ファイトケミカルとは? ファイトケミカル=植物性化学物質は動くことができない植物は、紫外線による酸化や、動物や昆虫などの外敵から自らを守るために作り出した、色、におい、苦味を持った物質です。 人間にとって有用なファイトケミカルとしてよく知られているものは、 カテキン、リコピン、イソフラボン、アントシアニンなど。 多くのファイトケミカルに抗酸化性があるのは、植物自身の身を守るためなんですね。 栄養には、体を作ったり動かしたりする三大栄養素(糖質、たんぱく質、脂質) ビタミン、ミネラルがありますが、 最近では第6の栄養素として食物繊維、そして第7の栄養素としてファイトケミカルが注目されています。 ファイトケミカルは、人間の体の中では、• 抗酸化作用により活性酸素を除去する• 免疫力を高める• 血管の老化を防ぐ• がんを予防する• アレルギー反応を抑制する• ハーバード式野菜スープでは、これらのファイトケミカルの働きを毎日効率よく取り入れることができる、とされています。 ハーバード式野菜スープの作り方 【材料】 水1リットルに対して、• キャベツ 100g• タマネギ 100g• ニンジン(皮つき) 100g• 2.切った野菜を鍋に入れ、水を加えます。 鍋はホーロー製かステンレス製が望ましいです。 3.鍋のフタをして、強火にかけます。 沸騰したら、火を弱め、フタをしたままコトコトと20分程度煮込みます。 ハーバード式野菜スープの飲み方 できあがった野菜スープは、具材を除いた煮汁のみの量で200mlを食前か、食事と食事の間(要するに、空腹時に)のみます。 あえて、このタイミングが一番良い、とするなら、朝食の前、だそうです。 前日の夕食からほとんど何も食べていない朝食の前は栄養素の吸収が良いためです。 ハーバード式野菜スープの日持ち ハーバード式野菜スープの保存は、冷蔵で1日、冷凍で2週間、となっています。 冷凍する場合は、具が入ったまま冷凍します。 冷凍すると、細胞が壊れて、よりファイトケミカルが 出てきやすくなるそうです。 残った野菜の活用法 ハーバード式野菜スープは、「食事」ではなく、どちらかというと「健康のために飲むもの」なんですね。 具材はいっしょに食べても良いし、他の料理に使ってもよい、とされています。 ただ、栄養や味はスープの方に出てしまっているので、残った野菜には、あまり味はありません。 食物繊維を摂るためには食べたほうがよいのですが。 他の料理に活用するとしたら、• みそ汁の具• ミキサーにかけ、調味料や牛乳を入れてポタージュにする• ベーコンやトマトジュースを入れてミネストローネにする• 絞ってハンバーグの具にする などです。 後述する、マクロビオティックの「甘い野菜のスープ」を作る方法を習ったときには 「はっきりいってカスなので、感謝して捨てていいです」と言われたこともあります。 もったいないと思うかもしれませんが、スロージューサーでジュースを作っている人は毎日でるジュースの絞りかすを全部食べている、なんてことはないはずなので、それと同じように考えても良いのかな、と思います。 これって・・・「甘い野菜のスープ」じゃないの? 材料が、人参、玉ねぎ、野菜、かぼちゃの4つの野菜である、ということと、食前にスープだけを飲み、残った野菜は別途活用する、とされていることで、 私がすぐに連想したのが、マクロビオティックのレシピの中にある「甘い野菜のスープ」です。 マクロビオティックは、もともとは日本人桜沢如一氏が体系化し海外へもひろめたものですが、 アメリカに渡った桜沢氏の弟子久志道夫氏がアメリカで指導していたマクロビオティックがマドンナなどセレブの間ではやり、「クシマクロビオティック」として日本に逆輸入されました。 そのクシマクロで、人参、玉ねぎ、野菜、かぼちゃを煮出した甘い野菜のスープをよく飲むんです。 (桜沢氏直系の、オーサワマクロではあまり使われていない印象があります) ハーバード式と違うのは、野菜を5㎜角程度まで細かく切ること。 そして、飲む目的は、主に、「低血糖症を改善するため」とされています。 効果がある理由も、野菜のファイトケミカル、ということではなく、 人参、玉ねぎ、野菜、かぼちゃは、野菜の中では中庸の力を持っているので(マクロビオティックでは、食べものを「陰」「陽」の力のバランスでとらえています)、 ということになっています。 効果があるのは煮出した汁の方で、汁だけを飲み、野菜の固形物の方は、もったいないのでなんとかして活用するか、「感謝して捨てる」となっていました。 あと、ハーバード式では、野菜を入れたまま冷凍して保存すると、野菜の細胞膜がさらに壊れてファイトケミカルが出てきやすくなる、と推奨されていますが、 マクロビでは冷凍保存は、勧められないのです。 だからそれ以前の処理として細かく切るのでしょう。 甘い野菜のスープは「甘い野菜のドリンク」という商品名で、レトルトパックで売られています。 ハーバード式野菜スープを続けたいけれど、作るのが大変、野菜の処分に困る、という人は 少々割高ですが、レトルトを利用してもいいかも。 ハーバード大学式野菜スープの作り方と効果・野菜の活用用は? まとめ ハーバード式野菜スープは、野菜に含まれる、フィトケミカルには活性酸素を取り除きガンや生活習慣病を防ぐ作用があることに注目し、その効果を毎日取り入れられるように考案されたスープです。 使う野菜は、人参、キャベツ、タマネギ、かぼちゃ、と身近なものばかりですが、 毎日、となると、作る時間が面倒、という人もいるかもしれませんね。 ハーバード式野菜スープの材料や作り方は、マクロビオティックの「甘い野菜のスープ」「甘い野菜のドリンク」とほとんど同じなので、レトルトで販売されているマクロビの「甘い野菜のドリンク」を時には利用してもよいのでは、と思われます。 参考にしてみてください!.
次のContents• ファイトケミカルスープというエイジングケアに最適なスープ知っていますか? 私は、このスープを飲み始めてから、すぐにある効果が出ました。 その結果報告を含めて、ファイトケミカルスープの作り方、効果も書いていきたいと思います。 ファイトケミカルとは? ファイトケミカルとは、植物の内に秘めた力のことを指します。 野菜は動くことができないので、自らを守るために備え付けられた自衛機能があります。 例えば、紫外線を浴びることによってできる活性酸素を抑えたり、外的から食べられないように色や香り、苦みで退けるなどです。 そして、このファイトケミカルの成分は、人間の体では作ることができません。 病気の予防や美容効果も高いので、積極的に取り入れていきたい植物の力なんです。 ファイトケミカルの主な効果は3つあります。 抗酸化作用• 免疫力アップ• 抗ガン作用 人間の必要な5大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)と食物繊維に匹敵するほど栄養価があります。 5つの美肌効果• 吹き出物(ニキビ)、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の抑制・予防効果• 皮膚のバリア機能を高め、健康な肌へ導く。 アレルギーを抑え、肌荒れやかぶれを防ぐ。 皮膚の老化を防ぐエイジングケア効果。 紫外線の皮膚ダメージを体の中から防ぐ。 2つのエイジングケア効果• 体脂肪を分解し、燃焼を促すダイエット効果• また、ファイトケミカルは熱に強く、煮出したスープは、生の野菜ジュースの約10〜100倍の抗酸化力があるといわれています。 嬉しい5つの効果• 抗酸化作用でエイジングケア効果• 老廃物を排出するデトックス効果• 抗ガン作用や免疫力アップ• 肥満や高脂血症を防ぐダイエット効果• 血液をサラサラにする生活習慣予防 たくさんの健康&美容効果を知ったところで、ハーバード式ファイトケミカルスープの作り方をご紹介します! 作り方 材料 キャベツ 100g、玉ねぎ 100g、人参 100g、かぼちゃ 100g、水 1リットル 材料は、お好みで食べやすいサイズに切ります。 ホーローの鍋に切った野菜と水を入れて、強火にかけ沸騰させます。 沸騰したら弱火にし、20分煮込んで完成です。 飲み残ったスープは、保存容器に入れて冷蔵保存だと2〜3日、冷凍保存だと1〜2ヶ月持ちます。 冷蔵だと野菜からファイトケミカルが溶け出して出来立てより効果がアップしますし、冷凍だと解凍する時にさらに細胞壁が壊れるので冷蔵よりも効果がアップします。 飲み始めてから、すぐにある変化が現れました。
次の最近「ハーバード大学式野菜スープ」と言うお初ワードを耳にしました。 ハーバード大学の学食で出してるスープで頭が良くなったりするのかな~ なんて思ったのですが調べたら全く違いました(笑) このスープは元ハーバード大学の准教授の高橋弘先生が ある成分を摂ると「体が若返る」ということで考えられたそうです。 ハーバード大学式野菜スープのレシピと作り方 早速ハーバード大学式野菜スープのレシピから。 材料はたった4つの野菜だけです。 ・キャベツ ・玉ねぎ ・にんじん ・かぼちゃ これらの野菜をすべて同量用意します。 皮付きのまま食べやすい大きさにザクザク切っていきましょう。 あっ! 玉ねぎの外側の茶色い皮やにんじんのヘタ、かぼちゃの種も捨てちゃダメですよ! ココに若返りの成分がたくさん含まれているんです。 皮や種はお茶や出汁用の不織布製のパックに入れて一緒に煮出します。 フタのある鍋に野菜とひたひたになるくらいの水を入れてフタをしたら まずは沸騰するまで強火にかけます。 沸騰したら弱火にしてそのままコトコト20分程度煮込めば完成です! 塩やコショウなどの 調味料は一切ナシ! 野菜の旨みと栄養だけをスープに出していきます。 塩も何も入れないとは・・・ これは健康のためにはおいしくないのも仕方ないパターンですかね(笑) これはますます気になります! ポイントは皮を剥かないこと! ハーバード大学式野菜スープのポイントは 材料の皮や種、ヘタなどは捨てないですべて一緒に煮るということです。 ココに例の若返り成分が豊富に含まれているためです。 皮は剥かないにしてもヘタとか種とかは 普段の流れで切ったら捨てちゃいそうになるので気をつけましょう(笑) 皮やヘタを入れるための出汁パックは 100均やスーパーでも売っているのでついでに買っておくといいでしょう。 50枚入りとかでたっぷり入っているので何回も作れますし 普通にかつお節で出汁を取る時にも使えるので無駄にはならないと思いますよ。 ハーバード大学式野菜スープが命のスープと言われる理由 柔らかく煮込まれていて野菜も食べやすくスープまですべて飲めば 単純に食物繊維をたくさん摂ることができるので便秘解消に効果的です。 それ以外の効果としてハーバード大学式野菜スープを飲むことで デトックス効果や血管の老化を防ぐなどの効果が期待できます。 その根拠となる成分が 「ファイトケミカル(フィトケミカル)」です。 ファイトケミカルというと聞き慣れないですが リコピンやカテキンなどだったら聞いたことありますよね! これらのポリフェノールといわれる成分も実はファイトケミカルの一種なのです。 ではファイトケミカルが若返りの成分である理由まで もう少し深堀りしてみますね ファイトケミカルの抗酸化作用 ファイトケミカルは自力で動くことができない植物が 紫外線による酸化や虫などから身を守るために作った抗酸化成分です。 人間にもその一部が有効というわけです。 強い抗酸化作用があり人間の体を錆び付かせるという 活性酸素を無害化してくれるといいます。 活性酸素があらゆる病気や老化の原因と考えられているので その活性酸素が無害化すれば若返り効果があるというわけですね。 血管に作用すれば血管の若返り、肌も美肌になり もしかするとがんを抑制するのではとも言われているそうです。 実際に冒頭でご紹介した高橋先生もこのスープで ダイエットと血管年齢の若返りに成功していますからすごいですよね! 続いてはハーバード大学式野菜スープの効果を最大限に引き出す食べ方をご紹介します。 せっかく食べるなら効果を感じたいですからね! 食べる時間帯や回数もポイントがありますので最後まで読んでくださいね。 スポンサーリンク 推奨の食べ方はスープと野菜を別々に ハーバード大学式野菜スープの食べ方としてオススメされているのは 野菜の具の部分は食べずにスープだけ飲むというものです。 逆に言うとファイトケミカルを摂るのが目的であれば スープの部分にすべて溶け出しているということになりますね。 そして具の部分も食べてはいけないわけではありません。 私が考えるに具の部分に不溶性食物繊維も含まれているし 具を食べたからといって効果が無くなったという話はなさそうなので食べてもいいと思います。 ただし調味料で味付けをしていないので 具がある分味が欲しくなりそうだなと思います。 もし味付けをした場合の効果についてはどうなるのか調べても分かりませんでした。 基本が味付けなしで考えられたレシピなので もしかしたら健康のためには塩分などは加えないという考え方なのかもしれません。 前置きが長くなってしまいました(笑) それでは飲み方のポイントをどうぞ! ハーバード大学式野菜スープの飲み方のポイント ・空腹時に飲む(1番オススメは朝食の前) ・1回200ミリリットル飲む(スープだけ) 基本はスープだけを飲みますが先ほども言ったとおり 私は 食物繊維も摂るなら具の部分も一緒に食べるべきだと思います。 特にかぼちゃには不溶性食物繊維が豊富ですからね。 1日に飲む回数も目的によって違っています。 ・健康目的なら1~2回 ・ダイエットしたいなら2~3回 ・免疫力アップのためなら3~4回 4回って3食以外にいつ飲むんですかね(笑) お茶の時間もこれ? ちょっと現実的じゃないかなと感じます。 朝、夜の食事前に飲むのが1番自然で続けやすいパターンだと思います。 特に朝食をあまり食べない方はこれを飲むだけで栄養的にかなり良くなりますよね。 私も朝はコーヒーで済ませてしまうことが多いので このスープはとてもいいなと思います。 それに食事前にスープである程度満足感も得られますし 野菜を先に食べることになるので血糖値の急激な上昇も抑えられるでしょう。 そう考えるとダイエットしたい場合はさらに効果的ですし 血糖値の急上昇で血管を傷つけるのも抑えられますから血管の老化も防げるというのも納得かなと思いました。 今回のまとめ 今回は私も初耳の情報だったので速報としてお話させていただきました! 後日、実際に作って味や作り方などの感想も追記したいと思います。 せっかく体に良くてもおいしくなかったら食べたくなくなっちゃいますから。 簡単に作れるというのはとても良いので おいしかったらいいなと楽しみにしてます! では続報をお待ちくださいませ^^ 次にオススメの記事はこちらです!スープにも入っているキャベツの栄養について解説してます^^ スポンサーリンク.
次の