加熱したきゅうりは初期(5~6ヶ月)からペーストとして使ってOK きゅうりは水分が多く、加熱するとペースト状に仕上げやすくなるので、離乳食初期(月齢5ヶ月以降)から使うことができます。 ペーストにするとキレイな黄緑色に仕上がりますので、赤ちゃんも興味を持ってくれそうです。 きゅうりといえば独特の青臭さが特徴ですが、 加熱すると青臭さは軽減できます。 まずは、きゅうりペースト、きゅうりペーストをのせたお粥などを与えて、赤ちゃんにそのままのきゅうりの味に触れてもらいましょう。 味覚の鋭い赤ちゃんは苦味や青臭さで食べにくい場合もあるので、そのような時は だし汁やミルクでのばしてあげて、再チャレンジすることをオススメします。 苦味・青臭さを抑えるワンポイント きゅうりの頭の部分は苦味があるので、この部分をペーストにするのはNG!離乳食で使う際には 上の部分を切り落として使いましょう。 きゅうりの種は目立つものだけ取り除けばOK きゅうりの種は柔らかいので、すりおろしすと気にならない程度になりやすいのですが、時つぶしきれないものが残ってしまうことがあります。 消化の負担となるので、初期は大きくて目立つ種は取り除いてあげましょう。 皮は中期(7ヶ月)以降、加熱したものなら加えてOK きゅうりの皮は、加熱ものであれば実の部分と一緒にすりおろして中期以降(生後7ヶ月)から食べられます。 もぐもぐすることが上手になってきたことを確認してから、少しずつ加えていきましょう。 離乳食初期・中期・後期の大きさ目安・皮の使用 離乳食初期(5~6カ月) 加熱して、すり鉢などですりつぶします。 離乳食中期(7~8ヶ月) 加熱して2㎜程度に薄く刻みます。 すりおろしたものに皮を加えてもOK 離乳食後期(9~11ヶ月) 加熱したものは5㎜角に少量の皮もOK。 生であれば皮をむきます。 離乳食後期(1歳~1歳半) 加熱したものは8㎜角ぐらいまで大丈夫です。 加熱したものなら皮はそのまま、生であれば少量の皮のみ使いましょう。 生はいつから?後期(月齢9ヶ月)以降の進め方 生野菜は消化の負担となりやすいので離乳食期に急いで与え始める必要はありません。 ただし、きゅうりは皮と実の部分で固さが違うことや、水分が多く食べやすいという特徴があるので、咀嚼力の練習用にスティック野菜として離乳食に使うこともできます。 加熱時間を少しずつ短くし、歯ごたえが増すようにする きゅうりを生で使い始める目安としては、噛みちぎる力が備わってくる 早くても月齢9ヶ月を過ぎた頃が目安の時期です。 3回食となる離乳食後期は一般的に9カ月~11ヶ月まであるので、 加熱時間を少しずつ短くし、段階を踏んだ方が良いでしょう。 スライスや千切りなど飲み込みやすいものからチャレンジする 生で初めて与える際は、赤ちゃんが噛めずに嫌がってしまうことのないように皮をむくか、スライスしたものや千切りなど細かく刻んだものからスタートしましょう。 離乳食用きゅうりの下ごしらえ・保存方法 離乳食にきゅうりを使う際の下処理と、品質を保持し栄養価を損ないにくい冷蔵・冷凍保存のコツをご紹介します。 下ごしらえを一度に済ませて、冷凍保存(フリージング)がやはり簡単です! 離乳食に使うきゅうりの下ごしらえはレンジが便利! 初期~中期に使うきゅうりの下ごしらえは、電子レンジで簡単に行えます。 もちろん鍋で茹でてもOKですが、きゅうりの旬にあたる夏は、鍋で湯を沸かすことすら暑くて嫌になることもあるので、電子レンジの使い方を覚えておきましょう。 ピーラーできゅうりの皮をむきます。 ラップに包んで電子レンジ600Wで1分半~2分加熱し、取り出したら粗熱が取れるまで蒸らしておけば柔らかくなります。 初期・中期・後期の大きさに合わせてすりおろしたり、カットしましょう。 下ごしらえ済みのきゅうりはフリーザーバックや製氷皿で冷凍保存 きゅうりは水分が多いので、生のまま冷凍すると解凍時に食感が損なわれるだけでなく、栄養価が落ちてしまいます。 加熱処理して酵素の作用を死活させた状態で保存することをお勧めします。 離乳食に使う場合は下ごしらえした後、一番使いやすい5㎜角程度に刻んでフリーザーバックか製氷器に小分けして冷凍保存すると使いやすくなります。 保存期間の目安は2週間程度です。 生のまま冷蔵で保存する場合は、野菜室に「立てた状態」での保存が理想 買ってきたきゅうりは、表面の水分をしっかりふき取って、ラップやビニール袋に入れて乾燥を防ぎます。 冷蔵庫の 野菜室でできれば生育時の状態に近くなるように立てて保存すれば5日程度保存が可能です。 きゅうりは急激な温度変化と多湿の環境下で傷みやすくなります。 寒すぎる環境に置くと、低温障害を起こしやすいので野菜室ではない場所、冷蔵室などには置かないようにしてください。 寒い冬場は風通しの良い冷暗所での保存がおすすめです。 しらす 小さじ1• 下ごしらえ済みのきゅうり 10g• だし汁 大さじ1• しらすは熱湯をかけて塩抜きします。 きゅうりは2㎜角に刻みます。 耐熱容器に、1、2、だし汁を入れてふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで30秒加熱し、すりつぶします。 後期(9か月~11か月)のレシピ|歯ごたえ・食感を楽しめるように! 後期は歯茎で噛む力が徐々に備わってくる時期です。 加熱したきゅうりの柔らかさと手づかみできる形状を活かした調理をしましょう。 きゅうりと好きな野菜で!カラフル豆腐サラダ かぼちゃの代わりに柔らかく茹でたにんじんなどを入れてもよく、ツナなどを混ぜてもおいしいです。 大人も食べられるので、取り分け離乳食としてもオススメです。 下ごしらえ済みのきゅうり 10g• 湯むきしたトマト 10g• かぼちゃ 10g• 絹ごし豆腐 20g• しょうゆ 少々• かぼちゃはラップに包んで電子レンジ600Wで30秒加熱し、下ごしらえ済みきゅうりとトマトと共に5㎜角に刻みます• 耐熱容器に絹ごし豆腐を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで30秒加熱し、5角に刻み、1と混ぜ合わせてしょうゆをかけます。 手づかみ食べの練習にも!きゅうりとにんじんの野菜スティック 手づかみ食べにもオススメな野菜スティックです。 加熱時間を少しずつ短くするなどして固さは調整しましょう。 スティック野菜は慣れてきたら、きゅうりは生のものに切り替えてもOKです。
次の離乳食できゅうりはいつから生で食べられるのでしょうか?離乳食できゅうりをあげる場合は 基本的には加熱してあげましょう。 特に離乳食初期・中期の頃は、消化機能が未熟で歯も生えそろっていません。 うまく噛み砕けないので 必ず皮をむいて加熱してあげましょう。 衛生的にも加熱すれば安心です。 離乳食後期になれば皮を除いた、 中身の白い部分なら生でも食べさせることができます。 あまり大きく切らずに、上手に噛んでいるか注意しながら様子をみてあげてください。 離乳食完了期になれば生のままでも食べさせて大丈夫です。 奥歯が生えてきて、うまく噛めるようになればその子の体調や便の具合をみて、注意しながらゆっくり進めていきましょう。 離乳食を多く作った場合、あとで食べさせる場合は冷蔵保存してもいいでしょう。 ですが、必ずその日のうちに食べきる場合に限ります。 次の日に食べるなどの時は、冷蔵ではなく冷凍保存しましょう。 離乳食を作ったのに一口食べて、あとは残してしまった時も注意が必要です。 勿体無いからと、冷蔵庫に入れて取っておくのは避けましょう。 唾液がついたものは雑菌が繁殖し、食中毒や体調不良も原因になりかねません。 食べかけのものは勿体無いですが取って置かず、破棄か大人が食べきるようにしましょう。 また、心配なものは加熱すれば安心、と思っている人も多いのですが注意が必要です。 しっかり加熱すれば死滅する細菌がいる一方で、 加熱しても死滅しない細菌もいます。 赤ちゃんにどんな影響が出るかわからないので、 必ず清潔な手で、清潔な調理器具で料理し、清潔な食器でその日のうちに食べさせるよう注意しましょう。
次のカロリー表示について 1人分の摂取カロリーが300Kcal未満のレシピを「低カロリーレシピ」として表示しています。 数値は、あくまで参考値としてご利用ください。 栄養素の値は自動計算処理の改善により更新されることがあります。 塩分表示について 1人分の塩分量が1. 5g未満のレシピを「塩分控えめレシピ」として表示しています。 数値は、あくまで参考値としてご利用ください。 栄養素の値は自動計算処理の改善により更新されることがあります。 1日の目標塩分量(食塩相当量) 男性: 8. 0g未満 女性: 7. カロリー表示、塩分表示の値についてのお問い合わせは、下のご意見ボックスよりお願いいたします。 低カロリーレシピ• 塩分控えめレシピ.
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