Sponsored Link 基本情報 先ずは、ナノキャリアの基本情報を見ていきましょう! 会社名 ナノキャリア 業種 バイオテクノロジー 会社概要 がん領域に特化した製薬 発行済株数 66,057,401株 売上 581百万円 経常利益 -1,536 百万円 PBR 1. 98倍 BPS 141. 23 ROE -35. 上場して株式を売って現金を得て、研究費に充てる。 研究結果が実を結ぶまで、利益は出来ないが、製薬となり研究が大成した場合は大きな利益が得られる。 そのため株価はギャンブル性を秘めており、IR次第では大きく株価が上下します。 パイプラインを見るとNC-6004(シスプラチンミセル は ゲムシタビン併用の膵がん用途と キイトルーダ併用の頭頸部がん用途があります。 今回注目されているのでは 膵がん用のNC-6004です。 つまり、このパイプラインについては別の併用薬に変更し研究を進めるか、完全に中止するの2択ということです。 別の併用薬「 キイトルーダ」を利用した頭頸部がん用は研究をすすめるとありますが、パイプラインの順番から見ると、 ゲムシタビン併用の膵がん用途薬が一番上に膵がん用のこの薬が記載されており、ナノキャリアが一番力を入れている、研究が一番すすでいる薬であることがわかりますね。 また膵がん用の新薬を別の併用薬に鞍替えするにしても、また一から出直しとなります。 消費した時間とお金は戻ってきません。 このとん挫がナノキャリアにとっていかにインパクトが大きいのがわかりますね。 株価と見る、時系列 次に暴落に至るまでの株価の推移を時系列で見ていきましょう。 2012年10月 資金繰りに喘いでた中で、総合化学メーカーの信越化学が第三者割当増資による1万2000株取得による筆頭株主化と医薬品開発に協力すると発表。 (現在も筆頭株主) この大きな後ろ盾を得て株価は急上昇。 大きな上昇トレンドになり、2012年初200円台だった2013年5月には株価は 5630円に。 2013年5月 5. 23ショックが発生。 日経平均が大暴落。 (前日比-1143. 28円:下落率-7. 32%) またバイオ銘柄が全体的に加熱気味だったため、ファンドが売りに転じる。 これにより絶好調だったナノキャリアの株価も反転。 現在進行形の大きな下げトレンドへ。 これによる株価はストップ安となり暴落。 株価: 279円 2014年から第3相臨床試験を続けていますが、これが中止になってしまったのが今回の原因です。 正にバイオ銘柄、ギャンブル性の高い銘柄であることがわかりますね。 Sponsored Link 今後の株価と業績 株価チャート 今回 、承認申請が見送れたのはNC-6004(シスプラチンミセル)の膵がん対象についてです。 その他器官のガンについては今後も研究が進める模様です。 またその他パイプラインもあり、会社として八方塞がりというわけではありません。 しかしながら、研究が完成して薬が商品化されなければ赤字垂れ流しの事実は変わらないのです。 それを資金を確保するために更に株券を発行して資金調達をすると思います。 それにより、株が希薄化するのでどんどん株価が落ちているくと思います。 株の希薄が早いか、試験で良い結果が出るのかが早いか?前者だと株価は下がり続け、後者だと株が急上昇です。 なおチャートとしては2013年から強い下げトレンドであり、正に落ちるナイフ状態です。 今回の暴落が更にこの下げトレンドを更に加速させるのでは?と思います。 「 2013以降は下げトレンド」、「 臨床試験失敗」、「 株がどんどん希薄化する」 株価としてはかなり厳しい状態であるのは明白ですね。 ジリ貧状態です。 倒産確率 現金は約30億しかありません…。 今期15億の赤字であるため半分が消し飛びます。 「株価チャート」にも記載しましたが、本当に切羽つまったらバイオ株あるあるで、赤字補填のため株の第三者割当を実行し、資金を稼ぐものと思われます。 または筆頭株主である信越化学からの増資もありえると思います。 そのため直近の倒産はしないと推測しますが、強い下げトレンドであることには変わりはありません。 バイオ株だけで、ポートフォリオ組むのはやめよう• バイオ株はフルレバ、全力買いはやめよう• バイオ株は過度に上がったら一部利確、売り推奨• バイオ株は妄信せず、新薬完成までは常に注意を• 「NC-6004」etcの進捗状況次第で、さらに下がる可能性あり バイオ銘柄の特色として、IRがかなりの頻度で出ます。 そのため、株価が上下し易く、爆上げと暴落を繰り返します。 またどんなにすごい新薬を開発して、継続的に上昇した銘柄であってもヘッジファンドなどが利食い売りに転じれば暴落となります。 そのため、長期保有はせず適度に利確をすることがバイオ銘柄を嗜む人は念頭に置くべきです。 2012年から2013年にかけて発生した暴騰から暴落へのトレンド転換は新薬への不安、業績不振からからなどではありません。 ヘッジファンドの売りです。 熱気を帯びやすい銘柄だからこそヘッジファンドに狙われて、一般投資家が無慈悲に蹂躙されるのです。 赤字垂れ流しのバイオ銘柄は投資ではなく、投機です。 ギャンブル性が強いので人気なのかもしれませんが、長期投資でこつこつ資産を増やすつもりであれば辞めておくのがよいでしょう。
次の本日、株価の動向が注目されるのは、3-5月期 1Q 経常は66%増益で着地したテラスカイ 、核酸医薬品などの創薬ベンチャーであるアキュルナを吸収合併するナノキャリア [東証M]、3-5月期 1Q 税引き前は83%増益で着地したベイカレント など。 最低投資金額は現在の2分の1に低下する。 7%増と高成長が続いた。 8倍増益で着地。 ソニーフィナンシャルホールディングス を除外する。 ソニーによるTOB実施で将来の上場廃止の可能性が極めて高くなったと判断。 3%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。 2倍増益で着地、未定だった今期配当は無配継続。 バルクホールディングス [名証C] クロスポイントソリューションとサイバーセキュリティ教育事業会社を共同設立する。 北の達人コーポレーション 3-5月期 1Q 経常は1%増益で着地。 パシフィックネット [東証2] 今期経常は23%増で16期ぶり最高益、1円増配へ。 八洲電機 発行済み株式数 自社株を除く の0. 69%にあたる15万株 金額で1億4175万円 を上限に、7月16日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。 SIG [東証2] 海外人材対応で業務提携しているアクロホールディングスの株式取得に向けた資本業務提携を締結。 JFEシステムズ [東証2] 企業のデジタルトランスフォーメーション推進を支援する「SIDEROS DX ソリューション」を販売開始。 メック 純銅系粉末を用いた3Dプリンティング技術を開発。 エヌリンクス [東証2] 3-5月期 1Q 経常は黒字浮上で着地。 HIOKI 4-6月期 2Q 経常は33%増益。 三益半導体工業 前期経常は3%増益で着地・3-5月期 4Q 経常は9%増益、今期業績は非開示。 ウッドフレンズ [JQ] 前期経常が上振れ着地・今期は3. 2倍増益、85円増配へ。 鉄人化計画 [東証2] 今期最終を一転赤字に下方修正。 20年8月期第3四半期決算短信で継続企業の前提に関する事項の注記を記載。 串カツ田中ホールディングス 上期経常が赤字転落で着地・3-5月期も赤字転落。 イオンファンタジー 6月既存店売上高は前年同月比42. 0%減。 東京製鐵 非開示だった今期経常は64%減益、未定だった配当は1円増配。 松屋 3-5月期 1Q 最終は赤字転落で着地。 7月15日大引け後の発表分の開示情報、プレスリリースなどを一部抜粋。 [2020年7月16日] 株探ニュース.
次のSponsored Link 基本情報 先ずは、ナノキャリアの基本情報を見ていきましょう! 会社名 ナノキャリア 業種 バイオテクノロジー 会社概要 がん領域に特化した製薬 発行済株数 66,057,401株 売上 581百万円 経常利益 -1,536 百万円 PBR 1. 98倍 BPS 141. 23 ROE -35. 上場して株式を売って現金を得て、研究費に充てる。 研究結果が実を結ぶまで、利益は出来ないが、製薬となり研究が大成した場合は大きな利益が得られる。 そのため株価はギャンブル性を秘めており、IR次第では大きく株価が上下します。 パイプラインを見るとNC-6004(シスプラチンミセル は ゲムシタビン併用の膵がん用途と キイトルーダ併用の頭頸部がん用途があります。 今回注目されているのでは 膵がん用のNC-6004です。 つまり、このパイプラインについては別の併用薬に変更し研究を進めるか、完全に中止するの2択ということです。 別の併用薬「 キイトルーダ」を利用した頭頸部がん用は研究をすすめるとありますが、パイプラインの順番から見ると、 ゲムシタビン併用の膵がん用途薬が一番上に膵がん用のこの薬が記載されており、ナノキャリアが一番力を入れている、研究が一番すすでいる薬であることがわかりますね。 また膵がん用の新薬を別の併用薬に鞍替えするにしても、また一から出直しとなります。 消費した時間とお金は戻ってきません。 このとん挫がナノキャリアにとっていかにインパクトが大きいのがわかりますね。 株価と見る、時系列 次に暴落に至るまでの株価の推移を時系列で見ていきましょう。 2012年10月 資金繰りに喘いでた中で、総合化学メーカーの信越化学が第三者割当増資による1万2000株取得による筆頭株主化と医薬品開発に協力すると発表。 (現在も筆頭株主) この大きな後ろ盾を得て株価は急上昇。 大きな上昇トレンドになり、2012年初200円台だった2013年5月には株価は 5630円に。 2013年5月 5. 23ショックが発生。 日経平均が大暴落。 (前日比-1143. 28円:下落率-7. 32%) またバイオ銘柄が全体的に加熱気味だったため、ファンドが売りに転じる。 これにより絶好調だったナノキャリアの株価も反転。 現在進行形の大きな下げトレンドへ。 これによる株価はストップ安となり暴落。 株価: 279円 2014年から第3相臨床試験を続けていますが、これが中止になってしまったのが今回の原因です。 正にバイオ銘柄、ギャンブル性の高い銘柄であることがわかりますね。 Sponsored Link 今後の株価と業績 株価チャート 今回 、承認申請が見送れたのはNC-6004(シスプラチンミセル)の膵がん対象についてです。 その他器官のガンについては今後も研究が進める模様です。 またその他パイプラインもあり、会社として八方塞がりというわけではありません。 しかしながら、研究が完成して薬が商品化されなければ赤字垂れ流しの事実は変わらないのです。 それを資金を確保するために更に株券を発行して資金調達をすると思います。 それにより、株が希薄化するのでどんどん株価が落ちているくと思います。 株の希薄が早いか、試験で良い結果が出るのかが早いか?前者だと株価は下がり続け、後者だと株が急上昇です。 なおチャートとしては2013年から強い下げトレンドであり、正に落ちるナイフ状態です。 今回の暴落が更にこの下げトレンドを更に加速させるのでは?と思います。 「 2013以降は下げトレンド」、「 臨床試験失敗」、「 株がどんどん希薄化する」 株価としてはかなり厳しい状態であるのは明白ですね。 ジリ貧状態です。 倒産確率 現金は約30億しかありません…。 今期15億の赤字であるため半分が消し飛びます。 「株価チャート」にも記載しましたが、本当に切羽つまったらバイオ株あるあるで、赤字補填のため株の第三者割当を実行し、資金を稼ぐものと思われます。 または筆頭株主である信越化学からの増資もありえると思います。 そのため直近の倒産はしないと推測しますが、強い下げトレンドであることには変わりはありません。 バイオ株だけで、ポートフォリオ組むのはやめよう• バイオ株はフルレバ、全力買いはやめよう• バイオ株は過度に上がったら一部利確、売り推奨• バイオ株は妄信せず、新薬完成までは常に注意を• 「NC-6004」etcの進捗状況次第で、さらに下がる可能性あり バイオ銘柄の特色として、IRがかなりの頻度で出ます。 そのため、株価が上下し易く、爆上げと暴落を繰り返します。 またどんなにすごい新薬を開発して、継続的に上昇した銘柄であってもヘッジファンドなどが利食い売りに転じれば暴落となります。 そのため、長期保有はせず適度に利確をすることがバイオ銘柄を嗜む人は念頭に置くべきです。 2012年から2013年にかけて発生した暴騰から暴落へのトレンド転換は新薬への不安、業績不振からからなどではありません。 ヘッジファンドの売りです。 熱気を帯びやすい銘柄だからこそヘッジファンドに狙われて、一般投資家が無慈悲に蹂躙されるのです。 赤字垂れ流しのバイオ銘柄は投資ではなく、投機です。 ギャンブル性が強いので人気なのかもしれませんが、長期投資でこつこつ資産を増やすつもりであれば辞めておくのがよいでしょう。
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