5月12日、フィリピンは、今週末までとなっている新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウン(封鎖)措置を、首都マニラとセブ島で6月まで延長する方針を示した。 写真はロックダウンのため人のいない市場。 マニラで4月撮影(2020年 ロイター/Eloisa Lopez) [マニラ 12日 ロイター] - フィリピンは、今週末までとなっている新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウン(封鎖)措置を、首都マニラとセブ島で6月まで延長する方針を示した。 経済への影響を踏まえロックダウンの緩和に動きつつある世界各国の流れに逆行する。 ドゥテルテ大統領は12日午前に国営テレビで放送された新型コロナ対策会議で、措置の延長に言及したが、具体的にどの地域が対象になるかや延長の期間については触れなかった。 その後、ローク報道官が、延長期間と地域を確認した。 報道官によると、低リスクと認定された国内の大半の地域では規制が緩和される。 また、マニラでも必要と判断される一部の経済活動は認められるという。 マニラのロックダウンは80日間に及び、新型コロナ発生地の中国湖北省・武漢市の76日よりも長くなる。 フィリピンの新型コロナ感染者数は1万1000人超、死者は726人となっている。 ただ、これまでに実施された検査数はわずか15万8000件と他国をはるかに下回る水準で、感染の実態を把握することは難しい状況だ。 ドゥテルテ大統領は、一部の地域でロックダウン措置が緩和されると述べた上で、警戒を呼び掛け、マスク着用の義務付けに従う必要があると指摘した。 フィリピンは感染者が少なかった時期にいち早く中国便の運航を停止。 中国、イタリアに続いて世界で3番目に自宅隔離政策を導入した。 *内容を追加しました。 0 : 0• narrow-browser-and-phone• medium-browser-and-portrait-tablet• landscape-tablet• medium-wide-browser• wide-browser-and-larger• medium-browser-and-landscape-tablet• medium-wide-browser-and-larger• above-phone• portrait-tablet-and-above• above-portrait-tablet• landscape-tablet-and-above• landscape-tablet-and-medium-wide-browser• portrait-tablet-and-below• landscape-tablet-and-below.
次の2020年3月23日の会見にて、東京都の小池知事が、 東京都のロックダウンもあり得るため、 都民に対し、より慎重に行動するように呼びかけました()。 2020年3月25日、同じく小池知事が、週末の不要不急の外出自粛要請を行いました()。 というのも、3月25日、東京都で41名の新たな感染者が確認されたのです! そして、2020年3月28日、ついに60人以上の新たな感染者が増えたと報告されました()。 東京がついにロックダウン? 東京がロックダウンになったらどうなるの? そもそもロックダウンって何? そこで本記事では、ロックダウンとはそもそも何?というところから、 フィリピンで現在も行われているロックダウンの現状をお伝えします。 ロックダウン(封鎖)とは? ロックダウンという言葉を急に聞くようになりましたが、 そもそもロックダウンとはいったい何なのでしょうか。 中国の武漢において新型コロナウイルスの感染が拡大し、 中国政府は武漢の「封鎖」を行いました。 ロックダウンは、この「 封鎖」と同じ意味合いなんです。 ロックダウンは元々、英語の「lockdown」からきています。 「lockdown」は動詞では「封鎖する」、名詞では「封鎖」の意味として使えるれっきとした英語です。 しかし、中国の武漢が封鎖された際は、 多くのニュースが「武漢を封鎖」と「封鎖」という言葉がよくつかわれていた印象です。 では、なぜこのロックダウンという言葉がこれほど一気に広まったかというと・・・ その一要因は、 フィリピン・マニラのロックダウンが行われたからではないでしょうか。 一国の「首都」が封鎖されるということで、世界に大きな衝撃を与えました。 また、フィリピンでは英語が公用語の1つなので、ロックダウンという言葉は自然な表現なんですね。 ロックダウンは、安全の確保のために、他のものから隔離の対応をとることです。 そしてロックダウンは、主に2つのタイプがあるといわれています。 今回のフィリピンの場合、マニラがとった対応は、 緊急ロックダウンといえるでしょう。 その一方で、私が住むダバオがとった対応は、 予防ロックダウンに近いと考えられます。 もし、今回東京がロックダウンを行うことになった場合、 実施されるのはマニラに近い「 緊急ロックダウン」になるわけです。 ロックダウンは今回のようなウイルス感染の他、 凶悪な犯罪やコンピュータのウイルス関連にも使われることがあります。 しかし、あくまでも「封鎖」が行われるという状態を示すことであって、 具体的な内容については、国ごとに大きく異なっているというのが現状です。 フィリピンにおけるロックダウンの現状 では、実際には、ロックダウンはどのような状態なのでしょうか。 世界のそれぞれの国が独自のロックダウンを実施しています。 そこで今回は、現在もロックダウンが行われているフィリピンの様子を元にお伝えします。 移動の制限 まず、封鎖という名前からもわかる通り、交通網が制限されます。 マニラの空路に関しては、マニラからの国際線および国内線がすべて一時停止しました。 また、徐々に近距離の移動にも制限がかかり、 ジプニー、タクシー、電車、トライシクル、バイクなどの利用も禁止・停止されました。 推奨ではなく、絶対です。 マスクをしていない人は、建物に入れません。 また、厳しい地域では、屋外であってもマスク着用が義務付けられました。 同様に、建物に入る際のアルコール消毒と検温が義務付けられ、 スーパーマーケットの入り口などでは、長い行列ができています。 施設の一時停止 フィリピン人の憩いの場でもあるモールはほぼ封鎖状態になります。 また、飲食店、レジャー施設、スポーツジム等もすべて一時停止です。 飲食店はテイクアウトのみ可の店もあり) 人が集まる可能性がある場所、ウイルスが蔓延してしまいそうな場所は、 どんな理由があれ、一時停止です。 これはもちろん、ビジネスに大きな影響を与えています。 しかし、それでも禁止です。 店が開けないので、働きようがありません。 仕事制限 仕事への制限も徐々に厳しくなっていきます。 スーパーマーケットや薬局、病院や歯医者、送金サービスや銀行など、 私生活に必須と考えられる仕事以外は、すべてクローズするよう要求されます。 受注業務やコールセンターなど、一部免除されるものはありますが、 それらの業務であっても、できる限り自宅から働けるように会社が準備する必要があります。 一部の限定した仕事以外は、職場に行くことも禁止です。 つまり、現在フィリピンでは、多くの人がまったく働けない状態です。 外出制限 夜間外出禁止(20時~5時)や完全外出禁止(24時間)の措置が取られています。 たとえば、フィリピンでは、外出するためのパスが家庭に1枚配られます。 このパスがないと、買い物に行けません。 また、このパスが使えるのは、初めに名前を記入した1名のみ。 他の家族は、家から出ることができなくなるのです。 そして、それに違反した場合は、つかまって罰金。 場合によっては牢屋行きです。 学校??もちろん休校です。 ロックダウン・・・ どれだけ厳しい状況か、予想がつきますか? 世界のロックダウンの現状 現在世界では、世界の様々な国でロックダウンの情報が入ってきています(2020年3月25日現在)。 インド・・・全土が3週間のロックダウン イタリア・・・ロックダウン中・6月までロックダウン延長の可能性あり フランス・・・ロックダウン中・9月までロックダウン延長の可能性あり イギリス・・・全土に外出禁止令 アメリカ・・・一部の州ですでにロックダウン。 連日、コロナウイルス感染者の最高人数を記録している東京・・・ 東京にも、ロックダウンの恐怖が近づいているといえるでしょう。 東京でロックダウンが行われたら・・・ ロックダウンは、様々な形があるため、一概には言えません。 日本では、新型コロナウイルスによる死亡率が低いことから、 フィリピンのような厳しめのロックダウンが行われることはないと思われます。 が、上記で紹介したフィリピンのロックダウンの簡易版が行われることはあり得ます。 ロックダウンが行われると、経済が大きく停滞します。 もしロックダウンで日本の経済がさらに停滞してしまったら、 それを乗り切る力が今の日本にあるのかどうか・・・心配です。 ただ、今の東京の現状は、 他の国であればロックダウンの対象となりうるレベル であることを、 ぜひ覚えておいてほしいと思います。 日本でのロックダウンの形を有識者が話し合っている動画です。 東京のロックダウンとは?についてわかりやすいかと思います。 世界がこのような状態になっていることを受け、様々な人が自粛行動を促していますが、 うまくいっていないのが現状のようです。 特に東京は、外出者が増えているなど、気のゆるみも見られます。 ぜひ日本でも、この現状を理解し、適切な行動を望みたいところです。
次のプロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき) 国際政治経済学者。 前参議院議員。 米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。 『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。 総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。 日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。 フィリピンのバナナ農家もロックダウン フィリピンから驚くべきニュースが届いた。 新型コロナウィルスの影響で、バナナの収穫がストップしてしまい、輸出ができなくなるというのだ。 フィリピンは世界第2位のバナナ大国で、日本で販売されるバナナの大半はフィリピン産。 ところが、新型コロナウイルス「COVID-19」のせいで、フィリピンでは収穫・分別・発送作業がほぼ中断してしまった。 農家もロックダウンで外出が思うに任せないからだ。 ソーシャル・ディスタンスが要請されたため、作業員も仕事ができず、毎日収穫せねばならない大量のバナナが破棄される運命に。 昨年、フィリピンの輸出したバナナの総量は400万トンだった。 今年は、その半分に落ち込むという。 5月には店頭からバナナが消える? 何しろ、フィリピンは世界のバナナ輸出量の20%を占め、アジアで流通するバナナの90%を押さえている。 その大半を輸入しているのが日本と中国である。 新型コロナウィルスはバナナの収穫と流通に思わぬ影を落とし始めたというわけだ。 フィリピンの生産者組合曰く「今後2週間で、日本向けのバナナは大幅に減る」。 日本同様にフィリピン産バナナを大量に輸入する中国青果市場協会では、緊急事態ということで、「国内産を増やすと同時に、ミャンマーからの輸入を拡大する」との方針である。 日本では今のところスーパーではバナナが普通に売られている。 ページ内の商標は全て商標権者に属します。 銘柄の選択等、投資の最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 また、本サイトに掲載している全ての記事およびデータについては、その情報源の確実性を保証したものではありません。 本サイトの提供情報を利用することで被った被害について、当社および情報提供元は一切責任を負いません。 万一、本サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社および情報提供元は一切責任を負いません。 本WEBサイトの記載内容は、予告なしに変更することがあります。
次の