小豆島の「島宿真里」はずっと泊まりたかった憧れの宿。 子供が生まれる前の妊娠7月の頃にオットと二人で宿泊しました。 離れの部屋「お」の間は2階建で、半地下のようなお部屋もありました。 その地下の洋の間がとっても素敵で、お昼と夜ではまるで様子が違うのも素敵でした。 2階には部屋風呂と寝室があり、バルコニーに出ることもできます。 町から風に乗って麴の香りが漂ってきます。 さて、夕食の「醤油会席」 小豆島の幸がもりだくさんの会席料理でした。 素麺であって素麺でないような食感と味でした。 オリーブ牛は、オリーブを食べて育った牛なのだそうです。 一般的に鮮度の面で、お造りとして食べることが難しい魚だそうですが、小豆島ならではの生きたままの仕入れにより薄造りで食べることができます。 エキストラヴェージンオイルをかけていただくのですが、オリーブの実の塩気とご飯とオイルが絶妙に相性が良かったです。 汁物のとろろ汁もほっとする味で、まさにシメ。 満足できました。 醤油会席ということで、こだわりのある個性的なメニューでとても印象に残るお料理をいただけました。 スタッフの方もいい感じで、心地よかったです。 このHTMLタグをブログに貼り付けると、お店の地図や情報を掲載することができます。 島宿 真里 関連ランキング:旅館 小豆島町その他.
次のスポンサーリンク 小豆島醤油の工場見学めぐりをしよう 醤油造りの見学可能な蔵を紹介します。 正金醤油 大正9年創業の醤油蔵です。 創業当初から仕込み続けている杉の木桶を使用して天然醸造醤油を製造しています。 こちらの「西諸味蔵」は醤の郷の中でも最も古い蔵で、予約をすれば見学できます。 基本情報 住所:香川県小豆郡小豆島町馬木甲230 電話番号:0879-82-0625 営業時間:8:00~17:00 ヤマサン醤油 弘化3年創業の小豆島で一番古い醤油メーカーです。 国産黒大豆を使った醤油とオリーブから作られるオリーブ製品を販売しています。 醤油やオリーブを試食することもできますし、イートインスペースもあります。 基本情報 住所:香川県小豆郡小豆島馬木甲142 電話番号:0879-82-1014 営業時間:9:00~17:00 金両醤油 明治13年創業の100年以上の歴史を誇る醤油メーカーです。 昔ながらの作り方を頑なに守り続けています。 築100年以上の醤油蔵や旧自宅が国の登録文化財に認定されています。 基本情報 住所:香川県小豆郡小豆島町842-1 電話番号:0879-82-3333 営業時間:8:30~17:30 ヤマロク醤油 江戸時代末期から明治初期にかけて創業されたとされ、マスコミにも多く取り上げられているので、多くの観光客が足を運ぶ人気の醤油蔵です。 予約不要の蔵見学と「やまろく茶屋」が人気の秘訣です。 「やまろく茶屋」では 焼きもちや醤油プリン、醤油ワッフル等、天然醤油の味と香りを堪能できる商品が揃っています。 基本情報 住所:香川県小豆郡小豆島町安田甲1607 電話番号:0879-82-0666 営業時間:9:00~17:00 ヤマヒサ 昭和7年創業のヤマヒサでは、醤油のもとになる麹づくりから手掛けているのが特徴です。 全ての工程を自社で行っているので、製法・原料すべてにこだわりがあります。 醤油に日本の箏曲を子守歌のように聞かせているのも特徴的です。 基本情報 住所:香川県小豆郡小豆島町安田甲243 電話番号:0879-82-0442 営業時間:8:00~17:00 予約が必要な醤油蔵が多いので、見学したい醤油蔵には事前に連絡をしておくと確実です。 蔵で醤油の出来る工程を見学したら、醤油を使用したスイーツを堪能しに行きましょう! スポンサーリンク 小豆島醤油アイスやスイーツが食べられるお店 マルキン醤油記念館 昔の醤油づくりの道具や歴史、製造方法などを紹介している記念館です。 ここではマルキン記念館限定の 醤油ソフトクリームを食べることが出来ますよ。 基本情報 住所:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850 営業時間:9:00~16:00 料金:大人210円、小人100円 タケサン記念館 一徳庵 小豆島の佃煮産業の発展に大きく貢献した創業者・武部吉次の偉業をたたえる記念館です。 ここでは、 醤油みたらしソフトクリームが堪能できます。 基本情報 住所:小豆島町苗羽甲2211 営業時間:9:00~17:00 岡田長栄堂 本店 ここでは 醤油シュークリームが味わえます。 クリームに和えられた醤油がカラメルソースのような味になっていますよ。 基本情報 住所:小豆郡土庄町渕崎甲1389-12 営業時間:8:00~19:00 醤油蔵見学をして醤油スイーツを堪能したら、最後はお土産ですね。 小豆島醤油めぐりと一緒にゲットしたいお土産 醤油巡りをした後のお土産は、やはり醤油関係の物がいいですよね。 醤油を使用されている人気の高いお土産を紹介します。 小豆島醤油カステラ 小豆島の老舗菓子店「平和堂」と醤油・佃煮の名店「一徳庵」のコラボから生まれたのがこの醤油カステラ。 口の中に入れるとほんのりと醤油の風味とコクが味わえます。 醤油チョコケーキ 濃厚なチョコケーキに醤油の風味が加わったお菓子です。 小豆島のお土産でも人気が高いものですよ。 異例の組み合わせなので、一度食べてみたい一品です。 金両醤油のだし醤油 特選醤油にかつお、昆布、しいたけをブレンドしたお店ナンバーワン商品がこちらです。 素材を引き立てる万能調味料ですよ。 ヤマロク醤油「鶴醤」 昔ながらの木桶仕込みで醸造した、お土産に人気の高い醤油です。 醤油巡りの思い出として、自分用のお土産にするのもいいですね。 まとめ 小豆島の醤油めぐりとお土産について紹介しました。 小豆島と醤油の歴史を身近で感じてから、小豆島でしか味わえない醤油スイーツを堪能し、お土産にも醤油を買って帰るという醤油尽くしの旅。 とても魅力的ですね。 思い出に残るいい時間を過ごしてください。
次の醤油のはじまり 醤油のはじまりには諸説あります。 醤油の原型は保存を目的とした「醤」。 この「醤」のひとつである穀物を塩漬けにした「穀醤」は、弥生時代からつくられていました。 醤づくりから味噌が生まれ、この味噌から滴る液体が醤油になったとされます。 また、鎌倉時代に中国から伝来した径山寺味噌の製造過程で抽出された液体が、醤油の原型になったとする説もあります。 本格的に醤油が生産されたのは江戸時代。 関東では濃口醤油、近畿では淡口醤油が開発されました。 明治時代より醤油の製造の機械化が進み、戦後には技術革新による醤油の大量生産が実現。 醤油は全国の食卓に広まりました。 日本で生まれた醤油は現在、世界の食卓で使われています。 長い年月をかけて確立された日本の醤油。 そんな醤油の名産、小豆島の醤油の歴史を紹介していきます。 醤油と佃煮の香り漂う醤油の町・醤の郷 醤の郷は、小豆島の南東部にある醤油づくりの町。 醤油産業の歴史景観を保護するために整備された地域です。 ここでは、明治時代に建てられた醤油蔵を見学できます。 醤油蔵の中には、登録有形文化財に認められた蔵も。 今でも一部の醤油工場やもろみ蔵が使用されていて、小豆島の食文化を支えています。 醤油蔵以外にも、醤油を使った佃煮工場、ごま油を使った製法でそうめんを製造する工場、オリーブオイルの製造施設があります。 佃煮の工場を見学するなら、こだわりの佃煮をお届けする小豆島食品は欠かせません。 醤油を使ったおいしい料理やエステを堪能できる島宿「真里」もおすすめ。 醤の郷を歩けば、醤油と佃煮の香りが漂います。 醤の郷を散策し、醤油の歴史について学ぶのはいかがでしょうか。 醤の郷で小豆島の醤油を支える醤油業者 小豆島の醤油を支えてきた醤の郷の醤油業者には歴史があります。 明治時代、日本は資本主義社会の躍進期にありました。 関東の最上醤油に劣らない品質で醤油を作るという方針のもと、小豆島の醤油業者が話し合い、蔵元「丸金」(現盛田)を設立。 醤油業者の技術や人をひとつに集約しました。 この企業努力により、小豆島が生んだマルキン醤油は、長い年月をかけてキッコーマン・ヤマサ・ヒゲタに並ぶメーカーとして評価されるようになりました。 そんな歴史を持つ小豆島には、世界から評価される蔵元があります。 丸島醤油株式会社はパリ国際食品見本市に出店し、フランスの3つ星レストラン「アルベージュ」に認められ、国産有機しょうゆを納品することになりました。 また各蔵元は、観光で訪れた人向けに、醤の郷を満喫できる催しを開いています。 醤油・オリーブの製造、販売を行うヤマサン醤油株式会社では、醤の郷散策ガイドを開催。 タケサン株式会社では、予約制の工場見学、ヤマヒサや正金醤油、島醸、マルキン醤油記念館では昔の醤油づくりの道具を展示しています。 金両醤油は蔵人の説明付きで醤油の試食会を行っています。 醤の郷で、歴史ある醤油蔵を巡る旅はいかがでしょうか。
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