1 ドコモ光電話とはどんなサービス? ドコモの光回線で固定電話を使えるということがピンと来なかったり、イメージができなかったりする人もいるでしょう。 まずは、ドコモ光電話がどんなサービスなのかを紹介し、使うことでどんなメリットが得られるのかを説明します。 ドコモ光電話の仕組みと対応エリア ドコモ光電話はドコモの光回線を利用した固定電話サービスです。 光回線とはインターネット接続サービスのことで、ドコモが提供する光回線をドコモ光といいます。 これまで、固定電話はアナログ回線やデジタル回線を使って接続してきました。 そのため、固定電話とインターネットのセット利用がイメージできない人もいるかもしれません。 しかし、ドコモの光回線を使えば、インターネットのドコモ光と固定電話のドコモ光電話を同じ光回線を利用できるのです。 ドコモ光電話を利用するには、インターネット回線をドコモ光にする必要があります。 理由はドコモ光電話がドコモ光のオプションサービスという位置づけだからです。 一般的に、インターネット回線はサービスによって対応エリアが決まっています。 そのため、まずは固定電話を設置している場所がドコモ光の対応エリアに入っているかどうかの確認が必要です。 ドコモ光の対応エリアはフレッツ光の対応エリアと同じなので、東日本は、西日本はから調べることができます。 ドコモ光電話のメリット ドコモ光電話はドコモの携帯ユーザーにとってお得なサービスであるといわれます。 では、具体的にドコモ光電話にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 ここでは、2つの主な魅力について紹介します。 一般加入電話よりも安い ドコモ光電話を利用するメリットの一つは一般加入電話と比べて、基本料も通話料も安いことです。 一般加入電話とは電話会社と契約して利用する固定電話のことで、代表的な電話会社にはNTT東日本・NTT西日本があります。 ドコモ光電話と一般加入電話のどちらを利用しても、固定電話の月額料金は基本料と通話料の合計です。 しかし、一般加入電話の基本料は月額1,800円(税抜)程度である一方で、ドコモ光電話は月額500円(税抜)という差があります。 ドコモ光電話であれば基本料だけで月々1,300円(税抜)ほどお得なので、年間の金額に換算すると15,000円(税抜)以上節約できる計算です。 基本料は固定電話を使っても使わなくてもかかりますから、安くなるのは大きな魅力ではないでしょうか。 なお、通話料の詳しい内容については後でまとめて説明します。 ネットと固定電話の請求を一本化できる ドコモ光電話のもう1つのメリットは利用することで家計管理がしやすくなることです。 ドコモ光電話の利用料はインターネット回線であるドコモ光の料金と一緒に請求されることになります。 これは、ドコモ光電話がドコモ光のオプションサービスだからです。 さらに、ドコモの携帯ユーザーは携帯の料金もまとめられるので、家庭の通信費の一括管理が可能となります。 そのため、携帯、インターネット、固定電話の契約会社がそれぞれ別々の場合に比べて、支払いや契約内容の確認、更新手続きなどが簡単になるのです。 現在の電話番号はそのまま使える? ドコモ光電話の仕組みやメリットは理解できても、今使っている電話番号が変わってしまうのは不便と感じる人もいるのではないでしょうか。 事実、ドコモ光電話にしたときに、同じ電話番号がそのまま利用できる人とできない人がいます。 現在の電話番号がそのまま使えるのはNTT東日本・NTT西日本の加入電話を利用している人と、フレッツ光のひかり電話を利用している人です。 これら以外の固定電話を利用している人は番号が変更になる可能性がありますが、実際にどうなるのかは個別の確認が必要となります。 ドコモではドコモ光の申し込みに関する相談窓口を設置しているので、事前に連絡しておくと安心です。 問い合わせ窓口については記事の後半にまとめてあるので参考にしてください。 なお、確認するときに必要な情報は5つ、電話サービス提供事業者名、電話サービス名、契約者名、電話番号、電話を設置する住所です。 ドコモ光電話の契約パターン インターネット通信サービスにはさまざまなものがあります。 そのため、現在使っているサービスからドコモ光・ドコモ光電話へ変更するルートもさまざまです。 ここでは、どのような契約パターンが考えられるのかを説明します。 「ドコモ光+ドコモ光電話」をセットで契約する 引っ越したばかりでインターネット環境が整っていない人や他社のインターネットサービスを利用している人であれば、ドコモ光とドコモ光電話をセットで契約するのがお得です。 理由は初期費用が抑えられるからです。 ドコモ光電話はドコモ光を契約していれば後から追加することもできますが、セットで契約した場合に比べて手数料や工事料が余分にかかる場合があります。 固定電話を利用することが決まっているなら、ドコモ光の契約と一緒にするのがよいでしょう。 なお、他社サービスを解約してドコモ光に変更する場合は解約料が発生する場合があるので、事前に調べておくことが必要です。 フレッツ光から転用する 現在フレッツ光を利用している人はドコモ光への変更が比較的簡単にできます。 これら2つのサービスは対応エリアやサービス内容が同じで、回線の切り替えのみで利用可能だからです。 ちなみに、フレッツ光からドコモ光へ契約を変更することを「転用」または「乗り換え」といいます。 転用するときは事前にフレッツ光から転用承諾番号を取得し、ドコモ光の契約のときにその番号を伝えるルールです。 フレッツ光からドコモ光へ転用する主なメリットは3つあります。 まず、同じサービスをより安く利用できる点です。 また、同じ光回線を使うので、基本的に回線工事が必要ありません。 さらに、転用の場合はフレッツ光の解約金がかからないのもポイントです。 ただし、契約しているプロバイダー分の解約金は発生する場合があるので注意してください。 ドコモ光電話のみ追加する ドコモ光をすでに導入している人で、NTT東日本やNTT西日本などの一般加入電話を使っている場合はドコモ光電話のみを後から追加することになります。 ドコモ光とセットで申し込む場合に比べると、手数料や工事費用が割高になる可能性があったり、キャンペーンの適用ができなかったりしますが、追加の申し込みはいつでも可能です。 ドコモ光電話を後から追加する場合に必要な料金については、後ほど詳しく説明します。 2 ドコモ光電話の工事と初期費用 実際にドコモ光とドコモ光電話を申し込む場合は回線工事や初期費用が必要です。 ここでは、工事の内容や必要な機器、利用開始までにかかる費用などについて説明し、設置までの全体像が理解できるようにしていきます。 工事の内容と必要なルーター ドコモ光を利用するには回線工事が必要です。 ドコモ光の工事には工事担当者が来て作業をする派遣工事と、自分で設定を行う無派遣工事の2種類があります。 どちらの工事になるのかは申し込みの段階でドコモ側が判断するので、自分で選択することはできません。 これまで光回線を使ったことがない場合は屋外から自宅内へ光ファイバーケーブルを引き込む工事をすることになります。 この工事は一般の人にはできないので、原則として工事担当者がやって来る派遣工事です。 フレッツ光からの転用などの場合は無派遣工事となることもあります。 また、ドコモ光電話を接続するのに必要となるのがドコモ光電話対応ルーターです。 このルーターに電話ケーブルで固定電話を接続し、LANケーブルでパソコンを接続することによって、固定電話とインターネットの両方が利用できるようになります。 ドコモ光電話対応ルーターは希望すれば無料でレンタルされるので、自分で購入する必要はありません。 ただし、パソコンなどの通信機器を無線接続する場合は別途費用が必要で、東日本は月額300円(税抜)、西日本は月額100円(税抜)がかかります。 「ドコモ光+ドコモ光電話」の初期費用(転用含む) ドコモ光とドコモ光電話をセットで申し込んだ場合、初期費用はどの程度になるでしょうか。 ここでは、現在の電話番号を継続して利用し、派遣工事を行うという代表的なケースの初期費用について説明します。 初期費用にかかるのはドコモ光の初期費用、ドコモ光電話の初期費用、契約事務手数料の合計です。 なお、初期費用は12~60回の分割払いとすることもできます。 ドコモ光電話を設置するのが戸建ての場合、初期費用の総額は24,000円(税抜)です。 内訳はドコモ光の初期費用18,000円(税抜)、ドコモ光電話の初期費用3,000円(税抜)、契約事務手数料3,000円(税抜)となります。 マンションの場合は21,000円(税抜)で、ドコモ光の初期費用が15,000円(税抜)となり、ドコモ光の初期費用と契約事務手数料は戸建てと同じ金額です。 フレッツ光からドコモ光へ転用する場合はひかり電話を利用しているかどうかで費用が変わります。 ひかり電話を設置している場合は契約事務手数料の3,000円(税抜)のみ、設置していない場合は7,000円(税抜)(無派遣工事の場合)です。 ひかり電話を設置していない場合、契約事務手数料3,000円(税抜)の他にドコモ光電話の初期費用4,000円(税抜)がプラスされます。 戸建てとマンションで費用の差はなく、どちらにしてもドコモ光の初期費用はかかりません。 ここで説明した初期費用はあくまで代表的な例なので、実際の料金は自宅の状況によって変わります。 自分の初期費用がいくらになるのか詳しく知りたい場合には、ドコモの料金シミュレーションが利用可能です。 で細かい設定ができるので確認してみてください。 ドコモ光電話のみ追加の初期費用 すでにドコモ光を利用している人がドコモ光電話のみを後から追加する場合の初期費用は、ドコモ光電話の初期費用と契約事務手数料の合計で求められます。 なお、ここで紹介するのは現在の電話番号をそのまま継続して、無派遣工事を行った場合の代表例です。 ドコモ光電話を後から追加する場合、基本的には戸建てとマンションで費用の差はなく、どちらも総額6,000円(税抜)となります。 内訳はドコモ光電話の初期費用が4,000円(税抜)、契約事務手数料が2,000円(税抜)です。 ただし、あくまで一例なので、派遣工事となった場合や自宅の状況によって工事費用が変わる可能性はあります。 3 ドコモ光電話の利用料はいくらかかる? 固定電話は毎月費用が発生するので、利用料について気になる人もいるのではないでしょうか。 ここでは、ドコモ光電話の月額利用料や通話料について説明し、さらにナンバーディスプレイといった各種機能についても紹介していきます。 ドコモ光とドコモ光電話の基本料 ドコモ光電話の利用料はドコモ光の利用料と一緒に請求されるので、毎月の料金についてはドコモ光の分も把握しておく必要があります。 月々でかかる費用はドコモ光の基本料、ドコモ光電話の基本料と通話料の合計です。 まずはそれぞれの基本料について説明していきます。 なお、ここでは一般的な契約形態であるドコモ光タイプA(2年定期契約あり)の場合を例に挙げます。 ドコモ光の基本料は戸建ての場合が月額5,200円(税抜)、マンションの場合が月額4,000円(税抜)です。 ドコモ光電話の基本料は家の種類に関わらず月額500円(税抜)なので、それぞれの基本料を合計すると戸建ては月額5,700円(税抜)、マンションは月額4,500円(税抜)となります。 これにドコモ光電話の通話料がプラスされて、月々の利用料が決まる仕組みです。 通話料については次で詳しく説明します。 ドコモ光電話の通話料 ドコモ光電話は基本料だけでなく、通話料についても一般加入電話に比べて割安です。 固定電話の通話料は発信先によって変わってくるので、固定電話、携帯電話、国際電話のそれぞれについて、どれくらいお得になるのかを確認していきます。 まずは、固定電話への通話料です。 ドコモ光電話は発信先が固定電話の場合、日本全国3分8円(税抜)で利用できます。 一般加入電話の場合、市内でも3分8. 5円(税抜)、県内市外は3分20~40円(税抜)、県外となると3分20~80円(税抜)かかりますから、ドコモ光電話の通話料は魅力的です。 また、携帯電話へ発信する場合の通話料はドコモ光電話が1分16~18円(税抜)、一般加入電話が1分17~40円(税抜)となります。 携帯電話のキャリアやエリアによって料金に多少の差はありますが、一般加入電話と同じか、それ以下の料金で通話可能です。 さらに、国際電話についても大きな差があります。 たとえば、アメリカへの国際電話の場合、一般加入電話は1分60円(免税)ほどかかりますが、ドコモ光電話は1分9円(免税)です。 最初に説明した基本料のメリットに加えて、通話料についてもお得に利用できるのは嬉しいポイントではないでしょうか。 ドコモ光電話の付加サービス ドコモ光電話は一般加入電話の場合と同じように、付加サービスが利用できるようになっています。 ドコモ光電話に付加できる機能は全部で8つです。 ここでは、それぞれの機能と月額料金について説明します。 1つめは通話中着信(月額300円(税抜))です。 通話中に別の人からも着信が入った場合に対応できる機能で、いわゆるキャッチホンと呼ばれているものです。 2つめは転送電話(月額500円(税抜))です。 かかってきた電話を別の電話へ転送することができます。 3つめは発信者番号表示(月額400円(税抜))です。 いわゆるナンバーディスプレイ機能で、かけてきた人の電話番号が表示されます。 4つめはナンバー・リクエスト(月額200円(税抜))です。 番号を通知しないで電話をかけてきた人に対して、通知してかけ直すよう伝えてくれます。 ナンバー・リクエスト機能を利用するには3つめに紹介した発信者番号表示機能の契約が必要です。 5つめは迷惑電話ストップサービス(月額200円(税抜))です。 迷惑電話として登録した番号からの着信があったときに、相手に対して電話を受けられないことを伝えてくれます。 6つめは着信お知らせメール(月額100円(税抜))です。 着信があったことを携帯やパソコンのメールで確認することができます。 7つめはダブルチャンネル(月額200円(税抜))です。 1契約で2回線分の通話が可能になります。 8つめは追加番号(月額100円(税抜))です。 電話とFAXで番号を分けたい、店舗兼住宅で番号を分けたいといった場合に便利な機能です。 付加サービスはそれぞれ別料金が発生する仕組みなので、複数のサービスを利用したい人は次で紹介する「ドコモ光電話バリュー」のほうがお得に利用できる可能性があります。 ドコモ光電話バリュー 「ドコモ光電話バリュー」とは月額1,500円(税抜)で、基本料と6つの付加サービスをセットで契約できるプランのことです。 6つの付加サービスは自分で好きなものを選べるわけではなく、あらかじめ決められています。 具体的には通話中着信、転送でんわ、発信者番号表示、ナンバー・リクエスト、迷惑電話ストップサービス、着信お知らせメールです。 仮にこれらのサービスを個別に追加した場合、基本料の500円(税抜)と合わせて2200円(税抜)となります。 ドコモ光電話バリューでは同じ機能が1500円(税抜)で利用できるので、700円(税抜)お得になる計算です。 自分が必要とする付加サービスと基本料を合計した場合と比べてみたときにドコモ光電話バリューのほうが割安であれば、利用を検討する価値があるといえます。 4 ドコモ光電話の契約中に引っ越す場合はどうなる? ドコモ光とドコモ光電話の利用中に引っ越すことになった場合、契約がどうなるのか気になる人もいるでしょう。 ここでは、契約中の引っ越しの場合の対応について説明します。 主なポイントは引っ越し先でもドコモ光とドコモ光電話を継続して利用するかどうかです。 ドコモ光とドコモ光電話を引っ越し先でも利用する場合は引っ越し先の住所がドコモ光の対応エリア内であれば、移転工事をすることによって引き続き利用することができます。 移転するのにかかる費用の総額は移転事務手数料の2,000円(税抜)と移転工事料の合計です。 移転工事料はNTT東日本・NTT西日本のエリアが関わってきます。 NTT東日本内での引っ越しや、NTT西日本内での引っ越しの場合、移転工事料(派遣工事)は戸建てが9,000円(税抜)、マンションは7,500円(税抜)です。 NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへ引っ越す場合や、その逆のパターンの場合は戸建てが18,000円(税抜)、マンションは15,000円(税抜)かかります。 なお、ここで紹介した移転工事料はあくまで代表的な例なので、自宅の状況によって変わる可能性があります。 もし、引っ越し先でドコモ光とドコモ光電話を利用しない場合には、ドコモ光の解約手続きが必要です。 ドコモ光電話はドコモ光のオプションサービスなので、ドコモ光の解約によって自動的に廃止となります。 ドコモ光を定期契約していて、契約期間内での解約となってしまうときは解約金が発生するので注意が必要です。 5 困った時の問い合わせ窓口 ドコモ光とドコモ光電話について問い合わせや相談がしたい場合はドコモの問い合わせ窓口が利用可能です。 申し込み前であっても、利用中であっても、基本的には「総合問い合わせ窓口(ドコモインフォメーションセンター)」へ電話することになります。 ドコモの携帯からかける場合の番号は局番なしで「151」(無料)、一般電話などからであれば「0120-800-000」です。 受付時間は午前9時から午後8時までで、年中無休で対応してくれます。 利用時は音声ガイダンスが流れるので、自分の状況に合わせて指示に従ってください。 また、一部メールやアプリでの対応も行っています。 申し込み前の相談についてはドコモショップでも対応可能です。 ドコモ光やドコモ光電話について、利用中に故障や修理が必要となりそうなトラブルが発生することもあるかもしれません。 そのときはドコモの携帯からであれば局番なしで「113」(無料)、一般電話などからの場合は「0120-800-000」へ電話します。 故障や修理に関しては24時間受付されています。 6 ドコモの携帯ユーザーはドコモ光電話で固定電話がお得に使える ドコモの携帯ユーザーであれば、インターネット回線にドコモ光、固定電話にドコモ光電話を選ぶことで、毎月の利用料や家計管理が大幅に改善されるというメリットがあります。 さらに、dカードGOLDを利用すれば、ポイント還元でよりお得感を味わうことも可能です。 特に、GMO得得BBは適用できる特典が充実していて初期費用も抑えられるので、ドコモ光とドコモ光電話のセット利用を考えている人にとって大きな魅力があるといえるでしょう。
次のこの記事では、こんな疑問に答えます!• ドコモ光を解約するにはどうすれば良い?• ドコモ光で違約金を支払わずに解約する方法はある?• ドコモ光以外でオススメの光回線ってどれ? 結論から言えば、 更新月にドコモインフォメーションセンターに電話をすれば違約金が発生することなくドコモ光を解約することができます。 ですが、ドコモ光の解約に関しては違約金以外にも 覚えておかなければならない注意点や、解約前に確認しておく必要があるポイントがあります。 この記事では、ドコモ光を損せずに解約するための全知識として、抑えておくべき注意点やポイントをどこよりもわかりやすくお伝えしていきます。 また、ドコモ光以外でオススメの光回線もご紹介しているので、ドコモ光を解約して他の光回線への乗り換えを検討中の人の参考となれば幸いです。 ドコモ光の解約方法• 最寄りのドコモショップへ行く• ドコモインフォメーションセンターへ電話をする へ行けば、専任スタッフによる安心したサポートを受けながらドコモ光を解約することができます。 ですが、ドコモショップのスタッフもドコモ光を解約されたくないのでさまざまな解約防止策を提案されたりそもそも待ち時間が長かったり、 必ずしもスムーズに解約できるとは限りません。 そこで筆者がオススメするのは ドコモインフォメーションセンターへ電話をしてドコモ光を解約することです。 電話での解約なら、受付時間内であれば自分の好きなタイミングで解約の手続きができ、かつドコモショップで長い時間待たされることもないので無駄がありません。 覚えていない・分からないという場合は契約者の生年月日でも解約手続きを行うことができます。 あとはオペレーターにドコモ光を解約したい旨を伝えるだけでOKです。 また、契約しているプロバイダに関しては、 プロバイダがセットとなっている「ドコモ光タイプA」「ドコモ光タイプB」を利用している人であれば ドコモ光の解約連絡と同時にドコモ側で手続きをしてくれるので自分で解約をする必要はありません。 ただし、プロバイダが提供している独自のサービスやオプションに申し込んで利用している場合は、自分自身で解約の手続きをする必要があります。 また、他の光回線へ乗り換える際に今のプロバイダを継続する場合はオペレーターにその旨を伝えてください。 自分が使っているプロバイダがわからない、という人もオペレーターに質問すれば教えてもらえるので安心してくださいね。 ドコモ光プロバイダごとの「ご利用にあたっての注意事項」 ドコモ光のプロバイダは、プロバイダのプランを変更することでドコモ光解約後も継続してメールアドレスなどを使うことができます。 プロバイダによってプラン変更ができるかどうかなど、異なる点があるので以下の「ご利用にあたっての注意事項」をご確認ください。 レンタルしているモデムなどの返却・場合によっては撤去工事 ドコモ光を解約したあとは、 レンタルしているモデムやWi-Fiルーターを返却する必要があります。 レンタル機器を返却しない場合は 機器相当額を請求される場合があるのでご注意ください。 また、レンタルしている機器を返却するのが面倒くさいからといってそのまま購入することはできないので、必ず返却するようにしましょう。 また、基本的にドコモ光の解約に際して回線の撤去工事は行われませんが、 住んでいる物件や回線の状況によっては撤去工事を行う必要があります。 撤去工事が必要であるかどうかはドコモ光の解約連絡をした際に案内があるかと思うので、オペレーターの指示に従って工事日のスケジュール調整を行いましょう。 撤去工事に際して工事費用は一切かからないので、その点はご安心ください。 ドコモ光の単独タイプの場合はプロバイダへの解約連絡をする ドコモ光の料金タイプで「単独タイプ」「ドコモ光ミニ」を利用している場合、 自分自身でプロバイダの解約手続きを行う必要があります。 契約しているプロバイダの連絡先については、ドコモ光の解約時にオペレーターから教えてもらえるのでご安心ください。 なお、プロバイダとの契約においても年間契約であるケースが多く、 契約期間内に解約をすると5,000円前後の違約金が発生します。 更新月以外の解約の場合、このプロバイダの違約金に加えてドコモ光解約の違約金も請求されることになるので、可能であるならば更新月に解約するようにしましょう。 ドコモ光初期工事費用 戸建てタイプ 集合住宅タイプ 一括支払い 18,000円 15,000円 分割支払い 12回:1,500円 24回:750円 36回:500円 48回:375円 60回:300円 12回:1,250円 24回:625円 36回:417円 48回:312円 60回:250円 参照: 一括で支払っている分には問題ありませんが、分割払いをしている最中にドコモ光を解約すると 工事費用の残額分が一括で請求されてしまいます。 特に、過去のキャンペーンなどで工事費用が無料になっている場合は、工事費用分の割引が適用されて「実質0円」となっている可能性が高いです。 工事費用分の割引が適用されて「実質0円」となっている場合、ドコモ光の解約と共に割引の適用も終了となるケースが多いので、突然高額な工事費用残額分を請求されることになってしまいます。 可能であるならば工事費用を支払い終わった後、もしくは 他社への乗り換えの際に適用される違約金負担キャンペーンを利用することで無駄な支払いを避けることが可能です。 ドコモ光で無駄な支払いを避ける方法については「」でくわしく解説していきます。 ドコモ光の違約金 ドコモ光は、基本的に2年契約なので契約期間内の解約の場合は違約金が発生します。 違約金は戸建てタイプか集合住宅タイプかで異なります。 更新月は、ドコモ光を利用し始めた月から数えて 「24か月目・25か月目・26か月目」の3ヶ月間です。 2019年3月までは、更新月は「25か月目・26か月目」の2ヶ月間でしたが、これが延長されました。 ドコモ光の更新月は「」から確認が可能です。 プロバイダ関連の違約金 ドコモ光の単独タイプやミニタイプを使っている場合や、プロバイダ独自のサービスを利用している場合はそれぞれに応じた違約金が発生することがあります。 プロバイダごとで違約金内容やサービス・オプションの最低利用期間が異なるため一概にはお伝えできませんが、総じて 違約金として5,000円前後の費用が発生することが多いです。 各プロバイダで利用しているサービスやオプションについては、各プロバイダのマイページや請求明細に記載されているので、「サービス名+違約金」などのキーワードで検索をしてみてください。 お金をかけずにドコモ光を解約する方法2つ• ドコモ光の高額な違約金を支払わずに解約する方法は上記の2つです。 それぞれ見ていきましょう。 「更新月」で解約する 「違約金を支払わずに解約する方法」ひとつ目は、契約しているドコモ光の「 更新月」で解約する方法です。 ドコモ光は、一般的に「2年間の定期契約あり(2年契約)」で契約している人が多いかと思います。 その場合、ドコモ光の利用開始月から数えて24ヶ月目・25ヶ月目・26ヶ月目が「更新月」と呼ばれる、 ドコモ光を解約しても違約金が発生しない絶好のタイミングとなります。 ドコモ光の利用開始月なんて覚えてない、更新月がわからないという人は「」にログインすれば更新月を確認できるのでご安心ください。 なお、ドコモ光の解約には解約手続きをしてから日数がかかるケースがあるので、 更新月が終わる間際の解約手続きはオススメしません。 更新月を過ぎて違約金が発生してしまう可能性があるので、ドコモ光の解約はなるべく早めに手続きを済ませるようにしてください。 乗り換え先のキャッシュバックで相殺する 「違約金を支払わずに解約する方法」二つ目は、ドコモ光から他の光回線へ乗り換える際のキャッシュバックを利用する方法です。 光回線を提供している事業者の多くが、 他社からの乗り換えの際にかかる違約金を負担してくれたりキャッシュバックをもらえたり、さまざまな特典を用意しています。 以下、有名どころの光回線における違約金負担キャンペーンやキャッシュバック金額をまとめた一覧表をご覧ください。 さらに、 代理店経由で申し込むことで違約金負担分以外に現金キャッシュバックまで受け取ることができるので、違約金以上のキャッシュバックを受け取ることができるので非常にお得です。 「 」に関しては、違約金負担キャンペーンはなかったものの、最大35,000円のキャッシュバックキャンペーンが行われています。 キャッシュバックキャンペーンをうまく使えば、たとえ違約金を支払ったとしてもそれ以上の特典を受け取ることが可能です。 ドコモ光を解約した後のインターネット回線をどこにするか決まっていない人は、「違約金負担がある」「キャッシュバックがある」の2点を意識して光回線を選んでみるのも良いでしょう。 下記の記事では、あなたに最適な光回線の選び方をご紹介しているので、こちらの記事もあわせて参考としてみてください。 アナログ回線に戻す(アナログ戻し)の申し込み手順• ドコモ光の解約手続きを行う(を参照)• NTTへ再度電話連絡をして光電話へ乗り換える 再度NTTに対して「利用休止工事」の申請を行う 参照: 上記の手順でアナログ戻しが可能ですが、 ドコモ光電話で新たに取得した電話番号の場合はアナログ戻しができません。 つまり、他社の光電話サービスでドコモ光の電話番号を継続して利用することはできないのでご注意ください。 NTTの加入電話を利用する 光電話サービスを利用せずに固定電話を使いたい場合は、NTTが提供する「NTT加入電話」を使うことになります。 ドコモ光の光電話でNTT加入電話の電話番号を使用していた場合は、上記のアナログ戻しの手続きを行うことで同じ電話番号を継続利用することが可能です。 NTT加入電話の電話番号がなくなってしまった場合は、以下のページを参考にして新規申し込みをしましょう。 NTT加入電話の新規申し込み先• NTT東日本:• NTT西日本: 2. ドコモ光でレンタルしていたWi-Fiが使えなくなる ドコモ光を解約すると、 レンタルしていたモデムやWi-Fiルーターといった機器を返却しなければなりません。 レンタル機器を返却しない・返却できない場合は 機器相当額を請求される場合があるのでご注意ください。 また、レンタルしている機器を返却するのが面倒くさいからといってそのまま購入することはできないので、必ず返却するようにしましょう。 なお、他の光回線でもWi-Fiルーターの無料レンタルサービスを行っているので、返却したからといってすぐに新しいWi-Fiルーターを購入する必要はありません。 ドコモ光テレビやメールアドレスなどのオプションが使えなくなる ドコモ光を解約すると、 ドコモ光テレビや提携プロバイダで提供されていたメールアドレス、その他サービスも一切使えなくなります。 解約後もテレビを見たい場合は、乗り換え先の光テレビサービスを利用したりケーブルテレビなどを利用したり、他のサービスを利用するようにしてください。 なお、メールアドレスや一部のサービスに関してはプロバイダのプラン変更をすることで継続利用できる場合があります。 ドコモ光の解約連絡をした際に、オペレーターにメールアドレスを継続利用できるかどうか確認してみましょう。 ドコモ光から他の光回線への「転用」はできないので注意 もともと「フレッツ光」を使っていた人がドコモ光に乗り換えることを「転用」と呼びます。 ドコモ光やソフトバンク光などの光インターネット回線はフレッツ光回線を流用しているサービスなので、フレッツ光の設備をそのまま利用(転用)することができ、工事費用がかからないなどのメリットがありました。 ところが、 一度転用した回線は他の光回線への再転用ができません。 いま使っている回線設備は「ドコモ光専用の回線」となっているため、もし仮にフレッツ光へ戻したい場合でも再転用ができず、新たに導入工事を行う必要があります。 導入工事を行う=初期工事費用が発生する、ということを覚えておきましょう。 ドコモスマホとのセット割が適用されなくなる=月額料金が高くなる ドコモ光を解約すると、これまで適用されていたドコモスマホとのセット割が一切適用されなくなるため、 ドコモスマホの月額料金が高くなってしまいます。 適用されなくなるドコモスマホとのセット割は以下の通りです。 ドコモ光+ドコモスマホの料金割引サービス• ドコモ光セット割:ドコモスマホのパケットパックに応じ最大3,500円割引• ずっとドコモ割プラス:ステージに応じた利用料金割引かdポイント付与のどちらかを選べる こればかりはどうしようもないので、光回線を乗り換えるのと同時に、乗り換え先の光回線との組み合わせでセット割が使えるスマホキャリアへMNP乗り換えをするしかありません。 「」でスマホとのセット割が適用となる光回線を紹介しているので、スマホの乗り換えも検討する人は参考にしてみてください。 他社への乗り換え検討なら、解約証明書をもらっておく 「」で解説したように、他社の違約金を負担してくれるキャンペーンを行っている光回線があります。 その際に必要となるのが「 解約証明書(支払証明書)」です。 ドコモ光の支払証明書には、支払済みの利用料金が記載されており、解約の際に発生した違約金についても記載されています。 1通400円の手数料が発生しますが、 他社の違約金負担サービスを利用する場合には必要不可欠な書類なので、必ず取得するようにしてください。 取得するには、ドコモインフォメーションセンターへ電話をすればOKです。 auひかりはKDDI回線を利用している光回線で、 最大通信速度(下り)は1~10Gbpsとドコモ光以上の超高速通信ができます。 月額料金は平均~高めの部類に入りますが、auスマホとの組み合わせで「 auスマートバリュー」が適用されて、 最大2,000円の割引が受けられるようになります。 また、ドコモ光からの乗り換えでも最大30,000円までの違約金を負担してくれる「/」があるので、お金をかけずにドコモ光を解約してauひかりへ乗り換えることが可能です。 auひかりの工事費用に関しても「」でお得に契約できるので、auスマホへ乗り換えるのであれば最もオススメの光回線です。 auひかりについては以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。 「スマホがソフトバンクならソフトバンク光がオススメじゃないの?」と思う人は多いかと思いますが、NURO光の提供エリア内に住んでいるのであれば確実に「NURO光」の方がお得です。 NURO光は、月額料金が4,743円と安い金額で使えて、 最大通信速度は業界内で最速の2Gbps~10Gbpsを誇っていることが特徴です。 その上、ソフトバンクのスマホなら「おうち割 光セット」が適用可能なので、毎月の最大で1,000円の割引が受けられるようになります。 ただし、NURO光では違約金負担キャンペーンを行っていないので、から申し込んだ場合にもらえる最大35,000円のキャッシュバックをドコモ光の違約金支払いに充てる必要があります。 NURO光については下記の記事で詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。 mobileのスマホへ乗り換えるなら自宅のネット回線は「 ソフトバンク光」がオススメです。 ソフトバンク光は、ドコモ光と同様にフレッツ光回線を利用した「光コラボ」の一種で、 最大通信速度(下り)は1Gbpsです。 mobileでセット割が適用されるのは「ソフトバンク光」だけで、毎月最大1,000円の割引が受けられるようになります。 ソフトバンク光では、他社の違約金を最大で100,000円まで負担してくれる「」が行われているので、ドコモ光を違約金0円で解約して乗り換えることが可能です。 ソフトバンク光については、以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。 自分が使っている格安SIMが上記の一覧表にない場合や、ドコモスマホを継続して利用している場合は、 提供エリア内であれば「NURO光」、それ以外であれば月額料金が安い「So-net光」がオススメです。 So-net光については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。 基本的にはドコモ光の解約だけでOKだよ! ドコモ光を解約する際は、基本的に ドコモ光の解約連絡だけでプロバイダへは連絡する必要がありません。 ドコモ光の料金プランは、基本的にプロバイダとセットになっている「タイプA」と「タイプB」が主流となっています。 そのため、ドコモインフォメーションセンターへ電話して解約の連絡をした際、ドコモ側でプロバイダの解約手続きも一緒に行ってくれます。 プロバイダの違約金は発生しませんし、自分でプロバイダに連絡をする手間も必要ないのがありがたいポイントです。 ただし、 ドコモ光の単独タイプ/ミニタイプを利用している場合は、自分でプロバイダの解約連絡をする必要があるので、ドコモ光の解約連絡をした際にプロバイダの連絡先を確認するようにしましょう。 ドコモ光を解約した月の利用料金は日割りになる?.
次の「ドコモ光電話バリューとNTT固定電話のオプションとの違いは?」「固定電話をもっとも安い月額料金で利用したい」とお考えではありませんか?インターネット回線をドコモ光にする際、悩みどころがNTT固定電話をドコモ光電話に切り替えるかどうかです。 固定電話の電話番号が変わると、電話番号を登録しているクレジットカードや銀行口座などの電話番号変更をしなければならないため、できれば避けたいのではないでしょうか。 今回は、ドコモ光電話バリューをNTT固定電話の豊富なオプションと比較しながら、固定電話ドコモ光電話に切り替えるメリット・デメリットについて解説します。 ドコモ光電話バリューはどういう人におすすめなのかについてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。 (2018年7月27日現在:すべて税抜価格) 目次• 自宅の電話料金は高い!料金が高額になる理由とは そもそも、今自宅で使っているNTT固定電話での電話料金はどの程度かかっているかご存じでしょうか。 実は、固定電話を使うと、思ったよりも電話料金が高くなりがちです。 まずはNTT固定電話の料金体系とオプションにかかっている金額について確認していきましょう。 NTT固定電話の料金体系 NTT固定電話の料金体系は、主に以下の3本立てで構成されています。 基本料金(電話を掛けなくても毎月かかる料金)• 通話料金• オプション料金 それぞれについて順番に紹介していきます。 NTT固定電話の基本料金と通話料金 NTT固定電話の基本料金は、電話サービス取扱所(級局)によって、また昔ながらの加入電話か、INSネットなのかによっても変わります。 【基本料金:NTT東日本・西日本共通】 1. 住宅用:加入電話 1級局(取扱所) プッシュ回線:1,600円 ダイヤル回線:1,450円 2級局(取扱所) プッシュ回線:1,600円 ダイヤル回線:1,550円 3級局(取扱所) プッシュ回線:1,700円 ダイヤル回線:1,700円 2. 住宅用:加入電話ライトプラン 1級局(取扱所) プッシュ回線:1,850円 ダイヤル回線:1,700円 2級局(取扱所) プッシュ回線:1,850円 ダイヤル回線:1,800円 3級局(取扱所) プッシュ回線:1,950円 ダイヤル回線:1,950円 3. 初期費用の施設設置負担金36,000円を支払わなくてよいライトプランの方が、全般的に少し高めの値段です。 NTT東日本は、最安値1,450円~3,030円までで、多くは加入電話のプッシュ回線を使っているため1,600円という家庭が多いでしょう。 基本料金は、このほかにも屋内配線使用料として毎月60円、黒電話やピンク電話をレンタルしている場合は機器使用料180円~が別途かかっている計算です。 また、通話料金は、大きく分けて区域内通話、隣接区域内通話料、区域外通話料の3種類があります。 区域内は単一料金で料金が一番安く、隣接区域内通話料は隣接する単位料金区域相互間との通話で、距離に関係なく一律料金。 区域外通話料は、距離が遠くなるほど高い料金設定です。 【通話料金】 ・区域内通話:3分間で8. 5円 深夜(午後11時~午前8時)は4分間で8. 5円 ・隣接区域内通話料:3分間で20円 ・区域外通話料:3分間で距離や時間帯により20円~40円と変動 ・携帯電話:ドコモ宛て3分間で60円 au宛て3分間で90円 ソフトバンク宛て3分間で120円 ・IP電話への通話:3分間で10. 5~10. 8円 区域内通話の場合は、昼間や夜間の通話なら30分で85円、深夜時間帯だと63分と少し会話ができる計算です。 これが区域外通話で一番値段が高い時間帯になると、同じ30分でも400円と結構かかります。 距離の離れた友人と電話をしているとあっという間に通話料金が高くなってしまうため、「固定電話は電話料金が高い」というイメージにつながっているのかもしれません。 NTT固定電話のオプション料金 NTT固定電話のオプションで、継続して月額料金を支払うサービスは以下のものがあります。 料金[1] も併記しますので、後ほど説明するドコモ光電話のオプションやドコモ光電話バリューと比較してみてください。 【迷惑電話防止】 1. ナンバー・ディスプレイ:400円 2. ナンバー・リクエスト:200円 3. 迷惑電話おことわりサービス:最大6件・600円 最大30件・700円 4. 二重番号サービス:700円 【転送サービス】 1. ボイスワープ/INSボイスワープ:500円 2. ボイスワープセレクト/INSボイスワープセレクト:650円 【キャッチホン】 1. キャッチホン:1契約者回線ごとに300円 2. INSキャッチホン:300円 3. キャッチホン・ディスプレイ:100円 【お知らせ機能】 1. ナンバー・アナウンス:200円 ドコモ光電話とは ドコモ光電話とは、NTTドコモのインターネット接続サービス「ドコモ光」のオプションサービスで、インターネット回線を利用したひかり電話です。 NTT固定電話との違いは、固定電話はアナログ回線で、ドコモ光電話は光回線ということと、ドコモ光電話は、電話料金全国一律と言う点も大きく違います。 ドコモ光バリューは、ドコモ光電話のオプション料金の中から比較的よく使われるオプションをセットにして、割引料金で利用できるサービスです。 ドコモ光電話に加入すると、加入するかどうかを選べます。 ドコモ光電話とドコモ光電話バリューの料金体系については次で説明します。 ドコモ光電話の料金体系 ドコモ光電話の基本料金と通話料金は以下の通りです。 【基本料金】 500円 【通話料金】 固定電話:全国どこでも一律3分間で8円 携帯電話:ドコモ宛て3分間で16円 au宛て3分間で52. 5円 ソフトバンク宛て3分間で52. 5円 基本料金はNTT固定電話と比べても1,100円以上ドコモ光電話がお得で、通話料は、固定電話が相手の場合3分間で8円と固定電話より割安です。 ドコモ光電話のオプション料金 ドコモ光電話の各種オプション料金も、NTT固定電話と同様に紹介します。 通話中着信:300円• 転送でんわ:500円• 発信者番号表示:400円• ナンバー・リクエスト:200円• 迷惑電話ストップサービス:200円• 着信お知らせメール:100円• ダブルチャネル:200円• 追加番号:100円 固定電話よりも少ない数ですが、使えそうなオプションが多く並んでいます。 この中で一番よく使いそうなオプションは発信者電話番号表示です。 このオプションは、かかってきた電話の相手先番号が、電話に出なくても分かるサービスです。 電話機にモニターがあれば映し出されるため、迷惑電話に限らず、身に覚えのない電話に出なくて済む、現代にはぜひとも欲しいオプションでしょう。 ほかには、商売などで外出中に、自宅にかかってきた電話は出先の携帯電話で対応したいという方におすすめのオプションは転送でんわです。 一般の人は留守番電話で十分ですが、こまめな電話対応が必要だけど、電話番のためだけに人手を割けない、という方には特に良いでしょう。 後は、NTT固定電話で迷惑電話ストップサービスを使っていたかどうか、着信お知らせメールが使うかどうか、ひとつひとつ考えて、本当に欲しいオプションを絞り込みましょう。 ドコモ光電話バリューとは ドコモ光電話バリューは、ドコモ光電話のオプションサービスのうち、迷惑電話対策に使える6つのサービスと480円分の通話料金をセットで1,500円にしたセット料金です。 480円分の通話料金は、当月使い切れなかった分は翌月に回りますが、翌々月までは持ち越せません。 ドコモ光電話バリューのオプション内容 ドコモ光電話バリューのオプション内容は以下の通りです。 通話中着信:300円• 転送でんわ:500円• 発信者番号表示:400円• ナンバー・リクエスト:200円• 迷惑電話ストップサービス:200円• 着信お知らせメール:100円 合計1,700円分のオプションがついているので、このオプションをすべて利用するならとてもお得な料金です。 このオプションの中では、発信者番号表示と迷惑電話ストップサービスは多くの人が使う可能性のあるサービスになるでしょう。 また、転送でんわは、自宅が事務所代わりなど仕事関係の連絡が来るという方にはおすすめのオプションです。 ただ、その他のオプションは本当に利用するかどうかは吟味してください。 不要なオプションを外して料金計算をしなおしてから、本当にお得かどうかを検討しましょう。 ドコモ光電話バリューを契約するとお得な人は ここまででドコモ光電話バリューについて見てきました。 まとめてドコモ光電話バリューを契約するとお得な人はどういう人かを解説します。 【ドコモ光電話バリューに向いている人】• 固定電話をよく利用する人• ドコモ光電話バリューのセットオプションのうち、利用するオプションの料金+980円が1,500円より高くなる人• 外出中は自分の携帯番号に転送してほしい人 固定電話をよく利用する人は、通話料金の安いドコモ光電話で、なおかつ480円分の通話料金がセットで付いてくるドコモ光電話バリューを契約するとお得だと感じられるでしょう。 ドコモ光電話バリューが提供するオプションをいくつか使うという人にもおすすめです。 また、外出中は自分の携帯番号に転送してほしい人は、転送でんわと発信者番号表示だけで900円のオプション料金となりますので、ドコモ光電話バリューがお得です。 まとめ 豊富なオプションがそろうドコモ光電話バリューについて、NTT固定電話と比較してどちらを選べばいいのかを、料金面やオプション内容、固定電話の使い方などに着目してまとめました。 ドコモ光電話は、基本料金も通話料金もNTT固定電話より安いため、乗り換えを前提に考えてもいいでしょう。 その際、現在NTT固定電話で加入しているオプションから、本当に必要なものを厳選してドコモ光電話のオプションを選びましょう。 ドコモ光電話バリューがお得かどうかは、利用するオプションの料金によって違います。 自分にとって一番コスパの良いサービスを選択する参考となれば幸いです。
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