布団 湿気。 これでバッチリ!敷布団収納のポイント、気になる湿気対策もご紹介します!

布団の湿気の原因3つと湿気対策8つ!湿気取りシートで取れる?

布団 湿気

畳んで収納できるのは、敷布団の長所の一つ。 でも大きくてかさばる敷布団をどうやって収納すればいいのか、押入れもクローゼットも何だか使いにくいし、とお悩みの方も多いと思います。 その理由に迫り、押入れやクローゼットの上手な活用法や、収納空間がない場合のアイデアなど、敷布団の収納のコツやポイント、気になる湿気対策も含めてご紹介します。 というのも押入れはもともと、三つ折りにした布団がゆったり収納できるサイズで作られているからです。 一般的なサイズは間口182cm、奥行き91cmと堂々たるサイズ。 つまり収納力は抜群です。 広い間口と十分な奥行きの収納空間、でもここに意外な落とし穴があるのです。 敷布団には理想的なはずの押入れ収納の、よくある悩みとは何でしょうか。 敷布団の出し入れがしにくい 通常、押し入れには引き違いのフスマがついています。 でもフスマって、半分ずつしか開かないんですよね。 しかも中央で重なる部分があるので、実際に布団の出し入れに使える間口は全体の半分弱。 182cmの間口でも出し入れできる幅は85cm程度と、意外に狭いんです。 シングルサイズの敷布団の幅は100cmなので、当然まっすぐには入りません。 だから少し折り曲げるようにして入れることになります。 一枚目、二枚目と敷布団を入れていき、その上に四つ折りにした掛布団を一枚、さらにもう一枚と重ねていくと、全部しまい終わったときには思わず「はあ~」とため息。 朝からお疲れモードになりませんか? もちろん布団の数や素材によっても違いますが、小柄な方にとっては上に積んでいくだけでも大変な作業ですよね。 しかも狭い間口に合わせて折り曲げるように入れるには、重さのある敷布団をより高く持ち上げないと入りません。 掛布団でも木綿布団は結構重いし、軽い羽毛布団でもボリュームがあるので積み上げるほど入れにくくなります。 最終的には、下から無理やり手で押し込んで落ちてこないうちに急いでフスマを閉める! なんてコントみたいな場面も、実はよくあることですよね。 押入れの空間をうまく活用できない 便利なはずの大容量の押入れ。 でも押入れの深い奥行きに合わせた収納って意外と難しいんですよね。 入れたいものが入らなかったり、反対に出したいものが出せなかったりと、使いこなすのはなかなか大変です。 押入れに収納したいものは、扇風機やストーブなどかさばる電化製品や重い衣類ケース、 他にも毎日使う掃除機やアイロンなど、色々あります。 普段使いの布団と季節外の布団、さらに客用布団もあれば、布団だけで押入れの大部分を占めてしまいませんか? 掛布団は縦と横で四つに畳むこともできますが、敷布団は厚みと硬さがあるため横方向へは畳めないので尚更です。 広い間口と深い奥行きの押入れを最大限活用すれば、かなりの収納力になるはず。 なのに「何だかうまく活用できてない…」とお悩みの方は多いと思います。 ではどうすれば解決できるでしょうか。 敷布団は片付ける人が使いやすい場所へ 押入れのサイズは、通常、畳の長さに合わせてあるので畳によって違います。 畳には、京間、中京間、江戸間などがあり、他にも公団サイズやその住宅に合わせたサイズの作り付けなど様々ですが、押入れの構造は同じです。 まずは一番上、天井に近い部分の、小さなフスマがついたところは「天袋」と言います。 天袋がない場合は「枕棚」という奥行きの浅い棚が、押入れ上段の天井から30cm程の位置に付けられます。 どちらも椅子や踏み台がないと手が届かないので、思い出の品やどうしても捨てられないも の、年に数回しか使わない季節限定グッズなど、使用頻度の低いものを収納します。 枕棚の下、中板で仕切られた「上段」の大きな空間は、押入れの最も使いやすい場所です。 「下段」はそれに次ぐ場所ですが、重さのある大きなものを収納することが多いようです。 日常使いの布団は、持ち上げてそのまま上段に収納される方が多いと思います。 でも「布団は必ず上段へ!」という決まりがあるわけでもないですよね。 上段に布団収納は大変!という場合は下段を使いましょう 小柄な方や年配の方、お子さんなどにとっては中板までの高さがある分、逆に出し入れに苦労する場所かもしれません。 特に敷布団は通常三つ折りで収納するので、横幅は敷布団の幅そのまま、子供用布団でも85~90cmあります。 しかも体を支える構造上しっかりした硬さがあると、まっすぐ平らな状態で持つことになり、フスマを開けた状態の間口では狭くて出し入れしにくいのです。 だったら、日常使いの布団はスッキリ下段に収納することをおすすめします。 かがんだ姿勢で出し入れするのも大変なので、引き出して使えるキャスター付きの布団収納ラックを利用されてはいかがでしょうか。 引き出して自由な位置で布団を収納し、キャスターで転がして押入れ下段へするりと入れれば、ずいぶん楽になると思います。 市販のスノコにキャスターを取り付けたものでも大丈夫です。 これならお値段的にも手軽に用意できるので、布団の他にも扇風機やストーブなど、ちょっと大きめの出し入れしにくいものを載せて活用することもできますよね。 しかもキャスタ-で簡単に移動できるので、気になるホコリも溜め込む前に楽々お掃除できます。 布団を下段へ収納して空いた上段へは、突っ張り棒やポールなどを取り付けてクローゼットのように衣類を掛けたり、引き出し式の衣装ケースを置いても使いやすいと思います。 季節外の掛布団や毛布、客用布団なども上段の収納がおすすめです。 布団収納袋や布団用圧縮袋を使うとコンパクトに収納できますよ。 ただし、羽毛布団は通常の圧縮袋は使用できないので気を付けてくださいね。 やっぱり布団は上段がいい!という場合はコンパクトな収納を 背の高い方や布団の枚数が少ない方は「やっぱり上段が使いやすいわ」とおっしゃるかもしれませんね。 すると上段は普段使いの布団でかなりの空間が占められることになります。 そういう場合でも、季節外の布団や客用布団はできれば上段へ収納してください。 湿気やホコリは上から下へと溜まります。 日常使いの布団は出し入れする度にいくらか湿気が飛びますが、季節外の布団や客用布団は長期に渡って収納したままになるので、できる限り湿気の少ない場所がいいのです。 ただ、かさばる布団を畳んだ状態そのままでは、限られた空間に収納するのは難しいと思います。 羽毛布団以外は通常の布団用圧縮袋に収納できるので、大いに活用しましょう。 板状になって縦にも横にも収納可能、狭い空間しか確保できなくても大丈夫です。 羽毛布団も、空気を抜きながら小さく畳んで収納袋に入れれば、さほど場所は取りません。 押入れは奥から手前に、フスマがあるので中央から両端へと使いやすくなります。 使用頻度に合わせて何をどこに置くか、使いやすさを優先させて収納場所を決めましょう。 クローゼット収納のよくある悩み 洋風建築の増加に伴って、最近は和室のない家も増えてきました。 洋室やマンションなどの場合、寝室はベッドを置くことを前提として、クローゼットが設置されていることが多いようです。 また、ワンルームだとスペースの問題でクローゼットと押入れの中間のような、中途半端な収納空間もありがちですよね。 そんなクローゼットでの敷布団収納について、よくある悩みは何でしょうか。 クローゼットに敷布団が入らない! そもそもクローゼットは、衣類の収納をメインに考えた収納空間です。 一般的なクローゼットは上部に枕棚があり、そのすぐ下に衣類を吊るすためのポールが取り付けられ、後はガランと大きな空間が残ります。 フスマがない、空間を区切る中板がない、などの構造上の違いはもちろんですが、押入れとの最大の違いはその奥行きです。 一般的な押入れの奥行きは、三つ折りにした敷布団がゆったり入る90cm前後。 対してクローゼットの奥行きは、衣類がすっきり収納できて取り出しやすい60cm前後が一般的。 シングルサイズの敷布団の長さは200cmですが、最近はシングルロングと言われる210cmのものが多く出回っています。 これを三つ折りにすると大体70cm前後の奥行きなので、つまり三つ折りにした敷布団は物理的に入らないのです。 ではどうやってこの難問を解決すればいいのでしょうか。 敷布団収納の、「当たり前」を変えてみる 敷布団の収納は三つ折りにして畳んで収納するのが当たり前、ではなくケースバイケース。 臨機応変に「当たり前」を変えてみましょう! 薄めの敷布団で中に硬い芯材が入っていないタイプのものは、三つ折りではなく蛇腹状に四つ折りにして枕棚や空いたスペースに収納してはいかがでしょうか。 下に敷くマットレスは四つ折りタイプのものもあるので、クローゼットの奥行きでも収納できますよ。 もしクローゼットの間口が敷布団の幅より狭い場合は、クルクル丸めて紐やベルトで止め、立てて収納しちゃいましょう。 横方向は無理でも縦方向へなら収納できるはず、しかもスペースの節約にもなります。 やや薄めでも中に硬い芯材が入っているタイプの敷布団は、立て掛けても崩れないので三つ折りにして立て掛ける、という方法も使えます。 客用布団は、布団用圧縮袋を使えばわずかな隙間に横にも縦にも収納できるので、スペースを有効に使えます。 ただし、羽毛布団は通常の圧縮袋は使えないので羽毛以外の素材を選ぶか、羽毛布団は小さく畳んで収納袋へ入れましょう。 では、ボリュームのある厚めの敷布団はどう収納すればいいのでしょうか。 収納しない収納を考えてみる 押入れの無い住宅では、クローゼットは貴重な収納空間だと思います。 普段使いの敷布団以外にも収納したいものはたくさんありますよね。 ボリュームのある厚めの敷布団を頑張って収納してしまったら、クローゼットの殆どの 空間が敷布団に奪われてしまいます。 たとえ敷布団の収納に成功しても、クローゼットに収納するはずだった他の多くのモノが部屋に溢れだしてしまったら、それはそれで困りますよね。 だったら、収納しないで役に立てる方法はいかがでしょうか。 好みのカバーリングで部屋のアクセントに! 敷布団をクローゼットに収納しない場合は、きちんと畳んで部屋の隅に置き、好みの布ですっぽりくるんでしまいましょう。 目立たない色彩で周囲と同化させるもよし、鮮やかな色彩や模様であえて存在感を出すもよし、時にはもたれかけてクッションやソファ代わりに、ゆったり過ごすこともできますよ。 もちろん積極的にクッションやソファとして利用するのも、いい考えだと思います。 特にワンルームにお住まいの方には、部屋と敷布団とどちらにとっても有効活用できるのでおススメです。 収納するとソファの形になる収納袋も市販されているので、利用するのもいいですね。 ただしクッションやソファとして活用する場合、夜も昼も一日中、休みなく使うことになり湿気が溜まり続けます。 よりこまめに乾燥させる必要があるのでご注意を! もっとも、湿気は押入れやクローゼットに収納しても必ず付きまとう敷布団最大の敵です。 毎日気を付けること、長期にわたる収納で気を付けること、それぞれの湿気対策について考えてみましょう。 敷布団収納には湿気対策が必須 私たちの体は、季節を問わず常に汗をかいていると言われています。 目に見える水分としての汗だけでなく、体から放出される気体としての汗もあるそうです。 そんな私たちが毎日約7時間もの長時間を過ごす敷布団は、体からの汗や湿気を直接吸収して、どんどん内部に溜め込んでいきます。 きちんと乾燥させた季節外の布団や客用布団でも、長期にわたる収納は注意が必要です。 使わなくても、周囲に湿気があれば、布団はその湿気を吸収してしまうからです。 湿気を帯びた敷布団をそのままにしておくと、じめじめと冷たい嫌な感触になるばかりでなく、アレルギーや喘息の原因になるダニやカビが発生します。 気持ちよく眠る為にも、健康を守るためにも、湿気対策は欠かすことができません。 では具体的にどのような方法があるのでしょうか。 毎日の湿気対策 起きてすぐの布団は畳まない 布団の中の湿度や温度など、私たちが心地よいと感じる布団の環境は、実はダニやカビにとっても心地よく生育できる環境です。 ダニは動物、カビは植物の仲間ですが、どちらにとっても必要な「湿度」「温度」「酸素」「栄養源」すべてをバランスよく備えている楽園が、私たちの布団の中なのです。 朝起きたばかりの布団の中は、体温でほかほかとあたたかく、ちょうどよく汗で湿って、さらに皮膚や皮脂、フケや髪の毛など栄養豊富なエサもたっぷり! このまま畳んで収納してしまったら、この楽園を押入れやクローゼットの中にまで持ち込んで、さらに周囲の湿度、温度もちょうどよく上げてしまいます。 できることなら、一晩眠った後の敷布団は一直線に天日に干したいところですが、実際にはなかなか難しいですよね。 だったら、せめて朝の準備をしている間、1時間くらいは掛布団を大きくめくった状態で放置して、布団にこもった湿度と温度を下げてあげましょう。 押入れやクローゼットに収納しない場合も同じです。 起きてすぐ畳まないで、しばらく広げた状態にして、そのあと畳んで整えてください。 収納場所に湿気を溜め込まない工夫をしよう 押入れやクローゼットには窓がありません。 フスマや扉を閉めてしまうと、閉ざされた空間の空気はどんよりと動きません。 すると湿気がこもり、こもった湿気を布団が吸って、カビの繁殖を促してしまいます。 カビの胞子は肉眼では見えませんが、実は空気中を漂って、繁殖できるチャンスを待ち構えているのです。 カビの好む温度は20度から30度、ふつうの室温です。 カビの胞子にとってはホコリもエサなので、締め切った空間のホコリっぽい収納場所にあとは湿気があれば、繁殖できる絶好のチャンス。 となれば、何としてでも湿気の侵入を阻止しなければなりません。 では具体的にどうすればいいのでしょうか。 1 スノコを使う 風通しが悪く湿気がこもりやすいのであれば、風の通る道を作ってあげましょう。 スノコを床に敷いたり壁に立てかけたりして、風の通り道を作れば湿気がこもりにくくなります。 さらに、収納場所の戸を開け放って空気の入れ替えをしたり、扇風機で風を送ったり、通気を促して湿気を飛ばす作業を定期的に行いましょう。 2 除湿する 除湿器を設置する、というのもいい方法ですが、手軽なところでは、布団の下に除湿シートを敷いたり、湿気の溜まりやすい床に除湿剤を置いたりするのが一般的です。 除湿シートは湿気が溜まったらその都度干して、乾燥させてからまた使いましょう。 除湿剤もだんだん水が溜まってくるので、定期的に新しいものに取り換えるのを忘れずに。 3 スペースに余裕をつくる 計算通りにピッチリ隙間なく収納した押入れやクローゼットは見事ですが、湿気対策的にはNGです。 通気を促すためにも、必ず余裕をもって収納しましょう。 目安は全体の8割程度。 それ以上にモノがあるときは、使わないもの、必要ないものを見極めて、収納するモノの量を減らす、という作業も必要です。 余裕を持った、出し入れしやすい収納にすれば、お掃除も楽にできますよ。 スノコを敷いて通気を確保しても、スノコの下にもホコリは溜まります。 湿気とホコリが結び付くとカビが発生しやすくなるので、ホコリの除去も大切なのです。 4 長期収納中の布団も定期的に乾燥させる まず、長期収納する前には必ず天日干しをしてしっかり乾燥させましょう。 布団乾燥機を使うのもいいですね。 ダニ駆除用にセットして、後をしっかり掃除機で吸ってしまえばダニ対策にもなります。 シーツやカバーも洗って清潔にしてから、通気性のある素材の布団袋に収納しましょう。 収納中の虫除けに防虫シートや防虫剤も忘れずに。 さらに収納してからも、時々取り出して乾燥させましょう。 収納場所の湿気を吸って溜め込んでいる可能性があるからです。 急なお客様で、さあ使おうと思ったときに「カビだらけ!」では困ります。 ちょっと面倒ですが、使いたいときに気持ちよく使えるように、日頃の手入れが大切です。 長期収納といえば布団袋とともに、布団用圧縮袋も大活躍ですが、もちろん圧縮袋に収納したものも、ワンシーズンに一回は取り出して乾燥させてください。 「え?圧縮袋なら密閉されてるから大丈夫でしょ?」 と思われた方、もしかして圧縮袋についてあまりご存知でないのでは? コンパクトな収納にはもはや欠かせない存在の布団用圧縮袋ですが、使い方を間違えれば取り返しのつかないことになりかねません。 では布団用圧縮袋のメリット・デメリットと、上手に使う為の注意点をご説明します。 布団用圧縮袋は便利ですが、覚悟も必要! 「便利だってよく聞くけど、実は使ったことないし、使い方もよく知らないのよね」 という方、意外と多いのではないでしょうか。 結論から言えば、限られた収納スペースを有効に使う為には、とても便利な商品です。 なのでメリットとして挙げられるのは、コンパクトに収納できること。 ただ、細心の注意を払っても、圧縮することによって形状や風合いに多少なりとも変化が生じます。 つまり圧縮する前の状態に完璧に戻すことはできない、というのがデメリットです。 例えば羽毛布団は、実は羽毛布団専用の圧縮袋が存在します。 風切り羽根のような硬い軸を持ったフェザーの配合されていないもの、または配合比率のごく少ないものに限りますが、注意事項を守って使えば羽毛布団でも圧縮は可能です。 取り出した後もしっかり乾燥させれば、もとのふんわり感が戻ります。 ですが圧縮することによって素材は確実にダメージを受けるので、羽毛布団の圧縮はあまりおすすめできません。 とはいえ現代の住宅事情では、やはり圧縮袋は優れモノと言って間違いないでしょう。 形状や風合いも「寸分違わず完璧に」とはいきませんが、正しく使えばかなり満足のいく状態に戻ると思います。 大切なのは、やりすぎないこと。 では、布団圧縮袋の注意点を確認しておきましょう。 収納する前は布団を乾燥させる 長期間にわたって収納するので、布団に吸収した汗や皮脂が残っているとダニやカビの発生に繋がります。 カバーやシーツは洗濯して清潔にし、布団は湿気の少ない天気の良い日に両面で5時間程度を目安に天日干しするか乾燥機でしっかり乾燥させ、布団用掃除機をかけましょう。 収納するときは、必ず熱を冷ましてから、が鉄則です。 厚みは元の1/3程度が目安 厚みは薄ければ薄いほど収納には便利ですが、カチコチになるほど空気を抜いてしまっては袋そのものが破損したり、吸引する掃除機のモーターが壊れたりします。 また、収納した布団も元の状態を取り戻せなくなるので、くれぐれも目安は1/3程度をお忘れなく。 長期収納中も定期的に空気を入れ替える 長期収納用でもワンシーズンに一度は取り出して空気を入れ替えましょう。 あまりに長期間の圧縮は布団を痛める原因になったり、元の状態に戻らなくなる恐れがあります。 また、もしダニやカビが発生していても気づかず、開けてビックリ、なんてことも。 定期的にお手入れしておけば、急な来客でも安心です。 取り出した後も天日干しする 圧縮袋から取り出した後は3~4時間を目安に天日干しするか、布団乾燥機で乾燥させてください。 しっかり乾燥させて、中に空気を含ませることによって元の状態に戻ります。 さらに表面に布団用掃除機をかければ完璧です。 布団用圧縮袋には欠点や扱いが面倒な部分も確かにありますが、注意事項を守って正しく使えば、収納の頼もしい味方になります。 ラクラク収納できちゃう敷布団を探そう! 敷布団の収納について色々考えてみましたが、いかがでしたでしょうか。 そもそもこれ程収納に苦労するのは、やはり敷布団が大きくてかさばるからです。 この難点を克服するために様々な工夫が必要になるのですが、もっと楽に収納するには「敷布団そのものを見直す」というのも一つの方法です。 例えば、くじめ屋の『』は、軽い!畳みやすい!持ち運びラクラク!が特徴の敷布団です。 中芯に波型カットの超軽量プロファイルウレタンを使用して体圧をしっかり分散し、その周囲を防ダニ抗菌加工を施したポリエステル綿でふんわりくるむことで、軽さと寝心地の良さを実現しました。 ふんわりふっくら、優しい寝心地を楽しめるのに、重さは弊社の従来品「羊毛混三層敷き布団」の約40%に当たる2,4kgと、お子さんでもラクラク持ち運びできます。 ダブルサイズでも、ハンカチのように4つ折りできるので、シングルサイズとほぼ同じ大きさに畳めますよ。 さらに側生地は綿100%なので、汗や湿気を吸い取ってサラッと爽やかな肌触りです。 敷布団が重くて扱いにくい、とお悩みの方へおすすめの敷布団です。 敷布団は大きくてかさばるものと承知して知恵と工夫で賢く収納するもよし、初めから軽くてコンパクトな敷布団を選ぶもよし、どちらにしても使う人が満足できることが最も大切なことだと思います。

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布団の湿気対策は、すのこベッドに敷布団を敷くのがオススメ!

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この記事の目次• 布団裏面やフローリングの黒い斑点の正体はカビ! 布団をフローリングに直に敷いて使用していると、気が付かないうちにカビが発生していることがあります。 布団裏面や布団を敷いているフローリング部分をよく観察してください。 一見汚れと見間違うこともありますが、黒くポツポツとした斑点が発生していたら、まさしくそれがカビです。 睡眠中、ずっと接している布団やフローリングにカビが生えていれば、健康上のリスクは高くなると言えるでしょう。 布団の下に溜まる湿気の正体は? 布団の下に溜まる湿気の正体は「汗」と「結露」の2つです。 睡眠中の「汗」 一般的に、人間は一晩でおよそ200mlの汗をかくと言われています。 五味クリニック院長の医学博士・五味常明氏によれば、熱帯夜などや太っている人ほどさらに多くの汗をかきやすく、人によっては1Lも発汗するとのこと。 さらに五味先生は、「身体の仕組みと布団の関係」にも注目しています。 固めの布団で寝れば身体の一部が圧迫され、圧迫を受けていない側だけに汗をかく仕組みですが、柔らか過ぎる寝具で眠ると身体が圧迫されにくい分、全身に汗をかきやすくなると述べています。 フローリングと布団の温度差による「結露」 身体の熱によって温められた布団とフローリングの間に温度差が生まれると、フローリングがびっしょり濡れるほどの結露を起こします。 結露は寒い季節にひどくなる傾向にあります。 マンションのコンクリート素材や、一戸建ての床下からの冷気など、布団を敷いたフローリングとの温度差が大きいほど湿気が飛びにくくなり結露につながります。 カビが生えた布団に寝るのは危険 汗や結露による湿気、フケやあかなど、カビの繁殖に適した環境が揃うと、布団にもカビが生えてしまいます。 布団や枕などに生えたカビからは胞子が巻き散らかされ、吸い込むことによる咳や目のかゆみといったアレルギー反応や肺炎などの病気になることがあります。 場合によっては吸い込んだカビが脳や肺などで増殖してしまい、死に至ることさえあるのです。 たとえ布団の丸洗いをして表面のカビ菌が死んだとしても、頑固なカビの根や毒素までは取れないことを知っておきましょう。 フローリングにすのこを敷いて湿気の通り道を作る フローリングに溜まった湿気や布団の熱が結露を呼ぶので、すのこを敷いて床下との距離を離すのが有効です。 すのこの構造は通気性が良く、防カビ処理をされているものがほとんどです。 布団から降りてきた湿気や熱の通り道ができ、効果的にカビや結露の予防をすることができます。 布団の下に除湿シートを使ってサラサラの寝心地 布団とフローリングの間に「除湿シート」をサンドイッチするだけでも、十分な湿気対策となります。 除湿シートには洗えないタイプがありますが、カビのエサとなる汗や汚れなどを溜め込まないよう、洗えるタイプの除湿シートがおすすめです。 また、手洗いではなく洗濯機で洗える除湿シートであれば、楽に洗えて清潔を維持できます。 当店では、ニオイも湿気も吸収する、『除湿シート 防臭機能付き』をご用意しております。 布団乾燥機で湿気もダニも駆除 布団乾燥機があれば、湿気ばかりかアレルギーの一因ともなるダニも駆除できるのが魅力的です。 従来の布団乾燥機は掛布団と敷布団の間に大きな袋状のマットを入れるタイプが多かったのですが、最近の布団乾燥機はマットなしの商品が多く販売されています。 温風で湿気やニオイ、ダニ対策を施したあとに冷風が出るタイプもあるので、1年中使えて便利です。 押入れにも使える商品なら、布団を収納したあとでも湿気対策ができます。 扇風機で布団とフローリングの湿気を飛ばす 梅雨時や雨の日は布団やフローリングに湿気が溜まりがちなので、積極的に扇風機を活用しましょう。 扇風機の風を布団やフローリングに30分~1時間程度あてるだけでも、かなり湿気が飛ぶものです。 室内用布団干しなどに裏返した布団を掛け、フローリングにも風があたるような位置に扇風機を設置してください。 枕も併せて湿気を取っておきましょう。 室内用の布団干しがない場合は、椅子などを利用して布団の上下に風があたるようにすると効果的です。 フローリングと布団の間にござを敷くのはNG? ござの材料には畳表と同じ「イグサ」が使われています。 結論から言うと、イグサには吸湿性や空気を清浄にする働きがあるので、フローリングと布団の間にござを敷いても問題はありません。 ござが布団からの湿気を和らげるクッション役を果たし、極端な結露にはつながりにくいと言えます。 ただし、ござの厚みは薄いため畳ほど湿気を吸い込むことはできません。 また、商品によってはイグサの処理が悪かったり、防カビ加工が弱かったりするので、たとえ敷きっぱなしにしなくてもカビてしまうことがあるので注意が必要です。 防湿シートのように洗うことができないので、定期的に天日干しで殺菌し、毎日フローリングからござを外すことをおすすめします。 湿気が溜まりにくい布団を選ぶのも結露対策に すのこや布団乾燥機などを活用すると同時に、湿気が溜まりにくい布団を選んで結露対策を行いましょう。 中でも、動物性繊維のウールは、汗や湿気を上手に吸い込んで放出する性質を備えています。 「吸汗」「速乾」といった機能表示が目安です。 フローリングと布団の組み合わせではカビ対策が欠かせないので、「抗菌」機能がある布団を選ぶと良いでしょう。 「防臭」「防ダニ」機能などがあるとより清潔に使えます。 当店の『アプロディーテ オーガニック シリーズ』は、こうした機能をパーフェクトに備えたウール混敷布団です。 厚み10~12センチとボリューム満点なのでマットレス不要で快適にご使用いただけます。 布団を天日に干すと湿気が抜け、繁殖前のカビ菌を殺すことができるので、定期的に干してカビ対策を心がけましょう。 また、前日に雨が降っていたあとの晴れ間は地面からの湿気がこもりがち。 布団干しは晴れが続くタイミングが最適です。 布団生地の劣化を防ぐために、「布団干し専用袋」などを活用することをおすすめします。 また、羽毛布団は直射日光を避け、風通しの良い「陰干し」が原則です。 布団のお手入れでわからないことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 布団のプロが丁寧に解決いたします。 腰が痛い人こそ布団やフローリングの湿気に注意 腰痛の原因は様々で、精神的なもの、気温の低下や気圧、身体の冷えなども一因と言われています。 湿気が溜まった布団やフローリングの結露は身体を冷やし、血流を悪化させてしまうので注意が必要です。 腰痛になると、すのこやござを片付けるのも億劫になることでしょう。 毎日片付けなくても湿気が溜まりにくくクッション性もある「コルクマット」をフローリングの上に敷いておくのも効果的です。 もし、今使っている布団が薄くなって痛いなら、そろそろ買い替え時かもしれません。 布団は健康を預かる大切な役割を持っているので、およそ2年を目途に買い替えるのが良いでしょう。 カビが生えてしまい布団の丸洗いをする方もいらっしゃいますが、当店では固綿のよれや劣化を防ぐため丸洗いをおすすめしていません。 買い替えを検討されるなら、普段のお手入れによって清潔さを保つことができ、腰痛の方からも人気の『アプロディーテ スタンダード』固綿入り三層バランス敷布団をご用意しております。 布団中央部の固綿が腰痛の原因の1つとなる沈み込みを抑えます。 健康と安眠は清潔な布団から 布団をフローリングに直接敷いて眠ると、どうしても湿気が溜まり結露を起こしがちです。 すのこや除湿シートなどを有効活用し、健康を損ねやすい湿気やカビのリスクを極力除きましょう。 カビてしまった布団には、カビの根や毒素が温存されている可能性もありますので買い替えが必要です。 大切な布団にカビが生えないためにも万全な湿気対策をして、心地良い睡眠タイムをお過ごしください。 記事内で紹介されている商品 この記事で紹介されている商品.

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布団乾燥機の使い方~電気代や効果・お手入れ方法について~

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この記事の目次• 布団裏面やフローリングの黒い斑点の正体はカビ! 布団をフローリングに直に敷いて使用していると、気が付かないうちにカビが発生していることがあります。 布団裏面や布団を敷いているフローリング部分をよく観察してください。 一見汚れと見間違うこともありますが、黒くポツポツとした斑点が発生していたら、まさしくそれがカビです。 睡眠中、ずっと接している布団やフローリングにカビが生えていれば、健康上のリスクは高くなると言えるでしょう。 布団の下に溜まる湿気の正体は? 布団の下に溜まる湿気の正体は「汗」と「結露」の2つです。 睡眠中の「汗」 一般的に、人間は一晩でおよそ200mlの汗をかくと言われています。 五味クリニック院長の医学博士・五味常明氏によれば、熱帯夜などや太っている人ほどさらに多くの汗をかきやすく、人によっては1Lも発汗するとのこと。 さらに五味先生は、「身体の仕組みと布団の関係」にも注目しています。 固めの布団で寝れば身体の一部が圧迫され、圧迫を受けていない側だけに汗をかく仕組みですが、柔らか過ぎる寝具で眠ると身体が圧迫されにくい分、全身に汗をかきやすくなると述べています。 フローリングと布団の温度差による「結露」 身体の熱によって温められた布団とフローリングの間に温度差が生まれると、フローリングがびっしょり濡れるほどの結露を起こします。 結露は寒い季節にひどくなる傾向にあります。 マンションのコンクリート素材や、一戸建ての床下からの冷気など、布団を敷いたフローリングとの温度差が大きいほど湿気が飛びにくくなり結露につながります。 カビが生えた布団に寝るのは危険 汗や結露による湿気、フケやあかなど、カビの繁殖に適した環境が揃うと、布団にもカビが生えてしまいます。 布団や枕などに生えたカビからは胞子が巻き散らかされ、吸い込むことによる咳や目のかゆみといったアレルギー反応や肺炎などの病気になることがあります。 場合によっては吸い込んだカビが脳や肺などで増殖してしまい、死に至ることさえあるのです。 たとえ布団の丸洗いをして表面のカビ菌が死んだとしても、頑固なカビの根や毒素までは取れないことを知っておきましょう。 フローリングにすのこを敷いて湿気の通り道を作る フローリングに溜まった湿気や布団の熱が結露を呼ぶので、すのこを敷いて床下との距離を離すのが有効です。 すのこの構造は通気性が良く、防カビ処理をされているものがほとんどです。 布団から降りてきた湿気や熱の通り道ができ、効果的にカビや結露の予防をすることができます。 布団の下に除湿シートを使ってサラサラの寝心地 布団とフローリングの間に「除湿シート」をサンドイッチするだけでも、十分な湿気対策となります。 除湿シートには洗えないタイプがありますが、カビのエサとなる汗や汚れなどを溜め込まないよう、洗えるタイプの除湿シートがおすすめです。 また、手洗いではなく洗濯機で洗える除湿シートであれば、楽に洗えて清潔を維持できます。 当店では、ニオイも湿気も吸収する、『除湿シート 防臭機能付き』をご用意しております。 布団乾燥機で湿気もダニも駆除 布団乾燥機があれば、湿気ばかりかアレルギーの一因ともなるダニも駆除できるのが魅力的です。 従来の布団乾燥機は掛布団と敷布団の間に大きな袋状のマットを入れるタイプが多かったのですが、最近の布団乾燥機はマットなしの商品が多く販売されています。 温風で湿気やニオイ、ダニ対策を施したあとに冷風が出るタイプもあるので、1年中使えて便利です。 押入れにも使える商品なら、布団を収納したあとでも湿気対策ができます。 扇風機で布団とフローリングの湿気を飛ばす 梅雨時や雨の日は布団やフローリングに湿気が溜まりがちなので、積極的に扇風機を活用しましょう。 扇風機の風を布団やフローリングに30分~1時間程度あてるだけでも、かなり湿気が飛ぶものです。 室内用布団干しなどに裏返した布団を掛け、フローリングにも風があたるような位置に扇風機を設置してください。 枕も併せて湿気を取っておきましょう。 室内用の布団干しがない場合は、椅子などを利用して布団の上下に風があたるようにすると効果的です。 フローリングと布団の間にござを敷くのはNG? ござの材料には畳表と同じ「イグサ」が使われています。 結論から言うと、イグサには吸湿性や空気を清浄にする働きがあるので、フローリングと布団の間にござを敷いても問題はありません。 ござが布団からの湿気を和らげるクッション役を果たし、極端な結露にはつながりにくいと言えます。 ただし、ござの厚みは薄いため畳ほど湿気を吸い込むことはできません。 また、商品によってはイグサの処理が悪かったり、防カビ加工が弱かったりするので、たとえ敷きっぱなしにしなくてもカビてしまうことがあるので注意が必要です。 防湿シートのように洗うことができないので、定期的に天日干しで殺菌し、毎日フローリングからござを外すことをおすすめします。 湿気が溜まりにくい布団を選ぶのも結露対策に すのこや布団乾燥機などを活用すると同時に、湿気が溜まりにくい布団を選んで結露対策を行いましょう。 中でも、動物性繊維のウールは、汗や湿気を上手に吸い込んで放出する性質を備えています。 「吸汗」「速乾」といった機能表示が目安です。 フローリングと布団の組み合わせではカビ対策が欠かせないので、「抗菌」機能がある布団を選ぶと良いでしょう。 「防臭」「防ダニ」機能などがあるとより清潔に使えます。 当店の『アプロディーテ オーガニック シリーズ』は、こうした機能をパーフェクトに備えたウール混敷布団です。 厚み10~12センチとボリューム満点なのでマットレス不要で快適にご使用いただけます。 布団を天日に干すと湿気が抜け、繁殖前のカビ菌を殺すことができるので、定期的に干してカビ対策を心がけましょう。 また、前日に雨が降っていたあとの晴れ間は地面からの湿気がこもりがち。 布団干しは晴れが続くタイミングが最適です。 布団生地の劣化を防ぐために、「布団干し専用袋」などを活用することをおすすめします。 また、羽毛布団は直射日光を避け、風通しの良い「陰干し」が原則です。 布団のお手入れでわからないことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 布団のプロが丁寧に解決いたします。 腰が痛い人こそ布団やフローリングの湿気に注意 腰痛の原因は様々で、精神的なもの、気温の低下や気圧、身体の冷えなども一因と言われています。 湿気が溜まった布団やフローリングの結露は身体を冷やし、血流を悪化させてしまうので注意が必要です。 腰痛になると、すのこやござを片付けるのも億劫になることでしょう。 毎日片付けなくても湿気が溜まりにくくクッション性もある「コルクマット」をフローリングの上に敷いておくのも効果的です。 もし、今使っている布団が薄くなって痛いなら、そろそろ買い替え時かもしれません。 布団は健康を預かる大切な役割を持っているので、およそ2年を目途に買い替えるのが良いでしょう。 カビが生えてしまい布団の丸洗いをする方もいらっしゃいますが、当店では固綿のよれや劣化を防ぐため丸洗いをおすすめしていません。 買い替えを検討されるなら、普段のお手入れによって清潔さを保つことができ、腰痛の方からも人気の『アプロディーテ スタンダード』固綿入り三層バランス敷布団をご用意しております。 布団中央部の固綿が腰痛の原因の1つとなる沈み込みを抑えます。 健康と安眠は清潔な布団から 布団をフローリングに直接敷いて眠ると、どうしても湿気が溜まり結露を起こしがちです。 すのこや除湿シートなどを有効活用し、健康を損ねやすい湿気やカビのリスクを極力除きましょう。 カビてしまった布団には、カビの根や毒素が温存されている可能性もありますので買い替えが必要です。 大切な布団にカビが生えないためにも万全な湿気対策をして、心地良い睡眠タイムをお過ごしください。 記事内で紹介されている商品 この記事で紹介されている商品.

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