私の車にはルーフボックスが付いています。 車もなので車高が高くボックスを合わせると2. 2~2. 3m程度になります。 この車で洗車機に入れるのか調べてみました。 洗車機に入れたい理由 「洗車機に入れると傷がつく」「洗い残しが出る」等の意見があると思います。 しかし冬は寒い!手洗い洗車をするとなれば水が冷たくて私には耐えられません。 それだけではなく、冬になると私はほぼ毎週に行くため道中の汚れで黒い車が真っ白に... さらに車の下回りについたを放置すると錆の原因になります(既にフレームが錆錆ですが) そのをなるべく早く落としたいのが洗車機に入れたい一番の理由です。 洗車機の車高制限を確認する。 ほとんどの洗車機には入り口に『車高制限〇. 〇m以内』と記載されていますので、自分の車が制限以内に入っていることを確認しましょう。 店員さんにも確認してみる。 心配だったので店員さんにも確認してみました。 私「車高制限以内に入ってるのですがルーフボックス付きの車も洗車機を利用してもよいですか?」 店員さん「車高制限以内であれば入れますが、途中で止まる可能性があるので止まったらそのまま車から出ずに待っていてください。 あと選択メニューの装着品でルーフボックスを選択してください。 」 との事でした。 制限内だとしても無断で入って洗車機を壊してしまったり、車に傷がついたりするのは嫌なので事前に店員さんに確認することをおすすめします。 洗車メニュー、オプションの選択 洗車メニューでフレームのをなるべく落としたいので下回り洗浄は必須! 洗車メニューのほかに自分の車の装着品を選択する項目があります。 ここで定員さんに言われた通りルーフ装着品の項目を選択しておきます。 ついでにミラーも付いているので補助ミラーの項目も選択。 洗車開始 サイドミラーをたたみ、洗車機の指示通り洗車を開始。 無事途中で止まる事無く洗車機で洗うことができました。 今回たまたま私の車が出来ただけで、搭載しているルーフボックスの種類や車種によっては使用出来ないかもしれません。 もし同じようにルーフボックス付きの車で洗車機を利用したい場合は、 ・車高制限の確認 ・店員さんに相談 ・搭載品の選択 をする事をおすすめします。
次のエクスプレスウォッシュ・Express Wash Impression エッソ、モービル、ゼネラルのエクソンモービル系セルフスタンドに納入される洗車機が 「Express Wash(エクスプレスウォッシュ)」です。 エクスプレスウォッシュの特徴は店舗外装に合わせた専用デザインの洗車機本体と周辺機器。 「スピードパス」対応の液晶タッチパネルによる受付ユニットと特別洗車コースの 「泡ジェットコーティング」の標準搭載。 最近の機種ではトッピングが充実。 ホイール洗浄や下部洗浄、簡易水垢落としのパワフル洗浄が一部機種に搭載されています。 洗車コースは・・・・ 「シャンプー」 「ワックス」 「泡ジェットワックス」 「泡ジェットコーティング」 が基本になります。 エクスプレスウォッシュでヘッド部分に凹みがあるのはCCDカメラ内蔵のVS(ビジュアルセンサー)機。 これはエムケー製だけの装備。 最近のエクスプレスウォッシュでは専用ブラシによるホイール洗浄が可能になりました(一部機種には未搭載)。 注意書き。 一部ホイールではキズや洗い残しが出る場合があるので要注意。 最近極稀に見る、価格がプラス1000円という高価なトッピングコース「パワフル洗浄」。 これはエムケー製だと 新型水垢落としコース「プロッシュ」に該当。 メタリックブルーのクルマでも結構効果あり。 その他に追記すべき点は1. 5往復機「スーパーブライト」だと「泡ジェットワックス」、「泡ジェットコーティング」 のときに噴射される泡のノズル位置が、標準機では洗車機出口付近にあるものがエクスプレスウォッシュの場合、入口付近に変更されている。 ここでベース機種の見分け方を紹介。 左のデザインの本体側操作パネルはワンウェイ機「エスペル」や1. 5往復機「パルテナ」まで使われていたもの。 こちらのデザインが2015年現在の現行機ワンウェイ機「ヴァース」や1. 5往復機「スーパーブライト」の物。 標準機とは色が違うのみ。 門型洗車機「G-FourVS」のエクスプレスウォッシュ。 5往復ドライブスルー洗車機「パルテナVS」のエクスプレスウォッシュ。 ワンウェイドライブスルー洗車機「ヴァースVS」のエクスプレスウォッシュ。 5往復ドライブスルー洗車機「スーパーブライト」のエクスプレスウォッシュ。
次の街中にあるガソリンスタンドの洗車機で見かける「DAIFUKU」のマーク。 国内で約40%のシェアを占めているという 訪れたのは滋賀県に生産拠点を置く洗車機メーカー大手のダイフク。 自動車工場の生産ライン向けシステムや物流センターの自動倉庫、それに仕分け装置などを手がける物流システムで世界ナンバーワンの会社でもある。 同社は1977年から洗車機の生産を開始しており、これまで物流システムで培ったローラコンベヤ技術を応用した連続洗車機や、洗車時に使う水の使用量を従来の約2分の1に削減した節水タイプの機種などを業界に先駆けてリリース。 生産から40年以上を経た今では国内の洗車機でトップクラスのシェアを占めているという。 省スペース型の洗車機「ゼクス」。 ゼクスはガソリンスタンドやカーディーラーのスタッフがクルマを預かって洗車をしてくれる従来タイプの洗車機。 洗車機の奥行き設置寸法は8mとなっており、業界初となる洗車機前面に取り付けた「フロントサイドブラシ」で、リア部をブラッシングすることにより、一般的な洗車機と比べると奥行き寸法が2m近く短縮。 AWT事業部・生産本部・開発部・技術開発グループ、グループ長の森稔明さん さて、ひと昔前は洗車機で洗車すると、洗車傷がついてしまい、あまり洗車機で洗車をしたくないと思うことがあったが、いまはどうなのだろうか? 洗車ブラシは、かつては化繊ブラシだったが、今はスポンジブラシや高級不織布を用いた布ブラシが主流となっており、化繊ブラシも今は特殊ゴムを配合しているという。 森稔明グループ長は、 「ブラシの素材は進化しています。 クルマの塗面の硬さは4H程度(鉛筆やシャープペンシルの芯でも使われる硬さを示す指標)と言われており、ブラシ素材はクルマの塗装よりも柔らかく、ブラシ素材ではボディにキズは付きません」。 また、洗車時はボディにブラシを押しつけて洗っている印象があるが、実は押しつける圧力は手洗いより弱いという。 意外な事実に正直驚いた。 ここまで進化していたとは……。 化繊ブラシの「リップルブラシ」。 特殊ゴムを配合しておりソフトに洗車することが可能。 前出の森稔明グループ長は、 「アンケートの内容を見ると、もっと洗って欲しい箇所があるのが分かりました。 例を挙げるとリアスポイラーやドアミラーの下部ですね。 今ではしっかり洗えるようになっています」という。 スポンジブラシのボリュームも従来から1. 3倍になったそうで、軽自動車から大型サイズのミニバンまで、ボディサイズの異なるモデルでも隅々まで洗えるように大きさ(容量)を確保しているとか。 また、ホイールを洗うブラシも進化しており、高圧水を噴射しながら洗うことで、以前では落ちにくかった、ホイールやタイヤ表面の汚れも落とせるようになっているという。 こちらは下部洗浄装置「スニーカーウォッシュ」。 業界唯一となる伸縮アームノズルを採用。 もちろん新型車が出たらテストはしているが、それよりも突起物、例えばワゴン車の前方の死角を軽減するミラーなど、外回りに新しいパーツが装着されたクルマが出てきた時は検証に時間を費やしている」(森稔明グループ長)という。 強力なブロー(乾燥)でボディサイドの水滴を吹き飛ばす。 加えて、ノズルが左右にスライドする機構によって全幅が異なる車種に対応。 0~300mmほどの間でスライドする さて、読者にとっても一番気になるのは洗車機と手洗い洗車との比較だろう。 短時間で済ませられるのは当然洗車機だが、それ以外で洗車機のメリットを聞いてみた。 クルマを手洗いする場合は泡立てたスポンジでいきなりボディを洗うのはダメだというのはご存じのとおり。 キズが付く原因の多くはボディに付いたホコリであり、スポンジで洗う前に水をかけて取り除くのだが、実は洗車機でも同様なことが行なわれている。 「洗車機ではスタート時にボディに水をかけて、表面の砂やホコリなどを洗い流しています。 さらに、洗った後はノズルから圧縮された空気を噴射して水滴を吹き飛ばすので、拭き上げ作業がとてもラクです」(森稔明グループ長) つまり、洗車に慣れたユーザーが行う手洗い洗車のセオリーを採り入れていて、それを誰でも享受できる点が最大のメリットといえるだろう。 なお、汚れがひどい場合は洗車機で洗う前に高圧水洗浄や泡洗車したほうが良いそうだ。 まさか手洗い洗車を機械が行うのかと思ったがちょっと違う。 これは手洗い洗車ををウリにしているガソリンスタンドに設置されている手洗い専用機だ。 洗車スタッフが手洗い洗車をする際に補助するもので、ノンブラシタイプで高級感のある手洗い洗車を演出。 クリーマーの特殊な泡は、他には真似のできないクリーミーな質感でボディに定着し、手洗い作業がスムーズに行える。 ダイフク独自の高圧スピンノズルによる洗浄と高級泡洗浄を行う。 ノズルはモーターではなく水流で回転させているという。 さらに、16段階で検知するようになっているので、合計すると3808本相当の解像度で検知していることになる ここまで洗車機のスゴさを紹介してきたが、まだまだ驚いてはいけない。 続いては洗車機の先進技術について紹介していこう。 一番の進化はセンサーだ。 洗車機内部に3808本相当のビームを用いて、ボディの形状を正確にスキャニングすることにより最適なブラッシングを実現。 同時に、水やシャンプーが出るタイミングも最適な時に出るようになっている。 さらに目を見張るのは、ブラシの角度が傾斜をしてリアスポイラー下部の洗い残しをなくしているのだ! また、水量についても手洗い洗車と比較した場合、大幅に少ない。 例えば自宅で20分間、水を出し続けると400L程度使うというが、洗車機では洗車コースにもよるが、1台洗うのに40Lほどで済むというのだ。 静音対策にも力を入れており、従来では洗車機の前で会話をするのもままならなかったのだが、静音システムを搭載した洗車機では会話も容易に。 同システムではブロー周りにカバーを付けたうえ、カバーには吸音材を使用。 ブローのノズルにも吸音材を使っている。 「洗車機の前で会話できるレベルを目標に開発した」という。 静音システム「クリスタルドライシステム」。 洗車機は乾燥時に音が一番大きくなるのだが、その対策としてブロー周りにカバーを付けた静音システムを洗車機上部に搭載。 ちなみに洗車機正面から10mの地点で-9dB音が小さくなっているという 本文が予想以上に長くなってしまったが、それほど中身が凄かったということだ。 読者のみなさんも洗車機のスゴさが分かってもらえただろうか? 特にクルマを洗う工程はブラシで洗えないところはないというほど、クルマの形状を正確に捉えブラシの動作を徹底的に追求している。 同時にブロー(乾燥)時は極力ボディに水滴が残らないよう工夫をしているのだ。 その一方で新しい時代の洗車機として、スライディングバブルといった泡洗車システムで「魅せる洗車」を提供。 クルマを洗いに来た、あるいは給油だけのドライバーに対して「クルマに気持ち良さそうな洗車」を提案しているのが伺えた。 クルマの手洗い洗車は愛車へのいたわりも含め愉しいひと時でもある(最中にボディのサビやヘコミ、キズなど思わぬ発見もあり悲しくなる時もあるが……)。 しかし、それよりも時間効率の良さもそうだが、洗車機ならではの高圧水洗浄や泡洗車を考えると洗車機の方が良いと、改めて感心してしまった。 手洗い派の人もこれを見て洗車機のイメージが随分と変わったハズだ!!
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