トヨタ自動車から発売されている ハイブリッドカーの プリウス50系に 裏メニューが存在し、 隠しコマンドで裏メニューの操作が可能となる情報を入手しました。 隠しコマンドを入力し、メンテナンスモードで 強制エンジンモードへ変更することが可能となり、 停車時でもエンジン稼働状態へ強制的にできるのです。 強制エンジンモード選択時でも 補助バッテリーへの充電は可能となっています。 他には、 エンジン調整、 排ガス測定、 スピードメーター試験などが行えるようになります。 メンテナンスモード以外に、 サーティフィケーションモードも可能となります。 サーティフィケーションモードでは、エンジン非稼働の状態で、スピードメーター試験、 ダイナモメーター試験が可能となります。 メンテナンスモード選択時、サーティフィケーションモード選択時の両モードで、 TRC装置が自動的に オフの状態となります。 TRC装置は、タイヤの空転を抑制するための装置のことです。 スポンサードリンク メンテナンスモードの隠しコマンド 1. オレンジ色で、「!」マークが 点灯する。 ブレーキペダルを踏み込む。 パーキングモードの状態で、 アクセルペダルを 2回踏み込む。 パーキングモードから ニュートラルモードへ シフトチェンジする。 ニュートラルモードの状態で、アクセルペダルを 2回踏み込む。 ニュートラルモードから パーキングモードへ シフトチェンジする。 アクセルペダルを 2回踏み込む。 インジケーターランプが オレンジ色に点滅。 ブレーキペダルを踏み込んだ状態で、 POWERボタンを押す。 スポンサードリンク サーティフィケーションモードの隠しコマンド 1. オレンジ色で、「!」マークが 点灯する。 ブレーキペダルを踏み込む。 パーキングモードの状態で、 アクセルペダルを 3回踏み込む。 パーキングモードから ニュートラルモードへ シフトチェンジする。 ニュートラルモードの状態で、アクセルペダルを 3回踏み込む。 ニュートラルモードから パーキングモードへ シフトチェンジする。 アクセルペダルを 3回踏み込む。 インジケーターランプが オレンジ色に点滅。 ブレーキペダルを踏み込んだ状態で、 POWERボタンを押す。 スポンサードリンク まとめ 今回ご紹介した50系プリウスのメンテナンスモードおよび、サーティフィケーションモードは、販売店や整備工場などで使用される機能となっております。 プリウスユーザーが、このモードを使用することはありませんね。 ハイブリッド車を、強制エンジンモードにする必要は皆無ですね。 一般の方が、このモードを使用する際は自己責任で行って頂くようお願い致します。 当記事は、メンテナンスモードを紹介させて頂いただけで、このモードの操作を助長するものではございません。 当サイトにお越し頂いた方で情報をお持ちの方は、コメントして頂けると嬉しいです。 また色々な意見交換の場として有効活用して頂いても構いません。
次のプリウス純正カーナビ隠しコマンド プリウス純正カーナビの隠しコマンドを入力すると、車両の調子が悪ければ故障診断、受信感度がイマイチならテレビ設定での確認などが可能。 ETC連動タイプの場合は、車両のサイズから通行料区分の設定も変更できたりします。 これでカーナビ画面にダイアグモードのトップ画面が表示されるのです。 ダイアグモードでは「故障診断」「機能検査・調整」などのメニューが並び、簡易セルフチェックが行えます。 ただし、セキュリティ解除コードが不明なため、SDカードコピーや走行中のテレビ視聴制限などの設定は変更できませんでした。 なお、プリウス本体にも隠しコマンドが存在。 エンジン始動前に隠しコマンドを入力すると、2種類のメカニック用の特殊なモードに突入します。 プリウスにはメンテナンスモード プリウスは停車時にはエンジンは停止状態。 それがメンテナンスモードでは強制的にエンジン駆動となり、エンジン調整・排ガス測定・スピードメーターテストなどが行えるのです。 またサーティフィケーションモードでは、エンジン駆動は無しのままスピードメーターやダイナモメーターのテストができます。 左足でブレーキを踏み、Pモードでアクセルペダルを2回踏み込みます。 続いて、Nモードにしてアクセルペダルを2回踏み込み。 Pモードにしてアクセルペダルを2回踏み込みます。 インジケーターランプがオレンジ色に点滅したら、ブレーキを踏んだ状態でPOWERボタンを押すのです。 なお、ペダルを踏む回数が各2回で「MAINTENANCEMODE」、3回で「CERTIFICATION MODE」となります。
次のプリウスのEVモードとは? プリウスには走行中にパワーや運転フィールを変更できるモードがいくつかついていますが、その中でモーターのみで走行するモードを「EVモード」といいます。 プリウスはハイブリッドカーですので、通常走行時にはエンジンとモーターの両方を使って燃費が最適になるように制御していますが、 EVモードになるとエンジンが停止しモーターだけで走行できます。 EVモードにはメリットもありますがデメリットもあります。 詳しく解説していきます。 EVモードのメリットは静粛性と燃費向上 まずはメリットから紹介しましょう。 静粛性の向上で静かに運転できる EVモード使用時にはエンジンは稼働しませんので、とても静かな走行が可能となります。 プリウスに乗ってまず初めに気づくのは、エンジンスタートや走り出しの時にほとんど音がせずとても静かなことです。 これは通常モードでも走り出しの時にはモーターだけで走行しているので、聞こえる音といえば車のタイヤが動き出す音や、車外の音だけです。 一度このモーターの走行感を知ってしまうと、エンジンというものがいかに騒々しいものかがわかるでしょう。 (プリウスの静粛性の詳細は、以下の記事でご参照ください。 ) EVモードであればこの静かな状態をある一定条件に達するまでキープできるので、普段味わえない静粛感がメリットなのです。 またあまり騒音を立てたくない住宅地を運転する時や、夜間、または外の音を聞きながらドライブしたいときなどにも有効でしょう。 上り坂では無駄な充電分を効率よく消費 山道や峠道の上り坂はパワーが必要となるので、通常エンジンのみでの走行となっており、その間ハイブリッド駆動用バッテリーは充電され続けています。 そのため上り坂では ハイブリッド駆動用バッテリーが満充電になることも少なくなく、満充電になった後はエンジンが高回転で回っているだけです。 そうすると燃費が悪くなる一方なのですが、ここでEVモードを使用することで無駄な充電をする前にハイブリッド駆動用バッテリーを消費する活用方法があります。 上り坂でのハイブリッド駆動用バッテリーの充電具合はインジケーターに表示されていますので、満充電になったタイミングでEVモードにすることで、ある程度までハイブリッド駆動用バッテリーを消費しましょう。 ハイブリッド駆動用バッテリーが減ってきたタイミングでエンジンはかかりますが、結局高回転になるのでハイブリッド駆動用バッテリーはまたすぐ充電されます。 こうすれば 無駄な充電分を捨てることなく有効活用できるわけです。 下り坂でもガソリン消費を抑えられる また下り坂でもEVモードは有効活用できます。 下り坂では車はエンジンやモーターを動かさなくても自然に下っていきますが、その際ハイブリッドカーはモーターを逆回転させることで、下り走行のエネルギーで充電しています。 (回生ブレーキ) そのため下り坂でEVモードに入れると、エンジンは停止していても自動的に充電されるようになるので、 結果的にガソリン消費を抑えて燃費に良い影響が生まれます。 これを積極的に使っていけば、燃費の悪くなりがちな山道や峠道でもハイブリッドカーならではの燃費対策ができるのです。 EVモードのデメリットは燃費の悪さ EVモードのデメリットってあまり無いようにも感じますが、 使い方によっては燃費が悪くなることがあります。 ハイブリッドカーにはモーターを駆動するためのハイブリッド駆動用バッテリーが搭載されていますが、このハイブリッド駆動用バッテリーを充電するのはエンジン駆動の発電機です。 普通のモードで走っている場合には、エンジンでのハイブリッド駆動用バッテリーの充電とモーターの駆動による放電を繰り返しており、そのタイミングは燃費が最もよくなるように車のコンピューターが計算して制御しています。 EVモードを使うとハイブリッド駆動用バッテリーに蓄えた電気を一方的に使うので、ギリギリまでEVモードを使うとその後の充電の際にはエンジンを余計に回す必要が出てきます。 エンジンの回転数が多ければ燃費が悪くなるのは道理ですので、EVモードを使った後だとハイブリッド走行時よりも多少燃費が悪くなることもあるのです。 しかし 山道や峠道を走っている時には逆の場合があり、EVモードを積極的に使ったほうが燃費が良くなることもあるので、結局は使い方次第と言えるでしょう。 なおプリウスのもともとの燃費については以下の記事で解説しています。 こちらもあわせて参考にしてみてください。 プリウスのEVモードの使い方 プリウスのEVモードを使うには操作が必要で、EVモードスイッチをONにすることで使用できます。 EVモードスイッチはカーナビなどが付いているインストゥルメントパネルに付いており、一度押すとEVモードON、もう一度押せばOFFになります。 EVモードになると、マルチインフォメーションディスプレイに表示が出るので一目瞭然です。 ただし次のような状態の時にはEVモードは使用できず、ブザーが鳴ってディスプレイにメッセージが表示されます。 車速が高いとき• アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など• ハイブリッドシステムが高温のとき• 炎天下に駐車したあとや登降坂、高速走行後など• ハイブリッドシステムが低温のとき。 ガソリンエンジンが暖機運転中のとき• 駆動用電池の充電量が低いとき• フロントウインドウガラスの曇り取りを使用しているとき 要約するとモーターだけでは走行できない場合や、ハイブリッドシステムが作動できない場合にはEVモードが使えません。 しかしいちいちこの条件を覚えておくのも面倒ですので、実際にEVモードのスイッチをONにして使えない場合には、少々時間をおいてから再トライするとよいでしょう。 MEMO これからプリウスを買おうと思っている方は、購入時の値引きの交渉のやり方も覚えておくといいですよ。 このやり方を知らないと最大60万円以上も損しますよ。 詳しく知りたい方は、下記の『』のページをご覧ください。 EVモードの機能の詳細 では次はEVモードを使ったときの走行できる距離や速度、または解除条件など。 EVモードにまつわる機能をご説明していきましょう。 EVモードで走れる走行距離 EVモードが使用できるのはハイブリッド駆動用バッテリーの充電量が減った時までですが、 一般的にEVモードで走れる距離は数百メートル~1km程度となっています。 以下のような要因によって走行できる距離は変わってきますが、 長くても1kmなのであまり長い距離は走れません。 アクセルの踏み具合• 加速度の度合い• 道路状況 本当に静かに走行したい場合に使う程度の使い方となるでしょう。 しかし前述したように下り坂で回生ブレーキで充電できる状況であれば、状況によっては1㎞以上でも走行は可能です。 EVモードの最高速度 EVモードには制限速度があり、この速度を超えると自動的にEVモードが解除されます。 最高速度については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。 あわせてご参照ください。 EVモードの解除条件 EVモードが自動で解除される条件は制限速度以外にもあり、前述したものを合わせて次の3つがあります。 駆動用電池の充電量が低下したとき• 車速が高いとき• アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など 3つ目のアクセルペダルを大きく踏み込んだ時というのは急加速した時や、上り坂でパワーが足りず踏み込んだ時などです。 高速道路での車線合流時などにのEVモードが解除される可能性が高いでしょう。 EVモードをできるだけ長く使うためには、加速せず一定速度で走行し、バッテリー消費をできるだけ抑える走り方が必要となります。 なおプリウスでの加速については以下の記事でも触れているので、興味のある方はこちらもご参照ください。 EVモードの燃費 EVモードはエンジンを動かさずに走行できるので燃費が良くなると考えがちですが、ハイブリッドカーの場合、充電は結局エンジンとガソリンを使うので、EVモードを使っても燃費が良くなるわけではありません。 ハイブリッドカーの燃費が良い状態はエンジンとモーターを両方使って効率的に走った場合ですので、EVモードだけでは前述したように燃費が悪くなる可能性もあります。 充電状況や燃費がどのぐらいになっているかは、プリウスのディスプレイに表示されますので、これを見ながら運転を調整すればEVモードを使ったエコ運転が実現できるでしょう。 これからプリウスを買おうと思っている方は、以下の記事もぜひご覧ください。 購入の参考になりますよ。
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