ご覧の通りのパリパリに揚げられた細麺。 餡+細麺、皿うどんといえばこのスタイルですね!では、実食させていただきます。 とろみから想像するに濃厚な味かと思いきや、意外にあっさりで、しかも多彩な海鮮の旨みをしっかり感じる実に上品な味わいです。 その秘密は餡の基になるスープ! 長崎では豚骨を長時間煮込んだ白濁スープ、いわゆる白湯(ぱいたん)で、ちゃんぽんと皿うどんを作るところがほとんど。 しかし、江山楼は鶏ガラでちゃんぽん用の白湯を作るほか、鶏の旨みをしっかり出しながら黄金色の澄んだ形に仕上げた清湯(ちんたん)も作り、それを皿うどん用に使っているそうです。 上品な餡にプリプリの海鮮、そして心地よい細麺の歯触りが、口の中で見事なハーモニーを奏でます。 これぞ、口福! このまま食べ進んでもいいのですが、長崎では皿うどんにウスターソースをかける方も多いそうです。 最初にかける人もいれば、途中で加え、味変を楽しむ方も。 「うちでもオリジナルのものをご用意していますよ。 」とスタッフさん。 はい、でました細麺!しかもかなり細い。 他店の皿うどんの細麺は、かのベビースターラーメンくらいの太さですが、こちらの細麺は直径1mmあるかないかの極細麺です。 では、実食!このどろりん餡に早速、口内やけど注意報、発令。 入念にフーフーしつつ、餡と野菜と細麺をバランスよく箸で挟み、口に入れて即実感、「餡、うま!甘っ!」。 これは麺料理というより、餡料理。 しかもこの餡を味わうには通常のパリパリ細麺はかえって邪魔。 極細麺のシャクシャク食感こそベストマッチ。 しかも極細ながらもどろりん餡に負けない、へたらない、この麺、なかなか芯のあるヤツ。 この餡と極細麺について、3代目の、許 龍樹(きょ りゅうき)さんに伺いました。 共楽園のちゃんぽん麺はご覧のような平麺タイプ。 ここに鶏ガラ白湯、野菜、海鮮類の味がギュッと詰まっています。 実はこの太麺の皿うどん、ルーツはちゃんぽんにあるそうです。 「ちゃんぽんを出前する際、どうしてもスープがこぼれてしまう。 その解決策としてできたのが、麺にスープを吸わせる太麺での皿うどんと言われています。 ちゃんぽんを作るのと同じ材料、手順で作られていますからね。 ま、諸説ありです」と許さん。 どろりん餡が主役の皿うどん(パリパリ細麺)に対し、そぼろ皿うどんの醍醐味は麺。 この2つの皿うどんは実に好対照ですから、思い切って1度に2品注文、あるいは昼夜通うなどして、ぜひ両方味わってください。
次のサラダうどんの下ごしらえ まず、野菜を切る前にサラダうどんのつゆを合わせて冷やしておきます。 ボウルにAの調味料をすべて加えてよく混ぜ合わせます。 砂糖が溶けたら冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。 続いて野菜を切ります。 どの野菜も 麺と絡みやすくしたり、箸で取りやすく切ったりということがポイントとなります。 レタスは7~8㎜幅に。 きゅうりは両端を切り落として斜めに5㎜幅ほどに切り、それを重ねて棒状に。 かいわれ菜は根元を切り落とし、ミニトマトは半分に切り、オクラはゆでてから縦半分に切ります。 コーン缶の汁気を切っておき、用意できた野菜も盛り付け直前までしっかり冷蔵庫で冷やしておきます。 うどんを加熱したらざるに入れ、流水にさらして冷まします(しっかり冷やしたい場合は、流水で冷やした後に氷水や冷水にさらしてください)。 お皿にうどんを盛り分け、野菜をそれぞれ盛り付けます(コーンだけは全体に散らすように盛り付けるとよいです)。 盛り付け終わったら、冷やしておいたつゆを全体にかけます。 最後に かつお節を全体に散らして、マヨネーズを添えます。 この2つがシンプルな醤油ベースのぶっかけつゆとたっぷりのサラダの橋渡し的な存在なので、ぜひそれぞれ忘れずに加えてください。 食べる時は全体を混ぜ合わせていただきましょう!•
次のご覧の通りのパリパリに揚げられた細麺。 餡+細麺、皿うどんといえばこのスタイルですね!では、実食させていただきます。 とろみから想像するに濃厚な味かと思いきや、意外にあっさりで、しかも多彩な海鮮の旨みをしっかり感じる実に上品な味わいです。 その秘密は餡の基になるスープ! 長崎では豚骨を長時間煮込んだ白濁スープ、いわゆる白湯(ぱいたん)で、ちゃんぽんと皿うどんを作るところがほとんど。 しかし、江山楼は鶏ガラでちゃんぽん用の白湯を作るほか、鶏の旨みをしっかり出しながら黄金色の澄んだ形に仕上げた清湯(ちんたん)も作り、それを皿うどん用に使っているそうです。 上品な餡にプリプリの海鮮、そして心地よい細麺の歯触りが、口の中で見事なハーモニーを奏でます。 これぞ、口福! このまま食べ進んでもいいのですが、長崎では皿うどんにウスターソースをかける方も多いそうです。 最初にかける人もいれば、途中で加え、味変を楽しむ方も。 「うちでもオリジナルのものをご用意していますよ。 」とスタッフさん。 はい、でました細麺!しかもかなり細い。 他店の皿うどんの細麺は、かのベビースターラーメンくらいの太さですが、こちらの細麺は直径1mmあるかないかの極細麺です。 では、実食!このどろりん餡に早速、口内やけど注意報、発令。 入念にフーフーしつつ、餡と野菜と細麺をバランスよく箸で挟み、口に入れて即実感、「餡、うま!甘っ!」。 これは麺料理というより、餡料理。 しかもこの餡を味わうには通常のパリパリ細麺はかえって邪魔。 極細麺のシャクシャク食感こそベストマッチ。 しかも極細ながらもどろりん餡に負けない、へたらない、この麺、なかなか芯のあるヤツ。 この餡と極細麺について、3代目の、許 龍樹(きょ りゅうき)さんに伺いました。 共楽園のちゃんぽん麺はご覧のような平麺タイプ。 ここに鶏ガラ白湯、野菜、海鮮類の味がギュッと詰まっています。 実はこの太麺の皿うどん、ルーツはちゃんぽんにあるそうです。 「ちゃんぽんを出前する際、どうしてもスープがこぼれてしまう。 その解決策としてできたのが、麺にスープを吸わせる太麺での皿うどんと言われています。 ちゃんぽんを作るのと同じ材料、手順で作られていますからね。 ま、諸説ありです」と許さん。 どろりん餡が主役の皿うどん(パリパリ細麺)に対し、そぼろ皿うどんの醍醐味は麺。 この2つの皿うどんは実に好対照ですから、思い切って1度に2品注文、あるいは昼夜通うなどして、ぜひ両方味わってください。
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