衛艦と艦これのキャラクターとの同一化 擬人化ジャンルの宿命として、実物とゲーム内キャラを同一に見てしまう人が居るのはある種致し方ない事である。 とは言え刀剣乱舞が生んだ社会現象である「刀剣女子」などのように、ファンの節度ある行動とモチーフ元の理解が合わされば社会的にプラスの影響を与えることも可能であろう。 慰霊鎮魂の大義名分はどこへやらと思いきや、外野の督さんからするとこれが慰霊鎮魂になるらしい。 仮に墓だとして、艦豚は嫁の墓の前でバカ騒ぎをする程のクレイジーサイコパスなのだろうか。 イレイチンコンッじゃなくてイレイレチンコッだな 無論このような事をしでかす馬鹿は一部でしかないが、SNSで発信する辺り昨今のバイトテロ騒動などから学習しないのだろう。 そしてこのような行為をしておきながら「艦これは艦船に敬意 誠意 を持って擬人化している が他は違うぞ 」と宣う奴もいる。 病院行け また艦これについては前述の事情から、 名前だけが同じで実態としては旧海軍と一切関係のない海上自衛隊の護衛艦を艦娘と同一視する困ったちゃんが居る。 同一視の最たるものはコミカライズの【いつか、静かな海で】だろう。 これは話の最後に毎回同名自衛艦が登場するのだが、 本作品のみ原作者【田中謙介】のクレジットとなっており「私がやりました」アピールに余念がない。 お前のその【曲げない信念】はリアイベと嫌がらせ以外に発揮すべきだと思うよ この理由として、 リアイベで金を落とす方々は艦これの 現役 プレイヤーではないのではないか?とも言われている。 つまり本業をおろそかにしてもリアイベでは「儲かる」のかもしれない。 最近も、何の広告かもよくわからない くっだらねぇに最低5000万 という無駄金は使ったようだが、 艦これの初期開発費用は 0. 0625テクテク5000万と言われているため、「そんなことに使うくらいならゲーム本体作り直せたじゃねーか」と総ツッコミをくらった。 どうしても広告費に使いたいのならせめてアズールレーンやビビッドアーミーを見習ってバナー広告を出すなり山手線にラッピングするなりしよう。 前述の通り2020年はで頼みの綱のリアイベが長らく開催不能になっていたため、2017年頃からリアイベ依存を強めていた艦これ運営にとってまさに正念場とも言えるシーズンとなっている。 だが他所のゲーム制作会社はちゃんとしたものを作っていればだがこの状況をうまく商機に変えており、それが【何故か】できない艦これは一人底なし沼に沈み続けていると言える。 愚痴スレに突撃してくる豚さんの中には「本業の売上がDMM EXNOA に取られるから本業をやる意味がない」と抜かすものも居るが、もしそうだとしてもそんな奴隷契約みたいなものを結び7年もズルズル続けているけんちゃんが悪いので…… 告知した時間を守らない(守れない) 前述の通りメンテに何時間かかるか全く分からないからか、ゲーム内イベントの開始日をギリギリまで言わない 言っても守れない事があるが のだが、 プレイヤーにとって大変厄介な事に 「イベントの終了期日」を開始時点で告知しない事が大半である。 つまりイベントがどれだけの期間開催されるのか、けんちょん以外誰も分からないのである。 「呪いの札」「ギミック」最近ではそれに加え「友軍」と、様子を見つつプレイする事が推奨される艦これのイベントであるが、 イベントの開催期間から逆算して攻略スケジュールを立てたい提督にとって終了日が分からないのは非常に困るだろう。 流石に終了日を明言しないままイベントを強制的に終わらせたことはないが、ギリギリまで明言せず、挙句【好評のため延長】としやがった事はある。 終了日を明言せずイベント強制打ち切りはその内やりそう 普通のブラウザゲー、スマホゲーの場合予定(告知した)時間内にメンテ、アプデが終わらない場合詫びアイテムを配布することが多く、 最近ではメンテ自体を「プレイ可能時間の損失」と捉え、時間内にメンテが終わった場合でも多少のアイテムを配布するゲームすらある。 これはユーザーのガス抜きと共に、最悪時間を守れなくても正常な動作を約束するために時間の担保という点では非常に重要な行為である。 万が一予定時間をオーバーしてもそれが数日も続くようなものでなければユーザーからすれば有用なアイテムを貰えるためそこまで怒るほどのことではなくなるし、運営側もユーザーを窘めながら致命的なバグが出ないように時間を使えるようになるからである。 (詫びアイテムを豪華にしすぎるとそれはそれで問題なのだが…) 艦これは 少なくともサービス最初期の段階では艦船を擬人化したキャラクターである「艦娘」を「これくしょん」するゲームであり、所謂「キャラゲー」に該当するものである。 だが艦これ運営は割と初期の頃から自ら生み出したキャラ 艦娘 に対する愛着がないと思わしき言動が多々確認されており、 この点が「キャラ 艦娘 」自体に愛着を持つ一般的な 健全なと言ってもいいかもしれない プレイヤー・ファンとの食い違いに繋がっている。 例としては、• 二次創作のキャラクターDisネタを積極的に本編 及びイベントのキャラ設定 に取り入れる。 艦娘をプレイヤーに入手させたくないと受け取られて不思議ではない発言を平然とする 参照• リアイベで艦娘自体をテーマ或いは主役にしたものがほぼ皆無で、目玉も艦娘 や担当声優 ではなくになっている。 グッズで「実艦のシルエット」や「 キモ浮き輪」「カワウソ」「キリン」など艦娘とは全く関係のないものを前面に出す。 「他艦船擬人化ゲーや萌えミリ作品への攻撃的な態度」とも繋がる問題点として、 多くの艦豚が「艦船擬人化の起源は艦これ」と信じて疑わないと言うものがある。 これだけを取っても「艦船擬人化」と言うアイデアが艦これを起源とするものでないことは明らかであるが、艦豚は「艦船擬人化の起源は艦これ」と公言して憚らないため至る所で顰蹙を買っている。
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