ご 自愛 ください コロナ。 「ご自愛ください」の意味・使い方・ビジネスで使えるメール例文4選

「ご自愛くださいませ」の例文・使い方・返信|相手別/季節別

ご 自愛 ください コロナ

「ご自愛くださいませ」は、手紙やメールなでの結びとして用いられることが多い語句で、 「自愛」には「自分を大切にすること」や「自分の健康に気を付ける」という意味があります。 「ご自愛くださいませ」は、「ご自愛」という尊敬語と、「ください」に「ませ」が付いていますので、相手に「どうかお体を大切にしてください」を丁寧に表現している語句です。 「ください」と「下さい」の違い 「ご自愛くださいませ」に含まれる「ください」は平仮名を使っています。 文章の体裁を整えるために、漢字の「下さい」を使いたくなる場面があるでしょう。 でも、「ください」と「下さい」には違いがあります。 「下さい」は、「食べ物を下さい」などで用いる「くれ」の尊敬・丁寧表現をするときに使い、「ください」は、何かをお願いするときや、敬意を表わす尊敬・丁寧表現をするときに使います。 「ご自愛くださいませ」は、相手への気遣いですから「ください」という平仮名を使うのが正しい使い方です。 何気ない言葉ですが、使う際は注意が必要です。 「ませ」を付け加えると 「ご自愛くださいませ」の最後に付いている「ませ」は「ます」の命令形で、相手に対して「〇〇をするように」という要求を、丁寧な気持ちを含めて表現します。 代表的な語句に「いらっしゃいませ」があります。 「ご自愛ください」でも尊敬語として充分に活用できますが、「ませ」を付けることによって、より丁寧で相手に対して深い気持ちを表現できます。 「ご自愛くださいませ」の例文 「くれぐれも」は繰り返し、真心を込めて願うという意味があります。 「ご自愛くださいませ」に「くれぐれも」が付いた例文をみてみましょう。 ・ご多忙の折と存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 ・厳しい暑さが続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 ・寒さが厳しい季節となりました。 風邪など召されませぬよう、くれぐれもご自愛くださいませ。 「くれぐれも」は、季節の変わり目や仕事が急がしいと想定される時など、相手が体調を崩しやすい環境や状況にあるときに使うと、より一層の配慮を伝えることができます。 「お体」を使った例文 「お体」を用いる時は注意が必要です。 なぜなら自愛には、自分の健康を大切にするという意味があるからです。 「ご自愛くださいませ」はお体を大切にして下さいという意味を含んでいますので、例えば「お体をご自愛くださいませ」は、「お体を大切にする」ことが二重になってしまい、不適切な表現になります。 「お体」の言葉を使って相手の体調への配慮を強調したいときは、以下のような文書にするとよいでしょう。 ・寒暖の差が激しい季節の折、お体の調子を崩さぬよう、ご自愛くださいませ。 ・ご多忙中と存じますが、あまりお体に負担のないよう、ご自愛くださいませ。 相手別「ご自愛くださいませ」の使い方 いろいろな相手への気遣いとして使える「ご自愛くださいませ」は、場面によってどのような使い方があるのかをみていきましょう。 使う際に注意することは、相手が健康であることです。 「ご自愛くださいませ」は健康を継続して欲しいという意味を含んでいるからです。 「ご自愛くださいませ」は、体調を崩していると分かっている方には避けるべき語句です。 その代わりとして「一日も早いご回復を願っております」などの語句を使うとよいでしょう。 年賀状での「ご自愛くださいませ」の使い方 年賀状での使い方をご紹介します。 疎遠になっている方への年賀状でしたら、懐かしい思いに添えて積極的に使うとよいでしょう。 年賀状は一年に一度ですから、一年を通しての気遣いとして、また送る季節は冬ですので、季節柄の配慮として添えるのも効果的です。 例文としては 謹んで新年のご挨拶を申し上げます 旧年中は格別のご厚情をいただき感謝申し上げます 本年もご指導のほどよろしくお願い申しあげます 寒中の折、どうぞご自愛くださいませ 前年の感謝、新年の喜びとともに、季節の言葉に「ご自愛くださいませ」を加えることにより、受け取った相手に配慮が伝わります。 「ご自愛くださいませ」への返信方法 春は、前半のまだ寒い時期の文言、後半の初夏へ向けての文言などのあとに付け加えるとよいでしょう。 また、転勤や部署替えなどが多い時期ですので、「ご多忙中の折」などの気遣いの言葉の後に添えるのがよいでしょう。 春の中でもどのような気温の時か、また、相手はどういう状況にあるのかを考えて、結びの語句として添えるのが有効です。 例文としては ・浅春の折、ご自愛くださいませ。 ・転勤先でご多忙かと存じますが、ご自愛くださいませ。 ・花冷えの折、ご自愛くださいませ。 ・暑い季節に向かいますので、ご自愛くださいませ。 「ご自愛くださいませ」の前に付く文言は、そのときの天候状態や相手の状況を考えたものにしましょう。 夏の「ご自愛くださいませ」の使い方 夏は梅雨があったり暑い印象がある季節ですが、必ずしもそうとは限りません。 また、初夏と晩夏では季節の言葉も変わってきます。 その年の天候状態などに応じた言葉などを添えるとよいでしょう。 また、夏には伝統ある日本文化として、暑中見舞いがあります。 「暑中」とは大暑である7月23日頃から立秋前日の8月7日頃までの時期を指していて、日頃のご無沙汰を詫びたり、近況報告をしたりします。 「ご自愛くださいませ」は、暑中見舞いの結びとして相応しい語句です。 久しく会っていない方などを思い浮かべ、挨拶に添えるとよいでしょう。 秋の「ご自愛くださいませ」の使い方 秋は、初秋は残暑、晩秋はこれから冬へ向かっていく季節です。 秋の季節に使う「ご自愛くださいませ」は、それぞれの時期に合った文言の結びとして使いましょう。 日本列島は縦長です。 北海道と沖縄では気温差も大きいです。 あいさつ文を考えるうえで相手の土地柄も考慮した方が適切な表現ができます。 冬の「ご自愛くださいませ」の使い方 冬は寒くなり、体調を崩しがちな季節です。 体調を気遣う文言のあとに添えるのが有効です。 また、年賀状は先にも紹介したとおりです。 年末は何かと多忙になる時期でもあります。 改まった文でなくても、メールなどを送信した結びに「ご多忙中の折ですが、ご自愛くださいませ」などを添えると気遣いが伝わるでしょう。 「ご自愛くださいませ」は臨機応変に 「ご自愛くださいませ」について意味や例文、また、主な使い方や季節ごとの使い方などを紹介してきました。 日本語には見た目にも美しい語句があります。 「ご自愛くださいませ」もその一つです。 また、その前に付く文言で、さらに相手へ伝える印象を深くすることができる語句です。 現代では、パソコンの入力候補機能があり、一文字ずつ入力しなくても文章が作成できます。 ですが「ご自愛くださいませ」は、自筆でなくても、自筆でしたためる気持ちで、相手への気遣いを込めたい言葉です。 文章では、文法や語句のきまりに沿って自分の自由な表現ができます。 季節ごとの定型句を使うのもよいですが、伝えたい相手に合った臨機応変な文言で、結びに心のこもった「ご自愛くださいませ」を添えるのもよいでしょう。

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「ご自愛ください」の意味・例文・使い方・相手を気遣うビジネスマナー

ご 自愛 ください コロナ

「ご自愛ください」の目上の人への使い方 「ご自愛ください」という表現は相手の健康を気遣う言葉なので、年齢や性別を問わず使える丁寧な表現です。 もちろん、目上の人にも使えます。 むしろ、親しい友人や年下の人よりも目上の人へ使う方が多いかもしれません。 相手をいたわる表現なので、目上の人に対して積極的に使いましょう。 「お体にご自愛ください」という表現は間違っている お体にご自愛くださいという表現を見かけることがありますが、この表現の仕方は実は間違っています。 以下では、「お体にご自愛ください」がなぜ間違っているのかを解説していきます。 ご自愛は体を大切にしてという意味がある 相手の健康を気遣う言葉なので一見正しいように思えますが、「自愛」は「自分の体を大切にする」という意味なので、「お体に」という部分を付けると、「体」という意味を二重に表現していることになってしまいます。 「ご自愛ください」で「自分のお体を大切にしてください」という意味であることを頭に入れておきましょう。 手紙の結びの言葉に「お体にご自愛ください」を使うのもマナー違反 手紙の結びの言葉として、「お体にご自愛ください」を使用するのもマナー違反です。 二重表現の言葉を使用するのは相手に対しても失礼な行動になります。 結びの言葉に使用するのは控えましょう。 「ご自愛」は元気な人に使う表現 相手が病気や怪我で体調を崩しているときに「自分の体を大切に」という意味で「ご自愛ください」と使いたくなってしまうかもしれません。 しかし、「ご自愛ください」という表現は、 体調が悪くない人に対して「体調を崩さないように気をつけて」という意味で使うのが一般的です。 体調を崩してしまっている人に対しては「1日も早い回復をお祈り申し上げます」といったような表現に変えます。 早く元気になってほしい、回復してほしいという気持ちを「ご自愛」ではなく他の言葉で表現します。 「ご慈愛」は全く違う意味 「じあい」と読む言葉に「慈愛」があります。 似たような表現で「愛」の字が入っていることから、よく間違える言葉の一つでもあります。 「慈愛」は「自分への深い愛情」という意味があるので、「ご慈愛ください」というと「私を大切にしてくださいね」という反対の意味になってしまいます。 相手の健康を気遣う表現は「ご慈愛ください」ではなく、「ご自愛ください」です。 「ご自愛」のビジネスメールで使える鉄板フレーズ・例文4選 「〜ので、ご自愛ください」.

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「ご自愛ください」の意味・使い方・ビジネスで使えるメール例文4選

ご 自愛 ください コロナ

「ご自愛ください」の読み方・意味 「ご自愛ください」の読み方は「ごじあいください」 「ご自愛ください」は 「ごじあいください」と読みます。 「自」は「自分」「自己」などでよく使われている漢字ですね。 「愛」もそのまま「愛」や「愛情」などとよく使われています。 「ご自愛ください」の意味は「あなた自身の体を大事にしてください」 「ご自愛ください」は、 「あなた自身の体を大事にしてください」という意味になります。 さらに 「あまり無理しないでください」「健康でお元気にいてください」「身体を大切にしてください」といったニュアンスが含まれます。 要するに 「ご自愛ください」は、相手の健康を気遣う、労りの言葉です。 「自愛」の意味は、 ・自らその身を大切にすること ・自分の健康状態に気をつけること ・品行を慎むこと ・物を愛すること ・人間が自然状態において持つ自己保存の傾向 といったようになります。 「自」は、音読みだと「ジ」、訓読みだと「みずから」と読みます。 「自」は「自分の」「みずからの」を意味しています。 「愛」は、音読みだと「アイ」、訓読みだと「いつくしむ」と読みます。 「愛」は「いつくしむ」「大切にする」を意味しています。 「ご自愛ください」の使い方と例文 「ご自愛ください」は尊敬語のため目上の人に使える 「お(ご)〜ください」という形はよく使われる定型句で、相手に「何かを要望・懇願などを言うこと」を促す意味合いを持ちます。 「ご自愛」の 「ご」は尊敬を表す接頭語で、「ください」は丁寧語になります。 「ご自愛ください」は正しい尊敬語となります。 そのため目上の人に使うことができます。 「ご自愛ください」は手紙やメールの結びの言葉として使われる 「ご自愛ください」は、手紙やメールの末尾で、相手の健康を気遣う結びの言葉として使われます。 「ご自愛ください」は男性・女性、目下・目上など 老若男女関係なく使うことができる表現です。 一般的に「ご自愛ください」の前には、「時節柄」あるいは時候を表す言葉が入ります。 「時節柄ご自愛ください」は、「このような季節なのでお体を大切にしてください」という意味になります。 時候を表す言葉を入れ忘れてしまうと、理由なしに健康を気遣う形になってしまうので気をつけましょう。 「ご自愛ください」は、 「〜なのでご自愛ください」「〜の折りご自愛ください」といった形で使います。 また「ご自愛ください」の前に、 「何卒」「くれぐれも」「どうぞ」をつけるとより丁寧な表現にすることができます。 「ご自愛ください」の使用上の注意点 「ご自愛ください」を使用する上では注意しなければいけない点があります。 「ご自愛ください」は間違った使い方をしてしまうと、相手に不快な印象を与えてしまうので気をつけましょう。 「ご慈愛ください」は誤用 「自愛」と同じ読みの言葉に 「慈愛」があります。 「慈愛」は、 「親が子供をいつくしみ、可愛がるような深い愛情」を意味しています。 「ご慈愛ください」と言ってしまうと、「私にあなたの深い愛情をください」という意味になってしまいます。 間違えて目上の相手に使ってしまうと失礼極まりないです。 「ご自愛」と「ご慈愛」で混同してしまわないよう気をつけましょう。 すでに病気をしている人や風邪を引いている人には使わない 「ご自愛ください」は、「体調を崩さないように健康を保ってください」という意味合いが込められているため、すでに怪我で入院している人や、病気で治療中の人、体調を崩している人には決して使ってはいけません。 病気の人や入院している人には、 ・一日でも早いご回復をお祈りいたします ・早いご回復をお祈り申し上げます ・どうかお大事になさってください ・ご無理をなさらず、くれぐれもご静養なさますよう ・早く快方に向かわれますようお祈りいたします などと使うようにしましょう。 「ご自愛ください」のシーン別の使い方・例文 「ご自愛ください」はいつでも使うことのできる言葉です。 「年賀状」や「暑中見舞い」などの時や、特別なことのない時でも春夏秋冬に合わせて使える「ご自愛ください」のフレーズをたくさん紹介いたします。 年賀状で使える「ご自愛ください」の例文 年賀状の挨拶には、「ご自愛ください」が頻繁に使われます。 上司や先輩に年賀状を書くときに、あまりにも文章が短すぎると手抜きな感じが出てしまいます。 そんな時には一言、相手を気遣う文章を入れるのが良いでしょう。 書き方としては、昨年の感謝の言葉を述べた後に、今年もよろしくお願いしますといった挨拶、健康を気遣う文章を入れます。 目上の相手に足して年賀状を書くときは、相手の健康を気遣う言葉を入れた方がより丁寧で、良い印象を与えることができます。 <年賀状の例文> ・厳寒の折り、どうぞご自愛くださいませ。 ・お忙しいとかと存じますが、何卒ご自愛ください。 ・急にぐっと冷えだした今日この頃、ご自愛くださいませ。 ・時節がら寒暖の差が激しいですが、無理せずどうぞご自愛ください。 ・ぐっと気温が下がり冷え込む毎日が続きます。 くれぐれもご自愛ください。 ・厳寒の折、風邪など召されませぬようご自愛ください。 ・ご多忙の折ではございますが、風邪など召されませぬようご自愛ください。 ・風邪が流行っているようですので、くれぐれもご自愛ください。 ・最近はインフルエンザが流行りだしているそうです。 くれぐれもご自愛ください。 ・寒暖の差が激しくなっておりますので、何卒ご自愛くださいませ。 <年賀状の全文の例文> ・謹賀新年 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。 新春を迎え皆様のご多幸をお祈り申し上げますと共に本年もよろしくお願いいたします。 ご多忙の折ではございますが、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 まだまだ未熟ですが、本年もご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。 寒暖の差が激しくなっておりますので、風邪など召されませぬようご自愛ください。 「暑中見舞い」は、梅雨明けから立秋前までに送ります。 冒頭に「暑中お見舞い申し上げます」と書いてあれば、様々なお知らせをすることができます。 お知らせの例としては、引っ越し、転勤、結婚、出産などが挙げられます。 暑中見舞いを書く際は、相手の健康を思いやる言葉を入れ、近況などを伝えます。 <暑中見舞いの例文> ・酷暑の折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。 ・暑い日が続いておりますが、くれぐれもご自愛ください。 ・炎暑酷暑のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。 ・暑さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛ください。 ・猛暑の折、ご自愛なさいますようお祈り申し上げます。 ・猛暑厳しき折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。 ・暑さ厳しい折から、ご自愛のほどお祈りいたします。 ・暑さ厳しい折、どうかご自愛の上お過ごし下さい。 ・これからも暑さが続きますので、体調を崩されませんようご自愛ください。 ・梅雨が明けた途端に、猛烈な暑さが続いていますが、ご自愛のほどお祈りいたします。 ・蝉の声が日増しに賑やかですが、くれぐれもご自愛ください。 <暑中見舞い全文の例> ・暑中お見舞い申し上げます 厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 今年も例年以上の猛暑とのこと、先が思いやられますね。 当地は多少過ごしやすいですから是非遊びにおいでください。 どうぞ、くれぐれもご自愛くださいますように、家族一同お祈り申し上げております。 私たちも、暑さに負けぬよう頑張っております。 昨年にもまして暑さが厳しく感じられます。 まだしばらくは厳しい暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。 「残暑見舞い」は、立秋から8月いっぱいまでに送ります。 暑中見舞いの書き方と同じです。 暑中見舞いとは送る時期が違うので、季節の挨拶も少しずつ異なります。 間違わないように気をつけましょう。 ・暑さはまだしばらく続きそうです。 どうかくれぐれもご自愛下さい。 ・残暑厳しき折、どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます。 ・夏の疲れが出やすい頃ですのでどうぞご自愛のうえお過ごし下さい。 ・夏の疲れがでるのもこれからと申します。 くれぐれも風邪など召しませぬようご自愛ください。 ・立秋とは名ばかりの暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 ・炎暑が続き本当の秋が待ち遠しい毎日ですが、体調を崩されませんようご自愛ください。 ・暑さはおさまる気配もございません。 ご自愛のほどお祈りいたします。 ・冷夏となりましたが、かえって体調を崩されませぬようご自愛ください。 ・季節の変わり目となり体調を崩しやすくなってきましたので、くれぐれもご自愛ください。 <残暑見舞い全文の例> ・残暑お見舞い申し上げます 立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いております。 皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。 私どもは夏休み、夏期休暇を利用して軽井沢へ出かける予定です 夏の疲れが出やすい頃と申しますが、夏バテなどなさいませぬようご自愛ください。 皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。 紅葉の頃にぜひお越しください。 今年は鮮やかな色づきが期待できそうですので、私達も楽しみにしています。 暑さはまだしばらく続きそうです。 どうかくれぐれもご自愛下さい。 年度末・新年度の挨拶文にも用いることができます。 ・天候の変わりやすい季節です。 風邪など引かれませんようご自愛ください。 ・天候不順の時節柄、どうかご自愛ください。 ・新年度を迎え何かと忙しい時節柄、くれぐれもご自愛ください。 ・季節の変わり目でございます。 何卒ご自愛ください。 ・梅雨入りも間近でございます。 体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。 夏(6月・7月・8月頃)に使える「ご自愛ください」の例文 6月、7月、8月頃の夏は、梅雨や暑さを考慮して「ご自愛ください」が使われます。 暑中見舞いや残暑見舞いにも使うことができます。 ・梅雨空が続きますが、くれぐれもご自愛ください。 ・蒸し暑い毎日ですが、お身体を崩されませぬようどうかご自愛ください。 ・暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。 ・寝苦しい熱帯夜が続きます。 どうかご自愛ください。 ・残暑なお厳しき折柄、何卒ご自愛ください。 秋(9月・10月・11月頃)に使える「ご自愛ください」の例文 9月、10月、11月頃の秋は、残暑や冷え込むことを考慮して「ご自愛ください」が使われます。 ・残暑なお厳しき折、くれぐれもご自愛ください。 ・夏の疲れが出やすい時節、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。 ・朝晩日毎に冷え込んできました。 風邪など引かれませんようにどうかご自愛ください。 ・秋の長雨が続いております。 日毎に寒くなりますが、くれぐれもご自愛ください。 ・落ち葉舞い散る深秋の候、体調を崩されませぬようご自愛ください。 冬(12月・1月・2月頃)に使える「ご自愛ください」の例文 12月、1月、2月頃の冬の季節は、寒いことを考慮して「ご自愛ください」が使われます。 この季節の年賀状や寒中見舞いなどにも用いられます。 ・厳寒の折、何卒ご自愛くださいませ。 ・酷寒の折柄、どうかご自愛ください。 ・まだ厳しい寒さが続きます。 くれぐれもご自愛ください。 ・残寒の時節柄、風邪など引かれませんようご自愛ください。 ・寒さの中にも春の兆しが感じられる昨今ではございますが、どうかご自愛ください。 「ご自愛ください」の返事は「相手からの気遣いへ感謝する」 メールや手紙で「ご自愛ください」という言葉をいただいた場合、どのように返信すれば良いのでしょうか? 「ご自愛ください」の返事としては、 <お気遣いいただき誠にありがとうございます。 返事の基本としては、 「相手の気遣いに対するお礼+こちらからの相手の健康を気遣う言葉」で返答するのが適切になります。 相手は自分の体を心配してくれているので、返事としては気遣いへの感謝とこちらからも相手を気遣う気持ちを示すことが大切です。 <「ご自愛ください」の返事の例> ・お気遣い心より感謝いたします。 ・温かいお心遣いに心から感謝申し上げます。 ・お気遣いいただき、誠にありがとうございます。 「ご自愛ください」の類語 お大事になさってください 「お大事に」には ・病気が悪化しませんように ・早く良くなりますように ・お体を大切に ・いたわる という意味があります。 「お大事に」は主に相手の健康状態を気遣い、体調の回復を願う気持ちを伝える表現です。 「お大事に」には、 治療に専念して早く回復して下さいという願いと、病気が悪化しませんようにという願いが込められています。 「お大事に」は相手をいたわる言葉なので、目上の相手に使っても失礼には当たりません。 しかし、相手によっては違和感を覚える人がいます。 理由としては、「お大事に」は「お体を大事になさって下さい」や「大事に至りませんように」を省略した言葉だからです。 「お大事に」と言うとそっけない感じがしますが、 「お大事になさってください」と文章を完結させることによって、誰に対してでも使うことができます。 しかし完結させる表現でも、「お大事にしてください」は適切ではありません。 「して下さい」は動詞「する」+要求・命令の補助動詞「下さい」で成り立っているため、目上の相手に使うと失礼に当たります。 どうかご無理をなさらず、お大事になさってください。 ・お風邪を召されたとお聞きしました。 まだまだ寒い日が続くので、くれぐれもお大事になさってください。 ・お子様が体調を崩されたと聞きました。 何卒お大事になさってください。 お体おいといください 「おいといください」は、 「いたわってください」「大事にしてください」という意味です。 「おいといください」は、「どうかお体おいといください」といったような形で、相手の健康を祈る結びの挨拶で使用します。 「おいとい」は漢字だと「厭(いと)う」と書きます。 「厭」とは「嫌う」「不愉快」といった意味です。 つまり「おいといください」は、「いやなことを避けるために気を付けてください」という気持ちを表します。 「おいといください」は「ご自愛ください」よりも、相手の健康を思いやる気持ちが強いですが、一般的にあまり使わない言葉になります。 ・一日も早く回復なさるよう、おいといください。 ・先日、お母様にお会いしましたが、あなたのご健康を気にかけていらっしゃいました。 くれぐれもお体おいといください。 ・これからますます暑くなってきますので、お体おいといください。 お労りください 「労り(いたわり)」は、 「心を用いて大切にすること」「気にかけること」を意味しています。 「お労りください」は、相手の健康を強く願う場面では最適な言葉となります。 「お労りください」は、「お大事になさってください」よりも相手を思いやる気持ちが伝わる表現です。 ・最近は何かと忙しいですが、日頃の疲れがでないよう、お体をお労りください。 ・今日は早く帰って、お体をお労りください。 ご健勝をお祈り申し上げます 「健勝」は、 「健康が優れていて健やかなこと」を意味しています。 「ご健勝をお祈り申し上げます」とすると、「(あなたが)健康であることをお祈りします」という意味になります。 「ご健勝お祈り申し上げます」は、手紙やメールの挨拶か結びの言葉として用います。 「健勝」は、個人や家族の健康を祝う言葉なので、企業や団体に対しては使うことができません。 ですので「御社におかれましてはご健勝のこととお祈り申し上げます」といったような使い方は誤りになります。 また「ご健勝お祈り申し上げます」の他に、 「ご健勝のこととお慶び申し上げます」という表現もよく使われます。 「慶び」とは「喜ぶこと」を意味しています。 つまり「ご健勝のこととお慶び申し上げます」は、 「(あなたが)健康であったら私も喜ばしいです」といったニュアンスになります。 ・皆様のますますのご発展とご健勝をお祈り申し上げます。 ・末筆ではございますが、皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。 ご自愛専一 「専一」の意味は、「他のことを考えずにただ一つの物事に励むこと」です。 つまり「ご自愛専一」は、 「まず第一に自分自身を大切になさってください」という意味になります。 「ご自愛専一」は、手紙やメールで、相手の健康を祈る挨拶として用いられます。 「ご自愛専一」の使い方としては、「ご自愛専一に〜ください」「〜、ご自愛専一に」といったようになります。 「ご自愛専一」は「ご自愛ください」と似ていますが、「ご自愛専一」は「体を大事にすることを最優先に」という意味合いが強くなります。 ・どうぞご自愛専一にお過ごしくださいませ。 ・時節柄、何卒ご自愛専一にてご活躍くださいますようお願い申し上げます。 「ご自愛ください」の英語表現 「ご自愛ください」の英語表現を見ていきましょう。 「ご自愛ください」のようにビジネスシーンでも使える堅い表現は、 ・I hope you feel better soon. ・I hope you get well quickly. ・Please take care of yourself. などを使います。 もっとカジュアルな表現は、 ・Take care. ・Get well soon. などです。 英語学習をしたい方へおすすめの書籍 科学的に正しい英語勉強法 こちらの本では、日本人が陥りがちな効果の薄い勉強方法を指摘し、科学的に正しい英語の学習方法を紹介しています。 読んだらすぐ実践できるおすすめ書籍です。 短期間で英語を会得したい人は一度は読んでおくべき本です!.

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