2012年9月11日更新 岐阜市では、 第2次岐阜市人権教育・啓発行動計画を策定し、学校教育や社会教育を通じて、人権を尊重するまちづくりに努めています。 例年11月11日~12月10日までの1か月を、 「人権尊重推進強調月間」と定め、「人権の広場」をはじめとするいくつかのイベントを開催し、人権尊重の精神の普及活動を進めています。 その一環として、「人権尊重の精神を養い、偏見や差別の解消をめざして積極的に取り組む児童や生徒を育てる」という趣旨のもと、人権に関するポスターを募集しました。 その結果、 小学生(4年生以上)・中学生から総計で848点 の応募がありました。 審査の結果、岐阜市長賞2点、教育長賞2点、岐阜市人権教育・啓発推進協議会長賞2点、岐阜市人権教育・啓発推進専門委員会長賞2点、入選8点、佳作20点、努力賞50点を選び、これらの作品を「人権に関するポスター作品集『心の輪を求めて』」にまとめました。 お互いの人権を尊重し合うためには、身近な日常生活の中にある差別や不合理をみつめ、その解決のために自分はどうするべきかを考え、そしてはたらきかけることが大切です。 これらの人権に関する作品が、人間としての生き方を問う学習資料として活用されることを願っています。 岐阜市長賞 木田小学校 6年 青木 楓 どれだけ性格や外見がちがっても、みんな同じ人間。 絶対に差別などしてはならない。 みんな仲良くなれる仲間です。 私は、どんな人もみんな同じ世界で、元気にくらしてほしいと願うのです。 伊奈波中学校3年 武藤 友加 世界中には差別というものがまだ残っています。 私はその差別がなくなればいいと思って、この作品を描きました。 絵の中にある2つの手は、人種がちがっても差別せず、仲良くしようという意味がこめられています。 そして、地球を描き、世界中で差別がなくなるようにという願いをこめました。 この絵を見て、少しでも人権のことを考えていただければ嬉しいです。 また、私の通っている学校では、友達のいいところをみつけて互いに尊重しあう学級づくりをしています。 そんな身近なところから、相手のことを思いやる心を大切にしていきたいです。 教育長賞 芥見小学校6年 河瀬 瑠奈 私は、この作品を見た人が、この標語の『心から 言えたらいいな 「ありがとう」』のように、心から「ありがとう」と思ってほしい。 たくさんの人が、心から「ありがとう」と伝えて、その言葉でたくさんの人に温かい気持ちでいっぱいになってほしいという願いを作品にこめました。 精華中学校3年 坂口 瑠菜 イジメや差別等で心に深い傷を負い、苦しんでいる人達を、青いブロックの手を崩す事によって表現し、その人達のSOSに気付き、優しく手をさしのべてほしいという願いを込めて、ブロックの手を必死でつかもうとしている手を描きました。 たった一言声をかけるだけで、救われる人達がいるという事を、このポスターを通して、たくさんの人達に知ってもらいたいです。 岐阜市人権教育・啓発推進協議会長賞 早田小学校5年 田中 颯馬 ぼくは、岐阜がやさしさであふれる町になってほしいです。 子どもが無事に安心して大きくなるのを、お父さん・お母さんはもちろん、周りのいろんな人たちが見守ってくれるような町になってほしい。 みんな一人ひとりが、心の中にやさしさをもっていると思います。 やさしさの種から花を咲かせ、人権を大切にする気持ちをしっかり育てていきましょう。 ぼくも、守られるだけでなく、周りの人たちを笑顔にできるようがんばりたいです。 岐北中学校2年 宮部 空 「人はそれぞれ皆違うけれど、それも個性の一つだ」ということを伝えられるようなポスターにしました。 願いは、向き合う二人の様子を見て「お互いのことを思いやる」というような感情をもってもらえたらと思います。 岐阜市人権教育・啓発推進専門委員会長賞 網代小学校5年 早川 友樹 ぼくは、夏休みに「寿楽苑」という老人ホームに行って、車いすや介護の勉強をして、障がいのある人や、お年よりの人にやさしくしてあげたいと思いました。 そして、ぼくはサッカーが大好きで、ブラジルの選手がとても上手で、ぼくもそうなりたいなあと思い、練習しています。 はだの色で差別するのは、おかしいと思います。 伊奈波中学校2年 鷲見 美沙貴 標語にもある通り、「だいじょうぶ」と言って助けてあげるような絵を描きました。 「だいじょうぶ」と言われると、誰でもうれしくなります。 また、「だいじょうぶ」と言った側もうれしくなります。 最近は、困っている人がいると、まわりの人が「だいじょうぶ」と声をかけあって、心配したりはげましたりする姿が多いので、人を大切にする気持ちは大切だと思います。 最近、人に「だいじょうぶ?」と言ってない人や、言われていない人も、この絵を見て少しでも気持ちが変わればいいなと思います。
次の毎年12月4日から10日までは人権週間です。 人権標語 最優秀賞 小学生の部 作品 学校名等 氏名 こんどこそ ぼくからすなおに ごめんなさい 新田小2年 坂田夏規 このいのち たったひとつの たからもの 城崎小3年 垣谷璃心 勇気こそ 自分を変える 第一歩 竹野小6年 細川遥絆 中学生の部 作品 学校名等 氏名 パパとママ スマホを見ずに 子供みて 豊岡北中1年 二位太一 差し伸べる その手に宿る あたたかさ 豊岡北中2年 松原杏寿 スマホより 子どもの心に 目を向けて 城崎中3年 岩本 真 高校・PTA・一般の部 作品 学校名等 氏名 ラインより 直接かわそう 声と声 豊岡北中PTA 菊池早紀 人権標語 優秀賞 小学生の部 作品 学校名等 氏名 みつけよう じぶんとみんなの いいところ 三江小1年 舟積 響 ぼくもだいじ あなたもだいじ みんなもだいじ 城崎小2年 西垣義隆 いけないよ こそこそわる口 やめようよ 三方小3年 安田夏輝 ありがとう すなおに言えたら すてきだな 神美小4年 岡野千紘 この命 一人に一つの たからもの 静修小6年 北村遥斗 みとめよう そのちがいと その個性 奈佐小6年 田中大貴 中学生の部 作品 学校名等 氏名 冗談で 済ませていいの その行動 城崎中1年 岸本陽菜乃 変わりたい 見て見ぬふりの 自分から 豊岡北中1年 達富璃子 全員が 言われてうれしい 「ありがとう」 日高西中2年 大田垣千晴 少しの優しさ 少しの勇気 誰かのために 日高東中2年 北田瑞季 広げよう まわりに笑顔と 思いやり 豊岡南中3年 多田咲花 ゆるせるの? みてみぬふりを する自分 豊岡北中3年 松井萌香 高校・PTA・一般の部 作品 学校名等 氏名 見てみぬふり それも一つの いじめだよ 出石高1年 澤田菜月 示そうよ 言葉じゃなくて行動で あの子もきっと 待っているはず 豊岡総合高1年 井戸うらら 声にして 認めてほめて 抱きしめて 福住小PTA 簱谷幸代 メールより 笑顔と言葉で 伝えよう 静修小PTA 松岡 綾 人権ポスター 最優秀賞 作品タイトル 学校名等 氏名 えがおの花をさかせよう!! 五荘小2年 吉本愛子 みんなが笑顔って すてきだね!! 静修小4年 谷垣優衣 笑顔あふれる町へ!! 弘道小6年 森田真心 平和への願い 豊岡南中1年 藤野羽奈 笑顔が笑顔にする 日高西中2年 柿本野乃花 ひとりで 悩まないで 豊岡北中3年 田中 玲 人権ポスター 優秀賞 作品タイトル 学校名等 氏名 みんなえがお 五荘小1年 昼馬良星 ひろげよう なかよしのハーモニー 神美小2年 松島志龍 1つの地球 つなぐ 竹野小4年 加藤唯愛 広めよう 思いやりの心 三方小4年 若槻 翔 笑顔のプレゼント 八条小6年 戸田真裕 輝け笑顔 竹野小6年 水田夏生 その勇気が 救いの手 出石中1年 加藤真羽 ひとつの 大切な命 豊岡北中1年 橋本紗良 温かい手と 笑顔を君に 出石中2年 上垣結菜 ひとりとみんな どっちが重い? 豊岡南中2年 宿南志帆 笑顔の輪 笑顔の街 出石中3年 雨森莉亜 幸せな社会を 豊岡南中3年 齋藤音羽 人権こころの詩 最優秀賞 小学生の部 おはよう 合橋小5年 森 舷貴 ぼくはおはようと言った 返事がかえってこなかった ぼくはいやな気持ちになった ぼくは後から知った その人は耳が聞こえないことを ぼくは手話を覚えた 覚えた手話でおはようって言ってみた おはようって手話でかえってきた ぼくは心が温かくなった 中学生の部 命 但東中1年 小牧 仁睦 私の命。 あなたの命。 世界に一つしかない、 大切な、特別な命。 虫も鳥も花だって、 みんな必死に生きている。 一つ一つ、一人一人の大切な命。 絶対に無駄になんかしない。 世界におりた一つの命。 すぐに消させてなるものか。 「人権標語・ポスター・こころの詩」入賞作品を展示します 日程 場所 平成30年11月1日(木曜日)~11月8日(木曜日) 但東庁舎1階 通路 平成30年11月12日(月曜日)~11月18日(日曜日) 日高地区コミュニティセンター 展示ホール 平成30年12月4日(火曜日)~12月10日(月曜日) コープデイズ豊岡 ウェルカムコート 平成30年12月12日(水曜日)~12月18日(火曜日) 城崎庁舎1階 ロビー 平成31年1月15日(火曜日)~1月21日(月曜日) 竹野庁舎1階 ロビー 平成31年2月1日(金曜日)~2月7日(木曜日) 出石庁舎1階 市民ギャラリー.
次の高齢者や障害者、性的少数者などの立場の人権問題を漫画で表現。 大橋裕之さんの絵も好評です。 ポスターに込めたメッセージは? BuzzFeed Newsは、制作者に話を聞きました。 当たり前のことを当たり前に ポスターは、12月の人権週間に合わせ、愛知県の人権推進室が制作したもの。 毎年7種類のポスターを作成しており、今年もコンペ形式でアイデアを募りました。 漫画でさまざまな課題をわかりやすく表現していること、キャッチコピーが印象的でメッセージ性があることから、今回の案に決まったそうです。 「気をつけたのは、押し付けず、身近に感じてもらうこと。 あくまで啓発であることを念頭に、当たり前のことを当たり前に、シンプルに伝えたいと考えました」 ポスターを制作した中日アド企画の岩田真実さんはコンセプトをそう話します。 例えば「女性の人権問題」のテーマは「固定概念」。 「家事をするのはお母さん」という価値観に「誰が決めたの?」と子どもが問うことで家族が変わります。 一橋大学の学生が同性愛を暴露されて自殺した事件も念頭にあり、受け入れる側の視点を描きたいと考えたそうです。 「すべてに共通しているのは、具体的な例から、受け取り方や考え方の一つの可能性を提案していること。 『こんなきれいごとあるわけない』ではなく身近に感じてほしい」 人権問題は日常の中に 漫画で表現することを提案したのは、デザイン担当のTHISIS(NOT)MAGAZINEの武部敬俊さん。 イラストは「シティライツ」などで知られる漫画家・大橋裕之さんが描いている。 「『えっ、それも人権問題になるんだ』と気づいてほしい、日常に埋もれた人権問題を表現したいというオーダーをもらった時、大橋さんの絵が思い浮かびました」 シリアスすぎず、少しゆるいテイストの絵で親しみやすい。 「駅貼りポスターを立ち止まって読み込んでくださっている方もいるようで……広告やポスターでなかなかそんなこと、ないですよね」 県外からも問い合わせが 人権週間に先駆け22日から金山駅で掲示を始め、ネットでも大きな反響を呼んでいます。 県の担当者は「話題になっていることは24日に知った。 転載したい、掲示したいという問い合わせも複数きている」と反響の大きさを話します。 ポスターは、12月5〜11日に愛知県内のJRや名鉄の駅に掲示する予定です。 buzzfeed. buzzfeed. png? buzzfeed. buzzfeed. png? buzzfeed. png? buzzfeed. buzzfeed. buzzfeed.
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