コロナ インドネシア。 コロナ未収束のインドネシアが「禁断の果実」に手を出した理由(MONEY PLUS)

インドネシアでベビーブームか コロナ禍、政府が危機感

コロナ インドネシア

2020. 27 新型コロナウイルス 各国の入国制限に関する一覧(2020年6月26日09:00時点)• 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴い、現在様々な国で 入国時の検疫の強化 健康申告書等の提出、隔離措置 や 入国、ビザ発給の制限を行っています。 渡航先、経由先の国がビザ発給や入国の制限をしていないか必ずご確認ください。 各国の対応は流動的なため、予告なしに入国制限が実施されることも予想されますので、都度最新情報の確認に努めてください。 最新情報、情報の詳細は必ず各自でご確認ください。 日本にご帰国される方 日本にご帰国される方は,日本入国時にPCR検査、結果判明までの指定施設での待機、空港からの公共交通機関(国内航空便を含む)の不使用、指定場所(自宅又は自ら確保した宿泊施設等)での14日間の待機等の措置の対象になります。 「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」 マスク等の着用義務 航空便を利用する際、空港内の待機場所や航空機内は密閉空間・密集場所・密接場面となりやすいため、 マスク等の着用を各国政府や航空会社により義務付けられていることがありますのでご注意ください。 マスク等がない場合、航空機の搭乗を拒否されたり、現地の法律で罰則を受けることがあります。 詳しくは各航空会社ホームページにて運航状況をご確認ください。 当Webサイトは、コンテンツの正確性・妥当性につきましては細心の注意を払っておりますが、その保証をするものではありません。 本ホームページ掲載情報の利用によって利用者に何らかの損害が発生したとしても、かかる損害については当社は一切その責任を負いません。 隔離期間は14日間又はマレーシア保健省が別途定めた期間です ・ 感染者(293) 死亡者(6) 【 検疫 】 ・ 【 入国制限 】 ・ ・ 【 ビザ 】 ・ ・ 感染者(2,277) 死亡者(8) ・ ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(216) 死亡者(0) ・ ・ ・ 感染者(19) 死亡者(0) ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(29,157) 死亡者(598) ・ 貨物便を除く全ての国際線の乗り入れを停止(2020年4月4日~) 感染者(46,563) 死亡者(308) ・ ・ ・ 感染者(967) 死亡者(257) ・ 貨物等を除き、陸海空全ての出入国地点を閉鎖(2020年3月17日~) 感染者(22,400) 死亡者(309) ・ 全ての外国人は原則入国不可(2020年3月18日~) 感染者(39,139) 死亡者(1,437) ・ 感染者(215,096) 死亡者(10,130) ・ ・ 感染者(34,902) 死亡者(144) ・ ・ ・ ・ 感染者(91,838) 死亡者(106) ・ 感染者(42,788) 死亡者(339) ・ ・ ・ 感染者(170,639) 死亡者(1,428) ・ 感染者(219) 死亡者(7) ・ 日本を含む25か国から渡航する外国人は居住資格・ビザの有無にかかわらず入国不可 感染者(193,115) 死亡者(5,046) ・ 感染者(24,081) 死亡者(71) ・ ・ ・ 感染者(1,001) 死亡者(3) ・ ・ 感染者(1,042) 死亡者(9) ・ 感染者(1,603) 死亡者(32) ・ ・ ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(11,920) 死亡者(852) ・ 全ての航空便、船便を停止、全ての陸路国境を封鎖(2020年3月17日~) 感染者(186) 死亡者(10) ・ ・ 感染者(774) 死亡者(0) ・ 感染者(61,130) 死亡者(2,533) ・ ・ 感染者(643) 死亡者(6) ・2週間以内に日本を含む感染国に渡航した方は、体調が優れない場合保険機関へ報告することを推奨。 体調が良好な場合は14日間の自宅隔離を推奨。 滞在情報を提供しない者に対しては100ポンドの罰金が科せられ,また,英国籍者あるいは英国居住者でない場合には入国が拒否される可能性がある 2)入国後、事前に申告した滞在先(自宅,友人宅,ホテルなど)において14日間の自己隔離 感染者(1,982) 死亡者(69) ・ ・ 感染者(49,914) 死亡者(6,100) ・ ・ 感染者(17,408) 死亡者(693) ・ ・ ・ 感染者(18,231) 死亡者(134) ・ ・ 感染者(252) 死亡者(13) 感染者(108) 死亡者(4) ・ 感染者(990) 死亡者(19) ・ 感染者(3,302) 死亡者(190) 【入国制限】 ・ 【検疫】 ・ ・ 感染者(3,519) 死亡者(41) ・ ・ 感染者(2,366) 死亡者(107) ・ ・ 感染者(13) 死亡者(0) ・ 感染者(2,169) 死亡者(37) ・ ・ ・ 感染者(698) 死亡者(42) 感染者(176) 死亡者(0) ・ 感染者(911) 死亡者(14) ・ ・ 感染者(318) 死亡者(31) 感染者(31,332) 死亡者(1,680) ・ 感染者(63,890) 死亡者(5,230) ・ 感染者(247,486) 死亡者(28,330) ・ ・ ・ 感染者(1,589) 死亡者(28) ・ 在住者を除く外国人は入国不可(2020年3月13日07:00~) ・ 感染者(1,521) 死亡者(109) ・ ・ ・ ・ 感染者(13,092) 死亡者(263) ・ ・ 感染者(5,567) 死亡者(52) ・ (2020年3月19日~) 感染者(10,650) 死亡者(339) ・ ・ ・ 【日本でのビザ申請】 ・ 感染者(12,561) 死亡者(603) ・ ・ ・ ・入国後は原則14日間の自主隔離が求められる。 例外的に、国外からのビジネス出張者(日本からの出張者含む)やドイツ,アイスランド,ノルウェーから帰国した場合は、14日間の自主隔離は不要。 感染者(193,785) 死亡者(9,012) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(8,777) 死亡者(248) ・ 感染者(12) 死亡者(0) 感染者(4,114) 死亡者(576) ・ 感染者(7,155) 死亡者(327) ・ (ア)フィンランドへの帰国(フィンランドに在留許可のある外国人を含む) (イ)他のEU・シェンゲン域内の国への帰国,もしくはそれらの国を経由しての帰国(EU市民またはEU・シェンゲン域内に居住している者) (ウ)業務のための移動,その他必要な移動(通勤、外交官,国際機関職員,業務のため移動する軍関係者・援助機関関係者等) ・ (ア)フィンランドへの帰国(フィンランドに在留許可のある外国人を含む) (イ)他のEU・シェンゲン域内の国への帰国,もしくはそれらの国を経由しての帰国(EU市民またはEU・シェンゲン域内に居住している者) (ウ)外国人(EU市民・シェンゲン加盟国民以外)の出国 (エ)必要な移動(保健,救急,高齢者ケア関連業務に従事する者、貨物輸送関係者、フィンランドの在留許可を得て入国する者等) ・ 感染者(187) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(161,348) 死亡者(29,752) ・ ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(3,984) 死亡者(207) ・ ア)ブルガリア国民,EU加盟国,英国,シェンゲン領域加盟国(サンマリノ,アンドラ,モナコ,バチカンを含む),セルビア,ボスニア・ヘルツェゴビナ及びモンテネグロの国民,並びにブルガリア国民の家族及び実質的にブルガリア国民と共同生活を行っている者,ブルガリアでの永住,定住あるいは長期滞在資格を有する者及びその家族,EU加盟国,英国,シェンゲン領域加盟国(サンマリノ,アンドラ,モナコ,バチカンを含む)の長期滞在資格を有する者及びその家族 イ)職務遂行のために移動の必要のある医療・福祉関係者及びその指導者 ウ)医薬品,医療機器,個人用保護具の供給(それらの設置及び維持管理業務を含む)に携わる労働者 エ)国際的な旅客・貨物運送に従事する交通機関職員,商業旅客機乗務員,船舶乗務員等 オ)職務遂行中の外国政府要人(国家元首,閣僚他)及びその同行者,外交官,国際機関職員,軍人,公安関係機関職員,人道支援関係者,及びその家族 カ)人道的理由により移動する者 キ)次の活動に直接携わる,貿易経済・投資活動の関係者及び他の者で,経済大臣または他の主管大臣による書面による証明を有する者及びその家族; ・ブルガリア共和国の戦略的・基幹インフラの建設・維持・開発・安全確保 ・投資促進法に基づくプロジェクト遂行 ・ブルガリアの経済にとって重要な潜在的投資等に関するプロジェクトの分析 ク)季節労働者及び観光分野における労働者 ケ)国境勤務従事者 ・ ・ ・ 感染者(60,382) 死亡者(367) ・新型コロナウイルスの感染者が確認された国からの渡航者に14日間の自宅隔離を義務付け(2020年3月26日~) 感染者(61,007) 死亡者(9,726) ・ 感染者(3,588) 死亡者(172) ・ ・ 感染者(40,415) 死亡者(1,549) ・ ・ ・ 感染者(33,119) 死亡者(1,412) ・ ・ ・ 感染者(5,311) 死亡者(251) ・ 全ての国境を閉鎖(2020年3月16日~) ・スコピエ国際空港を閉鎖(2020年3月18日~) 感染者(665) 死亡者(9) ・ ・ 感染者(336) 死亡者(24) 感染者(101) 死亡者(4) ・日本を含む危険地域からの入国者に対して,自宅待機を推奨 感染者(14,714) 死亡者(490) ・ ・ 感染者(375) 死亡者(9) ・ ・ 感染者(1,111) 死亡者(30) ・ 感染者(1,803) 死亡者(77) ・ ・ 感染者(83) 死亡者(1) ・ スイスを除くすべての国に対して入国制限を適用(2020年3月25日~) 感染者(4,133) 死亡者(110) ・ 感染者(24,505) 死亡者(1,539) ・ ・ 感染者(613,994) 死亡者(8,605) ・ ・ 【日本でのビザ申請】 ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(2,463,543) 死亡者(126,185) ・ ・ ・ ・ 【日本でのビザ申請】 ・ (ハワイ) ・ 感染者(101) 死亡者(3) ・居住者を含め全ての渡航者は入国不可、出国は可能 感染者(3) 死亡者(0) ・すべての空港を閉鎖(~2020年4月20日) 感染者(26) 死亡者(3) ・ 感染者(76) 死亡者(6) 感染者(8) 死亡者(1) 感染者(4,808) 死亡者(107) ・ ・ 感染者(102,622) 死亡者(8,504) ・ ・ ・ 感染者(23) 死亡者(1) 感染者(2,315) 死亡者(85) ・ 感染者(13,769) 死亡者(547) ・ ・ 感染者(23) 死亡者(0) ・ 感染者(195) 死亡者(1) 感染者(2,277) 死亡者(12) ・ 感染者(1) 死亡者(0) 感染者(665) 死亡者(10) ・ 感染者(77) 死亡者(15) ・ 感染者(2) 死亡者(0) 感染者(15) 死亡者(0) ・ ・ ・ 感染者(29) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(19) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(14) 死亡者(1) 感染者(117) 死亡者(8) ・ 感染者(18) 死亡者(0) ・ 感染者(29,141) 死亡者(698) ・ 感染者(1,823) 死亡者(64) ・ ・ 感染者(5,211) 死亡者(88) ・ 感染者(104) 死亡者(11) ・ 感染者(97) 死亡者(7) ・入国する全ての渡航者は、政府施設において14日間の義務的隔離 感染者(28,030) 死亡者(547) ・ 感染者(146) 死亡者(9) プエルトリコ 感染者(1,533) 死亡者(149) 感染者(22) 死亡者(2) ・14日以内に中国渡航歴がある方は入国不可(ベリーズ国籍、居住者は対象外) 感染者(12,772) 死亡者(363) ・ 感染者(202,951) 死亡者(25,060) ・ 感染者(11) 死亡者(1) 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(52,444) 死亡者(1,150) ・ 感染者(882) 死亡者(25) ・ 感染者(53,156) 死亡者(4,343) ・ ・ 感染者(205) 死亡者(12) ・ 感染者(80,599) 死亡者(2,654) ・ ・ ・ ・ 感染者(319) 死亡者(8) ・ 感染者(259,064) 死亡者(4,903) ・ 感染者(1,392) 死亡者(13) ・ ・ 英国領フォークランド諸島 感染者(13) 死亡者(0) 感染者(1,233,147) 死亡者(55,054) ・ ・ ・ 感染者 (3,918) 死亡者(33) ・ ・ 感染者(268,602) 死亡者(8,761) ・ ・ 感染者(24,388) 死亡者(773) ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(7,556) 死亡者(104) ・ ・クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した方は入国不可(オーストラリア国籍と入国前に14日間隔離された方は対象外) ・ ・ ・州および準州は、境界線の閉鎖や追加の検疫要件など、独自の制限を設けていることがあります Australian Capital Territory() New South Wales() Northern Territory() Queensland() South Australia() Tasmania() Victoria() Western Australia() Norfolk Island() Indian Ocean Territories() 感染者(30) 死亡者(2) ・ ・ ・ 感染者(224) 死亡者(5) ・ ・ ・ ・ 感染者(60) 死亡者(0) ・ 全ての非居住者は入域不可(2020年3月19日~) ・ ・ ・ ・ ニウエ ・ ・ 感染者(21) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(1,165) 死亡者(22) ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(9) 死亡者(0) ・ ・ ・ ・ 感染者(18) 死亡者(0) ・ ・ ・ ・ ・ ・2020年1月6日以降に中国に滞在した方は入国不可 ・.

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新型コロナ拡大でジャカルタ非常事態宣言 「孤島」化インドネシア、日本から留学生に帰国命令も(米元文秋)

コロナ インドネシア

インドネシア・ジャカルタで、公共交通機関の運行が大幅に縮小され、駅前にできた長蛇の列=16日(@rifqyalfian提供) 【ジャカルタ時事】インドネシアの新型コロナウイルス対策が迷走している。 「人混みを避けて」と呼び掛けた直後に大混雑を引き起こし、「冷静」を求めながら適切な情報を出さず、国民の不安に拍車を掛けている。 「冷静さを保ってパニックにならず、生産性を維持しつつ警戒度を高めよう」。 ジョコ大統領は15日の演説でこう訴えた。 「人同士の距離を保つのが重要だ」とも述べ、在宅勤務・学習を呼び掛けた。 翌日、首都ジャカルタ特別州のアニス知事は、公共交通機関の運行を大幅に縮小させた。 大量高速鉄道(MRT)は16編成を4編成にし、営業を7時間短縮。 通常248路線のバスはわずか13路線に絞った。 ところが、多くの企業が在宅勤務を導入する前だったため、各地で大混雑と大行列が発生。 感染を拡大させかねない状況を招いた。 抗議が相次ぎ、知事は即日撤回した。 政府の「情報隠し」にも批判が高まっている。 当初は氏名と住所を除いて感染者の詳細な情報を公開したが、地元紙が「初の感染者」にインタビュー。 チフスや気管支肺炎と誤診されていたと報じた。 それまで「検査漏れ」を疑う国内外の声に「万全だ」と反論していた政府への疑念が深まった。 「初感染」については、テラワン保健相が「一緒にダンスしたマレーシア在住の日本人が感染源」と断じたが、日本人と同時期に発症していたことも判明。 保健相の説明に疑問符が付いた。 先に陽性確認された日本人が連絡していなければ見過ごされた可能性も高く、不信感を増大させた。 政府はこの後、パニック防止を理由に感染者の国籍や居住地、勤務先、渡航先などの情報を伏せている。 だが、「感染者ゼロ」だった2月から続く買い占めは収まらない。 地元紙は「疑心暗鬼にさせているだけ。 詳細な情報開示で成功したシンガポールや台湾を見習うべきだ」と指摘する。 インドネシアの感染者数は20日時点で死者32人を含む累計369人。 死亡率は約8.7%に上る。

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インドネシアのコロナウイルスの状況 ⑦〜ついにモールがオープン〜

コロナ インドネシア

「住民1000人以上に新型コロナウイルスの抗体検査をしたところ、4割近くが陽性」。 インドネシア・バリ島の村から4月末、驚くべき情報が発信された。 想像をはるかに上回る規模で感染が広がっていたとも受け取れる数値は、在住日本人にも衝撃を広げた。 村はロックダウン。 陽性とされた多数の住民に対して、感染確認のためのPCR検査が行われたが…。 「ほぼ全員陽性?」地区も ロックダウンされたのはバリ島内陸部バンリ県のアブアン村(人口6127人=2010年国勢調査)だ。 村は、山間部の国際観光地ウブドから北東約10kmにある。 同県はバトゥール湖やキンタマーニ高原などの景勝地でも知られる。 バンリ県などによると、外国の就労先から帰郷した労働者に感染が確認されたため、4月末に住民のうち1210人を対象とした新型コロナの大規模迅速検査(抗体検査)を実施したところ、443人が陽性と判定された。 約37%という陽性率だ。 中でも村内に三つある地区の一つ「セロカダン」での348人の検査では、大半の335人が陽性となった。 当局は、感染を確認するPCR検査でも住民24人が陽性となっていたとして、5月2日、感染拡大防止のため、村全域を14日間にわたり「隔離」することを決めた。 警察や国軍も支援に当たったほか、隔離された村民に食事を提供するための炊き出しが行われるなど、本格的なロックダウンに発展した。 1人? ロックダウンと並行し、抗体検査で陽性とされた住民についてもPCR検査が進められた。 地元メディアによると、最終的にセロカダン地区では2129人が抗体検査を受け、447人が陽性とされた。 このうち371人がPCR検査に回された。 うち126人の検査結果が1日、発表された。 陽性者はゼロ。 6日になって371人全員の検査結果が公表された、感染が確認されたのは1人だけだったという。 これまでに新型コロナに感染したことでできた抗体を検出する抗体検査と、ウイルス遺伝子の有無を確認して感染を判定するPCR検査は、目的や方法が異なり、抗体検査の陽性者の方が多くなる可能性はある。 また、大掛かりな抗体検査の陽性率に基づき感染歴があると推定される人の数が、PCR検査による公式の感染者数よりずっと多い可能性を示す報告が、世界各国から相次いでいる。 中国からの輸入キット しかし、住民の間では抗体検査キットの信頼性への疑念が膨らんでいった。 「不良品では」「適正な温度で保管されていなかったのでは」などとの情報が飛び交った。 トリブンバリによると、最初の抗体検査で陽性となったのに、再度行われた抗体検査では陰性と判定された人もいたという。 バンリ県当局は、バリ州から提供された抗体検査器具に問題があったため、検査結果の混乱が起きたとの見方を示した。 テンポ誌ウェブ版などによると、アブアン村での抗体検査に使われたのは中国杭州市の医療機器メーカーから輸入された検査キットだ。 この検査キットは国家防災庁の輸入許可推薦を得ていた。 だが、このキットを輸入した国内業者は、特定ロット番号のキットを全医療機関から回収したことを明らかにしたという。 アブアン村での抗体検査とPCR検査をめぐる情報は錯綜しており、抗体検査キットの実際の状態について、当局から納得のいく公式説明は聞こえてこない。 国内死者1000人超、検査に本腰 インドネシアでは新型コロナの感染は拡大を続けており、14日の政府発表で感染者は1万6006人、死者1043人に上っている。 worldometerのまとめによると、東アジア・東南アジア地域では、死者数は中国に次いで2位(次いでフィリピン、日本)となっており、人口当たりの死者数でもフィリピン、日本、韓国に次いで4位と、深刻な状況だ。 インドネシアのPCR検査は累計で17万3609検体、12万7813人にとどまっており、検査抑制が指摘される日本よりも少ない。 感染拡大の実態を把握できていないのでは、と疑われている。 首都のジャカルタ特別州は、新型コロナ感染対策を施して行われた葬儀が、州内でこれまでに約2000人に上ったと発表している。 州内での公式死者数の4倍以上だ。 政府は感染者の治療や隔離を効果的に行うため、検査体制の強化を急いでいる。 国家防災庁によると、感染を確認するPCR試薬84万1892点と、大規模なスクリーニングを行うための迅速検査(抗体検査)キット108万3960点を、13日までに全国に配布した。 インドネシアは外国人の入国を原則禁止。 滞在許可や定住許可を持つ外国人に限って入国を認めているが、入国の際、PCR検査結果を記載した健康証明書を提示させる措置を始めた。 PCR検査結果の記載がない場合は、抗体検査を実施することになっている。 感染沈静化後の「出口戦略」とも絡み、抗体検査の活用は、さらに広がりそうだ。 アブアン村で起きたトラブルは、抗体検査の特徴の周知と、検査キットの品質管理の重要性を示している。

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