さつまいもは、でんぷん質が多いのでエネルギー源となる主食に分類され、風邪予防や鉄分吸収をサポートするビタミンCや抗酸化作用のあるビタミンEを豊富に含んでいます。 また、さつまいもには腸内で水を吸って膨らむことで腸の活動を促進する不溶性の食物繊維が含まれているので、便秘に効果が期待できます。 そして、さつまいものでんぷん質は加熱すると一部がショ糖に変わるので甘みが増し、一方でビタミンCはでんぷん質に守られているおかげで減らないため、調理することで美味しくなり栄養価が変わらないのも特徴です。 このように、さつまいもは甘みがあり、消化しやすいでんぷん質が多いため食べやすいばかりでなく、栄養価も高いため、離乳食にお勧めの食材の一つなのです。 50人のママからウォーターサーバーの利用に関して、よかった点、悪かった点などについてアンケート調査を行いました。 ミルク作りや離乳食作りをされている方もぜひ参考にしてみてください。 冷凍保存した場合は2週間を目安に使い切るようにします。 また、さつまいもの甘みを引き立てるために、しらすやツナ水煮といった塩分を含むたんぱく質食材とも相性がよいです。 栄養価の面でも、さつまいもにはたんぱく質をエネルギーにするために必要なビタミンB6が多く含まれるので、たんぱく質食材との組み合わせはお勧めです。 ただし、塩分を含む食材を離乳食で使う際には、熱湯をかけて塩抜きをすることを忘れないようにします。 下ごしらえ済みのさつまいも 15g• お湯 15cc 大さじ1) 作り方 下ごしらえ済みのさつまいもをマッシュし、お湯で溶きます。 下ごしらえ済みのさつまいも 15g• ツナ水煮缶 小さじ1• お湯 5cc 作り方• ツナ水煮缶は熱湯をかけて塩抜きをし、すりつぶします。 さつまいもはマッシュし、1とお湯で和えます。 ツナ水煮缶の汁には塩分が含まれていることがあるので、お湯でのばします。 下ごしらえ済みのさつまいも 15g• りんご 10g 作り方• 下ごしらえ済みのさつまいもは細かく刻みます。 皮をむいたりんごをすりおろし、耐熱皿で1と和えます。 2を電子レンジ500wで20秒加熱します。 りんごも食物繊維が豊富なので便秘予防におすすめです。 また、乳アレルギーの心配がない場合は、無糖ヨーグルトと和えてアレンジしても良いです。 さつまいも 20g• 大根 20g• しょうゆ(もしくは味噌) 少々• 小松菜 ひとつまみ 作り方• さつまいもはよく洗い、皮つきで薄くいちょう切りにし、10分水に浸してアク抜きをします。 大根は皮をむき、薄くいちょう切りにします。 小松菜はみじん切りにします。 鍋に1をいれ、2,3を加えて沸騰したら蓋をして弱火で5分煮ます。 しょうゆで調味し、4を加え、ひと煮立ちさせます。 たんぱく質源として、小さく切った絹ごし豆腐を加えるのもお勧めです。 家族分で大量に作り、取り分けして離乳食にしても良いメニューです。 下ごしらえ済みのさつまいも 20g• かぼちゃ 25g• 冷凍ほうれんそう 5g• 絹ごし豆腐 20g• とろけるチーズ 3g 作り方• さつまいもは5mm角に切ります。 かぼちゃは皮をむき、5mm角に切ってラップに包み、電子レンジ500Wで30秒加熱します。 ほうれんそうは細かく刻みます。 絹ごし豆腐はスプーンで滑らかにのばします。 耐熱皿に、1,2,3を入れて軽く混ぜ4をかけ、とろけるチーズをのせて、トースター900Wで7分焼きます。 とろけるチーズの塩分が根菜の甘さを引き立てるので、調味料なしでも素材の旨味を感じられます。 とても器が熱くなるので、誤って触らないよう、冷ましてから赤ちゃんの前に置くようにします。 さつまいも 80g• 米 2カップ• 水 4カップ• さつまいもは皮をむいて1センチの角切りにし、10分水に浸してアク抜きをします。 しらすは熱湯をかけて塩抜きをします。 炊き上がったさつまいもごはん90gに3をトッピングします。 しらすには塩気があるので、さつまいもの甘さを引き立ててくれます。 しらすの代わりに、すりごまをトッピングしてアレンジができます。 一口サイズのおにぎりにして手づかみ食べにするのもお勧めです。 下ごしらえ済みのさつまいも 20g• 小麦粉 大さじ2弱• 水 小さじ2• サラダ油 少々 作り方• 小麦粉と水を合わせ、練ります。 1を2等分して丸め、薄くのばしてさつまいもを包み、平たくします。 小麦粉の皮で噛むのに適度な硬さになるので、よく噛んで食べることでさつまいもの甘さを感じられるおやつになります。 その半面、特にスプーンを使うことができる完了期頃になると、赤ちゃんが勢い余ってマッシュ状のさつまいもを喉に詰まらせてしまうことがあります。 赤ちゃんが自分で食べるようになったら、水分補給とゆっくりスプーンで食べているかを確認するようにします。 また初期~後期にかけても、赤ちゃんが飲み込みづらそうな場合は水分補給を忘れないようにします まとめ 味覚の中でも「甘み」は早くから感受性が備わっているので、自然の甘みたっぷりのさつまいもは赤ちゃんが気に入りやすい味です。 さつまいもは1年中出回っているので入手しやすく、食材の組み合わせでメニューのバリエーションを広げやすいので離乳食で使いやすい食材の一つです。 また、腸内環境を整えてくれ、ビタミンCやEの効果で免疫力向上にもつながる美味しくて栄養豊富なさつまいもは、赤ちゃんの健康維持のためにもおすすめします。 秋と言えばさつまいもだけじゃありませんよね。 秋の果物の代表格「梨」の離乳食もご紹介していますので参考にしてみてください。
次のスーパーへ買い物に行くと、様々な種類のさつまいもを目にするかと思います。 さつまいもを洗い、ホイルに包みます。 さつまいもを水で洗い、ラップでふんわり包んだら電子レンジで火が通るまで温めます。 食パンをそれぞれの時期に合わせた大きさにちぎり、鍋に入れます。 さつまいもとひじきご飯。 お米を研ぎ、水に浸しておきます。 さつまいもをサイコロ状に切り、 10分ほど水にさらします。 生ひじきの臭みをとるため、水で洗った後、お湯にさらします。 炊飯器にお米、白だし、水を入れて混ぜます。 お米の上にさつまいもを並べ、その上にひじきをちらします。 豚肉、人参、さつまいも、小松菜を食べやすい大きさに切ります。 鍋に少量の油をひき、豚肉を炒めます。 豚肉に焼き色がついたら、さつまいも、人参、小松菜を加えて炒めます。 小松菜がしんなりするまで炒めたら、だし汁を加えて弱火で 5分煮ます。 薄口醤油と砂糖を加え、弱火で 2分煮ます。
次の1 さつまいもはおかゆの次に食べさせてあげたい離乳食 1-1 さつまいもを食べさせても良い時期 さつまいもは 離乳食初期の「ゴックン期」から食べられます。 離乳食を始めると、今まで母乳やミルクなどの水分のみをとっていましたが、 固形分を食べるようになることで水分が少なくなり便秘がちになる赤ちゃんがいます。 食物繊維も豊富なので、 離乳食初期、中期、後期を通してぜひ食べさせてあげてください。 加熱するとやわらかくなり、形の調節もしやすいので、離乳食初期から安心して使用できます。 1-2 食べさせるときの注意点 さつまいもは加熱するとやわらかくなりますが、 加熱が不十分だと赤ちゃんが歯茎や舌でつぶせずに吐き出してしまうことがあります。 やわらかくなったかどうかの判断は、 親指とひとさし指を使って簡単につぶれることや、 スプーンの背で簡単につぶれる硬さを目安にしてください。 大人でもさつまいもを塊で食べると喉につまりやすいように、 水分が少ないと飲みこみにくいです。 鳴門金時のようなホクホクした品種は、 あんかけにしたり、スープに入れるなどして赤ちゃんが飲みこみやすいように工夫してあげてください。 1-3 アレルギー アレルギーを起こす アレルゲン はたんぱく質に含まれますので、微量ですがたんぱく質が含まれるさつまいもでもアレルギー症状を起こす方はいらっしゃいます。 じゃがいもや根菜類でアレルギー症状を起こした方は、注意したほうが良いです。 初めてさつまいもを食べさせる時には、アレルギー症状が出ないか確認をしてください。 2 時期ごとのさつまいもの食べさせ方 2-1 離乳食初期 初期の「ゴックン期」には、 やわらかく加熱して、ペースト状につぶしてだしやお湯でのばすと10倍粥に慣れてきた赤ちゃんもゴックンしやすいです。 2-2 離乳食中期 中期の「モグモグ期」は、 やわらかく加熱したさつまいもをペースト状にしたものと、3㎜程度の角切りにしたものを混ぜて食べさせます。 2-3 離乳食後期 後期の「カミカミ期」には、 やわらかく加熱したさつまいもを小さな角切りにして食べさせます。 7~8ヵ月頃の中期のふわふわべたべたから、 固形にしていくようにしましょう。 3 さつまいもを使った離乳食おすすめレシピ 3-1 離乳食初期「ゴックン期」レシピ3選 離乳食初期の赤ちゃんがいろいろな食べ方ができるおすすめレシピです。 ・さつまいもペースト ・さつまいものポタージュ トマト風味 ・オレンジスイートパン粥 3-2 離乳食中期「モグモグ期」レシピ3選 食べられる食材も増えてくる時期に、ぜひ試していただきたいレシピです。 赤ちゃんが食べやすいように水分も一緒にとれるように工夫しています。 ・さつまいもの白身魚あんかけ ・さつまいもの根菜シチュー ・さつまいものミルク煮 3-3 離乳食後期「カミカミ期」レシピ3選 歯も生えてきて食べる意欲が出てきている赤ちゃんにぴったりのレシピです。 カミカミしたくなるように、少し食感を残しています。 ・さつまいもとりんごのきんとん ・さつまいもとブロッコリーのグラタン ・さつまいもときなこのおやき まとめ さつまいもは離乳食にとても使いやすい食材でおすすめです。 加熱するとやわらかくなりますので、 離乳食の段階に合わせてすりつぶしたり、小さく切って食べさせてあげてください。 食物繊維が豊富なので、 便秘になりやすい離乳食の赤ちゃんにもぴったりです。 自然な甘さも、おかゆに慣れてきた赤ちゃんも喜んで食べてくれますので、ぜひ食べさせてあげてください。
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