海南鶏飯とカオマンガイって同じもの? 『海南鶏飯』の読み方ってわかりますか? そのまま読めば 「かいなんけいはん」 中国語読みを英語表記にするとHainan「はいなんじーふぁん」 なので 「ハイナンけいはん」とか「ハイナンチキンライス」とか呼ばれてたり、 『シンガポールチキンライス』という名称が 日本ではメジャーかもしれません Wikipedia によると 海南鶏飯(ハイナンジーファン、かいなんけいはん)は、茹で鶏と、 その茹で汁で調理した米飯を共に皿へ盛り付けた マレーシアやシンガポール、タイなどの東南アジア周辺地域で一般的な料理。 ニワトリの脂で炒めた白米を、ニワトリを茹でてとったスープで調理した、 雞油飯と呼ばれるご飯に、茹でたとり肉のぶつ切りが添えられ、 多くの場合上記のスープと共に供される。 鶏肉の旨味がご飯につけられ、あっさりとした上品なうま味が特徴である。 鶏肉の脂分がゼラチン状に固まった食感を楽しむ料理なので、 調理後に冷ました鶏肉を使用する。 そして、同じような手法で作られるのがタイの 『カオマンガイ』 カオマンガイもその名の通り タイ語でカオ=「米」ガイ=「鶏」のことで 鶏肉ご飯、タイのチキンライス。 カオマンガイも海南鶏飯(シンガポールチキンライス)と同様 鶏のあぶらで炒めた白米を鶏スープで炊き込んで 炊いたご飯の上に茹でた鶏肉を乗せて、甘辛いタレとスープとともに提供される 付け合わせにキュウリがのっているこんなプレートをみたことがあると思う シンガポールの海南鶏飯もカオマンガイも基本的には同じですね 厳密に言えば、タイのカオマンガイはタイ米(ジャスミンライス)を使うとか 細かくは別ものという人もいるとは思いますが・・・ ま、一つ言えるのは 日本のチキンライスはオムライスとかの卵焼きの中に入ってるのは ケチャップライスで 海南鶏飯(ハイナンチキンライス)とは 全然別物ですね! なのでチキンライスってイメージでこれが出てくると 面食らう人もいるかもしれません。 東南アジア系の料理が好きな方なら 「カオマンガイ大好き!」 「シンガポールチキンライスうまいよね!」 って方も多いと思う、私もその一人なんですが これって、簡単そうに見えて意外と手間がかかりそう。。。 って 自分で作るのは めんどくさそうって思ってません? まあ、私はそう思っていたんですが・・・・ 超手抜きで作ろうと思えばできるんですね。 スポンサーリンク 炊飯器だけで簡単に海南チキンライスの作り方 準備したもの ・カルディの海南チキンライスの素 ・特売の鶏もも肉 300g ・米2合 『海南鶏飯』の中に入ってるのは、この3種のタレだけ。 キュウリは忘れてました・・・ あとは かけダレが2種類あるので お好みのタレをかけて食べると まさに海南鶏飯!カオマンガイ!! 黒は醤油ベースのソース 赤は生姜の効いたシンガポールチリソース 私は赤のかけダレの方が好みでした。 付け合わせにインスタントのスープでもつけたら アジア屋台の味が再現できます。 なぜ炊飯器だけでこんなに美味しいカオマンガイが? 味付けも調味料も何にもする必要がない手軽さ、 簡単でおいしいにこしたことはありません。 手抜き万歳。 なんせ、 ご飯を炊くときに鶏肉と炊き込みタレを入れただけ。 鶏肉から出る脂で炊いたチキンライスが 美味しいのは当然なんですが 下ごしらえで材料を切る必要もなく、 買ってきた、 そのままの鶏肉を入れただけ 味付けも調味料の分量すら測る必要もなく 唯一測ったとすれば、米2合の分量くらいか。 私のような適当めんどくさがり人間に ぴったりのアイテムでございました。
次の隠し味にめんつゆを加えよう。 我が家では普段からヤマキ製のめんつゆを使っていますが、塩分カットを使うのは今回が初めて。 要は、だしのうま味と香りを効かせることで、減塩しながらもレギュラー品のヤマキ「めんつゆ」と同様の味に仕上げたようです。 タレ・ソース• ショウガ:ひとかけ(小指の第一関節ぐらい)• にんにく:ひとかけ• めんつゆ:小さじ2• 水:小さじ3• しょうゆ:小さじ1• 酢:小さじ1• 砂糖:小さじ1• ごま油:大さじ1• 作り方・レシピ 1 鶏肉の下処理 鶏肉を広げて、爪楊枝やフォークなどを使ってグサグサ刺しましょう。 もちろんお肉全体を刺しましょうね。 次に、お肉に塩を擦り込みます。 粗塩を使います。 さらに、めんつゆ(小さじ1杯)をお肉に染み込ませるように付けます。 擦り込む用の塩を減らす代わりに、めんつゆの塩分・うま味を利用します。 擦り込み用の塩の代わりにめんつゆを使う方が減塩できる上、めんつゆのうま味が活きるので一石二鳥ですよ。 これでお肉の下処理は完了です。 2 炊飯器にどんどん足していこう まずは、普段のご飯と同じように、白米を洗って普通に水を加えます。 今回はお米2合を使うので、2合分の水を加えます。 ここまでは普段のご飯と同じですね。 次に、めんつゆ(残りの小さじ1杯分)と鶏ガラ粒を炊飯器に加えます。
次の3種類のたれ(醤油ソース、チリソース、ジンジャーソース)は、それぞれの材料をまぜて、事前に作っておく。 デコレーション用のキュウリをスライス、ミニトマトは半分に、パクチーは小口切りに切っておく。 鶏もも肉をフォークで数回刺して、小さい穴をたくさんあけておく。 特に皮の部分を多めに! 4. ジャスミンライスを洗う。 日本のお米のように研ぐ必要はないので、すすいだ水が透明になってきたら完了。 洗ったお米を炊飯器に入れ、「Singapore Hainanese Chicken Rice」シーズニングペーストを半分入れる。 このシーズニングのパッケージにフライパンでの作り方が書いてありますが、今回は炊飯器を使うやり方ですので無視してください。 シーズニングが無い場合には、しょうがのみじん切り大さじ2、しょうゆ大さじ1、チキンスープの素小さじ2、サラダ油小さじ1、塩小さじ1、を入れてさっと混ぜる。 炊飯器の目盛り(お米の合数)まで水をそそぐ(ジャスミンライスは見ず少なめでもOK)。 お米の上に鶏むね肉を皮を下にして乗せ、残りのシーズニングペーストを鶏肉に絡ませ、刻んでおいたネギ、生姜、にんにくを乗せて、ご飯を炊く。 炊き上がったら、炊飯器から鶏肉を取り出して(熱いので注意!)、ご飯を混ぜる。 鶏肉は食べやすい大きさに包丁で切る。 5cm 幅くらいのスライスが良いと思います) 9. お皿に、ごはんとキュウリ、トマト、鶏肉を盛り付け、あればフライドオニオンをまぶして、パクチーを添える。 (我が家はパクチー好きなのでたっぷり!今回はフライドオニオンは無しで作りました) 10. できあがりです!3種類のソースをかけながら、ソースとのハーモニーを味わってくださいね! 本来は?鶏肉にソースをかけてスプーンで鶏肉を切りながらご飯と一緒に食べるのが「チキンライスの食べ方」と言われているようですが、不思議なことに、ソースをごはんにかけるときと鶏肉にかけるときとでは味わいが違いますので、私はごはんにもちょっとかけて、ご飯だけ食べたりもします 笑 始めは各3種のソースを試して、一通り試したら2つや3つのソースを混ぜちゃうのもアリです! 昔働いていた会社の上司が、マレーシアからの帰国子女で、この「海南鶏飯の食べ方」なるものが有ると、熱心に説明してくれました。 でも、好きなように食べていいと思います! 笑 今回、私は間違って骨付きの鶏もも肉を買ってしまったのですが、炊飯器から取り出してカットすることを考えると、骨なしのお肉の方が扱いやすいです。 骨付き肉がお好きな方は、ぜひ骨付きでやってみてください。 また、「鳥の皮好きじゃないんだけど・・・」と言う方がいると思いますが、必ず一緒に鳥の皮も調理してください。 理由は、皮からうまみが出てごはんに風味が移るからです。 私も皮は好きじゃないのですが、炊飯器で炊くと、しっとり柔らかくなり、気にならずに食べることができます。 どうしても気になる方は、炊飯が終わって鶏肉を取り出した時に皮だけ取り除いて鶏肉をスライスしましょう。 材料を炊飯器にぶち込むだけの簡単シンガポールチキンライスが完成.
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