パナソニック 外壁 塗装。 【初心者必見】外壁塗装を自分でするDIYの方法と手順を教えます!

外壁塗装の寿命はどのくらい?知られざる耐用年数を全て公開

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結果、間違えない 塗装の時期の正しい知識が身につきます。 外壁塗装コンシェルジュ 建物工事のアドバイザー 古賀(こが) 外壁塗装の寿命は塗料の種類によって違いますが、あなたは塗装が必要な時期の目安はいつだと思いますか? 長くて10〜20年、短くて3〜4年と塗料によって塗装しなければいけない時期が異なります。 この 耐用年数の時期を見誤って、外壁に深刻なダメージを与えて高額なリフォームが発生しないように、正しい知識を身につけておきましょう。 外壁塗装の相談、または、すぐに信頼ある業者さんを選んで不安を解決されたい場合は、 0120-164-917 無料受付24時間 に電話をかけて頂き、電話口で 「外壁塗装の相談がしたい」とお伝え頂ければ嬉しいです。 そもそも、外壁塗装の耐用年数とは何なのか 耐用年数とは「使える予定の年数」のことを指し、限りがあることを示しています。 そして、外壁塗装の耐用年数は大きく2つに分けられます。 一つ目が塗料の耐用年数。 こちらは各塗料メーカーが自分たちで作った塗料の、塗装後から何年間耐久性を保っていられるかを示したものです。 二つ目が建物の耐用年数。 こちらは国税庁が発表している建築材ごとの建物の寿命を発表しているものになります。 2つとも外壁塗装の耐用年数に大きく関わりがあるので、下記で詳しく説明していきます。 耐用年数と一緒にも見ていただくと、安心して工事を進めるようになれると思います。 塗料の耐用年数 各塗料メーカーで出している塗料一つ一つの耐用年数を書いてしまうと膨大な量になってしまうので、ここではメーカーではなく塗料の種類で、耐用年数の違いを説明します。 塗料の種類 耐用年数 説明 アクリル系塗料 4~7年 ・耐久度はあまり良くないですがコストパフォーマンスが高い ・他塗料と比較すると、汚れやすく耐久性に劣る ・最近ではほとんど使用されていない ウレタン系塗料 6~10年 ・耐久度は安定している ・コストパフォーマンスが高い ・汚れや色褪せに強く耐久性や施工性などバランスがよい ・最近はシリコン人気が強いため、使われる頻度は低い シリコン系塗料 8~15年 ・耐久度に信頼のある塗料 ・住宅の屋根、外壁の塗り替えでもっとも多く使用されている ・汚れや色落ちに強い・防カビ性・防藻性など高い性能あり ラジカル系塗料 8~15年 ・耐久度に信頼のある塗料 ・2012年に発売された新しい塗料 ・シリコン同様、コストも低い 光触媒塗料 10~15年 ・耐久度に信頼のある塗料 ・雨や太陽の光など、自然の力で綺麗にしてくれる効果がある ・外壁のメンテナンスがとても優れている ・外壁塗装工事のコストがかかる ピュアアクリル塗料 12~15年 ・耐久度はトップクラス ・防水性に優れている ・値段が高い為、塗装面積が多いとコストもかかる ・冬場は乾燥しにくい為、工期が長くなる可能性もある フッ素系塗料 15~20年 ・耐久度はトップクラス ・耐用年数はもっとも優れているがコストが高い ・主に商業施設や大きなビルなどで使用されている ・光沢感と防汚性も高い ・近年は住宅の外壁用としても使われている 遮熱系塗料 15~20年 ・耐久度はトップクラス ・熱を反射してくれる効果があり、室内を快適に保ってくれる ・省エネやエコなど環境問題にも配慮 ・自治体によっては補助が受けられる場合がある 無機系塗料 15~20年 ・耐久度はトップクラス ・耐候性も強く劣化しにくいのが特徴 こちらの塗料ごとの耐用年数表は、塗料や特徴の比較で頻繁に使われるものなので、覚えておくと便利です。 耐用年数表にも書いていますが、外壁塗装工事の時にアクリル系塗料は滅多に使われず、現在はシリコン系塗料が主流で、昔と違い10年くらいの耐用年数は保てるようになっています。 しかし、各メーカーは新築時に塗装することを想定して耐用年数を考えていることもあるため、「新築時」と「10年後の外壁塗装工事」での耐用年数にはズレが生じています。 各メーカーで出されている耐用年数というのは、どうやって計算されているのか。 それは各塗料メーカーが「促進耐候性試験機」と呼ばれる、試験機を用いて、塗料の耐久性・耐用年数を検証して数値を出しています。 促進耐候性試験とは 試験機を使い、擬似的に太陽・雨などの外的要因に晒された状態を作り出し、劣化具合を確かめる機材のことを言います。 しかし、この実験機を用いて計算された耐用年数は、実際の環境下で行われたものでないことと、で塗装されることを想定したものではないため、「新築時」と「10年後の外壁塗装工事」での耐用年数にズレ生じるわけです。 かといって、各塗料メーカーが出している耐用年数を全く信じてはいけないということではなく、あくまでも目安として覚えておくことが望ましいです。 2-1. 外壁の維持費用を抑えるために 上記の図を診てもらうと、例えば耐用年数が10年の塗料を使用する場合、40年間で4回の塗り替えが必要です。 しかし、耐用年数が15年の塗料を使用すると、40年間で3回の塗り替えで済みます。 耐用年数の違いによって、同じ期間でも塗り替えの回数が変わるため、外壁の維持費用をできるだけ抑えるためには、慎重な塗料決めが必要です。 2-2. 塗料決めの2つの選択肢 選択肢1: 耐用年数が短く、 安い塗料を使用し、 短い周期で塗り替えを行う 選択肢2: 耐用年数が長く、 高い塗料を使用し、 長い周期で塗り替えを行う ここで重要なポイントとなるのが、塗装工事では塗料代のほかにも足場代や人件費などの費用がかかるということです。 実は、塗装工事費用のほとんどは、職人さんの人件費や足場代です。 そのため、使用する塗料の単価が少々高くても、塗り替えの回数を減らして人件費や足場代を節約した方が、長い目で見ると外壁の維持費用が格段に安くなるというケースも珍しくはありません。 塗料を選ぶ際には、このように長い目でトータルコストを比較することも視野に入れながら決めていきましょう。 2-3. 耐用年数を保つためには結局どの塗料を使えばいいのか 「耐用年数が高いものはコストが高い」 「耐用年数が低いものはコストが安い」 それでは一体何の塗料を使えばいいのか。 私たちが勧めたいのは 『耐用年数が長くてコストが安い』塗料である、 とです。 この二つの塗料であれば耐用年数も長くコストが安いので、定期的な塗装であっても性能・費用の両面から見ても満足のいくものです。 外壁塗装の費用について大事なことは、塗装サイクルをどう組み立てるかによりますが、建物自体の耐用年数も大事な情報なので、次は建物の耐用年数を見てみましょう。 もし自分のお家が、どんな塗料が合うのかすぐに知りたい場合は、簡単にチェックできるもご利用いただくのがオススメです。 建物の耐用年数 国税庁から建築材での耐用年数(寿命)が発表されています。 しかし、建物は耐用年数が過ぎたからといって住めないわけでは無いのでご安心ください。 それでは、建築材の違いで建物にどういった耐用年数がでるのか見ていきましょう。 建物名 建物の耐用年数 木造(サイディング張) 22年 木骨モルタル造 20年 れんが造・石造・ブロック造 38年 軽量鉄骨造 27年 重量鉄骨造 34年 鉄骨鉄筋コンクリート造 47年 このデータだと、鉄筋や鉄骨、レンガなど石造で建てられた建物の耐用年数が長いですね。 そして、ここで重要なのが、耐用年数が22年である木造(サイディング張)の建物は、そのまま何もしなくても22年間保っているわけではないという事です。 経年劣化はもちろん考慮に入れますが、きちんと外壁塗装で塗料の耐用年数を加えて、良い状態に保ってこその22年間です。 この良い状態を保てるようにメンテナンスをしていかなければ、国税庁が発表している耐用年数にはならないので注意が必要です。 建物に関しては、築年数が経過すればするほど、修繕費用が大きくなっていく関係で、外壁塗装が1回目と2回目では建物の痛み具合が違うので塗装費用も変わってきます。 では、どのように塗料の耐用年数と建物の耐用年数が関わってくるのでしょうか。 3-1. 外壁材の耐用年数とメンテナンス周期 外壁材別の耐用年数とメンテナンス周期はこちらになります。 外壁材 耐用年数目安 メンテナンス周期 タイル 40年 メンテナンス不要 窯業系 サイディングボード 40年 7~8年 金属系 サイディングボード 40年 10~15年 木質系 サイディングボード 40年 8~12年 樹脂系 サイディングボード 40年 10~20年 モルタル壁 30年 8~10年 ALCボード 60年 10~15年 コンクリート壁 60~100年 15~20年 タイルなどはメンテナンスが不要と言われていますが、建材として永久に使えるものは何一つ無いため、何もしなくていいというわけではなく、手入れは必要です。 他の外壁材もそうですが、必ず経年劣化が進みますので、周期的にメンテナンスをすることで、本来外壁材が持っている耐用年数を保つことができます。 3-2. コーキング(シーリング)の耐用年数 外壁塗装工事ではかかせないコーキング(シーリング)の耐用年数になります。 素材 耐用年数 打ち替え時期 コーキング(シーリング) 5~10年 約10年 コーキング(シーリング)は、外壁材が受けるダメージのクッション材としての役割も持っているので劣化が激しく、早ければ4~5年で以下の症状がでてきたりします。 ヒビ割れ:コーキングにヒビが入る• 剥離 はくり :外壁とシーリング材との間に隙間ができる• 破断 はだん :シーリング材の真ん中が切れる• 欠落 けつらく :シーリング材がとれた状態 新築、または以前外壁塗装をした際のコーキングにこれらの症状が見られた場合は、外壁塗装と一緒にコーキング(シーリング)も新しくすることをオススメします。 コーキング(シーリング)には、現在の状態に補充する形でコーキングを入れる 増し打ちと、古いコーキングを取り除き新しく入れ替える 打ち替えがあり、費用にも差がでてきます。 コーキングの量が少なくて済む増し打ちの方が安く、新しく入れ替える打ち替えが高くなるのはイメージしやすいですが、それぞれの工法でその後の長持ち度合いも変わってくるのは知っていましたか? それぞれの工法による違いだけでなく、コーキングの特徴も学べる「」も合わせて確認いただくと、コーキングが外壁塗装にとって非常に重要であることが分かるのでオススメの情報です。 3-3. 防水工事の耐用年数 外壁塗装と同じく大切な、防水工事の耐用年数です。 屋上・ベランダ・バルコニー・屋根に防水工事が必要となります。 工法 耐用年数 ウレタン防水 10~12年 シート防水 10~12年 FRP防水 7~10年 アスファルト防水 15~20年 防水工事は、雨漏りを防ぐ大切な工事になります。 定期的なメンテナンスがかかせないのと、防水工事を怠ると通常のメンテナンスで済むものが、雨漏りのせいで大規模なリフォームが必要となるケースもでてきます。 防水工事の耐用年数も、頭に入れておきたいものの一つになります。 3-4. 屋根材の耐用年数 外壁塗装には、屋根の耐用年数も関わってきます。 屋根材 耐用年数 トタン屋根 10~15年 スレート屋根 15~20年 瓦屋根 40~60年 ガルバリウム鋼板 20~30年 アスファルトシングル 20~30年 屋根の耐用年数は以外と短いんです。 それは、常に強い紫外線や雨などの環境的ダメージを常に直接受けているからです。 しかし、この耐用年数まで何もしなくていいというわけではなく、きちんとメンテナンス(塗装)を行うことで、屋根材の耐用年数も保つことができます。 外壁材や建築材だけではなく、屋根材の耐用年数も考慮に入れながら、建物のメンテナンスプランを立てていきましょう。 それぞれ屋根の特徴や耐用年数などをまとめた「」も合わせて確認いただくと、屋根についてより詳しくなれます。 塗料と建物の耐用年数の関係性を解く 建物の耐用年数には塗料の耐用年数が大きく関わってきます。 もし、塗料の耐久度が抜けると、本来の耐用年数にはならずに、建物の寿命が早くきてしまいます。 建物の耐用年数(寿命)が切れてしまった場合 戸建てにお住まいの方 ・大切な思い出のある家に長く住めなくなる ・雨漏りなども頻繁に起き家族の不安が増える アパートやマンションのオーナー ・古いくなると需要が減り入居者が増えない ・入居者がいないことで家賃収入が入らない 日本人は新しい建物を好む習性があるため、新しい建物へ住もうとします。 その為、古い家やアパートなどは需要が減る傾向。 家賃収入なども入らなくなり、結局は取り壊しや売却といった流れもでてきてしまいます。 塗料の耐用年数と建物の耐用年数は、 切ってもきれない関係であること。 この関係性は覚えてもらいたいものの一つです。 塗料の耐用年数が過ぎているか判断する方法 塗料メーカーが出している耐用年数は、実際の環境下ではないため、実際の耐用年数とは違ってきます。 それでは何を基準に耐用年数が切れているのを確認すればいいのか。 以下の4つを参考にしてください。 外壁にチョーキング現象が見られる• 外壁にカビやコケが生えてくる• 塗装(塗膜)にひび割れが起きている• 塗装が剥がれてきている• 外壁が汚れてきている• 金属部のサビが目立ってきた 「なんだ、こんなことか」と思ったかもしれませんが、外壁塗装工事後はとても綺麗な外壁を保っていても、塗装(塗膜)が削れて薄くなることによってこれらの症状が出るようになります。 また、10年も経っていないうちにこの現象が発生した場合、立地や雨が多いという地域性も考えられますが、初期の塗装が不十分だったために、外壁塗装の耐用年数が早めにきてしまった方も多いです。 私たちには、わずか2〜4年で外壁塗装のやり直しになった方々のご相談も多くいただきます。 このように、本来保てるはずの耐用年数が先に来てしまったりしないように、外壁塗装工事で気をつけるべき事を、工事前に知っておく必要があります。 5-1. 耐用年数が過ぎてしまった建物はどうすればいい? 耐用年数が過ぎたからといって、いますぐどうこうする必要はありません。 そのまま同じ建物で生活はできます。 しかし、周期的にメンテナンスをしているのであれば別ですが、建物の耐用年数が過ぎてしまっていることで、建物自体にはかなりのダメージが蓄積している状態なはず。 いずれ老朽化が深刻な状態にもなり、建物のリフォームもしくは解体をすることになる場合もあります。 その為、塗装を周期的にして建物のメンテナンスを行い、早く建物の耐用年数がこないようにすることが大切です。 しかし、塗装だけでなく、他の方法を用いて耐用年数を保てる方法もあります。 その方法を、4つのポイントに分けて説明していきます。 耐用年数を長く保つための外壁塗装工事4つのポイント 外壁塗装の耐用年数を長く保つための方法を4つのに分けてそれぞれ説明していきます。 どれも簡単にできるものなので、耐用年数を保つ為にぜひ覚えてもらえたらうれしいです。 ポイント1:環境を知ること 立地や地域でも耐用年数が変わるため、まずはあなたが住んでいるところの環境を知っておく必要があります。 もし雨が多かったり、湿気が多い地域に住んでいるのであれば、家の外壁周りには物を置かずに風通しを良くしたりするだけでも、耐用年数に大きく影響しますので、細かいところも気にしておきましょう。 などの外壁材で建てられた建物では、といった障害が起きます。 外壁が凍結することによって発生するものですが、そもそも外壁塗装が丁寧にしっかり行われていれば防げるものでもあるので、最初の業者選びでいかに優良な外壁塗装業者を選べるかがカギになってきます。 ポイント2:塗料にこだわること 外壁塗装の耐用年数を長持ちさせたい場合は、コストパフォーマンスが良いシリコン系塗料・ラジカル系塗料や耐久性に優れたフッ素系塗料を使うことをお勧めします。 フッ素系塗料は高いので、シリコン系塗料ラジカル系塗料がみなさまによく選ばれています。 外壁塗装は1度きりではなく、周期的に行われるものです。 その時よければ何でもいいという考えではなく、「今後も家を守っていくため」と長期的な目で考えることが大切です。 どの塗料を選んでいいか分からない方は、現在の状況にあった塗料が選べるを利用して頂くのもオススメです。 ポイント3:丁寧な外壁塗装工事をすること 悪質な塗装業者になると、規定の塗布量を守らず塗料をすごく薄めて塗装をしたり、下塗りを丁寧にしなかったことで、中塗り・上塗りとの密着度が低く塗装がすぐ剥がれる原因にもなります。 このことが原因で本来持っているはずの耐用年数にならず、早く塗り替えがきてしまう場合があります。 安さだけにこだわらず、しっかり丁寧に塗装をしてくれる外壁塗装業者を見つけることを第一に考えましょう。 「安かろう悪かろう」が通用しないのが外壁塗装です。 外壁塗装工事を依頼する場合は、も知っておくことで適正な見積もりか判断できるようになります。 ポイント4:3回塗り以上の塗装をしてもらう 外壁塗装の塗り回数は3回塗りと一般的に言われています。 しかし、この3回塗りは塗装をする上で最低限の塗り回数。 耐用年数を高めたいのであれば、3回塗りではなく、4〜5回塗りを外壁塗装業者に依頼する必要があります。 4~5回塗りをする分、しっかり塗料が塗られて丈夫な塗膜が作られることで、耐用年数も向上させることができます。 しかし、塗り回数を増やす分コストも高くなるので、耐用年数かコストか、どちらを重要視するかご家族と話合うことをお勧めします。 また、外壁塗装の長期的なプランを計画してくれたり、専門知識を教えてくれる外壁塗装のアドバイザーに相談することで解決策が見つかりやすくなります。 塗り回数については「」も合わせてみていただくのがオススメです。 訪問販売や悪徳業者へは事前の対応を 訪問販売や悪徳業者は「わが社で開発した、新しい塗料なら30〜40年の耐用年数を誇るので、今後は塗装する必要もないですよ」など、独自開発の塗料を勧めてくる場合があります。 もし仮に耐用年数が30年も40年もする塗料があったとしたら、塗装業界内で一般的に使われてもいいはずです。 「わが社だけ」「この地区だけ特別に」こういったセールストークには気をつけましょう。 もしこのような根拠のないセールストークを受けた際には、信頼できる外壁塗装のアドバイザーに診断してもらうのも一つの解決策になります。 訪問販売や悪徳業者について事前知識をつけておきたい方は「」も合わせてご確認ください。 現在では、 悪徳業者の 被害が増大中なので、 騙される前に金額などの知識も身につけていただくのがオススメです。 お客様名 金額 施工内容 1,177,200円 外壁塗装、屋根塗装 1,248,326円 外壁塗装 1,430,000円 外壁・屋根・付帯部 1,306,800円 外壁塗装、屋根塗装 1,025,352円 外壁塗装 最後に… ここまで読んでいただきありがとうございます。 外壁塗装の耐用年数は2つの大事な耐用年数によって構成されています。 そして、耐用年数はもちろん大切ですが、耐用年数だけにとらわれないことが重要です。 以下の式を参考に塗料を決めることがお勧めです。 これらの項目の中でも、優良な外壁塗装業者さがしが、重要なカギとなるはずです。 耐用年数についてまとめてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか? どんな小さなことからでもご相談を無料で受け付けているので、お気軽に以下のにてご連絡くださいね。 あなたにとって、屋根修理の安心・納得の情報になれれば嬉しいです。 外壁塗装に失敗しないための5ステップ• 塗装が必要だと言われたとしても、どのタイミングで行ったらいいのか、初めての工事だと分からず不安ですよね。 しかし、タイミングを逃すと、お家の劣化が早まって住めなくなる場合もあり、せっかく手に入れたマイホームを失わないためにも、お家の状態がどのような傷み具合なのか、優良業者さんに診断してもらうのがオススメです。 私たちは、お家のことで不安・悩みを抱えている方のご相談やアドバイス、ご希望を頂いた場合は60項目以上の審査を通過した信頼ある業者さんのご紹介もできます。 不安やストレス無く、今後も安心してあなたと大切なご家族の暮らしが守れるよう、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

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外壁塗装の道具を揃えるためにもまずは必要な費用を知る とはいっても、自分で外壁塗装をすることで、通常よりも大幅に安い金額で抑えられるのがDIYの大きな魅力。 見積もり金額が予想以上に高くて、さすがに 今は払いきれないと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 自分で外壁塗装のDIYをするには予算はどれくらい必要なのでしょうか。 揃える道具・材料ごとに掛かる費用と、その合計を下記に表してみました。 ネット通販などで、比較的簡単に手に入るようになりましたが、間違いがないよう購入前は入念に調べる必要があります。 以上を合計すると、およそ 239,100~401,300円ほどかかる計算になります。 しかし、お住まいの大きさや状況によっては大きく前後することもあり得ますので、あくまで目安としてお考え下さい。 外壁塗装のDIYの成功のカギを知ろう! 自分で外壁塗装のDIYを 成功させるためには5つの注意点・ポイントがあります。 これから紹介していきます注意点・ポイントをしっかりと確認の上、外壁塗装のDIYをスタートしてみましょう。 DIYの際は業務用の高圧洗浄機が使えない分、ブラシと洗剤を使って 念入りに汚れを落とす必要があります。 今では家庭用の高圧洗浄機も手に入りやすいので、予算次第ですが、用意することをおすすめします。 家庭用の高圧洗浄機でも十分に汚れは落ちますが、こびりついている箇所や細かい箇所はブラシを使っていくと隅々まで落とせます。 また、汚れが完全に落ちるまで念入りに洗浄作業を行ってください。 お住まいの大きさや汚れ具合によっては1日では足りないこともありますので、2日間使って全体の汚れを落としていくくらいの余裕を持つと良いでしょう。 養生は塗料がついてはいけない箇所を守るためにしますが、この養生が不完全な状態で塗装作業をしてしまうと、地面が汚れてしまったり壁、植栽に塗料が付いてしまします。 また、塗料で汚れるだけでなく、養生がされていない箇所を気にしながらのさぎょになりますので、当然作業効率も落ちてしまいます。 養生と言いますと、ガムテープを想像しますが、塗装に最適な『マスカー』というものがあります。 このマスカーはテープとビニールシートが一緒になっているので、簡単きれいに養生をすることができます。 テープを貼ってビニールを広げることで簡単に養生ができますので、DIYの際には必ず揃えておきたい道具の一つです。 中でも塗装前に補修が必要になるのが ひび割れ 、 シーリング の劣化です。 どちらもコーキング シーリング 材を使って補修をしていく作業になります。 このコーキング材は溝やひび割れを埋めて水が入らないようにする効果があります。 コーキング材を充填 じゅうてん していく作業が塗装前には大切で、この 補修作業をすることで外壁の防水性が高まるのです。 以下の4つのタイミングで必ず乾燥時間を設けましょう。 高圧洗浄後• コーキング材使用後• 下塗り後• 中塗り後 なぜ乾燥が大事なのかというと、塗料やコーキング材は不純物が混入すると密着力が弱まってしまうからです。 例えば、下塗り後同じ日にすぐに中塗りに進むと、塗膜形成に不備が生じることになります。 下塗り後は一日置いて、しっかり乾燥させてから中塗り作業に進むようにしましょう。 乾燥時間に関しては、塗料やコーキング材の仕様として説明書に記載されていますので、参考にすると良いです。 それは下塗りに使用する「下塗り塗料」と、中・上塗りに使用する「上塗り塗料」です。 この「下塗り塗料」と「上塗り塗料」は種類も役割も異なりますので、理解したうえで用意してください。 下塗り塗料とは 下塗り塗料は外壁と上塗り塗料を密着させる、 「 のり」 の役割をします。 この下塗り塗料が正しい効果を発揮しない限り、どんな素晴らしい機能を持つ上塗り塗料を塗ったところで、すぐに塗装が剥がれてしまします。 下塗り塗料には大きく分けて2種類の塗料「シーラー」と「フィラー」があり、外壁塗装のプロはこの2つを使い分けます。 ですが、素人が行う外壁塗装のDIYでは粘性の低い「シーラー」を使用することをおすすめします。 フィラーはモルタル外壁に使うと良いとされますが、粘性が高いせいで塗りづらいです。 シーラーは水っぽい分、下地の傷みが進行している場合は、二度塗りを施すか、フィラーの機能も併せ持つ「微弾性フィラー」を選ぶという対策も良いでしょう。 上塗り塗料とは 短期間に外壁の色を替えたいのであれば別ですが、材料選びは値段だけでは決めないようにしましょう。 塗料には大きく分けて5つのグレードがあります。 下記に各グレードの種類と特徴をまとめましたので、確認してみて下さい。 ちなみに、今人気があり、おすすめなのはラジカル塗料です。 グレード 特徴 耐久年数 目安 アクリル塗料 最も安価な塗料。 短期間で外壁の色を替えたい方にはおすすめ。 現在は一般住宅にはあまり使われていない。 4-5年 ウレタン塗料 価格も安価で耐久性能も良しとされている。 一昔前までは主流だったが、今は上位互換のシリコン塗料ほど使われていない。 7-10年 シリコン塗料 価格と耐久性のバランスに優れた塗料。 現在一般家庭に最も普及しており、種類も豊富。 どの塗料が良いか迷ったらシリコン塗料に。 10-13年 ラジカル塗料 現在最も注目されているラジカル塗料。 シリコン塗料と同程度の価格帯で、かつ耐久性がアップした次世代の塗料。 13-15年 フッ素塗料 最もグレードの高い塗料だが、費用が高いのがネック。 色褪せや艶引けが起きづらく、長期間塗装が不要となる。 15-20年 扱いやすい1液型の水性の塗料を選ぶとDIYでも比較的作業がしやすいです。 費用をとことん抑えたいという気持ちも非常によくわかりますが、グレードの低い塗料ですと耐用年数が短くなってしまいます。 現在主流となっている シリコン塗料・ラジカル塗料を選ぶのが良いでしょう。 費用は最低でも、100,000円程度はかかると考えてください。 DIYでの塗料選びは下記の記事でより詳しく取り扱っていますので、参考にしてみて下さい。 自分で外壁塗装のDIYをする場合の手順・方法 それでは自分で外壁塗装のDIYをする場合の手順と方法を紹介していきます。 外壁塗装のDIYの手順の通り、作業の方法にも触れていきますので、参考にしてみてください。 いざ外壁塗装を自分でDIYしようと思ったところで、まとまった休暇を取れる方は少ないでしょう。 休みの日や連休を利用して、一つの作業ずつ進めていくことになります。 塗装作業をしている期間中は天候が思い通りにいかないこともあるでしょう。 雨の日には塗装やコーキング打ちはできませんので、作業はストップせざるを得ません。 外壁塗装の各手順の作業と必要な道具・材料まとめ それではDIYの工程ごとにどのような作業を行うのかを確認していきます。 上記で紹介しました工程・手順の中で揃えたい道具や材料も一緒に紹介していきますので参考にしてみて下さい。 足場設置・解体は資格を持っている業者しか行えませんので、 自分ですることはできません。 お近くの足場業者又はインターネット等で依頼しましょう。 なお、足場の設置の際にはあなたが特別な作業をすることはありませんが、事前にお住まいの周辺にあるものを片づけておくと良いです。 足場設置では大きな音が響きますので、前もって近隣へ挨拶回りをしておくとトラブルを防ぐこともできます。 この洗浄作業は皆さんが思っている以上に大切で、手を抜いたり汚れが残っていますと、早期の塗装の剥がれに繋がります。 デッキブラシや洗剤を使っての洗浄も可能ではありますが、かなりの労力が必要となります。 また、足場の上での作業のため、デッキブラシでこするとなると足元の不安があります。 そこでおすすめなのが高圧洗浄機を使うことです。 高圧洗浄器ですとなかなか手が届きにくい箇所でも簡単に洗浄が可能です。 最低でも一日は開けたいところです。 外壁塗装をDIYする上で、皆さんが軽く考えてしまうのがこの「乾燥」です。 「乾燥」がおろそかになってしまうと仕上がり後の耐久性にも影響がでてしまうので、気を付けて下さい。 直前まで雨が降っていた場合は要注意です。 乾燥期間を設けても雨が降ってしまうと外壁に水分が残りますので、再度乾燥する必要があります。 「乾燥」の手順では特別な作業はありませんので、何か道具をそろえる必要はありません。 どの外壁塗装業者、塗装サイトも「下地処理」が大切と言ってるほどですので、自分でDIYするのであればより丁寧に行うようにしましょう。 「 下地処理」の工程は以下の3つが代表的ですので、手順と必要な道具・材料を合わせて確認してください。 クラック補修 外壁の経年劣化が進むとクラック ひび割れ が起きてしまします。 このクラック ひび割れ ですが、そのまま放置すると外壁内部に雨や空気中の水分が浸透してしまい、お住まいにとって悪い影響を与えてしまいます。 特に外壁の種類がモルタル外壁の場合はクラック ひび割れ が起きやすいので、しっかりと補修をしてあげましょう。 クラック補修に使う道具・材料と補修の手順は以下の通りです。 コーキング材• コーキング材用プライマー 下地材• コーキングガン• 油性の汚れは落としづらいので洗剤やアルコールを使うと落としやすいです。 塗布量が足りないとコーキングの剥がれが起きやすくなり、剥がれた箇所から広範囲にわたって剥がれてしまう恐れがあるのでたっぷり塗ってください。 プライマーの塗布後はすぐにコーキングの充填をするのではなく使用したプライマーの仕様に則り乾燥させて下さい。 充填量が少ないと溝が完全に埋まらないことがありますので、十分な量を充填しましょう。 充填したらへらを使って余分なコーキング材を取り除きます。 へらでの仕上げを行うことで仕上がりもきれいになります。 一度に外壁全体のコーキングを充填するのではなく、一つの箇所を充填したらへらで仕上げるようにしましょう。 コーキング材も時間が経ってしまうと乾燥して、へらでの仕上げができなくなってしまうので注意です。 この乾燥が不完全な状態で上から塗装をしてしまうと、コーキング材と塗料が混ざってしまいます。 上記では1㎜未満の幅のクラックの補修手順を紹介しました。 この1㎜未満よりもさらに小さい0. 3㎜未満のクラック ヘアークラック はコーキング材を使わずに、セメントチョークや防水剤の入ったスプレーの補修方法もあります。 スプレー式の補修は手間もかからずに補修できるのがメリットですので試してみるのも良いでしょう。 カッター• マスキングテープ• コーキング材• コーキングガン• 溢れたコーキング材が外壁に付着しないように溝に沿ってきれいに貼りましょう。 コーキングの両サイドに沿ってカッターを入れて切れ目を入れます。 コーキングにカッターを入れて、抜き取るとコーキングを剥がすことが出来ます。 塗布量が足りないとコーキングの剥がれが起きやすくなり、剥がれた箇所から広範囲にわたって剥がれてしまう恐れがあるのでたっぷり塗ってください。 プライマーの塗布後はすぐにコーキングの充填をするのではなく使用したプライマーの仕様に則り乾燥させて下さい。 充填量が少ないと溝が完全に埋まらないことがありますので、十分な量を充填しましょう。 コーキング材は目地の溝を完全に埋めるのではく、溝の底 奥側 は隙間ができるように充填してください。 充填したらへらを使って余分なコーキング材を取り除きます。 へらでの仕上げを行うことで仕上がりもきれいになります。 一度に外壁全体のコーキングを充填するのではなく、一つの箇所 例えば縦目地一列など を充填したらへらで仕上げるようにしましょう。 コーキング材も時間が経ってしまうと乾燥して、へらでの仕上げができなくなってしまうので注意です。 最後にコーキングした箇所を乾燥させて完成です。 この乾燥が不完全な状態で上から塗装をしてしまうと、コーキング材と塗料が混ざってしまいます。 ローラーハンドル• ローラー• ローラーバケット 下げ缶、内容器、ローラーネット• 下塗り塗料 繰り返しになって申し訳ないですが、外壁塗装では「下塗り作業」がとても大切です。 なぜそこまで下塗り作業が大切なのでしょうか。 それは、下塗り塗料が「のり」のような、接着させる役割があるからです。 下塗り塗料があるから防水の機能がある上塗り塗料が外壁に密着します。 そのため、下塗り塗料が足りなかったり隅まで塗り切れていなかったりすると、塗装の剥がれが起きてDIYの失敗につながるのです。 下塗り含め、外壁塗装を成功させるための手順は以下の通りです。 シーラーはそのまま使えますが、フィラーは希釈が必要です。 塗料の仕様に応じて正しく希釈を行い、入念に攪拌 かくはん しましょう。 刷毛で塗装する場合は小さめの下げ缶に塗料を移すと塗りやすいです。 小さめの下げ缶があると動きやすくていいです。 塗料の量は刷毛からギリギリたれないくらい、十分に取って塗っていきます。 刷毛全体を塗料に浸すのではなく、半分程度を浸してから缶の内側で余分な塗料を除くと丁度いいです。 塗りづらい箇所は塗り漏れが発生しやすく、塗り漏れがあるとそこから塗膜の剥がれが生じてしまいますので注意してください。 外壁塗装は大半をローラーで塗装します。 ローラーの使い方は、まずは塗料にしっかりと浸します。 したたり落ちる塗料を取り除くために、缶の内側やローラーネットで軽く転がしてから塗装していきましょう。 先端部分に塗料が溜まりやすいので、壁に 軽く先端をこするこするように余分な塗料を取り除いてから塗装していきます。 まずは縦に塗って、塗料を広い範囲に分配します。 次は塗料があまりついていない状態のローラーで横に転がして、ムラが残らないようにして完成です。 DIYだとやはり素人の作業になりますから、自分の判断で乾燥を終わらせがちですので、必要以上に乾燥させることを心がけましょう。 一度、全体を塗り終えたら乾燥させて、もう一度同じ塗料を塗って完了です。 プロの作業でも塗りむらが発生してしまう事がありますから、素人の作業であるDIYでは特に塗りむらには注意しましょう。 特別に用意するものはありませんが、注意点が一つあります。 それは、養生したテープやビニールに乾燥した塗料がパリパリになって、剥がす時に飛散してしまうことです。 剥がす際には、ゆっくりと剥がすようにしましょう。 足場の解体は設置を依頼した業者にお願いしましょう。 レンタル期間より早くDIYの外壁塗装が終わったのであれば、足場業者に掛け合ってみて、予定より早めて解体できるかもしれません。 足場の解体の際もまた、大きな音がなりますので近隣への挨拶は忘れずに行いましょう。 外壁塗装のDIYをするメリットとデメリットとは? さて、外壁塗装のDIYを考えている方がこちらのページを読んでくださっていることでしょう。 いろいろ検索しているうちに外壁塗装をDIYするメリット、デメリットを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 こちらではメリットとデメリットをまとめて紹介します。 外壁塗装が必要なお住まいでは同時に屋根塗装も一緒のタイミングで工事をすることが多くなります。 その分、自分で外壁塗装をするのは骨が折れますが、費用面での負担を減らすことができるのはDIYの大きなメリットです。 マイホームを手に入れてから10年程経つと、元々あった愛着も薄れてきたころ、DIYで外壁塗装をすることで再びお住まいへの愛着を持つことができるでしょう。 国民生活センターへの問合せは年々増加をたどる一方で、不当に高額な請求であったり追加費用を請求されたりといったトラブルが後を絶ちません。 一方、DIYでしたらご自分で道具や材料を揃えて、ご自分で塗装をするので余計なトラブルを避けることができるのもメリットの一つです。 業者に外壁塗装を任せた場合でも、外壁塗装は 通常約14日間前後は掛かる作業です。 外壁塗装をDIYでするとなると、仕事や家事の空いた時間で作業を行うことになりますので、最短でも 完成までに1か月くらいは掛かります。 季節によっては、天候に恵まれないことで作業が進まず、より期間が長引くこともあります。 外壁塗装は意外と簡単そうな手順や方法に見えますが、実はとても労力と時間を要する作業なので、自分でやるにはとても大変です。 この塗装技術があって初めて塗料の性能が発揮でき、外壁塗装で大事なお家を守ることができます。 自分で外壁塗装をするDIYでは汚れが残っていたり、塗装ムラができて塗膜の剥がれが起きやすくなります。 工事不良が起こりやすいのが外壁塗装のDIYのデメリットです。 この足場を業者からレンタルした場合、 期間内に外壁塗装が終わらずに延長料金が発生してしまうことが多いです。 その結果、想定していた以上に費用が膨らんでしまい、結局 かかった費用が外壁塗装業者に頼んだのとあまり変わらなくなってしまう可能性も十分にあります。 また、完成するまでの期間は、自分の家の周りに足場が設置されている状態が続きますので、日常生活にも少なからず影響があります。

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NTC外装材はパナホームの標準仕様の外壁材です。

パナソニック 外壁 塗装

塗膜の剥がれ• 塗膜の膨れ(ふくれ)• チョーキング現象(塗料の成分が劣化し、手で触ると粉がつく状態)• 表面のクラック(ひび割れ)• 藻・カビ・コケが生える• 錆がつく• 汚れがこびりつく などがありますが、劣化は経年劣化によって必然的に生じるものもあれば、業者の施工不良が原因で起きてしまうものもあります。 特に、今回ご紹介する「剥がれ」は、「膨れ」と同じくらい施工不良で生じやすい劣化と言われるため、万が一発生したときは、その原因を慎重に見極めなくてはなりません。 新築でも美観が悪くなる 塗装が剥がれてしまっている外壁を見たら、大半の人は「外壁が剥がれてぼろぼろで、よっぽど築年数が古い家なんだな」と考えてしまうでしょう。 しかし、剥がれという劣化現象は、塗装が寿命を迎える前に起きてしまうケースも多く、新築からわずか数年経った家で起きる可能性もゼロではないため、せっかくの綺麗な外観が、塗料の劣化で台無しになってしまうのです。 塗料が外壁を保護できなくなる 外壁塗装の第一の目的は、塗装の内側にある外壁と、さらにその内部にある建物自体を守ることです。 そのため、塗装が剥がれてしまうと外壁が守られず、外壁材は、屋外の紫外線や雨水、強風や汚れで内部の防水シートまでどんどん劣化し、ひいては、家そのものにまでダメージが及んでしまいます。 このような状態で長い間放置されてしまった家は、しっかりメンテナンスが施された建物よりも早く、耐久性を失ってしまうでしょう。 この「しっかりと密着しなかった」という状態になる理由は、塗装業者が、塗装前の下地処理を怠ったり、誤った下塗り塗料を選んでしまったりといったように、何らかの必要な手順を省いたために起きる可能性が高いのです。 もちろん、業者の施工がしっかりとしていていても、強すぎる紫外線や雨風といった気候や立地条件によって、耐用年数よりも早く剥がれてしまうこともあります。 しかし、塗り替えから1~3年以内など、塗料の耐用年数よりも早く剥がれが起きてしまったときは、最後に塗装した業者の施工不良も、原因のひとつとして疑わなくてはなりません。 原因その1:下塗り材の選択ミス 外壁塗装で塗料を外壁に塗布するときは、基本的に、下塗り・中塗り・上塗りの三回の重ね塗りが行わわれます。 最初の下塗り作業では、下塗り専用塗料が使われます。 下塗り用の塗料は、美観や保護の役割というよりも、「外壁下地」と、その上に塗る「仕上げ用塗料」の密着力を高めるための、接着剤のような役割です。 次の中塗りと上塗り塗料では同じ塗料が使われることが多いため、中塗りではなく「上塗りを二回」と表現する業者もいます。 上塗り用塗料は、外壁を美しく見せるための「美観」の機能と、紫外線や雨風から外壁の劣化を防ぐための、防水保護の機能を持っています。 つまり、塗装作業の際に最初の下塗り材の選定を誤ると、次の中塗りと上塗り塗料が、外壁にくっつかなくなってしまうのです。 特に、下地の劣化が激しく、上から塗ったものを吸い込んでしまうような状態のときは、吸収性が高い種類を使用してしまうと、外壁に吸い込まれてしまいますので、後から塗った上塗り塗料まで吸い込まれないように、下地材を複数回重ねるなどして厚塗りしなくてはなりません。 そのほかにも、家の外壁材にはモルタル壁、金属系サイディング、樹脂系サイディング、コンクリートなど様々な材質があり、これらの種類に応じた下塗り材を選ばなくてはならず、誤った下塗り材を選ぶと、塗料が施工不良を起こしてしまいます。 例えば、クラックに耐性があるとされるフィラーや微弾性フィラーは、どちらも窯業系サイディングボードに塗ることはできません。 窯業系サイディングは、熱を溜め込みやすい素材ですので、弾性塗料で覆ってしまうと、サイディング面からの熱で塗料が膨れ上がってしまうのです。 ところが、塗った直後の塗料は一見きれいに塗られているように見えてしまうため、雨風にある程度さらされ、施工完了後から数年経ったころに剥がれが発覚してしまうのです。 下塗り材の選定ミスを防ぐためには、施工する業者から渡された見積もりの中で、下塗り材の塗料名を確認し、今の下地に合ったものかどうかをご自身で調べる方法もひとつの手です。 あるいは、複数社に見積もりを依頼するのであれば、それぞれの業者さんに「下地材は何を使うのですか?」と質問してみると、なぜその下地材を選んだのか説明してくれますので、複数業者の回答内容を比較してみることもできます。 原因その2:下塗り材が適切な量、正しい方法で塗られていない 下塗り材に限らず、外壁塗装用の塗料は、すべて基準塗布量と適切な塗装方法が決められています。 そのうち基準塗布量に関しては、メーカーから仕入れた缶に対し、混ぜる水の量も非常に細かく決められています。 例えば、以下はエスケー化研の「水性ソフトサーフSG」という、サーフェーサーと呼ばれる下塗り材の配合比率です。 このように水との比率や所要量に幅が設けられているのは、現場の状況に応じて変わる塗り方に配慮されてのことですが、その状況を想定した、さらに詳しい塗装方法も以下のように定められています。 用途 塗装器具 所要量 塗回数 水との比率 薄く塗る場合 ウールローラー 0. 6 1〜2 5〜8 マスチックローラー細目 0. 8 1 5〜8 刷毛 0. 0 1 5〜8 リシンガン 0. 0 1 5〜8 厚く塗る場合 マスチックローラー 0. 8〜1. 5 1〜2 2〜5 上記のように、どの道具を使って塗るかについても、量や塗回数、希釈率が定められている外壁塗装用の塗料は、ホームセンターで誰でも購入できる、DIY用のペンキとは全く異なる、経験者向けの専門部材ということがおわかりいただけるかと思います。 このような使用ルールに加えて、さらに施工現場の気温や湿度、天気などの環境条件も考慮しなければなりませんので、塗装の知識がない素人や、経験の少ない職人には、ここまで細かいルールに対応することは、ほとんど不可能です。 このような厳しいルールを守れない未熟な業者や、施工品質を無視する手抜き業者などに依頼してしまったときに、下塗り不足という施工不良が起きてしまうのです。 そのため、メーカーが定めた比率で塗料が混ざらず、丈夫な塗膜にならなかったり、塗った場所によってムラができたりして、施工後に剥がれてしまいます。 また、手抜き業者の手抜きは、下塗り材の取り扱いに留まらず、2回塗るべき上塗り材を1回しか塗らない、乾いていない塗料の上から重ね塗りをする、といった具合に、他の作業工程でも見受けられます。 そのほか、高圧洗浄後や露が降りて濡れた外壁に、そのまま塗料を塗ると、外壁表面の水分が塗膜内部に残ってしまい、水分が膨張して塗膜を押し上げる「フクレ」という劣化現象を引き起こし、次第に塗膜も剥がれてしまいます。 そのほか、塗料代をごまかそうとする悪徳業者や、元請け業者から十分な予算をもらえなかった下請け業者などは、水を必要以上に混ぜて、一つの缶でより多くの面積を塗られるように細工を行うことがあります。 ただし、この方法は後から残った缶を見ることでどれだけの面積を使ったか分かるので、防ぐことできますので、詳しくはの記事もご参照ください。 原因その3:下地処理不足 塗料をしっかりと密着させるためには、正しい下塗り材を正しく使うことが重要というのは、これまでの解説でおわかりいただけたかと思います。 しかし、その下塗り材がきちんと外壁にくっつくためには、外壁材そのものも、塗料が馴染みやすい状態に整えておく必要があります。 仮に、グレードも価格も高いハイスペックな塗料を使っても、塗面の状態が悪いまま塗装してしまえば施工不良を起こしてしまい、わずか数年で塗り直しとなり、塗装の手間も塗料代も意味がなくなってしまいます。 このように、塗料が密着しやすいように下地を整える一連の作業を、「下地処理」と呼び、外壁塗装には欠かせない、重要な工程です。 下地処理には、• 高圧洗浄(または高圧水洗浄)• 補修作業(クラック、爆裂などの補修)• ケレン作業(サビや旧塗膜を削り落とす作業) といった様々な工程があり、工程ごとに、適切な施工方法が決まっています。 風に乗って運ばれ、外壁に付着したホコリや土、排気ガスのほか、日当たりが悪い箇所に繁殖しやすいカビや苔なども、外壁を黒ずんで老朽化したような見た目にしてしまう汚れです。 ホコリやカビ、苔が付着している壁の上からそのまま塗料を塗っても、汚れが付着している部分の外壁には塗料が密着できず、せっかく塗っても施工後すぐに剥がれてしまう可能性があります。 そのため、外壁を塗装するときは、施工面の汚れをしっかり除去しておくことが、塗装の耐用年数を伸ばすためにも必要不可欠なのです。 塗装に限らず、建築業界では、洗浄不足にならないような強い圧力を発揮できる高圧洗浄機を用いることが重要と言われています。 高圧洗浄作業では、かなりの水圧で水が噴射されますので、水しぶきが周囲に飛び散らないように、建物の周りに建てた足場に養生シートをかけて行います。 まれに、「足場を設置しなくても安くで塗装できますよ」と宣伝する業者もいますが、足場がなければ、この高圧洗浄時の養生が行えません。 どのような方法で水の飛散を防ぐのか確認することももちろん大事ですが、無駄な事故を防ぐためにも、高所作業の安全性を優先して、足場を設置してくれる業者に依頼することをおすすめします。 また、手抜き業者の手抜きは、高圧洗浄作業にも及ぶことがあります。 例えば、非常に短時間で高圧洗浄作業を終えてしまい、汚れがしっかり落としていないときなどがあります。 建物の状況にもよりますが、一戸建ての家の場合、屋根も併せると、高圧洗浄作業だけで7~8時間かかりますので、1時間などあっという間に終わってしまった場合は、警戒しなくてはなりません。 さらに、洗浄作業後の乾燥不足も、塗料の剥がれの原因になります。 夏で気温が高い日や、晴天の日などは、洗浄後すぐに乾燥したように感じてしまいますが、高圧洗浄後に完全に乾燥するまでは、最低でも、丸1日は必要です。 もし、高圧洗浄から1日も経たずに、いきなり下塗り塗装を開始された場合は、手抜きの可能性も否定できませんので、施工業者の責任者に、乾燥を1日設けない理由をしっかり尋ねましょう。 一般的な住宅の場合、建築方法により壁の種類には• モルタル壁(塗り壁)• サイディング壁• コンクリート壁• タイル壁 などがありますが、この中でも特に、モルタルやコンクリートの壁はクラックが発生しやすい種類になります。 新築から数10年ほど経過した外壁には、多かれ少なかれ、ひび割れの症状が見られる傾向にあります。 この外壁のクラックというものは、建物の構造設計者の設計ミスで起きているわけではなく、地盤の強度や地震の揺れなどで発生してしまうものが多いため、ある意味、経年劣化の症状と呼べなくもありません。 ひび割れを見てしまうと、「我が家が危険な状態になっているのでは!?」と、建物の所有者であれば誰しも心配になってしまいますが、大半は経年劣化による表面上の浅いひび割れですので、早急にリフォームをしなければなどと深刻に捉える必要はありません。 近隣の家のクラックや、トンネルやビルなどの丈夫なコンクリート造の公共建造物のひび割れがを見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。 このように、建物の耐久性に害を与えないような小さなクラックであれば、緊急性は高くありません。 しかし、放置してしまうと、ひび割れているところからだんだんと雨や汚れが入り込むようになり、それが原因で、外壁材まで劣化してしまいます。 特に、ひび割れから水が入り込むと、建物内部で結露が起きて湿気を帯びるようになり、室内のカビの原因にもなり、壁が本来持つ断熱・防水機能も衰えてしまうなど、様々な影響が出てくるため、家の耐久年数は劣るばかりです。 そのため、塗り替えをするときは、必ずひび割れの補修工事を済ませたうえで行うことが大事になってくるのです。 その下地調整の中でも「ケレン作業」という工程は、とても重要な意味を持っています。 前述の、高圧洗浄では、壁に残っている古い既存塗膜や汚れ、錆びなどを水圧で取り除きますが、ケレン作業では、高圧洗浄でも取り除けなかった古い塗膜などを、専用のブラシやスポンジ、工具などでさらに丁寧に除去していきます。 ケレン作業は建物の劣化状態によってレベルが上下し、新築からあまり年数が経っていないような、状態のいい物件などではサビや古い塗膜の剥がれが見られないため、そこまで入念なケレン作業は要しません。 ただし、一ヵ所でも劣化箇所があれば、建物全体を確認しながら、ケレン作業で補修しておくことが望ましいでしょう。 シーリング材は、年数が経つにつれ、弾性がなくなって痩せやひび割れなどの劣化が現れますので、打ち替えや打ち増しなどの方法で補修を行っておきます。 下地補修の手抜きを避けるためには、リフォーム工事を契約する前に、塗装業者や建築業者、リフォーム会社などを、業種に関係なく複数社比較検討することが望ましいでしょう。 通常の業者であれば、見積もりは無料で行ってもらえますので、作られた見積書の内容を、十分に比べてみましょう。 リフォーム方法や見積もりの書式は、各業者で若干異なりますので、最低でも、• 使用する塗料のメーカー名が記載されているか• 高圧洗浄や下地補修はきちんと見積もりの中に記載されているか• 保証内容について言及されているか などだけでも確認しておきましょう。 また、業者のHPを見て、施工例から工程写真を確認する方法もおすすめです。 高圧洗浄やクラック補修などの下地調整だけでなく、• 下塗り・中塗り・上塗りの三度塗り• 付帯部塗装• 屋根塗装• 防水工事 など、さまざまな工程のようすが掲載されていれば、安心して頼める業者とわかりますので、検討時の重要なポイントとなります。 このように、複数社の見積もりは業者を比較する有効な方法となりますが、訪問販売系の業者には、別の注意が必要です。 突然訪ねてきて危険を煽って契約させようとする訪問販売系の会社は、事務所を構えていなかったり、虚偽の電話番号を教えたり、お金だけもらって工事をせずに消えてしまったりするような、詐欺行為をはたらく危険性もあります。 もちろん、実際に外壁塗装を行ってくれる訪問販売業者もありますが、その会社のスタッフが実際に施工するわけではなく、下請け業者や孫請け業者に、安い賃金で無理やり工事をさせているケースも多く、手抜きが横行する確率が非常に高くなってしまうのです。 原因その4:そもそも塗料が付きにくい箇所への塗装 外壁塗装用の塗料は、外壁に塗るために作られており、屋根用塗料は屋根用に作られています。 しかし、適切に施工しなければうまく外壁や屋根に密着できず、塗膜に浮きが生じ、塗膜剥離を起こしてしまいます。 ところが、塗料の性質に関わらず、正しく塗装してもはすぐに剥がれてしまうような、そもそも塗料が密着しにくい材質も存在します。 例えば、雨樋などに使われている「塩化ビニール」という素材は、つるつるな表面をしていて、そのまま塗装をしても剥がれやすくなってしまいます。 こういったつるつるな素材に塗装をするときは、上の写真のように、紙やすりなどで表面をあえて傷つける、目荒しという作業が行われます。 目荒らしすることによって素材の表面にわずかな凹凸ができ、素材と塗料が密着する面積が増え、よりしっかりと塗料が密着することができるようになります。 また、• 鉄部(ガルバリウム鋼板、金属系サイディングボード、カラートタン、亜鉛メッキ鋼板、手すりなど)• 木部(破風板、軒天、ウッドデッキなど) などの材質も、基本的に塗料が付きにくい性質です。 仮に、家の外壁も屋根も金属系素材が使われていた場合は、建物全体に目荒しを行わなくてはなりませんので、複数の職人で何日もかけて行う必要がありますが、施工不良による剥がれを防ぐためには必要な作業と考えておきましょう。 1.放っておくとどんどん進行する 剥がれというのは、見た目に非常に良くない印象を与える劣化ですが「ちょっと見た目が悪くなるだけならいいか」と放っておくのはもっと危険です。 剥がれは通常、一か所に留まらず、その範囲もとどんどん広がり、やがて下層の塗装までも剥がれるようになり、外壁・屋根の広範囲で発生するようになります。 剥がれた範囲が広くなれば、雨水が入り込みやすくなり、家を支える構造体や木部にまで水分が浸透し、天井や壁からの雨漏り、建物の内部結露、耐久性の低下や部材の腐食にも繋がるなど、どんどん悪い症状が連鎖して発生するようになってしまいます。 また、一か所で施工不良による剥がれが起きたときは、塗装をした業者が、別の箇所でも良くない施工を行った可能性も疑わなくてはなりません。 剥がれを一カ所見つけてしまった場合は、他の箇所も剥がれが無いかを確認しておきましょう。 参考: 2.保証が効かない可能性がある 外壁の美観的にも保護能力的にも非常に良くない「剥がれ」は、一刻もなんとかしてほしいと誰しも思うものです。 ところがこの剥がれが、場合によっては外壁塗装業者から「保証の対象外」と言われてしまうケースもあるため注意が必要です。 自社保証は、最低限のモラルや配慮はあれど、法律で「このレベルまで保証しなければならない」と決められているわけではなく、保証期間や内容をどのように設定するかは、業者に委ねられています。 さらに、それぞれの業者が独自に発行していますので、保証内容にはこだわらず、ただ単に契約を多く取りたいがために契約前の安心材料として利用している業者などもいます(参考:)。 つまり、施工後すぐに塗装の剥がれが起きても、「うちの保証範囲外です」と、保証の対象外とみなされてしまうことも十分も起こりうるのです。 ひどいケースでは、明らかに業者の手抜き工事によるものでも対応してもらえないこともありますので、契約した後だけでなく、契約する前にも、保証内容についてしっかり確認しておくことが大事です。 自社保証の多くは、使った塗料に応じて保証期間を定める内容になっていますが、保証年数の設定は業者ごとに違います。 例えば、耐用年数とコストのバランスがよく、現在多くの塗装現場で使われているシリコン樹脂塗料ですが、一般的に耐用年数を迎えるとされる7~8年を保証の限界にする業者もあれば、10年間保証してくれる業者もあるなど、基準には違いがあります。 業者によっては、メーカー保証と自社保証の両方をアフターサービスとして付けてくることもあります。 ただし、メーカー保証は通常、値段が高い一部の塗料のみでしか利用できませんので、ほとんどの外壁塗装では、業者が発行する自社保証がメインになると考えておきましょう。 なぜかというと、塗装直後であれば、施工が不十分な塗膜でも、塗料の力で外壁になんとかくっついて、剥がれずにいられるためです。 これだけ聞くと、「2~3年猶予があるのなら塗装後すぐに慌てることはない」、と考えてしまいますが、塗装というものは、きちんと施工すれば10~15年程度は美観を保ちますので、それに比べれば非常に早く不具合が出ると言わざると得ません。 また、万が一悪徳業者に施工を依頼していて、2~3年後に剥がれが起きても、既にその会社は施工エリア内から撤退している可能性が高く、姿をくらませて連絡が取れない状態になっている可能性もあります。 さらに厄介なのが、2~3年後に剥がれた箇所を見ても、それが施工不良なのかどうかは、素人には見分けることができないのです。 塗装から数年後に塗膜が剥がれてしまったときは、施工した業者に相談することはもちろん、別の外壁塗装業者や、設計事務所の建築士などといった、第三の専門家にも相談し、意見を得ることをおすすめします。 4.業者が補修に対応してくれない場合は消費者センター もし、業者と連絡が取れなくなってしまったり、悪徳業者や手抜き業者などから補修を断られたりしたときは、消費者センターや、紛争処理支援センターなどの、無料相談を利用してみましょう。 (参考:)。 外壁塗装において、工事のやり直しにまつわるトラブル事例で主に争点となるのは、業者負担で無償で工事を行うべきか、施主が追加料金を支払うべきか、という点です。 塗りムラなどは、施工不良かどうかが判断しにくいため、業者側の不備を指摘するのが難しく、無償のやり直しが断られてしまうケースもありますが、剥がれは、業者の不備を証明しやすい劣化です。 剥がれが起きたときは、該当箇所を必ず写真に撮っておき、いつ施工してもらい、いつ頃から剥がれ始めたのかといった具体的な情報を詳細に記録しておき、その時の業者の対応もすべて記録した状態で、相談窓口やセンターに対応を依頼しましょう。 ただし、このとき注意しておかなければならないのが、一度、施工不良をしてしまった業者に再度やり直しを命じたとしても、良い塗装をしてくれるとは限らないということです。 気まずい空気の中、再び2週間の工事期間を味わってまで、不安な施工を頼むくらいであれば、いっそのこと、返金等を依頼し、別の信頼できる業者にやり直しを頼むのも良いでしょう。 悪徳業者などは、契約額の一部でも返金に応じない可能性もありますが、返金の手続きについても、上記のセンターなどで詳しく相談してみてください。 一方、劣化を放置してぼろぼろになった古い外壁に塗装を行えば、割れの補修や防水工事などの追加工事が発生する分、工事費用は高くなるでしょう(参考:)。 つまり、剥がれが起きている外壁を塗装するときは、施工不良が起きた箇所すべてに手を加えなくてはなりませんので、そのために、多くの手間と作業を必要とするのです。 しかし、手抜き業者によって生じてしまった施工不良の補修を、また手抜き業者に頼んでしまうと、劣化の解決にならず、再びやり直しをしなくてはなりません。 そのため、剥がれの補修といえど、塗り替えと同じくらい、業者選びは慎重に行わなくてはならないのです。 施工不良によって剥がれが起きてしまったときこそ、きちんとしたした業者を、より慎重に選ぶようにしましょう()。 信頼できる塗装専門業者を見つけよう 一般的に、外壁塗装を専門で行っている業者は、実際に工事を行うスタッフが会社に在籍していることが多く、外注の下請け職人を使わない傾向にあります。 そのため、信頼できない外注業者を現場に派遣したり、工事内容を元請け業者が理解していなかったりするトラブルも少なく、最初の現地調査からアフターケアまで、同じ担当者が一貫してサポートしてくれます。 また、見積前の外壁診断なども無料で行ってくれますので、検査費用をかけることなく家の劣化状態を調べることができ、塗装すべきかどうかの判断材料にすることができるでしょう。 リフォーム瑕疵保険もしっかり検討しよう 外壁塗装を含むリフォーム工事は、電化製品などと違って、保証内容があいまいとよく言われます。 また、先ほども少しご紹介したように、リフォーム会社が発行する自社保証は、業者ごとに保証期間や保証範囲にばらつきがあるという問題もあります。 特に外壁工事は、悪徳業者が手抜きを行いやすい箇所がいくつも隠れているため、そのような業者かどうかは契約前に調べておきたいものです。 そこで、契約前の判断材料として注目しておきたいのが、「リフォーム瑕疵保険」です。 「瑕疵(かし)」とは、工事後に備わっているべき性能が得られていない状態を表す言葉で、「欠陥」と言い換えることもできます。 例えば、• 雨樋の補修を頼んだのに室内壁側の雨漏りが治っていない• 塗装して数か月後に剥がれが起きた• 修理を頼んだ箇所にやり残しがあることに気づいた などの不具合が、リフォームではよく発生します。 しかし先ほども述べたように、業者によって保証の期間や範囲はあいまいなため、「保証書に書いていない」と突っぱねられてしまえば、対応されない恐れがあります。 あるいは、業者が倒産してしまい、補修する術すらなくなってしまうケースもあるでしょう。 このようなときに役立つのが、リフォーム瑕疵保険です。 言い換えると、どんなに施主が希望しても、施工業者が事業者登録をしていなければ、瑕疵保険に加入することはできませんので、契約前に確認しておきましょう。 この、瑕疵保険の事業者登録をする際は、取り扱い業者としての基準を満たしているかどうかが審査され、審査後は年会費も払わなくてはならず、常に登録内容を更新し続けなくてはならなりません。 つまり、リフォーム瑕疵保険が利用できる業者は、厳しい審査をクリアした信頼できる優良業者と考えることができるのです。 すると、工事中と施工完了後に、瑕疵保険の検査担当者として、建築士などが現場まで完了チェックに訪れます。 プロの建築士が、第三者の立場から工事品質を厳しくチェックしてくれますので、施工業者の手抜き工事や施工ミスなどがあれば、この時点ですぐに見抜いてもらうことができます。 また、万が一チェック段階で不具合が見つかっても、検査をクリアするために、本来持つ性能まで補修しなければなりませんので、瑕疵が残ったまま工事が終わってしまう心配もありません。 このように、瑕疵保険に加入する際、塗装業者は、第三者による検査を意識して施工に努めなくてはなりませんので、手抜き工事の防止効果も期待できます。 もし、そのような厳しい審査を通過したにも関わらず、施工後に瑕疵が見つかってしまったときは、瑕疵保険業者から施工業者に補修費用が支払われ、施主は費用を負担することなく、無償で補修してもらうことができます。 さらに、塗装をした業者が万が一倒産してしまっていたときは、施主に補修費用が支払われる仕組みになっていますので、業者の自社保証に関係なく、万全の補修体制を備えることができるでしょう。 高い専門スキルを必要とする外壁塗装では、下地材の選定ミスや手抜きによって、いともカンタンに施工不良が起きてしまいます。 未熟な業者はもちろんのこと、わざと手抜きを働くような悪質な業者に依頼してしまわないように、リフォーム瑕疵保険などの保証体制が万全な、優良な塗装業者にリフォームを依頼しましょう。

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