ベンツ sl amg。 メルセデス・ベンツ・SLS AMG

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ベンツ sl amg

この記事のもくじ• | プラットフォームは次期メルセデスAMG GTと共通 | メルセデス・ベンツは新型SLを開発中と伝えられ、実際にいくつかのプロトタイプが目撃されていますが、今回は同社のデザインを管理するゴードン・ワグナー氏が「新型SLは、SL史上もっとも300SLに近いモデルになるだろう」と発言してちょっとした話題に。 ガルウイングドアは「構造上の解決策」だった なお、メルセデス・ベンツ300SL最大の特徴でもある「ガルウイングドア」につき、これを採用した理由は「構造上やむなく」。 というのも、もともとはレーシングカーとして開発されたために鋼管スペースフレームがボディサイドを貫通していて、よって「サイドシルが太く高い」構造となってしまったわけですね。 この状態では通常の横開きドアを採用することはできず、これを解決するための手段としてガルウイングドアを採用した、と言われています。 その「ガルウイング」が期せずしてこのクルマのアイコン、そしてメルセデス・ベンツのヘリテージの一つとして認識されることになり、その後のメルセデス・ベンツのマーケティングに大きく影響することなったのは「運命のいたずら」と言えるかもしれません。 実際に1955年に発売された「メルセデス・ベンツSLRマクラーレン」は(ガルウイングではありませんが)ディヘドラルドアを採用し、300SLを想起される雰囲気を持っています(実際のモチーフはレーシングカーの300SLR)。 その後2009年に発売されたメルセデス・ベンツSLS AMGはダイレクトに300SLをイメージしたクルマで、こちらは完全なるガルウイングドアを再現していますね。 どうなる新型メルセデス・ベンツSL? そして新型メルセデス・ベンツSLについては「次期メルセデスAMG GTとプラットフォームを共有する」ことがすでに明かされており、開発の大部分をAMGが担当することになりそう。 さらに「300SLに近くなる」のはそのスタイリングだけではなく性格も同様で、つまりは「これまでのSLが持っていた、GT的なキャラクターから、ピュアスポーツへ」。 そうなると気になるのが次期メルセデスAMG GTとの競合ですが、ここは「AMG GT 4ドアクーペ」と「メルセデス・ベンツCLS」のようにきっちり分けて来るのかも。 そして新型SLはオープン構造を持つことも明らかになっていて、となると残念ながらガルウイングドアの採用は不可能。 ルーフについては、先代SLのようにメタルトップではなくソフトトップを採用すると言われ、これによって軽量化はもちろん、格納スペースを小さくすることで室内空間、ラゲッジスペースを最大化できるとも言われています。 新型SLについて重要なのは「73」という数字が復活することで、新型SL73には4リッターV8ツインターボ+ハイブリッドにて800馬力を発生するパワーユニットが搭載される、というウワサもあるようですね(AMG GT 4ドアクーペにも搭載されるかもしれない)。 そのほか、まだまだ謎の多い新型メルセデス・ベンツSLですが、おそらくは2021年には公開されるだろうと言われており、楽しみに待ちたいところです。 VIA:.

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メルセデスベンツ SL前期 R231 AMG SL63仕様パーツリスト

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AMGもダウンサイジング V8エンジンと共に歴史を歩み、そうしたパワーユニットの実力がレーシングフィールドで認められてメルセデス・ベンツ傘下へと収まったAMG。 しかし、そんなAMGの主役であり続けて来たV8エンジンが、ここに来て2系列に分かれ始めている。 一つは、「歴史上で初めて、イチからを単独開発したエンジン」という触れ込みと共に2006年にデビューした6. 2リッター自然吸気ユニット系列。 もう一つは、排気量を5. 5リッターへ縮小する一方でターボチャージングを行い、前出の自然吸気エンジン以上の出力を発生しながらはるかに少ないCO2排出量をアピールする、2011年にデビューの新開発ユニット系列だ。 このところ、「燃費に難アリ」の高回転・高出力型自然吸気ユニットを搭載するモデルは、徐々にその数を減らしつつあった。 しかし、そうした動きの中で最新の「C63 AMG」シリーズが、あえてそれを搭載したのは注目に値する。 すなわち、AMGバリエーションの中にあって最も軽量コンパクトな「Cクラス」と、ピュアな2シータースポーツモデルである「SLS」のみが、自然吸気エンジンを用いているのだ。 穏やかなサウンドの理由 南仏サントロペのまばゆい陽の光の下で初対面となった新しいSL63 AMG。 その心臓に早速火を入れると、この段階で「アレっ?」と思った。 きっと周囲に派手に響き渡るのだろうと予想していた完爆時のエキゾーストサウンドがおとなしく感じられたからだ。 しかし、ルーフを開いた状態にもかかわらず、そのボリュームは同エンジンを搭載する「E63 AMG」のそれよりも、どこか控えめに感じられた。 そんな疑問に対する解答は、後に担当エンジニア氏に質問を寄せた時点で明らかになった。 いわく「E63とSL63とでは排気系のチューニングが異なり、実際にSLの方が、よりスポーティーなキャラクターのE63よりも穏やかなサウンドとなるようにセッティングされている」という事であったからだ。 え? 2シーターオープンのSL63よりも、E63の方がスポーティー? と一瞬不可解にも思ったが、なるほど両者を比べれば「クーペカブリオレ」のSLの方が、よりゴージャスなクルーザー的要素が強いという見方には納得がいく。 より高いスポーツ性を追及するならば、現在のAMGラインナップの中では同じ2シーターでSLSというモデルをチョイスできる事もこちらのゴージャスキャラクターを加速させた一因なのかもしれない。 SL63 AMGは特にスポーツ性に特化したSLではなく、あくまでも「飛び切り強力な心臓を積んだオープンモデル」という解釈なのだ。 今回テストドライブを行ったモデルは、標準仕様よりも27ps、10. 事実、ここからさらに60ps以上の最高出力が上乗せされる「SL65 AMG」でも、このデータはあとコンマ1秒短縮されるにすぎないのだ。 決して比喩ではなく、「フロントが浮き気味になる感触」が明確なフル加速シーンでも、そのサウンドが「E63よりもおとなしい」感覚は変わらない。 しかし、そんな印象もコンソール上のドライブモードの切り替えダイヤルで、「スポーツプラス」を選択すると一変する。 このポジションと、すべての変速動作がシフトパドルの操作に委ねられる「マニュアル」のポジションでは、高回転でのアップシフトの際に、排気音を演出するためのわずかな燃料噴射制御が行われ、まるでアフターバーンばりの破裂音が響き渡るからだ。 そう、このモデルに搭載されたエンジンというのは、E63 AMG用よりもこうした二面性がより明確なのだ。 いざとなれば、スーパースポーツカーに対して軽く一泡吹かせられるこのモデルのずばぬけた動力性能は、首筋に温風を送る「エアスカーフ」や、シート後方から音もなく伸び上がる電動式の「ドラフトストップ」、マジックスカイコントロールなる調光機能付きの「パノラミックバリオルーフ」といったゴージャス装備と同格で扱うのがふさわしい、ぜいたくなアクセサリー的要素が強いものと受け取るべきなのかもしれない。 質感は極上 量産メルセデスとして初のオールアルミボディーの採用で、100kgを大きく超えるレベルの減量を達成させたSL63 AMG。 そのフットワークは、「どんなシーンでも極上の質感を味わわせてくれる」というテイストがまずは印象に残るものだった。 それは、ダンピングが上乗せされるスポーツモード選択時でも変わる事はない。 オープン状態でも一切のシェイクとは無縁の高いボディー剛性感も、もちろんそれらの好印象に一役買っている事は間違いない。 かくして、このモデルでは、ひとたびルーフを閉じると、もはやオープンカーである事など一切連想させない、完璧なまでのゴージャスなクーペとしての雰囲気を演じてくれる。 もちろん、インテリアのどこを見回しても、そのぜいを尽くした作り込みレベルの高さはため息をつくしかないものだし、静粛性の高さも一級品。 キシミ音などという単語も、もちろんこのモデルには有り得ないのだ。 ただし、とびきり快足で、どこまでも豪華な2シーターモデルとして「もはや完璧」と思われたこのモデルの感覚の中で、唯一最後まで違和感が拭えなかったのがそのステアリングフィールだった。 片手でホイホイと操れるほど軽い操舵(そうだ)力は、このモデルの狙いどころと照らし合わせて問題ナシとしても、そんなフィーリングはこうしたモデルにこそふさわしいリラックスした走りには不釣り合いと思えたのだ。 そう、戸惑いといえばあまりにも「SLK」風であると思える新型SL全般のエクステアリアデザインについても、個人的には多少の戸惑いが禁じ得ないでいる。 もちろん、そんなルックスについての意見は十人十色ではあろうが……。 そうした中で、過度のスポーツ性のアピールはあえて控えて、完璧なまでに速く、完璧なまでにゴージャスである事を売り物とする。 SL63 AMGの狙いはかくもクリアなのである。 (文=河村康彦/写真=メルセデス・ベンツ日本).

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【インプレッション】メルセデス・ベンツ「SL 63 AMG」 /

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真正面から時代に取り組む 「メルセデス・ベンツSL63 AMG」は、いわばハイパフォーマンスを重ね着したモデルである。 ノーマルSL V8モデルたる「SL550ブルーエフィシェンシー」が積む4. 7リッターツインターボの代わりに、5. 5リッターV8ツインターボが押し込まれた。 7リッターのそれが435psと71. 4kgmだから、ざっくり2割増しの強心臓を得たわけだ。 ラグジュアリースポーツの代名詞のようなSLクラスだが、もちろん、年々厳しくなる燃費(CO2排出量)、安全基準から逃れることはできない。 11年ぶりにフルモデルチェンジを受けて6代目となったSLは、時代の要請に真正面から取り組んだ意欲作といえる。 ボディーシェルはアルミ製となり、パワートレインの世代が新しくなった。 SLスペシャルたる「SL63 AMG」の車重は1880kg。 パワーユニットには、先代の自然吸気6. 2リッターV8(525ps、64. 2kgm)が捨てられ、前述の新しい5. 5リッターV8ツインターボが採用された。 言うまでもなく、筒内直接噴射を採り入れた燃費指向のターボエンジンである。 シリンダー内に直接燃料を噴くことで異常燃焼を起こしにくくし、発動機としての効率を引き上げた。 圧縮比は自然吸気並みの10. さらに、アイドリングストップ機能まで搭載して燃料消費量を抑えた結果、SL63 AMGのカタログ燃費(JC08モード)は、9. 後悔するほどの速さ 実際にメルセデス・ベンツSL63 AMGを運転してみると、「過給器より排気量が勝った……」と言うと変な表現だが、ほとんどターボを意識しないドライブフィールが得られる。 5461ccと絶対的な排気量が大きいので、過給器の後押しを得ないでも、低回転域から十分なトルクが供給されるからだ。 普通に走っているかぎり、回転計の針が2000を過ぎるかどうかといった早いタイミングで、次々にギアがバトンタッチされていく。 シフトプログラムも燃費志向。 2段落として5速にすると2000rpm。 アクセルペダルを踏み込めば、そこから息の長い加速を味わえるはずだ。 かつての自然吸気エンジンとの違いはブン回したときに顕著になるかと思い、料金所から全力加速を敢行してみた。 後悔した。 グワッとノーズを上げ、ホイールスピンせんばかりに飛び出すAMGは迫力満点。 タコメーターの針が4000rpm付近を超えてからは2次曲線的な加速を見せ、たしかにターボエンジンらしいワープ感を味わえるが、一度試せば、おなかいっぱい。 自分でアクセルを踏んでいながら、なんだか気分が悪くなった……。 ただでさえ速いSL63 AMGだが、試乗車はさらに「AMGパフォーマンスパッケージ」が搭載されていた。 最高出力が537psから564ps、最大トルクが81. 6kgmから91. 8kgmに向上。 サスペンションやブレーキが強化され、ボディー各部には迫力あるAMGパーツがおごられる。 3秒から4. 2秒に削られる! 195万円のパッケージオプションの恩恵が、0. この手のクルマは、ハイパフォーマンスゆえ値段が上がるというより、高性能が高価格の言い訳になっている側面があるから、あまり実際的な意味を追求しても、やぼなだけである。 プラス20万円の特別色。 ただのマットペイントだと指紋や手の脂が気になりそうだが、AMGのそれは細かい凹凸が付いた梨地仕上げになっているので、心配いらない。 ドアを開けて、AMGの運転席へ。 「ポーセレン」と名付けられた淡いベージュのレザーシートは、屋根を開けたまま道端に駐車して見せびらかしたいような、凝った造形を採る。 ダッシュボード上の時計がIWCなのは、ごあいきょう。 右手トンネルコンソールから生えるシフターは、ポジションが「R-N-D」だけのシンプルなもの。 ギアを変えるのにオーナーの手を煩わせることなんてありません、ということだ。 実際、アクセルペダルに載せた右足にちょっと力を入れるだけで、十二分の加速を得ることができる。 個人的に気になったのは、少々硬めの乗り心地。 街なか、高速道路を問わず、少しばかりアシが突っ張った感覚で、細かく上下に揺すられる。 路面の凹凸を「もうちょっといなしてもいいのになァ」と思った。 シフター後方のダイヤルを回して、「コンフォート」「スポーツ」と交互に試してみたが、納得いかず。 常に「AMG」を意識させるための設定か。 しかしそうした不満は、20秒ほどでハードトップを畳めば、霧散する。 大馬力のV8ツインターボが喉を鳴らすのを感じながら、海岸沿いをゆるりと流す。 ボタンひとつで飛び出すようになった背後のドラフトストップのおかげで、サイドウィンドウを下ろしていても、ときたま髪がわずかに風になぶられるだけ。 湿った空気。 汐(しお)のかおり。 SL63 AMGの持つポテンシャルを知りながら、「首のまわりを温風が包むエアスカーフ機能があるから、寒い季節になっても、オープンエアが楽しめそうだなあ」と、そんなのんきなことを考えながら走るのが、ぜいたくな気持ちだ。 (文=青木禎之/写真=DA).

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