妊娠が判明すると、赤ちゃんは順調に成長しているのか、出産日はいつくらいになるのだろうかと気になりますね。 妊娠経過や胎児の発育状況を判断したり、妊婦健康診査の日程を決定したりするときは、妊娠してからの期間が目安となります。 この妊娠してからの期間には統一した基準があり、「妊娠週数」や「妊娠月数」であらわされます。 妊娠週数は7日間を1週としており、妊娠0日目から6日までを0週、妊娠7日目から13日目までを1週と数えます。 妊娠280日目となる40週の0日目を出産予定日とし、37週から41週までが正期産の期間(=正産期)となります。 妊娠月数は、4週をひと月としてカウントします。 妊娠1ヶ月から始まり、妊娠10ヶ月が臨月です。 分娩の予定日を計算式で求める方法に、ネーゲレ概算法があります。 生理周期が28日周期の場合を基本としている計算式で、最終月経開始日からおおよその出産予定日を予測することができます。 出産予定日を求める式には、最終月経開始日の月と日にちを用います。 まず、分娩予定月を求めるときには、最終月経の開始月に9を足します。 4~12月の場合は12月をオーバーしてしまうので、月の数から3を引きます。 3月であれば9を足し、7月であれば3を引くといった具合です。 次に、最終月経開始日に7を足して分娩予定日を割り出します。 最終月経が18日から始まった場合、分娩予定日は25日ということになります。 生理周期や排卵日が正確に把握できていたとしても、胎児の発育状況や妊娠期間中の生活が影響し、実際の出産日と予定日にはずれが生じるものです。 出産予定日は確率的に導き出されたものなので、あくまで目安として考えましょう。 妊娠期間中は胎児の大きさにあわせ、妊娠週数が変更されることもあります。 一般的に出産予定日が確定するのは7~10週です。 また分娩方法が経腟分娩ではなく帝王切開となった場合、出産予定日より早く手術日が決められることが大半です。 もともとの出産予定日から、前後15日のあいだに生まれることが多いという統計もあります。 正産期は37週0日から41週6日までで、陣痛発来が出産予定日より早まることも珍しくありません。 逆に出産予定日を超過することもあるため、ナーバスになりすぎないようにしましょう。 正確な最終月経の開始日や生理周期がわかっていても、自分で計算したものだとその数字が正しいのかどうか気になりますね。 インターネット上では、最終月経の開始日や受精日を入力するだけで出産予定日を計算してくれる便利なツールが公開されています。 ユーザー登録をすると出産予定日だけではなく、妊娠カレンダーや出産までのカウントダウンが表示されたり、週数に応じた情報を発信したりするアプリもありますよ。 おむつのパンパースのサイトでも、会員登録をすると出産予定日計算ツールが利用できます。 妊娠期間中のベイビーシャワー企画や産後にパンパースを利用するとポイントがたまってプレゼントと交換できるプログラムが提供されているので、妊娠期間中から産後までをトータルで楽しむことができます。 妊娠するとホルモンのバランスが大きく変わり、気分の浮き沈みがあったり体調がすぐれない日があったりと気持ちが安定しないこともあるかもしれません。 ホルモンの影響は産後も続くため、自分で自分の気持ちをコントロールすることが難しくなることもあります。 「もっとうまくできるのに」とか「こんなはずじゃなかった」と感じることもでてくるでしょう。 しかし、もどかしさを感じたり憂うつに思ったりするのはごくごく自然なことです。 妊娠・出産を通じて、今まで体験したこともないようなことが起こっているのです。 あらかじめ得ていた情報とは異なることも出てきます。 想定外のことが起こるのが当たり前だという心の準備をしておくと、いざというときに落ち着いて対処ができるかもしれません。 とはいえ、どんなことが起こりそうなのか予測して、段取りは進めておきたいものです。 妊娠中や産後に必ず必要となることや注意すべき点はしっかりとリストアップし、整理しておくようにしましょうね。 出産のための入院には、ママの分娩中や産後に必要な用品と、生まれたばかりの赤ちゃんをお世話するための用品が必要となります。 何をどこまで用意すれるかは病院の方針によっても異なるため、出産する施設でなにが必要か事前に確認するようにしましょう。 ママに必要なアイテムは、出産前に使うものと産後に必要なものがあります。 陣痛が起こってから子宮口が全開大になるまではある程度時間がかかるため、タオルや軽食、飲み物、飲むためのストローがあると便利です。 産後使うものは産褥ショーツや産褥パッド、産褥ニッパー、母乳パッド、清浄綿などです。 赤ちゃんの用品では退院時に着る衣類やおくるみ、バスタオル、おむつ、おしりふきなどが必要になります。 消耗品は病院側で提供してくれることもありますよ。
次の出産予定日は、最終月経(生理)開始日を妊娠0 週0 日として、妊娠40週0 日に当たる日のことをいいます。 この日を基準にした「正期産」の間に出産できるよう、妊娠36週以降はこまめに健診して様子を見ます。 「正期産」とは、正常な分娩期間といわれる妊娠37週0日~妊娠41週6日のことです。 でも、これはあくまでも目安。 予定日ぴったりに出産する人は、わずか数%なので、あまり神経質にならずに過ごしましょう。 出産予定日から逆算する計算方法 「出産予定日から逆算する」というのは、出産予定日から受精日を計算することを指しているようです。 出産したい日から逆算して妊活の目安にするためのようです。 受精日計算ツールや出産予定日計算ツールなど、いろいろなサイトにあるので利用してみるのもいいですが、そのツールが確実なわけではありません。 妊娠してからの出産予定日は、必ず病院で確認しましょう。 妊娠週数の数え方は最終月経(生理)からスタートします。 約2週間後に排卵、着床は妊娠4週ごろです。 妊娠週数の算出方法は、28日型の月経周期が基準になっています。 月経周期には個人差があり、また生理不順の場合などもあるので、妊娠初期の超音波検査で、現在の妊娠週数が修正されます。 また、CRL(頭殿長)を測定して出産予定日を算出します。 最終月経から出産予定日を算出している場合は、超音波検査(経腟エコー)で赤ちゃんのCRL(頭殿長)をもとに算出した週数相当に育っているかどうかもあわせてチェックしますので、途中で出産予定日の変更がある場合もあります。
次の妊娠がわかってまず最初に気になるのが、出産予定日ではないでしょうか。 赤ちゃんが生まれてくる日づけがわかると、ますます妊娠を実感しますよね。 実は出産予定日は自分で簡単に計算することができるんです。 出産予定日の計算方法には、「ネーゲレの概算法」が使われています。 これは最終月経のあった月から3を引き、日に7を足すというものです。 とても便利なネーゲレの概算法ですが、この計算は月経周期が28日の人にしか当てはまりません。 周期が長いまたは短い人や不規則な人は、多少のずれが出てしまうので注意が必要です。 初産に比べて産道や子宮口が開きやすく、出産の進みが早いといわれる経産婦。 では出産予定日よりも早く出産になることも多いのでしょうか。 実は「経産婦だから出産が予定日より早まる」というのには根拠がありません。 出産の平均週数は、経産婦の場合でも初産婦と同じく予定日の前後1週間が多いというデータがあります。 経産婦は陣痛がきてからの進みは早いですが、出産が予定日よりも前倒しになりやすいというわけではないようです。 また、上の子を実家などに預ける都合をつけたり、出産前後の予定の見通しを立てたりしたいというママは、計画分娩という選択肢もあります。 計画分娩の場合は、予定日よりも早い38週ごろに出産日を設定することがほとんどです。 出産予定日が近づき正産期に入ると、いつ陣痛がくるのかそわそわしてしまいますよね。 初産婦は予定日を超過しやすいといわれることが多いですが、実はその説には根拠はありません。 実際のデータを見てみると、初産婦も経産婦も出産予定日より1〜7日ほど早くお産が始まったケースが多いようです。 初産婦が予定日より早く出産しやすい理由は、 ・陣痛を起こすといわれているウォーキングや雑巾がけ、スクワットなどを積極的に行っている ・初めての妊娠で慣れないことが多く、不安やストレスを感じて子宮が収縮しやすくなっている などが考えられます。 もちろん「動いていないのに予定日より早く生まれた」というママもいれば、その反対に「たくさん動いたのに予定日から遅れた」というママもたくさんいます。 陣痛の始まるタイミングは出産によってさまざまです。 赤ちゃんとママの両方の準備が整って、はじめて出産が始まります。 生産期に入ると、赤ちゃんがママのお腹にいる時間もあとわずかです。 残りの妊娠生活を堪能しながら、赤ちゃんに会える日を楽しみに待ちましょう。 2人目以降の出産だと、「1人目のときよりも早く生まれるよ」とよくいわれます。 実際に、初産婦は陣痛が始まってから赤ちゃん生まれるまで平均で12〜15時間かかるのに対して、経産婦は平均で5〜8時間と、約半分になっています。 陣痛の痛みが規則的に起こるようになると本陣痛です。 初産婦は10分間隔、経産婦は15分間隔になったら一度連絡を入れるようにと病院から指示されることが多いです。 経産婦のほうが早く出産しやすい理由は、 ・産道や子宮口が柔らかくなっていてスムーズに開きやすい ・上の子のお世話でたくさん動いている ・出産経験があることで、出産の兆候に鈍感になる などが考えられます。 しかし経産婦だからといって、必ず分娩時間が短くなるというわけではありません。 出産の進みかたは赤ちゃんの大きさによっても変わってきます。 また、出産の兆候もそのときによってさまざまです。 おしるしが出ることもあれば、破水から始まることもあります。 これは初産婦も経産婦も変わりません。 いつもと違うなと感じたら、まずは病院に連絡するようにしましょう。
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