このページの目次• うつぶせ練習はいつから? うつぶせの練習を始める時期はいつ頃が良いのでしょうか。 赤ちゃんの成長は人それぞれなので明確な決まりはありませんが、次の点を参考にして無理なく始めてみましょう。 時期に決まりはない• 首がすわるのは生後3~4ヶ月 1. 時期に決まりはない うつぶせの体勢にすること自体は、 そのまま放置したり寝かせてしまったりするのでなければ、 いつからでないといけないという決まりはありません。 筆者の息子も生まれて数日で便秘解消のためにうつぶせにするよう産院で勧められましたし、うつぶせの練習を始める産院もあります。 ただ、 身体が未発達であればあるほど、不安定な姿勢をとることのリスクも大きくなります。 焦る必要はありません。 赤ちゃんの様子を見ながら、まずは 1日1回10秒程度から始めていきましょう。 赤ちゃんの成長に合わせて 2~3分、 5~10分と少しずつうつぶせの時間を延ばしていきます。 2.首がすわるのは生後3~4ヶ月 赤ちゃんの個人差はあるものの、 生後3か月を過ぎた頃から首がすわり始めます。 体勢を変えることに不安がある場合は、 首の筋肉がついてきたこの頃に始めると安心です。 うつぶせの練習をすることで、さらに 発達を早める効果も期待できます。 うつぶせにするメリット 月齢が進むとうつぶせの姿勢は自然とできるようになりますが、わざわざ練習をする必要があるのでしょうか。 次に、うつぶせにするメリットを紹介します。 赤ちゃんの筋肉が鍛えられる• 頭の形が良くなる• 赤ちゃんの視野が広がる 1.赤ちゃんの筋肉が鍛えられる 仰向けではただ寝転がっているだけですが、うつぶせの状態にすると重い頭を上げようと身体のバランスをとろうとします。 その結果、 首まわりやお腹、背中の筋肉が使われ、赤ちゃんにとって 良い運動になります。 2.首すわりが促される 首まわりの筋肉が発達してくると、3ヶ月健診のチェック項目の1つにもなっている 首すわりにつながります。 首がしっかりすると縦抱きがしやすくなり、 抱っこ紐を使ってのお出かけも楽になります。 3.赤ちゃんの視野が広がる 首がすわる前の赤ちゃんは基本的に仰向けで寝たまま過ごしています。 うつぶせにすることで 赤ちゃんの目線が変わり、新鮮な気持ちになれるでしょう。 仰向けでは天井や視界に入ってきたものを受動的に見るだけになりがちです。 ですが、うつぶせになると 首を動かし能動的に周囲を見渡すことができるので、赤ちゃんの 好奇心に刺激を与えられます。 親が赤ちゃんをうつぶせにしたとき、赤ちゃんは顔を起こしてまわりをみる。 その後、体の筋肉が発達し、寝返りができるようになると、自分でうつぶせになり、キョロキョロとまわりをみる。 好奇心がますます強くなる。 いきなり床で身体を回転させるよりも、 二段階に分けて練習をすると良いでしょう。 お腹の上に乗せてみる• 床の上で練習する 1.お腹の上に乗せてみる 床で練習を始める前に、親のお腹の上でうつぶせにしてみるのがおすすめです。 ソファに浅く腰掛ける• 赤ちゃんを縦抱きにする• 赤ちゃんの両脇を持ち、ゆっくりと後ろに倒れる このやり方なら 赤ちゃんが嫌がったらすぐに体勢を戻すことができますし、首がガクッと下がっても身体の上なので 痛い思いをすることがありません。 顔がよく見えるので親も赤ちゃんも安心ですね。 赤ちゃんが首を持ち上げられれば首がすわってきている証拠です。 床の上で練習する お腹の上でのうつぶせに慣れてきたら、次は床の上で練習してみましょう。 1)赤ちゃんの状態をチェックしよう まずは赤ちゃんの状態を確認しましょう。 赤ちゃんの体調や機嫌が良いか• 授乳後やミルクを飲んで30分程してから 1.赤ちゃんの体調や機嫌が良いか 赤ちゃんの様子が普段と違っていたり、ぐずっていたりする時は練習を控えてください。 赤ちゃんにとって練習が辛い、嫌な時間ではなく楽しい時間となるようにしましょう。 2.授乳後やミルクを飲んで30分程してから 授乳やミルクをあげた後は吐き戻しをしやすくなります。 母乳やミルクを飲む前か、 飲んだ後であれば30分程度経過してから練習を行いましょう。 2)環境を整えよう 思いがけない事故を防ぐために、 練習環境を整えることが大切です。 以下の点をチェックしてみましょう。 落下の危険はないか• 周りに物を置いていないか• マットや布団は軟らかすぎないか 1.落下の危険はないか わずかな段差でもケガにつながります。 平らで低い場所で行いましょう。 2.周りに物を置いていないか 赤ちゃんは何でも口に入れてしまいます。 誤飲や窒息の危険がないように整頓しておきましょう。 3.マットや布団は軟らかすぎないか ふかふかのマットレスや布団は赤ちゃんの身体が沈み込んでしまい、窒息のリスクがあります。 練習場所には 硬めの素材を選びましょう。 3)実際にやってみよう 練習環境が整ったら、さっそく練習を始めましょう。 手順は以下の通りです。 首を支える• 脇に手を入れる• 上半身を回転させる• 顔を横に向ける• 顔を上げさせる 1.首を支える 片方の手を赤ちゃんの 首の下に入れ、 頭がぐらぐらしないようにしっかりと支えます。 2.脇に手を入れる もう片方の手を赤ちゃんの 脇の下に入れます。 右手を入れるなら赤ちゃんの左脇ですね。 3.上半身を回転させる 脇の下に入れた手が赤ちゃんのお腹の下にくるように、 腕全体で体重を受け止めながらゆっくりと上半身を回転させていきます。 4.顔を横に向ける 首がしっかりしていて顔を上げられれば良いですが、上げられない場合は 顔を左右どちらかに向けてあげましょう。 鼻や口をふさがず、呼吸をしやすくするためです。 5.顔を上げさせる 赤ちゃんが顔を上げるように、 目線を合わせてあげましょう。 ガラガラやぬいぐるみなど好きなおもちゃを使って興味を引くのも良いですね。 うつぶせ練習をする時の注意点 うつぶせの練習する時は、どんなことに注意するべきでしょうか。 以下のことに気を付けて安全に練習しましょう。 絶対に目を離さないで• 赤ちゃんのペースでゆっくりと• うつぶせ寝は1歳を過ぎてから 1.絶対に目を離さないで 赤ちゃんはふとした瞬間に思いもよらない動きをしていることがあります。 少しくらいなら大丈夫だろうと赤ちゃんを一人にさせずに、そばで見守ってあげてください。 2.赤ちゃんのペースでゆっくりと 赤ちゃんが泣いてしまうなど 辛そうな様子があれば練習はそこで終わりにしましょう。 辛そうでなくても、首が疲れて下がってきたら切り上げるなど、無理のないように進めてください。 最初は10秒程度から、少しずつ時間を延ばすようにするのが良いでしょう。 うつぶせ練習時間の目安 以下は練習時間を増やしていく目安です。 あくまで参考ですので、 やりすぎには注意してくださいね。 2~3ヶ月…1日 1回 2~3分• 3~4ヶ月…1日 2~3回 2~3分• 5~6ヶ月…1日 何度でも 5~10分 3.うつぶせ寝は1歳を過ぎてから 短時間のうつぶせの練習と長時間うつぶせで寝かせることは違います。 うつぶせ寝は 窒息だけでなく、 乳幼児突然死症候群のリスクも高くなるとされています。 厚生労働省のホームページでは、 1歳になるまではうつぶせ寝を避けるように呼び掛けています。 乳幼児突然死症候群(SIDS :Sudden Infant Death Syndrome) 乳幼児突然死症候群は予兆もなく起こる原因不明の突然死です。 直接の因果関係は明確になっていませんが、 仰向けで寝かせることで発症を抑えられると考えられています。 SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。 医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。 この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。 引用元: 上記の通り、うつぶせ練習ができるようになってきても、寝かせる時はうつぶせにすることは避けた方が安全です。 夜気付かないうちにうつぶせ寝になってしまう恐れがあれば、 寝返り防止のクッションを活用するなどして対策しましょう。 うつぶせ練習の際は目を離さないようにしていればクッションは不要です。 まとめ これまで見てきたように、うつぶせの練習は赤ちゃんの 心身の発達に良い影響を与えます。 ですが、どの赤ちゃんもいずれ自然にできるようになるものであり、 絶対に練習が必要というわけではありません。 親子のスキンシップの一環として、 無理のない範囲で楽しみながら練習をしてみてはいかがでしょうか。 【参考】 細部千晴(監修)『この一冊であんしん はじめての育児辞典』朝日新聞出版.
次の寝返り返りはいつからできるようになる? 生後4ヶ月の姪っ子の赤ちゃんが寝返りできるようになったそう!成長の早さに驚いています。 ところが• 寝返りすると、うつぶせ寝から仰向けに戻れない(寝返り返りができない)ので心配…• 夜中寝てる時に本人も親も寝返りの度に目が覚める… といった毎日で、姪っ子は超寝不足が続き心身ともに大変そう。 うつぶせのまま(寝返り返りができないので)は危険だと思うと心配で熟睡できないんだそう。 昼間は見張っていられるけれど、夜中は親も寝てるから心配なのは当然ですよね。 寝返り返りっていつからできるようになるんでしょう? それで、• 寝返り返りの練習はできないのか?• 赤ちゃんの寝返りを防ぐ安全な方法がないか? 姪っ子が少しでも安心して寝られるように、赤ちゃんの寝返り防止対策を探してみたんです。 寝返り返りはいつから?練習方法はあるの? 赤ちゃんは寝返りがきるようになっても、うつぶせから仰向けに戻る「寝返り返り」はまだできないわけ。 思い出してみると、うちの娘達も同時にできるようにはならなかったですね。 一般的に寝返り返りは「 寝返りができるようになってから1、2ヶ月してから」できるようになる赤ちゃんが多いようです。 ただし、発達には個人差があるので一概には言えないみたい(中には寝返り返りしないで、はいはいやずりばいし始める赤ちゃんもいるそう)。 寝返りが「ある日突然できるようになった」のと同じように、寝返り返りができる日も急にやってくるのだと思います。 なるほど・・・ならばそれはその日を待つしかありませんけれど、夜中に心配する時間を少しでも短くする為に、寝返り返りの練習ってできないの?と思ったんですね。 寝返り返りの練習方法を調べてみたら、赤ちゃんに負担のない程度のサポートをするという練習方法を教えてくれてるママさんがたくさんいました。 (寝返り返りの練習動画も探したのですが、見つけられませんでした…) だいたい同じような手順なのですが、• 赤ちゃんをうつぶせに寝かせる。 腰のあたりを両手で持ってゆらしてあげる。 肩と腰を持って身体を回転させるように動かす。 ころんと寝返り返りさせる。 という感じ。 赤ちゃん自身が寝返り返りを何度も体感することで、コツをつかむのが早くなるかもしれません。 あとは「そっちへ寝返り返りしたい」と思うように、おもちゃやママの笑顔で赤ちゃんの注意や興味を惹くこともいい練習になるそうです。 なるほど、確かに何もしないより、何度も体感すれば成長も早そうですね。 この寝返り返りの練習方法は姪っ子に教えてあげたいなと思います。 しかし、「寝返り返りがいつからできるようになる」とか「寝返り返りの練習法」がわかっても、姪っ子の「うつぶせから戻れないうちは、寝返りを防ぎたい」の解決策にはなっていません。 そこで寝返りを防ぐ対策をあれこれ探して見つけたのが『ファルスカ ベッドインベッドエイド』という寝返り防止クッション。 一目で「これなら寝返り防止できそう!」と思えました。 姪っ子にも見せたら「これなら安心できそう」って言ってくれたので、早速プレゼントすることにしました。 だいぶ前から夜寝る時に使いはじめてたんだけどこれなかなか便利だよ。 ファルスカの商品、高いなりにしっかり便利だ。 寝相が悪くてかなり動く赤ちゃんだと「クッションを乗り越えてしまう」「上や下にずれて出てしまう」といった残念な口コミもありますが、寝返りを予防できて満足という声が断然多い印象です。 ちなみに一番レビューの多いお店で、レビュー件数504件(2019年11月)、総合評価4. 17と高評価、狭い空間に入るのが快適なのかよく寝るようになった、という口コミもありました。 実際に姪っ子は、寝返りの度に目が覚める赤ちゃん(そしてぐずり泣きが始まる)に起こされることがなくなった!とすごく喜んでくれましたので、かなり効果が期待できるかも。 寝ている夜間に赤ちゃんがうつ伏せになったまま戻れない、が不安で熟睡できないママやパパにとって、こういうクッションがあるとすごく安心できるんじゃないでしょうか。
次のスポンサードリンク 生まれてからしばらくはずっと仰向けで寝ている赤ちゃん。 「仰向けばかりじゃなくて、そろそろうつぶせの姿勢にもしてあげたほうが良いのかな?」 「自分で寝返りをしてうつぶせになるのはいつ頃からだろう?」 と、赤ちゃんが成長するにつれてうつぶせの姿勢について疑問が浮かぶこともあるのではないでしょうか。 また、「赤ちゃんのうつぶせ寝は危険!」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。 そこで今回は以下のポイントに沿って、赤ちゃんがいつ頃からうつぶせで過ごすことができるのかや、うつぶせ時の注意点や危険について紹介します。 赤ちゃんの月齢別うつぶせの発達• うつぶせ練習のポイント• うつぶせ寝による危険と防止策 赤ちゃんの発達に応じたうつぶせ姿勢の変化をしっかりと理解し、快適にうつぶせで過ごすためにサポートしてあげることが必要です。 そして、うつぶせ姿勢やうつぶせ寝で起こりうる危険を防いで、赤ちゃんが安全に楽しくうつぶせ姿勢で過ごすことができるようにしてあげましょう。 月齢別に赤ちゃんのうつぶせ姿勢の発達と、各段階で注意すべき点について紹介します。 首も座っておらず寝返りもできないため、まだうつぶせの状態をとることはできません。 寝かせるときは、うつぶせではなく仰向けにしてあげましょう。 自分からうつぶせ姿勢をとることはできませんが、うつぶせの姿勢にしてあげると頭を少し持ち上げるようになります。 <注意点> まだ頭を持ち上げる筋力が不十分なため、うつぶせ姿勢のときは下にやわらかいものを置かないようにし、赤ちゃんが窒息しないようにしましょう。 うつぶせ寝にするときは必ず大人が近くで目を離さないようにしましょう。 また、自分で寝返りができない時期のため、うつぶせ姿勢のままで寝てしまうことがないよう注意してみてあげましょう。 赤ちゃんによっては、生後5ヶ月前後で自分で寝返りができるようになる子もいます。 <注意点> そろそろ寝返りができないかと気になる時期ですが、赤ちゃんが嫌がるのに無理に寝返りをさせる必要はありません。 赤ちゃんが望んで寝返りを試みている場合は、少しずつ手助けして練習してみましょう。 また、これまでの月齢時と同様に、寝返りができない赤ちゃんがうつぶせのまま寝てしまわないように注意しましょう。 また、このくらいの時期はうつぶせ姿勢の動きも活発になります。 例えば、飛行機ポーズといって、うつぶせ状態で背中を反らして両手両足を上げて空を飛んでいるようなポーズをとることが多くなります。 また、うつぶせ状態からおなかを中心に手足をひねって左右に回転するピボットターンもできるようになります。 <注意点> ピボットターンなど動きが活発になるため、赤ちゃんの遊ぶスペースの衛生や安全に十分に注意してください。 どの動きも、後にハイハイや歩行をするに向けて重要な運動ですので、のびのびと動けるスペースをとってあげましょう。 では、うつぶせ姿勢で過ごすサポートや練習はどのくらい行えば良いのでしょうか。 赤ちゃんをうつぶせ姿勢にしてあげる必要性と練習するときのポイントについて説明します。 特に、まだ自分で寝返りをすることができない生後6ヶ月頃までの赤ちゃんについては、どうしても仰向けで過ごすことが多くなってしまいます。 仰向けの時間が長くなることで、赤ちゃんの後頭部が平坦になる症状が悪化したり、首の筋肉の発達を阻害したりする要因にもなってしまいます。 よって、まだ寝返りができない赤ちゃんでもうつぶせ姿勢で過ごさせてあげる時間は必要になります。 その際は以下のポイントに注意してください。 窒息を防ぐために赤ちゃんの下にやわらかい毛布やクッションを置かない• 寝返りができない赤ちゃんの場合特に、うつぶせ中は目をはなさない• 赤ちゃんが苦しそうで嫌がっているときは無理にうつぶせにしない• 授乳後は吐く可能性があるのでしばらくうつぶせにしない 赤ちゃんによって、うつぶせが好きで長く遊べる子とそうでない子がいます。 赤ちゃんが嫌がらない程度の時間で、毎日なるべくこまめにうつぶせ姿勢をとらせてあげると良いでしょう。 赤ちゃんのうつぶせ寝が危険だと言われている理由は主に2つあります。 1つは窒息を起こす可能性があるということです。 もう1つは、うつぶせ寝が乳児突然死症候群 SIDS の発症率を上げる要因の1つとされていることです。 この2つの危険の詳細と、その危険から赤ちゃんを守る方法をお伝えします。 特に、うつぶせ寝の状態で顔がマットレスなどに埋まってしまうことで窒息するという状況が多くなっています。 うつぶせ寝の赤ちゃんの窒息を防ぐためには、以下のポイントに注意が必要です。 寝返りができるようになる前の赤ちゃんは仰向けで寝かせる (寝返りができるようになっても、1歳になるまでは寝かしつけるときは仰向けが良いとされています) 2. 布団やマットレスは赤ちゃん用の、かためのものを利用する 3. 寝ている赤ちゃんの近くに顔を覆ってしまうようなタオルやクッションなどを置かない 4. 寝室には赤ちゃんの顔が挟まってしまうような隙間をなくす 5. 保護者が添い寝中に寝てしまい、赤ちゃんを圧迫することがないようにする 6. 必ず大人が近くで見守る 寝返りができる赤ちゃんは、寝苦しさを感じれば自ら体勢を変えたり、うつぶせ寝から仰向け寝になったりすることができます。 よって寝ている間に寝返りをしていつの間にかうつぶせ寝になってしまっても、仰向け寝に戻すことに神経質なりすぎる必要はありません。 しかしその場合でも、窒息のリスクを減らすために、上の2~5のポイントには注意をしましょう。 詳しい原因がわからない病気ですが、以下のポイントに注意することで、乳児突然死症候群 SIDS の発症率が低くなると厚生労働省が発表しています。 1歳になるまでは仰向けで寝かせる• できるだけ母乳で育てる• たばこを吸わない 乳児突然死症候群 SIDS は、生後4ヶ月頃の発症が多いと言われています。 この時期は、まだ自分で寝返りができない赤ちゃんが多いですが、うつぶせで過ごしたり遊んだりすることができるようになっています。 赤ちゃんがうつぶせで遊んでいるまま寝てしまったり、寝かしつけの際にうつぶせ姿勢にすることがないように注意することが大切です。 赤ちゃんのうつぶせの発達を理解し、安全にうつぶせ姿勢を楽しませてあげよう 赤ちゃんの発達にとって、うつぶせ姿勢を経験することはとても重要です。 うつぶせにしてあげたときは、危険がないようにしっかりと注意して赤ちゃんをみていてあげましょう。 また、寝返りができない赤ちゃんは特に、うつぶせのまま寝てしまわないよう注意が必要です。 うつぶせ姿勢やうつぶせ寝で起こりうる危険をしっかりと理解し、防いであげてください。 そして、赤ちゃんが安全にうつぶせを楽しみながら、成長していく様子を見守ってあげましょう。
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