フキダシを分ける• セリフを2コマに分ける• セリフの量を削る そもそもそんなに多くのセリフが必要か?考えてみてください。 絵で見せれるところは絵で見せましょう。 それでもセリフの量が多いなら、 フキダシを分けます。 もしくはセリフを 2コマに分けましょう。 これだけで読みやすくなります。 顔マンガにならない 顔マンガとは、顔中心の構図だけでストーリーが進む漫画のこと。 顔マンガだと必然的にセリフの量が多くなります。 同じ構図が続くため退屈し、読んでいて面白くありません。 構図による効果や演出を取り入れることで、漫画は面白くなっていきます。 できるだけ絵で表現する セリフの量が多いのは漫画を読みづらくする原因の一つ。 漫画には『絵』があるので、できるだけ 絵で表現しましょう。 例えば、.
次のクリックできる目次• 漫画のコマ割り!割り方のコツ! コマ割りのコツは、メリハリをつけることです。 メリハリをつけないと単調になり、画面が退屈になってしまいます。 わたしも気を抜くと、すぐ単調なコマ割りになってしまいます。。。 そこで、コマに大小つけてメリハリをつければ、単調さは一発で解決します! しかし、テキトーに大小をつければいいわけでは、ありません。 この大小の割り方にも気をつけるべき点があります。 それは、 見せたいシーンの優先順位にあわせてコマを割る です。 そのページで一番見せたい、または 重要なシーンのコマを一番大きくします。 そして次に重要なシーンを2番目に大きくする。 そして次に重要なシーン……次に重要なシーン… という形でコマの大きさを決定していきます。 一番大きいということは、そのページで目立つので、どうでもよいシーンに使うのはもったいないですよね。 一番重要なシーンは一番大きくコマを割る。 反対にそれほど重要ではないシーン。 例えば、ギャグやコミカルなシーンでは大きく割る必要は、あまりありません。 ストーリーにおいて重要なシーン。 キャラクターの感情が激しく揺れ動いているシーン。 こういったときに大きくコマを割ると効果的です。 これだけでコマにメリハリがついてきますよ。 タチキリを使った効果的なコマ割り まず、タチキリとは何かというと 原稿用紙の内枠からハミ出し、断ち切り線まで絵を描く技法です。 ハミ出して描くことで、緩急やインパクトを与えることができます。 最近では、全てのコマをタチキリにして描いている作品もありますが、個人的にはタチキリにするコマと断ち切らないコマを上手く使って、演出した方が良いと思います。 基本的にタチキリの使い方は、前項目と同じく、見せたいシーンや重要なシーンで使うと効果的です。 タチキリを使うコマは、その前のコマではタチキリを使わないようにするといいですよ。 ただし、タチキリに関して注意点が2つあります。 時間経過を操作するコマの割り方 時間経過を表現したいときって、けっこうありますよね。 この表現のやり方はいくつかあるんですが、この記事では 「同時に違う場所で起こった出来事を、表現する方法」 をお話します。 単純な時間経過のコマ割りは、別の記事で紹介する予定です。 それではいきますね。 例えば、違う場所で戦っている仲間に、狼煙(のろし)を上げて気づかせる。 こんな演出があったとします。 これを、普通にコマを割り、違う場所で戦っている仲間を一コマずつ描く。 これだと読者は頭の中で、少しずつストーリーの時間が進んでいるように解釈してしまうんですね。 これはマンガの特徴でもあるんですが、コマは読み進めると同時に、時間も経過していくというのがあります。 ではどうするか。 通常、コマを割るときは 縦と横の間隔を変えて、枠線を引いていると思います。 この縦と横の間隔を同じにするんです。 これだけで、同時間で起こった出来事として表現できます。 その際の注意点としては、同時間で見せたいコマに、関係のあるものを目立たせて置きましょう。 すると、周囲のコマが同時にその狼煙に気付いている構図となります。 意識しなくてもいいくらい、ものすごーーーーく細かいお話ですが。。。 この記事を読んで、コマ割りが上手くなりそうにないなら、こちらの記事もどうぞ。 こちらは上手くなるためのコツを紹介しています。 そしてコマ割りで、意識してほしいテクニックとして 「引き」というマンガの技法があります。 とても重要なテクニックですので、あわせてご覧ください。 漫画のコマ割りテクニック!上手に割るコツと時間経過テクニックまとめ 単純な「コマ割り」という括りになると、そのコマ割りテクニックは少ないように感じるかもしれません。 しかしマンガには、たくさんの技法・テクニックがあります。 次のページへ読みたくなるような引きや、シーンを盛り上げるための演出などにも、コマを上手に割るテクニックが必要となってきます。 そんなときに、今回のようなコマ割りテクニックを頭に入れておくだけでも、読者に与える印象は変わってくると思います。 コマ割りは、自分が魅せたい・表現したいものに合わせて効果的に割っていくのが正しい使い方です。 試行錯誤して、自分だけのコマ割りテクニックを編み出すものいいかもしれませんね。 より詳しくコマ割りを知りたいよ!って方はこちらもあわせてどうぞ。
次の適当に数えたので正確な数字かはわかりませんが、そんぐらいです。 というわけで1日7ページ、プラス1週間に13ページの連載漫画のネームを作りつづけて1か月が経過しました。 去年ぐらいまでの僕は、ネームに時間がかかるのを何とかしたくて仕方がなかったのです。 1ページに1時間とかザラで、ひどい時は一晩徹夜して作業したのに5ページくらいしか進まなかったり。 そんなペースだったので、さっぱり作品なんか作れず。 ということで一念発起しまして、「 とりあえず名作なんか作らんでいいから、めちゃくちゃネームこなしてみよう」と決意したのが1月の頭。 というわけで1日7ページのネームをやり続ける、という生活をスタートさせました。 今のところ、読切が7本分出来ました。 とりあえず漫画の体裁は保っており、破たんというほどの破たんもないのかなぁと思います。 で、 1作のネームが完成したら、それにこだわらずに次のプロットとネームをはじめるようにしました。 描き終わったネームが、「あそこ直したいなー」となるような結果でも、 構わずに次。 完全な「質より量」作戦です。 思うに、自分を含めた漫画描きの大半が、「最高で無敵で完璧ィ!」みたいな1作品をつくることに執着します。 そんなん無理です。 出来る人もいるかもしれませんが、少なくとも自分にそういう能力とか、そういう作劇の魅力の出し方は、とうぶん出来そうにないと思います。 なので、物語に穴があっても、そこをぶっ飛ばすような爽快感であるとか、妙なパワーとか。 とりあえずは、読者を楽しませるネーム、というのに重点を置いてひたすらにネームを仕上げていました。 とりあえず1作をどうにかして完成させる。 未完で放置する、というのがいちばん読者への裏切りなんじゃないか、と僕は思うのです。 だからこそ、とりあえず着地させる。 そういう練習のひとつでもあると考えています。 着地の仕方なんて、きれいだろうとすっ転んで骨折るようなスタイルだろうと、とりあえず終わらせて、「あぁよかった」と思わせるような。 そんな感じでいいんじゃないかと思っています。 そのひとつが、プロットとセリフ表の作成です。 『荒木飛呂彦の漫画術』の内容にもあった方法ですね。 まだ読んでない方はぜひ一読を。 すごくわかりやすくてよい教科書です。 僕は新書で1冊、そのあとなぜかKindleでもう1冊買うという暴挙に出てしまいました。 そんぐらい肌身離さず持ちたい本でした。 という宣伝はさておき、ネームにうつる前の作業について。 いままで、「ネームはライヴ感や!」と意味不明な供述をしながらネームをはじめては、延々行き詰まるという結果に終わっていた僕でした。 しかし、セリフ表やプロットを作ってからは、驚くほどにスイスイネームが進むことを発見。 そういう作業をつづけるうちに、「自分ってセリフ考えるのにけっこう時間食ってたのかも」と気づきました。 こんな風に、 それまで当たり前にやっていた方法論をチェンジしてみることで、重大な発見が出来るということも考えられます。 それはもしかして、新しい本を買うことによって学べるかもしれませんし、本棚のスミに放置してる参考書から学べることかもしれません。 そもそも僕が1日7ページ、と枚数でペースを決めたのも、村上春樹のインタビューからでした。 「僕のマックの書式だと、二画面半で十枚。 書き終わると、九時から十時ぐらいになります。 そうしたら、もうやめてしまう。 即やめる」 「(そこから先は)書かない。 もう少し書きたいと思っても書かないし、八枚でもうこれ以上かけないなと思っても何とか十枚書く」 「 もっと書きたいと思っても書かない。 もっと書きたいという気持ちを明日のためにとっておく。 それは僕が長距離ランナーだからでしょうね」。 ピカソも、「芸術家も労働者と同じような忙しさで製作をすべきなのである」みたいなことを言っています。 多作家ですしね。 漫画やイラストは、「思いついたらすごい勢いで描き上げる」みたいなスタイルが一般的、みたいな印象あります。 ですけれども、そういう考え方以外にも、やりようはあるんだなと考えてみたら、けっこう視野が広がるんじゃないかと思うのです。 これはネームの描き方についても言えますが、ひいては漫画に登場する要素だとか、そういうものへの根本的な思い込みを打破するのにも役立つ考え方なのかもしれません。 でもまぁ、実際多くのひとが「こりゃもうだめだ」と思ったとき、酒を飲んで寝るのだそうです。 僕の敬愛する漫画家・山田玲司が『絶望に効く薬』で数多くの人間にインタビューした結果、 「ダメな時は酒飲んで寝る」がかなり多数派だったよ、とニコ生で話していました。 偉人と呼べるレベルで結果を出した人々も、じっさい同じ人間なんだね!ワーイと思えると、なんだか頑張る気になりませんかね。 さいごに いろいろ悩んだとき、最近僕が思い返すのは東村アキコの『かくかくしかじか』です。 東村先生の恩師として登場する日高先生の言葉。 「描け。 」 それでいいのか、と心が軽くなるような気が、しませんか。 みんな読もう、『りとる・けいおす』。 現代ギャグ漫画の「本物」が打ち切られた。 家 『ダンジョン飯』があまりに良すぎて、既刊の短編集をすべて購入して ブログにしても、漫画にしても「ネタがない」なんてよく言われる。 書きたいけど、何について書いたらいいか 最近、1ページ完結の漫画を1日に1枚仕上げている。 「とりあえず仕上げ ものごとを進めるにはとにかく行動が必要でございます。 最近、僕もその辺を やっと 意識しはじめた次第で 読み続けたい漫画の条件とは何なのでしょう。 「面白い漫画」の条件は多く語られますが、 最 きのうツイッターで見かけたのでご紹介します。 漫画の資料ドットネットという背景資料 新宝島と言やぁよぉ 手塚先生ですよ。 漫画の歴史を変えた決定.
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