持ち運べるエアコンは首に装着 気象庁は11日、九州北部や関東甲信、北陸、東北南部が梅雨入りしたとみられると発表した。 そして、すでに予兆はあるが、この蒸し暑い梅雨の時期が過ぎると、暑い夏がやってくる。 重さは、ネック部が約170グラムで、腰に装着するラジエーター部を合わせた総重量は約840グラム。 色はダークグレーと汚れや傷が目立ちにくく、警備員の制服などに用いられる紺や黒にも馴染みやすい色調だ。 また、ヘッドホンを首にかけるような形で装着するデザインとなっている。 バッテリーは外付けリチウムイオン電池を使用し、3時間の充電で2~4時間使うことができる。 通信機能としてNFC(近距離無線通信)とBluetoothを内蔵している。 警備業や建設業、工場、イベント会場といった、炎天下や空調が届かない環境で作業が必要となる業種の、国内企業を対象に6月から提供を開始するという。 (首の頸動脈を冷却する 提供:富士通ゼネラル) 冷やす仕組みは、首の部分に搭載されたサーモ・モジュール(冷却部)で熱を放熱板に送ることで冷却する。 同時に、サーモ・モジュールも熱が発生するため、その熱は水冷により冷却するシステムとなっている。 (冷やす仕組み 提供:富士通ゼネラル) 冷却部の温度は約20度まで冷え、気温が35度以上の暑い日でも、水冷方式であることから外気温の影響が少なく、高い冷却効果が期待できるという。 秋頃の発表を目指し、冷暖切替機能など現在も機能を開発中とのことだ。 イノベーション組織であるBIGの目的は、新事業の創出であり、その新事業の前提は、弊社としてやる意義のあることでした。 その意義を考えた場合、やはり社会課題の解決が最優先であり、WINヒューマンレコーダー社(板生清・東京大学名誉教授)が着想されていた、 深部体温を冷やすことで灼熱下での作業リスクを低減させることを目的とし、製品化に至りました。 (頸動脈の血液を冷やし、深部体温を冷やす仕組みになっている) ーーこだわりの部分は? 2点あります。 (1)ファンではなく、電子的な冷却効果により伝導で冷却する点。 (2)その冷却により発生する熱を、水冷により排熱する点。 ーー開発で苦労した点は? 効率よく冷却するための機構と安全面への配慮になります。 (活躍シーンの例) 「使命感と責任を持って取り組んでおります」 ーー現在の反響は? 想定を超える反響をいただき、驚いております。 その中には非常にありがたい反響が多数ございました。 例えば、こういった製品を待っていた、とか是非使ってみたい、という声をいただきました。 ーー反響に対してどう思う? ご期待いただいていること、「早く一般販売もするように」などといったお叱りいただいていることに対して、弊社として使命感と責任を持って取り組んでおります。 (今後の活躍シーンの例) ーー今回の試みに込められた思いは? 企画段階に設定した社会課題の解決に貢献することを目標にして参りました。 その貢献に少しは近づけたと考え、今後の機能アップなどにも、一歩一歩急ぎながら、着実に実現まで邁進(まいしん)していきたいと考えております。 ーー今後の目標は? 必要とされている方々に早くお届けしたく考えております。 また、改善すべき点はできるだけ早く盛り込み、商品に反映することで、ご利用いただける皆様にご満足いただけるよう進めていきます。 (活躍シーンの例) 現在、かなりの反響があり、今年の夏の提供数については検討中で、6月末から国内企業へのレンタル(1カ月・1台1万円以下を想定)のみとのことだ。 消防庁の発表によると、2019年6月~9月の全国における熱中症による救急搬送人員の数は6万6869人。 そのうち118人が亡くなっている。 今年は新型コロナウイルスの感染予防としてマスクをする機会も多い。 【関連記事】.
次のペルチェ素子のモジュール。 電圧をかけると発熱/吸熱する ただし、吸熱すると部品の反対側が発熱するため、これを上手に排出する技術が求められる。 ハードウェアを設計した伊藤健二氏は、「ソニーではデジタルカメラやスマートフォンの商品開発を通じて、熱設計に対して多くのノウハウを培ってきました。 今回それをレオンポケットにも生かしています」と話していた。 そこにペルチェ素子の検証によって得たノウハウも含まれているのだろう。 肌に触れて局所冷温を行うウェアラブルデバイスのため、安全性も気になるところ。 「温めるときは低温やけどにならないよう、数百回のシミュレーションを重ねて検討してきました。 一方、冷やすウェアラブルデバイスには前例がないため、医師の方々からたくさんの知見をお借りして、同時に私たちも多くの論文を調べながら冷やし過ぎない温度を目指しました」。 本体には複数のセンサーを搭載し、常時デバイスの温度を感知。 冷温制御はソフトウェアで行っているが、「万が一、ソフトがダウンした場合でもハードウェア的に電源を強制シャットダウンして安全を確保します」(伊藤陽一氏)としている。
次の保冷剤を首に巻くより圧倒的に便利! 日本もそろそろ 30度超えの日々が訪れるようになりましたが、アメリカではもうしているのだそうです。 ということは、人々は冷え冷えのエアコンが効いた部屋から、次の涼しい部屋へと移動する戦略を考える時期になった、ということになります。 ですがもし、真昼の焼けつくような太陽の下でも涼しげにいられたらどうでしょう? そこで今、 ソニーが クラウド・ファウディングで小型の ウェアラブル・エアコン/ヒーターへの支援を募っています。 これで大自然の厳しい摂理に負けず、外出先でも空調の効いた人生を謳歌できるようになるのです。 体表面温度が13度下がるだと... ? この「 REON POCKET」は、名刺入れくらいのサイズのBluetoothデバイスで、 熱電冷却を利用します。 使い方は専用の下着の首元にあるポケットにこれを忍ばせ、アプリと接続してボタンをタップします。 するとすぐさま、デバイスが身体に冷感はもちろん、温感も与えてくれるんです。 ソニーいわく、寒い真冬の日々でも、暖かく過ごすことが出来るとのこと。 Video: ソニーの製品サイトによりますと、同社は何百回も シミュレーションを行ない、暑い日にはユーザーの体表面温度を 13度下げ、また寒い日には 8度上げることが可能とのこと。 専用下着に忍ばせる、まさにウェアラブル スペックはすばらしいもので、まずiOSとAndroidをサポートします。 そして電池寿命はUSB-Cによる2時間の充電で24時間持続。 さらにはこのサイズなので、軽さはたったの85gしかありません。 それに専用下着も外から目立ちにくいようデザインされています。 「REON POCKET」は「 スタンダード」と「 ライト」の2種類があり、「スタンダード」はスマホで操作する基本のマニュアルモードと、のちのアップデートで追加されるオートモード、それに風量調節機能と、自分の好みにカスタマイズが可能なマイモードが使えます。 一方「ライト」は少しお安いものの、マニュアルモードしか使えません。 Image: 出資はお早めに! ということで、この「REON POCKET」は現在ソニーのにて、日曜日に支援受付を始めました。 執筆時には残り47日を残し 1,901人から 47%の出資金、 3,162万円が集まっていました。 目標は 6,600万円。 すでに「早期支援者特典」の2プランが売り切れですが、「REON POCKET」とインナー1枚のプランが 1万4,080円(税込)、もしくは「REON POCKET Light」とインナー1枚のプランが 1万2,760円(税込)というのが2機種で1番安くなっています。 もし目標金額に達すると、お届けは 2020年3月を予定している、とあります。 来年3月か... いやもう明日にでも欲しくない!?
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