「お笑い第七世代」の勢いが止まらない。 一昨年あたりから第七世代と呼ばれる若手芸人が次々にテレビの世界に名乗りを上げ、頭角を現してきた。 彼らはお笑いコンテストで優勝したり、バラエティ番組を席巻したりして、日に日に存在感を強めている。 そして、ついにこの春からは第七世代をメインにしたレギュラー番組が始まる。 4月5日スタートの『第7キングダム』(日本テレビ系)である。 レギュラー陣は霜降り明星、ハナコ、EXIT、3時のヒロイン。 レギュラー放送に先立ち、3月22日には特番が放送されていた。 これだけではない。 3月26日には『7G』(フジテレビ系)という特番が放送された。 これはアイドルとお笑いの新しい世代(7G=7th Generation=第七世代)がスターを目指してさまざまなチャレンジをする番組だ。 これまでにも何度か単発で放送されていた。 芸人代表としては四千頭身、さや香、さすらいラビーが出ている。 今回はそこにすでに売れっ子である宮下草薙が加わっていた。 3月30日には『お笑いG7サミット』(日本テレビ系)が放送された。 もちろんこちらの「G7」も第七世代を意味している。 出演者は、霜降り明星、ガンバレルーヤ、エイトブリッジ、かが屋、四千頭身。 彼らが自ら企画した笑える動画を持ち寄るという番組だった。 「第七世代」を意味する単語を番組名に入れて、第七世代の芸人が複数出演する番組が続々と放送されている。 この現象はお笑い界でも過去に例がなかったことだ。 1990年頃に当時の若手芸人の総称として「お笑い第三世代」という言葉はあったが、一部の雑誌などで使われていただけで、一般的に浸透した言葉ではなかった。 第七世代はすでにお笑い界で一大勢力となっている。 彼らの勢いはどこまで続くのだろうか。 特定の世代の若手芸人によって引き起こされたお笑いブームというのは、過去にも何度かあった。 例えば、『タモリのSUPERボキャブラ天国』で若手芸人が出演するコーナーが話題になり、ボキャブラブームが起こったことがあった。 このときには、この番組に出ていた若手芸人がアイドル的な人気を博していた。 だが、それらはだいたい一過性のものであり、ピークを過ぎるとブームは終わってしまった。 だが、第七世代のブームは今のところ長く続いている。 その理由の1つは、彼らの多くが人気だけではなく実力も備えていて、しっかりと地に足のついた活動を続けてきたからだ。 例えば、ボキャブラブームの時代に売れた芸人の多くは、キャリアの浅い駆け出しの若手芸人だった。 彼らは一時的に波に乗って若い女性ファンにもてはやされたものの、あとが続かなかった。 その後もテレビで長く生き残ったのは、爆笑問題、くりぃむしちゅー、ネプチューンといった確かな実力のある芸人だけだった。 実力が伴っているからこそ、その勢いがなかなか落ちていかないのだ。 さらに、もう1つの事情として、テレビ業界の構造的な変化がある。 テレビ視聴率調査を行っている株式会社ビデオリサーチが、3月30日から調査方法をリニューアルした。 具体的には、これまで関東地区、関西地区、名古屋地区、北部九州地区だけに限られていた機械式個人視聴率調査をその他の地域にも拡大することになった。 また、関東地区、関西地区の調査世帯数が従来の2倍になり、より数字の制度が増した。 変化によって何が起こるかというと、テレビ局が世帯視聴率だけではなく個人視聴率も重視して番組作りをするようになる。 従来は世帯視聴率だけが重視されていた。 この方式では、1世帯につき1人でも見ていれば視聴率にカウントされていたため、単純に頭数の多い高齢者に向けて番組を作ることが高視聴率を取るための必須条件になっていた。 だが、個人視聴率では個々人が見ているかどうかがカウントされるので、高齢者以外でも特定の世代に刺さる番組が数字を取れる可能性が出てくる。 広告を出稿する広告主の立場でも、個人視聴率の方がターゲットとなる視聴者層に届いているかどうかが明確になるため好都合なのだ。 個人視聴率は少し前から導入されていたのだが、今回のリニューアルによってさらにその重要性が高まる。 ここ数年、次世代の若手芸人を集めて、新しい才能を発掘することをコンセプトにするような番組が軒並み失敗していた。 若い芸人が出る若い世代向けの番組は、これまでの視聴率調査の方式では数字が取れない番組だと思われていた。 だが、これからはそこが変わる。 高齢者にそっぽを向かれて世帯視聴率が低くても、個人視聴率で若者に支持されていることがはっきりすれば、それもきちんと評価されるという時代になった。 これは第七世代の芸人には間違いなく追い風になる。 「第七世代」という最高のキャッチコピーによって、彼らの人気は一時のブームを超えた広がりを見せている。 『第7キングダム』がそういう番組になるのか、別の番組が新たに出てくるのか。 新型コロナウイルス関連で暗いニュースが目立っている中で、新しい世代の芸人には新しい希望を見せてほしいものだ。 (作家・ライター/お笑い評論家・ラリー遠田).
次のApple• iPad(第6世代)• 税込み41,580円(32GB)• 今日する事も明日したくなることもこなせるパワー!• 動画や音楽、イラスト作成、クリエイティブに使えるユニバーサルガジェット。 豊富なアクセサリーで思い通りの使い方が出来ます。 上記の第6世代は2018年にリリースされましたが、2019年時点でも快適に使えます。 かなりハードな使用にも耐えますし、Retinaディスプレイの美麗さは閲覧用としてのみならず、プロの仕事道具としても十分です。 特筆すべきは価格です。 32GB版と128GB版に大きな差がありません。 選ぶのなら容量が多い方を選ぶと良いでしょう。 Apple• iPad(第7世代)• 税込み38,270円(32GB)• アイデアと一緒にどこへでも!• 新たにSmart Keyboard対応でお絵かきやゲームだけでなくノートパソコンの代わりにもなるiPad。 より拡張性が増して使いやすく。 2019年現在、店頭に並んでいるのはこちらの第7世代iPadです。 ディスプレイがやや大型化しており、重くなっているので第6世代を使い慣れた人からすると微妙な違いが感じられます。 ただし内部の仕様については大きな変更はありません。 詳細は次のチャプターで比較解説します。 強いて言うのなら第7世代iPadの方が安くてディスプレイが大きくて少しだけ重いという位に留まります。 第7世代iPadの解像度が上がっていますが、パネルの仕様も画素密度も一緒なのでディスプレイが少し大きくなっただけの違いに過ぎません。 タブレットの性能を決めるCPUやパネルなどは同一なので、第7世代は第6世代のスペックをそのままにサイズアップした廉価版というポジションだと言えるでしょう。 そのためイヤホンジャックや充電ケーブル含めて付属品、アクセサリ類もほぼ共通で出来る事もほとんど同じです。 荒野行動のようなゲームやお絵かきも同じようにこなせます。 第6世代と第7世代スペック比較 第6世代iPad 第7世代iPad ディスプレイサイズ 9. 7インチ 2048x1536mm 10. 2インチ 2160x1620mm 外形 169. 6mm 厚さ 7. 5mm 7. 最大の違いはSmart Connectorの追加です。 第6世代では未対応でしたが、第7世代ではSmart Keyboardと接続できるようになりました。 いちいちBluetoothで同期したり、有線でつなぐ必要がなくなりました より簡単にキーボードと接続出来るようになったので、拡張性がアップし、ほとんどノートパソコンと同等の機能を備えていると言っても良いでしょう。 買うならどちらが良いか? Apple製品の最新モデルは高性能で高いというイメージが強いですが、今回のiPadに関してはそのような事はありません。 第7世代の方が画面サイズが大きくて各種スペックはほぼ同等かそれ以上であるにもかかわらず32GBならば安く手に入ります。 Amazonでの販売価格の比較によると、32GB版は3,310円から4,410円の価格差があるので新しい方が10%近いからです。 もちろん中古品と比べた場合は別ですが、32GB版の新品同士を比べるのなら2019年にあえて第6世代iPadを選ぶ意味は全くないと言えます。 新品を買うのなら第7世代を選ぶべきですし、出来るだけ安く済ませたいのなら状態の良い中古の第6世代を選ぶと良いでしょう。 基本的なスペックは同等ですから、使用感に大きな違いはありません。 最後に 買い替えをするのなら現在使っているモデルを下取りに出してみてはいかがでしょうか。 Apple StoreのApple Trade In(下取り)を利用すると、通常のiPadなら13,000円、iPad Proなら最大で30,400円のAppleギフトカードがもらえるので、新品購入資金の足しになります。
次のCPUには、Intel製とAMD製のものがあります。 Intel製のCPUは、Intel Core iシリーズ、またその下位版である Pentium、Celeronがあります。 AMDのCPUは、Ryzenシリーズです。 下位版にAthlonがあります。 Core iシリーズ• Core i9• Core i7• Core i5• Core i3• Pentium• Celeron Ryzenシリーズ• Ryzen 9• Ryzen 7• Ryzen 5• Ryzen 3• Athlon シリーズとしては、IntelのCore iシリーズの方が長くなります。 Core iシリーズの前は、Core 2 QuadやCore 2 DuoというCPUです。 Ryzenシリーズは、2017年以降になります。 Ryzenシリーズの前は、FXシリーズなどがあります。 Athlonは低価格帯のCPUとしてリリースされています。 なお Athlonという名前は、かなり以前のCPUでも使われていましたが、性能は別になります。 現在のIntelのCore iシリーズとAMDのRyzenシリーズはこのように段階的に グレードに分かれています。 世代 IntelのCore iシリーズは、第一世代から第十世代まであります。 初代・・・Nehalem ネハレム• 第二世代・・・Sandy-bridge サンディーブリッジ• 第三世代・・・Ivy-bridge アイビーブリッジ• 第四世代・・・Haswell ハズウェル• 第五世代・・・Broadwell ブロードウェル• 第六世代・・・Skylake スカイレイク• 第七世代・・・Kabylake カビーレイク• 第八世代・・・Coffee Lake カフィーレイク• 第九世代・・・Coffee Lake Refresh カフィーレイク リフレッシュ• 第十世代・・・Comet Lake コメットレイク AMDのRyzenシリーズは、第一世代から第三世代まであります。 初代・・・Zen• 第三世代・・・Zen2 CPUは、半導体の線幅である プロセスルールや集積度、設計や構造 アーキテクチャが変更になるときに世代が変わります。 世代を表す際に、Intelでは Ivy-bridgeやSkylakeという 開発コードネーム、AMDでは、アーキテクチャの名前が使われることがあります。 新しい世代のCPUが出ると前世代、前前世代のCPUは徐々に生産が終わり発売されなくなります。 型番 Core iシリーズは世代が多くて分かりにくいところがありますが、確認する方法としては、モデルナンバーを見ることです。 例えば Core i7、i5、i3は以下のようになります。 初代・・・Core i7 950、Core i5 670など3桁• 第二世代・・・Core i7 2600、Core i3 2100など2000番台• 第三世代・・・Core i7 3770、Core i3 3220など3000番台• 第四世代・・・Core i7 4770、Core i5 4670など4000番台• 第五世代・・・Core i7 5775C、Core i5 5775Cなど5000番台• 第六世代・・・Core i7 6700、Core i3 6320など6000番台• 第七世代・・・Core i7 7700K、Core i3 7300など7000番台• 第八世代・・・Core i7 8700、Core i3 8100など8000番台• 第九世代・・・Core i7 9700K、Core i5 9500など9000番台• 第十世代・・・Core i7 10700K、Core i5 10500など10000番台 下位版のPentium、Celeronは以下のようになります。 初代・・・Pentium G6950のみ• 第二世代・・・Pentium G650、Celeron G540など3桁• 第三世代・・・Pentium G2120 、Celeron G1610• 第四世代・・・Pentium G3220、Celeron G1810など• 第五世代・・・なし• 第六世代・・・Pentium G4400、Celeron G3900など• 第七世代・・・Pentium G4600、Celeron G3950など• 第八世代・・・Pentium G5600、Celeron G4920など• 第九世代・・・Pentium G5420、Celeron G4950など• 第十世代・・・Pentium G6400、Celeron G5900など Core iシリーズは、第三世代なら3000番代、第九世代なら9000番台のように、特に分かりやすくなっていますが、PentiumとCeleronも世代ごとに ある程度分かるようにはなっています。 Ryzenシリーズは、リリースされた時期やプロセスルールから、概ね以下のようになります。 第三世代で、Ryzen 9がリリースされています。 初代・・・Ryzen 7 1800X、Ryzen 5 1400など1000番台• 第二世代・・・Ryzen 7 2700X、Ryzen 5 2600、Ryzen 3 2200Gなど2000番台• 第三世代・・・ Ryzen 9 3950X、Ryzen 5 3600、Ryzen 3 3200Gなど3000番台 プロセスルールの観点から、厳密にいえば 末尾Gのグラフィックを内蔵した型番は、ひとつ前の世代になるともいわれています。 下位版のAthlonは、プロセスルールから初代のZenとなります。 Athlon 200GE、Athlon 220GE、Athlon 240GE、Athlon 3000G AMDは、このRyzenシリーズ他に と呼ばれるCPU群があり、Ryzenシリーズと合流するかたちになります。 ともにSocket AM4とよばれるCPUソケットで、一部のマザーボードではRyzenシリーズとともに使うことができます。 またAMDは、グラフィック機能のないものをCPUといい、グラフィック機能 GPUと統合されているものを APUといいます。 そのため、グラフィック機能をもつCPUを APUということもあります。 現在の自作パソコンにおけるCPUの情勢を端的にいうなら、長く続いたIntelのCPUに対して、AMDが高いパフォーマンスをほこるRyzen、APU、第7世代をSocket AM4でまとめ 攻勢に転じているということになります。 性能 CPUは、同じ世代・シリーズのものでも性能差があります。 CPUの性能を見る上では、コア数、スレッド数、キャッシュ、動作周波数などが重要になります。 ここからは IntelのCPUを例に解説しています。 コア数 Core i3、Core i5、Core i7、下位版のCerelon、Pentiumの違いのひとつに、CPUの核であるコアの数があります。 コアが多いとそれだけ同時に処理できる能力が上がります。 例えば、第一世代~第七世代のCore iシリーズでは、Core i7は 4コア、Core i5は 4コア、Core i3は 2コア。 下位版のPentiumは 2コア、Celeronは 1コア~2コアです。 (若干の例外はあります) なお、Core i7は第八世代では6コア、第九世代では8コアなど増えてきています。 同様に、Core i3、Core i5でもコア数が増加傾向にあります。 スレッド数 スレッドとは、OSから見た場合の論理的なコアのことです。 1つのコアでさらに2つの処理を行うことができると2スレッドとなります。 ハイパースレッディングテクノロジー HTといいます。 そのCPUがHTに対応しているかどうか?スレッド数はいくつか?ということになります。 例えば、第一世代~第七世代のCore iシリーズでは、Core i7は4コア8スレッド( HT対応)、Core i5は4コア4スレッド( HTなし)、Core i3は2コア4スレッド( HT対応)、Pentium・Cerelonは( HTなし)のようになります。 (若干の例外はあります) このように、IntelのCPUというのは、CelelonからCore i7まで段階的に性能が上がっていきます。 Core i5はHTには対応していませんが、物理的な4コアなので 2コア4スレッドのCore i3より性能は上になります。 第八世代や第九世代では、Core i3やi7でコア数は多いが、HTには対応していないものや、第十世代のi5でHT対応などもあります。 いずれにせよコア数と同様 スレッド数は性能に関わってきます。 Intel Turbo Boost Technology Core iシリーズには、インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーがあります。 状況に応じて CPUのクロック周波数を引き上げて処理速度を向上させる技術。 手動で行うオーバークロックに似ていますが、自動なので安全に行われます。 主に、Core i5、Core i7で使われています。 例えば i7 3770なら、定格 3. 4GHz、ターボブースト時は 3. 9GHzまで上昇します。 ブラウザやアプリケーションの起動など 使われる場面は非常に多く Core i5、i7が体感的に速く感じられる理由のひとつです。 第九世代や第十世代のi3では ターボブーストに対応しているものもあります。 キャッシュ CPU内の一時的な記憶領域をキャッシュメモリーといいます。 CPUに内蔵されている高速な記憶域で、頻繁に使用するデータをおいておき メモリーへのアクセスを減らすことで処理を高速にします。 1次キャッシュ(L1)、2次キャッシュ(L2)、3次キャッシュ(L3)があります。 速度はL1キャッシュが最も速いのですが容量は少なくなります。 L1キャッシュになければ、L2キャッシュ、L2キャッシュになければL3キャッシュにデータを取りに行きます。 Core iシリーズのL3キャッシュは、 全コアで共有し 各コアの必要量に応じて、割り当てを変化させています。 インテル・スマート・キャッシュといいます。 L3キャッシュの容量もやはり Core i7>Core i5>Core i3>Pentium>Celeronになります。 動作周波数 クロック周波数ともいいます。 CPUはクロックという周期的な信号で動作します。 例えば 3GHzのCPUなら、一秒間に約30億回のクロックがあります。 クロック周波数が高いとそれだけクロック数が多く、処理できる量や回数が増えます。 同じ世代・シリーズのCPUで比較すると、クロック周波数が高いほど高性能になります。 このクロック周波数をユーザー側で手動で上げ、処理能力を高めることをオーバークロックといいます。 プロセスルール プロセスルールは、半導体回路の線幅を示しています。 32nm、22nm、14nmなど 単位はナノメートル。 単位が小さいということは、それだけ細分化・緻密化されており機能や性能が上がっていることになります。 Core 2 Duo、Core 2 Quadの世代は45nmでしたが、Core iシリーズでは、以下のようになっています。 初代・・・・・32nm• 第二世代・・・32nm• 第三世代・・・22nm• 第四世代・・・22nm• 第五世代・・・14nm• 第六世代・・・14nm• 第七世代・・・14nm+• 第八世代・・・14nm++• 第九世代・・・14nm++• 第十世代・・・14nm++ CPUの大きさはほとんど変わりませんが、プロセスルールは年々小さくなっています。 Intelのモバイル向けの第十世代には Comet Lakeの他にIce Lakeがあり、10nmが採用されています。 CPU-Z。 CPUのタブ。 CPUの型番、世代 コードネーム、消費電力 TDP、CPUソケット、プロセスルール、定格の動作周波数などが表示されています。 他に キャッシュ、コア数、スレッド数など。 このような性能は、AMDのCPUでも同様に当てはまります。 AMDのCPUにも、コア数、スレッド数、基本クロックとブーストクロック、キャッシュ、プロセスルールがあります。 プロセスルールは、第一世代から第三世代にかけて、14nm・12nm・7nmとなっています。 ハイエンド Intelは 各世代のCPUにおいて より高性能・ハイエンドなものを出しています。 例えば以下のようなものです。 Core iシリーズ• 初代・・・Bloomfield・Gulftown、4コア・6コア、LGA1136、X58• 第二世代・・・Sandy bridge-E、4コア・6コア、LGA2011、X79• 第三世代・・・Ivy Bridge-E、6コア、LGA2011、X79• 第四世代・・・Haswell-E、6コア、8コア、LGA2011-v3、X99• 第五世代・・・Broadwell-E、6コア~10コア、LGA2011-v3、X99• 第六世代・・・Skylake-X、6コア~18コア、LGA2066、X299• 第十世代・・・Cascade Lake-X、10コア~18コア、LGA2066、X299 第一世代~第七世代のCore i7は4コアですが、ハイエンドになると6コア、8コア、10コア、18コアがあり、これらを Extreme Editionともいいます。 すべてではありませんが、型番末尾に Xが付いていることがあります。 X58、X79、X99、X299は チップセット名で、これらチップセット搭載のマザーボードで使うことができます。 CPUソケットもそれぞれ その世代のメインのものとは異なります。 モデルナンバーもやや間違いやすく、例えば 第二世代 Sandy-Bridgeは2000番台ですが、Sandy bridge-Eは3000番台。 第三世代 Ivy-Bridgeは3000番台ですが、Ivy-Bridge-Eは4000番のようにひとつ数字が上がります。 いずれにせよ、主流のCPUととも販売されていることがあり間違いやすいので、このような製品群があるということは知っておいたほうがよいといえます。 AMDは、ハイエンドなものとして Ryzen Threadripperがあります。 CPUソケットが sTRX4やTR4など異なるものが使われます。 末尾のアルファベット Core iシリーズからCPUにグラフィック機能が内蔵されています。 性能が上がるにつれ末尾に2000、4000、4600、530など数字が付くこともあります。 Intel HD Graphics 4000など。 上位モデルは Intel Iris Graphics、Intel Iris Pro Graphicsなど。 グラフィックボードを使用していない場合は、CPU内蔵のグラフィックが使われています。 概ねフルHDの2画面以上が可能です。 第一世代 Core iシリーズ 700~900番台、型番末尾 PやFのCPUは 内蔵GPUは搭載していません。 近年のCore iシリーズのCPUは、ほぼグラフィック機能を内蔵しています。 では、CPUのコア数・スレッド数・クロック周波数、ターボブーストの対応の有無、消費電力 TDP、サポートするディスプレイ数、4K対応の有無など詳細な仕様を確認することができます。 ただメーカー製パソコン、マザーボードやディスプレイの仕様によっては、マルチディスプレイをはじめ 本来のCPU内蔵グラフィックの機能が発揮されないことはあります。 AMDは、グラフィック機能をもつものを APUともいいます。 Intelと同様、コア数やスレッド数、グラフィック機能の有無、TDPなど詳細な仕様は、などで調べることができます。 Intel・AMDともに、内蔵グラフィック機能を搭載していないCPUは、別途 が必要になります。 チップセットとCPUソケット CPUには、必ずセットとなる が存在します。 パソコンを自作する際は、CPUを決めた後に 対応するチップセットを選びます。 また逆に、チップセットやマザーボードを決めた後は、そのマザーボードに対応したCPUを選びます。 常にセットで考えることになります。 IntelのCPUの各ページ。 対応する製品。 そのCPUに対応するチップセットの一覧が表示されます。 このうち Z、H、Bから始めるのが一般ユーザー向けのチップセット。 CPUとチップセットが対応していれば、結果として は一致することになります。 CPUソケット。 マザーボードのCPUを装着する部分の形状を指します。 CPUの切り欠きと大きさや形状が合うようになっています。 Core iシリーズの主流のCPUソケットは以下のようになります。 初代・・・LGA1156• 第二世代・・・LGA1155• 第三世代・・・LGA1155• 第四世代・・・LGA1150• 第五世代・・・LGA1150• 第六世代・・・LGA1151• 第七世代・・・LGA1151• 第八世代・・・LGA1151(第六、第七世代と互換性なし)• 第九世代・・・LGA1151(第六、第七世代と互換性なし)• 第十世代・・・LGA1200 最も注意すべき点は、第六世代から第九世代までのLGA1151です。 基本的な互換性は、第六世代・第七世代の間、第八世代・第九世代の間になります。 また AMDのSocket AM4も、形状は同じでもチップセット・マザーボードによっては、第三世代のCPUが対応していない、第一世代のCPUが対応していないということがあります。 つまり、CPUはCPUソケットと合致するというだけでは、動作しないことがあるということです。 あくまでも、チップセットとの組み合わせが重要になります。 またチップセットとCPUが対応していても、リリースされた時期に間隔がある場合はマザーボードのBIOSアップデートが必要なことがもあります。 取り付け は、マザーボードのCPUソケットに行います。 CPUソケットは、CPUといくつものピンで接するようになっています。 このCPUソケット内に目に見えるようなゴミや異物が入ったり、上からCPUを落としたりしてピンが曲がったりするとCPUが正しく認識されないなどのトラブルとなります。 パソコンの自作をする際は、最も 慎重に行うべきポイントになります。 マザーボードに付いている保護カバー。 CPUソケット。 レバーを解除します。 CPUとCPUソケットの切り欠きを合わせて取り付けます。 AMDは、Intelと逆でCPUにピンが付いています。 そのためCPUの取り付けに関しては、どちらかというとAMDのほうが行いやすくなっています。 メーカー CPUに関しては Intelの他、AMDのRyzenシリーズがあります。 IntelのCPUは、主に第八世代と第九世代のCPUが販売されています。 CPUソケットはともに LGA1151です。 また、CPUソケットを LGA1200に刷新して第十世代が登場しています。 第六世代や第七世代は、主にIntel 100シリーズと200シリーズのチップセット、第八世代と第九世代は、B360、H370、Z370、Z390など300シリーズのチップセット、第十世代は 400シリーズのチップセットに対応しています。 CPUを決めた場合でも、マザーボードのパッケージやWebサイトで 対応CPUを 必ず確認する必要があります。 なお、CPUを第七世代 kabylake以降にする場合は、OSはWindows 10のみ正式サポートとなります。 マザーボードによっては、Windows 10 64bitのみサポートになっていることもあります。 第九世代 Core iシリーズでは、8コア16スレッド Core i9 9900Kが登場。 従来のCore i7の上位に、Core i9が追加されました。 また Core i5 9500など 6コア6スレッドのi5も登場しています。 第十世代では、Core i9が10コア20スレッド、i7が8コア16スレッド、i5が6コア12スレッド、i3が4コア8スレッドのようになっています。 ラインナップを見る限り、i3~i9までほぼすべてHTとターボブーストを搭載、i3が 第7世代までのi7とコア数スレッド数などで並んでいることになります。 AMD Rizenシリーズは、第三世代で主に、Rizen 9が12コア~16コアで24~32スレッド、Rizen 7が8コア16スレッド、Rizen 5が6コア・12スレッドとなります。 IntelのCPUと比べるとコストパフォーマンスが高くなっています。 ただ内蔵グラフィック機能を搭載しないCPUなので、グラフィックボードが必要となります。 グラフィック機能内蔵は 初代や第二世代も含めて 末尾にGやGEが付いているものになります。 サイドバー.
次の