カプセル怪獣 [ ] ウルトラセブンことが所持する怪獣。 劇中では以下の3体が登場する。 宇宙狩人 クール星人 [ ] 第1話「姿なき挑戦者」に登場。 資料によっては、別名の読みを 宇宙狩人 ( うちゅうハンター )と記述している。 英字表記は ALIEN COOL。 身長:2メートル• 体重:75キログラム• 出身地:クール星 地球人を「」呼ばわりし、地球侵略のために彼らを「標本」として円盤から発射される蒸発光線 を発射し、円盤内に拉致する。 頭脳は発達しているが戦闘能力はほとんどなく 、保護色で透明化したクール円盤の中からは決して出てこないが、尻尾からは神経を麻痺させるクールガスを発射する。 大きな双眼を持つのような姿で円盤内を浮遊しており、後にウルトラ警備隊を通して人類に降伏を要求する。 ダンの発案した噴霧弾(特殊噴霧装置 )で円盤を赤色に着色され 、保護色が効かなくなり、ウルトラホーク1号やと交戦後、円盤内に入ったセブンにアイスラッガーで頭部を切断されて倒され、拉致されていた人々も救出される。 声の出演:• モデルは で、それまでの怪獣の二足歩行を前提としたデザインとは一線を画している。 放映当時の雑誌設定では、クール星も円盤と同様に保護色で隠し、他の星からの侵略を回避している。 クール星は文化が発達しているが物資に乏しく、星人たちは高度な科学力で他星を侵略して略奪行為を行なっているとされる。 他の作品への登場• の漫画版『ウルトラセブン』では、複数体が登場して集団でセブンを襲うが、全員とも返り討ちにされる。 漫画『』では、第47話以降にの配下として登場。 『』第14話アイキャッチでは、ビラ星人やチブル星人とのトリオで臨んだお笑いのオーディションでを手にツッコミ役を演じている様子が描かれた。 漫画『酩酊! 怪獣酒場』ではバーのオーナーとして登場する。 毒舌だが怪獣たちからは面白い人と好かれている。 生物X ワイアール星人 [ ] 第2話「緑の恐怖」に登場。 英字表記は ALIEN WAIELL。 身長:1. 8 - 150メートル• 体重:100キログラム - 1万3000トン• 出身地:ワイアール星 突然変異によって惑星全体が植物で覆われたワイアール星出身の宇宙人。 緑ののようなもので構成された身体に高度な知能を備えており、地球人を自分たちと同じ植物人に変えて支配しようと目論む。 宇宙ステーションV3の石黒隊員を「チルソナイト808」という金属塊の中に閉じ込め、彼に化けて地球に侵入する。 昼間は小型の金属塊に入った電子頭脳から転送 される石黒の外観情報によって彼の姿に擬態しているが、夜になると本来の姿に戻り、人々に特殊な液体 を浴びせ、次々と植物人に変えていく。 周囲に警戒され始めた後、石黒の妻を連れての旅行に見せかけて逃亡を図ったところ、電子頭脳が入った金属塊をダンに破壊されて人間の姿を維持できなくなり、内で正体を現す。 最後は山間で巨大化してセブンとの戦闘に挑むが、全身から放つ緑色の光線 も効かず、アイスラッガーで真っ二つにされたうえ、エメリウム光線で焼却される。 電子頭脳が破壊された直後に大きな金属塊も割れたため、内部の石黒も無事に救出される。 その後、石黒はウルトラ警備隊と共に現場へ駆けつけて妻と再会するが、それまでの経緯から悲鳴を上げた彼女に自分が本物であることを説明して安堵され、改めて旅行へ出発する。 スーツアクター:春原貞雄 、佐々木孝吉• 『ウルトラ怪獣大全集』では、別名を 植物宇宙人と記述している。 ワイアール星人が使用していたチルソナイトは、『』にも怪獣の入っていた隕石を構成するとして登場している(脚本は同じ)。 本作での設定ではワイアール星から産出される金属で、ダンの透視能力が通用しない。 衝撃を与えると甲高い音が鳴るが、はあまり高くなく、金属塊はダンの振るった金槌の一撃で破壊されている。 後年、円谷プロ公式サイトのエイプリルフールネタでは、本作の「チルソナイト808」は「金属」、ガラモンの「チルソナイト」は「合金」とそれぞれ解説されていた [ ]。 ワイアール星人の名前は、植物に含まれるをローマ字に直したときの「 You Ryokuso」からきている。 デザインは。 体が空洞に見えるよう、の各所にはがはめ込まれている。 成田はこの手法について、「成功とはいえない」と評している。 ロマンスカー内の撮影では、本編助監督の佐々木がスーツアクターの手配を忘れてしまった。 そこで自ら着ぐるみに入ることで、監督たちの許しを請うたという。 映画『』では、の胴体を構成する怪獣の1体となっている。 人間生物X [ ] 第2話「緑の恐怖」に登場。 身長:1. 8メートル• 体重:100キログラム ワイアール星人によって植物怪人の姿に変えられた人間。 ワイアール星人と同一の姿で、主に夜中に活動して人間を特殊液で自分と同じ姿に変え、仲間を増やそうとする。 ウルトラ警備隊のメディカルセンターで覚醒した個体は、神経を麻痺させるパラライザーの一撃で沈黙する。 ワイアール星人が倒された後は全員が人間に戻ったことが、地球防衛軍隊員のセリフで明言されている。 名称は書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』より。 書籍『ウルトラセブンイズム』では 生物X(地球人) 、書籍『キャラクター大全ウルトラセブン』(講談社、2012年)では 怪生物Xと表記している。 変身怪人 ピット星人 [ ] 第3話「湖のひみつ」に登場。 詳細は「」を参照 宇宙蝦人間 ビラ星人 [ ] 第5話「消された時間」に登場。 脚本では ヴィラ星人と表記しているため 、これに準じている書籍もあるが 、現在の公式名称は ビラ星人である。 資料によっては別名を 宇宙エビ人間と記述している。 英字表記は ALIEN VILLA。 身長:1. 8 - 40メートル• 体重:100キログラム - 1万トン• 出身地:ビラ星 (ヴィラ星 ) 陸地が星全体の10分の1しかない小さなビラ星から、大船団で地球に侵攻する。 高性能遠距離レーダーの核となる ユシマダイオードを持参して地球防衛軍極東基地へ向かうユシマ博士の飛行機を時間停止光線 で捕獲し、彼に人格操作を施してスパイに仕立て上げ、基地を内部から破壊しようとする。 ユシマと交信しているところをダンに見られ、彼を使って檻に閉じ込めることに成功するが、ダンはウルトラセブンに変身して脱出する。 その後はウルトラ警備隊と円盤軍で対決し、自身の乗った円盤をセブンのエメリウム光線によって打ち落とされ、巨大化する。 最後はセブンのアイスラッガーで胴体を切断され、続けて撃墜された円盤が墜落して炎上したことにより、絶命する。 武器は胴体からすべてのものを溶かしてしまう毒液を出すほか、口から赤い毒ガス を吐く。 煙幕はせいぜい相手の目をくらませる程度のものでしかなく、時間停止光線もセブンの張り巡らしたバリヤーに防がれ、登場した宇宙船団もウルトラ警備隊によって全滅させられる。 声の出演:• クール星人と同様の操演式の宇宙人。 デザインは成田亨によるもので、モチーフは。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』ではから高等進化したものと推測している。 放送当時の児童誌では、名前の由来を「新聞ののようにビラビラしているから」と記述している。 他の作品への登場• 映画『』では、の胴体を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第14話アイキャッチでは、クール星人、チブル星人とのトリオでお笑いのオーディションを受けている様子が描かれている。 放浪宇宙人 ペガッサ星人 [ ] 第6話「ダーク・ゾーン」に登場。 詳細は「」を参照 火炎怪人 キュラソ星人 [ ] 第7話「宇宙囚人303」に登場。 英字表記は ALIEN QURASO。 身長:2. 5 - 43メートル• 体重:250キログラム - 1万トン• 出身地:キュラソ星 宇宙でも特に治安が悪いことで有名な、コスモポリタス第8惑星のキュラソ星から逃亡してきた宇宙人。 を得意とし、を常食としている。 武器は口からの火炎と怪力。 キュラソ星の刑務所から1人乗りの小型円盤(スペースポニー )に乗って脱獄したため、キュラソ連邦警察から宇宙ステーションV3に警告文が送られた。 怪力と爪で遭遇した地球人を8人連続で殺害し、水島という家族が住む一軒家に籠城するが、2階にいたために難を逃れた少年に警察とウルトラ警備隊へ通報されて逃走する。 解決後、ナレーションによってキュラソ星と地球の間に友好関係が結ばれたことが示唆された。 スーツアクター:松原靖• 名前はにちなんでいる。 小学館コロタン文庫『ウルトラ怪獣500』では、「宇宙囚人」と記載されている。 着ぐるみの体部分は、『』の2代目を流用したもの。 また、頭部もケムール人に似たデザインで、同様の眼球可動機構も内蔵されている。 当時の台本はが表記できておらず、「キユラソ星人」と書かれているため、出演者はたびたび「キユラソ星人」「キューラソ星人 」と発音している。 アンヌ役のひし美ゆり子が監督の満田かずほに訊いたところ、金城哲夫が飲食店の場でから音をもじって充てたという。 デザインは成田亨によるもので、覆面をモチーフとしている。 デザイン画では別名を「異次元宇宙人」と表記しており、同じくデザイン画で「宇宙囚人」と書かれていると当初のデザインが入れ替わっているのではないかとする説がある。 他の作品への登場• 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 による漫画版『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、グア軍団の地球襲撃の目を逸らす手段として、怪獣戦艦キングジョーグとギエロニアによりキュラソ星が襲撃を受けている。 幻覚宇宙人 メトロン星人 [ ] 第8話「狙われた街」に登場。 詳細は「」を参照 頭脳星人 チブル星人 [ ] 第9話「アンドロイド0指令」に登場。 英字表記は ALIEN CHIBULL。 身長:2メートル• 体重:500キログラム• 出身地:チブル星 地球侵略を狙う知能指数5万 の宇宙人で、宇宙でもトップクラスの頭脳を持つとされている。 外観のほとんどを占める頭部以外は3本の短い足があるだけで、変身能力を備えているものの戦闘能力は低い。 全身には相手を麻痺させるトゲを持つ。 老人に化けて子供たちにおもちゃの銃と催眠装置を仕組んだをばら撒き、催眠状態になった子供たちに玩具から本物に変わった銃で大人たちを殺害させる計画「アンドロイド0指令」を実行しようとする。 少女ゼロワンを操ってダン・ソガを追い詰めるが、あと一歩のところで逆に追い詰め返されて正体を現す。 最後はセブンのエメリウム光線で倒され、溶解する。 人間体:• チブル星は、星人たちも含めてすべての生物が電子頭脳の管理下に置かれている(放映当時の雑誌設定 )。 「ちぶる」はで「頭」という意味。 同話の脚本を手掛けたが出身だったことに由来する。 デザインは成田亨によるもので、貝殻を抽象化したものと述べている。 他の作品への登場• の漫画版『』では、正体が露呈したと同時に巨大化してウルトラセブンと対峙。 格闘戦でウルトラセブンを苦しめるなど、テレビ版と違って強敵として描かれるが、最後はセブンのアイスラッガーによって一刀両断される。 『』に掲載された「ゴードの巻」では、一峰大二の漫画版同様に巨大化してセブンを襲ったが、こちらでも最後はアイスラッガーで両断される。 『』放映当時の学年誌の記事 [ ]では、怪獣軍団の参謀を務める。 作戦会議などでもや、などの幹部らとともに姿を見せている。 『』放映当時のの漫画版では、に眠る歴代のロボット怪獣を修理再生した軍団を率いて地球に襲来する。 映画『』ではの胴体を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第14話アイキャッチでは、クール星人、ビラ星人とのトリオで臨んだお笑いのオーディションでボケ役(クール星人にハリセンで叩かれる)を演じている。 また、コントパート(「不良怪獣ゼットン」「怪獣職務質問」)では、アンドロイド0指令を警告するチラシが背景に登場する。 『』()の番組内のお笑い番組「GONGON」には、チブル星人と沖縄民謡歌手・の名前にかけた チブル誠仁というキャラクターが登場する。 『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するチブル星人 [ ] データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『』に登場。 本作ではプラズマギャラクシー中トップクラスの頭脳を持つとされ、自身の低い戦闘力を補うために人型パワードメカ・チブローダーに搭乗している。 チブル星人(チブローダー) 1弾より登場。 別名「対プラズマ怪獣専用パワードメカ」。 メインカラーは青で、右肩にビームレーザーポッド、左肩にミサイルポッドを装備した基本形態。 テレビ版の2ndシーズンではこの姿でハンターステーションにいる様子が確認できる。 チブル星人(チブローダーストロング) 1弾より登場。 別名「パワードメカストロングVer」。 重装甲の大型タイプで、メインカラーは赤。 近接戦闘時にストロングパワーを発揮し、剣を手持ち武器としている。 テレビ版「GANDAR Hunting」ではラッシュハンターズよりも先にガンダーを狙い、剣を使った必殺技「ブレイカーストロング」でプラズマソウルの一部を獲得するも、冷凍ガスを浴びてチブローダーストロングが戦闘不能に陥る。 しかし、自身は脱出用短距離転送システムで脱出して生還する。 「このまま撤退するのは割に合わない」という理由から、ガンダーに苦戦するラッシュハンターズに助言する。 チブル星人(チブローダーリミテッド) 5弾より登場。 別名「白い悪夢のチブローダー」。 ギルドガードの切り札で、メインカラーは金と銀。 従来のチブローダーを超えた機動性と、チブローダーストロング並みのパワーを併せ持つ。 チブル星人エクセラー(SD) [ ] 『』に登場。 身長:14センチメートル - 2. 4メートル(チブローダー含む)• 体重:150グラム - 5トン(チブローダー含む) スパークドールズの姿から実体化したチブル星人で、偉大なるグランドマスターことを復活させて自身が肉体として利用するため、ビクトリウムを狙う。 一人称は「私」。 チブローダーに搭乗している。 少なくとも本編開始の1年前から行動を開始しており、月面に浮かぶ宇宙船を前線基地に用い、地球の地底に眠るビクトリウムを奪う尖兵としてやを送り込む。 また、自身の用心棒としてを組織に迎えている。 自身の頭脳を「宇宙最高」と称し、プライドも高く支配欲も強い。 基本的には「グレイト」や「エクセレント」など時折英語を交えつつ慇懃無礼な口調で話すが、上機嫌になると狂ったかのように高笑いを上げ、後述のようにパニックを起こしたり激昂したりすると乱暴な口調になる。 部下に対してもスパークドールズの怪獣を含めて単なる駒としか見ておらず、失敗を重ねたワンゼロには容赦なく制裁を与え、ボルストのことも表向きでは称えつつ内心では見下すような態度をとっている。 戦いをゲームと捉えている節があり、のようなもので作戦を指揮する。 ウルトラマンギンガやウルトラマンビクトリーの存在も「ゲームは駒が多い方が面白い」と黙認している節がある。 第7話にて、ワンゼロやボルストの敗北後ビクトリウムのエネルギーが充分集まったと判断すると、チブローダーストロングから降り、・・・・のスパークドールズを合体させ、へのモンスライブを遂げる。 その凄まじい力でやビクトリー、そしてギンガストリウムを倒すと、ついにビクトリアンに宣戦布告して夜明けまでにすべてのビクトリウムの引き渡しを要求する。 また、第3レーダー塔の破壊に失敗したワンゼロを切り捨てて、戦力外通告と共に彼女の自爆装置を起動させる。 その後、要求を呑む様子がないと判断すると夜明けを待たずに再びファイブキング(SDU)にライブし、雫が丘の街を手当たり次第に破壊したうえ、ヒカルのライブした・・を難なく退ける。 だが、シェパードンのビクトリウムによって復活したギンガとビクトリーの連携プレーの前には敵わず、各怪獣の部位を次々に破壊されたことでパニックを起こした果てに「暴力はやめたまえ」と口走る。 ギンガストリウムのストリウム光線でファイブキング(SDU)は倒されるも自身は生還し、ルギエルの復活とギンガやビクトリーへの復讐を誓う。 第9話より活動を再開するが、大量のチブロイドに片っ端からビクトリウムを探させ、人間が邪魔となれば無差別に襲わせるなど、より目的に固執するようになっている。 また、ワンゼロを切り捨てたことで生じた穴を埋めるべく組織を再編し、ボルストに能力増強アイテム・チブルサーキットを与え、最前線へ配置する。 さらに人間までをも自身の駒とするべく、実験を行うエージェントとしてやといった宇宙人を送り込んでいたことが、判明する。 第13話でボルストにも痺れを切らし、チブルサーキットを介して強制的にコントロールすることで彼をギンガとの直接対決へ駆り立てる。 さらには、人類が開発した究極の兵器ビクトリウム・キャノンにも着目し、第14話よりギンガたちの始末をに一任してルギエルを復活させ、地球のライブベースめがけて放つ。 自身も基地へ侵入すると、ビクトリウム・キャノンのエネルギーを制御しきれなくなった国際防衛機構長官の神山に対し、「制御できないほどの強い力を兵器にしようとは、人類も愚かなものだ」と罵倒し、ルギエルとライブベースを融合させて究極の生命体であるを誕生させる。 だがそれでも飽き足らず、さらなる強大な肉体を手にするために地球パワーの源たるビクトリウム・コアの力をも狙い、再び自身の前に現れたワンゼロから伝えられた情報によってビクトリウム・コアのパワーをビクトルギエルに吸収させる。 その後、ワンゼロ改めマナの真意を悟ってやってきたヒカルとショウによって彼女はすでに自身の敵であることを確認し、3人を殺害しようとするが、マナがそれをかばったために隙が生じ、再び変身したギンガたち2人と最終決戦を繰り広げる。 マナの機転でビクトリウム・キャノンを失ってもなお、ギンガたち2人に勝ち誇ったものの、その直後に意識も取り戻したルギエルには用済みと見なされ、一瞬でチブローダーごとスパークドールズに戻されてしまい、自身も駒として使われていたゆえの末路を遂げる。 本編第8話と第9話の間のエピソードである『』第63話・第64話では、チブローダーがメンテナンス中のためにモニターを通して登場し、復活したボルストと共にファイブキング(SDU)を構成する5体の怪獣を紹介している。 デザインはチブローダーストロングと共通で、色のみ変更されている。 怪獣や部下を駒として扱うキャラクター性は、「怪獣は仲間である」という作品テーマとの対比になっている。 自身が復活させたものに倒されるという末路も、プロット段階から決定していた。 第16話ではダークルギエル特戦隊を率いてゲリラ戦を行うという案も存在したが、ストーリーが長くなることやルギエルが目立たなくなることなどから、不採用となった。 身長:2メートル• 体重:500キログラム 宇宙人向けのテレビ放送局「NPTV」のプロデューサーを務めている。 との作った番組の問題点を指摘しながらも助言などはせず、視聴率を上げる術について彼らに丸投げしている。 NPTVの宇宙人のキャラクターは、業界歴の長い監督のが実際に目にした人物を元にしている。 初期案では3体ともザラブ星人であった。 チブル星人マブゼ [ ] 『』第15話「キミの声が聞こえない」、第23話「激突!ウルトラビッグマッチ!」に登場。 身長:2メートル• 体重:500キログラム 作品世界の宇宙の地球に独自のラボを構え、ヴィラン・ギルドのオークションから入手した宇宙生物やその細胞を用いて違法な人工生命体を造っている。 同作品では装置から投影された立体映像の状態で登場。 第15話では、ヒロユキとカンタがモコの行方を追ってラボへたどり着いた際には、モコら宇宙生物たちは檻に監禁されていたうえ、自分は安全な場所から遠隔操作でゴモラの細胞とレッドキングの細胞に細胞を合成し、スカルゴモラを造っていた。 第23話では、ヴィラン・ギルドの活動の障害となるウルトラマンタイガら光の国のウルトラ戦士たちの排除、さらにはウルトラマントレギアへの当てつけも兼ねた「 ウルトラマン狩り」と称した作戦で、ベリアル因子を利用して配下のザラブ星人・ゴドラ星人・スラン星人にを生み出させ、ニセベリアルに町を襲撃させて駆けつけたタイガたちを一網打尽にしようと目論むが、トレギアには自らの計画に不要と見なされて鼻で笑われたうえにニセベリアルの突撃を誘導され、ザラブ星人たちやアジトのビルごと撃破される。 近年の作品のようなCGではなく、操演とグリーンバック合成によって表現された。 第15話のラボは廃校の給食室で撮影され、レッドキングとゴモラを合成する装置はである。 第23話の脚本を担当したは、マブゼを「傲慢な社長」とイメージしており、『』っぽいノリだと述べている。 第23話では最期の瞬間に「チ…チブルの科学力は宇宙一!」の言葉を口にしているが、ウルトラマンゼロも駆けつけた同話にはこれらを受けて監督のが自分のTwitterでも「そんなわけでゼロさまはクールに去るぜ」と答えるなど、漫画『』シリーズにちなんだ小ネタが盛り込まれている。 チブロイド [ ] 『ウルトラマンギンガS』に登場するチブロイド [ ] 『』に登場。 身長:2メートル• 体重:300キログラム チブル星人エクセラー(SD)が操るアンドロイド戦闘兵。 ワンゼロが持つチブロイドオーブ から大量に呼び出されるほか、エクセラーの宇宙船にも番兵のように配置されている。 装甲甲冑に身を包み、肉弾戦で戦うが、第7話・第9話・第14話では光線銃を用いる個体も登場する。 チブルスパークにより怪獣へのモンスライブも可能。 最終話ではエクセラー亡き後にの配下となり、「ダークルギエル特戦隊」を名乗ってヒカルたちを狙うが、UPGやビクトリアンの面々に阻止されたうえ、全滅する。 別名は、『ウルトラマンギンガS』Blu-ray BOX I封入特典「SPECIAL NOTES」では 傀儡戦士 、書籍『ウルトラマンギンガS』では 傀儡怪人 とそれぞれ記載している。 スーツは『』に登場するを基にしている。 当初はワンゼロと同様のアンドロイドとする案も存在した。 『ウルトラマンタイガ』に登場するチブロイド [ ] 『』第4話「群狼の挽歌」、第15話「キミの声が聞こえない」に登場。 身長:2メートル• 体重:300キログラム チブル星人マブゼに生み出されたアンドロイドであり、2体がマブゼのラボを警備し、警棒や拳銃を武器として付き従う。 また、人間の研究員に変身してラボに出入りしていた。 また、ヴォルクとともに宇宙人同士の抗争に参加した個体も登場している。 スーツアクター:福島弘之、齋藤辰馬 アンドロイド少女 ゼロワン [ ] 第9話「アンドロイド0指令」に登場。 劇中では名前は呼ばれず 、資料によっては ゼロ・ワン 、書籍『ウルトラセブン ベストブック』では名称を アンドロイド01とも記述している。 英字表記は ANDROID MAIDEN ZERO-ONE。 身長:2メートル• 体重:90キログラム• 出身地:チブル星 普段はデパートに立つ金髪の人形として存在するが、実際はであり、チブル星人の指示で人間の美女の姿と化して活動する。 自動車も追いつけないほどの速度で走り、手からは強烈な電流と光線を放つ。 最初はダンを狙い、夜間パトロール中のソガとフルハシの乗ったポインターを呼び止め、自分をダンと偽ったフルハシに握手を求めて電撃で重傷を負わせて走り去るが、その際に彼に奪われていたブローチからはワッペンと同じく宇宙金属が発見される。 アンドロイド0指令に邪魔なダン(とソガ)をデパートへ誘い込んで彼らを館内放送で翻弄するが、最後はセブンのエメリウム光線を受けてマネキンに戻り、倒れて砕け散る。 監督のによれば、小林の人形のような無機質な美貌に触発されてアンドロイド少女の登場するエピソードを制作したとのこと。 当初は宮内恵子()がキャスティングされていた。 に用いられたデパートは松屋銀座本店であり、オープニングにもがクレジットされている。 アンドロイド・ワンゼロ(マナ) [ ] 『』、『』、『』第5話-第7話に登場。 身長:1. 62メートル• 体重:不明 が地球に送り込んだアンドロイド少女。 星人から指令を受け、を率いて日々暗躍する。 転送ゲートを発生させてビクトリウムを奪い、宇宙船のある月面へ送ることが任務。 戦闘の際はチブルスパークを用いてさまざまな怪獣にモンスライブする。 また、小柄な体躯に不釣り合いなほど高い格闘能力を秘めており、蹴り技を得意とする。 さらに自己修復機能も持つなど、あらゆる面で高い性能を誇るが、感情回路も搭載されており、自身を見下すに不満を抱き、蹴りかかったこともあった。 エクセラーからは単なる手駒としか見られておらず、ウルトラマンギンガらに敗北を重ねたことにより「もう後がないぞ」と脅されるようになっていく。 第7話ではUPGのマグネウェーブ作戦を妨害するべくチブロイドを引き連れてライブベースの第3レーダー塔に侵入し、半径3キロメートルを消滅させるレプトン爆弾を設置しようとしたがアリサに阻止され、腹をチャージガンで撃ち抜かれて一時的に機能停止する。 第8話ではついにエクセラーから戦力外通告を受け、前の20倍の威力を持つレプトン爆弾を用いた自爆装置を強制的に起動させられる。 最後の任務を完遂しようとするも、駆け付けたショウとの戦闘中に「なぜお前は運命に抗おうとしないのか」と叫んだ彼に激昂し、渾身の一撃を与えるも力及ばず自爆装置ごと機能停止する。 が倒された後には再起動するが、エクセラーに見捨てられたことで帰る場所も名前も失い、あてもなく街をさまよい続ける日々を送る。 第9話ではヒカルの友人・石動美鈴と出会い、彼女から「マナ」という新たな名を授かり、接することで次第に心を開いていく。 そんな中、ビクトリウムの捜索に現れたチブロイドから美鈴を守るために戦いを挑み、エクセラーに反旗を翻す。 ヒカルを庇った際にはチブロイドの銃撃を受けて損傷・機能停止し、自己修復機能を用いずこのまま永遠に目覚めることを拒否しようとするが、美鈴の必死の呼びかけやショウから受けた言葉を思い出したことで目を覚まし、自身を友達とする彼女への感謝と笑顔を見せる。 その後は単独で行動するようになり、第10話ではの毒牙に侵されたショウを救っている。 また、ショウとの絆や非業の死を遂げたボルストに喜びや哀しみを重ね合わせていき、やがて「命」に興味を示し始める。 第15話でビクトリウム・キャノンによる街の爆散からアリサを救い、その際に友也から命とは何かを説かれる。 その後、キサラの使者として現れたサクヤとヒヨリに呼び出されて地底世界へ向かい、キサラから地球の意思であるビクトリウム・コアとの対話という使命を託される。 それに応じ、ビクトリウム・コアから地球を救う方法を教えられて帰還すると、「自分の存在意義が分かった」との言葉を残し、再びエクセラー側へ寝返ったふりをしてその場を離れる。 ビクトルギエルと化したライブベース内へ突入すると、エクセラーにビクトリウム・コアの力を使わせ、あえてルギエルを完全復活させることにより両者を一気に倒す見通しであったが、助太刀に現れたヒカルとショウに自身がエクセラーに騙し討ちをかけようとしていることは見抜かれており、さらにはエクセラーの攻撃から2人を庇い、もろとも体外へ投げ出されてしまう。 それでも自力で戦いに戻り、シェパードンのクリスタルスパークドールズをエクセラーの手から奪還することでビクトリウム・キャノンを封じ、わずかな勝機を見出す。 そして、そこに真の敵であり作戦の最終標的であるが復活すると、幻影の相手に翻弄されながらもライブベースのシステムを乗っ取ってヒカルたちに「内部と外部の同時破壊でビクトルギエルを倒せる」というメッセージを伝え、自身の機能をシステムネットワークにリンクさせて内部暴走を引き起こす。 最期の瞬間には、ヒカル・ショウ・美鈴への感謝を告げながら生まれて初めての涙を流し、ビクトルギエルと共に爆散する。 だが、実はビクトリウム・コアとの対話の際にキサラから借り受けていたペンダントに自身の全データをバックアップしていたため、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!! 』では友也の手によって新たなボディで復元され、UPGの一員となって再登場する。 『』第5話 - 第7話では、突如ブースカ劇場に現れてポップコーンを手にとと共に『ギンガS』の再放送を観ることとなる。 なお、左胸のワッペンは劇場版同様、UPGのものになっている。 「マナ」とはやなどを指し、本作ではにおいて使われるという「取り戻す命」の意として扱われている。 命名したシリーズ構成のは意味を考えていなかったが、共同シリーズ構成のからの意見により意味づけられた。 企画当初よりチブル星人の登場が決定していたため、その部下として中野により発案された。 ワンゼロのドラマは作品の重要な要素の1つとなっており 、中野はワンゼロの方向性が決まったことでシリーズ構成がまとまったと証言している。 第11話から第14話にかけて徐々に人間の感情を学んでいくという展開も予定されていたが、スケジュールの都合から第15話と第16話に集約させる形となった。 衣装は円谷プロダクションの後藤正行による初期デザインを元に、JAP工房が決定デザインと制作を手がけた。 後藤によるデザインでは左右対称の形であったが、左右非対称にすることで悪役感を出している。 首のシルバーアクセサリーは、JAP工房のオリジナルブランドのものをアレンジしている。 靴はアクションが行えるよう、スニーカーにカバーを被せてブーツに見えるようにしている。 チブルサーキットは、で着脱が可能となっている。 劇場版では、恐怖を感じないアンドロイドのマナを物語の中心に据え、彼女が恐怖を学ぶという展開や時空城に囚われるという展開などが構想されていたが、最上のスケジュールの都合から基地周りでの登場に留まった。 企画段階では、最上が所属するをゲストとして迎えるという案も存在した。 劇場版では駆動音がテレビシリーズのものから変更されており、ボディが新しくなったことを表現している。 外伝短編小説『マウンテンピーナッツ』では、本編とはパラレルワールドのワンゼロが描かれている。 にライブしていた人物の正体であり、にライブした千草に敗北して損傷し、彼女に「これで勝ったと思うな!」と負け惜しみの言葉を残して立ち去る。 異次元宇宙人 イカルス星人 [ ] 第10話「怪しい隣人」に登場。 詳細は「」を参照 宇宙野人 ワイルド星人 [ ] 第11話「魔の山へ飛べ」に登場。 英字表記は ALIEN WILD。 身長:2. 2メートル• 体重:150キログラム• 出身地:ワイルド星 惑星自体が寒冷化し、生物が絶滅の危機に瀕したワイルド星から訪れる。 科学力は大変発達しており、他の惑星を侵略する意思はないが、肉体が老衰して種族が滅びかかっているため、地球人の若い生命を奪おうとたくらむ。 生命を奪う際には、擬似赤外線 を照射することで肉体から生命を奪ってフィルムに定着させるライフル型の 生命カメラ を使用するほか、頭部の触角から放つマヒ光線 で人間を麻痺させて一時的に操ることもできる。 山中の氷穴に潜伏して獲物を待ち受けており、連続失踪事件の調査に訪れたダンをも餌食にするが、調査に同行しておきながら彼を死なせてしまったことに泣き崩れたうえにワイルド星人に操られてしまったソガをはじめ、ダンの弔い合戦に燃えるキリヤマたちウルトラ警備隊によって山を追われ(追う際、キリヤマはを用いている)、円盤形態のナースに戻ろうとしたところを、背後からソガにウルトラガンで撃たれて絶命する。 生命カメラは生命を奪われた肉体に再度照射すると今度は肉体をフィルムに定着させ、生命と肉体はフィルムの現像によって一体化して復活するという構造になっており、ダンたちは偶然からマウスでの実験を経てこれを理解したアマギたち技術者陣によって救出される。 声の出演:• スーツアクター:• スーツアクターの顔が見えるデザインは成田亨によるもので、「年老いた宇宙人」をコンセプトとしている。 スーツの体毛にはタワシが用いられている。 他の作品への登場• の漫画版『ウルトラセブン』では、おおむねテレビ版と同じ行動を取るが、最後はナースの敗北を見届けて自決する。 『ウルトラゾーン』第12話アイキャッチでは、の龍踊り(龍はナース)で玉持ちと龍衆の先頭を演じている様子が描かれている。 宇宙竜 ナース [ ] 第11話「魔の山へ飛べ」に登場。 詳細は「」を参照 宇宙鳥人 アイロス星人 [ ] 第13話「V3から来た男」に登場。 英字表記は ALIEN AYROS。 身長:ミクロ - 30メートル• 翼長:40メートル• 体重:約0 - 1万3000トン• 出身地:アイロス星 外見は別名の通り鳥に似ている。 武器は口から出す光弾。 星全体が荒廃して一面岩山と化したアイロス星から地球侵略を狙って円盤に乗り、地球に侵入しようとしたところを地球防衛軍の宇宙ステーションV3に察知され、ステーションホーク1号と戦闘態勢に入る。 ステーションホーク3機のうち2機を撃墜して地球に侵入するものの、円盤の燃料が切れてしまったため、ステーションホークの残り1機とウルトラ警備隊のウルトラホーク1号を撃墜して脱出したフルハシとアマギを拉致し、彼らそっくりの偽者たちを地球防衛軍基地へ潜入させる固形燃料奪取作戦を目論むが、失敗する。 フルハシたちの解放と引き換えに固形燃料を渡すようウルトラ警備隊に要求し、それが受け入れられた後は彼らとの約束を破って円盤で攻撃を開始し、自らも巨大化して暴れ回る。 応戦したウルトラセブンのエメリウム光線を両翼で受け止め、身体を回転させてアイスラッガーを弾き返すが、最後はワイドショットを正面から浴びて大爆発する。 アイロス星人がセブンに倒されたとほぼ同時に、円盤もウルトラホークによって撃墜される。 声の出演:• スーツアクター:荒垣輝雄• 名前の由来は古代の3大悲劇詩人から。 巨大体はアイロス星人自身でなく、配下の怪獣であるとする説もある。 劇中に等身大のアイロス星人が登場するシーンはなく、巨大体を名前で呼ぶシーンもない。 準備稿では、円盤から姿を見せないシリウス星人とその配下の怪獣アイスキュロスとなっていた。 決定稿ではアイロス星人は等身大で登場して巨大化した後、赤黄青の3体に分裂する。 成田亨は「星人とも星獣とも判別しにくいデザインにした」と証言している。 スーツは膝をついて着る形状となっており、他の怪獣よりも背が低いものとなっている。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 テレビシリーズ『』のでは、の外宇宙侵略機械化部隊戦闘隊長イムビーザの配下に機械改造されたオリジナル怪獣 改造アイロス星人が登場している。 宇宙ロボット キングジョー [ ] 第14話「ウルトラ警備隊西へ(前編)」、第15話「ウルトラ警備隊西へ(後編)」に登場。 詳細は「」を参照 岩石宇宙人 アンノン [ ] 第16話「闇に光る目」に登場。 英字表記は ANNON。 身長:30メートル(怪獣化時)• 体重:15万トン(怪獣化時)• 出身地:アンノン星 正式には アンノン星人で、本来は争いごとを嫌う宇宙人。 岩石質の身体をもつ巨大な怪獣アンノンとして現れるが、実体は青白く光る眼の形をした脳だけの知的生命体で、に寄生する能力を持つ。 特殊な石への寄生で怪獣に変身できるほか、目から放つ閃光で地球人を気絶させることができる。 怪獣となった場合、目から放つ緑色の破壊光線 、そして背中から放つ弾幕が武器となる。 体が大変硬く、セブンのエメリウム光線でさえ大ダメージにはなりえない。 惑星調査用無人宇宙船「さくら9号」をアンノン星へ打ち上げた地球のことを侵略者と誤解し、地球を破壊しようと同号に寄生して訪れるが、地獄山付近に着陸して機体を爆破した際、怪獣への変身に必要な石を跳ね飛ばされ、紛失してしまう。 そのため、石を拾ったいじめられっ子のヒロシを閃光でいじめっ子たちから守るなどして言葉巧みに誘導し、石を地獄山まで持参させる。 石を取り戻した後は怪獣に変身し、ウルトラホーク1号との交戦ではまったくダメージを負わず、キリヤマ隊長の弁解に耳を貸さなかったが、セブンとの交戦ではストップ光線によって動きを止められたうえでセブンの説得に応じ、アンノン星へ引き揚げていく。 脳が離脱した身体は岩石に戻って崩れ去り、ヒロシは保護されたうえでいじめっ子たちと和解する。 声の出演:• スーツアクター:• 当初は製作された全長63センチメートルのFRP製の原型に長い尾がついていたが、撮影時に切断されて全長45センチメートルのものとなった。 怪獣図鑑によっては、実体の光る眼が「アンノン星人」で、石に寄生して怪獣化したものが「アンノン」であるという分け方をする場合もある。 書籍『ウルトラセブン ベストブック』では、別名を 岩石怪獣と記述している。 書籍『ウルトラセブンイズム』では、アンノン星人の別名を 吸血岩人と記述している。 名前の由来は「unknown」から。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 地底ロボット ユートム [ ] 第17話「地底GO! 」に登場。 英字表記は U-TOM。 身長:2. 8メートル• 体重:2トン• 出身地:地底都市 ウルトラ警備隊が発見した朝池炭鉱の謎の地底都市を警備する人間型の二足歩行ロボットで、右手は光線銃 、左手は打撃用の丸いハンマー となっている。 独特の言語を語り 、光線銃で侵入者を排除する。 所属、あるいは任務などにより胸のプレートの模様が異なる。 弱点は頭で、ビーム攻撃を受けると全身にスパークが走り、膝をついて前のめりに倒れてしまう。 防御力は高くなく、ウルトラガンで倒せる程度であるが、拷問台から脱出したセブンには一番の破壊力を持つワイドショットで倒される。 地底都市は、誰がどのような目的で作ったのかを一切解明されないまま、爆破される。 スーツアクター:• デザインは成田亨によるもので、「ごく普通のロボット」と評している。 着ぐるみは、とは別に円谷プロの造形部が制作したもの。 は、書籍『語れ!ウルトラ怪獣』89頁のインタビューで「自分が演じる予定だったユートムの初期デザインは『』ののロボット化だった」と語っている。 スーツは1体のみで 、撮影の際に胸のプレートを差し替えることにより、3種類の模様の機体を登場させている。 劇中で名前は呼ばれず、と同時期に後付けされた。 他の作品への登場• 当時のウルトラセブンのコミカライズ [ ]では、キングジョーと称される「無数の部品が合体して誕生する巨大ユートム」が登場する。 『』放映時の学習誌 [ ]のまんが版では、が歴代ロボット怪獣を修復した軍団の中に身長40メートルのユートムが登場する。 漫画『』では、配下でゴルドニウム採掘場の見張りをつとめている。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第19話アイキャッチでは、陸上競技のスターターを演じている姿が描かれている。 ソフト『』では、現地球人に追いやられた地球先住民たちが地底と海底に分かれてそれぞれウルトラマンに登場した地底人とになったという設定で、ユートムは地底人の地上征服兵器という扱いになっている。 音波怪人 ベル星人 [ ] 第18話「空間X脱出」に登場。 資料によっては別名を 音波星人と記述している。 英字表記は ALIEN BELL。 身長:60メートル• 体重:1万8000トン• 出身地:ベル星 地球の大気圏内(3000メートル上空)に雲状の擬似空間を作り出し、迷い込んできた地球人を捕らえる。 擬似空間内には、宇宙蜘蛛グモンガ、に酷似した宇宙植物 、吸血ダニ といった恐ろしい生物たちが棲んでおり、ベル星人自身も迷い込んできた獲物に鈴の音のような怪音波を放ち、苦しませる。 怪音波は聞いた者の脳波を狂わせ、目の前にベル星人が何体もいるかのような、あるいは見上げた彼方に地球が映るようなを見せる。 そのほか、分身能力や飛行能力も持つ。 なお、マナベ参謀によれば彼がワシントン支部にいた当時、旅客機が擬似空間に捕まった際には隊員200名による救助作戦が行われたが、擬似空間を発見することすらできなかったという。 の訓練中に擬似空間へ迷い込んだアマギとソガを苦しめた後、彼らの持つビデオシーバーの発信源をたどってウルトラホーク1号で駆けつけたウルトラ警備隊やウルトラセブンとの戦闘では、人間を凌駕する超感覚を持つゆえに怪音波に弱いセブンを苦しめるが、激しい格闘戦の末に空へ逃げたところをエメリウム光線で撃ち落とされた後、消滅しつつある擬似空間内の沼に投げ込まれ、擬似空間とともに消滅する。 なお、ベル星人の作戦目的についてはまったく言及されていない。 スーツアクター:鈴木邦夫• デザインは成田亨によるもので、をモチーフとしている。 顔のデザインはがモデル。 アメリカので英語吹き替え版が放送された際、擬似空間は 「Giji Space」 ( ギジ・スペース )と発音されている。 映画『』では、の右腕を構成する怪獣の1体となっている。 宇宙蜘蛛 グモンガ [ ] 第18話「空間X脱出」に登場。 資料によっては別名を 宇宙グモと表記している。 英字表記は GUMONGA。 身長:3メートル• 体重:20キログラム• 出身地:ベル星 、擬似空間 ベル星人の作り出す擬似空間の沼辺に棲む怪獣で、外見はに酷似している。 普段は草木の間などに隠れており、接近してきた獲物に鼻から青黒い 強烈なを吐き 、苦しませながら長い足を絡めて捕らえる。 スカイダイビング訓練中に擬似空間へ迷い込んだソガやアマギの前に現れ、毒ガスを吐きながらアマギに襲いかかるが、ソガのスパイダー (火炎放射器)による反撃に遭い、撃退される。 その後、ソガたちを救助に来たキリヤマたちの前に現れるが、ウルトラガンで倒される。 書籍『ウルトラセブン ベストブック』では、別名を 宇宙グモと記述している。 小学館コロタン文庫『ウルトラ怪獣全百科』には、「ひっくり返されると、なかなか起き上がれないのが弱点」という記述がある。 デザインは成田亨によるもので、「中が透けて見えるクモ」をつくりたかったとしている。 背中のパーツはベル星人の背中の透明な部分と同じ型のものを使用している。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、テレビシリーズに登場したのは幼体であり、成長するとベル星人の背中に合う大きさになるものと推測している。 怪獣ではあるが、ラジコンで口の開閉が操作された。 がリモコン操作しているスナップも存在する。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 宇宙帝王 バド星人 [ ] 第19話「プロジェクト・ブルー」に登場。 資料によっては別名を 宇宙の帝王と記述している。 英字表記は ALIEN BADO。 身長:2 - 40メートル• 体重:80キログラム - 5千トン• 出身地:バド星 自称「宇宙の帝王」。 ミヤベ博士が設計した防御バリヤー「プロジェクト・ブルー」により仲間の円盤が地球に侵入できないため、ミヤベ博士から設計図を奪おうとする。 自分たち以外の知的生物の存在を許さず、地球がまだ火の玉だった頃にの知的生物を滅ぼしたと語る。 武器として や などを使う。 一度は降参するふりをして油断したセブンに襲いかかるなど卑怯な戦術を使う一方、かなり身軽で格闘にも優れているが、最後は投げ飛ばされて岩に頭を打ちつけ、吐血して絶命する。 劇中では3体のバド星人が姿を見せているが、そのうち2体はミヤベ博士の救出に駆けつけたウルトラ警備隊のウルトラガンで倒されている。 声の出演:• スーツアクター:中村晴吉 、沖田幸勝(トランポリン)• デザインは成田亨によるもので、「アメリカのSF作品の影響を受けてしまった」と述べている。 戦闘シーンは当時のプロレス人気の影響であったとされる。 台本では、複数のバド星人が合体して巨大化すると書いてあった。 他の作品への登場• 映画『』では、の胴体を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第2話のアイキャッチでは、パンをくわえてダッシュし、角で女子学生と衝突しそうになるシーンが描かれた。 漫画『』では、異星人たちによる秘密結社「暗黒の星」の構成員として複数の個体が登場する。 『ウルトラマンジード』に登場するバド星人 [ ] 『』第11話「ジードアイデンティティー」に登場。 身長:2メートル(最大40メートル)• 体重:80キログラム(最大5千トン) 伏井出ケイ配下の宇宙人。 ジャケットと手袋を着用した姿で、宇宙ライフル を用いる狙撃手としてビルの屋上から鳥羽ライハを狙い、ケイの要求を朝倉リクが飲まなければ一般市民をも無差別に狙撃するようケイに命じられていたが、ダークゾーンに隠れて接近してきたペガッサ星人ペガに押さえ込まれ、狙撃を阻止される。 駆けつけたライハとの交戦中、付近で始まったウルトラマンジードとペダニウムゼットンの戦闘で弾き飛ばされた瓦礫が直撃し、死亡する。 第11話監督のは、怪獣倉庫に保管されていたスーツの中からバド星人を選んで使用した。 ライハとバド星人が戦っている奥でジードとペダニウムゼットンが戦っている描写は、田口が『ウルトラマンオーブ』第18話で監督のが行った同様の演出に触発されたものである。 本作品では屋上の柵をマーカー代わりとし、カメラを手持ちで撮影を行っている。 その後、『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 』には別個体が沖縄の宇宙人街に等身大サイズで登場し 、シャドー星人ゼナとの肉弾戦を経て叩きのめされている。 がディレクターを務める放送局「NPTV」の番組「突撃!隣の銀河系」の美剣サキの地球爆破宣言に関するインタビューに対して、地球を心配しつつ近くの惑星も爆発していたと答える。 その他にもメフィラス星人によって、湊ウシオが作成したうちゅーんTシャツを巡ってバド星内で戦争が起きた逸話が語られている。 声:金子はりい バド星人エル・レイ [ ] 『』第20話「砂のお城」に登場。 身長:2メートル• 体重:80キログラム に雇われたヒットマン。 CQを開発した元宮サチコを狙うが、敵に止めをさす前に口上を披露するクセの隙を突かれ、彼女に逃げられる。 スーツアクター: 『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場するバド星人 [ ] 映画『』に登場。 身長:2メートル• 体重:80キログラム アジトにいた宇宙人たちの中の1体。 カナを追い詰めるが、ガイによって抱きかかえられたカナのキックに倒される。 暗黒星人 シャプレー星人 [ ] 第20話「地震源Xを倒せ」に登場。 英字表記は ALIEN SHAPLAY。 身長:1. 7メートル• 体重:60キログラム• 出身地:シャプレー星 にある、気象条件が大変厳しい怪奇惑星シャプレー星出身。 頭部は型で、岩村博士の助手の榊に化け、であるウルトニウムを採掘していた。 宇宙金属で構成されたプレートを使って元の姿に戻るほか、を使って幻覚を見せることもできる。 武器はシャプレー光線。 弱点は目で、そこをソガとアンヌにウルトラガンで撃たれ、ギラドラスの名を呼びながら炎上して崖から墜落し、絶命する。 人間体・声:• スーツアクター:荒垣輝雄• 名前の由来は天文学者とされる。 デザインは成田亨によるもので、初稿では造型は上半分だけと想定されていたが、スケジュールの都合から俳優の型をとることは難しいと判断により断念された。 着ぐるみは頭部のみ高山良策が造型、ボディは円谷プロ衣裳部によるもの。 デザイン画では腰にチェーン状のベルトが描かれていたが、省略された。 頭部は、ヘルメット部がFRP、耳から下がラテックス製となっている。 後に『』に登場する宇宙忍者ドロン星人に流用されている。 他の作品への登場• の漫画版『ウルトラセブン』に登場するシャプレー星人は名前と設定はテレビ版と同じものの、容姿がバド星人になっている。 書籍『ウルトラセブン ベストブック』では進行の行き違いと推測している。 の『ぱちんこウルトラセブン』ではプレミアキャラクター。 通常はシャドー星人が出現する場面で出現すると、大当たりが確定する。 『』では、草原に怪獣軍団とともに出現する。 『』では、別個体が沖縄の宇宙人街に等身大サイズで登場し 、乱闘に加わっている。 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するシャプレー星人(RB) [ ] 映画『』に登場。 身長:1. 7メートル• 体重:60キログラム かつてウルトニウムを狙ってギラドラスを操ったシャプレー星人の同族。 戦力は口から吐く破壊光弾。 配下のレイオニクスとして を操る。 氷漬けとなった光の国で銃を手にヒビノ・ミライ()とレイ(レイモン)を襲撃し、格闘で互角に渡り合う。 その後、メビウスに変身しようとしたミライのメビウスブレスを銃撃して破壊し、ゴモラを召喚しようとしたレイのバトルナイザーNEOを銃撃して氷山に落下させるなど、銃撃の実力も高い。 最後は駆けつけたハヤタ()の銃撃を受け、倒される。 当初、この役割はの予定だった。 ブラックキングを所持していた理由は『週刊 ウルトラマンオフィシャルデータファイル』 [ ]では、ナックル星で大量に飼育されていた個体をナックル星人がシャプレー星人に貸し与えた、もしくはシャプレー星人がナックル星人から強奪したものと推測されている。 『ウルトラマンX』に登場するシャプレー星人 [ ] 『』第12話「虹の行く先」 - 第14話「光る大空、繋がる大地」に登場。 身長:1. 7メートル• 体重:60キログラム と共にの配下として登場。 ウルトラマンエックスを倒すべくグア軍団に忠誠を誓い、山瀬アスナや杉田アリサと激闘を繰り広げるが、マグマ星人をウルトラマンビクトリーに倒された後も生き残り、一時退却する。 そこへ現れたからのスパークドールズとXioが保有するスパークドールズの情報を得ると、その代金を請求してきたマーキンド星人を射殺する。 その後、メカゴモラと戦うために変身しようとした礼堂ヒカルとショウをギナ・スペクターと共に妨害するが、最後はショウのモンスシューターからギナ・スペクターをかばって爆死した。 スーツアクター:岡部暁 シャプレー星人カタロヒ [ ] 『』第18話「ハードボイルドリバー」に登場。 身長:1. 7メートル• 体重:60キログラム 最初はアクセサリーを販売する露店を開く タカヒロという男性に化けて登場。 青色の「ヤセルトニウム」を若い女性に配布し、渋川一徹の娘であるテツコにもヤセルトニウムを配布していた。 人間の生体エネルギーを吸収して母体石に送る機能を持ったヤセルトニウムを用い、地球をさながら人間牧場とも呼ぶべき自身のエネルギー搾取の場としていた。 渋川の捜査によって正体と目的が露見すると、彼に呼び出された廃工場にて元の姿に戻りつつヤセルトニウムの母体石でテツコから生体エネルギーを奪い、を召喚する。 ウルトラマンオーブとベムラー(強化)が戦う一方で自らは渋川と戦い、スーパーガンリボルバーによる銃撃を母体石で弾いたり格闘戦で圧倒したりするなど追い詰めるが、テツコの応援で奮戦した彼の機転で火気厳禁のドラム缶付近まで誘導され、オーブとベムラーに気を取られた隙に銃撃でドラム缶を爆破され、爆発に巻き込まれる。 ヤセルトニウムは母体石ごと失われ、自らは重傷を負いながらもかろうじて生きていたが、そこに突如現れたジャグラスジャグラーに蛇心剣で斬殺される。 演(タカヒロ):• スーツアクター:• 脚本を担当した瀬戸大希は別のプロットでシャプレー星人を登場させており、それがシフトする形で第18話に登場することとなった。 『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場するシャプレー星人 [ ] 映画『』に登場。 身長:1. 7メートル• 体重:60キログラム ヒロユキを襲い、湊カツミと戦うが、グリムドが復活すると逃げ出してしまった。 『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』に登場するシャプレー星人 [ ] の小説『』第5話「幸福の王子」に登場。 かつてウルトニウムを狙ってギラドラスを操ったシャプレー星人の同族。 ウルトニウム採掘を再開するために複数人が再び地球に潜伏し、大学生に化けてを操るが、宇宙金属製プレートにチルソナイトが含まれていることを利用したGUYSに位置を特定され、急行したGUYS調査部のヤマナカ隊員(元隊員)によって射殺される。 その後、生き残っていた1体(女性)が地球に来訪したのコアを狙ってユーゼアルと融合し、へ変容する。 核怪獣 ギラドラス [ ] 第20話「地震源Xを倒せ」に登場。 英字表記は GIRADORUS。 身長:65メートル• 体重:16万トン• 出身地:シャプレー星 シャプレー星人に操られる怪獣。 頭部にある4つの結晶体を発光させることで天候を自在に操る一方、を構成する鉱石「ウルトニウム」(架空の物質)を青沢山脈の地下深くで採集する。 地下を移動する際には地震を起こすため、ウルトラ警備隊に不審に思われて調査された結果、シャプレー星人の断末魔の叫びとともに地上に出現して暴れ回る。 吹雪を起こしてセブンを苦しめるが、アンヌの呼びかけによって復活したセブンにアイスラッガーで首を切断されて倒され、その切り口からはウルトニウムが大量にこぼれ出る。 ギラドラスが悪化させた天候は、セブンによって回復される。 スーツアクター:松島映一 、加藤芳己• 着ぐるみは大型だがスーツアクターが1人で入り、両膝立ちで演じるようになっていた。 当初は松島が入っていたが、肩を打撲したために加藤に交代した。 頭部と背中の発光部分には、40ワットの電球が大量に仕込まれていた。 上記のようにスーツアクター1人で演じるため、二足歩行で体の後半分を引きずるセイウチのようなデザインなのだが、『』の220ページ(初版)or218ページ(第2版)本文で「アフリカゾウのような体型」という誤解があった他、挿絵も四本足で描かれているというミスがあった。 デザインは成田亨によるもので、初稿では細身のデザインであったが、撮影に無理が生じるとの考えから描き直された。 帯番組『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では、天候を「ウルトニウムストーム」と命名された。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、足の形状から爪などで地面を掘り進むのではなく、岩盤を溶かして地中を移動しているものと推測している。 未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では、15人の宇宙人たちが手を組んで結成された宇宙人連合により蘇生され、東京に出現するシナリオが予定されていた。 映画『』では、の右角を構成する怪獣の1体となっている。 アルビノ・ギラドラス [ ] の小説『』第5話「幸福の王子」に登場。 アルビノ・ギラドラスと呼称される。 『セブン』と同様にシャプレー星人に操られる怪獣として登場。 操っていたシャプレー星人が倒された後、タクマ山付近に出現し、関東一帯に吹雪を引き起こす。 『セブン』の個体と違って名前通りの白い体色をしており、口から光球を連射する能力を備えている。 最後はのメビュームブレードで首を切断され、残った胴体もメビュームシュートで粉砕される。 宇宙海底人 ミミー星人 [ ] 第21話「海底基地を追え」に登場。 英字表記は ALIEN MIMY。 身長:80センチメートル• 体重:25キログラム• 出身地:ミミー星 地球侵略を狙う宇宙人で、体が小さく、種全体として虚弱体質のため 、より住みよい環境を求めてのような形をした宇宙船で地球に侵入する。 海底に沈んだ船などの残骸に目を付け、の残骸をベースに作ったアイアンロックスに強力な爆薬を仕掛けて地球防衛軍基地の近くで爆発させることで地球防衛軍の壊滅を図り、さらに調査のために海底を捜索していたハイドランジャー2機を円盤によって捕らえる。 セブンにアイアンロックスが破壊され、円盤で逃げようとするが、解放されたハイドランジャーのミサイル攻撃によって円盤ごと爆破される。 声の出演:• 劇中では円盤のみで姿は現さないが、脚本ではフルハシと戦うシーンやセブンがミミー星人の総統と対峙するシーンなどが存在した。 著の漫画版『ウルトラセブン』では姿が描かれている。 軍艦ロボット アイアンロックス [ ] 第21話「海底基地を追え」に登場。 英字表記は IRONROCKS。 全長:80メートル• 重量:15万トン• 出身地:海底 4半世紀前から相次ぐ戦争や海難事故で海の藻屑と化した多くの沈没船の残骸を用い、ミミー星人が作り上げた戦艦型の戦闘兵器。 出現した国の近くに沈んだ沈没船を使っているらしく 、日本に出現するものは末期に沈んだが基礎になっている。 四方に砲弾を発射でき、完全停止してから15分経過すると体内に仕掛けられた爆薬により大爆発を起こす。 日本近海にて多数の船舶を沈めた後でのに出現し、セブンを巨大な枷・アンカーチェーン で拘束して道連れに自爆しようとするが、最後はエメリウム光線で破壊されて炎上し、沈没する。 円谷プロ造形部の製作によるもの。 映画『』で使用された戦艦大和のミニチュアを流用したものとする説も存在するが 、書籍『ウルトラセブン研究読本』では撮影時期やサイズの違いなどからこれを否定している。 デザインを担当した成田亨は、既存の戦艦大和の模型を元にすることを要望されていたという。 当初は軍艦が合体した二足歩行の巨大ロボットとして、荒垣輝雄と加藤芳巳が演じる予定で進められていたが、先行した「ウルトラ警備隊西へ」のロボットとの差別化を図り操演スタッフが動かす軍艦型の造形物となった。 「海底に侵略宇宙人基地があり、軍艦ロボットが登場する」というプロットは、もともと『』の基礎になった『WoO』の「海底基地を砕け」で検討されたものであり、『』の第2クール時に軍艦怪獣ヤマトンが登場する「侵略基地を砕け」のタイトルで予定されたもののNGとなり、本作でようやく映像化されることになった。 ウルトラ怪獣には足型が設定されているが、アイアンロックスの足型はの跡となっており、本体下部にクローラーが存在することが示唆されている。 脚本では「戦艦大和を利用した人型ロボット」 として考案されていた。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、全長が実際の戦艦大和よりも小さいことから、艦橋を中心とした一部分のみが使用されたものと推測している。 他の作品への登場• 劇中では海上に浮かぶか海底に潜伏していたが、著の漫画版『ウルトラセブン』では、のような脚部で歩き、上陸も果たしていた。 書籍『ウルトラの常識 ウルトラセブン・ウルトラマンゼロ篇』では、足跡の設定はこちらのデザインに基づいたものではないかと推測している。 小説『』では第4話に登場。 超人ブラストが地球人だった頃の同僚「ロックス伍長」が、暴走したブラストに殺害された後、その光の力を受けて周囲の機械を吸収して機人に変貌した姿であり、ブラストが超人化した惑星で彼を待ち受けていた。 挿絵では大型の赤い戦艦として描かれている。 『ウルトラゾーン』第12話アイキャッチでは、のを務めている姿が描かれている。 ゲーム『』のシナリオ「大海戦」では14体出現している。 『2017』のライブステージに登場した は、背中にアイアンロックスの砲塔アイアンキャノンを装備している。 宇宙怪人 ブラコ星人 [ ] 第22話「人間牧場」に登場。 英字表記は ALIEN BURACO。 身長:2メートル• 体重:170キログラム• 出身地:ブラコ星 宇宙の彼方でオレンジ色に輝くブラコ星から地球に侵入した宇宙人で、個体としての腕力は地球人よりも強いものの、それ以外には特に戦闘能力を持たないため、大宇宙船団で活動している。 母星で食糧とする胞子の栽培が年々困難になり、地球人のが胞子の栽培に適しているため、女性を胞子の「牧場」とする目的で地球に来た。 アンヌとその友人のルリ子に赤い胞子を植えつけることに成功し、仮死状態にする。 防衛隊基地に潜入し、アンヌを襲って胞子を植えつけた個体はキリヤマ隊長のウルトラガンによって射殺され、死体はウルトラ警備隊に検死解剖される。 大円盤軍もセブンを捕縛するなど善戦するが、ウルトラホーク1号の盲滅法射撃によって全滅する。 スーツアクター:荒垣輝雄 、春原貞雄• 準備稿では、「コブラ星人」となっていた。 別名は、書籍『ウルトラ怪獣大全集』では 海棲宇宙人 、書籍『ウルトラセブン ベストブック』では 胞子怪人 と記述している。 放送当時には 海棲星人という別名も用いられていた。 デザインは成田亨によるもので、「スマートでない不愉快な宇宙人」をつくりたかったとしている。 頭部を震わせる動きは、スーツアクターが頭部に手を入れて動かしている。 他の作品への登場• サークロラマの映画『』では、などと共に出現している。 映画『』では、の右腕を構成する怪獣の1体となっている。 宇宙ゲリラ シャドー星人 [ ] 第23話「明日を捜せ」に登場。 英字表記は ALIEN SHADOW。 身長:2メートル• 体重:70キログラム• 出身地:シャドー星 地球に円盤で飛来したことや、地下に地球防衛軍の新兵器開発工場が存在する「 03 ( マルサン )倉庫」を巨大な火の玉で爆破するなどの地球侵略計画をのヤスイ(安井)に次々と言い当てられたため、彼を拉致して電気ショックによる拷問を行う。 武器として光線銃を使用するほか、姿を消すことや変身することも可能である。 変身と共に、ヤスイを追い回す際に用いたダンプカーをタクシーに変化させ、彼を油断させることすら行える。 しかし、自身の戦闘能力は低いため、用心棒として怪獣ガブラを連れている。 ウルトラ警備隊による捜査を掻いくぐり、03倉庫を爆破することや基地へヤスイを拉致することには成功したものの、放射線透視装置で基地をつき止められて侵入されたうえにセブンも登場すると、降伏を申し出た直後にガブラを差し向けたり、ヤスイを解放した後も円盤からガブラの首を遠隔操作して襲わせたりと、卑怯な手段でセブンを追い詰める。 最後は、セブンのハンドビームによって円盤ごと爆破される。 肩の張った制服を着ている。 基地にはウルトラ警備隊によってウルトラガンで射殺された通常の戦闘員3体のほか、ヤスイを拷問していたリーダーとその補佐を務める女性の個体も1体確認されている。 さらには、基地の外を警備していた個体も確認されているが、こちらはダンによって投げ飛ばされている。 声の出演:、大島マリ子• スーツアクター:上田耕一、佐藤千枝子• 資料によっては「シャドウ星人」とも記載される。 デザインは成田亨によるもので、人面の凹凸を反転させたデザイン は彼の個人作品にも応用されており 、会心の作であったという。 ラテックス製のマスクは目が透明パーツのものとポリ製のものの数個が作られた。 帯番組『』()では円盤が「シャドー円盤」と呼ばれ、全長が直径18メートルで重量が22トンと解説されている。 他の作品への登場• マスクのみ、『』第11話「ジャガーの眼は赤い」のエンディングに登場している。 の『ぱちんこウルトラセブン』シリーズでは、出現時の人数によって大当たりの昇格の期待度が変わる。 『ウルトラマンジード』に登場するシャドー星人 [ ] 『』に登場。 本作では『セブン』での設定に加え、かつてベリアル軍との戦いで母星が壊滅状態になったことが、第14話で伊賀栗レイトの身体を介したによって語られている。 そのため、ゼロには現在でも宇宙ゲリラとして不審を持たれている。 下記の個体のほか、第14話・第15話ではクルトの仲間のシャドー星人も2体登場している。 シャドー星人ゼナ [ ] 第1話からレギュラーキャラクターとして登場。 身長:2メートル• 体重:80キログラム 秘密組織AIBのエージェントで、後輩の愛崎モアとともに異星人の犯罪を取り締まっている。 本来の顔は『セブン』の登場個体と同様であるが、地球上ではインカム型の装置を耳に装着し、地球人の姿に擬態している。 AIBの存在が公になると地球の文明に影響が出ることへの懸念から 瀬名 日出樹 ( せな ひでき )と名乗り 、表向きにはニコニコ生命保険の営業部に勤務していることになっている。 口で喋らないのは擬態中も同じであり、常に渋い表情のまま相手の脳に直接テレパシーを送り込むことで会話する。 また、身体能力は『セブン』の登場個体とは違って優れており、第14話で教え子のクルトに監禁された際には彼の暴走を阻止すべく、拘束を自力で解いて見張り2人を気絶させ 、クルトと激しい格闘戦を繰り広げている。 自分たちの存在する宇宙がクライシス・インパクトを経てによって修復されたものであることを把握しており、第15話で結成からまもないAIBへの就職を決心する前のモアにもそれを記録映像と共に説明している。 当時は任務に勤しむ一方でシャドー星の復興を目指していたが、新人なりにひた向きなモアの姿に心を動かされて復興より任務を重視し、彼女のことを必要な存在として認めるようになったことが、クルトの件を経たゼロやレイトとの会話から明かされている。 メイン監督のは、『ジード』の放送年が『セブン』50周年にあたることや、見た目のインパクトなどからシャドー星人をレギュラーに設定した。 本業がスーツアクターである岩田の起用も、坂本の要望による。 名前はSF作家のに由来する。 第16話での蹴り技は、演じる岩田が『』で蹴り技を主体としていたウルトラマンビクトリーを演じていたことから、坂本の要望により取り入れられた。 また、第22話での銃撃戦は岩田が愛好するテレビドラマ『』を意識している。 シャドー星人クルト [ ] 第14話「シャドーの影」、第15話「戦いの子」に登場。 身長:2メートル• 体重:70キログラム 地球人に擬態中の名前は 影山 来人 ( かげやま くると )。 他の星を侵略するために鍛えられたガブラ・カーノ。 敵地への侵入用に受けた訓練により、擬態中に地球人などと会話する際には表情を変えて口を使い、豊かな感情表現を可能としている。 戦術教官時代のゼナにとっては最後の教え子でもあり、優れた力がありながら戦いを捨てた彼に複雑な思いを抱いている。 シャドー星を再興しようと最終兵器ゼガンの復活を目論み、拘束したゼナを極秘任務で別の惑星へ赴任したと偽り、彼の後任としてAIBに潜入する。 秘蔵されていたゼガンの召喚装置のプロテクトを解除して入手し、異次元に封印されていたゼガンを地球へ呼び寄せて一体化する。 ウルトラマンジード マグニフィセントやウルトラマンゼロ ビヨンドとの戦いを経たゼガンがエネルギーの消耗で出現できなくなった間、次元の歪みに巻き込まれて共に別地点へ転移したモアとの会話やプロテクトの名称から、ゼナが自分たち教え子を忘れたわけではなかったことを知るが、ゼガンの回復を察知して駆けつけたゼナたちの説得をはねつけ、疲弊した身体のまま再び一体化する。 最後は、「カム・タタール・シャドー」 と唱えつつ安らかな笑みを浮かべながらゼガンと共に空中で消滅し、ゼナのもとには焼けただれた召喚装置が落下する。 第14話・第15話の内容は脚本を担当した根元歳三によるフリープロットがもとになっており、根元はオリジナルでは侵略者であったシャドー星人が味方にいることが気になり、そのバックボーンを描きたくなったと述べている。 プロットではゼナとクルトのみのストーリーであったが、モア中心の話に改められた。 当初の設定ではクルトとゼガンは一体化しない予定であったが、ジードとゼガンが対峙する際にクルトが別の場所から操っているのではドラマが作りづらいため、一体化するかたちに改められた。 クルトの顛末については、死なずに罪を償うという案やモアを庇って死ぬという案なども検討されていたが、根元はクルトに自身の意志を貫かせないと物語を終わらせることができないと感じ、完成作品での内容とした。 根元はゼガンを操ることはゼナと同等の戦士にしかできないと想定しており、仮にクルトがジードに勝ったとしても消耗して死から逃れられなかったであろうとしている。 第14話・第15話監督のは、様々な表情を見せるクルトを表現しきった鈴木の演技力を評価している。 猛毒怪獣 ガブラ [ ] 第23話「明日を捜せ」に登場。 英字表記は GUBLLA 、 GABLLA 、 GABULA など。 身長:ミクロ - 48メートル• 体重:0 - 3万トン• 出身地:シャドー星 普段はシャドー円盤内にミクロ化されており、一気に巨大化して円盤を破壊しようとしたウルトラセブンと戦う。 アイスラッガーで首を切断されても、シャドー星人の遠隔操作により首だけでも動き回れる(頭に受信装置がある)うえ、猛毒の牙でセブンに噛みついて苦しめるが、それが逆に弱点でもあり、セブンのハンドビームで円盤を爆破されると首も溶ける。 スーツアクター:鈴木邦夫• 放送当時の資料では、別名を 不死身怪獣と記載しているものもある。 デザインは成田亨によるもので、をモチーフとしている。 体表の穴は宇宙線吸収盤と想定されている。 他の作品への登場• 雑誌『』に掲載された「ゴードの巻」では、たちによって蘇生された宇宙連合軍の怪獣軍団の1匹として登場。 切断されていなくとも自由に首を飛ばすことが可能であり、噛みつき攻撃でセブンを苦しめて敗退させる。 再び現れたセブンに対しても首を飛ばして襲いかかるが、アイスラッガーで首を両断されて敗れる。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 番組『ウルトラゾーン』第21話アイキャッチでは、に出場している様子が描かれている。 オーロラ怪人 カナン星人 [ ] 第24話「北へ還れ!」に登場。 英字表記は ALIEN CANNAN。 身長:1. 8メートル• 体重:62キログラム• 出身地:カナン星 氷の星カナン星から、母星とよく似た環境のを自分たちのものにしようと地球に侵入した宇宙人。 頭部は複眼状の大きな双眼が大半を占めており、登場した3体はすべて女性の声で会話する。 北極に普通の灯台に偽装したロケット灯台を設置して潜伏し、北極付近をパトロールする地球防衛軍の戦闘機を状の赤色怪光線 でコントロールしては民間機と衝突させていた。 一連の事件の調査に飛来したフルハシの操縦するウルトラホーク3号もコントロールし、民間機と衝突させようとするが、異変を知らされたダンの操縦するウルトラホーク1号が飛来したことから、形勢は逆転する。 を赤色怪光線で操ってセブンに仕向けるも失敗し、正気を取り戻したウインダムに青色怪光線を浴びせ、その隙にロケット灯台の偽装を解除して逃亡を図るが、最後はセブンのワイドショットでロケット灯台ごと爆破される。 その直後、ウルトラホーク3号もコントロールから解放され、衝突を回避するために作動させていた自爆装置と赤色怪光線によって作動しなくなっていた脱出装置による死を覚悟していたフルハシも、無事に生還する。 寒い星の出身なので、熱には弱い種族である(放映当時の雑誌設定 )。 スーツアクター:酒井久美子、浜田ひろ子、山田みどり• 声の出演:• マスクは女性用のものが3個用意された。 の漫画版『ウルトラセブン』では、一撃でセブンの手足をも凍結させる冷凍光線銃を用いるほか、アイスラッガーで喉を斬られたり頭部を殴り潰されても瞬時に再生する強い生命力を持つが、熱には極端に脆くエメリウム光線で蒸発して完全に死亡し、ロケット灯台も誘爆して全滅する。 名前は「」の「約束の地、カナン」が由来。 『ウルトラゾーン』第19話アイキャッチでは、灯台の上でウインダムに抱かれて映画『』のヒロイン・ローズのポーズを取っていた。 ミニ宇宙人 ポール星人 [ ] 第25話「零下140度の対決」に登場。 英字表記は ALIEN POLE。 身長:33センチメートル• 体重:1キログラム• 出身地:ポール星 地球を第三にしようと目論み、セブンや地球防衛軍基地を活動不能とする宇宙人。 縦に平べったい頭部と、胸から直に脚の生えた体躯を持つ。 幻影でのみの登場。 これまでに2度地球を氷河期にしたと語るが、その目的は一切不明。 寒さに弱いというセブンの弱点を突いたため、セブンの地球での活動時間が制限される結果となる。 自身は戦闘能力がないのか、使役するガンダーが敗れると「セブンではなく地球人の忍耐に負けた」「セブンに活動限界という弱点を与えただけで満足」と捨てゼリフを残し、退散する。 声:矢田耕司(音声に加工あり )• 本放送当時から1980年代前半ごろまでの書籍では、別名「小人宇宙人」 や「宇宙小人」 とされていた。 デザインは成田亨。 デザイン画では別名を「ミニ星人」と記述している。 操演用の吊り人形はラテックス製で、全長75cm のものが3体制作された。 『ウルトラゾーン』では第7話・第18話のアイキャッチに、前者はバレエ『』のバックダンサー 、後者はかまくらの中の御神体として登場している。 凍結怪獣 ガンダー [ ] 第25話「零下140度の対決」に登場。 英字表記は GANDER。 身長:45メートル• 体重:2万トン• 出身地:ポール星 ポール星人に操られる怪獣。 長い顔に大きな口、のように伸びた1対の目玉を持つほか、のような鳴き声を出す。 口から吐く猛烈な冷凍ガス で地球防衛軍基地の周辺を氷漬けにしたうえ、その地中から動力炉地下ケーブルも破壊して隊員たちを大いに苦しめる。 と死闘を繰り広げ、飛行能力などを駆使して打ち負かすが、セブンとの戦いではウルトラ念力で投げ飛ばされ 、アイスラッガーで首と両腕を切断されて息絶える。 スーツアクター:山村哲夫• デザインは成田亨によるもので、翼は動物的でも機械的でもなく、彫刻の処理を応用したものとしている。 他の作品への登場• 漫画『かがやけ ウルトラの星』では、怪獣軍団の一員として登場。 に率いられてに出現し、新ウルトラマンと戦う。 漫画『ウルトラ怪獣大戦争』では、ウルトラの国の怪獣独房に、、と共に収容されていたところ、セブンの抹殺とウルトラ族の全滅を目論むダーク・ゴッドの作戦に応じて脱獄し、他の3体と共にメカ改造強化を受けてパワーアップする。 セブンを追い詰めるが、ウルトラの国の新兵器ウルトリアバイクによって、他の3体ともども破壊される。 漫画『』では、が指揮するエンペラ空軍の闇闘士となっている。 それ以前にも、が観戦客として姿を見せている。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 同作のイメージボードにも姿が描かれている。 『ウルトラゾーン』第18話アイキャッチでは、かまくらの中で餅を食べている様子が描かれている。 『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するガンダー [ ] データカードダス『』に登場。 プラズマソウルを取りこんだプラズマ怪獣として2弾から登場。 テレビ版「GANDAR Hunting」では雪の惑星に出現。 雪に潜る能力を駆使してこれまで多くのハンターチームを敗北させており、チブル星人(チブローダーストロング)を氷漬けにして退け、ラッシュハンターズをも翻弄する。 しかし、チブル星人が脱出して無人となっていたチブローダーストロングの自爆を受けて周囲の雪を吹き飛ばされてしまい、そこにラッシュハンターズの総攻撃を受けて全プラズマソウルを破壊され、倒される。 再生怪獣 ギエロン星獣 [ ] 第26話「超兵器R1号」に登場。 英字表記は STARBEM GYERON。 身長:50メートル• 体重:3万5千トン• 出身地:ギエロン星 シャール星座の第7惑星ギエロン星の出身であり、ギエロン星の生物 が地球防衛軍の惑星破壊兵器R1号の放射能で変異したもの。 ギエロン星はによく似た燃えない焦熱地獄で、生物が存在しないとの判断のもと、R1号のテストによって破壊された。 その後、テストの観測を行った宇宙観測艇8号を破壊し、ウルトラホーク1号の迎撃にも耐えて地球に飛来する。 武器は口から吐く放射能の灰 と、両手を近づけて発射するリング光線。 また、頭部は自分の頭ほどもあると正面衝突しても隕石の方が砕けるほか、アイスラッガーを何度でも跳ね返せるほど頑丈である。 それと同様に頑丈な翼は両手の役割も兼ねて光を反射し、太陽に向けることで目眩ましになる。 最大の特徴は再生能力で、ウルトラホーク3号に搭載された新型ミサイル によって一度は肉片や体液の状態にまで粉砕されるが、一晩で再生する。 セブンとの戦いでは放たれたアイスラッガーを弾き返すが、格闘戦へ持ち込まれて右翼を引きちぎられ、形勢は逆転する。 最後はアイスラッガーを手持ちで用いたセブンに頚動脈を切断され、放射能の灰と同様の黄色い鮮血を噴出しながら、再生することもなく死亡する。 スーツアクター:鈴木邦夫• 本エピソードは当時のを反映したに対する風刺である。 着ぐるみの額部分と両翼には金属板が使用されていた。 山村哲夫の証言によると体色は最初は藤色だったが、塗り直された。 他の作品への登場• PSPゲーム『』では、再生能力がスピリッツとして使用される(攻撃を食らうと体力が少し回復する)。 漫画『』では、が指揮するエンペラ空軍の闇闘士となっている。 それ以前にも、モブキャラクターが観戦客として姿を見せている。 映画『』では、の右腕を構成する怪獣の1体となっている。 の小説『』では、のトリヤマ補佐官が地球防衛軍の新兵時代にギエロン星獣への地上攻撃に参加したことが語られる。 トリヤマによると、当時の同僚が放射能ガスによる後遺症で未だに苦しんでいるという。 『ウルトラゾーン』第10話アイキャッチでは、横断歩道を渡る子ガモを先導する姿が描かれている。 特撮テレビ番組『』では、ギエロン星獣をモチーフとしたが登場する。 『ウルトラマンジード』に登場するギエロン星獣 [ ] 『』第20話「午前10時の怪鳥」に登場。 身長:50メートル• 体重:3万5千トン ある日を境に5日連続で星山市に出現するようになり、ウルトラマンジードやウルトラマンゼロに何度粉砕されても翌日の午前10時には再生することから、伊賀栗ルミナをはじめとする主婦たちの間で時計代わりの話題となっていた。 ほとんどの攻撃を寄せつけない頑丈な身体と『セブン』に登場する個体と同様の武器(猛毒・ ギエロアッシュ 、 ビームコイル、 ギエロスパーク )によってジードを疲弊させるが、秘密組織AIBによる調査の結果、星獣の身体は粉砕された際に青い鉱物状の破片となり、それがアメーバ状に融解・気化・集合の過程を経て分子レベルで増殖・再生すること、伊賀栗マユが偶然拾った破片に対して取った行動から、破片は融解の段階までなら冷凍されることによって生命反応が消失して気化の挙動を起こさず、再生を阻止できることが判明する。 そして出現6日目、ゼロビヨンドが星獣の破片の拡散を防ぐためのバリアを張り、ジード(ロイヤルメガマスター)がスラッガースパークで星獣の身体を粉砕した後、テレビ放送を介したAIBの要請に応じた何万人もの星山市民たちがすべての破片を回収して冷凍したことにより、再生を阻止される。 その後、破片はAIBによって宇宙の隅々に転送され、永久に冷凍保存されることとなったが、この6日間の戦いを伏井出ケイがギエロン星獣カプセルを手にしながら分析していたことから、彼によって召喚されていたことが示唆されている。 スーツアクター:• この個体に関しては、頚動脈が弱点という設定がなく、再生怪獣としての描写に重点が置かれている。 第20話の脚本を担当したは、M78世界とは別の宇宙が舞台であることや旧作に引きずられたくないというプロデューサーの鶴田幸伸の意見などから、『セブン』を踏襲せず日常的なストーリーにしたとしている。 寒さに弱いという設定は、『セブン』でのギエロン星が灼熱の星であるという設定に基づいている。 また、三浦はギエロン星獣を登場させるプロットを過去にも何度か提出しており、本作品での登場が決まると立候補して執筆した。 『セブン』での破片は緑色をしたアメーバ状の物体であったが、本作では合成素材の撮影がグリーンバックであることやマユが拾いたいと思うものである必要があったことから、青い結晶体となった。 また、第20話の監督を担当した冨田卓は、旧作の黄色い血は汚染された状態のものと解釈している ほか、ケイがロイヤルメガマスター攻略のためにギエロン星獣を放ってその能力を量っていたと想定している。 甲冑星人 ボーグ星人 [ ] 第27話「サイボーグ作戦」に登場。 英字表記は ALIEN BORG。 身長:2 - 40メートル• 体重:180キログラム - 2万6千トン• 出身地:ボーグ星 機械と生命を結合させる改造技術に長けているボーグ星から来た宇宙人。 劇中に登場する個体はすべて女性であり、後に巨大化してセブンと戦う個体と、もう1体が円盤で地球に侵入する。 最大の武器は頭部、中央にある突起から出す破壊光線。 格闘センスにも優れており、その硬い体から繰り出す打撃も強力。 セブンを上回るパワーに加え、飛行能力も有する。 アサヒ沼に潜伏して地球防衛軍の壊滅を企み、ウルトラ警備隊のノガワを拉致・監禁すると、彼の頭部に催眠プレートを埋め込んでサイボーグ化し、ウルトラ警備隊へ潜入させて強力な威力を持つプレート爆弾を設置させ、爆破しようとする。 ノガワが失敗して裏切ったことに気付くと、防衛軍基地へ侵入して殺害しようとするが、ダンに阻止されて逃げながら変身し、巨大化する。 セブンの攻撃を避けて崖下に落とし、事前にセブンの足に仕掛けておいたプレート爆弾で倒そうとするが、失敗する。 パンチを連続で浴びせてセブンをダウンさせた後に破壊光線でとどめを刺そうとするも回避され、空中に飛翔したセブンに恐れをなして逃走を図るが、背後からアイスラッガーで頭部を切断されて倒される。 円盤内には仲間がいるが、ウルトラホーク1号が投下したマグネチックセブンで円盤を破壊され、巨大化してセブンと戦うのは1体だけである。 声の出演・人間体:近藤征矢• スーツアクター:• 資料によってはスーツアクターを菊池英一()と記載しているものもあるが 、きくち本人は書籍『ウルトラセブン研究読本』のインタビューにて記憶にないと述べている。 その後、『研究読本』と同スタッフによる雑誌『特撮秘宝vol. 1』では、本編助監督の佐々木孝吉の台本メモに菊池の名が記されていたことから、本編パートの等身大ボーグ星人を演じていたものと推測している。 2016年に発見された制作日報でも、本編班による1968年2月5日の撮影に菊池が参加していたことが記録されていた。 元々は未使用シナリオの「300年間の復讐」に登場していたトーク星人の執事ロボット・甲冑人間として考案されていた。 の漫画版「300年間の復讐」では、甲冑人間がボーグ星人そのままの外見で登場している。 の当初の構想では、ウルトラホークなどの造型を担当した郡司模型に依頼して甲冑を金属で制作したかったそうであるが、予算その他の問題で断念している。 未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では、蘇った宇宙連合軍の1体として名前が確認されている。 他の作品への登場• 映画『』では、の胴体を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第15話アイキャッチでは、先頭に立ってを踊っている様子が描かれている。 第10話のミニコーナー「怪獣ことわざ」では、「すきこそもののボーグ星人なれ」ということわざが紹介されている。 ボーグ円盤 アサヒ沼に潜んでいたボーグ星人の円盤で、車を引き寄せることができる。 沼の水をウルトラホーク1号の熱ミサイルにより抜かれ、正体を現したところに新型爆弾・マグネチックセブンを投下されて爆破される。 侵略宇宙人 キル星人 [ ] 第28話「700キロを突っ走れ!」に登場。 書籍『ウルトラセブンイズム』では別名を不明と記述している。 英字表記は ALIEN KILL。 身長・体重:不明• 出身地:キル星 まず、高性能爆薬の実験を妨害しようと、運用機などの撃墜を行う。 その裏をかこうとラリードライバーに扮してスパイナーの運搬任務を担当したダンとアマギの車に対し、自分たちも1号車に乗り込んで人間爆弾やなどを用いて襲撃するが、妨害が失敗すると恐竜戦車を出現させる。 いずれも人間体で登場し 、死ぬと発光しながら蒸発する。 なお、本編では名称も実験を妨害する目的も一切不明である。 また、恐竜戦車を除けばラリーカーやオートバイ、ヘリコプターといった地球のメカと同様の乗り物を使用する。 演:(1号車の男A) 、武下哲也(1号車の男B)、峯千鶴子(16号車の女C)、瀬里ナツル(16号車の女D)、(3号車の男E)、(3号車の男F)、船橋竜次(オートバイの男)• キル星は医学が発達している。 名前の由来は「殺す」の英語読みの「Kill」から。 戦車怪獣 恐竜戦車 [ ] 第28話「700キロを突っ走れ!」に登場。 英字表記は DINO-TANK。 身長:60メートル• 体重:7万トン• 出身地:キル星 名前の通り、後ろ足が戦車のになっているサイボーグ怪獣。 劇中では、キリヤマ隊長らに「恐竜 タンク」と呼ばれる。 キル星人が高性能爆薬の運搬の妨害に失敗したため、スパイナーの実験の妨害に実験場の砂山から出現する。 登場時より口にスパイナーをくわえており、うかつに手が出せないウルトラセブンの左手を戦車で轢く。 両眼から発射するレーザー光線 と強靭な尻尾、3門の砲身から発射する砲弾、戦車ならではの重量と突進力など、攻撃力は非常に高い。 最後はスパイナーの上を通過した際にセブンがスパイナーに向けてウルトラショットを発射し、その爆発に巻き込まれて粉々になる。 スーツアクター:鈴木邦夫• 台座となっている戦車部分は、映画『』で使用されたの模型をから借用し、改造流用したもの。 また、装甲板のディテールにはが使用されていた。 恐竜部分の着ぐるみは後にへ改造された。 第28話監督の満田かずほはキャタピラ音を活かした方が迫力があると考え、セブンとの戦闘シーンではBGMを排している。 『』では「恐竜タンク」と呼ばれており、関連書籍でも「 恐竜戦車 ( きょうりゅうタンク )」と記載しているものがある。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、キル星人が地球上に生息していた恐竜を改造したものと推測している。 その他の作品に登場する恐竜戦車 [ ]• 『ウルトラゾーン』第1話のミニコーナー「怪獣漫才」では、と「キャタピラ地獄」というコンビ名で漫才を行う。 第2話のアイキャッチでは、前者横断幕を手に電車と並走しながら乗客の少年を見送る様子が描かれている。 第23話のアイキャッチでは、怪獣特捜隊の特殊車両という設定で描かれている。 『』のメイン監督とメインライターによる私案「エピソード10構想」では第2章(エピソード2-1)に登場。 宝石惑星コボルの資産乗っ取りを目論む天文学者ジグル博士と宇宙魔女賊ムルナウの配下としてウルトラマンオーブと戦う。 『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場する恐竜戦車 [ ] データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『』に登場。 プラズマソウルを取り込んだプラズマ怪獣として登場し、劇場版ショートムービー『DINO-TANK hunting』でのみ 恐竜戦車マークIIとも表記される。 プラズマソウルの露出箇所は4か所。 劇場版では星人ハンター2チームを蹴散らし、次にラッシュハンターズの3人が挑む。 メタル属性ゆえに雷が弱点であるため、ガッツガンナー・ガルムのショックバレットによって動きを止められて転輪3つを失うもなお攻撃を緩めず、スティンガーサーベルでとどめを刺そうとしたマグママスター・マグナに火炎を浴びせ、逆に火だるまにする。 しかし、バルタンバトラー・バレルの分身によって動きを封じられ、ガルムのダブルバレットとマグナのフォースサーベルの二面攻撃、さらにバレルの白色破壊斬によって全プラズマソウルを破壊され、倒される。 宇宙スパイ プロテ星人 [ ] 第29話「ひとりぼっちの地球人」に登場。 英字表記は ALIEN PROTE。 身長:1. 7 - 46メートル• 体重:100キログラム - 1万2千トン• 出身地:プロテ星 系第7惑星のプロテ星から地球侵略に訪れる。 最大の武器は人間体でも発射可能な目から出す金縛り光線 で、ほかにもVサインをしてから発射するショック光線、分身や幻覚など多数の超能力を持つ。 京南大学の丹羽教授に化け、頭脳明晰だが地球嫌いの学生・一の宮に正体を明かし、プロテ星に連れて行くという条件で彼に科学観測衛星と偽ったスパイ衛星を作らせる。 自分の目的が地球侵略のために地球防衛軍の機密データを獲得することを知って失望した一の宮を見て正体を現すが、ウルトラセブンに見つかったために大学の庭へ逃亡し、巨大化する。 自分を本体と抜け殻に分離することもでき、この能力を利用して巨大化した抜け殻とセブンを戦わせる。 抜け殻はアイスラッガーで首を切られようがエメリウム光線を受けようがまったく効果がないうえ、光線の発射や不可視状態での肉弾戦も可能である。 セブンと抜け殻が戦っている間に本体の人間体がプロテ星へ帰ろうとするが、意識を取り戻した一の宮に1人用の電送移送機 に押し込まれ、彼もろとも本体は消滅し、抜け殻も消滅する。 演:(丹羽教授)• スーツアクター:山本一(等身大)、(巨大)• 名前はのに由来する。 着ぐるみの全身を覆うヒダは、デザイン画や高山良策が造型した時点では存在せず、後に現場スタッフによって追加された。 このヒダには、恐竜戦車と同様に「ダイヤブロック」が使用されている。 シナリオでは大学名が城北大学、宇宙人が変身する人物は外国人のブロイセン教授とされており、配役には外国人の俳優の起用が想定されていた。 撮影はの敷地内に当時存在していたピラミッド校舎で行われており 、(平成20年)9月13日には同校舎の解体前に本作第29話の上映会や、同話の監督を担当したが出演するトークショーが行われた。 他の作品への登場• サークロラマの映画『』では、やなどと共に出現している。 『』では、肩書きが「宇宙忍者」となっているうえ、セブンが全身を発光させたウルトラスパークでプロテ星人を溶かしたことになっている。 雑誌連載『』では、の鎧「アーマードダークネス」を狙う宇宙人軍団の1人として登場し、ウルトラ兄弟に襲いかかる。 『』第21話では、が解説したエンペラ星人が光の国を襲撃したウルトラ大戦争時に引き連れていた怪獣軍団の中に新たに姿が追加されている。 映画『』では、の右腕を構成する怪獣の1体となっている。 プロテ円盤 プロテ星人の連絡を受けて地球圏付近まで飛来し、スパイ衛星を持ち去ろうとする。 ウルトラホーク2号も追いつけないほどの高速で飛び去ろうとしたところ、プロテ星人の抜け殻の消滅を確認したセブンがテレポーテーションで現われ、形勢は逆転する。 最後はセブンに衛星を奪われ、ウルトラホーク2号のレーザー光線で破壊される。 プラスチック怪人 プラチク星人 [ ] 第30話「栄光は誰れのために」に登場。 英字表記は ALIEN PLATIC。 身長:2 - 40メートル• 体重:50キログラム - 1万5000トン• 出身地:プラチク星 ウルトラ警備隊の全滅を図る宇宙人。 全身にプラスチックの欠片がついており、骨格だけでも活動できる。 武器は、口から吐いて相手をプラスチックのように硬直死させる プラスチック液。 飛行能力のほか、セブンをビームランプが点滅するまで苦戦させるほどの戦闘能力を持つ。 プラチク星から宇宙戦車で地球へ侵入した後、地球防衛軍の野戦訓練中に指示を出していたマグマライザーの乗員をプラスチック液で殺害して車体を占領し、戦車などに積まれた訓練用の弾と実弾をすり替える。 身体は燃えやすく、エメリウム光線で炎上するがしぶとく生き残り、骨格のままダンを襲おうとしたところをアオキにウルトラガンで撃たれ、絶命する。 スーツアクター:鈴木邦夫• 名前はプラスチックに由来する。 本放送当時の雑誌設定では、プラチク星は全体がプラスチックでできているとされている。 が完成させた段階での着ぐるみには、全身のふわふわした飾りは付いていなかった。 この処理は美術スタッフによるものであり、炎上シーンでは装飾のに点火して焼失する様子を演出している。 骨は操演で演出された。 デザイナー・成田亨が担当した最後のウルトラ怪獣である。 成田は骨の方に重点を置いたと述べている。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 宇宙細菌 ダリー [ ] 第31話「悪魔の住む花」に登場。 英字表記は DALLY 、 DALII 、 DALLIE など。 身長:1ミリメートル• 体重:0. 1グラム• 出身地:宇宙空間 とても小さな体で、他の生物の肺に寄生する怪獣。 と名が付くがそれよりも大きく、形態はであって生態はに近く、地球の医学では退治できない。 人間の中に存在する が好物であり、寄生した人間の体内から摂取するうえ、相手をのように変える。 寄生された人間は血液が不足し、徘徊しては同型の血液を持つ人間を襲ううえ、口から相手を気絶させる白いガスを吐く。 宇宙から卵(卵の殻は花弁に似ている)の状態で飛来し、少女・香織に寄生していたところ、ウルトラセブンがミクロ化して香織の体内に進入し、そのまま体内で戦う。 人体内ではむやみに攻撃できないセブンを口から出す特殊な泡 によって苦しめるが、香織の体内へ投与された薬の効果によって環境が変わり、血管に張りついていたところを回復したセブンのエメリウム光線で撃ち落とされ、シャボン玉のような泡を発するウルトラバブルで溶かされる。 スーツアクター:山村哲夫• ダリーに寄生された少女・香織は、まだ無名だった頃のが演じている。 名前の由来はから。 成田亨に代わる、初のによるデザインの怪獣。 デザインモチーフは。 人間が入っている形状を隠すため、スモークが多用された。 山村哲夫の証言によると、体色は納品された時点ではセブンの色を薄くした程度のオレンジ色だったが、池谷の指示によって現場でピンクに塗り替えられたという。 『』では、特殊な霧を「アタック・リキド」と命名された。 他の作品への登場• 映画『』では、ヒロインが殺虫剤のCMで着用する着ぐるみとして登場している。 『ウルトラゾーン』でのミニコーナー「怪獣ことわざ」に、「遠くの親戚よりも近くのダリー」という絵が登場する。 サークロラマの映画『』の台本に、名前が記載されている。 メカニズム怪獣 リッガー [ ] 第32話「散歩する惑星」に登場。 英字表記は RIGGER。 体長:60メートル• 体重:4万5千トン• 出身地:惑星ディン から地球に侵入した 惑星ディン(外見は球体ではなく「島」)に棲む怪獣。 一見すると恐竜に似ているが、実はロボット怪獣らしく頭部から惑星ディンを誘導する電波を発信している。 地球防衛軍を壊滅できるほどの時限爆弾を内蔵した惑星ディンの無人機地から発信される妨害電波 によってセブンに変身できないダンの代わりに挑んだを、強い尾の力で打ち負かす。 ダンに携帯爆弾で無人基地を破壊されたことにより、妨害電波を停止させられてセブンに変身されると、身体に乗りかかって腕に噛みつき苦しめるが、最後はアイスラッガーで首を切断される。 その後、頭部はセブンによって宇宙へ持ち去られ、誘導されて時限を迎えた惑星ディンは宇宙空間で爆発する。 スーツアクター:加藤芳巳• 着ぐるみは恐竜戦車の恐竜部分を改造したもの。 無人基地のギミックにはダイヤブロックが用いられている。 準備稿「漂流する惑星」での名前は「リガ」。 デザイン画では頭は小さく首が長く書かれている。 惑星ディンやリッガーが誰の手によって送り込まれたものであるかは、劇中では語られなかった。 この惑星がリッガー惑星と呼称されることもあるが、正式名称はディンである。 また、準備稿ではリッガーを操る宇宙人は、 マンダラ星人となっていたものの 、決定稿では完全に削除された。 第32話は元々は『ウルトラマン』の未発表台本「マンダスの島」を改稿したもの (マンダラ星人の策謀で木星の惑星ディランが地球に接近する)。 他の作品への登場• の漫画版『ウルトラセブン』では、首がネジの構造になっていた。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 蘇生怪人 シャドウマン [ ] 第33話「侵略する死者たち」に登場。 英字表記は SHADOWMAN。 身長・体重:不明• 出身地:不明 正体は。 地球侵略の下準備として地球の防衛施設の場所や構造を知ろうとする謎の異星人から集団で送り込まれる。 実体がないためにどんな攻撃も効かず、どこにでも侵入する。 おもな武器は相手をコップサイズに小さくするミクロ化フォグ。 なお、ウルトラ警備隊の司令室の面々を昏倒させるだけの際にも同様のフォグ(名称は不明)を使用している。 異星人は解剖に使われる身元不明者の遺体を念力で操り、不審者として町中でウルトラ警備隊に倒させては基地内へ運び込ませ、基地内ではシャドウマンとして幽霊だけを動かして侵略行為に従事させる。 臭から遺体であることこそ看破されるもののこの作戦で目的の図面を手に入れ、大型円盤へ戻ろうとしたところをダンに気取られてウルトラセブンに変身されるが、ミクロ化フォグでセブンをコップ内に閉じ込める。 しかし、セブンがエメリウム光線を放って火災報知機を鳴らしたことからキリヤマたちが駆けつけ、消火の際にコップを蹴倒したことからセブンは難を逃れる。 やがて、宇宙空間に待機していた大型円盤のもとまで追跡してきたダンのウルトラホーク2号をレーザーで撃墜するもセブンに変身され、地球へ放ったミサイルをワイドショットで撃墜される。 また、小型円盤の編隊を放ってセブンの四肢を拘束し、巨大カプセルに封じて母星へ連行しようともくろむが、地球に放置していたデータ転送用の装置からウルトラ警備隊に居場所を察知され、セブンはウルトラホーク1号による援護射撃で巨大カプセルから救出される。 最後は小型円盤をウルトラホーク1号に全滅させられ、異星人もセブンのワイドショットで大型円盤ごと爆破される。 演:滝川浩、、竹村暢芳• 台本では シャドーマンと表記している。 書籍『ウルトラセブン ベストブック』では 影の男 ( シャドーマン )と表記している。 セブンによって円盤ごと倒された謎の異星人は、準備稿では ユーリー星人となっていたが、決定稿では完全に削除されている。 ユーリー星人は池谷仙克によるデザイン画が残されており、2009年発売の刊DVD付きビジュアルブック『昭和42年 ウルトラセブン誕生』で初公開された。 による漫画版『』にも シャドウマンという同名の敵が登場しているが、こちらの正体はサイボーグ化されたであり、『セブン』のシャドウマンとの関係はない。 発泡怪獣 ダンカン [ ] 第34話「蒸発都市」に登場。 英字表記は DANCAN。 身長:40メートル(巨大化時)• 体重:1万5千トン(巨大化時)• 出身地:外宇宙 付近の惑星から地球へ飛来した泡状の不定形生物。 高い知能と変形能力を持ち、地球人の姿に擬態しての会話も可能。 戦闘時には、に似た棘に覆われた怪獣体と化す。 武器は特に持っていないが、怪獣体では棘を活かした体当たりを得意とし、全身からの蒸発泡で移動する。 宇宙乱気流からの避難を目的とし、東京のビル群の一画を滞在中の仮宿にしようと丸ごと田園地帯へ転送する。 そこへ拉致されたダンとソガを捜索に訪れたアンヌの軽率な行動 を「ウルトラ警備隊に事前の約束を裏切られた」と見なし、催眠術でダンを操ってセブンに変身させてビル群を破壊し始め、駆けつけてきたキリヤマたちはセブンに殺害されそうになる。 最後は人間体でコントロールルームにいたところをフルハシにウルトラガンで撃たれ、泡と化して巨大化すると、彼によるコントロール装置の破壊を経て正気を取り戻したセブンにエメリウム光線を浴びせられ、泡と化して消滅する。 人間体:• 『ウルトラセブンイズム』では、人間体を ダンカン星人と記載している。 スーツアクター:西京利彦• 頭部はスーツアクターが中に手を入れて操作している。 トゲはウレタン製。 他の作品への登場• 漫画『かがやけ ウルトラの星』では、怪獣軍団の一員として登場。 に率いられてでウルトラマンと戦うが、救援に来たに倒される。 ライブステージ『'97』第1部では、キリエロイドの配下として登場。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 復讐怪人 ザンパ星人 [ ] 第35話「月世界の戦慄」に登場。 英字表記は ALIEN ZAMPPA。 身長:1. 9メートル• 体重:60キログラム• 出身地:ザンパ星 3年前に宇宙船団で地球侵攻をもくろむが、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長と宇宙ステーションV3のクラタ隊長によってヘルメス第3惑星の戦闘で全滅させられた、ザンパ星人の生き残り。 後述の擬態中に酸素の供給が止まっても平然としている描写から、無酸素状態でも生きられることが示唆されている。 キリヤマとクラタに復讐するため、クラタの部下のシラハマを2日前に殺害して彼に擬態し、再びコンビを組む機会を待っていた。 ペテロを操って地球防衛軍の月面基地を破壊し、そこへキリヤマとクラタをおびき出す。 ポットを宙に浮かせてコーヒーを注ぐなど、クラタの目には効果が念動力にしか見えない遠隔指示器 をステーションホークの機内から悪用し、共同任務中のウルトラホーク1号の計器を狂わせることや通信を妨害することで同機内のキリヤマとダンを危険に晒したうえ、月面基地跡にてクラタを殺害しようとするも正体に気づかれて彼を遠隔指示器で宇宙へ放り出そうと迫るが、遠隔指示器の発信元を逆探知して訪れたキリヤマとダンにも正体を知られてレーザー銃で撃たれ、死亡する。 スーツアクター:• 人間体:• 名前の由来は、公開の映画『』に登場する演じるのザンパノから。 造形物はマスクと腕のみ新造形で、宇宙服は『』で使用されたものを流用している (詳細な経緯はを参照)。 『』に掲載された「ゴードの巻」では、巨大化してセブンを襲う。 月怪獣 ペテロ [ ] 第35話「月世界の戦慄」に登場。 英字表記は PETERO。 身長:60メートル• 体重:7万トン• 出身地:月 (月面 ) ザンパ星人に操られて地球防衛軍月面基地を破壊する。 ザンパ星人の断末魔とともに出現してスペースタンクを破壊したうえ、ウルトラホーク1号を破壊しようとする。 球体サボテンを寄せ集めたような姿で球体のうち1つに発光体があり、赤い光線 を放つほか、別の球体から溶解液 を放つ。 ぶよぶよしたのような身体でセブンの打撃を吸収し、無力化する。 月の夜の寒さに苦しむセブンに冷気や溶解液を浴びせて追い詰めるが、偶然月に落下した隕石の熱によって回復したセブンの放ったワイドショットで倒される。 スーツアクター:松島映一• 名前の由来はの12使徒の1人で第一使徒の「(ペテロ)」から。 過去の怪獣図鑑 [ ]では、写真ではなく発光体が2つ描かれ、液体を放つ部分が中央の顔面になるように描かれた、実際の着ぐるみとは微妙に異なったイラストが掲載されていた。 著『ウルトラ怪獣入門』(・1971年)91頁では、その形態が「象のウンコのようだ」と表現されていた。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 催眠宇宙人 ペガ星人 [ ] 第36話「必殺の0. 1秒」に登場。 英字表記は ALIEN PEGA。 身長:1. 6メートル• 体重:56キログラム• 出身地:ペガ星 太陽系を征服するため、第13惑星のペガ星から地球へ侵入した異星人。 ペガ星は大気が非常に薄く、酸素がうっすらと漂っているだけの星なので、地球の気圧には耐えられない。 そのため、地球上では決して外に出ず、円盤内から地球人を操る。 地球に前線基地を作ろうと画策し、その決行に邪魔な人工太陽計画を妨害するため、ゼムラー教授を殺害する。 さらに、最高責任者であるリヒター博士の暗殺を企む。 一方、防衛軍のヒロタに姿を見せないまま秘密裏に接触すると、射撃大会の優勝と引き換えに催眠装置で操ってソガを円盤内に監禁し、同じく催眠装置で操る。 武器は特になく、円盤を使って敵を攻撃する。 最後は、作戦が失敗したうえにセブンの説得にも応じず、円盤内でエメリウム光線を受けて倒される。 死後、その死骸は地球の気圧差によって風船のように膨む。 声の出演:辻村真人• スーツアクター:• 登場場面は、セブンと直接対決するシーンを含めてすべてを本編班が担当した。 デザインは毛皮をイメージしており、意図的に頭部を小さくしている。 着ぐるみ制作は、円谷プロ社内の造型スタッフによるもの。 他の作品への登場• 『』では死後、死骸が巨大化しようとしていると説明された。 映画『』では、の左腕を構成する怪獣の1体となっている。 ペガ円盤 内部に人間を操る催眠装置があり、外部からロケット弾や光線を発射する。
次のプレアデス星人とは 宇宙には多くの銀河が存在しており、同時に多くの生命体も存在しています。 宇宙人の生まれ変わりとして、地球に誕生している人もたくさん現れています。 そのような人はスターピープルと呼ばれていますが、その中の一つにプレアデス星人は含まれています。 プレアデス星人は縄文時代から地球へ飛来していたと言われています。 縄文時代の土偶は宇宙人をかたどっており、日本人がプレアデス星人と深い関わりがあった事を表わしています。 プレアデス星人は宇宙人ですが、容姿は人間に近い姿をしており、プレアデス星団に住んでいます。 プレアデス星団は日本では「昴(すばる)」という名前で親しまれてきました。 プレアデス星人は元々、金星に住んでいたのですがプレアデス星団へ移住をしていきました。 金星から地球へ来ていた事もあり、古来より地球と関わりの強い宇宙人だったとされています。 また、古代エジプトの壁画や、日本古来の建物である法隆寺などに描かれている「人の体と鳥の頭を持つ神」は、プレアデス星人であった可能性が高まっています。 私たち地球上に住む人類は、宇宙人によって誕生したという説もあります。 前世に宇宙人として人生を送り、今世は地球に転生してきた「宇宙人の魂」をもった人たちも多くいます。 そのような人を総称してスターピープルと呼んでいますが、それぞれの星の違いがあり、性格や特徴が異なっています。 スターピープルの種類はプレアデスの他にシリウス、オリオン、ベガ、アルクトゥールス、アンタレス、プロキオン、タウ、アルデバラン、アンドロメダ、リラなどがあります。 出身の星団や星座によって性格や特徴があります。 プレアデス星人の特徴に合っていると思う項目が多くあるのでしたら、プレアデス星人である可能性が高いと言えるでしょう。 プレアデス星人の特徴・性格7つ 1,美男美女 プレアデス星人の外見の特徴は、人間の体型に近く西洋人のような美男美女のような美しい人が多くいます。 髪の毛も美しく穏やかな目元をしており、日本人として見慣れない顔立ちのため、周囲から浮いてしまうことも少なくありません。 また、美へのこだわりが強くナルシストです。 2,平和主義 プレアデス星人の性格は、愛と美を好む傾向が強く、平和や協調を軸に持っているため、争うことをしようとしません。 地球を守ることに使命を持っている人が多くいます。 愛と平和を使命としているプレアデス星人は、どんなに絶望的な経験を地球上で経験したとしても、踏みとどまり、強い精神性で乗り越えていくことを繰り返し体験していきます。 3,地球にいる事に違和感を持っている プレアデス星人から地球に転生してきた人は、魂レベルで自分の居場所が別の星に存在していると思うことが多くあります。 前世の記憶からプレアデス星団で暮らしていた事を思い出すためです。 争いを好まないことから、精神的にレベルが高い人が多く、紛争が起こる事が理解できないのも特徴です。 4,交友関係が狭い 幼い子どもの頃から一人でいることが多く、友達が少ない傾向があります。 集団の中の輪に入ろうとしても、孤立していると感じることが多くあるので、いつも孤独を感じています。 少数の人と深く付きあう傾向が強いため社交的ではありません。 周囲に馴染めず理解されにくいことから、いじめられた経験が多くあるという特徴もあるようです。 5,帰る場所や居場所を探している プレアデス星人はいつも、自分の居場所が他の場所にある違和感を持ちながら生きています。 地球でのルールや、社会の常識が理解できないと感じることがあります。 平和主義で争い事が好きではありません。 自由で楽天的な性格であることから、常に同じ所にとどまろうとせず、新しいものを開拓する傾向も強いため旅行や移住を好みます。 6,地球上の自然や生き物を愛する 高度な文明や精神性の高いプレアデス星人は、純真な心を持っています。 自然や生き物を愛し、天然を好む傾向が強くあります。 普段から良いエネルギーを求めていることから、自然治癒力を高める療法や、アロマなどの精油、天然石に強い興味を持っています。 オーガニック製品やハーブや漢方などを好む傾向があります。 プレアデス星人のふるさとが、地球上の自然豊かな場所に類似していることから、懐かしさを感じるため都会より田舎や自然の多くある場所を好みます。 7,ネガティブな感情を表現したがらない プレアデス星人は魂が高次元にある波動域に達していることが多く、ネガティブな感情を好まない傾向にあります。 そのため自分の中の怒りや悲しみなどの負の感情は押さえ込んでしまい、表に表現することを非常に苦手です。 バッドエンドな物語やエピソードを見ると、異常な拒否反応をする事もあるようです。 ハッピーエンドな映画やストーリーが大好きで、自由な人が多いのも特徴です。 谷村新司さん・・・「昴~すばる」の歌手として有名• 榎本孝明さん・・・俳優で「不食」を成功して有名• 羽生結弦さん・・・フィギュアスケート選手として芸術的センスが高く有名• 道端ジェシカさん・・・ファッションモデルとして有名、スピリチュアルに精通 ツインソウル ツインソウルとは、一つだった魂が二つになって転生をした人たちのことを表わしています。 ツインソウルが出会うと強く惹かれ合う事が多く、お互いの容姿や特徴が似ている点が多いのもそのためです。 ツインソウルとプレアデス星人の関係は、神話の言い伝えなどから深く繋がっていることがわかります。 太陽神(ラー)の神話では、元々魂には男女の区別がなかったのですが、他の星から来た外来種によって、平和だった世界に混乱が芽生え、男性と女性へ性別に分離が始まってしまいました。 性の分離による混乱を避けるため、ツインソウルの魂はプレアデス星団を選び、プレアデス星人として転生していきました。 そのときの分離で引き裂かれた魂が、現在ツインソウルとして地球上で転生しており、プレアデス星団で築いた二人の愛と平和の関係へと戻るように引き合っているのです。 しかし、ツインソウルは過去に体験した強烈なネガティブな記憶や葛藤を乗り越えるため、壮絶な試練に耐えなければならないようです。 そのために、それぞれの女性性と男性性の解放をする必要があると言われています。 自分の心の中の闇の部分を相手のツインソウルを通して見る事になるため、高い精神性が必要とされるようになります。 最終的には一つの魂へ統合されると言われているツインソウルは、プレアデス星団で過ごした愛と平和の時の記憶を再び体験するために、強い磁力で引き合う事になるのです。 聖書の中のアダムとイブの話もツインソウルを描いていると言われています。 登場するエデンの園とはプレアデス星団を表わしているようです。 日本人との関係 日本人男性だけが持つ遺伝子が存在しており、その由来を持つ生物が地球上で見つからないため、日本人の起源をプレアデス星人とする見解がされています。 プレアデス星人の容姿は日本の縄文時代の土偶などから、宇宙服を着ている様子を表わしており、日本人と古代より深い繋がりを持っていることがうかがえます。 日本独特の文字や文化などは、プレアデス星人からの恩恵を受けているとされる説が有力です。 広島県の宮島あたりにプレアデス星人と交信していた場所や、ゲート、滞在するための基地があったと言われています。 これまで幾度となく繰り返していた日本の大災害の影響は大きく、行き場のない憎しみや怒りなどの、負のエネルギーが大きくなりつつありました。 そんな時プレアデス星人は、人の苦しみや辛さを癒やし、愛と調和へ気持ちが変わっていくように願い、人々を助けてきました。 多くの神聖な神社や神殿が日本全国に点在しているのは、そのためです。 スピリチュアルなメッセージ プレアデス星人の伝えたいメッセージとは、「目の前の物質だけに執着したり、囚われたりする生き方を手放していくことで、目に見えない心や魂、繋がり、エネルギーなどを大切にすることができ、精神的な豊かな人生を送ることができる」というものです。 プレアデス星人は科学と精神性が非情に卓越しており、両極端な良い悪い、善と悪といった対比がない価値観や思考を持っています。 対比する二つは一つだという認識をすることで、バランスの取れた状態を保つ事ができることを伝えています。 地球では、まだどちらかに偏った考えがある傾向にあるため、プレアデス星人は「統合された意識」を広めて調和を生むことで、バランスの取れた「幸福の循環」のサイクルを作る事が重要だという事を、教えてくれているのです。 まとめ プレアデス星人という言葉を初めて聞いた人も多い中、縄文時代の日本との関わりも深いことに不思議な気持ちになった人も多くいるでしょう。 宇宙人のイメージは SFのようなものを思い浮かべてしまう人も多いと思いますが、実際には地球上に存在していてもおかしくありません。 プレアデス星人以外の星から転生している魂の場合でも、その星を知る事で新しい世界を知ることになるきっかけになるでしょう。 過去の辛い経験を経てスピリチュアルへの興味関心が高まり、今に至ります。 自身の数秘術 11 、エンジェルナンバーを初めとし、自分が実に多くのスピリチュアルに関わる知識を持ちたがってることに気づき、探求を繰り返し生きてきた結果、最近、自分がプレアデスから転生してきたスターピープルであることを告げられました。 人を癒し、愛を伝え、精神世界を伝えるとゆう、まさに愛と調和の星。 「社会が作ったガッチガチな価値観から、解放してあげたい」と思うのは、星由来のものだったんですね。 まだまだ勉強が足りません。 勉強させてください。 リリーさん、これからもどうぞ宜しくお願い致します。
次の有名な星人の特徴をピックアップしました。 アルクトゥルス エドガー・ケイシーをはじめ、アルクトゥルス星人は複数のソースに登場し、銀河系で進んだ種族の一つと言われることもあります。 情報を理解する速さが人間の数百倍のスピードと言われ、学ぶというよりは、エネルギーとして吸収することができるようです。 彼らのエネルギーを持つスターシードは、とてもクリエイティブで、文芸やデザイン、アートの才能があります。 ユーモアのセンスがあり、人を笑わせるのも好きですが、本当に心を許した人以外は親しい友人を持ちません。 子どもの頃から、自分がミッションを持っていると感じるものの、実際に覚えていることは稀で、人生の途中からスピリチュアルパスに入ります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プレアデス プレアデス星人と地球人は、もともと同じリラ文明にいましたが、戦争から逃れるために、2チームに分かれて移住しました。 そのような背景もあり、プレアデス星で彼らは主に、瞑想などのスピリチュアルな活動にのみ従事し、調和の取れた暮らしをしています。 地球人にとっては、兄弟のような存在です。 彼らのエネルギーを持つスターシードは、繊細で、豊かな感情を持ちますが、他人を喜ばせるために、自分の感情を押さえてしまうことが良くあります。 とても敏感で、怒りをため込みやすいタイプです。 話し合って解決するよりは、自分が折れることで、相手にわかってもらおうとします。 それが原因となって、体調を壊すこともあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シリウス シリウスは一つの星に見えますが、実はシリウスAとシリウスBから成る連星です。 元々のシリウスBはもっと大きな星でしたが、ある時爆発し、そのかけらが今のシリウスBや、地球、ニビルになりました。 数学や幾何学のマスターである彼らは、エジプトのピラミッドやマヤ暦の指導をしたと言われています。 シリウス星人の魂を持つスターシードは、意志が強く、自分が進む道に対しても信念を持っています。 信用のおける友人となりますが、その反面、信頼に応えてもらえない時は、たいへん傷つきます。 理想が高く、自分の気持ちを表現するのが苦手で、コミュニケーション下手なタイプです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リラ 宇宙文明としてのリラは、こと座全体を指します。 (こと座は英語でリラ)一説によると、人類のルーツがやって来た文明と言われます。 最近では地球人とのコンタクトの機会が減っていますが、彼らの文明がずっと進化してしまったからだと考えられています。 リラ星人の魂を持つスターシードは、リーダーシップに溢れ、エネルギッシュですが、悪く言えば少々でしゃばりです。 熱しやすく冷めやすいため、最後まで完結させるのが苦手です。 とても寛大で優しいところもあり、友達にするにはよいタイプですが、おせっかいな一面もあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ベガ こと座文明の一部であるベガ星人ですが、キャラクターは若干異なるようです。 彼らのエネルギーを持つスターシードは誇り高く、独立心に富んでいます。 クリエイティビティと知性を結びつけるのが上手で、現在、IT分野で活躍する人に、このタイプが多いようです。 自己表現の一種として、テクノロジーに携わっています。 アイデアが豊富で、プロジェクトを立ち上げるのは好きですが、それを維持する努力は苦手です。 自分たちの考えや理想に合致しないものには、果敢に立ち向かうタイプです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アンドロメダ 彼らもまた人類の創成期から長らく関わっている文明です。 別の銀河からやって来る宇宙文明にとって、アンドロメダは天の川銀河系の玄関口となっています。 そのエネルギーは、光を理解するために、私たちの意識を開く玄関口になるとも言われます。 彼らのエネルギーを持つスターシードは、自由を求める気持ちが強く、仕事やパートナーを転々と変えることがあります。 自分に対する信頼と愛を築くことで魂としても成長し、その経験で学んだことを伝えるべく、スピリチュアルティーチャーやヒーラーを目指すことがあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オリオン オリオン星人は多くの戦争を経験しており、攻撃的・好戦的なことで有名です。 光と闇、平和と戦いというような二項対立が好きで、もともと平和を愛するオリオン星人は、自分たちを脅かす存在を排斥するために攻撃的にならざるを得なかったと考えています。 オリオン星人のエネルギーを持つスターシードは分析好きで、周りの現象を理性で説明づけて考えることが得意です。 自分の意見を評価されたがるところがあり、しばしば議論の種となります。 たいへんに物知りですが、自分が納得できない意見や、新しい見方を取り入れるのが苦手です。 UFOとエイリアンは、歴史の浅いアメリカ合衆国にとって、一種の創世神話として機能しているなんて言われますけど、実際、その情熱と情報量のボリュームは、すごいです。 Follow me in social media:•
次の