「太陽に当たった後になんだか顔がかゆい…」• 「散歩に行ったら顔が赤い…ぶつぶつしてきた」• 「昨日まではなんともなかったのに突然紫外線を浴びた部分だけに炎症がおきた」• 「化粧をするとヒリヒリするくらいかぶれてる」 「これってなんなの!?」 「 日光アレルギーっていうのがあるらしいんだけどそれなのかな…」 と、先日知り合いがそんなことを話していたのですが、 なにやら 「日光アレルギー(紫外線アレルギー)」というのがあるみたいです。 その名のとおり、 日光の紫外線に対してアレルギー反応が起きることを指しています。 ある日突然発症することもあるみたいですよ! 日光アレルギーの原因は? 日光アレルギーの原因は、内因性と外因性にわかれているみたいで、 自分に当てはまるものがないかちょっと見てみてください。 内因性の日光アレルギーの原因• アレルギー体質• 先天性疾患• 代謝異常• ビタミン・ミネラル不足• 免疫システムの異常• アルコール性肝障害• C型肝炎• ペラグラ• 無理なダイエット• 食事が不規則• ストレス• 冷え性 外因性の日光アレルギーの原因• 食品に含まれる「ソレラン」(レモン・オレンジなど)• セロリ・キャベツ・イチジク・アワビなど• 抗生物質などの普段飲んでいる薬• 日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤が体に合わない• シップが紫外線と反応• 化粧品が紫外線と反応 この中で、女性が特に気になるのが 「化粧品が紫外線と反応」というところではないでしょうか。 化粧品だけでなく、日焼け止めも選び方を間違えると 日光アレルギーを引き起こしてしまう、諸刃の剣。 で 詳しく書いていますのでチェックしてみてください。 日傘をさす• 日焼け止めクリームを塗る• 帽子をかぶる• 長袖を着る• わたしも初めて知ったんですが、 日焼け止めクリームの成分には2種類あって、• 紫外線吸収剤• 紫外線散乱剤 という成分が含まれているみたいなんです。 どちらか1つが含まれている日焼け止めクリーム、 どちらも含まれている日焼け止めクリームがあります。 紫外線吸収剤の働きとしては、紫外線が肌に浸透する前に吸収し、 熱のエネルギーに変えて放出します。 この化学反応が、 肌への刺激になってしまう…ということみたいです。 また、塗り心地はさらさらしていて、汗に強く、 透明なので白浮きせずに自然な仕上がりになるようです。 こちらは紫外線吸収剤とは違い、化学反応がないので 肌への負担が少ないそうです。 ただ塗り心地が結構重たいのと、汗に弱いので塗りなおしが必要らしいです。 特に、夏の皮脂を抑えてくれるので、化粧ノリが良くなってびっくりしますよ!! 紫外線アレルギー対策その3!帽子をかぶる 帽子を選ぶときも、日傘を選ぶとき同様、 黒い色のほうが紫外線を通しにくいのでお勧めです。 ただ、黒い色は熱も吸収しやすいので、 暑くなってしまうというデメリットはあります…。 これは、症状の程度によって処方される薬が違うので、 まずは病院へ行って医師に相談してみましょう! また、 市販の薬を適当に塗ってしまうと、 症状が悪化してしまうこともあるようなので注意です。 日光アレルギーについてのまとめ ちょっと言いづらいのですが、日光アレルギーは1度なってしまうと、 なかなか直すのは困難だといわれているみたいなんですよね。 顔のかゆみや赤み、ブツブツ… これがずっと続くと思うと…ちょっと落ち込んでしまうかもしれません。 ですが、日光アレルギーについて調べているうちに、 紫外線とこれから上手に付き合っていく方法…というのを、 今から考えるのがいいのかなと思いました。 これからの季節、こまめなUV対策は大変ですが、 しっかり対策をして紫外線アレルギーの症状がでないように、 自分に合った紫外線との付き合い方を見つけて欲しいと思います! まずは、お医者さんへ行って本当に日光アレルギーなのかどうか、 確認して対処法を聞くのが1番いいのではないでしょうか! 知り合いにも、早めの紫外線対策をおすすめしようと思います! 【日光アレルギー関連の話題】•
次の鈴木 株式会社エクラ 商品開発担当。 元美容インストラクター。 化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ資格保持。 はじめに 紫外線量の増えるこの季節、いつのまにか 肌に湿疹が出来たり、目が充血したり、痛いという人が増えます。 また中には、頭痛やだるさなどで体調が今ひとつだと訴える人もいるようです。 もしも、これらの症状に思い当たるなら、あなたも「もしかして、紫外線アレルギーでは?」と疑ってみてもいいかもしれません。 紫外線アレルギーは、ひどくなってしまうと完治までに時間がかかってしまうので、自分には関係がないと思わずに自分の症状を確認。 もしも 紫外線アレルギーの可能性があれば、症状の軽いうちにケアをして、悪化させないことが大切です。 また花粉症と同じで、昨年までなんともなかった人が 急に発症することも多いのが、アレルギーの特徴の一つです。 紫外線アレルギーでないと思った方も、紫外線対策をきちん摂り続けて、発症前させないことが大事です。 紫外線アレルギーの主な症状 紫外線アレルギーは正式には「光線過敏症」といいますが、その他に、日光過敏症、日光アレルギーとも呼ばれています。 食物アレルギーや金属アレルギーなどと同様で、普通はなんでもないはずの、 日光を浴びることで、体が異常な反応を起こし、肌、目、体に不調が起こるのが、紫外線アレルギーです。 紫外線アレルギーの症状は、他のアレルギーや疲労、日焼け、熱中症などにも似た症状があるため、紛らわしいことがよくあります。 そこで、紫外線アレルギーかな?と思ったら、 UVケアを徹底し、紫外線を避けてみてください。 それで、症状が収まるようなら、紫外線アレルギーの可能性があります。 そして再び日を浴びたときにやはり調子が悪くなるなら、紫外線アレルギーの疑いが濃厚です。 その場合は、一度、病院で「光線過敏症」テストを受けてみることをおすすめします。 自分もしくは家族がアレルギー体質の方、 最近急に複数の症状が起こった方は、可能性が高いかもしれません。 紫外線アレルギーの症状が出る部位は大きく分けて3つで、 「肌に表れるもの」「目に表れるもの」「頭痛など体調に表れもの」があります。 では、まず紫外線アレルギーの症状から見ていきましょう。 1-1. 肌に表れる紫外線アレルギーの症状 ・赤く腫れる ・湿疹ができる ・湿疹や、じんましんしんが出る 上の3つが主な症状ですが、 正確には発症年齢、光に当たる量、症状の現れ方などによって、皮膚炎が起こるメカニズムが違い、対策も変わります。 下の表外線が原因で起こる主な皮膚トラブルです。 紫外線アレルギーの主な病名 例えば日本人の4%に認められるという、比較的軽症で頻度の高い発症となる「多形日光疹」の場合は、日光に当たった部位のみに、粟粒大の赤い湿疹が出ますが、紫外線に当たらないようにすることが大事ですが、外用薬や化粧品に含まれる成分に紫外線が当たることで、アレルギーを起こす「光接触皮膚炎」のような場合ですと、原因となる外用薬や化粧品をまず止めることが大事なこととなります。 症状がつらいとき、なかなか治まらないときは、まずは病院で診てもらい正しい対策をとりましょう。 1-2. 目に表れる紫外線アレルギーの症状 ・目のかゆみ ・目の充血 ・涙が出る ・目に違和感がある ・瞼がはれる ・目が痛い ・目がかゆい 肌に紫外線が当たると、肌がダメージを受けることは多くの人が知っていますが、 目に紫外線があたるともっと大きなダメージを受けます。 だから人は無意識に太陽光線が目に入りそうになると、「まぶしい~」と目を閉じるわけです。 眼精疲労や季節によっては花粉症と間違えやすいため、目に症状が表れる紫外線アレルギーは見落とされがちです。 特に パソコン操作などで、目をよく使う人は要注意で、目が疲労していると、角膜を守ってくれている涙液の分泌が減少するため、紫外線が角膜にとどきやすくアレルギー反応も出やすくなります。 市販の目薬で不足している涙液を補って様子をみながら、それでも症状が続くようなら早めに病院へ行きましょう。 1-3. 体調に表れる紫外線アレルギーの症状 ・頭痛 ・吐き気 ・だるさ ・めまい ・下痢 紫外線アレルギーは肌や目の症状とともに、上記のような症状がでることもあります。 また、日光に当たって体調が悪くなる場合は、これ以外に日射病や片頭痛もあり間違えやすいです。 どの場合も、光の刺激のない環境でしばらく休み、それでも症状がつらいなら、病院で受診する方がよいでしょう。 突然に紫外線アレルギーが起こる原因 紫外線アレルギーも他の多くのアレルギーと同様に、体が日光を異物だと判断して抗体を作りだすことが、そもそもの原因です。 そして、 その抗体がある限界まで増えたときに、アレルギー症状が発症します。 つまり、その人のアレルギー発症までの限界がコップ1杯分とした場合、 日光を異物だと認識し始めた体が抗体を作り始めても、コップから溢れる量にならなければ、アレルギー症状は現れません。 去年まではなんともなかったのに、今年は急にアレルギーが起こるようになったというのは、今年に入って、とうとうコップから溢れてしまったというわけです。 また、人によって限界となるコップの大きさは違っていて、遺 伝や体質、年齢、環境などさまざまな条件の組み合わせで、アレルギーになるか否かが決まります。 どんなに日光を浴びても、一生アレルギーとは無縁の人もいれば、生まれつき日光に過剰なアレルギー反応が出る人もいます。 紫外線アレルギーに限らず、 中高年以降になってアレルギーを発症する人が多いのは、長年にわたって蓄積した抗体で、コップがいっぱいになったからです。 なので、アレルギーではない方も、安心は禁物!紫外線アレルギーを悪化させない、発症させないために、紫外線対策はとても大切です。 紫外線アレルギー、自分でできる対処方法 紫外線アレルギーは、日光に当たらなければ症状がでることはありません。 ですので、まずは日光を避ける「紫外線対策」がいちばんの対処方法です。 外出時だけでなく、家の中、車の中などでも「紫外線対策」を忘れないようにしましょう。 また、一年でいちばん紫外線量が多いのは5月なので、紫外線対策は3月頃から始めておくのがベストです。 3-1. 外出時に行う対策• UVクリーム、ローションなどをしっかり塗る• 日傘や帽子は白よりも黒を選ぶ• 夏でも長袖やロング手袋をする• 日差しにきつい日中は外出を控える• サングラスをする UVクリームやローションは、敏感肌対応の無添加のものなどを選ぶようにして、肌にアレルギー症状が出ているときはUVクリームなどの使用も控えた方がよいでしょう。 また、サングラスを選ぶときは、紫外線が入り込まないように、 顔との間に隙間の少ないスポーツタイプなどの方がおすすめです。 UVタイプのコンタクトレンズを使うのもよいかもしれません。 1日のうち、一番紫外線量が多いのは12時前後。 この時間の外出はできれば避けたいですね。 さらに、曇りも日であっても紫外線は地上に届いています。 紫外線対策に気を抜かないようにしましょう。 3-2. 屋内での対策• 家にいるときもUVクリームなどを塗る• 窓ガラスにUVカットフィルムや塗料を塗る• UVカットカーテン、もしくは遮光カーテンに取り換え• なるべく窓際で過ごさない• 室内でも、肌の露出の少ない服を着る 紫外線にはA波、B波、C波の3種類がありますが、アレルギーを起こす可能性があるのが、A波とB波です。 A波は、肌の奥深くにまで届き、コラーゲンを破壊してシワの原因となる紫外線。 B波は日焼けを起こしシミの原因となる紫外線です。 室内にいるから紫外線は大丈夫。 と、思いがちですが、室内にいても紫外線の中でも中でもA波はしっかり届いています。 お 部屋が明るいなら、紫外線A波も一緒に入り込んでいると考えましょう。 それに対して 紫外線B波は、窓ガラスの厚さが5ミリ以上なら、ほとんどが吸収されてしまいますが、薄いガラスだと室内に届いてしまいます。 と言われても、窓ガラスの厚みまではなかなかわからないものです。 また、室内には家具などさまざまなものがあり、紫外線はそれらのものにぶつかって、反射し拡散するので避けづらいのです。 なので、室内だからといって気を抜くことなく、 自宅の窓の紫外線対策と、UVケアや長袖、長ズボンなどで肌などを守ることが必要です。 3-3. 食べ物、飲み物の対策• ヨーグルトや漬物、キムチなどの発酵食品を摂る• ビタミンAを含む豚肉や鶏レバー、緑黄色野菜を摂る• 飲んでいる薬を見直す 柑橘類やキュウリ、香草類の中に含まれる「ソラレン」という物質は、紫外線を吸収する性質があり、そのためアレルギー反応を起こしやすいのです。 少なくとも、これから日を浴びる朝食や昼食に、これらの食品を摂ることは控えましょう。 キュウリやレモンで肌パックをする方法がありますが、これもソラレンが紫外線を吸収してしまうので、おすすめできません。 また、 ヨーグルトは腸内環境を整えて免疫力を上げてくれますし、ビタミンAは皮膚や目の粘膜を守ってくれますから、積極的に摂取するようにしましょう。 薬を飲んでいて紫外線アレルギーが発症した場合は、薬の中の成分が紫外線に反応した可能性があるので、お医者様に相談するなどして薬を見直すことをしてみましょう。 ~紫外線を吸収してしまう「ソラレン」を含む主な食品~ 柑橘類 レモン、オレンジ、グレープフルーツ、キーウィイ、アセロラ、ミカン 香草類 パセリ、セロリ、大葉、パクチー、コリアンダー その他 キュウリ、クロレラ、ジャガイモの芽 おわりに 紫外線アレルギーはまだあまり認知されていない症状です。 また、 日焼けや日射病、眼精疲労と間違えやすく、本人が自覚していないことも多いです。 症状がとてもつらいと感じるとき、また、症状が長引いたり、繰り返し起こるときは、一度、皮膚科やアレルギー科のある 比較的大きな病院で、「光線過敏症」の検査を受けてみられることをおすすめします。 もしも、紫外線アレルギーだと認められた場合は、ステロイド剤などでの治療を受けることになります。 同時に、 睡眠をしっかりとる、ストレスの軽減、食生活の改善などして、免疫力を高めていくように務めましょう。 時間はかかるかもしれませんが、UV対策をしっかりとりながらあきらめずに頑張りましょう。
次の手の甲にぶつぶつができる11の原因 それでは早速紹介していきます。 今回は、 手の甲にできるぶつぶつに関する情報をお伝えしていきます。 歩いている時• 文字を書くとき 等々、ふとした行動をとるたびに、実は手の甲は他人に見られているんです。 あなたも、他人の手の甲を、知らず知らずのうちに毎日何度も目にしていると言うわけです。 ところでこの手の甲ですが、普段は何も問題ないのですが時折 困ったトラブルが生じてしまいます。 それが、原因不明の【ぶつぶつ】の発生です。 本当に突然、朝起きたら出ていたという経験をした方も少なくはないでしょう。 ここからは、 手の甲にぶつぶつができてしまう11の原因を一つずつ解説していきます。 あなたのそのぶつぶつも、必ず何か理由があります。 名前の通り 慢性的に発生している湿疹の事を指します。 この原因となっているのは、意外にも 食器を洗うためなどに用いている洗剤です。 汚れを落とす上で必要不可欠なこの洗剤ですが、実は汚れと共に皮膚の表面にある手の脂分まで一緒に落としてしまっているんです。 この脂分を、 『角層間脂質』といいます。 実はこれ、 手の皮膚を守ってくれるバリアーのような役目を果たしてくれているんです。 そのバリアーである角層間脂質も、毎日の水仕事でなくなってしまいますと、皮膚を保護するという本来の役目が果たせなくなり、その結果湿疹が生じるのです。 ちなみに、この湿疹は手湿疹と呼ばれていて• ひび割れ• 皮膚がカサカサになる• 強烈な痒み• 水ぶくれ と言った症状が見られます。 水仕事の多い女性の方に多い症状の一つです。 これが慢性的、つまり継続的に生じるようになると 【慢性湿疹】と言う病名にかわるのです。 ちなみに、美容師の方のように毎日シャンプーをしている場合でも、同じくバリアー機能が低下してしまい湿疹が発生してしまいます。 シャンプーや洗剤で角層間脂質が落ちてしまう• 皮膚の保護機能が低下• 普段なら大丈夫な程の微弱な手への刺激やアレルギー反応により湿疹が生じる これが、慢性湿疹による手の甲へのぶつぶつの正体となります。 日光 太陽の光を浴びたほうが健康になる、なんてイメージが強いですよね。 正確には、日光に含まれている紫外線が影響して、• 肌が焼けるようにヒリヒリする• 激しく乾燥する と言った症状が皮膚に現れてしまうのです。 夏の暑い日のように、強い日光にさらされた次の日は特にその症状が顕著に表れます。 もしあなたが晴れた日に外に出た後、ぶつぶつが生じているとしたら、この日光アレルギーが原因なのかもしれません。 この乾燥による症状は、特に冬場に多く見られます。 元々の乾燥肌• 長湯により皮膚の脂分が少なくなっている• エアコンの使用による居室内の乾燥 などいくつかの要因が重なることで皮膚の乾燥化が進み、ぶつぶつに発展してしまうのです。 ちなみにこの乾燥による皮膚トラブルの名称は、 皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)です。 ハンドクリームなどで保湿ケアを行うことが、この症状を緩和・改善するためのベストな対策と言えます。 また、エアコンを使用する場合は加湿器などで居室の乾燥対策もしっかり行っておきたいところですね。 アトピー性皮膚炎 文字通り、 アトピー性の皮膚炎が原因となり、手の甲にトラブルが生じる場合もあります。 アトピーと言えば、皮膚トラブルの代表的な症状の一つであり、かゆみなどに悩まされている方も多いはず。 実は私もアトピーを持っていて、以前は乳製品の一切を食べられないという時期もありました。 何度か無視して(若気の至りです 笑 )食べた際には、それはもう 全身に蕁麻疹が出て痒みや発熱で苦しめられてしまいました・・・ そんなアトピーですが、時には手にまでその症状が現れてしまうこともあります。 この際水泡が大量に発生してしまい、 手の甲がぶつぶつに覆われてしまう程のトラブルに襲われる場合も。 痒みはもちろん、 水泡が破れた後にはひどい痛みが症状に加わり、ペンや箸を握ることすら困難なほどの激痛が生じる可能性もあります。 更に恐ろしいのは、このアトピー、かきむしってしまう事で水泡が破れるばかりか、 他の感染症をも引き起こしかねないという厄介な性質にあります。 痒いとは思いますがぐっとこらえて、早期に皮膚科に行って症状を相談・薬の処方や必要な治療を受けるようにしてください。 アレルギー性皮膚炎 手の甲のぶつぶつにおいて、 アレルギーによる皮膚炎も疑いたい症状の一つです。 アレルギー源となるものとの接触で発生する湿疹であるこの皮膚炎。 主なアレルギー源は• 化粧品• 日光 等が挙げられます。 もしこれらのものに触れた際に、手が赤く腫れぶつぶつが生じるならアレルギー性皮膚接触炎の可能性が高いです。 ちなみに、 子供のときなかったからと言って油断してはいけません。 体質の変化などにより突然アレルギーが発生してしまうのは良くある話です。 気になる方は 一度病院の皮膚科を受診して、自分が持っているアレルギー源を特定してもらいましょう。 自分が持っているアレルギー源を知っておくことで、それを避けるなど安全対策を取ることができるようになります。 後はそれさえ避ければ、あなたが皮膚炎になる確率は大幅に下がります。 ストレス ストレスが体に様々な悪影響を及ぼすのは、今や誰しもが知っていることです。 ストレスによるあなたの体の免疫力の低下や、血行不良などが生じた結果、肌のバリア機能が低下。 それにより、手に湿疹が発生しやすくなってしまうのです。 ちなみに、これ以外にも• 睡眠不足• 慢性疲労 等も肌、というか全身の免疫機能をはじめ各種機能が低下してしまい、体が弱ってしまいます。 当然湿疹も出来やすい状態になっているので、注意が必要です。 実はこれ・・・ カビの一種です。 時にこのカビの影響で、私たちの手の甲に赤い湿疹が出てきてしまう場合があります。 症状名は【マラセチア毛包炎】で、 手の甲はもちろん手全体、というより体全体に出てきてしまいます。 水虫(白癬) 足の指の間や足裏に出来ることが多いのがこの水虫。 しかもその場所は様々で、手の甲にだって表れてしまいます。 しかも厄介なことに、 見た目や症状(湿疹のようなぶつぶつ・かゆみ)は湿疹と区別がつきません。 「乾燥による手湿疹かも・・・」 等と思いこみ、保湿ケアを行ってしまってはいけません! 何故なら、 水虫菌は湿気が大好きなんです。 湿気が大好きな水虫に、保湿ケアをするなど栄養を自ら与えるようなものです。 その結果、水虫は一気に繁殖! ぶつぶつが手の甲一杯に広がってしまいます。 ですが、安心してください。 簡単な見分け方がちゃんと存在しているので、お伝えしておきます。 手の両側が赤くなる= 手湿疹• 手の片方だけが赤くなる= 水虫 となっています。 あなたの手の状態を見て、どちらか判断してもらえればなと思います。 ダニ 布団などには、ダニが住みついていることが多々あります。 このダニに噛まれてしまうと、 赤いぶつぶつ=湿疹が現れるとともに、強烈な痒みが襲ってきます。 ダニ対策は、とにかくまず 布団を定期的にお日様に当てることです。 日干しさえしていれば、ダニは死んでしまうため噛まれる危険性はかなり少なくなります。 あとは、布団を敷く部屋を清潔に保つことです。 手や足に多く表れて、2mmほどの小さな水泡がとにかくたくさん出てきます。 痒みはないことが一般的ですが、時にはかゆみを伴う場合もあります。 始めは小さな水泡なのですが、 段々と水泡同士が合体して、最後には大豆程の大きさにまで成長していきます。 2~3週間ほどでひとりでに枯れ落ちてしまうので、放っておけば自然と治ります。 ただし、症状が何度も繰り返すことのある厄介な一面も・・・ 治ったと思った矢先に再度同じ水泡が出てくることも少なくありません。 原因は、何らかの理由で自分の汗が体外に排出されなくなったと言う点です。 ただしこの汗疱、なぜこのようなことが起こるのか、その発生メカニズムは解明されていないんです。 最も多いのは、 ストレスが体に悪影響を及ぼし、その結果汗が体外に排出されなくなるという説です。 原因はどうあれ、厄介な症状には変わりありません。 まずは一度病院へ受診し、医師の指示を仰ぐことを強くオススメします。 漏脂性湿疹 思春期に現れやすい症状として挙げられるのが、この脂漏性湿疹です。 かゆみはそれほど強くはないのですが、湿疹と言うだけあって 赤くなる・ぶつぶつが現れるなどの症状が出現します。 春~夏にかけて汗や油が多く出る季節に出やすい症状で、主な原因は• アルコール これらの栄養素の取りすぎや、 思春期に多いホルモンバランスの乱れと言われています。 手の甲のぶつぶつの治し方7つ さて、ここまで 手の甲のぶつぶつの原因についてお伝えしてきました。 あなたの手の甲を襲う謎のブツブツ、その正体に見当がついてきたのではないかと思います。 保湿ケアを行う まず一番は、 保湿ケアです! 水虫のように例外的に保湿ケアをすべきではない場合もありますが、やはり 最も多く手のブツブツの原因となっているのは【乾燥】です。 乾燥を防ぐために有効なのは• ハンドクリーム• ワセリン 等を手に塗ることです。 手のバリア機能の補助を行ってくれるので、乾燥からしっかり皮膚をガードしてくれます。 石鹸を変える 石鹸のアレルギーによる皮膚の湿疹は、実は多くの方が抱えている悩みの一つです。 これが厄介なのは、 まさか自分が普段から使っているボディーソープやシャンプーと言ったものが自分の体に悪影響を与えているとは思わないことです。 病気や虫刺されなど、原因がはっきりしていれば対策も取りやすいのですが、石鹸など身近な物は盲点で案外目が届かない場合が多いんです。 しかし、 身近である=毎日使うものであるゆえに、体に合わない時には最も大きなダメージを受けてしまいます。 少しでも早く体質に合ったものに買い替える必要があります。 もし最近、石鹸やボディーソープ・シャンプー等を買い替えてそれから手に湿疹が出たという方は、 一度以前使っていたものに戻してみるのをお勧めします。 日焼け防止がそのまま日光アレルギー対策につながるからです。 肌の露出を減らし、日光に当たる面積を少なくする必要があります。 また、 日光に当たりすぎると、アレルギーでなくても皮膚のバリア機能が低下してしまうケースも・・・ お日様に全く当たらないのももちろん問題ですが、普段から適度に日光対策を施してみてはいかがでしょうか。 とはいえ、 日光アレルギーの方は直射日光を避けるだけでは根本的な解決には決して至りません。 疑わしい場合は必ず病院へ行き、検査を受けましょう。 アレルギーの有無や、今 あなたを悩ませている手の甲のぶつぶつをはじめとした湿疹の原因が特定できます。 水仕事をするなら手袋を 特に、• 飲食店の洗い場担当• 毎日洗いものをする主婦の方 等にオススメの対策が ゴム手袋をすることです。 水仕事と食器用洗剤は、あなたの手のバリア機能を大幅に低下させてしまいます。 これを毎日続けていれば、 皮膚の弱い方はすぐに手の甲に湿疹が出てしまうのも無理はありません。 防ぐには、やはり手に洗剤や水が付かないようにするのが一番です。 そのためのゴム手袋です。 最近では薄手のものも多いので、洗い物の邪魔になる心配もありません。 「今までずっとしていなかったから、今更・・・」 と考える方も多いでしょう。 ですが、この ゴム手袋一つであなたの手へのダメージは大幅に減り、ぶつぶつが出ることはほとんどなくなります。 効果は抜群、且つとっても簡単な方法ですので、是非是非今日からでも実践してもらえたらなと思います。 ストレスをため込まない ストレスは、 手のブツブツはもちろんですがそれ以外にも多くの体への悪影響があることは既に報告されています。 体調不良• イライラ• 集中力の低下• 免疫力の低下 これらすべてが、ストレスと言う恐ろしい外敵によりもたらされてしまうのです。 あなたのストレス源は何ですか? もし叶うなら、それから少し離れた場所に身を置くのも一つの手です。 手の甲にぶつぶつが出たことよりも問題なのは、 体に異常が出るほどのストレスをあなたがすでに抱えてしまっているという点です。 ストレスは、時に 心筋梗塞や糖尿病と言った恐ろしい病気の引き金にもなるものです。 もしあなたの体に異変が起きているなら、それは体のSOSサインだと思ってください。 仕事なら転職するのも手ですし、人間関係なら完全に断ち切ることも考えてください。 それにより、経済状況の悪化や生活の不便が起きるかもしれません。 ですが、それでも命はあります。 一度自殺まで追い込まれた経験のある私だからこそ、ハッキリ言えます。 全てを捨てたつもりでも、案外あなたにはたくさんのものが残っています。 何もなくなったように思えても、【あなた】という最大の味方が常にすぐそばにいてくれるのですから。 手の甲のぶつぶつ、もしかしたら あなたの身の危険を教えてくれているのかもしれません。 勿論、風邪やインフルエンザと言った厄介な病気の予防策にもつながります。 シンプルイズベストと言う言葉があります。 まずは身近なところで、毎日の手洗いからブツブツ対策を始めてみるのもいいですね。 皮膚科受診 さて、ここまで6つの治し方・対策を書いてきましたが、やはり最も効果のある方法と言えば・・・ 皮膚科受診 これに尽きます。 手の甲のぶつぶつは、結局のところ皮膚トラブルです。 つまり、皮膚に何らかの問題が生じているからこそこのようなことが起こっているのです。 これを治すためには、やはり皮膚の専門家に聞くのが一番!! 病院受診がなぜおすすめなのか、それは• 原因の特定• あなたが今後取るべき対策• 最も効果の高い薬の処方 といった、問題解決に向けた最適な回答が簡単に得られるからです。 病院に行く手間や、治療費・診察費は確かにかかります。 しかし、 すぐに問題解決できることを考えれば、それ以上のメリットをあなたは得ることができるのです。 今回は 手の甲のぶつぶつの原因と治し方・対策についてお伝えしてきました。 見ていただいた通り、様々な原因とそれぞれに対応した治し方があります。 確かに、突然自分の手にぶつぶつがあれば誰だって驚きますし、良い気分はしません・・・ ですがそれは、正しい対策さえ取れば必ず治る症状の一つにすぎません。 必要以上に怖がらず、向き合っていってもらえればなと思います。
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