低気圧になると頭が痛くなる…という人は結構多いようです。 頭痛に限らず、古傷が痛んだり、関節が痛む、むくむ、めまいがするなど、気象の変化が原因で起きる不調は「気象病」や「天気痛」と呼ばれています。 気圧の変動によって起きる頭痛や不調、原因がわかっているだけに、なんとか事前に知って対策する手立てはないものか?と思うのですが…なんと、なんとこんなアプリがあるんです! 『頭痛ーる』気圧予報で体調管理 — 気象病・天気痛対策アプリ このアプリは、「気象予報士が開発した」という天気痛対応のアプリで、月間50万人ほどの人がすでに利用しているそうです。 具体的にどんなことができるのかというと… <頭痛ーるでできること> — 頭痛予測:気圧グラフとプッシュ通知で頭痛を予測 — 全国マップ:全国主要都市の気圧予報と天気予報をチェック — GPS機能:登録地点が自動的に自分のいる場所に切り替わり気圧予報を確認 — 痛み&くすり記録:痛みの発生とくすりの服用と薬名をかんたんに記録 — 痛みノート:記録一覧表示で傾向をチェック — 10回記録チェック:痛みの記録を10回することであなたの痛みと気圧変化の関係性を把握 <さらにプレミアムサービス 加入は任意 でできること> ーみんなの痛みナウ:自分以外に体調を崩している人がどの程度いるかを確認 ー痛みカレンダー:カレンダー表示で記録を付けた日を一目で確認 ー痛み月別レポート:痛み回数、服用回数、記録時間等の月別集計で傾向把握 ー地方マップ:都道府県毎の気圧予報と天気予報をチェック ーマイ通知:登録地点で今日か明日に気圧低下が予想される場合にPush通知 ー記録期間:記録期間が無制限、過去の記録も遡って確認 梅雨時や台風の多い時期になると、決まって体調が悪くなるという人には、事前に低気圧の予報を知ることで、体調が悪くなりそうな日を避けて予定を立てたりできるので、うまく使えれば便利なのではないでしょうか。 そもそもどうして低気圧になると頭が痛くなるのでしょう? 頭痛の大きな原因のひとつに「血管の拡張」があります。 低気圧の時は通気中の酸素濃度が低くなるため、身体が酸素をたくさん取り込もうとして血管が拡がるため、それが頭痛を引き起こす原因になっているという説が一般的言われています。 「脈の促進」も原因のひとつにあげられており、こちらは激しい運動や強い日差し、飲酒などによって引き起こされると言われます。 ということは、低気圧予報で頭痛になりやすい日時がわかったら、その時はなるべく運動や飲酒を控えるなど、さらなる悪化の原因を避けられるということです。 寝込むほどではないけれど、鎮痛剤が手放せない…でも、あまり薬に頼りたくない…。 かといって、がまんしすぎると痛みがひどくなって薬も効きにくくなってしまいます。 そんな時も、今服用しておいた方がいいのか、それほどひどくはならないだろうから様子をみてからでいいのかなど、気圧の予報がわかれば薬のコントロールもしやすいでしょう。 やはり薬は副作用も気になるので、適正な服用のタイミングを知るというのは大事なことかもしれません。 天気痛に悩まされている方はこの『頭痛ーる』をぜひ試してみてはいかがですか。 天気予報と同様に全国の天気頭痛予報がわかりますので、出張の多い方にも役立ちそうです。 アプリのダウンロードもできる、頭痛ーる公式サイトはこちらです。 【関連記事】•
次の「低気圧がくると頭がズキズキ痛む」 「片頭痛がひどくて、吐き気がする」 「頭が痛くて、仕事や家事が全然手に付かない・・・」 このような片頭痛の症状に困っていませんか? 突然、ズキズキと痛くなる片頭痛ですが、一般的に睡眠不足や疲れ、肩こりがあるる人に片頭痛が起きやすくなるといわれています。 特に片頭痛は女性に多く、男性の3. 6倍ほどという調査結果もあります。 年代別では男性は20〜30歳代、女性は30〜40歳代と働き盛りの世代に多いことも特徴です。 そして、低気圧や台風などの天候による気圧や気温の変化のある時にも片頭痛は起こりやすくなります。 そもそも片頭痛とはなに? 普通の頭痛とは違って血管が脈打つように痛む頭痛で、一般に「頭痛持ちの頭痛」と呼ばれます。 片頭痛には、次の特徴があります。 脈拍に一致したズキンズキンという痛み• 頭の片方(こめかみから目の辺り)が痛くなる• 数日から数週間の間隔で頭痛が起きる• 1回の頭痛が2〜3時間(長いときは1日中)続く 片頭痛はひどくなると吐き気や嘔吐を伴うこともあります。 また、片頭痛が起きる数十分から数時間前に、目のチカチカ,首すじの張り,生あくびなどの頭痛の前兆がある人もいます。 「片頭痛」や「緊張性頭痛」など一般的に慢性頭痛と呼ばれる頭痛は、他の病気が原因で起こるわけではありません。 しかし、「脳腫瘍」や「脳出血」などが原因で起きる頭痛もあります。 このような頭痛は命に関わることもありますので、いつもと違う頭痛を感じた時はすぐに病院を受診してください。 次に、なぜ低気圧が来ると片頭痛が起きるのか、その原因を考えていきたいと思います。 なぜ低気圧で片頭痛が起きるのか? 低気圧や台風の接近など、天候の変化によって片頭痛が起きることは昔からよく知られています。 しかし、なぜ低気圧によって頭痛が起きるのかという原因は特定されていないのが現状ですが、次のような原因説が知られています。 気圧の変化が原因!? ひとつの説としては、低気圧による「気圧の変化」が頭痛の原因になるという考え方があります。 低気圧による大気圧の低下で、血管が膨張して頭の神経を圧迫することで頭痛が起きるという考え方です。 刺激を受けた脳の神経は血管を広げる物質を放出するので、血管の周りには炎症が起こってきます。 そうなると、さらに血管が広がり、ますます周りの神経が刺激されます。 この刺激が大脳に伝わって起こる痛みが頭痛というわけです。 自律神経が原因!? 低気圧で気圧が下がると、自律神経のバランスが乱れて頭痛になるとする説もあります。 頭痛以外にも低気圧になると、だるくなったり、眠けや意欲がでなかったりというのは、耳の奥にある内耳という器官が気圧の低下をキャッチして「副交感神経」という休息モードの自律神経を優位にするためです。 自律神経のバランスが崩れて、副交感神経が過剰に優位になると、血管が大きく拡張して片頭痛が起こることがあります。 普段、ストレス過多で交感神経を過剰に働かせている人が、休日にリラックスしたことで強く副交感神経が働いて片頭痛が起きるのも同じ理由と考えられます。 次に片頭痛の治し方のポイントについてみていきましょう。 片頭痛の治し方、4つのポイント 片頭痛を治すのに有効で簡単にできる方法を次に挙げておきます。
次のロキソニンSプレミアム イブクイック頭痛薬DX セデス・ファースト この3種類を選んだ理由としては共通して入っている「ある成分」です。 それは 無水カフェインとマグネシウム です。 なぜ無水カフェインとマグネシウムが入っている薬がいいのか理由を紹介していきます。 低気圧頭痛に無水カフェインを勧める理由 まず無水カフェインについてですが、そもそも低気圧頭痛というのは気圧が下がっている事により脳の血管が拡張しているために痛みを引き起こしている状態です。 少し分かりにくいので 登山した時のポテトチップスをイメージしてください。 山に登る時にポテトチップスを持っていくとパンパンに膨らんでしまいますよね。 あれは気圧が下がったことにより、ポテトチップスの袋がパンパンに膨れ上がった状態ですが、実は似たような事が人の脳の血管でも起きています。 恐ろしいですよね。 つまり気圧が下がったことで脳の血管がパンパンになり血流がドバっと流れる状態。 急に流れた血流によって周りの神経に影響を与えて痛みを引き起こしているんです。 そしてそんな時に無水カフェインはその 拡張した血管をギュッと収縮させる働きがありますし、またそもそもカフェイン自体に鎮痛補助効果がありますのでより鎮痛効果を期待したいと気におすすめです。 ただしカフェインの取り過ぎは逆効果にもなりますので注意してください。 低気圧頭痛にマグネシウムを勧める理由 実は 片頭痛の人の約3割はマグネシウム不足なんです。 というのもマグネシウムは神経の働きを安定させる効果があり、それが不足することで頭痛に影響を及ぼしているのです。 本来痛み止めのマグネシウムというのは、 胃への副作用を抑えるために用いられるのですが、それが結果的にマグネシウムを補給する事にもつながります。 またマグネシウムは片頭痛の予防にも使用されることからマグネシウムを配合している痛み止めは低気圧頭痛において効率がいいんです。 ですからあらかじめマグネシウムを配合している頭痛薬は一石二鳥になります。 ただ本来ならばある程度マグネシウムでの予防に関しては数週間~数カ月の期間を要するので、もし継続して頭痛がある時はマグネシウム単独での予防での服用をおすすめします。 3つの低気圧頭痛に効く市販薬の強さと値段 ではこの3つの頭痛薬の中からどの頭痛薬を選べばいいか考えていきましょう。 ロキソニンSプレミアムはその名の通り「ロキソプロフェン」を主成分とした痛み止め。 イブクイック頭痛薬DXもその名の通り「イブプロフェン」を配合した痛み止め。 そしてセデス・ファーストは「エテンザミド」「アセトアミノフェン」を配合した痛み止めとなっています。 まず強さの比較ですが、セデス・ファーストに似た作りの成分ではイブプロフェンよりも頭痛への効果が高かったと言う報告もありますが、全く同成分ではないので序列を付けるのは難しく、またイブプロフェンとロキソニンの序列を示すデータもないため、一概に序列は付けれません。 値段は1錠当たり(最小包装で算出) これにより値段も安く眠気が出ない低気圧頭痛に効く市販薬の完成となります。 もちろんイブ錠の代わりにロキソニンSを使用しても構いません。 頭痛薬を飲む時に注意すべきこと 頭痛薬を長期連用しない 今回紹介した頭痛薬は痛みを軽くしてくれるものになりますが、長期間飲み続ける事はあまりおすすめしません。 その理由は 薬物乱用性頭痛という頭痛を引き起こしてしまうからです。 これは頭痛薬を飲むことで脳が痛みに敏感になってしまい、さらに頭痛を引き起こしてしまう悪循環に陥る可能性があるんです。 この症状は月に10日以上飲む場合が3か月以上続く場合に起きやすいものになります。 ただ頭痛薬が手放せない人や梅雨の時期は仕方がないという人も多いかと思います。 そんな時はサプリメントを使ってみるのもアリです。 ただし実際にサプリメントで頭痛が改善したという口コミは山ほどありますが、それが医学的に証明されているというデータはありません。 それに頭痛薬の代わりになるのかと言えばおそらく厳しいと思います。 ただサプリメントが頭痛薬を飲む回数を減らしてくれる可能性は多々あります。 実際に効果があるとされたものには今回紹介した「マグネシウム」であったり「ビタミンB2」や「 フィーバーフュー」などがあげられます。 そしてこれらはひどい頭痛を和らげてくれる役割もありますので、詳しくはこちらも参考にしてみてください。 頭痛には食生活にも気を付ける 頭痛が酷い時は食生活も気にする様にしましょう。 例えば赤ワインやチョコレートなどはポリフェノールが配合されており、頭痛を悪化させる事にも繋がりますので注意が必要です。 またこれとは逆に納豆や豆腐などは頭痛時におすすめの食べ物となります。 詳しくはこちらも参考にしてみてください。 風邪薬と一緒に飲まない 雨の日で風邪の時は頭痛が一段とひどい場合もあると思います。 しかし基本的に風邪薬と頭痛薬は一緒に飲むことはできません。 ただ薬の選び方によってはどちらも服用可能となりますので、もし風邪をひいてしまって頭痛もひどいと言う人で、どちらも薬も飲みたいという人はこちらを参考にしてみてください。 また、痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合は、他の病気の可能性も考えられますのでその際は病院を受診するようにしましょう。
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