アイコス(iQOS)のシェアを知る 最新のテクノロジーを持った電子タバコとして開発に 2,000億円ほどを投資したアイコス。 2016年には品切れが続出するほど爆発的にヒットし、 2016年のヒット商品ランキング3位にも表彰されました。 アイコスは2016年4月に全国発売されてから2年を経過しましたが、日本における電子たばこ市場を開拓した存在となっております。 2018年1月のフィリップモリス社の調査報告によると、 日本のタバコ市場の約17%ほどのシェアを獲得しており、加熱式タバコカテゴリーでは約68%のシェアを占めており、日本のユーザー数も 500万人を突破したと報告しております。 全国展開後たった2年という短い期間でのシェア率とすると 驚異的なスピードで獲得したこととなります。 順風満帆と思ったアイコス(iQOS)の人気に陰りが見え始める 世界各地でも販売がスタートし始めたアイコスですが、 早くも日本での人気に陰りが見え始めたようです。 とはいってもまだまだ 紙タバコから電子タバコの移行者は増加中ですので、今でも 一番売上の高いアイコスへ移行する方も多いと思います。 筆者もアイコスユーザーであるためアイコスを吸っておりますが、今後紙タバコへは戻らないと思います。 しかし、 他の電子タバコ(加熱式タバコ)への変更は考えております。 実際に、今までアイコスを使用していた友人なんかは、 グローやプルームテックに変更し始めております。 JTが本気出し始めた JTが発売する加熱式タバコ「プルームテック」が2018年夏にコンビニ等全国発売を開始したことで、一気にシェアを奪いとることに成功。 わずか1か月間で200万台を売ることに成功し、累計販売台数も400万台を突破しアイコスに並ぶ勢いになりました。 アイコス(iQOS)を止めた理由は使い勝手が悪いこと アイコス離れが加速し始めておりますが、アイコスを止めた一番の理由は 使い勝手の悪さだと思います。 日中にタバコやアイコスを吸うときといえば、仕事のときの 休憩時間だと思います。 (昔みたいにデスクで煙草を吸うことはもうできませんよね) 少ない休憩時間の間にまとめて何本か吸いたいと思っても、アイコスは残念ながら 連続吸いができません。 1度吸い終わると約5分ほど充電しなければならないため、休憩時間に吸っても1本しか吸うことができないことも多いです。 そのためホルダーだけを 2台持ちしているユーザーは多いですが、ホルダーとチャージャーの総充電可能回数はリンクしていますので、チャージャーの寿命が短くなるだけで結局チャージャーを購入することになります。 特に吸い終わった直ぐのホルダーがまだ 熱を持っている状態、あるいは冬の寒空の冷え切った状態では充電されていないことがほんとに多いです。 充電されていないことを気づいたときも、再度挿入し直しても受電できないため、結局充電されない状態で収納することになってしまいます。 アイコス三連続くらい充電エラーいかれて精神状況悪い 紙巻き買っちゃいそう— こたぴ? 私の場合 チャージャー本体を1回、ホルダーを2回交換しております。 ホルダー交換の1回は清掃中に加熱ブレードを折ってしまった私の不注意だったのですが、購入して1ヶ月未満、 あんなに簡単に折れるとは思いませんでした。 もう1回は充電ができなくなったことで交換しました。 本体かホルダーかどちらが悪いかわからなかったため結局両方交換することになってしまいました。 2度目の交換でホルダーだけ最新型のアイコス「iQOS2. 4Plus」に変わりました。 加熱ブレードが折れにくくなったりバイブ機能が付属するなどされましたが、充電されていないことは度々起こります。 私と同じような故障経験を感じた方はとても多くいるのではないでしょうか。 アイコス3台持ちだったが2台死亡。 保証期間外なのでこれを気に故障の多いアイコスにおさらばしグローに乗り換えた。 しかし、購入してから2週間以内に会員登録と購入した本体の製品登録をしなければいけません。 (登録しない場合は購入日から6か月になります。 ) 2016年の爆発的な人気の最中に購入した人などは、そろそろ保証が切れるころではないでしょうか? また、 こんなに故障するとは思っていなかった方も多く、ユーザー登録していない人もかなり多いと思います。 保証期間が過ぎた場合の故障についてどれくらい対応してくれるかは不明ですが、保証されなかった場合再度1万円ほどで本体を購入しなければならないため、 保証が切れたタイミングで他の電子タバコへと移行している方も多いようです。 そしてアイコスの使用回数をよく見てみると、チャージャーの充電回数が約365回、ホルダーの回数が約7,300回となります。 この回数、1日1箱アイコスを吸った場合の1年間の使用回数と同じですので、保証が切れたと同時にアイコスが使用できなくなるなってことは現実的にありえるということです。 iQOSまた保証期間ちょい過ぎ(約1ヶ月)でぶっ壊れた。 なんなんだよ。 — るーちゃん reuben0625 後発品の電子タバコを購入できるようになってきたから グローやプルームテックなど、アイコスよりも後に販売を開始した 後発品の電子タバコを吸う方が増えてきました。 後発品ということもあり、連続吸いが可能など アイコスの弱点であった部分を改良したつくりとなっております。 そして本体も アイコスよりも安く購入することが可能です。 今後生産が追い付いてくることでより購入しやすくもなるでしょう。 吸い応えだけでいえば、 紙タバコ>>>アイコス>グロー>プルームテック となりますが、 臭いだけでいえば、 プルームテック>グロー>アイコス>>>紙タバコ となります。 周囲のiQOSユーザー、結構プルームテックに流れてる。 待ち時間ないし、一口吸うだけが出来るし、ニオイも圧倒的に少ないのが決めて見たい。 アイコス登場時は紙タバコに比べて煙の量が少なく臭いも少ないと言われておりましたが、 アイコスは独特なニオイが充満します。 そう、ヤキイモを焼いたような、ポップコーン臭のようなニオイがします。 しかもなかなか ニオイがしつこいです。 アイコスの安売り販売が目立つようになる2018年 2018年に入り 安売り攻勢を開始することになったアイコス。 2018年6月からは、 アイコスユーザー500万人突破記念としてアイコススターターキットの小売価格を3,000円安い 7,980円に価格変更しました。 また、7月15日までの期間限定でアクセサリーを最大50%OFF、7月からはホルダーバリューセットを2,980円で登場させました。 といっても、スターターキットは 元々3,000円クーポンが存在したので、 それが無くなっただけですけどね。 グローもキャンペーンを打ち出し、本体の定価を下げ、 実質2,980円での販売を開始、プルームテックも付属するケースを別売りにしスターターキットの価格を 3,000円に変更させました。 グローもプルームテックも約3,000円ですので、 アイコスの半額ほどの値段です。 恐らくホルダーバリューセットはこの価格帯にアイコスは合わせてきたんでしょうが、初めて購入する方はバリューセットでは吸い始めることができない(充電できない)ので注意が必要ですよ。 連続吸いの弱点を2本目を購入させ対応 最新アイコス互換機のおすすめランキング!販売店を比較してみたを公開しました。 — メンジム mengym1 連続吸いできないアイコスの弱点を補うために、2018年に入ってから、 ホルダーのみ購入できるプランや7月からの ホルダーバリューセットの登場などアイコスを購入するユーザーのバリエーションを増やしてきました。 しかし、今はアイコスよりもアイコスのヒートスティックを使用し吸うことができる互換品の機能が向上したことで、 アイコス2台持つよりも互換品1台持ったほうが断然効率がいいんですよね。 ただでさえアイコスは掃除しにくいのに、2台分掃除しなければならない面倒に比べ、アイスモークは掃除がほんと楽ですよ。 気持ちばかりのものではございますが、IQOSホルダーをお贈りいたしました。 日々の感謝と度重なる不具合のお詫びの印として、お受け取りください。 ん?ということは、不具合がなかった方にはアイコスプレゼントはないの? 告知なしだったから詳細はわからないですが、半年前に交換してもらったホルダーが、既に赤点滅になって壊れしまっていたので現在は、 アイスモークとプルームテックを使用しており壊れたアイコスは引き出しの中に。。。 2本目ではなく、新たな1本目としてこれで使用することができますが、、、 う~ん、 もうアイスモークで十分かなぁ。 でも今回のアイコスホルダープレゼントはアイスモークなどの互換機対策でもあるんだろうね、きっと。 アイコスやプルームテックなど加熱式タバコは税法上 「パイプタバコ」に分類されるのですが、 【金額決定は1本に含まれる葉タバコの量に税率を掛けて】出しています。 加熱式タバコはその特徴からカプセルやスティックとカタチが異なるため、アイコスとグロー、プルームテックでは支払う税額がかなり異なります。 紙タバコの税率の割合は約63%、それに対してアイコスが約50%、グローが36%、プルームテックが約15%。 10月のタバコ税の増税に合わせてアイコスのヒートスティックが増税がされるのもこの 税割合が紙タバコに近いから行われるってことですね。 そうなると、税割合の低いグローやプルームテックは10月の増税で値上げはしない可能性が高いです。 税法上変わらなければ今後の戦略として グローやプルームテックがかなり有利になりそうですね。 増税後に新型のアイコス3を発表 そして2018年11月15日に3代目になる新型のアイコス3とアイコス3マルチが発売されました。 ここで筆者が散々アイコス離れについて記載したからか、 【旧型アイコスでの不具合がかなり解消されたつくり!】 になっているんですよね。 充電の不具合を解消 チャージャーへの挿入をサイドオープンシステムにし、接続箇所をマグネット式にしたことで充電できないという不具合の解消に成功。 写真のように逆さにしてもホルダーが落ちることはありませんよ。 連続吸いできるアイコス3マルチの登場 アイコス3は従来のアイコスをバージョンアップさせた感じですが、アイコス3マルチは連続吸いできるようにチャージャーとホルダーを一体型にしたタイプとして登場しました。 これにより、ユーザーが選ぶ選択肢が増えアイコスから離れていったユーザーも戻ってくるかもしれませんね。
次の加熱式タバコブームを牽引する「アイコス(IQOS)」 フィリップモリス の新型が、2018年11月15日よりいよいよ発売となる。 「アイコス」は登場時の「アイコス2. 4」から「アイコス 2. 4プラス」(以下、2. 4プラス)へと2017年にマイナーバージョンアップされてはいるが、本格的なモデルチェンジは今回が初めてだ。 しかも、発売されるのは、正統派後継機種「アイコス 3」と、コンパクトかつ連続使用可能な「アイコス 3 マルチ」の2機種となり、バリエーションも増えた。 「アイコス 3」のカラバリはウォームホワイト、ブリリアントゴールド、ステラーブルー、ベルベットグレーの4色展開。 写真の機種はウォームホワイトだが、ホルダーキャップとドアカバーをミントカラー(別売)に換装してある。 こうした着せ替えができるのも、新型アイコスの魅力のひとつ。 組み合わせは500通り以上になるという 現在、日本で流通している加熱式タバコは「アイコス」「グロー」(JT)「プルーム・テック」(BAT)の3種類だが、目下のところ吸い応えにもっとも注力しているのはフィリップモリス(PMI)だろう。 紙巻きタバコに比べてはるかに軽減されているとはいえ、3機種の中では1番ニオイの強いアイコスだが、その点でもどう進化したのか楽しみだ。 まずは「アイコス 3」からチェックしていこう。 <最新デバイス「アイコス 3 デュオ」の記事はこちら!> <「アイコス 3 マルチ」についてはこちらをチェック!> 【関連リンク】 よりスタイリッシュに生まれ変わった「アイコス 3」 「2. 4プラス」に比べ、随分とシュッとした感のある「アイコス 3」。 女性にも似合うスリムなフォルムになった。 ポケットチャージャーのサイズは22. 7 高さ mmで、「2. 4プラス」と比べると縦に伸びた感じだ。 重量は100gから103gに微増。 ホルダーも、20gから22gとほんの少し重くなっている。 左が「2. 4プラス」、右が「アイコス 3」 キットの内容は、写真右から、クリーニングスティック 10本入り 、ポケットチャージャー、クリーニングツール、microUSBから規格変更になった専用USB Type-C ケーブル、専用ACパワーアダプターで、箱の中にユーザーガイドと、 保証書が付属する フタが横開きに! 故障に強く、より使用しやすくなった これまでの「アイコス」の最大の弱点は、故障だ。 そして故障でもっとも多いと言われているのが、フタが閉まらなくなる問題。 フタをロックできないとホルダーも充電できないので深刻なのだ。 高いところからうっかり落としてフタに衝撃を与えてしまうのが最大要因だが、「アイコス 3」では、フタを横開きにすることでこれを解決した。 というのも、「2. 4プラス」では落下の衝撃を開閉部分がもろに受けてしまうが、「アイコス」接合部分をポケットチャージャー本体の中に隠すことで衝撃が接合部分に伝わりにくくしたのだ。 また、ポケットチャージャーにマグネットを付けることによってホルダーの落下も防ぎ、より故障のリスクを減らしている。 こういった、故障防止のための一連の対策を、PMIでは「プロテクトプラス」と呼んでいるのだそう。 「アイコス 3」を使用した多くの人は「2. 4プラスとあまり変わらない」と口にするが、地味に、でも確実に改良されているのだ。 「アイコス 3」は、ドアの下部分を押すとパカっと開く。 4プラス」では電源ボタン、リセットボタン、フタ開閉ボタンと3つもボタンがあったが、「アイコス 3」ではそれがたったひとつに集約された。 実に感覚的に使えるワンボタンだ。 ボタン3つの「2. 4プラス」(左)、潔くボタンをひとつにしてしまった「アイコス 3」(右) 長押しで電源オンオフ、起動中にワンプッシュで充電状況を確認できる。 まったく問題ない 充電端子は従来のmicroUSBから最先端PCなどに搭載されているUSB Type-Cへと変更された。 何よりのメリットは裏表(上下)を気にしないで差せるところだ いくつかの使い勝手向上を期待できるバージョンアップがほどこされた「アイコス 3」だが、アイコス・ユーザー念願の連続使用及び軽量化は同機では見送られ、「アイコス 3 マルチ」に託された。 喫味は変わらない では、実際に「アイコス 3」を使いながら使用感をレポートしていきたい。 まず、ホルダーの充電時間は「2. 4プラス」より約40秒短くなったというから大きい。 吸い方にもよるだろうが、筆者が使用した機種の場合、3分かからず充電完了となることが多かった。 また、今まではホルダーのスイッチオン時と、喫煙終了前30秒の合図にのみブルブルっと震えていた本体が、吸える状態になった時にも震える仕様になった。 これは、つい電源をオンにしたことを忘れて放置しがちな筆者にとっては非常にいい機能だ。 使用法は、既存のユーザーであれば迷う隙もない。 ブレードも「2. 4プラス」から変更はないらしく、ヒートスティックを差す感覚もまったく同じだ。 ただ、内部の空気孔の形状がスリットから楕円形に微妙に変わっていたけれど スパスパとふかしたりせずに、しっかり肺に入れて吐くと、「アイコス」はこの程度の蒸気しか出ない。 それは「2. 4プラス」も「アイコス 3」も一緒だ いろいろなヒートスティックを吸ってみたが、吸い心地は「2. 4プラス」とほぼ同じ。 現行のヒートスティックの中では、喫味の強さとニオイの弱さを両立している「スムースレギュラー」が「アイコス 3」に1番しっくり来ると感じた。 ニオイの面も「2. 4プラス」と同レベルだ。 ただ、内部の空気孔の形状がスリットから楕円形に微妙に変わっていたせいか、多少のどへのキックが強まった気がする。 今回、「2. 4プラス」と「アイコス 3」と「アイコス 3 マルチ」を並べて吸い比べたが、その中でも「アイコス 3」がもっともまとまった気流で体に入ってくる気がする。 使用後のキャップスライドで吸い殻を取り出すのも従来同様だが、接合部がななめカットになったことで、スライドする時に力が入れやすくなった気がする クリーニングツールがゴム製に変更 さらに今回、変更になったのが、同梱品のクリーニングツールだ。 今まではブラシ方式でワイルドにガシャガシャやるイメージがあったが、今度はブラシの代わりに平たいゴムパーツになったので、弱冠使用感がやさしくなった。 しかも、平たいのでブレードにこびりついたカスを何度も回転させることなくスマートに1発で キャッチできるようになった。 クリーニングツールの形状もスマートに このように差し込んで、回しながら使う。 バババッとまとめてこそげ取るような感覚だ 質実剛健な進化を遂げた「アイコス 3」 「アイコス 3」の進化は、実にしっかりした着実な進歩だと感じた。 機能的にはほぼ同じでも、丈夫になるというのはタバコデバイスとして至極真っ当な進化だろう。 落としても壊れにくい、使い方を新たに学ぶ必要もない。 細かい仕様の改良がありながら、信頼の喫味は変わらないというのは、保守的なアイコス・ユーザーにとっての何よりの望みだったのではないだろうか。 4プラスでは考えもしなかったが、ひょっとしてと思い、ヒートスティックとともにスーツの胸ポケットに入れてみた。 これはさすがにちょっと厳しい…… 【関連リンク】.
次の加熱式タバコブームを牽引する「アイコス(IQOS)」 フィリップモリス の新型が、2018年11月15日よりいよいよ発売となる。 「アイコス」は登場時の「アイコス2. 4」から「アイコス 2. 4プラス」(以下、2. 4プラス)へと2017年にマイナーバージョンアップされてはいるが、本格的なモデルチェンジは今回が初めてだ。 しかも、発売されるのは、正統派後継機種「アイコス 3」と、コンパクトかつ連続使用可能な「アイコス 3 マルチ」の2機種となり、バリエーションも増えた。 「アイコス 3」のカラバリはウォームホワイト、ブリリアントゴールド、ステラーブルー、ベルベットグレーの4色展開。 写真の機種はウォームホワイトだが、ホルダーキャップとドアカバーをミントカラー(別売)に換装してある。 こうした着せ替えができるのも、新型アイコスの魅力のひとつ。 組み合わせは500通り以上になるという 現在、日本で流通している加熱式タバコは「アイコス」「グロー」(JT)「プルーム・テック」(BAT)の3種類だが、目下のところ吸い応えにもっとも注力しているのはフィリップモリス(PMI)だろう。 紙巻きタバコに比べてはるかに軽減されているとはいえ、3機種の中では1番ニオイの強いアイコスだが、その点でもどう進化したのか楽しみだ。 まずは「アイコス 3」からチェックしていこう。 <最新デバイス「アイコス 3 デュオ」の記事はこちら!> <「アイコス 3 マルチ」についてはこちらをチェック!> 【関連リンク】 よりスタイリッシュに生まれ変わった「アイコス 3」 「2. 4プラス」に比べ、随分とシュッとした感のある「アイコス 3」。 女性にも似合うスリムなフォルムになった。 ポケットチャージャーのサイズは22. 7 高さ mmで、「2. 4プラス」と比べると縦に伸びた感じだ。 重量は100gから103gに微増。 ホルダーも、20gから22gとほんの少し重くなっている。 左が「2. 4プラス」、右が「アイコス 3」 キットの内容は、写真右から、クリーニングスティック 10本入り 、ポケットチャージャー、クリーニングツール、microUSBから規格変更になった専用USB Type-C ケーブル、専用ACパワーアダプターで、箱の中にユーザーガイドと、 保証書が付属する フタが横開きに! 故障に強く、より使用しやすくなった これまでの「アイコス」の最大の弱点は、故障だ。 そして故障でもっとも多いと言われているのが、フタが閉まらなくなる問題。 フタをロックできないとホルダーも充電できないので深刻なのだ。 高いところからうっかり落としてフタに衝撃を与えてしまうのが最大要因だが、「アイコス 3」では、フタを横開きにすることでこれを解決した。 というのも、「2. 4プラス」では落下の衝撃を開閉部分がもろに受けてしまうが、「アイコス」接合部分をポケットチャージャー本体の中に隠すことで衝撃が接合部分に伝わりにくくしたのだ。 また、ポケットチャージャーにマグネットを付けることによってホルダーの落下も防ぎ、より故障のリスクを減らしている。 こういった、故障防止のための一連の対策を、PMIでは「プロテクトプラス」と呼んでいるのだそう。 「アイコス 3」を使用した多くの人は「2. 4プラスとあまり変わらない」と口にするが、地味に、でも確実に改良されているのだ。 「アイコス 3」は、ドアの下部分を押すとパカっと開く。 4プラス」では電源ボタン、リセットボタン、フタ開閉ボタンと3つもボタンがあったが、「アイコス 3」ではそれがたったひとつに集約された。 実に感覚的に使えるワンボタンだ。 ボタン3つの「2. 4プラス」(左)、潔くボタンをひとつにしてしまった「アイコス 3」(右) 長押しで電源オンオフ、起動中にワンプッシュで充電状況を確認できる。 まったく問題ない 充電端子は従来のmicroUSBから最先端PCなどに搭載されているUSB Type-Cへと変更された。 何よりのメリットは裏表(上下)を気にしないで差せるところだ いくつかの使い勝手向上を期待できるバージョンアップがほどこされた「アイコス 3」だが、アイコス・ユーザー念願の連続使用及び軽量化は同機では見送られ、「アイコス 3 マルチ」に託された。 喫味は変わらない では、実際に「アイコス 3」を使いながら使用感をレポートしていきたい。 まず、ホルダーの充電時間は「2. 4プラス」より約40秒短くなったというから大きい。 吸い方にもよるだろうが、筆者が使用した機種の場合、3分かからず充電完了となることが多かった。 また、今まではホルダーのスイッチオン時と、喫煙終了前30秒の合図にのみブルブルっと震えていた本体が、吸える状態になった時にも震える仕様になった。 これは、つい電源をオンにしたことを忘れて放置しがちな筆者にとっては非常にいい機能だ。 使用法は、既存のユーザーであれば迷う隙もない。 ブレードも「2. 4プラス」から変更はないらしく、ヒートスティックを差す感覚もまったく同じだ。 ただ、内部の空気孔の形状がスリットから楕円形に微妙に変わっていたけれど スパスパとふかしたりせずに、しっかり肺に入れて吐くと、「アイコス」はこの程度の蒸気しか出ない。 それは「2. 4プラス」も「アイコス 3」も一緒だ いろいろなヒートスティックを吸ってみたが、吸い心地は「2. 4プラス」とほぼ同じ。 現行のヒートスティックの中では、喫味の強さとニオイの弱さを両立している「スムースレギュラー」が「アイコス 3」に1番しっくり来ると感じた。 ニオイの面も「2. 4プラス」と同レベルだ。 ただ、内部の空気孔の形状がスリットから楕円形に微妙に変わっていたせいか、多少のどへのキックが強まった気がする。 今回、「2. 4プラス」と「アイコス 3」と「アイコス 3 マルチ」を並べて吸い比べたが、その中でも「アイコス 3」がもっともまとまった気流で体に入ってくる気がする。 使用後のキャップスライドで吸い殻を取り出すのも従来同様だが、接合部がななめカットになったことで、スライドする時に力が入れやすくなった気がする クリーニングツールがゴム製に変更 さらに今回、変更になったのが、同梱品のクリーニングツールだ。 今まではブラシ方式でワイルドにガシャガシャやるイメージがあったが、今度はブラシの代わりに平たいゴムパーツになったので、弱冠使用感がやさしくなった。 しかも、平たいのでブレードにこびりついたカスを何度も回転させることなくスマートに1発で キャッチできるようになった。 クリーニングツールの形状もスマートに このように差し込んで、回しながら使う。 バババッとまとめてこそげ取るような感覚だ 質実剛健な進化を遂げた「アイコス 3」 「アイコス 3」の進化は、実にしっかりした着実な進歩だと感じた。 機能的にはほぼ同じでも、丈夫になるというのはタバコデバイスとして至極真っ当な進化だろう。 落としても壊れにくい、使い方を新たに学ぶ必要もない。 細かい仕様の改良がありながら、信頼の喫味は変わらないというのは、保守的なアイコス・ユーザーにとっての何よりの望みだったのではないだろうか。 4プラスでは考えもしなかったが、ひょっとしてと思い、ヒートスティックとともにスーツの胸ポケットに入れてみた。 これはさすがにちょっと厳しい…… 【関連リンク】.
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