ゆうちょ 定額 貯金。 「定額定期貯金証書」に関するQ&A

ゆうちょ銀行定期預金通帳の見方

ゆうちょ 定額 貯金

ネガティブな評価ゆうちょ銀行には「カードローンがない」という大きなデメリットがあります。 三菱UFJ銀行には「バンクイック」というカードローンがあり、三井住友銀行にもカードローンがありますが、ゆうちょ銀行は住宅ローンすらありません。 そういったゆうちょ銀行にあって、唯一と言っていいほど「お金を借りられる機能」として担保定額貯金の自動貸付があります。 通常彫金の残高が不足しているときに、この定額貯金を担保として自動的に貸付を行うものです。 通常の貯金通帳にセットする 担保定額貯金は、ゆうちょ銀行の普通預金通帳とセットにして、総合口座通帳に預けるという形で貯金するシステムになっています。 システムとしては非常に簡単で、単に普通預金通帳の裏面が定額貯金通帳になっているというだけです。 誰でも気軽に始めることができるのが、 担保定額貯金です。 限度額の範囲内で何度でも借りられる 担保定額貯金の自動貸付には、貸付限度額があります。 ただし、預入期間が半年以上でなければなりません。 半年間預入しておけば、その後は自由に払い出すことができて、預入期間が長くなると段階的に金利が上がっていくのが原則です。 返済の自由度が高い ポジティブな評価自動貸付は、返済もいつでも何回に分けても行うことができます。 貸付期間は最高で2年で、2年以内に満期を迎える場合には満期日の前日までとなっています。 その範囲内であれば、何回かに分けてもいいですし、いくら返済するのかも自由です。 通常貯金に預入をするだけで返済できるので簡単です。 他の定期貯金と何が違うのか 定額貯金は、ゆうちょ銀行のオリジナルサービスです。 他の民間の銀行にも似たようなサービスはありますが、いわゆる「定期預金」とは違い、6ヶ月を過ぎればまったくペナルティなしで途中解約ができます。 通常の定期預金では、満期日前の解約では利息がカットされるなどのペナルティが付きますが、ゆうちょの定額貯金には利息カットなどのペナルティは一切ありません。 6ヶ月過ぎたらいつでも解約可能です。 また、「担保」が付く担保定額貯金では、総合口座のお金がゼロになったときに、定額貯金の解約手続きなしにお金を借りて補填することが可能です。 普通貯金口座と紐付けされているので、貯金口座の残高が引落などで足りなくなったときに、担保定額貯金のお金を担保として低利率で自動的に貸付を受けることが可能です。 注意したいのは、部分解約ができないという点です。 ゆうちょ銀行の「定期貯金」では部分解約は可能ですが、担保定額貯金は部分解約は不能で、解約のときにはすべてを解約します。 詳細なスペックを解説 1.預入金額 預入できる金額は、1000円以上1000円単位です。 1口の預入金額は1000円・5000円・1万円・5万円・10万円・50万円・100万円・800万円の8種類ですが、注意したいのは「 預入金額が割り切れる最大の額を1口の金額とする」という点です。 たとえば30万円を預入したときには、割り切れる最大の額は10万円ですので、1口・10万円、口数・3口で預入されます。 2.据置期間 据置期間というのは、 「この期間内は払い戻しできません」とする期間のことです。 通常は解約にも応じてもらえません。 預入されたお金を金融機関が運用するための期間が据置期間です。 この期間内は引き出しされることがないため、金融機関は全額を運用に回すことが可能です。 その分だけ利子が多く付くというのが定期預金・定期貯金のメリットです。 通常は、1年から3年程度で設定されますが、ゆうちょ銀行の担保定額貯金では6ヶ月と短めに設定されています。 6ヶ月経ったら貸付を受けることもできますし、解約してもペナルティなしで利息を受け取ることができます。 最長で10年まで預けることができます。 3.利子 この担保定額貯金の最大のメリットと言えるのが、利子の付き方です。 預入して最初の3年は6ヶ月ごとに金利が上がっていく「段階金利」というものを採用し、さらに全期間にわたって「半年複利」が付きます。 半年複利というのは、半年ごとに元金プラス利息に利息が付くものです。 預けている期間ずっとこれが続くため、長く預けるほど複利効果で利子が増えることになります。 2.担保定額貯金の申し込み・自動貸付 申込方法• 預入申込書• 総合口座通帳またはカード また、窓口で本人確認書類の提示を求められることがあるので、運転免許証や健康保険証などを持っていきましょう。 非課税扱いの貯金としたいときには、預入の際に印鑑と非課税対象者であることを確認できる公的な書類が必要になります。 2回目以降の預入では、預入申込書と定額定期貯金証書が必要です。 払い戻しでは、払い戻し請求書、定額定期貯金証書、印鑑、本人確認書類の4点の書類が必要になるので注意しましょう。 払い戻しが50万円以上の場合には、来店社本人の確認書類も必要になります。 また、代理人が請求するときには、原則的に委任状の提出も必要となります。 本人以外が手続きをすることも可能ですが、これは本人と同居している配偶者か、未成年の場合には本人の親権者である必要です。 貯金担保自動貸付を受ける ゆうちょ銀行の担保定額貯金のメリットは、自分の貯金を担保として残高不足のときに自動貸付を利用してお金を下ろすことができるという点にあります。 誰にでも利用することができ、何かあったときにお金が足りなくても公共料金の支払などを心配なく行うことができます。 利用方法 利用方法は簡単で、通常の貯金の払い戻しが残高を超えているときに、不足分が自動的に貸し付けられるというものです。 このとき、総合口座通帳には貸付金が「現在高」の欄にマイナス表示で記帳されます。 マイナス分は、次にお金を預入したときに相殺されます。 ゆうちょ銀行を給与振込口座に指定していれば、給与が振り込まれたときに、マイナス分を差し引いた額が通帳に反映されます。 融資期間 融資期間は貸付が発生した日から最大で2年間です。 貸付の日から2年以内で、担保とする貯金が満期を迎えるときには、その満期までの期間となります。 100万円預入しているとき、貸付額は90万円までになります。 また、 通帳1冊につき300万円までしか貸付することはできません。 公共料金の引落などに対応するために、10万円程度を定額貯金にしておくと、便利に使えます。 利息 利息は日割り計算されます。 借りた日数分だけの利息が発生し、その分だけ返済のときに支払う必要があります。 借入のときには担保定額貯金の額は減ることはありませんが、預入日から10年後に返済金が完済できないときには、自動的に担保定額貯金を返済金に充てられることになっており、返済金を差し引いた額が通常貯金に預入されます。 担保定額貯金の引き出し方法 担保定額貯金は口数単位での引き出しができず、1口分の預入金額を分けて引き出すことができないので、引き出しは全額のみとなっています。 注意したいのは、ATMでの払い戻しには対応していないという点です。 払い戻しを希望するときには、必ずゆうちょ銀行の窓口に行く必要があります。 払い戻しでは、窓口に設置されている請求書に必要事項を記入して提出します。 総合口座通帳と届出印と添えて窓口に提出しましょう。 このとき、本人確認書類が必要になるときがあります。 たとえば、50万円以上の額を引き出す場合には、本人確認書類を提示することになっているので注意しましょう。 代理人が引き出すことも可能ですが、このときには、本人が書いた委任状が必要なので事前に用意しましょう。 また、代理人による引き出しが100万円を超えるときには、代理人の証明書類の他に通帳の名義人の証明書類も必要となります。 良くあるケースが高齢者の定額貯金を、その子どもが引き出すというものですが、このときに高額の引き出しとなるときに、委任状が必要であることを忘れて「二度手間」になってしまうケースです。 事前に良く確認したうえで出向くようにしましょう。 金利は? 定期貯金・定期預金を担保としてお金を借りるのは、ゆうちょ銀行だけでなく他の民間銀行でも制度として存在しており、どれも非常な低金利に設定されています。 自分が預けているお金を担保とするため、銀行側から持ち出す資金がまったくないからです。 そのため、通常は返済時の約定金利にわずかなパーセントを足したものを金利として貸出します。 満期までに返済できないときには、満期額から利息分を差し引いて預金口座に振り込むので、まったく銀行は損失が出ません。 ゆうちょ銀行の担保定額貯金でも金利は非常に低く、「返済時の約定金利+0. 担保定額貯金の金利は0. 10万円借りても、年間の利息は260円です。 カードローン代わりになる? お金が足りなくなったときに、借入の手段としてカードローンが挙げられます。 銀行や消費者金融は、手持ちの現金がなくなったときに利用できる手軽な方法として定着しており、利用者も年々増加しつつあります。 ゆうちょ銀行の担保定額貯金は、自分の貯金を担保とするため、返済時の約定金利プラス0. また、利用にあたっては手数料が無料であるため、カードローン代わりに利用するのは賢い方法と言えます。 銀行や消費者金融のカードローンを利用するにあたっては、必ず審査が必要となり、もし利用条件に合わなければ契約を結ぶことはできません。 一方、ゆうちょ銀行の定額貯金を担保として借りる自動貸付には、審査はまったく必要ありません。 どれだけ低収入であっても利用できますし、無職でも借入できます。 生活に余裕があるときに、10万円だけでも定額貯金にしておけば、いざというときに役立ちます。 先を見越した計画的な資金運用として、おすすめできる方法です。 満期になったらどうなる? 担保定額貯金の満期では、一律で「満期振替預入」という扱いになります。 これは、預入日から起算して10年が経過したときに預入金と利子を通常貯金の口座へ自動的に振り込まれるというものです。 最初に10万円なり、30万円なりを担保定額貯金として預入したら、その日から10年経ったら口座にいきなり振り込まれます。 記帳したら突然「定額貯金 満期振替」という名目で高額が入金されて驚くことがあるかもしれません。 このお金は、「元利継続」「元金継続」という形で、新規に定期貯金に預入することも可能です。 元利継続とは、元金に利子を加えた金額を預入するもの、元金継続とは、元金を新規に定期貯金に預入して、利子を通常貯金に移すことです。 利子を加えた額を預入すると、自分は一切お金を足していないのに、定期貯金の額が勝手に増えていくのでお得感があります。 一方、元金継続の場合には、利子分を楽しむことができるので、これも良い方法でしょう。 自分の生活の状況などに合わせて選択しましょう。 継続後の定期貯金の利率は、継続時の店頭表示利率が適用されます。 そのときの定期貯金で使われている利率を適用することになっており、もし利率が低くなっていたとしても、元の利率で預けるといったことはできません。 日本は長年にわたって超低金利を続けてろおり、悪い意味でも「これ以上下がることはない」利率です。 継続させずに使うという選択肢もあるでしょう。 まとめ ゆうちょ銀行の定額貯金から自動貸付するのは、 自分の貯金から借りるだけですので金利が非常に低く、お得に借りられる手段です。 普通貯金口座にただ預けているだけのお金があるなら、いざというときのために定額貯金にしておくと便利です。 ・Web以外で申込された方は60日間特典を選べません。

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ゆうちょの定額貯金の満期のお知らせがきたから手続きしてきた

ゆうちょ 定額 貯金

ゆうちょ銀行の定額貯金。 我が家では数年前、何かのキャンペーンの時に薦められていくらか預けたのですが、まぁそのまま預けっぱなし。 預けっぱなしはまぁいいのですが、引き出しってどうやってするのかな?と、常々気になってました。 預け入れるのはすごく簡単だっのたですが、引き出すのに手続きが面倒なら、嫌だな~と思ったのと、簡単ならまた預けてもいいな~と思ったのです。 そこで今回は、 ゆうちょの定額貯金の引き出し方法について詳しく調べてみました! 定額貯金を引き出そうかな~と思っている方は、是非参考になると思いますので、どうぞご覧になって下さい。 スポンサーリンク ゆうちょの定額貯金の引き出し方法 ゆうちょの定額貯金には、以下の三種類があり、種類によって引き出し方法・条件が違います。 定額貯金• 担保定額貯金• 自動積立定額貯金 ただし、この3つとも ATMでの引き出しは不可。 ATMで簡単に引き出せたら楽ですが、こればかりはどうしようもないですね。 それぞれ、窓口でどう引き出すかをお伝えしていきますので、一緒に見ていきましょう。 定額貯金 引き出し方法は以下の通りです。 定額定期貯金証書(赤色)と印鑑を持参して窓口へ行く• 払戻請求書に必要事項を記入• 引き出す際の、条件や注意事項は次のとおりです。 の定額貯金と違い、口数単位での払い戻しが出来ませんので、引き出す時は全額引き出さなければいけません。 私は今、この担保定額貯金を行っていますので、 「引き出す際は全額引き出し」ということになります^^; 満期になる前に引き出す必要が出てきたら、 利息は普通預金並み・・・ということもありますので、実質、定額貯金に預け入れる意味がない、とも言えます。 (すぐには引き出すことが出来ないので、すぐに引き出してしまって貯金が中々出来ない、という人にはいいと思います) また、担保定額貯金には専用の通帳はなく、総合口座の通帳に預け入れられるので、引き出しも総合口座の通帳で行います。 これだと、口数を設定する意味がないと思ったのですが・・・口数によって利息の計算が違ってきます。 例えば、同じ10万を預け入れるにしても(金利が3. 5%の場合)• 自動積立定額貯金 引き出し方法は以下の通りです。 自動積立定額定期貯金証書(ピンク)と印鑑を持参して窓口へ行く• 払戻請求書に必要事項を記入• 支払金内訳書と現金を受け取って終了 方法や条件は1. の定額貯金と同じです。 また、どの定額貯金も 「預入から起算して6か月過ぎたら、払戻しができる」と書いていますが、 6ヶ月過ぎてなくても解約は可能です。 ただしその場合、利息は普通貯金並みとなります。 涙 では最後に、 この定額貯金の引き出しが代理人でも能かどうか・・・についても書いていきますね。 代理人でも引き出しは可能? 代理人でも引き出しは可能です! ただし、注意事項があります。 委任状が必要• 代理人の印鑑と本人確認書類が必要• 払戻金額が100万円を超える場合は、預金者(名義人)の本人確認書類が必要• 定額貯金の種類によって引き出し方法・条件が異なる• ATMでは引き出すことが出来ない• 6ヶ月経たなくても引き出せる ということがわかりました。 54,094ビュー• 53,233ビュー• 50,544ビュー• 48,389ビュー• 47,171ビュー• 42,754ビュー• 39,287ビュー• 36,077ビュー• 29,783ビュー• 29,242ビュー• 29,026ビュー• 25,196ビュー• 23,626ビュー• 20,305ビュー• 19,180ビュー• 17,311ビュー• 14,341ビュー• 14,023ビュー• 12,763ビュー• 12,198ビュー• 12,112ビュー• 12,044ビュー• 11,689ビュー• 11,222ビュー• 10,752ビュー.

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定額貯金(ていがくちょきん)とは

ゆうちょ 定額 貯金

ネガティブな評価ゆうちょ銀行には「カードローンがない」という大きなデメリットがあります。 三菱UFJ銀行には「バンクイック」というカードローンがあり、三井住友銀行にもカードローンがありますが、ゆうちょ銀行は住宅ローンすらありません。 そういったゆうちょ銀行にあって、唯一と言っていいほど「お金を借りられる機能」として担保定額貯金の自動貸付があります。 通常彫金の残高が不足しているときに、この定額貯金を担保として自動的に貸付を行うものです。 通常の貯金通帳にセットする 担保定額貯金は、ゆうちょ銀行の普通預金通帳とセットにして、総合口座通帳に預けるという形で貯金するシステムになっています。 システムとしては非常に簡単で、単に普通預金通帳の裏面が定額貯金通帳になっているというだけです。 誰でも気軽に始めることができるのが、 担保定額貯金です。 限度額の範囲内で何度でも借りられる 担保定額貯金の自動貸付には、貸付限度額があります。 ただし、預入期間が半年以上でなければなりません。 半年間預入しておけば、その後は自由に払い出すことができて、預入期間が長くなると段階的に金利が上がっていくのが原則です。 返済の自由度が高い ポジティブな評価自動貸付は、返済もいつでも何回に分けても行うことができます。 貸付期間は最高で2年で、2年以内に満期を迎える場合には満期日の前日までとなっています。 その範囲内であれば、何回かに分けてもいいですし、いくら返済するのかも自由です。 通常貯金に預入をするだけで返済できるので簡単です。 他の定期貯金と何が違うのか 定額貯金は、ゆうちょ銀行のオリジナルサービスです。 他の民間の銀行にも似たようなサービスはありますが、いわゆる「定期預金」とは違い、6ヶ月を過ぎればまったくペナルティなしで途中解約ができます。 通常の定期預金では、満期日前の解約では利息がカットされるなどのペナルティが付きますが、ゆうちょの定額貯金には利息カットなどのペナルティは一切ありません。 6ヶ月過ぎたらいつでも解約可能です。 また、「担保」が付く担保定額貯金では、総合口座のお金がゼロになったときに、定額貯金の解約手続きなしにお金を借りて補填することが可能です。 普通貯金口座と紐付けされているので、貯金口座の残高が引落などで足りなくなったときに、担保定額貯金のお金を担保として低利率で自動的に貸付を受けることが可能です。 注意したいのは、部分解約ができないという点です。 ゆうちょ銀行の「定期貯金」では部分解約は可能ですが、担保定額貯金は部分解約は不能で、解約のときにはすべてを解約します。 詳細なスペックを解説 1.預入金額 預入できる金額は、1000円以上1000円単位です。 1口の預入金額は1000円・5000円・1万円・5万円・10万円・50万円・100万円・800万円の8種類ですが、注意したいのは「 預入金額が割り切れる最大の額を1口の金額とする」という点です。 たとえば30万円を預入したときには、割り切れる最大の額は10万円ですので、1口・10万円、口数・3口で預入されます。 2.据置期間 据置期間というのは、 「この期間内は払い戻しできません」とする期間のことです。 通常は解約にも応じてもらえません。 預入されたお金を金融機関が運用するための期間が据置期間です。 この期間内は引き出しされることがないため、金融機関は全額を運用に回すことが可能です。 その分だけ利子が多く付くというのが定期預金・定期貯金のメリットです。 通常は、1年から3年程度で設定されますが、ゆうちょ銀行の担保定額貯金では6ヶ月と短めに設定されています。 6ヶ月経ったら貸付を受けることもできますし、解約してもペナルティなしで利息を受け取ることができます。 最長で10年まで預けることができます。 3.利子 この担保定額貯金の最大のメリットと言えるのが、利子の付き方です。 預入して最初の3年は6ヶ月ごとに金利が上がっていく「段階金利」というものを採用し、さらに全期間にわたって「半年複利」が付きます。 半年複利というのは、半年ごとに元金プラス利息に利息が付くものです。 預けている期間ずっとこれが続くため、長く預けるほど複利効果で利子が増えることになります。 2.担保定額貯金の申し込み・自動貸付 申込方法• 預入申込書• 総合口座通帳またはカード また、窓口で本人確認書類の提示を求められることがあるので、運転免許証や健康保険証などを持っていきましょう。 非課税扱いの貯金としたいときには、預入の際に印鑑と非課税対象者であることを確認できる公的な書類が必要になります。 2回目以降の預入では、預入申込書と定額定期貯金証書が必要です。 払い戻しでは、払い戻し請求書、定額定期貯金証書、印鑑、本人確認書類の4点の書類が必要になるので注意しましょう。 払い戻しが50万円以上の場合には、来店社本人の確認書類も必要になります。 また、代理人が請求するときには、原則的に委任状の提出も必要となります。 本人以外が手続きをすることも可能ですが、これは本人と同居している配偶者か、未成年の場合には本人の親権者である必要です。 貯金担保自動貸付を受ける ゆうちょ銀行の担保定額貯金のメリットは、自分の貯金を担保として残高不足のときに自動貸付を利用してお金を下ろすことができるという点にあります。 誰にでも利用することができ、何かあったときにお金が足りなくても公共料金の支払などを心配なく行うことができます。 利用方法 利用方法は簡単で、通常の貯金の払い戻しが残高を超えているときに、不足分が自動的に貸し付けられるというものです。 このとき、総合口座通帳には貸付金が「現在高」の欄にマイナス表示で記帳されます。 マイナス分は、次にお金を預入したときに相殺されます。 ゆうちょ銀行を給与振込口座に指定していれば、給与が振り込まれたときに、マイナス分を差し引いた額が通帳に反映されます。 融資期間 融資期間は貸付が発生した日から最大で2年間です。 貸付の日から2年以内で、担保とする貯金が満期を迎えるときには、その満期までの期間となります。 100万円預入しているとき、貸付額は90万円までになります。 また、 通帳1冊につき300万円までしか貸付することはできません。 公共料金の引落などに対応するために、10万円程度を定額貯金にしておくと、便利に使えます。 利息 利息は日割り計算されます。 借りた日数分だけの利息が発生し、その分だけ返済のときに支払う必要があります。 借入のときには担保定額貯金の額は減ることはありませんが、預入日から10年後に返済金が完済できないときには、自動的に担保定額貯金を返済金に充てられることになっており、返済金を差し引いた額が通常貯金に預入されます。 担保定額貯金の引き出し方法 担保定額貯金は口数単位での引き出しができず、1口分の預入金額を分けて引き出すことができないので、引き出しは全額のみとなっています。 注意したいのは、ATMでの払い戻しには対応していないという点です。 払い戻しを希望するときには、必ずゆうちょ銀行の窓口に行く必要があります。 払い戻しでは、窓口に設置されている請求書に必要事項を記入して提出します。 総合口座通帳と届出印と添えて窓口に提出しましょう。 このとき、本人確認書類が必要になるときがあります。 たとえば、50万円以上の額を引き出す場合には、本人確認書類を提示することになっているので注意しましょう。 代理人が引き出すことも可能ですが、このときには、本人が書いた委任状が必要なので事前に用意しましょう。 また、代理人による引き出しが100万円を超えるときには、代理人の証明書類の他に通帳の名義人の証明書類も必要となります。 良くあるケースが高齢者の定額貯金を、その子どもが引き出すというものですが、このときに高額の引き出しとなるときに、委任状が必要であることを忘れて「二度手間」になってしまうケースです。 事前に良く確認したうえで出向くようにしましょう。 金利は? 定期貯金・定期預金を担保としてお金を借りるのは、ゆうちょ銀行だけでなく他の民間銀行でも制度として存在しており、どれも非常な低金利に設定されています。 自分が預けているお金を担保とするため、銀行側から持ち出す資金がまったくないからです。 そのため、通常は返済時の約定金利にわずかなパーセントを足したものを金利として貸出します。 満期までに返済できないときには、満期額から利息分を差し引いて預金口座に振り込むので、まったく銀行は損失が出ません。 ゆうちょ銀行の担保定額貯金でも金利は非常に低く、「返済時の約定金利+0. 担保定額貯金の金利は0. 10万円借りても、年間の利息は260円です。 カードローン代わりになる? お金が足りなくなったときに、借入の手段としてカードローンが挙げられます。 銀行や消費者金融は、手持ちの現金がなくなったときに利用できる手軽な方法として定着しており、利用者も年々増加しつつあります。 ゆうちょ銀行の担保定額貯金は、自分の貯金を担保とするため、返済時の約定金利プラス0. また、利用にあたっては手数料が無料であるため、カードローン代わりに利用するのは賢い方法と言えます。 銀行や消費者金融のカードローンを利用するにあたっては、必ず審査が必要となり、もし利用条件に合わなければ契約を結ぶことはできません。 一方、ゆうちょ銀行の定額貯金を担保として借りる自動貸付には、審査はまったく必要ありません。 どれだけ低収入であっても利用できますし、無職でも借入できます。 生活に余裕があるときに、10万円だけでも定額貯金にしておけば、いざというときに役立ちます。 先を見越した計画的な資金運用として、おすすめできる方法です。 満期になったらどうなる? 担保定額貯金の満期では、一律で「満期振替預入」という扱いになります。 これは、預入日から起算して10年が経過したときに預入金と利子を通常貯金の口座へ自動的に振り込まれるというものです。 最初に10万円なり、30万円なりを担保定額貯金として預入したら、その日から10年経ったら口座にいきなり振り込まれます。 記帳したら突然「定額貯金 満期振替」という名目で高額が入金されて驚くことがあるかもしれません。 このお金は、「元利継続」「元金継続」という形で、新規に定期貯金に預入することも可能です。 元利継続とは、元金に利子を加えた金額を預入するもの、元金継続とは、元金を新規に定期貯金に預入して、利子を通常貯金に移すことです。 利子を加えた額を預入すると、自分は一切お金を足していないのに、定期貯金の額が勝手に増えていくのでお得感があります。 一方、元金継続の場合には、利子分を楽しむことができるので、これも良い方法でしょう。 自分の生活の状況などに合わせて選択しましょう。 継続後の定期貯金の利率は、継続時の店頭表示利率が適用されます。 そのときの定期貯金で使われている利率を適用することになっており、もし利率が低くなっていたとしても、元の利率で預けるといったことはできません。 日本は長年にわたって超低金利を続けてろおり、悪い意味でも「これ以上下がることはない」利率です。 継続させずに使うという選択肢もあるでしょう。 まとめ ゆうちょ銀行の定額貯金から自動貸付するのは、 自分の貯金から借りるだけですので金利が非常に低く、お得に借りられる手段です。 普通貯金口座にただ預けているだけのお金があるなら、いざというときのために定額貯金にしておくと便利です。 ・Web以外で申込された方は60日間特典を選べません。

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