ガチャガチャ。 皿の触れ合うにぎやかな音がする。 トースターの高らかな音と共に香ばしい匂いがあたりを包む。 コトン。 テーブルに置かれたのは昨日みんなで作ったモモンジャムの瓶。 シュンシュン。 ケトルが熱いお湯が出来上がると歌う。 このダイニングキッチンに一つまたひとつと朝のピースが組み込まれていく。 「インテレオン、寝坊助たちを起こしてきて」 キッチンに立ち、朝食を作っていた少年がこちらを向く。 そして世界で一番大好きな声が、インテレオンに依頼を出した。 「うぉん」 もちろん。 インテレオンは一声鳴くと、寝坊助たちを起こすためにベッドルームの扉をあけ放つ。 いまだに幸せな夢の中を泳いでいるポケモンたちの布団を引きはがし、たたき起こした。 ぱたぱた、ばたばた。 静かだったベッドルームが賑やかになる。 ギュィ! まだ寝ていたいと訴える声が上がり、インテレオンの諫める低い声が重なる。 シャッ。 容赦なく彼がカーテンを開ける音がし、寝ぼけポケモンの悲鳴が上がる。 いつもの音だ。 賑やかで騒がしくて忙しい。 幸せの音たち。 「今日は気持ちいい日だなぁ」 空はどこまでも飛んでいけそうなほど晴れ渡っている。 今日という特別な日にふさわしい天気だ。 ベッドルームで大騒ぎするポケモンたちのトレーナーである少年は、青く透き通った空の色を瞳に映した。 「うぉん」 「ああ、インテレオン。 ありがとう」 少年の肩に大きな手が触れる。 仕事を終えたとインテレオンが言った。 彼の後ろにはたたき起こされてまだ眠そうに目をこするジメレオンにコマタナ。 二人は大きなあくびをするが、トーストのいい匂いに気が付いたようで、そそくさとテーブルに向かう。 現金な奴だ。 そう言いたげにインテレオンはため息をつく。 少年は皿の上に綺麗に色目が付いたトーストをお皿に並べてテーブルに置いていく。 「二人とも、今日が開会式だからって夜更かししすぎなんだよ」 「うぉん」 まったく、もう。 少年が叱ると二人ともばつが悪そうに笑ってごまかした。 インテレオンも叱ると、みんなの前にモーモーミルクを置いた。 朝食の準備が整った。 「頼むよ、今日からジムチャレンジが始まるんだから」 「コマッ」 「ジメッ」 今日は年に一度のジムチャレンジ開会式。 ガラルのトップを決める、ガラル最大の祭典が幕を開ける日だ。 今日ががその日だと知ったジメレオンとコマタナは昨晩夜遅くまで大はしゃぎしていたのだ。 まだ眠そうな顔をする二人にそう声をかけると、威勢のいい返事が返ってくる。 楽しいことが好きな二人だからはしゃいでしまうのは仕方ないだろう。 自分も今日が待ち遠しくて仕方なかった。 それはきっと隣に座る彼も同じ気持ちだろう。 自分のチームの中でもずば抜けて強いポケモン。 彼と出会ったのは、出会ったのは二年前のことだった。 水たまりを踏む足音がする。 「うわー、思ったよりすごい雨!」 大雨の中を駆けていくのはポケモントレーナーになり立ての少年と相棒のコマタナだ。 今日は隣町できのみ市があるからと足を延ばした帰り道のことである。 モモンのみが安く買えた。 珍しいきのみもたくさん買えた。 きのみに合うパンや野菜、保存食も買えたと、彼はうきうき気分だった。 ホテルに帰ったら保存食を作ろう。 もちろんコマタナが好きなモモンジャムを多めに。 クラボのみとチーゴのみを砕いて合わせれば、ピリ苦の調味料の完成だ。 何にでも合うオボンのみは薄切りにしてドライフルーツにしよう。 ポケモンの身体に良いといわれるラムのみも奮発して買ってみた。 あれを作ろう、これを作ろう。 少年があれこれ考えながら歩いていると、ぽつんと頭に冷たいものが当たった。 「……あれ? もしかして?」 「コマァ?」 オボンのみを齧りながら歩いていたコマタナも、地面にできた黒いしみに目を落とす。 「ちゃんと天気予報見てきたのになぁ?」 「コマーッ!」 「そんなに怒らないでよ! 僕だって濡れてるんだから!」 ずぶ濡れの二人でぎゃあぎゃあと言い合いながら走っていると、ようやくホテルのある町まで辿り着いた。 エンジンシティやナックルシティのように活気がある街とは違い、郊外にある住宅地がメインの町である。 レンガ造りの昔ながらの家ばかりだが、どこか灰色の印象を受ける。 天気が天気だからか、子供の声もなく少しうら寂しささえ覚える町だ。 ホテルはその町の中心、大通りをまっすぐ行った場所にある。 「もう少しだよコマタナ、ホテルに着いたらシャワー浴びよう」 そうコマタナに声をかけ、少年はホテルまで一直線走り抜けようとした。 しかし、この灰色の町の中にしては色鮮やかな水色と青が目に留まった。 「あれ……?」 水色のポケモンには見覚えがある。 もう一人の青のポケモンには見覚えがない。 スマホロトムを取り出して検索すると、すぐにヒットした。 「ジメレオン。 メッソンの進化系かぁ」 その二人は民家の軒先で雨宿りをするかのように佇んでいた。 今は秋。 もうすぐ冬だ。 それなのにこんな雨の中で途方に暮れたように二人は身を寄せ合っている。 少年は少しの間彼らを見守った。 もしかしたらトレーナーの人が近くにいるのかもしれない。 もしかしたら二人は野生のポケモンで、ただ雨宿りしているだけなのかもしれない。 しかしメッソンもジメレオンもその場所から動かず、寒そうにしているだけだ。 「ねえ、君たち!」 ジメレオンがメッソンに話しかけ、彼を抱きかかえる。 ジメレオンはメッソンを温めるようにぎゅぅと身体を縮こませた。 そこで耐えられなくなり、少年は彼らのもとに駆け出した。 びくりと驚く彼らの前に少年は立つ。 傍から見れば立ちはだかっているようにも見えた。 そして二人はおそらく二人は兄弟なのだろうと、少年は感じた。 メッソンを抱えるジメレオンの腕に力が入る。 メッソンは苦しそうに「キュゥ」と鳴いた。 見知らぬ自分を警戒しての行動だろうが、少年にはジメレオンがメッソンに自分の体温を分け与えるようにしか見えなかった。 こんな寒い中、何故ここにいるのだろう。 野生ならとっくに自分の住処に帰っているはずだ。 トレーナーはどこに行ってしまったのだろう。 迷子なのだろうか。 それとも、もしかして……もしかして。 小さな身体で自分と対峙する彼らに、薄黒い考えが浮かんでくる。 [newpage] 「トレーナーさん、どこにいるの?」 少年はその疑惑を拭い去るように、努めて明るい声で尋ねた。 その質問にジメレオンたちは戸惑った様子で目を彷徨わせ、首を振った。 「どこにいるか分からないの?」 うん。 「いつ帰ってくるかも、分からない?」 首をかしげる。 「君たちは帰るおうちはあるのかな?」 …………うん。 「じゃあ、僕が送ってってあげるよ」 ううん。 「……じゃあ、今日君たちはどこで寝るの?」 「ジメッ!」 ジメレオンが叫ぶ。 それは強い拒絶だった。 これ以上何も聞いてほしくない。 彼は少年をそう拒絶した。 ああ、もしかして……やっぱり。 ぎりり、と少年は手に力を込める。 「コマーッ!」 「うわっ、何?!」 今まで少年とジメレオンたちの様子を伺っていたコマタナが、二人の間に躍り出た。 ジメレオンたちと対峙すると、突然自分が齧っていたオボンのみを誇らしげに掲げる。 何をするんだろう。 少年が思っていると、彼は自慢の刃でその実を切っていく。 そして、自分が齧っていた部分を避けて上手に三等分されたオボンのみをジメレオンたちに差し出した。 「ジメッ……」 「コマー!」 突然差し出されたきのみにジメレオンは戸惑った様子だ。 いらないと言うかのように首を振る彼に、コマタナは強引にきのみを差し出す。 止めたほうがいいだろうか。 少年はそう思ったが、ぎゅぅう……と誰かのおなかの音がした。 見るとジメレオンが恥ずかしそうにしている。 おなかの音は彼のものみたいだ。 ぎゅぅう……。 彼のおなかは彼を裏切り、盛大に音を響かせる。 するとジメレオンの腕の中にいたメッソンが、コマタナの差し出すきのみを二つ取った。 そして一つを自分に、一つをジメレオンに差し出す。 「ジメ……」 「メッソ!」 何回か二人の間で攻防はあったが、最後はメッソンに白星がつく。 さすがに笑顔で差し出すメッソンを無下にはできなかったのか、ジメレオンはようやくきのみを受け取ってくれた。 シャクシャクといい音がする。 ああ、よかった。 食べてくれた。 少年はほっと息をつく。 少年のその様子を見たコマタナは誇らしげに胸を反らせ、褒めろと訴えてくる。 機転を利かせてくれたコマタナの頭を撫で、もう一度ジメレオンたちに問いかけた。 今度は慎重に、言葉を選んで話しかける。 「ねぇ、僕たちのホテルがすぐそこにあるんだけど、一緒に行かない?」 ……。 「ご飯もあったかい寝床も用意してあげられるよ。 今日はきのみをいっぱい買ったからね、おいしくてあったかい料理を作ろうと思うんだ」 おいしくてあったかい料理という言葉にメッソンの目が輝く。 ジメレオンも魅力的な話だということは分かるのだろう。 しかし彼の疑いを拭い去るには条件が弱い。 彼の顔には疑いの色が濃く表れている。 「そうだな……でもタダじゃあげられない。 これから保存食をたくさん作らなきゃいけないんだ。 人手が必要なんだけど、手伝ってくれないかな?」 どうかな? 少年は取引をすることにした。 仕事をしてくれた対価としてご飯と寝る場所を提供する。 先ほど読んだ図鑑で、ジメレオンの知能が高いことは分かっていた。 この取引に裏があると勘ぐってしまうほどの知能を彼は持つ。 ならば一方的な提供ではなく、双方に利益があると伝えれば、この交渉に乗ってくれるのではないか。 少しの間沈黙が下りる。 ジメレオンは考え、そして小さく頷き、「仕事」を了承してくれた。 「オッケー! ありがとう! じゃあこんな雨だし、早く行こう!」 ついてきてくれると言ったジメレオンに、少年は満面の笑みを向ける。 ジメレオンはその笑みから顔を背け、仕方なくですよと言ったように感じた。 彼の腕の中にいるメッソンは暖かい寝床とご飯が食べられることに無邪気に喜んでいる。 「そうだ。 気休めにしかならないけど、これ羽織って」 少年は自分が着ていたオレンジ色のジャケットを脱ぎジメレオンに羽織らせる。 ジャケットは彼にはまだ大きすぎて、ジメレオンはすっぽりと覆われてしまった。 それでもかまわず、少年はジメレオンの姿に満足そうに目を細める。 さあ、行こう! そう言って少年は相棒のコマタナと一緒にホテルへと駆けて行った。 暖かい。 少年の体温が残るジャケットに包まれたジメレオンはそれを感じた。 少年の暖かさは冷たい身体にじんわりと広がり、混ざり合っていく。 空を見ると、容赦なく雨がざぁざぁと降ってくる残った暖かさが少しずつ消えて行ってしまう。 雨はまだ止む気配がない。 ジメレオンはぺたぺたと玄関前の階段を降り、大通りをまっすぐ駆けて行った少年の後を追いかけた。 熱い風呂に入り、暖かい料理でおなかも心も満たされた彼らは、本日最後の一大イベントを始めるところだった。 食事の乗っていたテーブルには今、どんと大きな紙袋が置かれている。 「今から、旅で必要な保存食を作ります」 「コマッ!」 「おいしいものになるように、みんなで手分けして作りましょう!」 「メッソ!」 コマタナとメッソンはすでに打ち解けあっていた。 敬礼するコマタナを真似てメッソンも腕を高く上げている。 少年はテーブルに紙袋の中身をあけた。 モモンを始め、苦いチーゴや辛いクラボなど様々なきのみ。 ターフ農園産のジャガイモにニンジン、ビーツなどたくさんの野菜。 ペロッパフ印の砂糖にボブの缶詰、モーモーチーズに肉などなど。 テーブルの上には色とりどり、たくさんの食材が並んだ。 「こんなにたくさんあると、腕が鳴るなぁ」 少年は腕まくりをすると、てきぱきと指示を出していった。 「メッソンはまずきのみと野菜を洗って。 洗ったものは分けて置いておいて」 「メッソ!」 「コマタナはメッソンが洗ったものを切っていって。 モモンは半分を角切りに、残り半分は僕がやる。 オボンの半分角切りにして。 残りは薄切りに。 ナナシのみも薄切りにして、切ったものはお皿に乗せておいて」 「コマッ!」 「よし、お皿もまな板も準備できたし、ジメレオンは僕と一緒にジャムを作ろうか」 「ジメ?」 ちょっと待っててね。 少年はジメレオンにそう言い、キッチンに立った。 備え付けの包丁を手に取り、モモンのみを大きく切り分けていく。 角切りよりも大きく切られたモモンが次々に鍋に入れられていく。 砂糖を大匙で入れると、よし! と言い、ジメレオンの方に顔を向けた。 [newpage] 「ここからはジメレオンコック長におまかせしようかな」 少年はジメレオンのためにダイニングの椅子をコンロの前に持ってきた。 ジメレオンはその椅子に乗り、少年の差し出すヘラを受け取る。 「ゆっくりかき混ぜるんだよ。 汁が出てきたら言ってね。 ナナシのみの汁を入れるから」 そう言うと彼は次の料理に移る。 ヒメリのみをみじん切りにし終わった後、モーモーチーズや肉を切っていく。 忙しく立ち回りながらも、少年はポケモンの特色に合った作業をさせていることにジメレオンは気づいていた。 手が刃のコマタナには切る作業を。 手で握ることしかできないメッソンには洗う作業を。 そして自分は。 ジメレオンはヘラを握る手を見る。 メッソンよりかは大きくなった手だが、複雑な作業をすることはできない。 ただ身体も大きくなり、力もついた。 だから少年はジャムづくりをジメレオンにお願いしたのだ。 「おーコマタナもう切り終わったの? ありがとう! じゃあ次はジャガイモとニンジンを切って」 少年は皮の剥かれたジャガイモをコマタナに渡す。 きのみなどを洗い終わったメッソンも目を輝かせて、次の指示を待つ。 「メッソンありがとう! じゃあ次はー……ヒメリのみをすり潰してくれるかな?」 少年は皮が剥かれみじん切りになったヒメリのみをメッソンに渡す。 感謝されたコマタナもメッソンも誇らしげに新しい仕事に取り掛かっている。 その間に少年はアルミ箔の上に薄切りにされたナナシのみとチーズ、少し厚めに切られた肉を並べていく。 「前にやっていた時のチップが余っててよかったぁ」 そう言い食材をダッチオーブンにセットし、加熱し燻製作りが始まる。 オーブンの蓋を閉めたところで、ちょうどジャガイモとニンジンを切り終わったコマタナが皿を持ってきた。 彼はそれを油を引いたフライパンにあけ、刻んでおいた玉ねぎも入れて炒め始める。 「これはねぇ、炒めて朝のパンの上に乗せたりできる便利具材になるんだよ」 食パンで挟んでもいいし、そのままおかずにしてもいい。 カレー味で調えたらカレー風のおかずにもなるね。 隣で調理する少年の口から出てくる料理の数々に、ジメレオンのお腹がきゅうと動く。 食べたばかりだというのに、お腹が空いてしまう。 彼と一緒に食べたご飯は本当に美味しかった。 オボンのスライスサラダにトマトスープ。 そしてカリカリに焼いたトースト。 トーストにはモモンジャムをたっぷり塗って食べた。 それだけの簡単なご飯だった。 どこにでもあるような、いつでも食べられるようなご飯。 それでもジメレオンには生まれて初めて食べた美味しさで、世界で一番おいしい食べ物だと思った。 それは兄弟のメッソンも同じだった。 何度も自分に「おいしいね」と言い、少年の手持ちであるコマタナに「そんなに好きなの? ヘンなの!」と笑われていた。 どこでも食べられる普通の食事。 でも自分たちにとっては違う味がした。 すごく、おいしかったんだ。 ふつふつ。 目を落とすジメレオンの耳に音が聞こえる。 モモンから汁が出てきて、沸騰する音だ。 「お、いい感じになってきたね。 ナナシの汁と塩を入れるからちょっと待ってね」 ささっとそれら二つを入れ、ジメレオンに再びかき混ぜるように指示する。 モーモーチーズと肉の燻製が香ばしい匂いをさせる。 目の前の鍋からはモモンの甘いふんわりとした匂いがふつふつとした泡とともに沸き立つ。 おいしい、幸せの匂いだ。 「じゃあジメレオン、いい感じにモモンが崩れてきたら、鍋のへりとへらを使って、どんどん潰していって」 こんな感じに、と少年はジメレオンの手の上からヘラと鍋をつかみお手本を見せる。 少年の手が離れると、ジメレオンは見たように残った果肉を潰していく。 「うん、そう。 おいしそうだね」 少年はにこにことした顔で褒める。 裏表のない素直な言葉にジメレオンは顔が熱くなった。 この人とずっと一緒にいたい ジメレオンの中には、自然とその気持ちが浮かんできた。 それを彼は不思議なことだとは考えなかった。 「ほら、コマタナもメッソンももう眠いでしょ? ベッドで寝ようね」 少年はそう言い、ベッドルームへと二人を案内する。 二人は彼に連れられておとなしく部屋に入っていった。 彼らのいなくなったダイニングには赤白のボールと羽のついたポケじゃらし。 仕事が終わった二人の相手もしていたらしい。 料理をしながら他のポケモンに指示を出して、手持無沙汰なポケモンと遊ぶ。 少年のやることは随分と多い。 自分にできることはないのか。 そうジメレオンは考えた。 この人のために自分ができることは、他にないのか。 ぐるぐる。 とろとろ。 鍋の中のモモンのようにジメレオンの思考は回り、あれもこれもと蕩けていく。 「よし、オッケー! もう鍋を火から降ろしていいよ、ジメレオン」 「ジメ……」 ベッドルームから戻ってきた少年は鍋の具合を見て言う。 言われた通り火から降ろすと、彼はそれをガラス瓶に移していった。 透明で向こう側の道具がごちゃごちゃと映っていた瓶が、桃色のジャムで満たされていく。 「おいしそうだねぇ。 ジメレオン、手伝ってくれてありがとう」 「ジメ……」 感謝の言葉がくすぐったい。 ジメレオンは頭を掻いてそれをごまかす。 今作ったばかりのジャムは、自分で作るよりもずっと透き通っていて、甘くおいしそうに少年は見えた。 「ねぇ、作った人の特権として、ちょっと食べてみない?」 「ジメッ?!」 にやりと悪い顔をした少年は、ジメレオンをそそのかす。 本当は明日の朝に食べるつもりだったが、あまりにもおいしそうだったのだ。 彼は小さいスプーンで桃色の蜜を掬う。 「はい、どうぞ」 まだ熱いそれをジメレオンに渡す。 そして自分も一掬いし、ぱくりと口に含んだ。 「んん、おいしい……!」 少年は頬を綻ばせて喜ぶ。 ジメレオンは彼を真似てスプーンを口に含んだ。 口の中で甘さがほどけて広がっていく。 果実だけで食べるのとはまた違う、煮詰めた甘さがジメレオンの顔を溶かした。 目尻を下げて味わう彼に少年は手を伸ばす。 その手はジメレオンの頭に置かれた。 少年の手はそのまま彼の頭を撫でる。 ごめんね、僕はきっと今から君に酷い質問をする。 少年が頭をなぜ撫でるのか分からない彼は、きょとんとしている。 少年はまた一つ、ごめんと心の中で謝り、口を開いた。 「ジメレオン。 秋雨の寒い中で佇む寂しそうな姿。 トレーナーがいない、けれどもいるという矛盾。 どこにでもあるようなただの食事に異様に喜ぶ姿。 ちょっとした一言に大げさに反応する姿。 一つ一つのピースを嵌めた物語よりも、彼が語ってくれた物語のほうが一層生々しく、つらい話だった。 「簡単なクイズゲームなんだ。 僕の質問に『Yes』だったら君の右手を、『No』だったら君の左手を僕の手に置いてほしい」 「ジメ」 「オーケー?」 ダイニングのソファに二人は座り、向かい合う。 ジメレオンは少年の言葉を理解してくれた。 ありがとう、と少年は言い、ジメレオンたちのことを一つひとつ聞いていった。 「君と一緒にいたメッソンは兄弟?」 右手。 「そっかぁ、じゃあ君がお兄さんなんだね」 右手。 「君はモモンのみは好き?」 右手。 「じゃあチーゴのみは?」 少しの間があって、左手。 「苦いのは嫌いなんだね。 辛いヒメリのみは?」 右手が少しだけ触れる。 苦手でもないけど好きでもない。 「そうかそうか。 今日作ったジャムは明日の朝に食べるから楽しみにしててよ」 その言葉にジメレオンの目が輝く。 先ほどの味見であんなにも幸せそうな顔をしたんだ。 焼きたての香ばしいトーストにたっぷりのジャムなんか載せたらどんな顔をするんだろう。 きっともっと幸せな顔をするに違いない。 少年は目尻をさらに垂らしたジメレオンを想像し、思わず笑みがこぼれた。 少年はきゅっと唇を引き締め、ジメレオンに尋ねた。 「もしかして、……トレーナーさんに虐められていたりする?」 沈黙。 目の前のジメレオンは身動き一つせず、硬直してしまった。 少年の質問を理解してはいた。 しかし理解したくはなかった。 ゆっくりと彼の言葉を反芻したジメレオンは、可哀想なほどにうろたえた。 「お願い、教えて。 君たちのこと、トレーナーさんは無視していたりしない?」 「ジメッ!!」 初めて会った時のような拒絶。 ジメレオンは少年から逃げるようにソファから転げ落ちる。 メッソンと一緒に逃げようとベッドルームのノブを捻ろうとする。 「待って。 待って、ジメレオン! 僕は君たちをどうにかしてあげたい……助けたいんだ!」 「ジメ……?」 「君は今、あまりいい状況にいない。 そうなんでしょう? そうじゃなければこんなにあわてる必要もない。 ……君のその行動が何よりの証拠だろう? ジメレオン、僕は君たちを無視して旅に出ることは、もうできないんだよ」 少年のまっすぐな視線がジメレオンを見つめる。 優しく強い、きれいな目だ。 そんな目を持っている人が、自分たちを助けたいと言っている。 彼と一緒にいたい。 ずっとどこまでも。 彼と一緒にどこまででも行きたい。 「ジメッ……」 「うん。 ごめんね。 嫌な思いさせたよね」 気づけばジメレオンは少年の元へと戻っていた。 少年は申し訳なさそうに立つ彼の背に優しく手をまわす。 「もう少し教えて。 君たちをどうすれば助けられるか、考えたいから」 「ジメェ……」 [newpage] そうして聞き出した話は、こうだ。 ジメレオンは自分がメッソンの時、兄弟と一緒に今のトレーナーに引き取られたという。 自分がメッソンの時はあまいみつの様に可愛がってくれたとのこと。 トレーナーはバトルが苦手で、頓珍漢な指示を出しては負けて、自分たちは傷つくことが多かった。 それでもその人は「ごめんね」と言って傷を治療し、優しく撫でてくれた。 その時は幸せだったと、ジメレオンは言う。 その幸せが壊れたのは、彼がメッソンからジメレオンに進化した時だった。 メッソンから知能が発達したジメレオンは、斜に構えたような表情を見せることが多い。 それはまるで人間が親に従うだけの幼少期から、自分で思考し、親に反発する思春期を迎えたような。 メッソンとは違った意味での手のかかる時期に突入するのだ。 それは人間もポケモンも同じだ。 成長するということは、今までと同じではいられなくなるということ。 しかし、そのトレーナーはそれが許せなかった。 気持ち悪い ジメレオンに進化して、最初にもらった言葉がそれだ。 メッソンとは違う見た目。 二足で立ち上がり、ジト目の小馬鹿にしたような生意気な目つき。 水色から青色へと変化し、生々しさを増した皮膚。 それら全てが気に入らないと、彼はその日からトレーナーにネグレクトを受けた。 可愛くない、気持ち悪い、目つきが嫌だ。 そう言うトレーナーはメッソンばかりを構う。 ジメレオンには一人の時間が多く持たされた。 それでもいい、と彼は思う。 どうすればこの環境が改善されるかを考える時間が彼には必要だった。 これもらった! ある日メッソンがそう言って石を見せてきた。 それはどこにでもあるような小石だった。 綺麗でも形が面白いわけでもない。 ただの丸い小石。 それは「かわらずの石」だ。 ポケモンの進化を止める不思議な石。 それをトレーナーはこの子に持たせた。 メッソンは当たり前のように言う。 進化して強く、カッコよくなりたい。 ジメレオンの胸が震えた。 トレーナーのエゴで、お前はもう進化できないよ。 そう言ってやったほうがいいのか迷った。 どうしよう、どうすれば。 なんでこんなことに。 それは悲しみなのか、怒りなのかよく分からない感情だった。 そしてジメレオンは、このままここにいてはいけないと悟った。 だから今日、トレーナーのところから逃げて、でも行く宛なんかなくて誰かの玄関の軒先で雨宿りをしていたという。 どれほど考えても、どれほど思いを巡らせても、それはきっと彼らの苦しみには程遠いものに違いない。 少年はジメレオンの背にさらにきつく腕を回す。 苦しいと彼は非難の声を上げた。 分かってる。 ごめん。 少年は口を開いた。 「ジメレオン、泣いていいんだよ」 僕が受け止めるから。 湿った声で少年は言った。 馬鹿じゃないの。 泣いてるのは君の方じゃん。 受け止めなきゃいけないのは、僕じゃないか。 ジメレオンは少年の背に手を伸ばし、そのミトンのような手で背中をさする。 泣きわめくメッソンをあやすように少年の背を撫ぜる。 ジメレオンは彼の背を撫ぜながら思う。 あの人は何もしてくれない。 自分のことはいないかのように無視する。 でも、この人は違う。 雨が降ってきた。 それは少年の肩を濡らし、濃いしみを作る。 「いいんだよ泣いて。 ……もう大丈夫だから、もう怖いことなんてないから」 ざあざあと五月蠅かった雨音が、いつの間にかしとしとと静かに夜の子守唄を奏でている。 怖いものも、嫌いなものも、全てが絹雨のベールに包まれ、寝静まっている。 しとしと……しとと……。 雨音が遠くの街に子守唄を届けに行く。 ぽつ……ぽつ……ぴちゃん。 雨は止んだようだ。 モモンのジャムに焼きたてのトースト。 そしてトマトスープにサラダ。 付け合わせはスクランブルエッグとヴルスト。 一緒に食べているのはコマタナにジメレオン、そしてインテレオン。 二年前と同じようで違う今。 ジメレオンはインテレオンに、メッソンはジメレオンに進化した。 二人とも進化した分強くなり、今ではチームの立派なエースだ。 このホテルもあの灰色の町ではなく、エンジンシティのスボミーイン。 そして今日はガラルで一番の祭典、ジムチャレンジの開幕式。 ようやくもらえた推薦状。 夢へ近づく第一歩。 「よし。 ほらみんな今日はイベントだ。 準備するよ!」 空は晴れている。 彼らと出会った時とはまた違う空。 伸びやかで、どこまでも飛んでいけそうな澄んだ空。 今年ジムチャレンジをする人々を神様が祝福している。 少年はそう感じた。 ジムチャレンジは長く過酷な道のりだ。 そうして初めて、チャンピオンと対峙することができる。 8個のバッチをゲットしてもさらに先にある戦いに胸が高鳴る。 本当に勝てるか、どこまでいけるか。 始まってもいないのに不安が過る。 「うぉん」 いつの間にか隣に立っていたインテレオンがこちらをのぞき込んでいる。 二年前であったときは自分より小さかったのに、今では見上げないといけない。 彼は、元のトレーナーと決別したから、今自分の下にいる。 次の日、ジメレオンに導かれるまま歩いた先に待っていたのは、二人のトレーナーだった。 綺麗な女性だ。 少年は思った。 しかし、その目は冷たく、重苦しいとも。 ジメレオンたちを解放してほしい。 少年は彼女に何度か訴えたが、嫌だふざけないでと二人の話は平行線を辿った。 そんな彼女が持っていた二つのボールを、ジメレオンは叩き落とし壊した。 貴女のところに戻りたくない。 それはジメレオンからの強烈な意思表示だった。 少しでも情があったのか、それとも大声に驚いたのかメッソンは泣きわめいた。 ジメレオンはじっと黙り、少年の後ろをついてくる。 こんな形でお別れになって。 でも、よく頑張ったね 町を出て見晴らしのいい丘に着いたところで、少年は二人に声をかけた。 ジムチャレンジを突破して、ガラルいちのポケモントレーナーになることなんだ ジメレオンは黙って聞いている。 メッソンもぐずりながら少年の次の言葉を待った。 いいかな? その言葉に二人は目を丸くした。 一緒にられるだけでいいと思っていた。 しかし少年はそれ以上の「エース」を求めた。 一番になれと、二人に言う。 一番になって、色々なところに行って、この人とたくさんのことを知りたい。 彼といればどこへでも行けるだろう。 彼といれば何も怖くない。 一緒に、ずっと一緒にいよう。 ジメレオン、メッソン 感極まってぎゅうぎゅうと抱きしめてくる二人に、少年ははじめましての挨拶をした。 「うぉん」 そうだ。 インテレオンがいれば大丈夫だ。 肩に置かれた手に、自分の手を添える。 大きく強い手。 そうだ。 彼は、とても強い。 これほど頼もしい相棒がいるんだ、それに他の子たちもこれからもっと強くなる。 まだ出会っていないポケモンも旅の途中で出会うだろう。 僕たちはまだまだ強くなる。 「うぉぉん」 インテレオンもそれに応えて吠える。 ありがとう、その気持ちを込めて少年は彼の肩を叩いた。 彼の目下の悩みは、夜な夜なインテレオンが自分の寝床に忍び込んでくることだった。 最高のパートナーだ.
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次の捕獲または倒したポケモンの数に応じて色違いの出現確率を上げることができます。 確率アップを駆使しないと色違いを入手するのは至難の業なので、下記の厳選方法で確率を上げてから厳選作業を行いましょう。 色違いが実装されていないポケモンがいる ムービーが用意されている「」や「」、「」には色違いの発見例が無いため、色違いは実装されていないと思われます。 色違いの厳選方法 ひかるおまもりで色違い確率アップ 「」は持っているだけで 色違いの出現確率が3倍となるアイテムです。 効率性が格段に上昇するため、色違い厳選をする際は必ず「ひかるおまもり」を入手してから開始するようにしましょう。 国際孵化で色違い確率アップ 出身国が違うポケモン同士を預かり屋に預けることにより、孵化による色違いの出現確率がアップします。 海外産のポケモンはマジカル交換で手に入れる他、『英語版Game8』の交換掲示板で募集して手に入れましょう。 捕獲または倒すと色違い出現率がアップ 一定の回数同じポケモンを捕まえるか倒すと、実際に捕まえたor倒したポケモンの色違いに遭遇する確率がアップしていきます。 例えばイーブイ500匹を捕獲または倒すと、イーブイの色違いに遭遇する確率が6倍になります。 ポケモンは連続で捕獲または倒す必要はなく、トータル(合計)の数です。 本作は色違いエフェクトが2種類ある スクエア型のエフェクト 『ポケモン剣盾』の色違いには、特殊な演出の色違いが存在しています。 野生で色違いは、スクエア型に遭遇する確率が高いです。 上記ツイートは様よりご提供いただきました。 星型のエフェクト 今までの『ポケモン』シリーズの色違い演出は星型で、本作でも星型の演出が存在しています。 タマゴ孵化の場合は星型の色違いが生まれる確率が高いです。
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