go viral(バイラル) ウイルスのように拡散していくことを意味し、ネットなどで話題が広まっていくことを指します。 基本的にネットで広がることに使われ、現実世界に対してはあまり用いられません。 「バズる」「バズした」はすでに紹介したように和製英語なのでそのまま英語にはできませんが、こちらのgo viralは「ウイルスのように拡散する」の意味で、良い悪いも含めて日々登場するさまざまな話題に使われます。 go viralの形は多く見られ、スティーブに確認すると日本語のニュースで見られる「話題になる、話題になっている」がそのまま英語にしにくい文章なので、go viralに置き換えられるケースがよくあると言っています。 例文 A viral tweet recently highlighted the difference between Apple and Google cheeseburger emojis. 最近になって広まったあるツイートが、アップルとグーグルのチーズバーガーの絵文字の違いを強調していた。 スティーブと話していたのですが「go viral」はどの程度の規模を指すのか? というラインです。 例えばPPAP(ペン・パイナップル・アポー・ペン)は間違いなくgo viralといっても良いレベルだろうという見解です。 世界規模で広まっています。 YouTubeの100万回再生は、人気といえば人気ですが、どっちかといえば局地的、日本国内のさらに一部のネット好きにおける人気だともいえます。 このあたりの明確なラインはありませんが、この100万回再生ぐらいの規模でgo viralを使うかどうかには「う~ん」という感じはするそうです。 このあたりは定義はないので、人によっては100万回再生でも使う人はいると思います。 炎上の定義があいまいなのと同じです。 ウイルス性の もともとはウイルスに関することを表し「ウイルスの、ウイルスによって起こる」を意味します。 本来の使い方がされるケースもあります。 例文 Officials from Kansai International Airport are reporting that 32 men and women working at the airport have come down with measles, a highly contagious viral infection. 関西国際空港の職員関係者によると、空港で働く32人の男女の職員が麻疹にかかっていると報告されている。 高い感染力をもったウイルス感染症だ。 日本における「バイラルメディア」とはおおよそ定義すると、猫や犬の動画や、人に見せたくなるおもしろ動画を中心に紹介して、フェイスブックやツイッターでの拡散による集客を狙ったサイトです。 しかし、規約・ルール・モラルを越えた範囲で他人の画像・動画を自社サイトに転載する、自分たちではオリジナルのコンテンツを作らないため批判も多かったサイトの形式です。 その一方で「Viral marketing(バイラル・マーケティング)」はソーシャルでの拡散を狙うことを前提としたマーケティング手法としてウィキペディアに項目()があるぐらいには認知されています。 writer(ライター)とblogger(ブロガー)の違い 比較的新しいインターネット用語でも、すでに日米でけっこうな違いが見られます。 インターネットに文章を書いている人全般を「blogger(ブロガー)」というのであって、ヨッピーさんが自分のブログを開設しているかどうかや原稿料をもらっているかどうかはあまり問題ではないという話でした。 「じゃあニューヨーク・タイムズのネット版に執筆してる人はどうなる?」という話になりそうですが、厳密にライン引きできるものではなく、あくまでイメージの分類です。 はあちゅうさんやヨッピーさんは単著があったりするので余計に複雑になりますが、主にネット媒体に書く人=ブロガー、主に紙媒体に書く人=ライターという大まかな分類です。 記事カテゴリー• 1,370• 131• 113•
次の「バズる」の語源は? 「バズる」の語源は「Buzz」からきています。 「Buzz」には、ざわめき、羽音、言伝、風聞、巷談、人伝、伝言、唸る、ぶんぶんいう、がやがやいう、などの意味があります。 ざわざわしていてうるさい状態を指す言葉です。 そのことから「バズる」は、虫がたかって羽音を響かせるかのようにざわついている状態を指すようになりました。 「バズる」と炎上の違いは? 「バズる」は、ポジティブな情報が一気に拡散した場合に使用する表現です。 一方、炎上は主にネガティブな情報に対して非難する内容の口コミなどが拡散した場合に使用されます。 「バズる」の使い方 ・どうしてこんなネタが「バズった」のか理解不能だよ。 ・昨日のツイートが「バズって」しまった! ・どうしてこんな平凡な動画作品が「バズる」んだろう? バズマーケティングとは? 「バズマーケティング」はもともと口コミによる情報の交換や広まりを指す言葉でした。 しかし現在ではFacebookやTwitterといったSNSで情報発信をするソーシャルマーケティングのことを指して使います。 「バズマーケティング」は「口コミマーケティング」と似た意味を持ち、消費者の購買意欲を助長するため、サービスや商品についての肯定的な口コミを活用する広告手法のことを指します。 「バズマーケティング」は、商品やサービスの既得権を持つ企業の広告よりユーザーにとって新密度が高いとされています。 まとめ 今回は「バズる」という言葉の正しい意味や使い方を解説してきました。 これで「バズる」という言葉の意味や使い方が理解できたのではないでしょうか。 「バズマーケティング」はサービスや商品の販売戦略で重要な機能を果たしています。 口コミによる「バズる」効果を期待してさまざまな企業がバズモニタリングを行っています。 しかし、次に何が「バズる」のかを予想するのは極めて困難です。 ・執筆:ヤマダ ユキマル 国公立の美術大学を卒業後、広告代理店やデザイン事務所のクリエイターを務める。 現在はライターとして活動中。 ビジネス関連や健康分野、デザイン関係、茶道、アウトドア、DIYなど幅広い分野のオウンドメディアに連載中。
次のContents• 「バズる」とは口コミで話題になること! 「バズる」とは、 公開した情報がすぐに話題を呼ぶさまを意味する言葉です。 weblio辞書の要約がわかりやすいので、以下を参照してみてください。 「短期間で爆発的に話題が広がり、多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること」 といった意味で用いられる言い回し。 主にインターネット上におけるソーシャルメディア等通じた拡散などについて用いられる。 (引用:「) 基本的に「バズる」という言葉は、SNSコンテンツ、ネット記事、トレンド情報などに対して使われています。 また、その情報が プラスの意味合いをもつ場合にのみ「バズる」と表現します。 芸能人のスキャンダルネタのようなマイナスの情報に対しては使いません。 「バズる」の語源はハチ バズ(Buzz)という英単語を語源として生まれたのが、「バズる」という言葉です。 ハチが飛び回る際に発する音を英語で表現すると、「Buzz」となります。 ハチは標的を見つけると、集団でその周辺を飛び回りますよね。 その際に「ブンブン(Buzz)」という音がします。 これを「 SNSに投下したコンテンツが話題を集める様子」と解釈されるようになり、「バズる」という言葉が生まれました。 それでは実際にバズった例をみてみましょう。 過去に「バズった例」3選! ここでは、広告やテレビCMを中心に「過去にバズった事例」を紹介していきます。 「バズ」に興味のある方は参考にしてみてください。 バズった事例1:IPA情報処理推進機構の広告 駅構内のポスターや看板に貼られたこちらの広告は、SNS上でバズりました。 「 もっと強くキミを守りたい」というキャッチフレーズが若年層の目にとまり、Twitterで度々つぶやかれるまでになりました。 情報処理といえば難しそうに聞こえますが、恋愛で使われるセリフを盛り込むことで見事に注目を集めた1例になります。 (詳細はコチラ:) バズった事例2:JR「SKISKI」の広告 人気女優の本田翼さんを起用した、こちらの広告。 ウィンタースポーツの時期を中心に大きく話題を集めました。 広告提供元がJR東日本ということもあり、テレビCMでも目にする機会が多かったのが、「バズった」最大の理由ではないでしょうか。 こちらの広告でも、「 好きって言ったら…」「 ぜんぶ雪のせいだ」と恋愛のセリフを絡めて宣伝しています。 (詳細はコチラ:) バズった事例3:「キリンレモン」のうた キリンビバレッジが提供元となる、テレビCM「キリンレモンのうた」。 アニソンなどで話題のLiSAさんのほか、4人組のロックバンド『04 Limited Sazabys』も起用されています。 注目度の高い俳優にキャッチコピーを読ませるのが「ひな型」といったCMの概念を崩し、 キャッチーな歌で脚光を浴びせた代表例でしょう。 (詳細はコチラ:) 「バズる」記事の特徴 広告やテレビCMとは違い、「バズる記事」はテキストが中心となります。 文字を通して人の心を掴むことができなくては、話題性に欠ける記事となるわけです。 そこで最後に、バズる記事の特徴を厳選紹介していきたいと思います。 トレンドワードを盛り込んでいる 記事のキーワードを選ぶ際は、「トレンド」を意識するのがポイントです。 その話題を取り上げることで興味喚起ができなければ、バズる記事は書けません。 バズる記事を書く方は、Googleトレンドやキーワードプランナーなどで検索数の多いトレンドワードを選び、 話題性の高い記事を意図的に書いているのです。 オリジナルの体験談を公開している いわゆる有名ブロガーさんは、 体験談を公開することでバズる記事を書いています。 話題性の高いトレンドワードを盛り込むだけでは、内容の重複は避けられませんよね。 そこに自分の体験談を含めることで、 オリジナリティーと 注目度を高めているのです。 「個人の体験なんて興味をもたれるの?」と思う方もいるでしょう。 しかし、その記事に書かれている体験が自分ごとに思えれば、拡散される可能性は十分にあります 誰も書いていない内容で記事をシェアしている バズる記事とは、 珍しい記事とも言い換えられます。 既存の分野についても独自の見解が述べられていれば、新鮮にうつりますよね。 あるいは、 まるっきり「誰も書いていない内容の記事」も注目されやすいといえます。 マニア向けの職業、趣味、特技などがある方は、今すぐ文字に起こしましょう。 「バズる」のまとめ ここまで「バズる」の意味、語源から具体的な事例までみてきましたがいかがだったでしょうか? 昔に比べてネットが普及したことで個人レベルでもバズを引き起こせる時代になりました。 興味がある方は「バズ」の研究をするのも面白いかと思います。 以上、「 バズる」の解説でした。
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