天王寺動物園(大阪市天王寺区)は1日、先月27日から行方不明になっていたカリフォルニアアシカのキュッキュ(雌、生後3カ月)が敷地内の下水管で見つかり、無事保護したと明らかにした。 これから健康状態を調べるが、元気な様子だという。 同園によると、飼育員が1日朝、アシカ池近くの下水管から鳴き声がするのに気づき、午前10時10分ごろに、池から約50メートル離れたマンホールの中にキュッキュがいるのを発見。 飼育員2人で網を使うなどして下水管から引き上げた。 キュッキュは体長約80センチ、体重8・5キロ。 先月26日に池の水を入れ替えてから、行方が分からなくなっていた。 直径約30センチの排水口カバーが外れており、下水管の方へ通り抜けてしまったとみられる。 牧慎一郎園長は「本当にほっとした。 動物の生命力はすごい」と喜び、「心配をおかけして、反省している。 排水口カバーを固定するなど、再発防止策をしっかりとりたい」と話した。 キュッキュはアシカ池とは別のプールで保護しており、健康状態に問題がなければ展示を再開する。 キュッキュがアシカ池で最後に目撃されたのは、水を入れ替える前の9月26日午後4時ごろ。 その約1時間半後、飼育員が排水口カバーが外れているのに気づいたが、そのときは頭数を確認しなかった。 翌27日午前11時ごろに、キュッキュがいないことが分かり、下水管を中心に連日捜索していた。
次の大阪「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)で飼育されていたカリフォルニアアシカの赤ちゃん「キュッキュ」(雌)が27日、行方不明になっていることが判明。 28日現在も捜索中で、園内の全マンホールにいなかったため、園外の下水処理施設をひとつひとつ調べている。 アシカのキュッキュは、今年6月3日に生まれた小さな赤ちゃんアシカ。 最後にキュッキュの姿を確認したのは9月26日・夕方4時のおやつタイム。 その後、水の入れ替え時に排水溝カバーの外れに気づき直したものの、頭数の確認はしなかったという。 翌27日の午前中、職員がキュッキュの姿が見当たらないことに気づき、園内捜索を開始。 ため池の水を抜いたところ、付け直した排水カバーが再度外れていることを発見した。 水嵩が約1mある底に取り付けられた排水カバーは、重量は約20kgもあり、人力で外された可能性は低いという。 同園の牧慎一郎園長は、「大人のアシカがいたずらで外した可能性が高い。 園外からの下水施設は木津の下水処理施設につながっているから、どこかにいるはず。 衛生環境もよくないので一刻も早く見つかってほしい」と神妙な面持ちで応えた。 同園では約30年ほど前にも、赤ちゃんのアシカが排水溝に吸い込まれたことがあり、そのときは同日中に園内のマンホールで泣いているところを発見された。 取材・写真/岡田由佳子 Lmaga.
次の海生 の鰭脚類 ききゃくるい に属する 「 」、 「 」、 「 」は、外観が似ているため混同されやすい といえますが、 上別の生き物に分類されており、以下のような違いがあります。 「アザラシ」とは、鰭脚類アザラシ科に属する哺乳類です。 圏から熱帯、 まで幅広い海域に分布しており、体長1. 2m、体重50kgの小型種ワモンアザラシから、体長6. 5m、体重は4tに及ぶ大型種ミナミゾウアザラシまで様々な大きさの種類がいます。 にはワモンアザラシ、ゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、アゴヒゲアザラシの5種類が生息しています。 「アザラシ」の には耳介がなく、目の後方に耳の だけが開いています。 また、四肢には鉤爪のついた5本指があり指の間には水かきが付いています。 前肢があまり発達しておらず、後肢も前方に折り曲げることができないため、陸上では腹這いで這うように動き、水中では左右の後肢を交互に振って泳ぎます。 「アシカ」とは、鰭脚類アシカ科に属する哺乳類です。 広義ではアシカ科の動物の総称ですが、狭義ではアシカ科アシカ属に属するカリフォルニアアシカ、ニホンアシカ、ガラパゴスアシカの3種類のみを指します。 このうちニホンアシカは絶滅したとされており、ガラパゴスアシカは、カリフォルニアアシカに含まれることもあるため、単に 「アシカ」といった場合カリフォルニアアシカを指すことが多いです。 カリフォルニアアシカの成体は、オスで体長2. 4m、体重390kg前後、メスで体長2m、体重110kg前後のものが多いです。 「アシカ」の耳には小さな耳介があり、ヒレ状に変化した前肢と胸筋が発達しています。 陸上では後肢を前方に折り曲げて歩くことができ、水中では前肢を鳥の翼のように使い泳ぎます。 や のアシカショーではカリフォルニアアシカが登場することが多いですが、アシカ科のオタリアが 「アシカ」として登場する場合もあります。 「オットセイ」とは、鰭脚類アシカ科に属する哺乳類です。 「アシカ」と同じアシカ科ですが、北太平洋に分布するキタオットセイ属と、 南岸、 南岸などに分布するミナミオットセイ属に属する種を 「オットセイ」と呼び区別します。 「オットセイ」の代表種キタオットセイの成体は、オスが体長2. 1m、体重270kg前後、メスが体長1. 5m、体重50kg前後と 「アシカ」と比較して小型です。 「オットセイ」の耳には 「アシカ」よりも大きい耳介があり、 「アシカ」同様、陸上では後肢を前方に折り曲げて歩くことができ、水中では前肢を鳥の翼のように使い泳ぎます。 また、全身の硬い剛毛の下に柔らかい が生えており、過去に 目的の乱獲があったことなどから、現在では商業目的の捕獲は禁止されています。 なお、 「アザラシ」や 「アシカ」の成体には、短く硬い剛毛しか生えていません。 「アザラシ」…耳介がない、五本指と鉤爪がある、陸上では這うように移動、体毛は硬い剛毛のみ。 「アシカ」…小さい耳介がある、前肢はヒレ状、陸上で歩行できる、体毛は硬い剛毛のみ。 「オットセイ」…耳介がある、前肢はヒレ状、陸上で歩行できる、硬い剛毛の下に柔らかい綿毛がある。 よく読まれている [ 違いは? 新着の [ 違いは? カテゴリー別 [ 違いは? 133• 131• 100• 438.
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