上の表は2歳のお子さんの発達の目安です。 「言葉が増えて自分の意思をしっかり伝えられる」といった心の発達と、「手先が器用になって、色々な動作ができる」といった体の発達が目覚ましい時期であることがわかります。 2歳は、トイレトレーニングを始めるのに適した時期だと言えるでしょう。 また、自分よりも小さな赤ちゃんを見て「あかちゃん」と呼ぶなど、「赤ちゃんではない成長した自分」を認識するようになります。 一方、「赤ちゃんではないけれど本当は甘えたい」「失敗したくないのにうまくできない」「色々やりたいのに不安もある」というように、気持ちが大きく揺れ動く時期でもあります。 それが、イヤイヤ期となって現れてくるのが2歳という時期なのです。 2歳のトイレトレーニングの成功の秘訣は、いかに「本人のやる気」を引き出せるかです。 イヤイヤ期の中で、お子さんが「自分でやってみたい」気持ちになれることが、成功のカギになのです。 言葉や遊びでトイレを理解することができる 2歳になると、まわりでもトイレトレーニングを始めるお友だちが増えてきます。 2歳児なら「トイレ」や「おしっこ」「うんち」といった言葉の意味や、トイレに行くという行為についても、十分理解することができます。 絵本やDVD、アプリなどを使って、楽しくトイレについて理解を深めていくと、自然と「自分もやってみたい」と興味をもつようになるのがこの時期の特徴です。 イヤイヤ期でも心配しないで 2歳のトイレトレーニングの悩みで一番多いのが、「イヤイヤ期」への対応です。 イヤイヤ期は心身が成長したサインでもあります。 そして、「いや」がはっきり言えるお子さんは、自分でトイレに行ける能力も十分に備わっていることが多いです。 イヤイヤ期のお子さんは自我が発達してくるので、今までとは違い、おうちのかたに指示されることを嫌います。 お子さんが自然とトイレに興味をもつような工夫をしていくことが大切です。 オムツはずれ、みんなはどれぐらいの期間かけているの? トイレトレーニングを始めると、まわりのお友だちがどんどん成功していくのを見て焦ることも多いでしょう。 他のお子さんがトイレトレーニングにどれぐらいの期間をかけているのかを見てみましょう。 アンケート:オムツはずれにどれくらいの期間がかかりましたか? アンケートでは、約7割の人が3ヵ月以上かかっている、と答えています。 また、約3割は3ヵ月未満ですが、半年以上、1年以上かかっているお子さんもいます。 トイレトレーニングの進み具合は個人差が大きいので、まわりと比較せず、お子さんのペースを優先して進めていくことが大切です。 2歳のトイレトレーニングの進め方 2歳のトイレトレーニングについて、ポイントとなる「お子さんの気持ち」や「おうちのかたの声かけのコツ」を中心に、進め方を解説していきましょう。 ステップ1. 準備ができているか、確認しよう まず始めに、お子さんが「トイレ」や「おしっこ」「うんち」について、その言葉の指す意味がわかっているかどうかを確認しましょう。 理解していない場合は、おうちのかたのトイレを見せてあげたり、絵本や教材、DVDなどを利用したりして、トイレについて知ってもらうところから始めます。 トイレへの興味がわいてくると、「自分もやってみたい」「自分もできるはず」という気持ちが芽生えてきます。 それから、次のステップに進みましょう。 ステップ2. 生活の区切りでトイレに誘って、便座やおまるに座ってみる お子さんがおしっこやうんちを理解してきたら、最初はおうちのかたが誘う形でもよいので、トイレに行ってみましょう。 トイレに誘うタイミングは、「起床時」「食事の前後」「出かける前」など生活の区切りにします。 トイレに入ったら、補助便座やおまるがお子さんのものであることを伝え、自分で座ってもらいましょう。 もし、うまくおしっこやうんちができたら、「よくできたね」といっぱいほめてあげてください。 2歳のお子さんなら、トイレットペーパーの使い方、水を流すこと、手を洗うことなど、トイレでの一連の動作も一つひとつ教えてあげれば、すぐにできるようになることが多いです。 ステップ3. 「おしっこ」や「うんち」を自分から教えてくれるようになる トイレへの理解が進めば、自分がオムツの中で、「おしっこをした」「うんちが出た」というのがわかるようになってきます。 そうなるためにも、日ごろからオムツ替えのときにおうちのかたが「おしっこ出たね」と声かけをしてあげるといいでしょう。 2歳児の中には、おしっこやうんちと言うのが恥ずかしいと思うお子さんもいます。 そういうお子さんには、「食べたものがうんちやおしっこになること」や「皆がうんちやおしっこをトイレでしていること」などを絵本や教材を使って説明してあげましょう。 トイレに行くことがとても大切なことだとわかると、恥ずかしいという気持ちはなくなるでしょう。 お子さんが自分でトイレやおしっこ、うんちが言えたときは、「よく言えたね」とたくさんほめてあげましょう。 最初のうちは、「おしっこ」が言えても間に合わなかったり、トイレに行っても出なかったり…と失敗することも多いでしょう。 もしうまくできなくても、絶対におうちのかたは、叱らないようにしてください。 トイレトレーニングは、お子さんの成長の大きなステップです。 時間がかかっても自分でできるように、大らかな気持ちでサポートしてあげましょう。 ステップ4. トレーニングパンツや布パンツを履いてみる トイレに行って、「おしっこ」や「うんち」が5割位成功するようになってきたら、昼間はトレーニングパンツか布パンツを履かせてみましょう。 「パンツの中でおしっこをすると、濡れて気持ち悪い」ということがわかれば、失敗しないように自分からトイレに行くことができるようになるでしょう。 男の子と女の子は違うの? 2歳のトイレトレーニング、男の子と女の子で違いはあるのでしょうか? 大きくは変わりませんが、興味の対象や遊びの内容に、少しずつ違いが出てくる年齢でもあります。 それぞれのトイレトレーニングが楽しくなるアイディアを紹介します。 男の子はゲーム性や遊びの要素を取り入れて 男の子の場合は、トイレトレーニングにゲームや遊びの要素を少し加えると、喜んでトイレに興味をもってくれます。 おしっこが当たるとキャラクターが現れるシートを便器に貼ったり、うまくできたときにシールを貼るカレンダーを用意するのもいいでしょう。 ちょっとした工夫でトイレに行くことが楽しくなるので、お子さんの様子を見ながら取り入れてみましょう。 女の子はお友だちやお姉ちゃんに憧れの気持ちをもってもらう 女の子は、「お友だちやお姉ちゃんと一緒」が大好きです。 「私もマネしてみたい!」という気持ちがわく時期なので、それを刺激してみるといいでしょう。 「私もパンツを履けるようになりたい」と憧れの気持ちをもつようになると、トイレトレーニングがスムーズに進みます。 男の子、女の子のトイレトレーニングについては、以下の記事で詳しく解説しています。 2歳児のオムツはずれエピソード集 2歳児の数だけ、オムツはずれエピソードがあります。 お子さんにも当てはまるお話があると思うので、ぜひ参考にしてみてください。 教えてくれない。 おもらしを何度もしてしまう トイレのこともおしっこやうんちのこともわかっているはずなのに、教えてくれない、パンツの中でおもらしをしてしまう…。 トイレトレーニング中によくある悩みです。 おうちのかたは「どうしてできないの」と叱りたくなることもあるでしょうが、決して叱らないことが大切です。 その前に、お子さんがおもらしをしてしまう原因を考えてみましょう。 遊びに夢中になるタイプのお子さんは、集中力が高く、どうしてもトイレのことを忘れてしまいがちです。 その場合は、遊びの前や後にタイミングを見ておうちのかたが声かけをしてあげるといいでしょう。 2歳の場合、下のお子さんが生まれたばかりというおうちもあるでしょう。 そのときは、お子さんが「赤ちゃん返り」をしている可能性があります。 おもらしをすることで、おうちのかたが自分の世話をしてくれることが嬉しいのです。 そういうお子さんの気持ちを理解してあげましょう。 なるべくお子さんとのスキンシップを増やして、「赤ちゃんだけでなく、あなたも大切よ」ということを伝えてあげると、お子さんの気持ちが落ち着いて、トイレトレーニングに向かえるようになってきます。 トイレには座るけど、なかなかできない 「トイレ」と言うことはできても、いざ便座に座ってみると、なかなか出ない…そんなケースもよくあります。 2歳のお子さんの場合、自分で尿意や便意を感じることは、まだ難しい場合もあるので、間違えてしまうのは当たり前。 まずは、自分で「トイレ」と言えたことを十分にほめてあげましょう。 「今日はちゃんとトイレって言えて偉かったね。 次はトイレでおしっこしてみようね」。 そうやって、一つひとつ小さな成功を積み重ねるようにして、トイレトレーニングを進めていくと、お子さんも自信を失うことなく、いつか自分でトイレに行けるようになります。 おしっこはできるようになったけど、うんちはオムツでしてしまう おしっこに比べて、うんちができるようになるのが少し遅れるお子さんは多いのです。 実際、便意を感じてそれをトイレまで我慢できるようになるには、2歳ではまだ少し早く、3歳から4歳頃だと言われています。 特に女の子の場合、便秘のお子さんも多いので、時間がかかる場合は、うんちがスムーズに出るか気にかけてあげましょう。 もし、便秘の場合は、早急に便秘への対策が必要です。 イヤイヤ期こそ成長期! おうちのかたがイライラしないことが一番 2歳といえば、プレ幼稚園やおけいこ事を始めるお子さんも増えてきます。 ついついまわりのお子さんと比較してしまい、おうちのかたが焦ることも多い時期です。 そこにお子さんの「イヤイヤ期」が重なると、おうちのかたのイライラはピークに達してしまいます。 そんな状態でトイレトレーニングをしても、なかなかうまくは進みません。 まずは、おうちのかたが気持ちに余裕をもつことが大切です。 お子さんとの関係が険悪になるのなら、しばらくトイレトレーニングはお休みする、ということも大切です。 イヤイヤ期はお子さんの成長の証(あかし)です。 お子さんの気持ちに寄り添って、「自分でやりたい」気持ちをうまく引き出せば、あっという間にトイレに行けるようになる、というケースもよくあります。 おうちのかたもお子さんもゆったりした気持ちで、「無理をせず、焦らず、叱らず」を心がけましょう。 お子さんの力を信じて、イヤイヤ期のトイレトレーニングを乗り切ってくださいね。 プロフィール.
次のスポンサーリンク トイレトレーニング今までの流れ 我が家の場合、子供が2歳半からトイレに関する絵本や映像で準備期間を作りました。 まずはトイレとはこういうものだというイメージづくりです。 半年ほどゆったりと繰り返し、3歳になった辺りからトイレトレーニングをスタートしました。 3歳から始めた理由は「子供が3歳になってトイレに行かせたら1回目で成功した」という話を、知人から聞いていたからです。 また、2歳半の時が丁度冬にあたっていたのもあり、暖かくなった3歳にスタートすることに決めました。 今思うと、この トイレというもののイメージ作りが大きかったなと思います。 などでもトイレトレーニングの映像があったので、そういう映像を見せるのが良いと思います。 スポンサーリンク 3歳になりトイレトレーニングスタート 座りやすいように。 次にし、トイレトレーニングをスタート。 お漏らしをしたという感覚、オムツでは無いという感覚を覚えさせることが狙いです。 2重履きはいいアイデアだと思いましたが、失敗です(苦笑)。 トイレが成功した日にシールを貼ったりということはせず、できるだけシンプルに行いました。 目標を見つけて頑張るという意味ではシールは効果的だと思います。 我が家はあっという間に終わってしまったので、使いませんでした。 でも事後報告が出るようになりました。 3日目:うんこがしたいと言うのでトイレに連れいていくと、 いきなりトイレでうんこに成功!我が家はおしっこからでは無く、うんこから成功しました(笑)。 4~6日目:2泊3日で子供が実家に。 なんと実家でおしっこに何度か成功。 とんとん拍子に進んでいきます。 7日目:家に帰ってきてからも、1回目にしてトイレトレーニングに成功。 その後もほとんど成功しています。 95%以上成功。 も、もしかしてトレーニングパンツ、もういらないの?、10枚も買ったのに…;; 成功するためにした事 まだ100%では無いのでトレーニングパンツを穿かせています。 もしかしたら、その必要はもう無いかも。 (追記:信じられないことですが、これで終了しました) 自分で穿いたりも出来るようになりましたよ。 紙オムツより穿きやすいのもあるのでしょうね。 100%でないのは、難しい状況におかれた時だけが失敗しています(といっても数回)。 (追記:これもすぐに終了しました。 ) 成功するためにしたことは、 トイレの中ではトイレットペーパーで遊んでしまうので、使用する分だけ渡すように切り替えたら遊ばなくなりました。 後、恥ずかしいからか トイレ中は、親は外で待機するように変更しています。 この2つの変更により、落ち着いてトイレができるようになったのかもしれません。 のも、簡単に補助便座に座れるようになり助かっています。 後はトイトレ中に実家に帰ったことで、自分で頑張ろうという気になったのかもしれません。 これからの課題 最近は「出た!」と言っても、まだ出ていなくて、トイレで出すという流れがほとんど。 言葉が間違っているので、それを正していくこと。 これからの課題は、 外出時の問題、そして 寝ている時ですね。 両方とも今の所、紙オムツを使用しています。 寝ている時はまだ仕方が無いかなという思いはありますが、そろそろ外出時は何とかしたい所です。 外出時は、先日も失敗していました。 もしかしたら親がトイレに行くときに、毎回一緒に行くのが良いかもしれません。 これは 親の都合で失敗しているのかなという感じもします。 次回からは外出時でもトイレに連れて行こうと話しています。 (追記:その後外出時はパンツですぐに行けるようになりました。 寝るときだけは念のため紙おむつを暫く続けていました。 ) まとめ あれよあれよという間に、約1週間でトイレトレーニングに成功しました。 今では安心してトイレに連れて行っています。 3歳(3歳0ヶ月)になると言葉の発達や成長がるので、理解が早いですね。 トイレトレーニングの決め手は、わざとお漏らしをさせてそれを嫌だと思わせることにあります。 紙オムツにはその感覚が無いので、トイレトレーニングが必要なのでしょうね。 布オムツならもしかしたら脱オムツは早いかもしれません。 過去に離乳食を5~6ヶ月でスタートした時は、とても手こずりました。 当時話していたのが「半年遅らせたら簡単だったかもしれない、マニュアル通りにしたのが失敗だった」でした。 子供それぞれの成長がありますからね。 その経験があり、トイレトレーニングは急いでする必要はないと言う方針になりました。 紙オムツ代はしますが、上のように簡単に成功したので、この方がストレスが少なくて済みましたよ。 我が家のトイレトレーニング方法と流れをご紹介しました。 トイレトレーニングの悩みは多いと思うので、こういう方法もあるという参考にしてみて下さい。
次のうんちと幼児の体のメカニズム うんちのトイレトレーニングはおしっこと一緒に!と思っているママも少なくありませんが、うんちとおしっこのトレーニング時期は若干ずれることが多いです。 まずは うんちがトイレでできるようになるまでの幼児の体のメカニズムについて、ママもきちんと知っておきましょう。 生後1歳まで!たまったことが分かる おしっこもうんちも体の中を巡って外に出すという仕組みは同じです。 けれど、最大の違いは「いきむ」という行動。 子供は誰に教えられるでもなく、 生後6ヶ月頃から1歳前後にかけてうんちがたまった感覚を感じ始め、無意識にいきみ出します。 顔を赤くしたり、カーテンに隠れたり、どこかにつかまったりと、うんちをする様子がママにも確認できるようになるでしょう。 カーテンに隠れてしまうのは、いきみやすくするために安心して掴まれる場所として選んでいるのかもしれませんね。 よく時代劇の出産シーンで天井から吊るされるヒモに掴まっていきむシーンがありますが、あんな風にカーテンに掴まっていきむ子もいるそうです。 ですからこの時期に絵本などで排泄のしくみについて読み聞かせてあげると、「このムズムズはうんちがしたいからなんだ!」と気づきやすくなります。 まだうんちのトイレトレーニングを始める前の1歳以上のお子さんにも喜ばれるリズミカルな文章が特徴です。 トイレはどういうところで何をするのか、終わった後の手洗いまで教えることができます。 この頃になったらトイレトレーニングでうんちに誘導するとよいでしょう。 まだまだ時間がありますので焦らず、子供のペースを大切にしてうんちのトイレトレーニングを進めましょう。 どうしてうんちだけおむつでするの? おしっこはトイレでできるのに、うんちはおむつでしてしまう理由を考えてみましょう。 いきむことができれば、トイレでするのも簡単なのでは?と思うママもいますよね。 でも、お子さんはまだまだうんちをする手順を覚えたばかり。 いきなりトイレでするのは不安がいっぱいなのかもしれませんね。 さらに 3歳頃までは、まだうんちを我慢できないため、うんちの仕草をしたときに慌ててトイレへ連れて行っても、時すでに遅し…のことが多いのは当たり前なのです。 トイレでうんちをしない理由は、子供によって様々!中でもトイレではうまくいきめないことが、おむつでしてしまう子供たちの多くに見られる理由のようです。 無理矢理トイレでさせようとしても、かえって出るものも出なくなり便秘になる恐れもあります。 いきむことを覚えただけでも素晴らしい成長だと前向きに見守り、時期がきて自然とトイレでするようになるのを待ちましょう。 トイレでのうんちを拒否する理由• 洋式便座だと上手にいきめない• 足が床に届かないので踏ん張れない• 補助便座がないため、お尻が便器に落ちそうで怖い• うんちが流れていくのがイヤ• 失敗経験があり、トイレではできないと思いこんでいる• こだわりがあり、特定の場所でしたい• 便秘ぎみで排便自体が痛い、怖い、などでトイレを嫌がる• ママやパパとの安定した関係が築けず情緒不安定 トイレトレーニングでうんちを成功させる4つのポイント 「うんちはトイレトレーニングの最後の難関」というご家庭と、「うんちだけはすぐにできるようになった」というご家庭があります。 その違いはもちろん子供の個性もありますが、ママやパパの保育力が大きく係わってくるケースもあるため、ウンチを成功させる自信がないママやパパは次のポイントを意識してみましょう。 1うんちの合図を見逃さない おしっこと違ってうんちの回数は1日に多くても2,3回でしょう。 理想は毎朝1回排便することが望ましいのですが、トイレトレーニング中はこだわらなくても大丈夫です。 子供が遊んでいる 途中で急に止まったり、いきむ仕草をしたりし始めたら、うんちの合図ですので優しくトイレへ誘ってみましょう。 子供を観察していないと合図を見逃してしまいますが、見かけたときはチャンス!もちろん 嫌がったら無理に連れて行かず、その場でいつも通りさせてあげましょう。 また、特に失敗経験など思い当たることもなく、本人のこだわりでうんちをおむつでする子の場合、 大らかな気持ちで本人の好きにさせてあげるのも一つの方法です。 毎日「トイレに行こうか^^」とママが優しく声かけしていれば、ある日フッと「うん!」と言って、あっさりおむつを卒業してしまうなんてこともあります。 2トイレの環境整備!足場を用意する 今は洋式のトイレがほとんどですよね。 子供がそのまま座るとお尻が落ちてしまうので、おしっこ同様にです。 そして 重要なのは、足場!足が床に届かず宙ぶらりんになると、上手くいきめません。 大人だって足が着かないといきみにくいものですよね。 両足が置ける台を用意しましょう。 今は 100円均一のお店で足台やお風呂椅子が売っているので、これらを使うのもよいでしょう。 段ボール箱や牛乳パックなどを利用して足代を手作りする場合は、頑丈に作って下さいね。 3トイレにこだわらない!おまるでもOK トイレですることだけにこだわる必要はありません。 トイレに不安を感じる子でも、おまるならできることもあります。 そのような場合は 無理にトイレでさせずに、まずはおまるで成功体験を積ませるのがおススメです。 何度もできるようになれば自信がついて、自分から「トイレに行く」と言い出すかもしれませんよ。 また、 トイレで上手くいきめず便秘になった経験がある子や、普段から便秘気味の子は、排便自体が嫌なのかもしれません。 トイレが怖いのであればおまるを使ったり、食事や運動などの生活習慣を見直したりして、まずはうんちがスムーズに出せるようにしてあげましょう。 4怒らないでください おしっこができるようになってトイレにもだいぶ慣れてきたお子さんは、うんちができるようになるのももうすぐです。 ここで ママやパパが焦ってしまうと、トイレトレーニングでうんちをすることに、ますます不安を募らせてしまいます。 大人だって初めての体験はとても不安ですよね。 子供だって同じです。 また、 安心してトイレでうんちをするには、周囲の大人との安定した関係を築けることがとても大切です。 不安感の強いお子さんには、親の考えを押し付け過ぎない、普段からスキンシップを増やす、子供の話しをよく聞き意見を受け止めるようにするなどして安心感を与える接し方を日頃から心がけましょう。 できなくても怒らないことが、トイレトレーニングではとても大切!ママもパパも慌てず気にせず、何度もでもチャレンジさせてあげましょうね^^• 幼稚園入園までに間に合わなかったら? 幼稚園の入園前におむつが取れていなくても焦ることはありません。 幼稚園や保育園でトイレトレーニングを兼ねていたり、年少組ではトイレへ行く声かけを頻繁にしてくれたりもます。 もちろん家庭でトイレトレーニングをしなくていいということではありませんが、ママが焦らなくてもおむつの対応をしてくれる幼稚園がほとんどですので、大らかな気持ちが大切!• また、トイレトレーニングをしている子供は、入園後すぐに脱おむつに成功することが多いそうです。 既に布パンツを履いているお友達を見てやる気になるのですしょう。 集団生活の素晴らしいところですね。
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