判定間違いをしている• 実は妊娠している• フライングで検査している• 排卵日が遅れている• ストレスでホルモンバランスが乱れている• 想像妊娠の可能性 主にこのような原因が考えられますよ。 それぞれ詳しくご紹介していきます。 判定間違いをしている そもそも妊娠検査薬とは、尿内の hCGホルモン ヒト絨毛性ゴナドトロピン) の量を計測することで、 妊娠しているか どうかを簡単に判定してくれるものです。 hCGホルモンというのは、受精卵が着床 すると体内で分泌され始めるホルモンで、 妊娠すると体内で急激に増えるものです。 妊娠検査薬ではこのhCGホルモンが 尿内に一定以上含まれていると、 判定窓に線が出て、妊娠している と判定してくれます。 しかし、中には例外もあります。 そもそも正しい妊娠検査薬の使い方が できていなかったり、判定の見方を誤ると、 当たり前ですが判定間違いを起こすことも あります。 検査に必要な尿量が足りていなかったり、 決められた待ち時間を待たずに、勝手に 自己判断してしまった場合には、 正確な判定が出来ていないかもしれません。 その場合にはもう1度、 正しく検査をし直してみましょう。 尿中のhCG濃度が低い• 検査の時期が遅すぎた• 双子を妊娠している• 異常妊娠の可能性 妊娠検査薬はhCG濃度が低すぎても 感知できませんが、 逆に多すぎても 正常な判定ができないのです。 尿中のhCGホルモンは、妊娠すると 妊娠8週から12週をピークに急激に 増えていきます。 通常、生理予定日の1週間後、すなわち 妊娠4週目以降に判定するように規定 されていますが、 7週や8週頃になると妊娠検査薬の hCG量感知の 上限を超えてしまうため、 検査の精度が低くなってしまうのです。 生理不順だと生理のタイミングを見分ける のが難しい人もいるかもしれませんが、 もし検査時期が遅かった可能性がある場合 は、妊娠の発覚の遅れを防ぐためにも、 早めに産婦人科にて 正しく妊娠判定をしてもらいましょう。 さらに、 双子などの多胎妊娠の場合や 子宮外妊娠などの異常妊娠の場合なども、 hCG濃度が高くなる傾向があります。 その場合も妊娠検査薬では正しい判定が できていない可能性があり、産婦人科にて 正しく妊娠判定をしてもらう必要があります。 妊娠検査薬で陰性が出ると病院に行く 判断はなかなか難しいですが、 何か体に異変を感じたり、 生理が全く来なくなったという場合には すぐに産婦人科に行くようにしましょう。 フライングで検査している もし妊娠をしている場合、 尿中のhCGホルモンは一般的に生理予定日 (妊娠4週目)以降から分泌され始めます。 そのため一般的な妊娠検査薬では、 生理予定日から1週間後より使用可 とするタイプがほとんどです。 中には 早期妊娠検査薬という、 生理予定日頃から使える種類もありますが、 いずれにせよhCGホルモンがきちんと 分泌され始める時期にならなければ、 正確な結果はわからないのです。 そのため、妊娠検査薬が陰性だったのに 妊娠していたときは「 フライング検査だった」 というケースが多くみられます。 まだhCGホルモンが分泌される時期では ないのに、少し早めに検査してしまった ということです。 早く妊娠しているかどうか知りたい! という妊娠待ちをしている方に 特に多いケースでしょう。 また 生理不順などで生理予定日が 間違っていた場合も、フライング検査 に当てはまるため注意が必要ですよ。 正確な結果を知るためには、 妊娠検査薬が規定する期間に、正しい 使用方法で検査することが大切です。 フライング検査かもしれない場合は、 3~7日あけて再検査してみましょう。 排卵日が遅れている 先程も言いましたが妊娠検査薬は 生理予定日1週間後からが可能。 つまり、 生理予定日1週間後というのは、 排卵日から3週間後ということです。 この排卵日が何らかの理由で遅れて いる場合には、自分が想定している 「生理予定日」がずれてしまうでしょう。 そのため妊娠をしていても、検査薬では 陰性になることがあるのです。 排卵日がずれている場合は生理予定日 の特定が難しくなりますが、3日~7日後 に再度検査をし直してみましょう。 また 排卵日がずれていた場合には、 予定より遅れて生理が来ることも よくあります。 ストレスでホルモンバランスが乱れている ご存知だと思いますが、 女性の生理周期はストレスや体調 によって、とても影響を受けます。 普段月経が順調な人であっても、 少しのストレスや体調不良が原因で ホルモンバランスが崩れ、生理周期 が乱れてしまうことがあります。 その場合には生活習慣を見直して、 少し様子をみてみましょう。 それでも状態が変わらない場合には、 婦人科を受診した方がよいでしょう。 想像妊娠の可能性 妊娠願望が非常に強かったり、反対に 妊娠を恐れていたりすると、 想像妊娠 という現象が起きることがあります。 妊娠という言葉に敏感になりすぎていたり 妊娠を意識しすぎるあまり、 脳が妊娠したと勘違いし、妊娠した時と 同じような症状が起こってしまうのです。 想像妊娠の症状• 生理が来ない• つわりのような吐き気• 胃痛やムカつき• 食欲の減少• 胸の張りや痛み• おりものが増える• 子宮の違和感• お腹が大きくなる このように、妊娠初期症状と 同様の症状ががみられます。 しかし通常の妊娠との決定的な違いは、 想像妊娠の場合にはhCGホルモンは 分泌されないので、検査薬では陰性と なるということです。 またもちろんですが、妊娠症状のため 産婦人科で妊娠検査をしたとしても、 妊娠は確認できません。 想像妊娠は、 全て思い込みからくる症状のため、 気持ちを落ち着かせ、気持ちを コントロールすることが大切です。 場合によってはメンタルケア等が 必要になる場合もあるでしょう。 妊娠検査薬が陰性なのに生理こないときの対処法を解説! 妊娠検査薬が陰性なのに生理が来ない とき、考えられる原因についてお話して きました。 では次に、このような場合の対処法を ご紹介していきます。 妊娠検査薬は陰性だったけのに生理が 二週間来ないという場合、 そのままの 状態を放っておいてはいけません。 必ず何かしらの原因がありますので、 健康な体や心のためしっかりと対処 する必要がありますよ。 基礎体温でチェック 基礎体温とは、 朝起きた瞬間の詳細な体温のこと。 排卵日や体調管理のためにも 毎日測定している人も多いでしょう。 その基礎体温が、 高温期と呼ばれる高い体温を維持し、 生理予定日を過ぎてもキープし続けている ならば、妊娠の可能性も高いと言えます。 もし想像妊娠や ストレスなどで生理が来ない場合には、 生理予定日を過ぎたあたりから体温が 日を追うごとに下がっていきます。 このように 自分で基礎体温を記録する 習慣があると、妊娠に気がつきやすくなり、 誤った判定を防ぐことができますよ。 気になる場合は早めに病院へ行く やはり一番の対処法は、 早めに病院に行くことです。 先程も言いましたが 万が一検査薬では陰性だったとしても、 検査の時期が遅すぎたり、双子や異常妊娠 の場合は、hCG濃度が高くなりすぎるために 正しい判定ができていないことがあります。 また何かの体の異常から、 生理が遅れていたり排卵が起こっていない という場合もあるのです。 本当に妊娠していないのかの確認と、 異常や病気の早期発見のためにも、 気になる場合には早めに病院へ 行くようにしましょうね。 またホルモンバランスの異常が原因で 生理が来ない場合には、 ホルモンバランスの乱れを防ぐため、 健康な生活を送ることが大切です。 特に以下の点に注意しながら 生活習慣を見直し、改善してみましょう。 栄養バランスの良い食事を1日3回心がける• ファーストフードや添加物を控える• 疲れやストレスをため過ぎない• 身体に大きな負担をかけないようにする• 早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を送る• 禁煙・禁酒をする 1回程度の生理の遅れであれば、 自然と戻る場合も多くあります。 今までの生活習慣を改善したり、 ストレスの原因を取り除いたりすることで、 正常な生理のリズムに戻ることもあるでしょう。 しかし、 生理が遅れる状態が長く続く状態は、 女性の体には良いことではありません。 妊娠を望むことが難しくなってしまう ケースも珍しくはないのです。 ホルモンバランスを整えるために、 場合によっては病院での治療が必要 になるので、早めに婦人科を受診しましょう。 まとめ いかがでしたか? 今回は 妊娠検査薬が陰性なのに生理が来ないで 二週間の原因は何か、またその対処法に ついてもご紹介してきました。 判定間違いをしている• 実は妊娠している• フライングで検査している• 排卵日が遅れている• ストレスでホルモンバランスが乱れている• 正しい時期に、もう1度検査をし直す• 基礎体温を付けてチェックする• タイミングや使用方法、 異常妊娠などの妊娠の状況によっては、 正しく判定ができていない場合もある ということが分かりましたね。 妊娠していないのに生理が来ない という場合には、様々な心配や不安が 募ってくることと思います。 しかし、 必ず何かしらの原因があり、 きちんと対処すれば正常な生理に 戻ることでしょう。 却ってその状況がストレスにならないよう、 気になる場合には早めに産婦人科に 相談することをおすすめします。
次の寝起きに排卵検査薬を使用しないこと 朝一で排卵検査薬を使用しないようにしましょう 排卵検査薬を寝起きの朝一で使用した場合、正しい判定を得られないことがあります。 より正しく排卵日を判定するためには、朝一ではなく、別の時間帯で使用するようにしましょう。 もちろん、一刻も早く赤ちゃんを望む女性にとって、特に30代後半に差し掛かっている女性にとっては、こまめに排卵検査薬や妊娠検査薬を使いたい気持ちになるかも知れません。 しかしながら、誤った使用タイミングにより不正確な判定に一喜一憂することは、精神的にも良くありません。 寝起きや朝一で排卵検査薬を使用することは、避けるようにしましょう。 朝一と暴飲暴食後は排卵検査薬を避ける 排卵検査薬の使用を避けるべきタイミングは、 朝一と暴飲暴食の後。 それぞれのタイミングについて、なぜ使用を避けるべきなのかを見ていきましょう。 朝一に排卵検査薬の使用を避けるべき理由 朝一に排卵検査薬の使用を避けるべき理由は、本来は陰性であるにも関わらず、検査薬が誤って陽性と判定してしまう恐れがあるからです(偽陽性)。 人は睡眠中、平均で500mlもの汗をかいています。 やや暑い夜になると、1,000mlほどの汗をかくこともある、とも言われています。 これだけの量の汗をかくと、当然、朝一の尿の濃度は高くなることでしょう。 高濃度の尿で排卵検査を行った場合、偽陽性が出てしまうことがあるので要注意です。 暴飲暴食の後に排卵検査薬の使用を避けるべき理由 暴飲暴食の後に排卵検査薬の使用を避けるべき理由は、本来は陽性であるにも関わらず、検査薬が誤って陰性と判定してしまう恐れがあるからです(偽陰性)。 暴飲暴食をした後の尿濃度は、通常は低め。 低濃度の尿で排卵検査を行った場合には、偽陰性が出てしまうことがあることがあります。 なお、上で「朝一の尿は濃くなる」と説明しましたが、就寝前に多量の水分を摂取すると、逆に朝一の尿が薄くなることもあります。 結果、朝一での判定が偽陰性になることもあるので要注意です。 排卵検査薬の正しい使い方・タイミング 尿の濃度が安定したタイミングで排卵検査薬を使用します。 よって、寝起きに出る1回目の尿ではなく、 適度に水分を摂取した後に出る2回目以降の尿で検査を行うようにしてください。 寝起きを避け、かつ暴飲暴食後を避ける限り、どのタイミングが良いということはありません。 ただし、できることならば同じ検査環境の下で排卵検査薬を使用することが理想。 2番尿でも、昼下がりの尿でも、夕方の尿でも構いませんが、常に決まったタイミングで検査を行うようにしてください。 排卵検査薬の使用に適さない時間帯 先に「寝起き・朝一」の時間帯は排卵検査薬に適さない、と説明しました。 そのように聞くと、多くの方は「朝に使用しなければ良いのだな」と思うかも知れません。 しかし、その理解はかならずしも正しくはありません。 一般に私たちは、夜に就寝して朝に起床しています。 しかし中には、 そのような生活サイクルではない方(シフト勤務の方など)もいるでしょう。 このような方々にとっては、 一般に言う「朝」が、「昼」や「夜」なのかも知れません。 排卵検査薬を避けるべきタイミングは、あくまでも、尿の濃度が高くなる「 寝起き」です。 朝に避けるべきという理解を捨て、それぞれのライフスタイルをベースとし、寝起きに避けるべきという理解を持ってください。 【まとめ】効率的な妊活のためには検査のタイミングが大事 以上、排卵検査薬を使うタイミングについて解説をしました。 改めて内容を確認してみましょう。 寝起きの1番尿で排卵検査薬を使用しない(偽陽性・偽陰性の恐れ)• 暴飲暴食の後に排卵検査薬を使用しない• 毎日同じ時間帯に排卵検査薬を使用する• シフト勤務の人などは、ライフスタイルを考慮したタイミングで検査を行う 排卵検査薬を使用するタイミングを誤ると、偽陽性や偽陰性が出る恐れがあります。 効率的な妊活のためには、排卵検査薬の使用タイミングが非常に大事であることを理解しましょう。
次のSTEP1 検査直前に袋を開封します。 STEP2 スティックのキャップを取って後ろにつけます。 STEP3-1 検査開始!スティックに約2秒尿をかけます。 5秒以上はかけないでくださいね。 尿が多過ぎて、検査結果に影響することがあります。 STEP3-2 紙コップなどを使用する場合は、乾いた清潔なものを用い、採尿部全体が浸るように2秒以上つけてください。 5秒以上はつけないでください。 STEP4 尿をかけたらキャップをして平らな所に置いて、約1分待ちます。 STEP5 約1分経ったら判定窓を見ましょう。 確認サインが出ていたら検査OK。 使い方を動画で見る.
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