新生児の赤ちゃんが手足バタバタする理由と対処法!激しく荒いは痙攣 新生児の赤ちゃんが手足をバタバタはすぐにはじまります。 特に 生後2、3週間ごろ~生後8、9か月がピークとなっておりとてもよく動かします。 時に泣きながら手足をバタバタ動かしていることもあり、「どこか痛いのかな?」「何か異常?」「病気なの?」と不安に感じる点もありますね。 しかし、新生児の赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由については基本は成長に欠かせない行動の1つなので、落ち着いて見え置けば大丈夫です。 新生児が手足をバタバタしてご機嫌は様子をみよう【かわいい】 新生児の赤ちゃんがバタバタと手足を動かす姿はとても可愛いです。 実は赤ちゃんはママのお腹にいるときから手足をバタバタ動かす行動がはじまっており、生後2、3週間からとても多くなります。 もちろん個人差があり、ハイハイをするようになったり手足を自由に動かせる生後8、9か月になるとバタバタ動かすことがなくなります。 新生児期から1歳を迎えるまでにはほとんど見れなくなってしまいますので、赤ちゃんの成長に中でも短い期間に見られる行動だといえます。 新生児が手足をバタバタさせる3つの理由!口パクパクはどうする? そんな赤ちゃんが手足をバタバタさせる姿はとてもかわいいです。 もちろん、何の意味もなく手足をバタバタしているわけではなく、赤ちゃんには理由がありますので3つの理由を紹介しましょう。 運動機能のトレーニング 新生児期の赤ちゃんは運動機能が中枢神経がまだまだ未発達です。 そのため、身体を自由に動かすことできません。 手足をバタバタさせることにより、 筋力を鍛え、トレーニングをしています。 筋力を鍛えることにより、寝返りやハイハイのために必要な力を養っていますので、見守ってあげればよいでしょう。 遊んでおり自分の体を感じている 単純に手足をバタバタさせて遊んでいます。 バタバタさせること、「腕はこうやってうごかす」「足はこうやれば動く」というように赤ちゃん自身が 体の動かし方を学びます。 遊びながら触覚や聴覚などいろいろな感覚を養うことが大事です。 一生懸命あそんでいる姿はとてもかわいいですし、赤ちゃんがとても成長をしていると感じられるよい機会ですね。 不快感を感じている 機嫌よく手足をバタバタさせているのならば問題はないのですが、泣いているときは様子をみてあげましょう。 お腹が空いている、オムツが気持ち悪い、部屋が暑い(寒い)、眠たいなど何らかの不満や 不快感を感じているといえます。 ママ達も新生児期は「なぜ泣いているの?」と不安になりますが、慣れてくると「泣いている理由」がわかるようになりますので様子をみてあげましょう。 口パクパクは空腹のサイン!おっぱいやミルクをあげよう 手足をバタバタさせること以外に「口をぱくぱく」させることもあります。 口をパクパクさせる理由は「空腹」だといわれており、ほとんどのケースは「お腹がすいている」と言うサインです。 機嫌よく過ごしているのならば様子を見ておけば問題ありません。 新生児の赤ちゃんが手足をバタバタさせるときの対処法 赤ちゃんが手足をバタバタしている理由はお分かりいただけたと思います。 次に手足をバタバタしているときの対処法を紹介します。 なかなか「落ち着かない」「泣いてしまう」と言うときには以下の7つの対処法を参考にしてください。 授乳をして落ち着かせる【おっぱいやミルク】 新生児が手足をバタバタして泣いているときは、おそらく 「空腹」がもっとも多い理由です。 月齢が低い時期は一度に飲めるミルクの量も少ないですし、授乳のリズムも整っていません。 そのため、お腹が空腹を感じると泣いてミルクを求めます。 また、母乳の赤ちゃんは消化が良いため、ミルクをたくさん飲んでいたとしてもお腹の減りが早いといわれています。 授乳間隔の時間をみながら、あまりにも泣く場合には授乳をしてみるとよいですね。 ミルクや母乳の量がわからないという場合には に赤ちゃんのミルク量のめやすをかいています。 また、すぐに欲しがる時は に書いていますので、ミルクの量などにまよったら参考にして下さい。 オムツを変えてみる【うんちやおしっこのチェック】 赤ちゃんの オムツを変えてみましょう。 うんちやおしっこをして気持ちが悪いと赤ちゃんは手足を動かして「不快」であることを教えてくれます。 うんちやおしっこをした状態でおむつを変えないと、かぶれやかゆみの原因にもなってしまいますので、オムツが不快で泣いているときにはすぐに替えてあげるほうがよいでしょう。 もし、機嫌があまり良くないならばオムツを変えるだけでも赤ちゃんにとっては気分転換となり泣き止むこともあります。 抱っこをして遊び気分転換をする【遊ぶ】 泣いたり、ご機嫌が悪い時は 「抱っこをして」みましょう。 あやしたり、一緒に遊んだり、時には散歩をしたり、外の空気をすわせたりと気分転換をすると赤ちゃんも落ち着いてくれます。 特に新生児の赤ちゃんは自分をうまくコントロールすることができず、抱っこをしてほしいだけに手足をバタバタうごかしているのかもしれません。 ほかにも眠たいけれどもうまく眠れなくて手足をバタバタさせていることもあります。 パパやママが抱っこをしすることで安心をし、ねむったり遊ぶことで気分転換になることもあります。 ゲップをさせてみる【うなるときはお腹が張っている】 赤ちゃんが幼い新生児期から生後3か月くらいはミルクを飲むのがとてもへたくそです。 上手に飲むことができず空気も一緒にすってしまうことがほとんどです。 すると、お腹に空気が入ってしまうためお腹が張って、苦しい状態となるため手足をバタバタさせることもあります。 もちろん授乳後に げっぷをさせても全部が出ていない可能性もありますので、泣いていて苦しそうにしているときは、げっぷをさせてみmさほう。 縦抱きにして背中をとんとんしてみると、ゲップが出て赤ちゃんも落ち着きます。 体温や室温を快適にして過ごす 赤ちゃんが体温が大人と比べると高いです。 そのため、寝ているだけでも暑く感じることが多いため、不快を感じて手足をバタバタしている可能性もあります。 赤ちゃんの手足をさわると冷たいことがあり、「寒いのかな」と思いますが、お腹をさわってみて暖かければ特に問題はありません。 適度な室温になっているのかをチェックしてみましょう。 また、赤ちゃんは暑く感じるため汗を書いている可能性もあります。 「汗で肌着が濡れている」「汗で体が冷えて気持ち悪い」という可能性もありますので、変えてあげるのも1つの方法です。 (参考:東京都福祉保健局「)」 6. マッサージをしてスキンシップをはかる マッサージをしてスキンシップをはかってみましょう。 例えば、オイルをつかってベビーマッサージをしてみると赤ちゃんが落ち着いてくれることもありますし、そのまま眠ってくれることもあります。 ベビーマッサージを通して赤ちゃんの全身に触れることにより、赤ちゃんの肌の状態もわかります。 カサカサとしているならば保湿をするなど、赤ちゃんとスキンシップもかねてしてあげてください。 ただし、ベビーマッサージは食後30分(授乳後)、予防接種48時間以内は避けておきましょう。 手遊びや歌をうたい落ち着かせる 不快感を感じていることもあれば、パパやママに甘えたいだけかもしれません。 そんなときには一緒に うたってあげたり、手遊びをしたりと赤ちゃんと思い切りあそんであげて下さい。 手足を刺激する遊びは効果も高いですので、ママ達が一緒に遊んであげればよいでしょう。 例えば、こちらの「きゅうりもみ」は保育園でも人気です。 「たまごをポン」 「赤ちゃんジタバタ」 こんな風にyoutubeにもたくさん赤ちゃんとのふれあい遊びの動画がありますので参考にしてください。 スキンシップにもなりますので、一石二鳥ですよ。 赤ちゃんが手足をバタバタ!激しい時は病気なのか?病院受診と注意点 次に赤ちゃんが手足をバタバタしているときに気を付けるべき点をかきます。 あまりにも激しくバタバタしている、泣いて寝ないなど普段と違う様子になるとママ達も不安に感じますよね。 そこで注意をすべきポイントを書いていきます。 寝ない泣くときは病気?【ミルクと機嫌が目安】 赤ちゃんが寝ない、 泣くときは病気かもしれません。 しばらく様子をみて、激しく泣く、手足をバタバタ動かして泣き避けぶときは何らかの問題が起こっている可能性があります。 もしかすると、病気や体調がすぐれない可能性もありますので病院受診も検討しましょう。 赤ちゃんの「ミルクの飲みが悪い」「機嫌が悪い」というときはその可能性がとても高いです。 すぐに判断をするのではなく、今までの様子を総合的に判断し、いつもと違うなと思ったら病院へ受診してみることも考えましょう。 ベッドからの落下に注意をする【目を離さない】 次に手足をバタバタさせると寝ているところから動いてしまう可能性があります。 特にベッドへ寝かせているときは要注意で、 ベッドから落ちてしまう可能性もあります。 手足をバタバタするようになった時期には、ベッドに寝かせていても落下をしないように柵をつけるなど安全対策をしましょう。 その場から離れない、目を離さないことが何よりも大事です。 寝ている時期は窒息に注意【布団やマットに注意】 ベッドに寝ているときに お布団や毛布は危険です。 バタバタと手足を動かしているうちに布団が顔にかかってしまった、窒息しかけていたという危険性もあります。 また、ソファやお布団など沈みやすいものにも注意が必要です。 やわらかいところに寝かせていると、そのままコロンところがってしまう可能性もあります。 生後間もない時期だとそのまま窒息をしてしまう可能性もありますので注意をしましょう。 痙攣とは違う?手足のバタバタ あまりにもバタバタしていると痙攣をしているのかと思いますが、それは違います。 痙攣はバタバタというよりはピクピクしているような感じなので、違った動きがあります。 赤ちゃんの成長の過程で手足をバタバタさせることがありますので、様子をみて対処をしておきましょう。 ご機嫌でバタバタと手足を動かしている姿はとてもかわいいものですが、注意をしなければならないポイントもあります。 ママ達も育児は大変ですが、赤ちゃんの安全に気を付けてたのしみましょう。 taka元保育士で保育士ライフ運営責任者のtaka 【経歴】 ・現場の保育士から保育園の園長になった経験 ・子供の教育関係の経験あり。 幼稚園、小学校受験に関しては知識あります。 今は元保育士として普通のサラリーマン(営業)をしています。 【簡単な紹介】 関西に住んでいる二人の子供がいるお父さんです。 趣味はキャンプと筋トレ、フットサル。 今はサラリーマンをしながら副業を実践中! ブログの複数運営やWEB関係コンサルや個別相談、WEBマーケ。 個別のブログ運用コンサルも実践中。 【サイトの運営目的】 子育てって難しくて悩みがつきません。 そこで、いろんな情報をお伝えすべくブログを立ち上げました。 保育士の情報、赤ちゃん、子育て、育児、教育など幅広い「子供」を中心とした情報を発信中です! 実は認可保育園の研修に使われているブログなんです。
次の新生児は本能のまま、自然のままに生活しています。 寝たい時に寝て、お腹がすいたり不快なことがあったりすると泣くというのが新生児です。 夜中に何度も起きて泣くので「睡眠不足にならないかな」と心配になることもあるかもしれませんが、それがその子にとってのちょうどいい睡眠時間です。 新生児に関して睡眠不足を心配することはありません。 赤ちゃんが寝ている時に何度も起きる理由は分かりましたね。 しかし、実際に泣き声を聞くと「どこか痛いのかな」や「苦しいのかな」と心配になってしまうママやパパも多いでしょう。 寝言泣きやうなりにはどのような意味があるのでしょうか。 新生児の寝言泣き・うなりについての原因やそれぞれの対処法、夜泣きとの違いについて紹介していきます。 参考にしてみてくださいね。 (赤ちゃんの睡眠については以下の記事も参考にしてみてください).
次の赤ちゃんの行動はいつも予測不可能です。 急に泣き出したり、急に寝返りを打ったり、急に奇声を発したりするので、突然の行動にビックリされるお母さんも多いことでしょう。 赤ちゃんは興味のまま、気分のままに行動するものですから、ある程度予測不可能で不思議な行動をするのはあたりまえのことです。 しかし、急に身体がけいれんしたり、突然意識を失ったり、両手と両足を伸ばした状態で頭がガクッと折りまげる様子が見られたら、「てんかん」である可能性があります。 てんかんは、早期発見と早期治療が必要な病気ですので、赤ちゃんにてんかんの症状が現れたらすぐに病院で診てもらうべきです。 赤ちゃんのどのような行動や症状がてんかんなのか?など赤ちゃんのてんかんに関する情報を詳しくご紹介していきます。 てんかんとは 赤ちゃんに起きた場合、すぐに治療が必要になる「てんかん」ですが、具体的にはどのような病気のことなのでしょうか。 てんかんは、さまざまな発作を繰り返す脳の病気です。 脳の電気信号が上手くコントロールできないことから、急に身体が不思議な動きをしてしまいます。 発作にはさまざまな種類がありますが、一瞬発作が起きることもあれば、数秒続くこともあり、1日に何度も起きることだってあります。 てんかんの原因 てんかんは脳の病気で、電気信号が上手くコントロールできないことから身体に発作が起きるものです。 では、てんかんが起きてしまうのは、どのような原因が関係しているのでしょうか。 てんかんは「特発性てんかん」と「症候性てんかん」という2種類に大きく分類され、それぞれ原因が異なります。 「特発性てんかん」は、原因不明とされることが多く、産まれたばかりの赤ちゃんにも発生する可能性があるものです。 遺伝により先天的に脳の欠陥があったことから発生すると考えられています。 一方「症候性てんかん」は、何かの障害により脳の一部が傷ついたことから発生するものです。 出産のときに、何らかのトラブルで赤ちゃんの脳が低酸素状態になったり、脳炎や髄膜炎が引き起こされたり、脳出血や脳梗塞などが起きたりしてしまったことから、脳に障害が発生してしまいます。 てんかんの種類 てんかんは、原因不明の突発性てんかんと、障害により引き起こされる症候性てんかんで大きく分類されます。 さらに「部分てんかん」か「全般てんかん」で細かく分類することができるので、簡単にご紹介しておきましょう。 「部分てんかん」とは、発作が起きる前に前兆が見られ、他の病気が関係してんかんを引き起こしている可能性があるというのが大きな特徴です。 「全般てんかん」は、広範の脳がコントロールしづらくなっている状態で、年齢に関連して発症するのが特徴です。 赤ちゃんにも起こる可能性があるてんかんの種類としては、部分てんかんが6割~7割、全般てんかんは2割~3割、その他分類できないてんかんが1割未満となっています。 てんかん発作の特徴 けいれん 赤ちゃんのてんかんは、さまざまな発作で気づくことができます。 てんかんの発作の特徴として、一番わかりやすいのがけいれんです。 「間代発作」と呼ばれる一定のリズムで手足をガクガクと曲げ伸ばしするもの。 「硬直発作」と呼ばれる手足が突っ張った状態になり体が硬くなるもの。 「欠神発作」と呼ばれる短時間の意識消失するもの。 「ミオクロニー発作」と呼ばれる全身や手足などが一瞬だけピクッと動くものなどがあります。 ただ、赤ちゃんの場合、けいれんが発生せず身体がぐったりしてしまう発作もあるため、判断しづらい部分があります。 またその他の発作として、両腕をあげて頭がガクッと前に倒れる、寝ていると突然両手両足を挙げたり、身体を折り曲げたりする動作が繰り返される、身体を大きくのけぞらして抱っこのような仕草をしている、突然笑わなくなったり、お座りができなくなったりする、というものがあります。 産まれたばかりの赤ちゃんでてんかんの治療をしないままでいると、脳に重い障害が残ったり、命に関わる危険性もあったりするので、注意が必要です。 ぼーっとの時間に注意 赤ちゃんのてんかん症状は、けいれんだとわかりやすいですが、その他の症状だと判断しづらい部分があります。 てんかんの症状として見逃しがちなのが、ボーっとしている様子が見られる場合です。 話している最中、遊んでいる最中、授乳や離乳食の最中の時に、急にボーっとすることがあります。 スプーンやおもちゃを持っていた手はだらんと落ち、そこに存在していないかのようにボーっとしてしまうのです。 この症状は30秒もしないうちに治まってしまうため、単にのんびり屋さんな赤ちゃんだと勘違いされやすくなります。 しかし、ボーっとしてしまうのは意識不明に近い状態なので、脳に何らかの問題があることは確かです。 頻繁にボーっとする行動が繰り返される場合は、てんかんの発作を疑うようにしましょう。 てんかん発作の時間 てんかんの発作は、短いことが多く30秒程度で治まることがほとんどです。 しかし、稀に長い時間発作が続くことがあります。 5分以上経過しても発作が治まらない場合、「てんかん重積状態」と診断され、すぐに治療を開始する必要があります。 変な行動をし始め、しばらく様子を見ようと思っていたけれど、あまりにも長い時間おかしな行動を繰り返すようなら、すぐに病院に連れて行くようにしましょう。 てんかん発作の対処方法 赤ちゃんにてんかんの発作が見られたら、どのように対処すればよいのでしょうか。 食事中や授乳中に発作が起きた場合、吐き出してしまうことがほとんどですが、体勢によっては食べ物やミルクが喉に詰まってしまう可能性があります。 仰向けの状態だと詰まりやすいので、下や横向きに体勢を変えるようにしましょう。 また、身体が激しくこわばってけいれんしている場合、舌を噛んだり、舌が喉の奥に落ちて気道をふさいだりして窒息してしまう危険があります。 仰向けの状態で下あごを持ち上げ、人工呼吸をするときのように気道を確保しておくようにしましょう。 通常なら、数秒ほどで発作は治まりますが、5分以上続く場合や、発作後にぐったりしている場合は、すぐに病院に連れて行くようにしましょう。 熱性けいれんとてんかん 生後6ヶ月以降の赤ちゃんが高熱を出した時、突然全身がガタガタと震えだし数分続くのが熱性けいれんです。 ガタガタ震えるのはてんかんのイメージに当てはまりますから、もしかしたら?と思ってしまうかもしれません。 しかし、てんかんと熱性けいれんには発熱の有無と言う大きな違いがあります。 高熱で脳の働きがショートしてしまうのが熱性けいれんで、けいれんは熱があってもなくても起こります。 また、熱性けいれんの場合は1回の発熱中に一度しか起こりませんが、けいれんは数回に分けて起こるのも、大きな違いの一つでしょう。 ただ、どちらの場合も5分以上続いた場合や様子がおかしい場合は、救急車を呼んででも、すぐ病院へ連れて行きましょう。 反射と間違えやすいてんかん てんかんとモロー反射は似ていると言われていますが、初めての赤ちゃんならば違いのわからないお母さんも多い事でしょう。 モロー反射は赤ちゃんを持ち上げた手を少し離したり、大きな音がした時に両手を広げ指先を伸ばす仕草を指し、生後すぐから3・4ヶ月ごろまで現れます。 急に両手を広げる動きがてんかんと似ているため間違えやすいのですが、てんかんの場合は手だけでなく頭や足も一緒に動かしたり、伸ばすだけでなく縮める動作も現れるのが特徴です。 それから、モロー反射の後赤ちゃんが急に泣き出す事が多いのですが、てんかんの場合は無表情に近くなるのが大きな違いと言えるでしょう。 てんかんと夜驚症の違い 夜驚症とは、夜中急に起き上がり泣きわめいて歩き回るなどの症状がある睡眠障害の一種です。 昼間のストレスを脳が処理しきれないために起こると言われていて、男の子に比較的多く発生します。 夜驚症の症状はてんかんの症状に似ているものがあるため、夜中に暴れる事が多くなると、てんかんを心配するお母さんもいらっしゃるかもしれません。 てんかんと夜驚症の違いは発生時間で、夜驚症はノンレム睡眠中に起こるため入眠後2~3時間後に発生しますが、てんかんはこのように発生する時間帯がありません。 また夜驚症は何かに怯えて逃げるかのように動き回りますが、てんかんにそのような動きは見られないので、この点でてんかんか夜驚症の区別が可能です。 てんかん治療方法について てんかんの発作が見られ、てんかんだと診断されたら具体的にどのような治療を進めていくのでしょうか。 まず、病院で検査を行い、発作が起きる原因を調べていきます。 脳波やCT、MRIなどさまざまな検査で多方面から診察することで、具体的なてんかんの種類と治療方法を見つけることができるでしょう。 一部の治療法をご紹介すると、抗てんかん薬を投与したり、ビタミンB6を大量に投与したりする治療があります。 また、てんかんの重症度合いによっては、極めて小量な副腎皮質刺激ホルモンを注射することもあるでしょう。 医師によりさまざまな治療の進め方や見解がありますので、よく相談しながら進めていくようにしてください。 てんかんの発見が早く、治療のスタートも早ければ、命の危険も脳の障害が残る心配も少なくなるでしょう。 【噂】てんかんは遺伝するの? てんかんは遺伝する、と言うのが一般的な説ですが、実はほとんどありません。 てんかんが起こる原因は実に様々で、その中で遺伝子がてんかんに関係しているパターンや、発作の起こりやすい体質ならば遺伝する可能性がありますが、それ以外のてんかんならば遺伝する事はないと考えられているようです。 また、もし遺伝するパターンのてんかんであったとしても、親から子供に遺伝する確率は低いです。 ただし、てんかんや合併症の発達障害を誘発するような家庭環境だと発症する可能性が高くなるので、十分気をつけてください。 今は遺伝カウンセリングという医療サービスができたので、親がてんかん患者で赤ちゃんが心配な場合は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。 まとめ 赤ちゃんのてんかんについて、原因や発作の出方、対処方法、治療方法など幅広くご紹介しました。 早期発見、早期治療が大切ですので、少しでもてんかんである可能性を感じるときは、すぐに先生に相談するようにしましょう。
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