子どもが大好きな要素が詰まっているエプロンシアターは子どもにとって大変魅力的です! エプロンシアターを始める前に導入として、エプロンシアター考案者の中谷先生が作詞作曲した「エプロンシアターのうた」があるので、子どもと一緒に歌ってから始めてみましょう。 これからエプロンシアターが始まる!と子どもがワクワクするはずです。 エプロンシアターは保育者にとってもうれしい! ナレーションから登場人物まで全部を一人で演じるので、大人一人でたくさんの子どもたちの相手をするとき、大活躍です。 保育の仕事をしていると、突然少し空き時間ができたりすることがありますよね。 急な雨で予定していた外遊びができない、給食まではまだ時間があるけれどどうしよう…といった場面に出くわしたとき、焦りませんか。 そんなとき、エプロンシアターがあれば、重宝します。 絵本や手遊びだと集中できない子どもであっても、エプロンシアターであれば興味を持ってくれるなんてことも多いですよ。 エプロンシアターのおすすめ題材3選 ではエプロンシアターを用意しよう!と決めても、題材選びに迷う人は多いでしょう。 選ぶ際、次のどちらかに当てはまるものを選ぶと失敗することはないといえます。 登場人物が国民的人気のキャラクター• 子どもが大好きな絵本または歌 子どもに人気のキャラクターというと真っ先に浮かぶのが、アンパンマンです。 どんな子どもでも一度はアンパンマンブームが来るといわれるほどの人気。 アンパンマンのキャラクターで子どもたちの心を掴みましょう! また、子どもに人気の絵本や歌をもとにした作品も題材に適しています。 「はらぺこあおむし」や「ぐりとぐら」、「3匹の子ぶた」などはよく選ばれています。 そして、これから紹介する3つの題材は特にストーリーがシンプルで分かりやすいため演じやすく、おすすめです! 広く知られた名作!大きなかぶ 保育現場に絵本が実際に置いてあることも多いですよね。 子どもがよく知っているストーリーは、題材として取り入れやすいです。 絵本も大きいサイズで見やすいですが、エプロンシアターにはまた違った魅力があります。 エプロンシアターで演じると、絵本の世界から飛び出したような感覚になるので子どもたちの目が輝くでしょう! 「うんとこしょ、どっこいしょ」というおなじみ掛け声は、ぜひ子どもたちも一緒に。 子どもの反応を見て、オリジナル要素を取り入れてみるのもおすすめですよ。 例えば、孫がネコを呼ぶ場面。 なかなかネコが出てこず「あれ、出てこないね。 もう一回呼んでみようか」など原作にないシーンを加えてみる、といった感じです。 みんなで歌おう!とんでったバナナ こちらは子どもたちが大好きな童謡です。 「バナナン バナナン バナナ」のフレーズがくせになる歌です。 「バナナがツルンと」のところでは、大きくバナナを滑らせてください! 歌に合わせたお話は、みんなで楽しく歌えるので、一体感が生まれてとっても盛り上がりますよ。 歌うときは人形を歌のリズムに合わせて揺らすと良いですね。 リズミカルに楽しめる!お弁当箱のうた お弁当箱のうたをみんなで歌えるのはもちろん、人形が食べ物なので、子どもたちが食べ物に関心を持つきっかけになることも。 食育としての一面もあるのがうれしいですね! 「この食べ物は何かな?」と子どもと会話のキャッチボールをしながら演じてください。 エプロンシアターは手作り?購入? 手作りする方が良いか、買う方が良いかは何を優先するかによって変わってきますよね。 手作りする場合、購入する場合のメリットデメリットを紹介します。 また、手作りする場合のポイントも一緒にお伝えします! 手作りする場合のメリットデメリット 手作りする場合は、費用を安く抑えることができます。 キルティング生地は張りがあってシアター部分を大きく見せることができて使い勝手が良いため、おすすめです。 肩の紐は長さを調節できるように作っておきましょう。 人形やポケットの大きさ、背景の位置がお話の分かりやすさに直結するので、型紙つきの本を購入して作ると安心ですよ。 購入する場合のメリットデメリット メリットは時間と手間がかからないこと。 インターネットで簡単に購入することができます。 失敗もありません。 デメリットは費用が高いこと。 だいたい10,000円前後が相場となっています。 とにかく早く手に入れたいという方は購入する方が良いでしょう。 ペタペタエプロンを購入という手も! エプロンシアターをいちから作るのはちょっと…でも購入するのは費用が高すぎる、とお考えの方におすすめしたいのが、ペタペタエプロンです。 エプロンシアターのための無地のエプロンです。 作業は人形を手作りするだけ!人形の裏面に面ファスナーを縫い付けるだけでエプロン内のどこでも貼ることができる優れものです。 子ども受け抜群のエプロンシアターで、楽しもう! いかがでしたか。 子どもがキラキラしたまなざしを向けてくれたり、反応が大きかったりすると、演じているこちらまで嬉しくなりますよね。 一度子どもの前で演じてみると、エプロンシアターの魅力がより分かります。 子どもたちのキラキラした目と、「もう1回!」の声が届くはずです。 手の動きや声は、大きく分かりやすく、を意識してください。 少しオーバーに演じるくらいが、子どもたちにとってはちょうどいい具合です。 いきいきと演じて、目の前の子どもとのコミュニケーションに使ってみてください!.
次のこんにちは、小学校で読み聞かせボランティアをしています。 まだ、経験も浅く、エプロンシアターは、全く初めてです。 友人の託児所で、読み聞かせをすることになり、ネットで「はらぺこあおむし」のエプロンシアター、思い切って購入しました。 可愛いものが届いて、わくわくですが、演じるの結構難しいですね〜 実際に、「はらぺこあおむし」のエプロンシアターを見たことがないので、イメージがわかないのですがーーー あおむし君が、果物を色々食べていく場面は、次々にエプロンに果物をくっつけていって、土曜日の場面の前に、1回はがすのでしょうか? 土曜日の食べもの。 次々はっていき、あおむし君が、おなかが痛くなって、次の日葉っぱを食べる場面は、1回くっつけていた食べものはがすのでしょうか? それとも、全部順番にエプロンにくっつけていったまま、最後大きなあおむし君になりさなぎになり、蝶になるのでしょうか? 映像ないか探しましたが、みつからずーーー どうぞアドバイスよろしくお願いします。 こんにちは。 たみさん。 読み聞かせボランティアでのエプロンシアター、 初挑戦とのこと、頑張ってくださいね。 それでネットで探しても見つからないのだと思います。 nyuyoken. ちなみに私が以前手作りされた「はらぺこあおむし」を 借りて演じた時は、(おぼろな記憶ですが)次のような 感じでした。 果物もケーキとかも1種類1個だけだったので 1個出して貼ってはチビあおむし君に食べさせます。 出した食べ物はエプロンにくっついたまま。 (くっつけるマジックテープがあちこちにぬってありました) 「そのばん、おなかがいたくて泣きました」 のところで、食べ物をはがしてポケットへ。 エプロンの舞台が葉っぱになっていたので、 「月曜日、青虫はまた葉っぱをたべました」 ここまでは小さいサイズのあおむし人形を手で動かしていて もう、ちっぽけじゃありません、のときに、でっかい あおむし君とポケットで入れ替えで出します。 でっかいあおむし君は裏返したら蛹になるよう作って ありました。 で、さなぎをエプロン裏ポケットに収めて、 胸ポケットから車の日よけみたいに丸めたのがパッと 開く蝶が隠してあって、最後に手品のように広げました。 お求めになった「はらぺこあおむし」のエプロンの 作りがわからないので、お役に立てるか分かりませんが、 ご参考までに。 私は以前乳幼児教育研究所の講演でエプロンシアターの演じ方を教えて 頂いたことがあります。 講師の先生はもちろんペタペタエプロンシアターを 考案した先生です。 (えのぽんさんがURL載せてます^^) エプロンは後ろを緩く締め見る側に大きく見えるようにする 見せたいものをエプロンに貼る前に腕を伸ばし前に出す(こうすることによって 大きく見やすくなります)演じる それからエプロンに貼りお話を展開させていく・・・ ということを学びました。 演じ方は自由ですが腕を前に出してかざすことにより小さなものも大きく見え 動かすことによって生きてくる そうです 私もそうやって演じています。
次のエプロンシアターとは? まずはエプロンシアターとはそもそも何なのか、その特徴やねらいについてみていきましょう。 エプロンを使った人形劇「エプロンシアター」 エプロンシアターは簡単に言えば、エプロンを使った人形劇。 保育士のエプロンを舞台にして、フェルトで作った人形などを動かして劇を上演します。 エプロンの上でお話が繰り広げられるということで、普段とは違う保育士の出し物に子どもたちも珍しさから興味を持ってくれることも多いでしょう。 保育士が子どもと向き合っていることもあり、表情や声で物語がより伝わりやすくなるという特徴があります。 その他にも読み聞かせとは違い、人形を使ってやるため子どもたちも想像しやすいこと、劇というスタイルのため子どもとの交流やアドリブがしやすいこと、エプロンの装飾やポケットを利用した仕掛けで子どもが楽しみやすいこと、などがあげられます。 エプロンシアターのねらい エプロンシアターをするときや指導案にエプロンシアターを盛り込むときには、どのようなねらいを持って保育に取り入れればよいのでしょうか。 エプロンシアターのねらいの具体例を紹介していきましょう。 ・保育士のエプロンシアターを集中して聞き、物語の世界を楽しむ ・劇中の歌や掛け合いを通して、保育士や友だちとのやりとりを楽しむ ・季節の行事のエプロンシアターで行事や季節、文化に対する興味をもつ ・エプロンシアターを通して身の回りの生活習慣に気づき、自立や基本的生活習慣の確立へとつなげる ・数か月後に控えたイベントをテーマにして、子どもが行事について期待感を持てるようにする などが主なねらいの具体例でしょう。 エプロンシアターは絵本のように物語の世界を楽しむと同時に、静かにお話を聞く、集中して聞くなどのねらいを設定する場合があるほかにも、季節の行事やイベントの導入、食育や手洗い指導にもつなげることができるでしょう。 達成したいねらいを設定することで、エプロンシアターの内容もそれにふさわしいものになるといいですね。 エプロンシアターの作り方 実際にエプロンシアターを作る場合はどのような流れで作っていくといいのでしょうか。 エプロンシアターの簡単な作り方の流れを紹介していきます。 ねらいを決める まずは、エプロンシアターのねらいを決めましょう。 どのような目的でエプロンシアターを上演するかによってその内容や扱うべきテーマは大きく変わってきます。 エプロンシアターによって子どもたちに何を学んでほしいのか、どのような楽しみ方をしてほしいのか、何を導入するのかなどの計画を練って、エプロンシアターづくりに取り組むといいでしょう。 テーマを決める エプロンシアターで上演するテーマを決めましょう。 テーマは絵本や昔話でもいいですし、もちろんオリジナルのストーリーを考えてもいいでしょう。 特にエプロンシアターの、エプロンの上でやるという特徴や人形や仕掛けを使った演出を活かせるテーマがよさそうです。 エプロンシアターに取り入れたい仕掛けや、見せ場を考える エプロンにはポケットがあったり、ものによってはマジックテープを貼って人形をくっつけておけるなど、保育士の仕事道具である一方で、加工しやすいという特徴があります。 こうしたエプロンの特性を利用して、思わぬところからキャラクターが飛び出す仕掛けを作ったりすると、子どもが予想外の人形の登場を楽しめますね。 また、エプロンは大きな舞台。 その背景や場面設定も重要になってきます。 見せ場をあらかじめ考えておくと、背景としてのエプロンの加工も考えやすいでしょう。 com 次に、エプロンを加工したり、人形を作りましょう。 エプロンシアターは布やフェルト、綿などの子どもになじみのある素材を使うといいでしょう。 エプロンに柔らかい素材のものを選び、人形の裏にマジックテープを貼っておけば、動いていないキャラクターをエプロンの上に留めておけますね。 既製品を利用する エプロンシアターにはさまざまなねらいやテーマに合った既製品が販売されています。 こうした既製品は物語の内容やキットがひとまとめになっており、新人の保育士さんや裁縫が苦手な方でも作りやすいものが多いです。 園の方針によって使用できるかどうかは異なりますが、エプロンシアターをやりたいと考えている方は、こうした既製品の利用も考えてみてはいかがでしょうか。 エプロンシアターのテーマ選び エプロンシアターの題材に使うものの種類や、テーマを選びのポイントをまとめました。 絵本や昔話 絵本や昔話をテーマにするのは定番の方法です。 いつもの絵本や昔話をエプロンの上で上演してみましょう。 普段とは一味違った演出や、仕掛けがあるといいですね。 また、絵本や昔話は子どもは何度も聞いていることが多いもの。 そうした場合は所々にアレンジをしてみたり、アドリブでちょっと話を変わった方向へもっていったりなどの工夫をするのもよいでしょう。 歌を中心にする 歌を劇中にみんなで歌うことを想定して、物語を考えてもいいかもしれませんね。 童謡などの歌はシンプルなものも多い一方、昔の言葉遣いをつかっていたり、子どもがまだ知らない言葉も使われている場合があります。 それをエプロンシアターで具体的な場面にしてあげることで、いつも歌っている歌とは違う楽しさを見つけられるでしょう。 行事や季節のテーマを使う 行事や季節のテーマを使うのもいいでしょう。 お泊り保育が控えている場合は、子どもがお泊り保育について考えるきっかけをつくりましょう。 また、七夕の導入としてエプロンシアターで織姫と彦星の物語を上演してあげると、子どもがより七夕の意味を理解することができるでしょう。 冬なら、風邪予防の導入として手洗い、うがい、風邪を中心にした物語を考えるのもよいですね。 ここまで絵本や歌、イベントなどのテーマになりそうなものを見てきましたが、いずれの場合も、エプロンシアターで達成したいねらいを忘れないように心がけて製作するようにしてくださいね。 エプロンシアターを成功させるために エプロンシアターもせっかくなら子どもに喜んでもらい成功させたいもの。 ここでは保育士さんがエプロンシアターを成功させるためにするべきことを紹介していきます。 練習をしっかりと 練習をしっかりとすることは重要です。 エプロンシアターは絵本とは違い、保育士が人形などを動かして物語を進めなくてはなりません。 1人でやる場合も多く、仕掛けの出し方、間の取り方や話し方も子どもが楽しむためには大事な要素です。 同僚や先輩に見てもらってアドバイスをもらってもいいですね。 あまり読むことのない絵本や物語にした場合は、子どもには見えないところにカンペを用意してもいいでしょう。 子どもが楽しめるように十分練習、準備して臨むようにしましょう。 表情、声、動きにはメリハリをつけて エプロンの上でやるということで、子どもの顔が見える位置、保育士が中心となって子どもと直接対面するような体制で劇を進めていきます。 顔が子どもと近く、声も届きやすいでしょう。 紙芝居を読むように、声や表情にもメリハリをつけて子どもが楽しめるようにしましょう。 また人形の動きも大きく動くと、物語がエプロンの狭い世界を飛び出していくようで楽しいですね。 子どもの様子をみてアドリブ 子どもの顔もよく見ることができるのがエプロンシアターの特徴ですから、子どもの様子を見てアドリブを入れてもいいですね。 保育士が1人で動かすことも多いため、物語の内容を多少変えても問題ありません。 その分、子どもとの掛け合いを楽しんだり、アドリブを入れて子どもが楽しめるように工夫してみましょう。 エプロンシアターで楽しい時間を エプロンシアターは、普段の読み聞かせとは違うエプロンの上で上映される劇ということでさまざまな特徴や、それによって達成できるねらいがあります。 作り方は簡単とは一概には簡単とは言えませんが、さまざまな工夫を凝らすことができるため、子どもも喜んでくれるでしょう。 テーマやねらいをよく考えてエプロンシアターを成功させましょう。
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