幼稚園入園時から中学卒業まで場面緘黙だった者です。 声自体みんなの前で出せなかったので、首振りで「はい」「いいえ」を表現したり筆談で意思を伝えたりしていましたね。 私の場合、この高校受験の本面接時に声を出せました! いくら筆記試験を頑張っても面接で声を出して話せなかったら不合格になるかも・・・というものすごい不安感が襲い「もう、これはやるっきゃない!」と崖っぷちに立たされたような状態でした。 逆にこの緊張感が良かったんでしょうね。 集団面接の時に同学年の人がいたのですが、勇気を振り絞って声を出し克服することができました! 質問者様も今が一番の克服するきっかけではないのかなぁと思います。 今を逃すと次はない!みたいに追い込まれた状態で私の場合は声を出すことができました。 自分は小学校いっぱいまで場面緘黙症でした。 その頃は学校で首を縦が横に振ることしか出来ませんでした。 面接については、全く知らない人ならばかえって話せるような症状だったので話せはしましたが、何せ人に言葉で伝える経験が乏しかったので落ちました。 笑 克服したのは中学に上がる時に転校して環境が全て変わり、とりあえず笑顔を絶やさず、みんなと仲良くしたいという気持ちでいたら集まってきてくれました。 そこから少しづつ会話の仕方など学んでいきました。 貴方様の先生方やお友達は場面緘黙症を理解してくれているとの事なので、きっと貴方様が話してくれたらとても喜んでくれると思います。 "卒業"すると環境が変わっていきますし、これが最後だ!どうにでもなれ!という思いでたった一言、言葉を出せればと思います。 周りの方の優しさに触れれば、どうしても感謝を伝えたいと思うのならば、きっと伝えられると思います。 頑張ってください。
次の場面緘黙症の3つの原因• 心理的・文化的な要因による場面緘黙症は、成長していく中で起こるできごとによって引き起こされるものだからです。 学校生活の中での発症する例では、特に年度が変わる新学期などに場面緘黙症となる子供が多い傾向があります。 さらに、社会人となった後の段階でも、職場環境の変化や転職などをきっかけとして場面緘黙症の症状が発症することも考えられます。 [ad co-1] 場面緘黙症の原因は親にもある? 幼少期に発症する事の多い場面緘黙症ですが、親の影響が原因になることも十分に考えられます。 特に親自身が育児に慣れておらず、ストレスで暴言を吐いたり無視をするなどコミュニケーションを取り辛い状況が続いてしまうと、精神的に委縮してしまい発症に至るケース等があります。 さらに、心的外傷を与えるような言動やネグレクトも場面緘黙症の原因となる可能性があります。 生来、内気な性格の子供である場合にはよく子どもを観察し、日頃から意識的に話を聞いてあげるなどの注意が必要です。 場面緘黙症と併発することが多い障害について 全体を通してみると幼少期に発症する事の多い場面緘黙症ですが、その影響か言語系の発達障害を併発していることがあります。 例を挙げると「吃音症」や「知的障害」などですが、場面緘黙症に似た症状のため判断が難しいケースがほとんどです。 これらを素人が判断するのは困難ですので、専門医のいる心療内科等での受診をおすすめします。 [ad co-1] 場面緘黙症の治療方法 主にカウンセリングによる心理療法がメインになります。 症状の重さによって治療方法も変わってきますが、原因を特定するためにもまずは医師の診察を受けるべきでしょう。 また、専門家による治療の他にも、周囲の環境を改善することで回復に向かうこともありますので詳しく解説していきますね。 専門家と治療していく 言語聴覚士とカウンセリングをしていく治療法がメインになります。 他には音楽を使った療法や服薬による薬物治療など、自分自身だけではできない治療法ができますので、自分に合う方法を探してみると良いでしょう。 周囲の環境を改善する 「話したいのに話せない私は普通じゃない…」 そんな考えが場面緘黙症を悪化させる原因となっているのです。 近しい人だけでも構わないので思い切ってカミングアウトしてみたり、話す場面が来たらサポートしてもらえるように頼んでみましょう。 勇気が必要なことではありますが、助け合って生きることができる人間だからこそ可能な方法です。 [ad co-1] 場面緘黙症の人とはどう接するのが良い? 症状について知った前と後とで接し方を変えないのが基本になります。 場面緘黙症の人は他人の気持ちに敏感です。 自分の症状に気を使ってもらっていると意識すること自体が精神的なとストレスになる場合があります。 とはいえ、症状の重さによっては配慮が必要になるケースもありますので、以下で具体的な対応例を紹介しましょう。 普段通りに接するのが基本 先ほども述べましたが、場面緘黙症の人は、「自分が相手に与える印象や影響」にとても敏感です。 接する人が気を使うと、その人に気を使わせまいと本人も常に緊張した状態が続いてしまい、症状の悪化にもつながる可能性があります。 可能であれば、本人が苦手とする場面を事前に開示してもらったうえで、そうした状況から可能な限り避ける環境にする配慮をするのがのぞましいでしょう。 [ad co-1] 適切なタイミングで話せなかった時も言及しない 場面緘黙症の人は、会話の中で適切なタイミングをはかって話せなかったことについて、本人が一番理解しています。 そのため、会話の中でそのことを本人にあえて指摘することなく、気づかなかったというように、表には出さない対処が必要です。 また、「あなたは場面緘黙症だから仕方ない」というようになぐさめることも適切ではありません。 特に思春期の子供は敏感なので、指導に当たる教員は注意しなければなりません。 聞き取れなかった時は少し間を置いたり、筆談に切り替えるなど違う方法を試してみるのも良いでしょう。 エディプスコンプレックスという言葉を聞いたことはありますか? 子供は、男の子は母親、女の子は父親に対して無意識のうちに恋愛感情に似た気持ちをもつ傾向があります。 その恋愛感情の裏返しとして、お父さんがお母さんと、お母さんがお父さんと仲良くするのに嫉妬する感情を持つことがあるのです。 このような現象を、エディプスコンプレックスと呼びます。 エディプスコンプレックスを単純に「マザコンのようなもの」と誤解されている方もいらっしゃるかもしれませんが、心理学上の意味はまったく違います。 この記事では、エディプスコンプレックスの意味や症状の具体例、克服方法についてくわしく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
次の場面緘黙の子どもたちには理解と支援が必要です。 自分の意思で話さないのではなく、過剰な不安や恐怖の為に「話すことが難しい」状態になると考えられています。 自ら辛さを訴えることが出来ず、見逃されることが多い、 不安障害の1つです。 かつては小児期の問題とされていましたが、大人になっても場面緘黙症でつらい思いをしている方がいます。 そのため、できるだけ早期の支援が大切と言われています。 しかし、現状は、「支援が届きにくい存在」であるといえます。 その理由は、当事者側と支援者側それぞれにあるようです。 当事者側• 家では話すので、学校などで学校等で喋らないことを保護者が気付きにくい。 本人は不安・緊張が強いため、人と接する機会を避ける傾向がある。 支援者側(学校・医療機関・相談機関など)• 学校では大人しく、喋らないだけで問題行動は起こさない為、支援の対象とみなされない。 診断が可能な医療機関が少ない。 行政の相談機関でも見過ごされがち。 さらに、当事者は困っていても話すことが出来ないので、助けを求めることが出来ない。 結果的に放置(?)される。 どのように支援するか コミュニケーションが成り立つための階層構造(河井・河合(1994)が参考になります。 河井らは、何らかの緊張が加わって適応行動が崩れるとき原則として、第3の水準(言語表出)から壊れると指摘しています。 緘黙の子どもが、言葉だけでないが 第3の水準)、笑顔も出るしうなずきや筆談が出来る、動くことも出来る(第2、第1の水準は満たしている)ことはよくあります。 緊張が高まるにつれて、動作が鈍くなり体が固まったようになることもあります(第1の水準が崩れた)。 メンタルケア心安では、公認心理師の資格を持つカウンセラーが、医療機関における実践をもとに、保護者を対象にお子様のコミュニケーションや発話行動を増やすかかわり方をお伝えします。 お気軽にご相談ください。 緘黙ペアレントトレーニング講座 受講者の声 HKさん (高校1女子の母) 娘は、高校生ですが小学生のころから外では話ができません。 このままではいけないと思い受講しました。 半年間の受講で母としてのかかわり方を見直す良い機会になりました。 自分一人では気づかないところをいろいろと気づくことができました。 現在の発話は、待ってやれば少しづつ単語からできるようにになっています。 親としては、焦る気持ちもありますが、多くを求めず、筆談や指差しでもコミュニケーションができたことを喜んで、娘を支えていければと思います。 講座日程 令和2年10月より開講予定 緘黙ペアレントトレーニング 緘黙ペアレントトレーニング とは、場面緘黙症状の緩和と社会適応をサポートする保護者のための学習会です。 子どもは参加しません。 行動療法とリラクゼーションを活用した対応を学び実践します。 決まり次第お知らせします。 自宅で受講できるため、遠方の方も安心です。 プログラム内容 1回 オリエンテーション 子どもの行動をよく観察しよう。 2回 場面緘黙とは何か 子どもの状態を知る 3回 問題解決へ向けての流れ 子どもの不安レベルを知る 4回 リラクゼーション 緊張をコントロールする 5回 子どものより良い行動を増やす工夫 スモールステップ【家庭編】 6回 子どものより良い行動を増やす工夫 スモールステップ【地域編】 7回 子どものより良い行動を増やす工夫 スモールステップ【学校編】 8回 全セッションの振り返り フォローアップ講座 *1か月後にZOOMにて学びの定着を確認します。 ゆうちょ銀行: お申込み 必要事項を記入の上、題名に「かんもくペアトレ希望」と書いて下記のお問い合わせフォームよりお申し込みください。 折り返しご連絡をさせていただきます。
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