藤井聡太 評価値。 評価値で見る藤井聡太棋聖の対局

藤井新棋聖、「初戴冠」と書かれた色紙を手に登場「さらなる活躍を」(2020年7月17日)|BIGLOBEニュース

藤井聡太 評価値

とかく、現代将棋の申し子とも言うべき藤井に関しては「AI活用」ばかりが喧伝されているが、実際には「研究会」と呼ばれる対局によって研鑽を積んできたことは、知る人ぞ知るエピソードだ。 藤井と同時にプロに昇格した唯一の同期・大橋貴洸六段が解説する。 「プロの前段階である奨励会の頃からAIを活用されていたと思います。 評価値が目に見える合理的な指し口や読み筋を参考にしているのでしょう。 ただ、AIだけに頼りすぎてしまうと将棋が弱くなるケースがあります。 複数人で集まって対局する研究会やそれを一対一で行う『VS』での練習対局で、テーマを持って人を相手に指すトレーニングとうまく併用していく必要があります」 この研究会での「VS」は棋士としての上達には欠かせない。 そればかりか、「秘密サークル」よろしく、対人間でも実戦さながらの問題設定と解決のプロセスを繰り返すことで経験値をより積み上げていくことになる。 それによって、将棋の精度を磨くことにつながるのだ。 「特に藤井七段の場合は、 【2】永瀬拓矢二冠との『VS』で修行を積んでいるようです。 研究会は先輩棋士が後輩棋士を誘うことが慣習なので、おそらく永瀬二冠が藤井七段を誘って開かれているのでしょう。 探究心の塊である永瀬二冠との実戦はお互いに得るモノの多い練習対局になっていると思います。 実際に二人とも勝ちまくっているので、成果は表れています」(屋敷九段) さらに、藤井人気にあやかろうと、テレビ局も引っ張り出しに躍起になったことも追い風となった。 【3】「AbemaTV」で非公式の実戦鍛錬により、実力は飛躍的に伸びたという指摘もされている。 プロデビュー戦からわずか半年の17年4月に、AbemaTV主催の「炎の七番勝負」で羽生善治永世七冠(49)や佐藤康光将棋連盟会長(50)などトップ棋士7人とのドリームマッチが実現した。 さすがに藤井の全敗も予想されていたが、 「トップ棋士7人と対局して6勝1敗の戦績を残しました。 非公式戦とはいえ、皆さん公式戦同様に準備をして対局に臨んだと思います。 それだけに、タダ者ではない若者が将棋界に現れたと世間に知らしめることになりました」(屋敷九段) 大金星の勢いそのままに「29」という公式戦最多連勝記録を樹立し、藤井フィーバーとなったのは記憶に新しいところだろう。 (アサヒ芸能7月16日号に掲載).

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藤井新棋聖 AIの生かし方は「ソフトの読み筋や評価値を見て」…一問一答(下)/芸能/デイリースポーツ online

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史上最年少でタイトルを獲得し、記者会見で笑顔を見せる藤井聡太・新棋聖(16日夜、大阪市福島区の関西将棋会館で)=前田尚紀撮影 ・新棋聖は「初戴冠」と書かれた色紙を手に報道陣の前に姿を見せ、師匠の杉本昌隆八段から花束を受け取った後、記者会見に臨んだ。 主な内容は以下の通り。 ——改めて初タイトルを獲得し、最年少記録を更新した今の気持ちは。 「獲得にはまだ実感がないが、うれしく思っている。 タイトルホルダーとしてしっかりとした将棋を見せなければと思っている」 ——五番勝負を振り返って。 「渡辺先生の指し手で勉強になるところが多く、成長できた」 ——最年少記録の更新については。 「最年少記録という点は意識することはなかった。 獲得できたというのはうれしい結果」 ——コロナの関係で対局できない期間が約2か月あった。 再開してから成績が16勝2敗。 絶好調の原因は。 「4月から5月にかけて対局が空いたが、自分自身の将棋を見つめ直すことができてよかった」 ——普段、AI(人工知能)をどう活用しているか。 「ソフトの読み筋や評価値を自分の考えと照らし合わせている」 ——家族にどう伝えたいか。 「いつも自分から結果を報告することはないが、対局はいつも見てくれていると思うので、こういう結果はよかった」 ——師匠には。 「入門の時からずっとお世話になっている。 ひとつ恩返しできたのかなと思っている」 ——今日の勝負飯はみそ煮込みうどん。 地元愛がある。 「あまり深い理由はないが、みそ煮込みうどんは愛知県の名物でもあるので、対局で結果を残せて良かった」 ——ここまで過密なスケジュールだったが、疲れや体調は。 「中1日だったが、前日に休息がとれていい状態で臨めた。 これからも体調管理に気をつけていい将棋が指せるようにしたい」 ——東海地方では、昭和に活躍した板谷進先生の頃からずっと、タイトルを東海に持ち帰ることが夢だった。 その夢をかなえた感想は。 「これまで地元の多くの方に支えられ、温かく見守ってもらった。 だからこそ自分自身ここまで来られたと思う。 これで地元の方にも一つ、いい報告ができる」 ——AIとの共存期において、棋士や人間が持つ可能性についてどう思うか。 「数年前には棋士とソフトとの対戦が大きな話題になったが、共存という時代に入った。 プレーヤーとしてはソフトを活用して成長できる可能性がある。 見ている人には、観戦の際の楽しみのひとつにしてもらえたら。 今の時代においても盤上の物語というのは不変のもので、その価値を伝えられたら」 ——コロナで対局がなかった期間にどのように自分の将棋を見つめ直したか。 「現状の自分の将棋の課題を見つけて、それを改善していた」 ——次は何で私たちを驚かせてくれるか。 「実力を高めて、よりいい将棋を見せたい。 その結果としてさらなる活躍ができれば」 ——この日を待ち望んでいた人がたくさんいる。 満面の笑みで一言。 「今日もご観戦いただいてありがとうございました。 いい報告ができることをうれしく思っています。 これからも応援よろしくお願いします」.

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藤井聡太七段VS稲葉陽八段※速報・結果【第61期王位戦】(2020/3/24)将棋藤井聡太結果今日|藤井聡太、応援~さきどりちゃんねる~

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とかく、現代将棋の申し子とも言うべき藤井に関しては「AI活用」ばかりが喧伝されているが、実際には「研究会」と呼ばれる対局によって研鑽を積んできたことは、知る人ぞ知るエピソードだ。 藤井と同時にプロに昇格した唯一の同期・大橋貴洸六段が解説する。 「プロの前段階である奨励会の頃からAIを活用されていたと思います。 評価値が目に見える合理的な指し口や読み筋を参考にしているのでしょう。 ただ、AIだけに頼りすぎてしまうと将棋が弱くなるケースがあります。 複数人で集まって対局する研究会やそれを一対一で行う『VS』での練習対局で、テーマを持って人を相手に指すトレーニングとうまく併用していく必要があります」 この研究会での「VS」は棋士としての上達には欠かせない。 そればかりか、「秘密サークル」よろしく、対人間でも実戦さながらの問題設定と解決のプロセスを繰り返すことで経験値をより積み上げていくことになる。 それによって、将棋の精度を磨くことにつながるのだ。 「特に藤井七段の場合は、 【2】永瀬拓矢二冠との『VS』で修行を積んでいるようです。 研究会は先輩棋士が後輩棋士を誘うことが慣習なので、おそらく永瀬二冠が藤井七段を誘って開かれているのでしょう。 探究心の塊である永瀬二冠との実戦はお互いに得るモノの多い練習対局になっていると思います。 実際に二人とも勝ちまくっているので、成果は表れています」(屋敷九段) さらに、藤井人気にあやかろうと、テレビ局も引っ張り出しに躍起になったことも追い風となった。 【3】「AbemaTV」で非公式の実戦鍛錬により、実力は飛躍的に伸びたという指摘もされている。 プロデビュー戦からわずか半年の17年4月に、AbemaTV主催の「炎の七番勝負」で羽生善治永世七冠(49)や佐藤康光将棋連盟会長(50)などトップ棋士7人とのドリームマッチが実現した。 さすがに藤井の全敗も予想されていたが、 「トップ棋士7人と対局して6勝1敗の戦績を残しました。 非公式戦とはいえ、皆さん公式戦同様に準備をして対局に臨んだと思います。 それだけに、タダ者ではない若者が将棋界に現れたと世間に知らしめることになりました」(屋敷九段) 大金星の勢いそのままに「29」という公式戦最多連勝記録を樹立し、藤井フィーバーとなったのは記憶に新しいところだろう。 (アサヒ芸能7月16日号に掲載).

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