内くるぶしが痛む原因 内くるぶしが痛む原因は、内くるぶしにある三角じん帯や筋肉、骨に損傷が起きることで発生するのが殆どです。 内くるぶしが痛い時に考えられる主な原因は次の3つです。 シンスプリント ランニングを趣味とする人や良くジャンプをする人に多く見られるのがシンスプリントです。 シンスプリントは、脛骨の骨膜に炎症が起こることで内くるぶしの上が痛むのが特徴で、その原因の多くがオーバーユースによるものです。 シンスプリントが疑われる場合には、軽度なものであれば安静にすることで痛みは引きます。 後脛骨筋腱機能不全症 後脛骨筋腱機能不全症は、ふくらはぎに繰り返し過度な負担をかけることで内くるぶしに痛みを生じるものです。 これは体のバランスがどちらかに偏っているために起こるので、両方の足に均等に体重がかかるようバランスを矯正していくことで治療できます。 足根管症候群 くるぶしの内側には、足の裏側の神経を束ねる足根管があります。 この足根管が圧迫されることで痛みが出ると、足根管症候群となります。 内くるぶしの痛みの他には足の裏、土踏まずから足先までのしびれが見られます。 この神経を圧迫するのはガングリオンや静脈瘤、スポーツによるものが主なようです。 外くるぶしが痛む原因 では、くるぶしの外側が痛む場合にはどのような原因が考えられるのでしょうか? 捻挫 一番多いのが捻挫です。 捻挫は繰り返しなりやすく、特に捻挫している間には再び同じ箇所をひねってしまうこともあります。 捻挫した時にはまず冷やし、無理せず安静にできるようにしましょう。 足が動かせるようになって来たら、動くときには足首のサポーターなどを使用するのがおすすめです。 腓骨筋腱炎 くるぶしの外側には、短腓骨筋というふくらはぎとつながっている筋腱があるのですが、ここが運動によるオーバーユースで炎症を起こしてしまうことを腓骨筋腱炎といいます。 ランニングやバスケットボールなど、足首が常に衝撃を受けるスポーツで起こりやすく、また肥満傾向にある方はバランスの悪さから発症することがあります。 腓骨筋腱炎になったら、まずは安静にすることが大切です。 足のバランスが悪い方は、靴のインソールなどによる補正で症状が改善されることもあります。 くるぶしが痛くなったときの対処法 最後に、くるぶし周辺が痛くなった時の対処法をご紹介します。 これはあくまでも軽度の痛みを感じる方が対象です。 歩行が困難、日常生活が不自由なほどに痛みを感じている方は迷わず病院へ行きましょう。 痛みのある場所が腫れて熱を持っている場合 くるぶしが明らかに腫れて熱を持っている、こんな時はまず腫れている箇所を冷やしましょう。 最初はシップよりも氷などガッチリ冷やせるものがいいでしょう。 ある程度痛みと腫れが引いたら、普通のシップを貼って安静にしましょう。 しびれがある場合 痛みだけではなくしびれがある場合には、神経が圧迫されていることが考えられます。 靴下やくつなど足首を圧迫するものは脱ぎ、念のため下着なども余裕のあるものに履き替えて様子を見ましょう。 テーピングやサポーターを使用する ある程度痛みが引いた後でも、さらなる怪我を呼び込まないためにサポーターやテーピングを使用しましょう。 テーピングは、何も知識がない素人がやると全く意味がなくなってしまうので、スポーツ専門の整骨院などで施術してもらうと良いでしょう。 まとめ 気になるくるぶしの痛み、その殆どは筋肉や靭帯、骨といったものが関係しているようです。 足首は、動かす度に自分の体重がダイレクトに伝わる部位です。 一日の終わりには、お風呂上りに足首をマッサージするなどして労わることで痛みを予防していくことができますよ。
次のくるぶしが痛い!(外側・内側-くるぶしの下が痛い・上が痛い・腫れ)靴擦れやランニングには要注意! くるぶしが痛い場合に、真っ先に確認しておきたいのが骨折をしているかどうかです。 ほとんど場合はレントゲンを撮ることになります。 骨に異常がある場合は、くるぶしの上が痛いことが多い。 靭帯に異常がある場合は、くるぶしの下が痛いことが多い。 また、内側のくるぶしと外側のくるぶしとでは症状も異なります。 それから靴擦れのように皮膚に異常がある場合もあります。 (はっきりとした原因を知るには病院で診察を受ける必要があります。 ) くるぶしが痛い原因は様々ですが、今回の記事では代表的な原因について紹介します。 Sponsored Links 目次• 捻挫 捻挫とは、関節の骨と骨を繋ぐ靭帯もしくは、軟部組織を損傷した状態のことを言います。 くるぶしが痛い原因のひとつとして考えれます。 くるぶし(脛骨の末端)には複数の靭帯があります。 内反捻挫 足首を内側に強くひねることで、外側の靭帯を伸ばしてしまい損傷が起こる障害です。 外側のくるぶしが痛い状態になります。 強くひねった場合は腫れを伴うこともあります。 足首の捻挫のうち8割以上が内反捻挫と言われており、ランニングなどの運動だけでなく、日常生活でも起こる可能性はあります。 外反捻挫 足首を外側にひねることで、内側の靭帯を伸ばしてしまい損傷が起こる障害です。 内側になる靭帯は、主にくるぶしの下の方にあるので、くるぶしの下が痛い状態になります。 外反捻挫は内反捻挫に比べると発生率は低いですが、内側のくるぶしの靭帯は非常に頑丈にできているので、この靭帯が伸びた場合は、骨折や関節のズレなど複雑な怪我になる場合が多い。 内側のくるぶしの靭帯は、深層に前脛距部と後脛距部の2つの靭帯があり、浅層に脛腫部と脛舟部の2つの靭帯があります。 シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) シンスプリントとは、過度なランニングやジャンプを繰り返す運動などで、脛骨の内側の骨膜に炎症が起こることで、内側のくるぶしの上が痛い状態になる障害です。 Sponsored Links 発症の原因は、体力が低下した後の運動や、急に足に負担のかかる運動をした場合に起こる症状です。 ほとんどが足の使いすぎ(オーバーユース)が原因です。 マラソンや陸上選手などがなりすい症状です。 また、偏平足(足の裏のアーチが少ない)の方もシンスプリントは発症しやすい。 外側のくるぶしの上が痛い場合は、腓骨に疲れが溜まっている可能性があります。 足の外側にある腓骨は、足の内側にある脛骨と比べて細く弱い骨なので、そのまま無理に運動を続けると疲労骨折しやすいの注意が必要です。 靴擦れ 靴を購入した時は、全く靴擦れしなかったのに、長時間歩いてみると、くるぶしの下が痛い・・・ 特に営業マンが革靴で長い時間を歩いて、くるぶしの下が擦れて痛いということが多いようです。 擦れた皮膚は赤くなって痛みを伴います。 酷くならないうちにケアすることが大切です。 くるぶしの下に起こる靴擦れの対処法は、靴底をパッドで上げて、くるぶしと靴の縁が当たらないようにすることです。 擦れてしまった皮膚は、塗り薬やバンドエイドでケアすると良いでしょう。 かかとへの衝撃やくるぶしの負担を軽減する靴底パッドはこちらです。
次の外脛骨は誰もが持っている骨ではありませんが、約20%の人が持っている、足の過剰骨としてはメジャーなものです。 有痛性外脛骨のレントゲン画像例 まずはこれが通常の舟状骨です。 下の写真が外脛骨です。 外脛骨が何らかの原因により痛みが出てくると「有痛性外脛骨」となります。 矢印部分が完全分離している外脛骨 左が癒合、右が部分癒合している外脛骨 上記の外脛骨(特に部分癒合と完全分離)は骨折のようにも見えますが骨折ではありません。 なんで有痛性外脛骨になっちゃうんだろう? 先述の通り、外脛骨は約20%の人が持っている、足の過剰骨としてはメジャーなものですが、外脛骨を持っていると必ずしも痛みが出て有痛性外脛骨になるというわけではなく、外脛骨を持っていても痛みを全く感じないまま生活をしている方もいます。 では、痛みが出る・痛みが出ないの差はどこで出るのでしょうか? 捻挫などの外傷がきっかけ・履いている靴の構造・スポーツ活動などと原因は多岐にわたりますが、大きな靴を履いていると痛みが出る一因ともなります。 大きな靴を履くとなんで痛くなるの? 大きな靴を履いていると、靴の中で足が前後左右に暴れやすくなります。 その時に靴の内側部分と外脛骨部分が繰り返し擦れます。 そうすると外脛骨部分に痛みが出やすくなります。 大きな靴を履いていると 足が暴れて外脛骨部分がこすれる ではどうすればいいの? テーピングやサポーターなどが有用な場合もありますが、根本的な原因が解決されない限り、それらはその場しのぎのものにしかなりえません。 まずは専門家に詳しく足の計測をしてもらい、自分の足の適正サイズを知ることが大切です。 そして、しっかりと合ったサイズの靴を履き、 靴の中で足の安定性に加えて、内側縦アーチをサポートする加工が施されたインソールなどが有用とる場合が多いです。
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