このお正月のおせち、もう決めました? 我が家では、COOPあたりで、子供たちが好きそうなものだけ ちょこちょこ買ってくる予定です。 でも、年始に大勢の来客があるお宅だと、一セット買うと、 豪華だし、たくさんの料理を作らなくて済むので、 購入される場合もあるんだろうなぁ、って思います。 市場では、その余波で、おせち需要の伊勢エビの値段が 高騰しているとか。 卸売市場での取引価格は、騒動が起きる前に比べて2割程度上昇している。 市場名はロブスター。 「非常に美味」なのだそうです。 広義にはイセエビ科の数種を指す。 「イセエビ」は厳密にはその中の1種だけを指すが、日本の水産業者等の間ではイセエビ科に属するいくつかのエビの総称となっており、輸入種も含めて市場においてもその総称で流通している場合が多い。 ただし、広い意味では、イセエビ科のエビ、先ほど出てきた ミナミイセエビ属のオーストラリアロブスターや、 アフリカロブスターも、市場ではイセエビとして取り扱われて いるとのことです。 広義にはロブスターは大型の歩行型エビ全般を指す総称であり、イセエビをロブスターの一種とみなすのは、その意味では間違いではない。 狭い意味では、ロブスターはザリガニの仲間だから、 イセエビ下目のイセエビはロブスターではないんだけど、 おおざっぱに、大型の歩くエビをロブスターって呼ぶ場合も あるから、イセエビもロブスターと呼ばれたりもする、と。 ちなみに、イセエビの英名は、Japanese spiny lobster。 ロブスターって、呼ばれてますね笑。 久々に亜目とか、属とか科とかいうの話を読んで、学校の 生物の時間を思い出しちゃいました。 そもそもザリガニって広い意味ではエビなのだよな、と 改めて知ったわけです。 早とちりかもしれない。 とはいっても、伊勢で捕れたかどうかはともかく、日本近海産ではない、 アフリカミナミイセエビ(アフリカロブスター)や、 オーストラリアミナミイセエビ(オーストラリアロブスター)を イセエビと呼ぶのはよくても、「伊勢海老」って書いちゃうのは どうなのかなぁ、って私は思ったりしますけどねぇ・・・。
次の味の違いは一目瞭然!? 正直言うと、 そもそもの伊勢海老とロブスターの味の違いはあまりないらしいです。 どちらも新鮮なら、弾力もあって味も甘く、うま味があって美味しい! のですが、決め手となる 「鮮度」でどうやら味の違いが生まれているようで・・!?• 伊勢海老はしっかりプリプリで甘い!• ロブスターは味が落ちている…? こんな感じになってしまうようです>< 伊勢海老はしっかりプリプリで甘い! ご想像通りの伊勢海老の味!!(?) 日本近海で獲れた伊勢海老は 味がバツグン、プリップリで超絶品だそうでございます。 (先輩談) なんていうか、「詰まってる!」という感じ?しっかりとしていて、食感がすごくよかったそうです。 当たり前ですが。 なので外国で現地のロブスターを食べた場合は美味しいという話ですが、私たちが(日本の)船上で食べたロブスターは、新鮮ってわけでもなく。 先輩 「ロブスターは味があんまりよくない。 身もしっかりしてない」 んだそうです。 正直、ロブスターは味付けはしっかりしてたので、そんな味の違いが分かるもんかなぁ・・という感はぬぐえませんが、実際に伊勢海老も食べてみたら変わるらしいです。 伊勢海老は1kg10000円• ロブスターは1kg4000円 うわぁ、伊勢海老ってこんなに値段が・・・ 高級食材!!! ちなみに伊勢海老の重さは1匹140~550gくらいだそうで、大きいやつは贈り物に使われたりするエリートらしいです。 伊勢海老安くても 1400円・・・お店で調理したの出してもらったら、もっと高いだろうしなぁ(・・;) やっぱロブスターでいい?い、いや・・。 というかどうせ食べるなら、美味しい食べ方とかあるんでしょうか?ダメな調理法とかは?? 食べ方はだいたい同じ だいたい焼いて何かかけて食べたり、蒸す、炙る、パスタなどの具にする、などが一般的ですね! どれも美味しそうですが、 ロブスターにはちょっと真似できない伊勢海老の食べ方も!? 伊勢海老はさすが日本の食材なだけあって、和風な調理法でも食べられます。 カニ汁くらいしか飲んだことないけど、伊勢海老汁めっちゃ美味しそう!! しかし、人によっては「煮たり、汁物にしない方が良い。 味が抜けるから。 」という人もいます; 焼くのが一番だとか?好みによるところでしょうか。 日本or海外?生息地の違い 伊勢海老は日本、ロブスターは海外とさらっと言ってきましたが、具体的にはどの辺なんでしょうか? 海外産にも伊勢海老がいるって噂が・・? まず、 伊勢海老は日本近海の浅瀬です。 茨城県~台湾の太平洋岸の、サンゴ礁や岩場に潜んでいます。 ロブスターは外国の深海にいます。 ヨーロッパ周辺の大西洋や地中海、それと、アメリカやカナダ周辺の大西洋に住んでいます。 こうしてみると全然違いますね!伊勢海老はサンゴ礁なんて、可愛らしいですな。 ロブスター、まさかあのでかいエビが深海にいるだなんて・・・。 伊勢海老ははさみがない• ロブスターには(だいたい)大きなはさみが! という違いです。 こりゃぁ~分かりやすいっ。 はさみの有無なんて、見間違いようが・・・ん、 「だいたい」??? って、なに?(困惑) 伊勢海老ははさみがない 伊勢海老には「絶対に」はさみはありません。 あとロブスターとの違いは、とげとげの体がぱっと見で違いますね。 エビなのに、体につるっとした感じがありません。 むしろざらっとしています。 それに、長く目立つ触角!体長をはるかに超えていて優雅そのもの。 なんとなーく、伊勢海老からは 「和」の雰囲気を感じませんか?? ロブスターには(だいたい)大きなはさみが! 実はロブスターと呼ばれる種類の生物は何種類かいて、中にははさみのないタイプもいます(汗) こういうのがいるから間違えるんだよなぁ>< でも、「伊勢海老」と呼ばれるものは日本近海にしかいないので、その他はロブスターですね。 はさみの他のロブスターの特徴は、伊勢海老と違って体がつるつるしていて棘が少ない、というところがあります。 伊勢海老はふつう体長35cmくらいで、40cmを超えるものはすごく稀です。 ロブスターは40cmくらいで、伊勢海老とあまり違いがないかも・・と思いきや、 120cmにもなるロブスターもいるんですって!!! すっごい大きいなぁ伊勢海老と比べて。 いや比べなくてもでかいわ(・・;;) あのはさみで120m・・こわ・・・。 でも食用にするのは伊勢海老と同サイズも多いですから、それも見間違える一因になってますよね。 伊勢海老とロブスターはどっちもエビの仲間? 最後にちょこっと専門的な?話を。 そもそも 伊勢海老とロブスターは何者なのか??まさかザリガニの仲間ってことは・・ まず伊勢海老は、もちろんエビの仲間です! エビ目 イセエビ下目 イセエビ科 イセエビ という種名の生き物ですね。 よかった(笑) ちょっと心配なロブスターはというと、ザリガニにちょい近のエビの仲間!・・・です。 エビ目 ザリガニ下目 アカザエビ科 ロブスター属 に含まれる種類を指すんですね。 わたしはロブスターでも幸せになれたけど(そうは言っても高級ですし)、お財布と相談、かな?? 最後までお読み頂き、ありがとうございました! しずくでした。
次のまずは初めて食べたザリガニから... 今回は海老にまつわる話です。 先日、近くのレストランで人生で初めてザリガニ 中国語:小龙虾 を食べました。 こんな感じに盛り付けられてきました。 色が赤々としていて、やはり普通の海老とは雰囲気が違います。 といっても唐辛子で赤いわけではなく、辛いのは苦手なのでほどほどの辛さに調理してもらっています。 若い人は辛めの味付けでビールを一緒に飲むのが好きな人が多いです... 肝心のザリガニの味の方は海老に似ていますが、このサイズだと 腹 ミソ? が主役で尻尾部分がわき役みたいな感じです。 小さくて食べ辛いので ハサミ 手 の部分は完全無視です... 実は甲殻類はかなり好きな方で、ザリガニは初めて食べましたが、 味の方は結構いけました。 中国では北から南まで普通に食べられているようです ただし、やはり皮を剥くのが面倒なのは難点ですが... 北京の方だと皮剥き職人がいる店もあるらしいですが、広東省では聞いたことがありません... 上の雑兵 ザリガニ とは比べ物にならない大将クラスの伊勢海老です。 ㎏単価で約10倍ほど で、中国でこのような伊勢海老は 龙虾と呼ばれています。 龙は龍という意味で、竜のような海老という意味でなんだかカッコいいです。 しかし、ザリガニも小 龙虾ですが... その流れで、日本でいうロブスター オマール海老 は何て呼ばれているの?と中国人の同僚に聞きました。 出典 File:KreeftbijDenOsse. jpg - Wikimedia Commons ちなみに中国でロブスターは食べたことがないので、上の写真はWikimediaからの引用です... ちなみにロブスターはハサミがデカいので伊勢海老との違いは直ぐにわかります そして、 伊勢海老とロブスターの呼び方の違いですが、周りの中国人は誰も知りません。 デカいのは全部、 龙虾です... そもそも伊勢海老とロブスターの違いを認識している人も少数派... どうやら 龙虾というのが上位概念で、 産地を付けて区別するそうです。 それを手がかりに百度などで調べてみると、下記のようになりました。 まあ、でも自分の中では納得できたので、今回は良しとします! 生け簀の実物を見て注文するから問題ない!? ちなみに中国人は海老の呼称には興味があまりないかもしれないですが、海老自体はかなり食べていて好きな人も多いです。 海鮮系のレストランに行くと、下のような 生け簀があるのが一般的ですが、海老系の占める割合はかなり高いです。 少なくとも広東省では... テーブルに座ったままでも料理は注文できますが、生け簀で実物を見ながら食材を選び、調理法を指定して注文することが多いです。 海鮮系のレストランは外れも少なく価格もリーズナブルなところが多いと感じています。 ただし、上に挙げた伊勢海老は場所代も入ってコスパは悪かったです... 実物を見て注文すれば、伊勢海老でもロブスターでも間違えないということかな... また、最初に挙げたザリガニは中国でなくとも食されている国は多いようなので、甲殻類が好きな人は、機会があれば是非チャレンジされてみてはいかがでしょうか? 以上、ご覧いただき、ありがとうございました。 下記は本ブログの食べ物関係の記事です。 よろしければどうぞ! zhenshux.
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