2019年5月26日 2020年2月14日 ドコモが2019年6月に提供を開始する2つの新しいプラン 「ギガホ」と 「ギガライト」。 この2つのプランには 「端末分離」という 新しい料金のしくみが導入されています。 この記事では、この新しい料金体系を徹底的に 分かりやすく図解し、 本当に安くてお得なのか?を検証。 また 従来のプランとの違いについても簡単に解説します。 対象キャンペーンの解説や、簡単な 料金シミュレーションもありますので、検討中の方はぜひ参考にしてみて下さい。 ここでは 解説部分の料金は「税抜き」、 料金シミュレーションのみ「税込み」で表記しています。 この記事の目次• 提供開始はいつから? 分離プランとは? 簡単に言うと 機種購入の有無に関わらず、常に通信料を安くしてユーザー間の不公平をなくし、シンプルな料金体系にしましょう。 というもの。 つまり「端末分離」とは、 機種と通信料の関係性をなくす(分離する)という意味。 これまではドコモから 端末を購入することで 通信料から割引(月々サポート)がありましたが、この 割引をなくし、代わりに通信料を最初から安くしよう!というワケです。 各料金をまとめてシンプルに 今までは、データ通信(パケットパックなど)や通話(カケホーダイなど)の 各プランの組み合わせや割引の適用条件が複雑で、料金が分かりづらいのが難点でした。 新プランでは データ通信料・通話・ウェブ使用料(spモード)の各料金をひとつにまとめることで、従来よりも シンプルで分かりやすい料金体系となっています。 月々サポートの新規受付は終了 先ほど述べましたが、 購入端末に応じた金額を通信料から毎月割引するサービスの 「月々サポート」が終了となります。 これは何を意味するかと言うと・・ 機種の本体価格がそのまま毎月の料金に反映されてしまう、ということ。 ギガホ・ギガライトは、プラン料金自体が安いとしても、本体価格が高ければ高いほど月額料金にダイレクトに響くので、機種の購入時は 本体価格をよく確認することが重要です。 料金のしくみ ギガホとギガライトでは料金のしくみが大きく異なります。 ギガホは「完全定額」 ギガホは利用量に関係なく 料金が一律。 旧プラン(パケットパックなど)と同じ方式ですね。 ギガライトは「段階定額」 ギガライトは通信の利用量に応じて 料金が階段のように変化します。 この方式は 「段階定額」とも呼ばれ、ドコモの旧プラン「ベーシックパック」に似ていますね。 ただしベーシックパックは通話やspモードは込みではなく、別途料金がかかる仕組みになっています。 段階定額は、他キャリアだと auの「ピタットプラン」、 ソフトバンクの「ミニモンスター」で導入済みです。 通話はどうなる? 定額の音声通話は「オプション」扱いに 上で述べたようにギガホ・ギガライトには基本通話利用料(従量制:30秒で20円)が あらかじめ含まれています。 かけ放題など 「定額」の通話は 「オプション」扱いとなり、通常の料金に オプション料金を追加するという仕組みになりました。 ギガホ・ギガライトのどちらもテザリング料金が含まれているため、 追加オプション料などは不要。 さらに 申し込みも必要なく、そのままテザリングが利用できます。 その他サービス・機能 データのシェアはできない ギガホ・ギガライトに加入すると、 家族間でデータを分け合うことの出来る 「データシェア」は利用できなくなります。 現在データシェアを利用中でギガホ・ギガライトにプラン変更したい、という方はご注意下さい。 データの繰り越しは不可 「データくりこし」とは、その月内に利用しなかったデータ量を翌月に上乗せ出来るサービス。 しかし ギガホ・ギガライトでは繰り越しができません。 ギガホとギガライト。 どっちを選ぶ? 旧プランは新規の受付が終了となりますので、これからドコモに契約しようという方は、この 2つのプランのどちらかを自身の利用状況に応じて選択する必要があります。 ざっくり言うと、• 毎月の通信量の平均が多め(7GB超)の方はギガホ。 毎月の通信量の平均が少なめ(~7GBまで)の方はギガライト。 を選ぶのがセオリーとなります。 (詳細はのちほど解説) ではこれからドコモの「ギガホ」と「ギガライト」を それぞれ詳しく解説していきましょう。 「ギガホ」の解説 出典: ドコモの「ギガホ」は通信料・基本通話料・インターネット接続サービス(spモード)がセットになった、 30GBまで定額で使えるプランです。 30GBを超えてしまうと? 速度制限がかかり、通信速度が「最大1Mbps」に低速化します。 とはいえ、1Mbpsなら通常のネット閲覧程度であれば不便に感じることはないかと思います。 ギガホの料金 ドコモの 「ギガホ」の料金は税抜きで 月々6,980円。 ただし加入者全員に 「ギガホ割」が適用(6ヶ月間1,000円割引)されるため、 半年間は5,980円で利用できます。 当然ですが、上記はプラン単体の料金で 機種代金は含まれていません。 ドコモで機種を購入する場合は、ここに機種代金(分割)がプラスされます。 公式には「4,980円」って表示されてるけど・・? ドコモの公式ページに記載の 1人あたり4,980円という価格は、上記のギガホ割に加え、家族・親戚同士での加入が条件の を適用した価格です。 ファミリー割引グループに未加入の場合は実現しない料金なのでご注意を。 ギガホで利用できるキャンペーン• 毎年の誕生月にドコモの 継続年数に応じたポイント(dポイント)がもらえる特典 「ギガライト」の解説 出典: ドコモの「ギガライト」は通信料・基本通話料・インターネット接続サービス(spモード)がセットになった、 7GBまで通信量に応じて料金が4段階に変動するプランです。 ギガライトの料金 ドコモの 「ギガライト」の料金は、1GBまでの利用で 月々2,980円。 そこから3GB超・5GB超ごとに1,000円づつ加算されていきます。 最大5~7GBまでの利用で4,980円となります。 ただし加入者全員に 「ギガホ割」が適用(6ヶ月間1,000円割引)されるため、 半年間は5,980円で利用できます。 当然ですが、上記はプラン単体の料金で 機種代金は含まれていません。 ドコモで機種を購入する場合は、ここに機種代金(分割)がプラスされます。 公式には「1,980円~」って表示されてるけど・・? ドコモの公式ページに記載の 1人あたり1,980円~という価格は、家族・親戚同士での加入が条件の割引サービス を適用した価格です。 ファミリー割引グループに未加入の場合は実現しない料金なのでご注意を。 ギガライトで利用できるキャンペーン• 毎年の誕生月にドコモの 継続年数に応じたポイント(dポイント)がもらえる特典 ギガホ・ギガライトを比較 ギガホとギガライトの共通点・相違点がひと目で分かるよう表にしてみました。 そもそもギガライトの最大容量が7GBまでというのもあり、判断の目安としては、利用するデータ容量の 月平均が7GBを超えるか否かです。 毎月のデータ利用量の平均が 0~7GBまでだと「ギガライト」、 7GBを超える場合は「ギガホ」と覚えておきましょう。 ただしギガホの場合「ギガホ割」が適用されている6ヶ月間は、割引によりギガライト5~7GBの料金と同額となります。 旧プランとの料金比較 どれくらい安くなった? 従来プランに比べギガホ・ギガライトの料金は どのくらい安いのか比べてみましょう。 機種購入する場合は安くならない? 上記の料金比較はあくまで プラン料金単体のもの。 ドコモで 機種を購入した場合は、ここに機種代金が追加されます。 ギガホ・ギガライトは「月々サポート」が使えないため、 機種を購入した場合は、 旧プランとの料金差はほとんどないでしょう。 新プランで月額料金を安くするためのコツ 機種代金を抑えることが重要 すでに述べたようにギガホ・ギガライトは「分離プラン」であるため、通信(通話)料金自体は安くなっていますが、その代わり 端末購入時の割引(月々サポート)が利用できません。 機種ごとの割引がなく、機種の価格が毎月の料金にダイレクトに反映されるため、 機種代金をなるべく安く抑えることが重要となります。 特に機種にこだわりがない場合は、 コスパの良い安めの機種を選ぶと良いでしょう。 機種代金を抑える 具体的な方法を2つご紹介します。 機種を「持ち込み」する ギガホ・ギガライトを利用する場合は、必ずしも ドコモで機種を購入する必要はありません。 例えば SIMフリー機や中古携帯ショップで売られているドコモ端末、SIMロック解除端末などを安く手に入れて、 持ち込みで契約することもできます。 最新機種でなくてもOK。 という方なら月々の料金を安くするための有効な手段となります。 「スマホおかえしプログラム」を利用する 出典: ギガホ・ギガライトと同時に開始される 「スマホおかえしプログラム」は、機種代金の負担を軽減するためのサービス。 機種の分割払いを 通常の24回から36回に延長することで、 ひと月あたりの支払額を減らし、さらに 端末を返却することで 残りの支払いが最大12ヶ月分免除される。 という仕組みです。 2年後にまたドコモで新機種を買い換えする場合は、残りの支払い(12ヶ月分)が免除されるため、新機種の購入がしやすい。 というメリットがあります。 「スマホおかえしプログラム」のデメリット とはいえ、残債の免除には 機種の返却が前提になるため、 機種をレンタルしているに等しい状態で利用することになります。 また、返却時に査定を行い、 故障・破損がある場合は免除が適用されません。 こういったデメリットも理解した上で検討してみて下さい。 「家族」で加入するメリット ドコモのお家芸とも言える 「家族」割引。 ドコモを利用している家族同士で「ファミリー割引」グループに加入することで、様々な特典が受けられます。 「ファミリー割引」グループ ファミリー割引は、 ドコモを利用している家族(ドコモの定めた三親等の範囲内)同士で加入できるサービスです。 このグループ内のメンバーは 様々な特典を受けられます。 ファミリー割引グループを新規作成したり、加入する際には申し込みが必要です。 家族間の国内通話が無料 「ファミリー割引」グループ内メンバー間の 国内通話が無料になります。 みんなドコモ割 みんなドコモ割は グループ内で 「ギガホ」または「ギガライト」に加入している方が割引を受けられるサービス。 (条件を満たしている限りずっと割引) 割引額はその グループ内の回線数により決まります。 公式: 3. ドコモ光セット割 固定ネット回線(ドコモ光)を セットで契約すれば、その契約者が属する家族グループ内の ギガホ・ギガライト加入者全員に割引が適用されます。 (条件を満たす限りずっと割引) ギガライトの加入者のみ、ひと月の データ利用量によって割引額が変わります。 ギガホ割 ギガホ割は ギガホへの加入者全員が最大6ヶ月間割引を受けられるキャンペーン。 ギガライトに加入の場合は対象外となります。 申し込み期間は9月30日までなのでお早めに。 ギガライトに加入の方は対象外です。 定期契約とは 「このプランを最低2年は使います」というお約束。 いわゆる「2年縛り」の事で、この期間中に解約などを行うと、 違約金(9,500円)が発生します。 契約期間終了後の 「更新月(3ヶ月間)」に解約すれば違約金は不要です。 また期間終了後も届け出がなければ 契約は自動で更新されます。 月々サポートは利用できない ギガホ・ギガライトでは 月々サポートが利用できません。 本体価格がそのまま月額料金に反映されるので、月額料金を安くしたい場合は 販売価格が低めの機種を選ぶのが有効です。 本体価格をよく確認しましょう。 データの繰り越しは不可 データ繰り越しとは利用しなかったデータ量を翌月に繰り越すことの出来るサービス。 しかし ギガホ(ギガライト)では繰り越しはできません。 データのシェアができない ギガホ・ギガライトは、家族間でデータを分け合うことの出来る 「データシェア」は利用できません。 月々の料金シミュレーション この料金シミュレーションは 全て「税込み」表記となります。 ギガホは 最大50GBまでの完全定額。 ギガライトは 最大7GBまでデータ利用量に応じて料金が変動する段階定額。 データ利用量の月平均が 0~7GBまでなら「ギガライト」。 7GBを超える場合は「ギガホ」にするのがセオリー。 プラン料金単体で見ると旧プランに比べて3割程度安いが、ドコモで 機種を購入した場合は、それほど安くはならない。 機種購入による割引(月々サポート)が利用できないので、機種代金の販売価格が月額料金に直接影響する。 毎月の料金を安くするためには 機種代金を抑えることが重要。 家族で ファミリー割引グループに加入すれば「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」が適用可能。 データの繰り越しや データのシェアはできない。 基本的には2年縛り。 2年以内に解約した場合は違約金(9,500円)が発生する。 2年縛りなし(定期契約なし)にした場合は料金が高くなる。 テザリングは無料&申し込み不要で利用できる。 最後に 長い記事になってしまいましたが、ここまでお読み下さり有難うございます。 端末分離を義務化する法律が 2019年秋には施行されます。 今回紹介したドコモの新プランはその対策のひとつ。 ドコモの新プランに追随する形で auも新たなプランを発表しましたね。 おそらく今後は ソフトバンクも料金体系を修正してくるでしょうし、 10月には楽天も参入。 ますます 価格競争が激化することでしょう。 秋までのキャリアの動向に注視が必要です。 今後もユーザーの方々が難しい料金体系に惑わされないよう少しでも分かりやすく解説していきたいと思います。 それではまた~.
次のドコモの現在の料金プランは「ギガホ」と「ギガライト」が基本となっていて、音声通話、データ通信、SPモードの料金を一体化した料金プランとなっています。 大容量データ通信ができる「ギガホ」は月額6,980円、データ通信をあましない「ギガライト」は月額2,980円〜5,980円となっていて、スマホ環境に合わせてプランを選ぶことができます。 ここでは、 ドコモの新料金プラン・「ギガホ」と「ギガライト」の詳細と従来のベーシックデータパックとの違いについて詳しく比較していきたいと思います。 なお、「ギガホ」または「ギガライト」を契約することで「Amazonプライム」が1年間無料となるキャンペーンも開始しています。 従来のIPS接続料金(SPモード)と音声通話は料金プランに含まれていますが、かけ放題をする場合は音声オプションを付ける必要があります。 ただし、「ギガホ」と「ギガライト 」は基本的に月々サポートや端末購入サポートによる端末割引がないので実際のトータルの金額はさほど差はありません。 (時期によっては端末割引がある場合もある。 ) iPhone 7(32GB)を購入した場合 オプション名 ギガホ(新プラン) ウルトラデータLLパック 基本料金 6,980円 データ:8,000円 シンプルプラン:980円 SPモード:300円 合計:9,280円 iPhone 7(32GB) 1,650円(24回払い) 1,100円(36回払い) 1,650円(24回払い) 割引 — -1,500円 合計 8,630円(24回払い) 8,080円(36回払い) 9,430円 ドコモのiPhone 7はApple Storeで買うよりも安い39,800円で手に入れることができます。 なので、ギガホとの組み合わせでも従来のプランよりも安くなる可能性が高そう。 旧プランのウルトラデータパックLLを使っているユーザーは今回の新プランにより通信料金を抑えることができそうです。 ドコモのギガライトの料金イメージ ギガライトは20GBのプランが廃止されてしまいましたが、60GBのギガホが6,980円なのでベーシックパックの7,000円より安く使うことができるようになっています。 こちらのプランも端末代金の割引を受けることができないので実際の料金は高くなります。 iPhone 7を購入の料金比較 仮にiPhone 7(32GB)を購入して5GBのデータ通信をした場合の料金を新旧プランで比較してみました。 iPhone 7(32GB)を購入した場合 オプション名 ギガライト(新プラン) ベーシックパック 基本料金 〜5GB:4,980円 データ〜5GB:5,000円 シンプルプラン:980円 SPモード:300円 合計:6,280円 iPhone 7(32GB) 1,650円(24回払い) 1,650円(24回払い) 割引 — -1,500円 合計 6,630円 6,430円 ギガライトとベーシックパックの比較だとギガライトの方が200円高くなってしまいました。 つまり、ドコモの新料金プランはデータ通信をたくさんするユーザーは安くなりますが、あまりデータ通信をしないユーザーは高くなる傾向があるようです。 データプラス:1,000円 データプラスはギガホ・ギガライトのデータ通信量をシェアすることでデータ通信をすることができるプランです。 つまり、iPadにデータパック(Xi)のSIMカードを入れて親回線のギガホまたはギガライトのデータ通信量を使って通信をすることができます。 新プランのデータプラスならプラス1,000円でギガホまたはギガライトのデータ通信をシェアすることが可能となっています。 iPhoneをドコモで契約しているならiPadは合わせて買ってしまった方がお得に使えるのかも。 特にギガホだとデータ通信量が60GBあるのでシェアもしやすいので良いですよね。 ケータイ向けの新プランは結構安くていいんじゃないでしょうかね? 家族割「みんなドコモ割」:500円〜1,000円割引 従来のプランはシェアオプションを組み合わせることで料金を安くすることができましたが、シェアオプションが廃止されるため家族割プランが復活します。 家族割の対象の料金プランは「ギガホ」と「ギガライト」の二つのみです。 みんなドコモ割 プラン名 月額料金 (2年定期契約の場合) 1回線 2回線 3回線以上 みんなドコモ割の割引金額 0円 -500円 -1,000円 ギガホ(Xi) 6,980円 6,980円 6,480円 5,980円 ギガライト(Xi) ~7GB 5,980円 5,980円 5,480円 4,980円 ~5GB 4,980円 4,980円 4,480円 3,980円 ~3GB 3,980円 3,980円 3,480円 2,980円 ~1GB 2,980円 2,980円 2,480円 1,980円 夫婦二人でドコモを使えば1回線あたりが500円の割引を受けることができるので合計1,000円安くなります。 お子さんの3人で使えば1回線あたりが1,000円の割引を受けることができるので合計で3,000円の割引となります。 例えば、夫と妻が〜1GB、子が〜3GBのギガライトを使った場合の料金はこうなります。 ただし、夫のスマホの端末割引は25ヶ月目で0円になるので3年目以降は13,080円となります。 夫 妻 子 基本プラン ギガライト 〜5GB:4,980円 ギガライト 〜1GB:2,980円 キッズケータイプラン:500円 音声オプション 5分かけ放題:700円 — — みんなドコモ割(2回線) -500円 -500円 0円 ドコモ光セット割 -1,000円 0円 0円 各回線の料金 4,180円 2,480円 500円 ドコモ光 5,200円 合計 12,360円 これを新料金プランのギガライトに変更して試算してみるとこうなりました。 キッズケータイプランは家族割の対象にはならないので2回線での試算となります。 ドコモの新プランの料金 24ヶ月以内の料金は旧プランの方が安くなりますが、25ヶ月目以降の料金は700円ほど安くなります。 月々サポートや端末購入サポートといったサービスが終了してしまうので端末代金込みで見ると最初の24ヶ月間は通信料金が高くなってしまうみたいです。 25ヶ月以降は端末代金の支払いが終了するので長く同じ端末を使うのであれば新プランの方が安くなりそう。 たった700円ですが、従来のプランのべーシックシェアパックだと親回線のデータ量をシェアし二人で5GBを分け合う形になっていましたが、新プランのギガライトなら各回線で5GBと1GBのデータ量を確保しつつ全体の料金を少しだけ安くすることができます。 ギガライトとベーシックシェアパックの比較(3回線) では、家族3人で使った場合の料金を比較してみます。 旧・ベーシックシェアパックでシェアオプションを組み合わせると最初の24ヶ月間は10,660円となり、25ヶ月以降は12,860円となります。 (端末代金は考慮してません。 ギガライトの料金(3回線) 夫 妻 子 基本プラン ギガライト 〜3GB:3,980円 ギガライト 〜1GB:2,980円 ギガライト 〜1GB:2,980円 音声オプション 5分かけ放題:700円 — — みんなドコモ割(3回線) -1,000円 -1,000円 -1,000円 ドコモ光セット割 -500円 0円 0円 各回線の料金 3,180円 1,980円 1,980円 ドコモ光 5,200円 合計 12,340円 うーん…。 新プランで安くなるシチュエーションがなかなか出てこないですね。 ギガライトとベーシックパックの比較(1回線) では、お一人様だとどうなるのかギガライトとベーシックパックで比較してみました。 旧プランはdocomo withで端末を購入した場合を想定しているので1,500円の割引を受けることができます。 ギガホとベーシックパックの比較(1回線) プラン名 ギガホ(新) ベーシックパック(旧) 基本料金 〜60GB:6,980円 データ〜20GB:7,000円 シンプルプラン:980円 SPモード:300円 合計:8,280円 割引 — -1,500円 合計 6,980円 6,780円 ギガホ(〜60GB)とベーシックパック(〜20GB)の比較だとギガライトの方が200円高くなります。 データ量が違うのでデータ通信をたくさんする人は新プランの方がお得になるのかもしれません。 ギガホとウルトラシェアパック30の比較(3回線) 大容量プランの場合はどうなるのか比較してみましょう。 旧プランはウルトラシェアパック30を契約してシェアオプションでデータ量を分け合うことができます。 全員で90GBのデータ通信が使えるようになりますが、こんなに使うのかな…。 ギガホの料金(3回線) 夫 妻 子 基本プラン ギガホ 60GB:6,980円 6,980円 6,980円 音声オプション 5分かけ放題:700円 — — みんなドコモ割(3回線) -1,000円 -1,000円 -1,000円 ドコモ光セット割 -1,000円 -1,000円 -1,000円 各回線の料金 4,980円 4,980円 4,980円 ドコモ光 5,200円 合計 20,140円 めちゃくちゃ高くなってしまいました。 ドコモは家族3回線で使った場合で安くなるって言ってましたが、どういうことなんだろう。 確かに妻と子をギガホじゃなくてギガライトにすれば安くすることができますが。 これは安いのかも。 ただし、iPad本体の端末割引がなくなるので実際は料金に差はないでしょう。 3年目以降も料金が安いまま維持できるのが新プランのメリットと言えそうですね。 長くiPhone 7を使うなら新プランの方がいいんかも? ちなみに、ので問題はないかと思います。 つまり、新プランになることで事実上の値上げってやつでしょうかね。 では、家族2人がiPhone 7を購入した場合はどうなるのか。 つまり、 新料金プランは家族で購入することができれば従来のプランよりも安く料金を抑えることができる…ということになります。 スマホおかえしプログラムについて 新料金プランに合わせて端末の購入方法も新たに36回払いを選ぶことが可能となっています。 さらに、24ヶ月後に端末を返却することで残り12ヶ月分の費用を免除してくれる「スマホおかえしプログラム」もスタートしています。 主にハイエンドスマホを対応としたプログラムとなっていますが、定期的に新しいスマホに機種変更していくという方にとっては頼もしいサービスと言えるでしょう。 詳しくはこちらの記事をどうぞ!.
次の「 ドコモのギガライトってどうなの?ギガライト2との違いもよく分からない…」 ドコモには、大容量プランのギガホと低用量プランのギガライトの2つの料金プランがあります。 ギガライトは使った分だけの従量課金制であることが大きなメリット。 2019年10月よりプラン内容が変更されギガライト2が提供されています。 この記事では、 ギガライトを利用するメリット、 余ったGBを翌月に繰り越せるのか、 ギガライト2との違いは何なのか?など。 ギガライトについて分かりやすくお話しています。 ドコモの料金プランの変更を考えている人はもちろん、2019年9月30日以前のギガライトを利用している人も一緒に確認しておきましょう。 ドコモのギガライトとは? 公式: ギガライトは、ドコモのスマホ専用料金プラン。 データ容量が0GB~7GBまで 毎月のデータ利用量に応じて定額料金 あまりデータ通信を行わない月でも 使った分だけ支払うことができて利用料金を安く抑えることができます。 データ利用量 ステップ4 ~7GB 7,480円 ステップ3 ~5GB 6,480円 ステップ2 ~3GB 5,480円 ステップ1 ~1GB 4,480円 国内通話料 家族間:24時間無料 家族以外:30秒20円 SMS送信料(受信:無料) 1回あたり3円~ ギガライトの定額料金は4つのステップに分かれています。 1GBまでで月額3,4,480円 3GBまでで5,480円 5GBまでで6,480円 7GBまでで7,480円 その月どのくらいのデータ容量を消費したかによって月額料金が変動します。 結果、月によってデータ利用量に差があるような人は、月額料金を安くすることができるのでお得な料金プランになっています。 ギガライトの月額料金 ドコモのギガライトの月額料金を見ていきましょう。 定期契約あり、なしで変わってきます。 いわゆる2年縛りというものですね。 2年定期契約で月額1,500円割引き ギガライトは 2年間の定期契約を申し込むことによって、月額料金を1,500円割引くことができます。 2年定期契約なし 2年定期契約あり ステップ4 ~7GB 7,480円 5,980円 ステップ3 ~5GB 6,480円 4,980円 ステップ2 ~3GB 5,480円 3,980円 ステップ1 ~1GB 4,480円 2,980円 2年定期契約は月額料金を安くするメリットがある反面、違約金の発生というデメリットがあります。 2年毎の更新期間以外にドコモを解約 2年定期契約を廃止する 条件に当てはまってしまうと、 解約金として9. 500円がかかります。 ギガライトの 更新期間内に廃止や解約を行う場合には違約金の請求はありません。 さすがに高い…と思う人も多いでしょうが、ドコモの割引きサービスを併用させることができます。 分かりやすく一覧でまとめてみました。 7GBまで使ったとしても月額2,000円台であれば、お得感を感じれるのではないでしょうか。 では、利用年数やdポイント獲得数に応じて、 毎年誕生月にdポイントが貰えるという特典もギガライトで適用されます。 ギガライトとギガライト「2」の違い ドコモでギガライトが登場したのは2019年6月1日。 ギガライト2が登場してギガライトの受付が終了した理由は、総務省による電気通信事業法の改正で法律が変わってしまったことにあります。 ギガライトとギガライト「2」の大きな違いは定期契約なしでの月額料金です。 ギガライト「2」では2年定期契約中の解約の違約金も1,000円に変更。 少しややこしいですが…ギガライト2を分かりやすくまとめると、 2年定期契約を組んでも組まなくても月額料金に差がほぼない 2年定期契約を組んだとしても、解約金は1,000円に大幅に値下げ このように、 ギガライト2では2年定期契約を組むか組まないかをユーザーが選択することができる自由度が増しています。 ギガライト2ではdカードお支払割が適用可能 ギガライト2の登場と同時に、という割引きサービスが登場しました。 dカードを持っている ドコモの月々の利用料の支払いをdカードからの支払う 条件を満たすことで月額料金を170円割引くサービスです。 つまり、ギガライト2の2年定期契約の割引額と同額ということです。 そのため、 ギガライト「2」で2年定期契約を申し込まなくても、dカードで支払いをすることで2年定期契約を利用した場合と同額の月額料金で利用することができるようになります。 ギガライトからギガライト2へ変更が可能 ギガライトとギガライト2とでは、2年定期契約を利用しなかった場合の月額料金に違いはあります。 が、割引後の料金やプランの内容自体は全く同じなんです。 現状ギガライトの契約者はギガライト2に変更しておいた方が解約金を安くすることができるのでお得ですよね。 ギガライトからギガライト2へのプラン変更は解約金などなしでいつでも変更が可能です。 ただし、ギガライトからギガライト2に変更したとしても、次回の更新期間までは現状の解約金は留保されます。 つまり、ギガライトからギガライト2に変更して、次の更新期間が来る前に解約してしまうと解約金が9,500円かかってしまうということです。 次の更新期間が過ぎたときからようやくギガライト2の2年定期契約に変更になるため、現在の更新期間がまだ先の場合は注意が必要です。 ギガライトのままにしておいてもずっと解約金は9,500円のまま。 今のうちにギガライト2には変更をしておいた方がいいでしょう。 ギガホの場合は30GBまで6,980円の定額で利用できますが、3GBしか利用しない月があったとしても30GB分の6,980円の支払いが必要。 使った分以上の料金の支払いになってしまう点はギガライトとギガホの大きな違いです。
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