ファルコン入手 孤島 セリス(Lv7)目覚め。 シドの遺体を弔うこともせず孤島から脱出。 ツェン ツェンに行って子どもを助け、マッシュ(Lv7)を仲間にします。 そしたらツェンの近くのチョコボ屋からニケアに直行。 ニケア〜フィガロ城 ジェフを追ってフィガロ城機関部へ。 お宝を回収した後、触手との戦闘。 触手戦 セリスとマッシュは最強装備+エルメスの靴+リフレクトリングで後列。 セリスに魔石キリンを持たせておきます。 初手はエドガーがバイオブラスト、セリスがキリン召喚。 あとは左上以外が毒ダメージで死ぬまで防御。 エドガーはすぐ死にますが復活させる必要はありません。 3体が死んだら、オーラキャノン連射で残った左上を倒します。 ホーリーロッドを投げるのもありです。 コーリンゲン エドガー(Lv7)が加わります。 機関室の奥の部屋でソウルセイバーを手に入れます。 コーリンゲンでセッツァー(Lv7)を仲間にし、ギルの下一桁を1と7以外に調節したらダリルの墓へ。 ダリルの墓 ダリルの墓の最初のフロアにいるデッドリーボーンに必ず遭っておきます。 モルボル、エナジーデーモンにも遭う必要がありますが、こいつらはとくに意識しなくても遭えるでしょう。 それと、プレゼンターの宝箱は開けません。 あとでガウが倒しに来ます。 他のお宝は回収。 そしてデュラハン戦。 デュラハン戦 セリスにリフレクトリングを装備させMPを減らしておきます。 15分ほど何もせず放置し、敵のMPが尽きたらセリスがソウルセイバーで殴ってMP吸い取って撃破。 もうひとつの翼、飛空艇ファルコン飛翔! 白いマフラー勇気のしるし 獣ヶ原 まずはガウを再加入させます。 といっても今はパーティーが4人なので、獣ヶ原で戦ってもガウは現れません。 よってとりあえずフェニックスの洞窟に降りて、何もせずにすぐに帰艦します。 これで改めてパーティーを組みなおせるので、エドガー、マッシュ、セッツァーで組んで獣ヶ原へ。 適当にザコを倒してガウ(Lv7)を釣り上げます。 さて、ガウを仲間にしたので、次の目的は最強防具 スノーマフラーの入手、及び暴れるの修得です。 スノーマフラーは ベヒーモスーツをコロシアムで賭けてアウトサイダーを倒せば手に入りますが、 今のままではキングベヒーモスにかなわないので、いろいろと準備が必要です。 それらの準備と同時にこの先使うモンスターを修得させます。 獣ヶ原に登録されているモンスターが少ない今のうちにできるだけ覚えさせましょう。 まずは以下をガウに修得させます。 覚えさせるモンスター• デッドリーボーン• モルボル• エナジーデーモン ナルシェ 次にナルシェへ行き、モグ(Lv12)を仲間にしてモルルのお守りを手に入れます。 今後はほとんどモグとガウで動くことになるでしょう。 ゾゾ ゾゾ山へ行き、お宝を回収してカイエン(Lv7)を仲間にします。 ストームドラゴンにはまだ敵わないのでスイッチは押さないように。 ゴゴの洞窟 ゴゴの洞窟へ行き、ゴゴ(Lv9)を仲間にします。 ここで必ず パールゼフォンに遭っておきます。 パールゼフォンは出現し難い上にインビジブルが鬱陶しいですが、何度も繰り返せばそのうち会えます。 お宝は、ブレイブリング以外はどーでもいいです。 フェニックスの洞窟 フェニックスの洞窟を攻略してロック(Lv14)を仲間にします。 レッドドラゴンにはまだ敵わないので戦いません。 また、ここでフェイズに遭っておきます。 フェイズからは逃げられないので、フェイズだけを倒して逃げるなりガウ以外の者で倒すなりして下さい。 ロックが加入したらナルシェへ行き、 魔石ラグナロックと血塗られた盾をもらいます。 狂信者の塔 ツェンでスーパーボールを1個買い、モグとゴゴで狂信者の塔へ行ってホーリードラゴンを倒します。 リフレクトリングを装備すれば敵の攻撃は全て防げる• 沈黙有効• 狂信者の塔でも『ものまね』は可能。 さらに狂信者の塔のお宝を回収します。 フォースアーマー、エアアンカーも取っておきましょう。 ゾゾ ゾゾへ行き、ベールダンスをラグナロックで ミラクルシューズに変化させます。 今回のアイテム変化は、魔石ラグナロックをゴゴの『ものまね』でコピーするだけなのですっごくラクです。 買い物 さらにマランダで黒装束を、サマサの村でサークレットを1個ずつ買います。 獣ヶ原 獣ヶ原へ行き、ガウに修得させます。 覚えさせるモンスター• パールゼフォン• フェイズ• ホーリードラゴン そしたらそのまま獣ヶ原の洞窟へ。 獣ヶ原の洞窟 ベヒーモスーツを手に入れるべく獣ヶ原の洞窟を探索します。 まずは前座のデスペナルティ戦。 落とし穴の刑に処す。 メインデッシュ、キングベヒーモス戦。 ボス HP MP 吸収 弱点 備考 キングベヒーモス(青) 19000 1600 氷 炎毒 【通常】• ホーリー、ブリザラ、何もしない• たたかう、ブリザガ、何もしない 【HP10240以下】• たたかう、ブリザガ、ブリザガ• たたかう、メテオ(特殊)、ホーリー• たたかう、ブリザラ、メテオ 誰かがリフレクだと 魔性の爪 もある カウンター [ たたかう、何もしない、何もしない ] ホーリー、フレアに対してカウンター [ メテオ(特殊) ] ボス HP MP 吸収 弱点 備考 キングベヒーモス(橙) 19000 9999 毒 炎聖 アンデッド バックアタック• たたかう、何もしない、睡眠ガス• たたかう、デス、たたかう• よって装備は全て前半の生者ベヒーモス対策で固めることにします。 ブリザラ、ブリザガ、ホーリーはリフレクトリングで防げますが、こいつはホーリーに対してカウンターでメテオ(特殊)を使ってきます。 普通、こちらが手を出さない限り反射魔法にはカウンターは発動しないものですが、このメテオは例外です。 こっちが何もしなくても、自分の反射ホーリーに反応して撃ってきます。 一応回避できるタイプのメテオではありますが何発も凌げるものではないので、リフレクトリングは装備不可です。 よって魔法攻撃は属性を利用して防ぎます。 ただしホーリードラゴンの固有技はホーリーなので、これを喰らわせるとカウンターでメテオが飛んできてしまいます。 よって、まずは手を出さずに敵のMPが切れるまで待つ必要があります。 ガウは1回は行動しないとモンスターになりきれないのですが、その1回の行動がホーリーだったらカウンターメテオの危険があります。 もしそれで死んだらやり直しです。 打撃はまともに喰らうしかありませんが、威力は小さく頻度も低いので、リジェネや魔法吸収による回復で十分耐えられます。 30分ほどで倒せます。 倒すとアンデッドとなってバックアタック! 死者ベヒーモスの攻撃は耐えられないものばかりなので、速攻で片付けます。 …いえ、なると思ってました。 しかし!実践したところ緊急事態発生! なんと、ガウが ホーリードラゴンのまま暴れ続けてます。 えーーっ!変更きかないの!? 死者ベヒーモスは聖弱点なのでホーリーがよく効きますが、それも奴の攻撃に耐えられないのでは無意味。 4連打!を喰らってあっさり負けてしまいました。 なんてこった。 とは言え、前半の生者ベヒーモスだけならほぼ確実に勝てるこの戦術をボツにしてしまうのはなんとも惜しい。 なんとかこれを応用して死者ベヒーモスを倒す手はないものか。 そこで注目すべきは、やはり死者ベヒが即死有効だという点です。 つってもホーリードラゴンは即死攻撃なんかしないので、ここは斬鉄剣を利用します。 斬鉄剣は即死系武器の中で唯一アンデッドにも効果を発揮する武器です。 もちろんガウは剣なんて装備できませんが、そこは勲章をつければOKでしょう。 戦術としては、前半はさっきと同様にして倒し、後半は斬鉄剣で一撃で倒すのに期待するわけです。 運任せで確率も低いですが、何度も挑戦すればいつか勝てるでしょう。 ミスリルのこてをはずすので防御力が若干下がりますが、そこは運と根性でカバーです。 とまあ、理論立てが終わったところで実践です。 どうやって相手を倒すかはおいといて、とりあえず用意しました。 勲章と斬鉄剣。 そうしたところ、またしても緊急事態発生! なんと、ガウは勲章を装備できない!したがって斬鉄剣も装備できない! これまた、やるまえから無理と決まっていたわけです。 だったら初めからそう言えよ、チクショウ!(意味不明) 暴れるその三、 モルボル(くさいいき) レッドキャップ、黒装束、ミラクルシューズ、巨人のこて、前列、透明 そんなわけで、最初の案は惜しみつつもボツにせざるを得ませんでした。 一から考え直しです。 全く違うタイプのボス2体を1通りの装備とあばれるで倒さねばならんとは、崩壊前の空中戦より厳しいじゃないか。 などと愚痴っていてもしょうがないので対策を練りますか。 まず死者ベヒの行動パターンを見ると属性攻撃が一切なく、「あばれる」にとってはあまりにつらい相手です。 だからさっきはムーで瞬殺しようと思ったわけですが、当然ムーでは生者ベヒに敵わないので却下です。 敵の行動を打撃のみに制限してしまえば、あとは透明になれば完封できるはずです。 しかし生者ベヒは魔法を頻繁に撃ってくるので、普通に戦っては透明を維持などできるはずもありません。 そこで注目すべきは、生者ベヒーモスに カッパーが有効だということ。 そして、カッパ状態では「たたかう」しか使えないということです。 それができるなら、初めからやってます。 というのも、カッパ状態のキャラにカッパーをかけると元に戻ってしまうのです。 よって、キングベヒーモスを永続的にカッパにしてで無力化することは無理だと結論づけていたのです。 しかし、ここで閃きました。 重ねがけすると元に戻るのは、魔法カッパーだからであって、他の特殊攻撃でカッパ化する場合は違うんじゃないか、と。 もしカッパを解除しないカッパ化攻撃があれば勝てるはずだ、と。 そんな都合のいい技があるのかというと、あります。 即ち、モルボルの くさいいき。 くさいいきはいろんな状態異常を引き起こす攻撃で、カッパ化もその効果に含まれます。 また、SFC版だとカッパ化したキングベヒーモスは自分にカッパーをかけて元に戻りますが、PS版では無駄にブリザガとか撃とうとするだけで元には戻りません。 よってこいつを使えばキングベヒーモスズをカッパのまま倒せるはず。 よおし、モルボル!君に決めた! …と、ちょっと待ってください。 いざ使おうと思ったら疑問がわきました。 2点ばかり。 1つは、モルボルはアンデッドではないのかということ。 もしアンデッドならリジェネ効果で逆にHPが減ってしまい、確実に自滅します。 モルボルはダリルの墓のモンスターだし、アンデッドだとしても不思議はないです。 もう1つの不安は、死者ベヒーモスが毒を吸収するという点。 臭い息はそれ自体はダメージを与えませんが、毒状態にする効果はあるのです。 もしも死者ベヒーモスに毒が有効なら、臭い息によって毒状態になったら延々と回復され続けることになり、倒すのは不可能となってしまいます。 そこで調べてみたところ、モルボルはアンデッドではないです。 フェニックスの尾を与えても死にませんでした。 よかった、1つめの不安は解消。 次は死者ベヒーモスの毒耐性ですが、こればっかりは試してみないとわかりませんし、テストプレイをするのも面倒なので、ぶっつけ本番で確認することにします。 適当にザコに遭い、魔石ファントムで透明になってから戦闘へ突入。 都合よく1発目でくさいいき発動しました。 後はこのまま放置でOKです。 なお、臭い息だとキングベヒーモスのグラフィックは変わらず怪物の姿のままですが、行動はたしかにカッパの状態になります。 打撃でしかダメージを与えられないのでかなりの長期戦になるため、夜中にセットし、翌朝には結果が出ているようにしました。 …そして次の日。 起床して寝ぼけながらテレビの電源を入れると、そこには万歳を繰り返すガウの姿が!そして勝利のファンファーレが鳴り響き、画面上部には「ベヒーモスーツを手に入れた! 」の文字! ひゃっほーう。 いきなり目が覚めました。 どうやら毒による回復は無かったようですね。 これでスノーマフラーが手に入るぜ。 後の調査で、4連打!!の条件はプロテスであることがわかりました。 サマサの村でエアアンカー以外の機械を売り払い、コロシアムに向かいます。 ベヒーモスーツを賭けてアウトサイダーと対戦。 戦うのはエドガーです。 アウトサイダー戦inコロシアムforスノーマフラー エドガー Lv7 ソウルセイバー、イージスの盾、司祭の帽子、フォースアーマー、リフレクトリング、ホワイトケープ エアアンカーかソウルセイバーの即死が発動すれば勝ち。 でなければカウンター武器投げで負け。 俄然やる気がでてきました。 貴様の拳など蚊ほども効かぬわ 残りの仲間を集めます。 まずはスノーマフラーの性能を確かめるべくナルシェの洞窟へ。 ボス HP MP 吸収 弱点 備考 ヴァリガルマンダ 30000 50000 氷 炎• ラスピル、ラスピル、ブリザガ• ブリザガ、ブリザガ、ラスピル• ラスピル、フリジングダスト、ブリザガ 特殊コマンドに対して カウンター [ 何もしない、何もしない、フリジングダスト ] 暴れるその一 ボム(火炎) サークレット、スノーマフラー、ブレイブリング、ブレイブリング 敵の攻撃は氷属性のみ。 てことでスノーマフラーを着ていれば絶対に負けません。 炎が弱点なので、ボムの火炎で攻めます。 火炎1発で約1600ものダメージを与えられますが、フリジングダストで凍らされる頻度が大きいので倒すまでにはわりと時間がかかります。 そのまま崖を降り、洞窟内の宝箱を開けてトンベリーズと戦います。 宝箱 HP MP 吸収 弱点 備考 トンベリーズ 14001 水 炎雷 移動しつつ たたかう 右端まできたら 包丁 暴れるその一 テラリウム(バイオ) 源氏の盾、源氏の兜、スノーマフラー、ブレイブリング、ブレイブリング、後列 物理攻撃しか撃ってこないので、防御255にして後列にいればノーダメージです。 炎雷が弱点らしいですが、毒ダメージの方が効率いいです。 バイオをかましてやりましょう。 髑髏の中の魔石を取って、雪男と対戦。 ボス HP MP 吸収 弱点 備考 雪男 17200 6900 氷 炎 【味方が一人】 たたかう、たたかう、タックル 【味方が複数】• たたかう、たたかう、ブリザード• たたかう、たたかう、タックル 一定時間ごとに スノーボール、雪崩、ヘールストーン HP10240以下になると イエローチェリーでパワーアップ カウンター [ 何もしない、何もしない、タックル ] 暴れるその一 ウェアラット(ポイズン) 源氏の盾、源氏の兜、スノーマフラー、ブレイブリング、ブレイブリング 物理攻撃と氷属性攻撃のみ、というか、こっちが単独だと物理攻撃しか撃ってきません。 ま、どちらにせよスノーマフラーの敵ではないんですが。 こいつも毒づけにするのが一番早いです。 バイオでもいいけどなんとなくポイズンで。 ウーマロが仲間になります。 スノーマフラー三人組集結! モグが親分だとか言ってますが、真のボスは当然ガウです。 ジドール リルムを仲間にするためにアウザーの屋敷へ行きます。 ミスティとナカラミーチェは両方とも ロック+モグ のパーティーで戦います。 ミスティ戦 ロック:バリアントナイフ、レッドキャップ、源氏の鎧、リフレクトリング、巨人のこて、前列 モグ:ホーリーランス、サークレット、リフレクトリング、ブレイブリング、前列 ダメージを受ける危険0。 死の宣告にかかってもタイムアウトの前には倒せます。 ガウを連れてきてチャダルヌークと戦います。 ボス HP MP 吸収 弱点 備考 チャダルヌーク 56000 7600 雷 炎聖 【女神】• たたかう、たたかう、誘惑• たたかう、たたかう、誘惑• たたかう、死のくちづけ、子守唄• たたかう、たたかう、サンダガ• たたかう、サンダラ、何もしない• たたかう、サンダラ、サンダガ• たたかう、フラッシュレイン、サンダガ• フラッシュレイン、サンダガ、フラッシュレイン• フラッシュレイン、たたかう、サンダガ• 女神はマニアックな攻撃ばっかりですが、即死耐性さえあれば別に怖くありません。 ここは悪霊の弱点をついてホーリードラゴンで暴れます。 ホーリードラゴンはもちろん即死耐性がありますし、誘惑された場合も自分を回復するだけです。 女神に手を出すとポルターガイストにより、耐性無視・治療不可のスリップダメージを受けますが、 敵のサンダラやら混乱した自分のホーリーやらでちょくちょく回復できるので全く問題ありません。 というわけで、暴れて放置でOKです。 リルムを連れて狂信者の塔へ行き、ストラゴスを仲間にします。 死せざる者、ガウ モブリズへ行ってブンババをぶちのめします。 3戦目でティナが自動装備で参戦するので、盾以外のティナが装備できる防具は、売り払うか他の者に装備させておきましょう。 ボス HP MP 吸収 弱点 備考 フンババ 28000 10000 雷 毒 魔法修得値0• たたかう、たたかう、みぞおち• サンダラ、サンダラ、サンダガ• サンダラ、針千本、みぞおち 暴れるその一 デストロイダー(リレイズ) 源氏の盾、源氏の兜、スノーマフラー、巨人のこて、エルメスの靴、前列 はりせんぼんを撃ってくるため、地味に強敵です。 はりせんぼんは防御も回避も不可能なので、 縮地デストロイダーのリレイズで保険をかけながら戦うしかありません。 デストロイダーは雷を吸収するので他の魔法は問題ありません。 ほぼ確実にガウが先制をとれるので、暴れる前に殺されることもないでしょう。 10分〜15分ほどで決着がつきます。 2戦目も同じ方法で、時間は30分程度です。 2戦目が終わるとティナがやって来て3戦目になります。 ボス HP MP 吸収 弱点 備考 フンババ 26000 10000 雷 毒 魔法修得値0• たたかう、たたかう、みぞおち• サンダラ、サンダラ、サンダガ• サンダラ、針千本、みぞおち カウンター [ サンダラ、何もしない、何もしない ] 暴れるその一 デストロイダー(リレイズ) 源氏の盾、源氏の兜、スノーマフラー、巨人のこて、エルメスの靴、前列 やることは1、2戦目と同じです。 ただティナがいるとリレイズがそれて鬱陶しいです。 彼女がとっとと死ぬことに期待。 時間はさらに延びて1時間以上かかります。
次のマムタロト実装あたりでから離れていましたが、 アイスボーンも来ますし、少し前に復帰しました。 PSの指標としてフリーソロ討伐はわかりやすいので挑戦していましたが、先日ついに成功したので、攻略のポイントのようなものを記録しておきます。 なお、使用武器はで、タイムは27分10秒くらいでした(微妙)。 武器種やPSよっては参考にならない部分もあるかもしれません。 一応、なぜそう考えたかという理由を併記しておくので、適宜自分で判断して参考にしてください。 【エリア1】 フリーの体力はソロ・マルチ変わらず約35000(?)。 また、続くエリア2はトームを20秒間隔で打ってくるので、ミール地獄になりやすいです。 エリア2での戦闘時間をできるだけ短くしたいので、エリア移動ギリギリの体力で落石を当てるのが理想。 開幕で回避の装衣を着て、咆哮回避まではワンセット。 ベヒは咆哮含め比較的フレーム回避がしやすいので、安定性を高めつつ火力を得るため、装衣は不動より回避がいいと思います。 なお、転身はエリア2を早く超えるために使うので、このエリアでは温存します。 このエリアは広いので、トームを閃光玉で阻止する必要はないです。 ミール準備中は攻撃チャンスと捉えてガンガン攻撃する。 ミールは大したダメージでもないので、このときは当たってしまってもよいです。 ただ、落石の周辺にミールを置かれると面倒な場合もあるので、それが嫌なら閃光玉で阻止するのもあり。 ミールが邪魔であれば、スペースがあるほうにベヒを誘導します。 このとき誘導(に加えエリア3の拘束攻撃後の追撃など)に手間取ることがあるので、オトモは無しのほうがいいかも。 エリア移動ギリギリで落石を当てるため、ダメージをある程度計算するといいです。 当然厳密でなくてもよく、具体的にはミール中の攻撃何回分が目安になります。 ちなみに自分はミール5回分ぐらいを目安に落石を当ててます。 【エリア2】 開幕ミールなら閃光玉で阻止からの転身。 この時点でのミールは攻撃もできないし、阻止すべき。 エリアのすみっこに捨ててもいいですが、近づいて阻止したほうがその後がスムーズだと思います。 転身を着たらひたすら攻撃。 多少雑になるのはしょうがないですね。 とにかくミール地獄がきついので、なるべく早く体力を削ってさっさとエリア3に移りたいところです。 そのためにはなるべくミール中も攻撃したい。 なので、基本的にはミールを無視して攻撃するが、エリアのど真ん中など邪魔な位置にミールが置かれそうなら閃光玉を使う、という方針がよさそう。 また、これ以降装衣を温存する意味はあまりないので、クールタイムが終わり次第使っていきたい。 何気にこれが一番重要かもしれない。 【エリア3】 このエリアではミールを使ってこないため、だいぶ気が楽。 さらに言えばミールを使ってこないため敵視をとるメリットはあまりありません。 意図せず敵視をとってしまったら閃光玉で即解除。 また、このエリア特有の行動として、ベヒが拘束攻撃を仕掛けてきます。 この拘束攻撃は腹にも当たり判定があることと、食らうと裂傷+敵視がついてくるので注意。 ただ、拘束攻撃はかわしさえすれば隙が大きいので攻撃のチャンスでもあります。 確実に避けてダメージを重ねたい。 【エリア4】 エリア2ほどではないが、頻繁にミールを打ってきます。 他のエリアより長期戦になりやすいこともありミール地獄に陥りやすいです。 とはいえダメージを稼ぐ必要はあるので、エリア2同様に嫌な位置に設置されそうな場合を除きミールは無視して攻撃するのがいいと思います。 このエリアのコメットは2つしかないので、壊されないように注意。 また、コメットのタイミングは残り体力的に均等ではなく、エリア4での残り体力半分ほどでひとつ、討伐まであと一歩というところでもうひとつ落ちてくる(はず)。 ある程度残り体力の目安になるので、覚えておくといいと思います。 最後に、全エリア共通だが基本的な立ち位置はベヒの右手あたりが安定したように思います。 さて、ソロ討伐のコツ的なものを自分なりに書いてみました。 一応自分が意識することで討伐できたわけなので、多少は役に立つ知見もあるのではないかと思います。 他にもなら操虫キャンセルと緑エキスをうまく利用するといいとかありますが、でフリベヒソロやろうとする人がどれだけいるのかわかりませんし蛇足になりそう。 ゆくゆくはフリベヒ20分切りして、極ベヒのソロにも挑戦したいですね。
次のキューブ達一同は再びリフレッシュルームへと集まっていた。 第三ブロックに向かったダース伍長はベヒーモスの姿を見つけることができなかった。 だがコンテナは確かに開いており、培養液で濡れた足跡が階段へと続いていたため所内を徘徊しているのだと予想された。 地下ケーブルを爆破しベヒーモスを逃がした何者かがいる以上、単独行動は危険だ。 先ほどまで正気を失っていたレイチェルも、気力をなくした様子を見せながらも彼らに従う。 リフレッシュルームの長机の席に座りながら、レイチェルは小さな声で告白する。 「ごめんなさい……。 私、信じられなかったのよ……。 だって……だって、あんまり突然なんだもの」 その言葉を芳川達は黙って聞いていた。 角田がレイチェルとどれほどの仲だったのかキューブは知らない。 ただ、彼女の死を最も悲痛に感じているのはレイチェルに違いなかった。 キューブは部屋の面々を見渡す。 誰も彼もが余裕を無くした顔をしている。 一人自分だけが冷静なままでいられているのは何故かと思うキューブであったが、何となくその理由が彼女には解った。 ミサカネットワークから切断されたときの喪失感、ベヒーモスと対面したときの恐怖。 そういった感情を彼らはキューブの何倍も強く感じることができるのだろう、と。 生まれたばかりで成熟していない感受性。 だが入力された知識と記憶だけは多い。 まるで機械の心を持っているかのようだと彼女は己を冷めた目で見ていた。 だがそれもまた今の状況では必要な物だった。 冷静さを欠くと先ほどのレイチェルのような事態に陥ってしまう。 そう判断したキューブは流し場のコーヒー・マシンの元へと向かう。 コーヒーに含まれるカフェインは眠気を覚醒させ興奮状態を呼ぶ作用があるが、それと同時に精神を鎮静化させる作用も持つ。 何よりコーヒーには強い香りがあった。 血に濡れた白衣を新しいものへと変えたレイチェルだが、身体からまだ血のにおいを漂わせている。 角田の手術を行った芳川とダース伍長も同様だ。 コーヒーカップを手に、キューブはまず布束の元へと向かった。 キューブから見て、レイチェルの次に危うい状態にあるのが布束だった。 彼らの中で最も年若く、数々の事態に大きな動揺を見せていたのが彼女だ。 座る布束の前にゆっくりとカップを置く。 「 あ…… Oh dear 、ありがとうキューブ」 そう言って布束は両の手のひらでカップを包んだ。 「疲れたわ、とても……。 ごめんなさい、キューブ。 貴女には……、もっと楽しい事をたくさん学んでほしかった……」 自分を母と呼んだキューブを布束はすでに我が子のように感じていた。 だからこそこのような場所でこのような事態には巻き込まれないで欲しかった。 だが外からは完全に隔絶されたここから逃げ出す術はない。 キューブはそんな布束の言葉を静かに聞き、そして流し場へ戻る。 スイッチを押すとコーヒー・マシンがお湯を吐き出す独特な音を奏でる。 コーヒーを芳川の元へと届けると、布束と同じようにありがとうと言ってカップを受け取った。 カップに一口口を付けると、芳川は椅子に座ったまま側に立つキューブを悲しい瞳で見上げた。 「人間も捨てたものではない、って言いたいけれど……、こんな状況じゃね……」 そしてまたカップへと視線を戻した。 キューブもまた目を伏せる。 芳川もまた布束と同じ事を言いたいのだろう。 楽しいことを学んで欲しい、人間は悪くないものだと知って欲しい。 そんな事を。 思うことはたくさんある。 ただ今は、と思考を打ち切りコーヒーを用意する。 こぼさないようにゆっくりと歩き、椅子に座り腕を組むダース伍長の元へ。 「……! フン……、私はいい」 ダース伍長へと差し出した手を引き、キューブはリフレッシュルームを歩く。 最後の一人、レイチェルの横に立つ。 そして彼女へカップを差し出した。 「…………」 ぼんやりとキューブを見上げると、レイチェルは視線をゆっくりカップへと移す。 「ありがとう、お前はやさしいな……」 そう言いながらカップを受け取る。 三人がコーヒーを飲む小さな音がリフレッシュルームに響く。 コーヒーの香りが室内を満たし、空調がそれを排出し新鮮な空気へと入れ替えていく。 非常事態の中の休息。 だがそれを打ち切るかのように、部屋の壁に取り付けられた会議用ディスプレイの電源が付いた。 画面には白衣を着た天井が映っている。 画面の中の彼は落ち着いた様子で口を開いた。 『大丈夫かね、みんな? 調子はどうだ?』 リフレッシュルームの面々に天井はそう告げる。 その言葉に、ダース伍長が立ち上がってディスプレイの前へと行く。 「……? 今ベヒーモスが施設内をうろついるんだぞ!」 『何、それは本当かね!? それは……気の毒に……』 「何言ってるんだ! 非常事態だぞ!」 天井の答えに、ダース伍長は画面へ怒鳴りつける。 「いつまで部屋の中に閉じこもっているつもりだ!?」 画面の向こうへと問い詰めるダース伍長。 それに天井は答える。 『何、それは本当かね!?』 『それは……気の毒に……』 画面が一瞬乱れる。 『何、それは本当かね!?』 『それは……気の毒に……』 天井が口を開いた映像が停止し、画面が点滅する。 耳障りなノイズ音をたて、映像がゆがむ。 そして、ぷつりとディスプレイの電源が落ちた。 レイチェルの部屋で聞こえた角田の通信のような明らかな異常。 絶句する面々の中で、レイチェルが一人今の会話を頭の中で反芻していた。 「……ベヒーモス?」 レイチェルはそう呟く。 彼女は知らなかった。 ベヒーモスが逃げ出したことをキューブから告げられたとき、彼女は正気ではなかった。 そして、伍長が第三ブロックでベヒーモスの居場所を見失ったという通信を受け取ったのは芳川だ。 先ほどのダース伍長の言葉で初めてベヒーモスのことを聞いたのだ。 「これ以上角田を傷つけられるのは嫌!」 叫びを上げてレイチェルがリフレッシュルームを飛び出していく。 「レイチェル!」 間髪入れずに芳川が駆け出す。 それに遅れるようにして、慌てて布束が椅子から立ち上がる、が。 「やめろ、死にたいのか?」 ダース伍長が彼女の肩を掴んで止めた。 「だって二人が……!」 それでも出口へ向かおうとする布束をダース伍長は強引に座らせる。 布束は自動で閉じた扉を見て身体を震わせる。 リフレッシュルームが他の部屋より防音に優れていることが布束の想像を余計にかき立てる。 震える手でカップを掴もうとする。 だが、その手を途中で握りしめる。 「 やっぱり after all ……放っておけない!」 椅子を蹴倒して布束は駆けだした。 大きく舌打ちをしてダース伍長も彼女を追い、キューブも掃除ロボットにつまづきながら布束が開けた扉の向こうへと向かう。 部屋の外は危険地帯。 生きて戻れるかは解らない。 リフレッシュルームからレイチェルの部屋へと向かう廊下。 そこは血の海だった。 鮮血が壁にも飛び散り、その中央には芳川が横たわり倒れていた。 むせかえるような血のにおいが廊下を満たしキューブの嗅覚を刺激する。 「芳川さん!」 布束が彼女の元へと駆けつける。 おびただしい量の血を流し続ける芳川。 彼女は両足の膝から下を失っていた 血の海となった廊下には膝の先が見つからない。 ベヒーモスの胃の中へ収まったのだろうか。 「レ……レイチェルは……」 それでもまだ意識を保ち続けていた芳川は、かすれた声で布束に言った。 「大丈夫です。 レイチェルさんは生きてます……」 布束は白衣を脱いで芳川の脚を強く縛り付ける。 だが、それでも血は止まらない。 「無茶ですよこんな事……」 涙を流し必死に止血をし続ける布束。 血の気を失い蒼白になった顔で芳川はぽつりぽつりと言葉を紡ぐ。 「……い、いいの。 わ、わたしは、ただ……レイチェルに、罪滅ぼし、を……」 波が引いていくかのように声が消えていく。 ぴくりとも動かなくなった芳川。 布束はおそるおそる彼女の脈をとる。 心臓の鼓動は、感じられなかった。 ダース伍長は芳川を一目見た時点で彼女ではなくレイチェルの方へと向かっていた。 助からないと初めから解っていたのだろう。 布束は開いた瞳孔で虚空を見つめ続ける芳川の目にそっと手を重ね、まぶたを落とした。 「……彼女は生きてる。 なんとかしないと」 レイチェルの処置を終えたダース伍長が言う。 レイチェルは左腕がひしゃげ肩が潰れていた。 ベヒーモスのあの巨体に巻き込まれたのだろう。 だが芳川と比べこちらはまだ命を長らえている。 「医務室に運びましょう。 私は応急処置程度しかできませんが……」 そう言って布束はレイチェルの元へと向かい、己よりも長身のその身体を抱え上げた。 ダース伍長は脚を失い軽くなった芳川を左肩に担ぎ上げる。 彼の体格から考えれば人二人を抱え上げることは難しくない。 だが、彼の腰にはベヒーモスに唯一対抗できるであろう大口径の銃が収まっていた。 この状況で彼の両腕をふさぐわけにはいかない。 布束は腰に力を入れレイチェルを背負う。 そして、彼女に手を貸そうとしていたキューブの顔を見た。 「キューブ、お願いがあるの」 「なんでしょうか、とミサカは問います」 「端末室へ行ってくれる? メイン・コンピュータに頼んで、所長室のパスワードを調べて来て欲しいの」 布束とダース伍長はこれから医務室へと向かう。 つまり、端末室へはキューブ一人で行くことになる。 どこにベヒーモスが潜んでいるか解らないこの廊下を進んでだ。 「今、所内が危険な状況なのは解ってるわ。 でも今頼めるのは貴女だけ」 布束の言葉に、キューブはしっかりと頷きを返した。 今できることがあるのならば、するしかない。 いや、するべきだ、とキューブは己に言い聞かせる。 ベヒーモスに対する恐怖は浮かんでこない。 「大丈夫、きっとうまく行く。 いっしょに外へ出ましょう!」 その言葉に、キューブは再び頷きを返す。 「いいか、行くぞ!」 ダース伍長の声を皮切りに、彼女達はそれぞれの目的地に向かって足を踏み出した。 キューブは足を急かせて廊下を進む。 芳川達がベヒーモスに襲われたのはつい先ほどのこと。 つまりベヒーモスは近くにいるはずだ。 危険な状況からすぐにでも抜け出そうと早歩きで進む。 端末室へ行くまでには分かれ道はない。 医務室も端末室も今いる 二階 レベル2 にあり、迂回するルートはない。 キューブは額にかけたままだった機械ゴーグルを目の上にかけた。 ベヒーモスがもしおかしな電磁波を発しているならばこれで見つけることが出来る。 もちろんそんなことは無いだろうと思ってはいたが、少しでも危険を減らそうとキューブはゴーグルのつまみを動かした。 磁力線、電子線共に反応は無し。 廊下の先には何もいない。 あの巨体だ。 物陰になど隠れることはない。 歩みを進め、廊下の角へとさしかかる。 ベヒーモスがいないか確認しようと曲がり角の先を覗こうとする。 そのすぐ目の前に、ベヒーモスはいた。 ゴーグル越しに口の中にびっしりと並んだ鋭い歯が見える。 ベヒーモスの口は赤く濡れていた。 牙と牙の間に肉片と思わしき小さな塊がこびりついていた。 その目の前をベヒーモスの頭が通り過ぎていく。 僅かでも遅れていたらあの牙に引き裂かれていただろう。 ベヒーモスはその太い四本の足で曲がり角をすばやく回る。 その巨体からは想像も出来ない俊敏な動き。 その動きはまさに獲物を前にした肉食恐竜のそれだった。 前足の爪先がわずかに床へとめりこむ。 数瞬の溜めの後、ベヒーモスは暴風のような突進をした。 キューブはそれを上に避けた。 能力で磁場を作り上へと落ちることでベヒーモスの上をくぐり抜けたのだ。 獲物を逃したベヒーモスが前進を止める。 そしてわずかに鼻を動かすと、その場で反転しようと体躯を回した。 廊下の幅よりも長いベヒーモスの全長はすぐに後ろを向くということはできなかった。 勢いよく振り回された尻尾が壁へとぶつかり、壁に大きなへこみをつける。 ベヒーモスが一八〇度身体を反転させたときには、すでにキューブは天井を駆けだしていた。 逆さまの視点のまま廊下を曲がり、駆ける。 大きな足音を立ててベヒーモスが追いすがろうと地を揺らす。 キューブに遅れて廊下を曲がったベヒーモスは、僅かに身を沈めると、天井のキューブに向けて飛びかかった。 振り返ることなくゴーグルの電磁場の動きでそれを察知したキューブは、天井に張り付いていた磁力を消し床に飛び降りる。 頭を床の上に叩きつけないように足の裏に床の建材との磁力を形成。 そして落下の衝撃を受けないように着地の瞬間再び天井との磁場を作りだした。 キューブは駆ける。 背後からは大きな着地音。 このままでは追いつかれる。 そう悟ったキューブは己の能力を攻勢に傾けた。 キューブの身体の表面に紫電が駆け巡る。 次々と生み出される電子が雷を形作り、彼女の手に雷撃の槍が生み出された。 背後へと振り返りそれをベヒーモスの頭部へと投擲する。 秒速一〇〇キロメートルを越える速さの一撃が、わずかなずれもなくベヒーモスの鼻先へとぶち当たる。 強い光と音が、ベヒーモスの動きを止める。 だが、それだけだった。 分厚い緑色の表皮は電撃を食い止め、身体の中へ電気を通すことはない。 人一人なら簡単に殺傷できる雷撃の槍はわずかに表皮を焦がしただけで消え去った。 キューブはその結果に歯がみする。 が、ベヒーモスの動きが止まったのは確かだ。 彼女はベヒーモスが己を見失っているうちに近くに見えた見覚えのある扉のパネルにIDカードを叩きつけ、開いた部屋の中へと身を投げ出した。 彼女が扉をくぐってからわずか後に扉が自動で閉まる。 その部屋は、彼女が最初に目覚めた学習機械の機材室だった。 呼吸を整え、キューブは扉の前で待つ。 自分を見失ったベヒーモスが去るのを待つ。 扉越しに足音を聞き、気配が去ってしばらくしたところで、扉を開く。 ゴーグルの視界に何も異常がないことを確認すると、指だけを先に出しマイクロ波を放つ。 反響に奇妙な歪みが無いのを感じ取り、そうしてようやくキューブは部屋から出た。 ベヒーモスの姿は既に無い。 再びキューブは足音を忍ばせながら廊下を進んだ。 見覚えのある道。 布束に初めて連れられ歩いた道だ。 メインコンピューターの端末室はすぐ近くにあった。 部屋へと入り、端末のパネルに触れる。 『チョウシハ イカガデスカ』 A.I.の音声が端末のスピーカーから届いた。 『ゲンザイ ショナイハ トテモキケンナ ジョウキョウニ アリマス ベヒーモスニ キヲツケテ コウドウシテクダサイ』 メインコンピューターもこの状況を把握しているのだろう。 そんなことを言ってきた。 「所長室の部屋のパスワードを教えてください、とミサカは緊急の申請を出します」 『ショチョウシツノ パスワードデスネ? ショウショウ オマチクダサイ』 二秒ほど音声は止まり、再びスピーカーが鳴る。 『ハンメイ シマシタ ムゾウサナ モジノ クミアワセノ ヨウデス』 端末の画面に文字が表示される。 O A K F D E、と六文字のアルファベットだ。 キューブはそれを頭の中で反復すると、パネルを操作を終了させる。 そして再び五感を警戒状態へと働かせ、医務室に向かい廊下へと歩き出した。
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