この記事の目次• 副作用はないけれど… 基本的にCPAP治療法は、副作用が無いのが特徴です。 関連記事: 睡眠時無呼吸症候群のCPAPの治療は自宅でも可能? またCPAPの治療法は、自宅・在宅でも治療は可能です。 ですが、自宅でのCPAP療法で健康保険が適用されるのは、無呼吸・低呼吸の値が1時間に20回以上の患者に対してのみで、また冒頭でも触れている通り1か月に一回の通院も必要になります。 CPAP治療法で1年間治療する場合の金額 仮にCPAPで1年間通院治療する場合には、金額は以下のようにかかります。 3割負担で目安の金額を出しています。 ちなみにAmazonなどで個人輸入だと思いますが、CPAP装置が購入ができますが¥80,000ほどで売られています。 睡眠時無呼吸症候群で自分でできる治療法はダイエット? またこういったCPAPで行う治療法と併行して、専門医に勧められるSASの治療法がダイエットです。 欧米でのSAS発症原因は肥満がダントツ!? 特にアメリカでのSAS発症者の約9割が肥満が原因でSASになります。 ちなみに肥満が原因によるSAS患者が体重を1割落とすと、無呼吸や低呼吸の頻度が30%ほど低下するというデータもあり、ダイエットは非常に有効なSASの治療法です。 まとめ• 睡眠時無呼吸症候群の治療には睡眠中に空気を送り込み気道を広げるCPAPが一般的• CPAPはSASの検査を受け、基準を満たしたらレンタルして自宅で治療可能• 睡眠時無呼吸症候群の自分で改善する方法の一つにダイエットがある ちなみに原発性中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)の治療にもこのCPAPは有効です。 ですが、CSAは呼吸中枢の異常でなる睡眠時無呼吸症候群のため、気道が閉塞して無呼吸や低呼吸になっているわけではありません(しかもイビキはほんとんどない)。 ですので、マウスピースや体重を落とすという治療方法はCSAには効果はありません。
次のCPAP スクリーニング検査でAHI40以上、または確定診断でAHI20以上で保険診療での 治療が適用となります。 CPAPとは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法です。 Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとって CPAP(シーパップ)と呼ばれ、いまや のもっとも重要な治療法となっています。 健康な人であれば、息を吸うと横隔膜が収縮して胸腔がひろがり、胸腔の中が陰圧になります。 この陰圧によって空気が鼻の穴からのどを通り、気管から肺に流れこみます。 しかし 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんはこの陰圧によって、のどのやわらかい組織が内側にひきこまれ、気道が狭くなってしまうのです。 狭くなった気道を空気が通ると、まわりの組織が振動します。 これがいびきです。 完全に狭くなってしまうと、となってしまいます。 CPAPを使うとその風圧により、のどの中にスペースが確保され、やわらかい組織を強制的に押し開きます。 すると患者さんは鼻でスムースに呼吸をすることが出来るようになるのです。 CPAP(持続式陽圧呼吸療法)を使うと、ほとんどの患者さんが使ったその日からいびきをかかなくなり、朝もすっきり、昼間の眠気も軽くなり、消えることもあります。 重症の睡眠時無呼吸の患者さんでは、CPAPを使わなかった患者さんより長生きをすることも分かっています。 Marin Lancet2005 2. He J,et al:Chest,94:9-14,1988 CPAP療法が合わないと思っていませんか CPAP療法は根治療法ではありません。 CPAP療法は、毎日使用することによって効果を維持することができます。 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は CPAP使用中のみ改善されていますが、使用しないときは元の 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の状態です。 マスクの装着について マスクを正しく装着することは、 CPAP療法を継続する上でとても大切です。 マスク表面が顔に均等にあたるようにし、呼吸をしてみて漏れない程度に軽く顔にフィットするくらいがいいのです。 実際に寝る体制になってからもう一度、位置を調整するのがコツです。 CPAPの処方圧について 処方されている圧力はあなたの症状にあった適切な圧力です。 しかし、症状や体重の変化によって CPAPの圧を変更しなくてはならない場合もあります。 もし、設定された圧で不快感など CPAP療法がつらくなった時は早めに医師に相談してください。
次の前回の初めてCPAPしたときの記事はこちらです。 やめたい理由 1週間試してみたときは寝づらくてしんどかったのですが、1か月使ってみることにしました。 ですが10日ほど続けて使ってみたのですが状況は変わらず、 つけて寝ると疲れが取れません。。 逆にマスクが苦しくてしんどいです。 続けているうちに慣れてきてましになってくるのかなと思っていましたが、僕の場合は状況が変わらず、 しんどいのでやめてしまいました。 原因は僕の鼻づまりにあると思います。 前回も書きましたが、僕の場合、だいたい夜9時以降になると鼻が乾燥して呼吸がしにくくなります。 耳鼻科の先生曰く、鼻の粘膜が腫れやすいのだとか。 鼻スプレーを処方してもらったので、スプレーをすると少しましになりますが、寝ているうちにまたつまってくるので夜中に呼吸がしにくくなっているのだと思います。 鼻で呼吸が苦しくて、口呼吸になることでいびきが大きくなっているのだと思います。 CPAPで鼻のとおりはましになっていびきもなくなるのですが、それでも苦しいです。 (CPAPで強制的に鼻呼吸になっているけど鼻はつまっているので苦しい、、) 奥さんもCPAPをつけて寝ている僕を見て、夜中苦しそうと言っていました。 先生曰く、 鼻づまりがあるとCPAPは少ししんどいとおっしゃっていました。 ただ僕が借りている機械は加湿付の機器なので、乾燥がひどい人は加湿して使うとましになるようです。 (CPAPの機械すべてで加湿機能がついているわけではないようです。 ) お試しの期間を合わせると2・3週間は使いましたが、ずっとやめたいと思っていました。。 でもこれをやめてしまうと、睡眠時無呼吸症候群を改善することができないんだなあと思うとかなり悩みました。 お金の面もありますし。 、 やめた理由の1番は やめた理由の1番は、 CPAPをつけてもぐっすり眠れないということでした、今まで朝まで起きることがなかったのに、必ず途中で目が覚める。 ネットで色々の口コミを見てみると、「すごく眠れるようになった!」「無呼吸がなくなるとこんなに爽快なのか!」とか「昼間全然眠くならない!」とかを目にしていたのですが、僕の場合はどれも当てはまりませんでした。 もともと、普通に眠れていましたし、昼間眠くなることもなかったのです。 なので、変わりがなかったのだと思います。 逆に寝苦しくなったり、目が覚めるようになってしまいました。 先生曰く、個人差があるとのことですが、僕のような人は少数派のような気がします。 あとは、お金の面です。 これはCPAPの一般的なデメリットとも重なるのですが、 月々の4000,5000円程度の費用が毎月かかることと、 遠い病院で毎月1回通院しないといけないこと。 これも辞めたい理由として大きかったです。 これはCPAPを利用しているひとのほとんどが思っていると思います。 (でも病気なのでしようがないですね。。 ) 僕もぐっすり眠れれば続けていたと思います。 やはりいびきがなくなるのは、奥さんにとっても重要なことなので。 枕変えてみた! この時点でCPAPを続けていくことはやめたのですが、ほかの方法でなんとかしないと無呼吸症候群は改善できないので、まず枕を変えてみました。 僕の場合、枕が高いと起きた時、首肩のこりがひどいです。 なので薄い枕を使っていました。 この枕を 枕外来で有名な山田朱織枕研究所で紹介されている手作り玄関マット枕に変えてみました。 3000円程度でできました。 高い枕を買って合わなかったら嫌なので、ダメ元でこれを試してみたのですが、 結果かなりこれでいびきがましになりました! でチェックしてみましたが、いびきの大きさもましになっていました。 (奥さん的には、いびきかいてるよ、と言っていました。。 でも音量は多少小さくなったとのことです) 口テープやってみた! あと、いびき外来の先生にもすすめられた口テープもやってみました。 とりあえずAmazonで一番売れているやつにしました 結果これも少し効果がありました。 いびきが少しましになっています。 僕の場合、これは完全に口が閉じて口呼吸しなくなるとまではいかないですが、 大きく口を開けてねることを防げるので、いびきの大きさもましになっているのだと思います。 先生曰く、100均のマスキングテープで十分とおっしゃっていましたが、マスキングテープだと粘着力が弱いような気がします。 専用のもののほうが取れにくいのでいいと思います。 専用のものはいくつか試しましたが、取れやすいものと取れにくいものがあります。 大きいタイプがおすすめです。 (またこちらも別記事でまとめたいと思います。 ) 枕と口テープでは枕の効果が大きかったです。 両方やるのがいいので、今のところこの2つをやっていこうと思います。 追記: その後いびきグッズを色々試してみました。 2018-06-17 1か月後、診察 1か月後の診察では、やめる場合はCPAPの機器を持っていくことになっていましたので、持っていきました。 (継続する場合は、メモリスティックのみを持っていく) 診察時に先生に鼻つまりがしんどくて、続けられなかったこと、やめたいことを伝えました。 先生は了承していただけ、ではこれからどうしようという話になりました。 とりあえず、 枕と口テープで多少の効果があったのでそれで当面様子を見ていくことと、あとナステントについて聞いてみました。 ナステントはで少し触れましたが、鼻に管を入れていびきを軽減する治療法です。 こちらに関しては、先生曰く、「微妙」とのことでした。 この病院でもナステントの取り扱いはしているのですが、良いという評判もリピートする患者さんも少ないとのことでした。 (2回目以降は通販でも買えるので、患者さんの状況が分からないところもあるとのこと。 リピートしているかも) やりたいのであれば、指示書(5000円程度)は書いてもらえるとのことですが、1つあたりのコストが500円程度と高いことと、医療的に危険性はまだあるとのニュアンスでした。 とりあえず試しにやってみたいなという感じだったのですが、先生の反応はそんなにだったのでナステントも辞めました。 そんなことで当面はCPAPなしで様子をみようと思います。 先生はいつでもCPAPするなら再開できるので、言ってくださいとのことなのでその選択肢もまた考えようと思います。
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