今、世の中からどんどん仕事がなくなっている。 理由は、インターネットやスマホ、そしてAIやロボットが進化したからだ。 この流れは、今後ますます加速するだろう。 そのときに必要なのは、「新しい仕事を探すこと」ではなく、「もう仕事をしないこと」ではないだろうか。 人類は今や、仕事をする必要がなくなりつつある。 あと100年もすれば、完全にそうなるだろう。 そういう時代にもかかわらず、まだ「仕事」という価値観にしがみつき、それを守ろうとする人が多い。 だから、今の社会にはいろいろ軋みが出ている。 その軋みは弱者、子供や障害者、貧困層や第三世界の人々に向かっている。 例えば、税金がなかなか弱者のところにいかない。 それは、税金は「仕事」を通してしか社会に環流されないシステムが頑なに残っているからだ。 おかげで、例えば不必要な道路建設にお金が流れる。 そうして、不必要な道路を建設するという要らない仕事をする人たちのところにはいくばくかのお金(それでも以前よりはだいぶ減った)が流れるものの、肝心の弱者のところにまでそれは届かない。 そんなふうに、社会の動きはとても遅い。 だから、それを待っていたらますます苦しくなるばかりだ。 それを避けるためには、まずは自分たちで動き出す必要があるだろう。 まずは自分の周りから、そういう環境を積極的に作っていく必要があるだろう。 ところで、今日「電車にベビーカー(赤ちゃん連れの人)専用車を作る」という運動をしている人がいるというニュースを見た。 「働くお母さんにもっとやさしい社会を」というコンセプトなのだが、それが世間の強いバッシングに遭っているという。 そのバッシングの論調は、「満員電車にベビーカーを持ち込むのは迷惑だ」というものと、「満員電車に子供を連れてくるのは虐待だ」というものが多いらしい。 これだけ見ると、「子供に不寛容な社会で良くない」とも思えるが、問題の本質はそこにはないと思う。 問題の本質は、「今の社会は仕事に価値がなくなっているから、子育てより優先してそれをするべきではない」というところにあると思う。 それは、ほとんどの人が無意識でそう思っているのだ。 だから、それが子供を連れたお母さんへのヘイト行為となって現れるのである。 こういうと「女性差別」のように聞こえるかもしれないが、これは父親にも当てはまる。 父親も、せっかく子育てという重要な役割を得たのだから、仕事という社会に不必要なものよりそちらを優先すべきだ。 お父さんもお母さんも、満員電車に乗って職場などへは行かず、人の少ない安全な場所でずっと子供と一緒にいたらいい。 そうなると、「では生活費はどうするのか?」ということが問題になるかと思うが、ぼくは、この答えは一つしかないと思う。 それは、「お金を持っている人からもらう」ということだ。 もらう相手は誰でもいい。 親や親戚でもいいし、他人でもいい。 公的機関でもいい。 とにかく、あらゆる手を使って、お金を持っている人からもらうのだ。 借りるのではなく、ちゃんといただくのである。 もらったお金の返礼としては、「子供を立派に育てる」ことだ。 それだけで十分である。 これは、今の日本社会では本当に大きな貢献となる。 仕事をするよりよっぽど世のため人のためになる。 今、日本で子連れに風当たりが強いのはそういう理由からだ。 とにかくお父さんもお母さんも、もはや仕事を優先すべきではない。 それよりも、誰かからお金をもらいながら子育てをした方がいい。 もちろん、子供がいない人も、やっぱり仕事について見直した方がいい。 近い将来機械に置き換わるであろう仕事に就いている人は特にそうだ。 それを続けるくらいなら、たとえお金にならなくても、今から「誰かからお金をもらう方法」を考えた方がよっぽどいい。 ただ、いきなり「人からお金をもらえ」といわれても、どうすればいいか分からない人は多いだろう。 そのため、その具体的で実行可能な方法こそが、これからの社会で本当に必要な知識になると思う。 そこで、このnoteでは後日改めて「お金をどうやってもらうか」ということを考えてみたい。 また、可能ならその方法を実際に試してもみて、その結果も併せて紹介できたらと思う。
次の雲ひとつない真っ青な空に浮かぶ、丸い物体。 「UFOです」と主張すれば信じてしまう人もいそうだが、2020年5月13日にこの写真を投稿したツイッターユーザーによると、これは日清の汁なしどん兵衛(釜たま風うどん)の容器。 残念ながら油揚げは入っていないタイプだ。 14日、Jタウンネット編集部が投稿者に取材したところ、野鳥や野生動物がたくさんいる山の中でどん兵衛を食べていたら、背後からトンビが現れて容器ごと奪い去っていったという。 「一瞬何が起こったかわからなかったです バッ!って音と風圧を感じて、気づいたらどん兵衛を持ってかれてました」 と投稿者。 容器に残っていたのは、少しの麺とかまぼこだけで、後ほんの2、3口で食べ終わるところだったそうだ。 湯切りしてから食べるタイプのどん兵衛だったのは、投稿者にとってもトンビにとっても運が良いとしか言いようがない。 出汁入りのタイプであれば火傷を負ってしまっていただろう。 さて、この盗人トンビがこの後うどんとかまぼこにありつけたのかというと、どうやらそうではないらしい。 写真を見れば分かる通り、空に浮かんでいるのはどん兵衛の容器だけ。 そこに鳥の姿はない。 なんでも、投稿者の食事を奪って空に舞い上がったトンビはその後、カラスと喧嘩を始めたらしい。 カラスもうどんが食べたかったのだろうか。 そしてその喧嘩のせいでトンビはどん兵衛を落としてしまった。 写真は落ちていく最中のどん兵衛を捉えたものだという。 この投稿には、 「UFOの噂の真相って案外こういうものなのかもしれない」 「未確認飛行物体の正体が分かったね」 「日清焼きそばUFOだったら完璧だった」 などの反応が寄せられていた。 それにしても、この後どん兵衛はどこに落ちていったのだろう。 真相は闇の中だ。 もし「上空からうどんとかまぼこが降ってきた!」という読者がおられたら、ぜひ教えてもらいたい。
次の黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に首を押さえつけられ亡くなった事件を発端に、アメリカで抗議活動が広がっている。 今何が起こっているのか? この記事では、これまでに起こったことを5つの出来事で振り返る。 日付はいずれも現地時間。 1:ジョージ・フロイドさん死亡事件(5月25日) フロイドさんは5月25日、アメリカ中西部、ミネソタ州のミネアポリスで警察官に首を押さえつけられ。 フロイドさんが「息ができない」と訴える様子を撮影した動画がSNSで拡散し、怒りが広がった。 動画でフロイドさんを押さえつけていた元警察官(免職済み)のデレク・ショービン容疑者は第3級殺人などの疑いで訴追された。 によるとミネソタ州法の第3級殺人罪は「殺害の意図はないまま、不道徳な考えから人命を無視し、著しく危険な行為で他人を死亡させた」場合に適用される。 アメリカでは警察官によってしている。 2013年以降の抗議活動は「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命だって大切だ、黒人の命を守れ)」と称される大規模な運動が行われている。 警察の暴力に抗議し黒人差別撤廃を訴える趣旨のものだ。 黒人の人権運動はそれまでも行われていた。 しかし、2013年以降に起こっている運動の特徴は、TwitterなどのSNSで、不条理に黒人の命が奪われた現場の動画が拡散され、ハッシュタグとともにアメリカ全土、国外でもその抗議が広がっていることだ。 2014年には、黒人男性のが白人警官に首を絞められて死亡している。 ガーナーさんも、フロイドさんと同じように「息ができない」と訴えていた。 2:抗議活動がさらに広がり、暴徒化(5月26日~) 抗議デモはまず事件現場になったミネソタ州ミネアポリスで26日に始まった。 最初は平和的に行われていたが、2晩目となる27日夜~28日にかけては、いくかのエリアで暴徒化。 自動車用品店や警察の建物に火を放ったり、ディスカウントストアでの略奪行為と貧困層に対する分配なども行われた。 警察は参加者に催涙ガスやゴム弾を使用して応戦し、負傷者も出ている。 ミネアポリスでは29日と30日の夜間外出禁止令が発令された。 さらに、抗議活動は西部のカリフォルニア州ロサンゼルスや南部のテネシー州メンフィスにまで広がった。 では、27日夜、抗議活動の参加者たちが高速道路を塞ぎ、警察と衝突した。 では、27~28日、参加者たちが「Black Lives Matter(黒人の命だって大切だ)」「Stop Killing Black people(黒人を殺すのは止めてくれ)」「Silence is Violence(沈黙は暴力)」といったサインを掲げて、フロイドさんらの死に抗議した。 3:トランプ大統領と、ツイッター 続く抗議活動に関して、トランプ大統領とTwitter社との争いも行われている。 トランプ大統領は暴動が激しくなっていた5月28日深夜、デモ隊を非難し、ミネソタ州知事に対しては軍隊の出動も可能であり「略奪が始まれば銃撃する」とつづった。 これに対してTwitter社は、暴力の賛美を禁じたルールに違反しているとして、警告を表示し、ツイートを隠す(閲覧は可能)という対策を取った。 The authorities in Minnesota, incl. the Governor, must release the 3 CNN employees immediately. — CNN Communications CNNPR さらに、同じように取材していた同僚の白人レポーターは、警察官に接触されながらも逮捕されなかったことから、警察の黒人差別的な取締手法がさらに明るみに出ることになった。 逮捕されたヒメネスさんは、身元を明らかにし、現地の規制にしたがって取材を行っていることを警察官に説明したが、警察官はこれを聞き入れずに逮捕。 その後午前6時半ごろに公安施設から解放された。 CNNはこれに厳重に抗議。 ミネソタ州知事が謝罪する事態に追い込まれた。 5:抗議活動、著名人やホワイトハウスでも 5月29日、オバマ元大統領も声明を発表し「2020年のアメリカでこれは正常ではないはず」と事件を非難。 ワシントンD. では29日午後、デモ隊がホワイトハウス前に集まったため、ホワイトハウスが封鎖された。 その後、夜に議会議事堂前に移動した群衆は「撃つな!」と。
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